Hub assembly of bicycle

申请号 JP2005191825 申请日 2005-06-30 公开(公告)号 JP2006021757A 公开(公告)日 2006-01-26
申请人 Shimano Inc; 株式会社シマノ; 发明人 FUKUI SEIJI;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a hard and rigid protective cover for a hub of a bicycle. SOLUTION: The hub cover assembly of a bicycle comprises a hub shell cover 50, a first hub end cover 51, a second hub end cover 52, and a set of screws 53 to attach the hub end covers 51, 52 to a hub shaft 42. The hub shell cover 50 is concentrically attached around a center part of the hub shell 43. The hub end covers 51, 52 are provided to cover ends in the axial direction of the hub. Thus, the hub of the bicycle is completely covered except small spaces arranged between the hub shell cover 50 and the first and second hub end covers 51, 52, respectively. COPYRIGHT: (C)2006,JPO&NCIPI
权利要求
  • 第1装着孔を有する第1ハブ端部カバーと、
    ハブ軸と、前記ハブ軸に装着されるとともに前記ハブ軸の回りに回転するハブシェルとを有する自転車用ハブと、
    前記第1ハブ端部カバーの前記第1装着孔を通って延びるとともに、前記ハブ軸の第1端部に取り付けられる第1固定部材と、
    を備えた自転車用ハブアッセンブリ。
  • 請求項1に記載の自転車用ハブアッセンブリであって、前記第1ハブ端部カバーはフレーム収容開口部を有する。
  • 請求項2に記載の自転車用ハブアッセンブリであって、前記第1ハブ端部カバーは、前記フレーム収容開口部を形成する周縁を有する椀形状である。
  • 請求項1に記載の自転車用ハブアッセンブリであって、前記第1ハブ端部カバーは、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)樹脂で構成されている。
  • 請求項1に記載の自転車用ハブアッセンブリであって、前記第1ハブ端部カバーは、前記第1装着孔から径方向外側に配置され軸方向に延設される当接壁部を有している。
  • 請求項5に記載の自転車用ハブアッセンブリであって、前記当接壁部は、前記第1装着孔の回りに環状に配置されている。
  • 請求項1に記載の自転車用ハブアッセンブリであって、
    第2装着孔を有する第2ハブ端部カバーと、
    前記第2ハブ端部カバーの前記第2装着孔を通って延びるとともに、前記ハブ軸の第2端部に取り付けられる第2固定部材と、
    をさらに備えている。
  • 請求項7に記載の自転車用ハブアッセンブリであって、前記自転車用ハブの前記ハブシェルの周囲を覆うハブシェルカバーをさらに備えている。
  • 請求項8に記載の自転車用ハブアッセンブリであって、前記ハブシェルカバーは、複数の第1スポーク開口部を有する第1端部と、複数の第2スポーク開口部を有する第2端部とを備えている。
  • 請求項9に記載の自転車用ハブアッセンブリであって、
    前記ハブシェルカバーは、中央部材と、第1側部部材及び第2側部部材とを備えており、
    前記第1スポーク開口部は前記中央部材と前記第1側部部材との間に形成され、前記第2スポーク開口部は前記中央部材と前記第2側部部材との間に形成されている。
  • 請求項10に記載の自転車用ハブアッセンブリであって、
    前記ハブシェルカバーは、前記中央部材と前記第1側部部材との間に形成される第1連結部と、前記中央部材と前記第2側部部材との間に形成される第2連結部とをさらに備えている。
  • 請求項9又は10に記載の自転車用ハブアッセンブリであって、前記ハブシェルカバーの前記中央部材は縦方向に開くように構成されている。
  • 請求項9又は10に記載の自転車用ハブアッセンブリであって、前記ハブシェルカバーの前記中央部材は、クラムシェル構造を形成する縦方向に延設されたヒンジを有する一体管状部材である。
  • 請求項8に記載の自転車用ハブアッセンブリであって、
    前記第1及び第2ハブ端部カバーは第1及び第2周縁をそれぞれ有しており、
    前記ハブシェルカバーは、前記第1ハブ端部カバーの前記第1周縁とほぼ適合する第1自由端縁を有する第1端部と、前記第2ハブ端部カバーの前記第2周縁とほぼ適合する第2自由端縁を有する第2端部とを有する。
  • 請求項7に記載の自転車用ハブアッセンブリであって、
    前記第1及び第2ハブ端部カバーは第1及び第2周縁端をそれぞれ有しており、
    前記ハブシェルは、前記第1ハブ端部カバーの前記第1周縁とほぼ適合する第1自由端縁を有する第1端部と、前記第2ハブ端部カバーの前記第2周縁とほぼ適合する第2自由端縁を有する第2端部とを有する。
  • 請求項1に記載の自転車用ハブアッセンブリであって、前記自転車用ハブの前記ハブシェルの周囲を覆うハブシェルカバーをさらに備えている。
  • 請求項16に記載の自転車用ハブアッセンブリであって、前記ハブシェルカバーは複数の第1スポーク開口部を有する第1端部を備えている。
  • 請求項17に記載の自転車用ハブアッセンブリであって、
    前記ハブシェルカバーは、中央部材と第1側部部材とを有しており、
    前記第1スポーク開口部は前記中央部材と前記第1側部部材との間に形成されている。
  • 請求項18に記載の自転車用ハブアッセンブリであって、前記ハブシェルカバーの前記中央部材は縦方向に開くように構成されている。
  • 請求項18に記載の自転車用ハブアッセンブリであって、前記ハブシェルカバーの前記中央部材は、クラムシェル構造を形成する縦方向に延設されたヒンジを有する一体管状部材である。
  • 請求項16に記載の自転車用ハブアッセンブリであって、
    前記第1ハブ端部カバーは第1周縁を有しており、
    前記ハブシェルカバーは、前記第1ハブ端部カバーの前記第1周縁とほぼ適合する第1自由端縁を有する第1端部を有する。
  • 说明书全文

    本発明は、自転車用ハブアッセンブリ、より詳細には、少なくともハブ軸の一端がカバー部材によってカバーされる自転車用ハブアッセンブリに関する。

    自転車に乗ることは、移動の手段であるととともに、レクレーションの形態としてもますます人気が高まっている。 また、自転車に乗ることは、プロ、アマを問わず、競技スポーツとしても人気が高い。 レクレーション、移動、競技の用途に関わらず、自転車産業において、自転車の信頼性及び耐久性をより高めるよう、種々の自転車部品は常に改良が続けられている。 また、用途に応じて、外観上ライダーをより満足させるよう、自転車の種々の部品は常に変更及び/または改良が続けられている。 つまり、ライダーに魅的な自転車をつくることが望ましい。 さらに、多くのライダーは、他の自転車と異なる外観の自転車を望んでいる。 多くの自転車フレームは、他のものとは異なり、かつ魅力的な外観を有するよう設計されている。

    米国特許6,659,489号

    米国特許5,795,036号

    近年、種々のカバーが、フロントフォーク及び/またはフロントハブの各部をカバーするために提案されている。 例えば、米国特許6,659,489号には、外観上見た目を満足させ、かつフロントハブを保護するカバーアッセンブリが提案されている。 基本的に、このシマノの特許は、魅力的な外観を提供する、フォークチューブカバーとともに用いられる1組のハブカバーを開示している。 しかしながら、このハブカバーはハブ設計と一体化されておらず、ハブシェルの中央部を保護していない。 したがって、このカバーアッセンブリは、ハブカバーとハブシェルとが統一的な同一構成体として一体化された外観を有するハブアッセンブリではない。

    ハブを保護するカバー部材を備えているハブの他の例は、米国特許5,795,036号に開示されている。 この特許において、カバー・リングは、ハブシェルと一体化されるハブの端部に配置されており、これにより、カバー・リング及びハブシェルは互いと同一構成体であるかのような感を与える。 しかしながら、この設計の主な欠点の一つは、ハブ軸の端部がカバーされないということにある。 したがって、ハブ軸の端部は保護されていない。 また、ハブ軸の端部の縁が、ハブ全体の見た目の外観を損なうおそれがある。

    以上の点から、本開示によって、この技術分野において、自転車用ハブカバーアッセンブリの改良に対するニーズがあることが明らかにされる。 本発明は、このニーズと同様に、本開示から、当業者に対して、明らかにされる他のニーズに対してもなされたものである。

    本発明の目的は、自転車用ハブの端部を保護する自転車用ハブカバーアッセンブリを提供することにある。

    本発明の他の目的は、ハブのハブシェルと同一構成体であるかのような感を与える自転車用ハブのハブカバーアッセンブリを提供することにある。

    本発明のさらに他の目的は、ハブ軸とともに回転するようハブ軸に取り付けられるハブカバーアッセンブリを提供することにある。

    上述の目的は、簡潔には、第1ハブ端部カバーと、自転車用ハブと、第1固定部材とを備えた自転車用ハブアッセンブリを提供することによって達成できる。 第1ハブ端部カバーは第1装着孔を有する。 自転車用ハブは、ハブ軸と、ハブ軸に装着されるとともにハブ軸の回りに回転するハブシェルとを有する。 第1固定部材は、第1ハブ端部カバーの第1装着孔を通って延びるとともに、ハブ軸の第1端部に取り付けられる。

    以上のような本発明では、自転車用ハブの端部を保護することができる。 また、ハブのハブシェルと同一構成体であるかのような感を与える自転車用ハブのハブカバーアッセンブリを得ることができる。

    本発明の一実施形態を、図面を用いて説明する。 以下の本発明にかかる実施形態の説明は単なる例示であって、添付の特許請求の範囲及びそれらの均等物によって決められる本発明を限定するものではない。

    [第1実施形態]
    まず、図1を参照して、本発明の第1実施形態にかかる自転車10を示す。 自転車10のほとんどの部品が当技術においてよく知られているので、自転車10の部品は、本発明に関係のある部品のみを詳細に説明する。 ここで、本発明を説明するために用いられる、次の用語、「前方、後方、上、下向き、垂直、平、下、横」同じく他の同様な方向を示す用語が、本発明の自転車の方向を示す用語として使用されている。 こうした、本発明において用いられるこれらの用語は、本発明が適用される自転車に対して相対的な意味で用いられる。

    自転車10は、基本的に、フロントフォークすなわちフロントフレーム部16が移動自在に連結されたフレーム14と、フロントホイール18と、リアホイール20とを備えている。 フロント及びリアホイールの18,20は、フレーム14に対して相対回転自在に装着されている。

    フロントホイール18は、基本的に、自転車用フロントハブアッセンブリ22と、複数のスポーク24と、フロントリム26と、フロントタイヤ28とを備えている。 スポーク24の内側端部は自転車用フロントハブアッセンブリ22に連結される。 また、スポーク24の外側端部はスポークニップル(図示せず)を介してフロントリム26に連結される。 フロントホイール18の構造は、自転車用フロントハブアッセンブリ22を除いて、以下に説明するように、基本的に従来と同様である。

    リアホイール20は、基本的に、自転車用リアハブアッセンブリ32と、複数のスポーク34と、リアリム36と、リアタイヤ38とを備えている。 スポーク34の内側端部は自転車用リアハブアッセンブリ32に連結される。 また、スポーク34の外側端部はスポークニップル(図示せず)を介してリアリム36に連結される。 リアホイール20の構造は、自転車用リアハブアッセンブリ32を除いて、以下に説明するように、基本的に従来と同様である。

    図5から明らかなように、自転車用フロントハブアッセンブリ22は、基本的に、自転車用ハブ40と、自転車用ハブカバーアッセンブリ41とを備えている。 本実施形態における自転車用ハブ40は、少し変形された従来のダイナモハブであり、自転車用ハブカバーアッセンブリ41を装着することができる。 したがって、以下の説明は、主として、自転車用ハブ40の改良及び自転車用ハブカバーアッセンブリ41の構造に対して重点をおく。

    自転車用ハブ40は、基本的に、ハブ軸42と、1組のベアリングユニット44,45によってハブ軸42に回転可能に従来と同様な方法で装着されるハブシェル43とを備えている。 ハブ軸42のそれぞれの端部は、以下に説明する通り、自転車用ハブカバーアッセンブリ41の一部を取り付ける軸方向に延びるネジ孔42aを有する。

    好ましくは、自転車用ハブ40は、ハブ軸42とハブシェル43との間に配置された内装発電機構すなわちダイナモ46を備えている。 ダイナモ46は、基本的に、ハブシェル43に固定して装着される複数の永久磁石47と、ハブ軸42に固定して装着されるステータ48とを備えている。

    自転車用ハブカバーアッセンブリ41は、基本的に、ハブシェルカバー50と、第1ハブ端部カバー51と、第2ハブ端部カバー52と、1組の固定部材53とを備えている。 自転車用ハブカバーアッセンブリ41は、全体的に装飾的な外観を有して示しているが、本発明の範囲を逸脱することがない範囲で、種々の変更、変形を、装飾的な外観に行うことができる。 好ましくは、自転車用ハブカバーアッセンブリ41は、自転車フレーム14を物理的に変更せずに取り付けることができる。 ハブシェルカバー50は、ハブシェル43の中央部回りに同心的に装着されるように構成されている。 また、第1及び第2ハブ端部カバー51,52は、ハブ軸42の軸方向端部及びハブシェル43の軸方向端部を覆う。 このように、自転車用ハブ40は、ハブシェルカバー50と第1及び第2ハブ端部カバー51,52のそれぞれとの間に配置される小さい隙間を除いて、完全に閉塞される。

    図2〜図5に示す通り、ハブシェルカバー50は、基本的に、中央部材54と、第1側部部材55と、第2側部部材56とを備えている。 好ましくは、ハブシェルカバー50の中央部材54は、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)樹脂など軽量で耐衝撃性のある材料から、一体の単一部材として構成される。 同様に、ハブシェルカバー50の側部部材55,56は、それぞれ、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)樹脂など軽量で耐衝撃性のある材料から、一体の単一部材として構成される。 このように、ハブシェルカバー50は、自転車用ハブ40のための硬質で剛性の保護カバーを提供する。

    図7〜図11に示す通り、ハブシェルカバー50の中央部材54は、縦方向に開くよう構成された管状部材である。 ハブシェルカバー50の中央部材54は、好ましくは一体の単一部材として形成されるが、必要に応じて、及び/または所望により、ハブシェルカバー50を2つ以上の部材で構成することができる。 ハブシェルカバー50の中央部材54は、第1カバー部57と第2のカバー部58とを有する。 第1及び第2カバー部57,58は、クラムシェル構成を形成するよう、リビングヒンジ59によって連結されている。 基本的に、第1及び第2カバー部57,58は、全体構成において同一構成体であり、取付位置においては鼓型の外周面を形成する。

    ハブシェルカバー50の中央部材54は、連結部としての第1自由端縁61と第2自由端縁62とを有する。 第1及び第2自由端縁61,62は、好ましくは、第1及び第2側部部材55,56と重ね合わせて、それぞれ結合される段状である。 第1及び第2自由端縁61及び62は、好ましくは複数の切欠き部61a,62aが、それぞれ形成されている。 複数の切欠き部61a,62aは、スポーク24がハブシェルカバー50を通ってハブシェル43から外側に延びることを可能にする複数の第1及び第2スポーク開口部を形成する。 好ましくは、ハブシェルカバー50の中央部材54の内面には、複数の第1装着フランジ63及び複数の第2装着フランジ64が配置される。 好ましくは、第1装着フランジ63は、第1自由端縁61に隣接して配置され、ハブシェルカバー50の中央部材54の内周の回りに円周方向に等しく間隔を空けて配置される。 同様に、第2装着フランジ64は、ハブシェルカバー50の中央部材54の第2自由端縁62に隣接して配置され、円周方向に等しく間隔を空けて配置される。 好ましくは、第1及び第2装着フランジ63,64は、約120度ずつ等しく間隔を空けて配置される。 つまり、好ましくは、3つの第1装着フランジ63と3つの第2装着フランジ64がある。 また、好ましくは、第1装着フランジ63は第2装着フランジ64と位相が異なる。

    図12〜図16を参照して、ハブシェルカバー50の第1及び第2側部部材55,56は、それぞれ、ハブシェルカバー50の中央部材54の第1及び第2自由端縁61,62と結合するリング状部材である。 好ましくは、第1及び第2側部部材55,56の外周面は、中央部材54の外周面と連続しており、それらの外周面は、急な変化がなく、スムーズに連続的に形成されている。 もちろん、第1及び第2側部部材55及び56の外周面は、中央部材54の外周面と必ずしも正確に適合する必要がない。 したがって、ここで用いられる「スムーズに連続的に」とは、自転車用ハブカバーアッセンブリ41からの3〜5フィート離れて肉眼で見たとき、急な変化がなくほぼ連続的に見えるような外観をいう。 つまり、中央部材54の材料の厚みより大きい急な変化は含まないものとする。

    図16に示す通り、第1及び第2側部部材55,56は、ほぼC字状の断面輪郭を有する。 このC字状の断面輪郭によって、第1及び第2側部部材55,56が中央部材54の第1及び第2自由端縁61,62のステップ形状を覆うことを可能にする。 第1及び第2側部部材55,56の外周面は、第1及び第2ハブ端部カバー51,52と一致する曲率有する部分球面状部67を、好ましくは備えている。 このように、第1及び第2ハブ端部カバー51,52が固定部材53を介してハブ軸42に取り付けられるとき、ハブ端部カバー51,52の外周面は、ハブシェルカバー50の第1及び第2側部部材55,56の球面67とほぼ一致する。 したがって、ハブシェルカバー50と第1及び第2ハブ端部カバー51,52との間に一体的外観が得られる。

    好ましくは、第1及び第2側部部材55,56は3つの装着フランジ68が配置されており、それらは、中央部材54の装着フランジ63,64と適合するよう円周方向に間隔を空けて配置されている。 つまり、例示された実施形態において、第1及び第2側部部材55,56は、第1及び第2側部部材55,56の内側周縁の回りに120度間隔を空けて配置される3つの装着フランジ68を備えている。 装着フランジ68には、第1及び第2側部部材55,56を中央部材54に連結するために固定部材69を収容する装着孔68aが配置されている。 より詳細には、固定部材69は、好ましくは、タッピンネジであり、第1及び第2側部部材55,56の孔68aにネジ締めされ、そして、ハブシェル43における孔を通って、中央部材54の第1及び第2装着フランジ63,64の孔63a,64aにネジ締めされる。 例示の実施形態において、中央部材54は、ハブシェル43の回りにまず取り付けられ、切欠き部61a,62aがスポーク24を収容する。 したがって、切欠き部61a,62aと係合するスポーク24によって、ハブシェルカバー50の中央部材54が閉じた位置に保持される。 次に、第1及び第2側部部材55,56が、中央部材54の自由端縁61,62に取り付けられる。 それから、固定部材69が、装着フランジ68を中央部材54の第1及び第2装着フランジ63,64に連結するよう取り付けられる。 このように、中央部材54と、第1及び第2側部部材55,56とが、ハブシェル43の回りにともに固定される。

    図17〜図19に示す通り、第1及び第2ハブ端部カバー51,52はそれぞれ、ボウル(椀)形状の部材である。 第1及び第2ハブ端部カバー51,52はそれぞれ同一であるので、同じ符号を、第1及び第2ハブ端部カバー51,52の説明に用いる。 第1及び第2ハブ端部カバー51,52は、それぞれ、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)樹脂など軽量で耐衝撃性のある材料から、一体の単一部材として構成される。 このように、自転車用ハブシェルカバーアッセンブリ41は、自転車用ハブ40のための硬質で剛性の保護カバーを提供する。

    第1及び第2ハブ端部カバー51,52は中央に配置された装着孔71を有しており、この装着孔71は、第1及び第2ハブ端部カバー51,52をハブ軸42に取付ける固定部材53を収容する。 詳細には、固定部材53は、好ましくは、ネジであり、第1及び第2ハブ端部カバー51,52の装着孔71を通って挿入され、そして、ハブ軸42の自由端に形成されたネジ孔42aにネジ締めされる。

    第1及び第2ハブ端部カバー51,52のそれぞれには、好ましくは、軸方向に延設される当接壁部72が設けられており、この当接壁部72は装着孔71の回りに円周状に形成されている。 このように、当接壁部72は、装着孔71の径方向外側に配置され、ハブ軸42の端部を収容する大きさである。 また、当接壁面72は、ハブ端部カバー51,52と側部部材55,56との間に所望の隙間すなわち間隔を形成するようフロントフォーク16の端部と係合するように構成される。 第1及び第2ハブ端部カバー51,52は周縁73を有しており、この周縁73は、周縁73に形成されるフレーム収容開口部すなわちノッチ74を除いて、ほぼ円形である。 つまり、自転車用ハブカバーアッセンブリ41が自転車用ハブ40に取り付けられるとき、第1及び第2ハブ端部カバー51,52の周縁73は、第1及び第2側部部材55,56の自由端縁と適合する。

    [第2実施形態]
    図20〜図22を参照して、本発明の第2実施形態による自転車用フロントハブアッセンブリ122を例示する。 簡略化のために、自転車用フロントハブアッセンブリ22と自転車用フロントハブアッセンブリ122との間の類似点を考慮して、自転車用フロントハブアッセンブリ22の部材と同一か、ほぼ同一の自転車用フロントハブアッセンブリ122の部材のみを簡単に説明する。

    図20及び図22に示す通り、自転車用フロントハブアッセンブリ122は、基本的に、自転車用ハブ140と、自転車用ハブカバーアッセンブリ141とを備えている。 本実施形態においては、ハブシェルカバーが自転車用ハブカバーアッセンブリ141から省略されている。 より詳細には、図22に示す通り、自転車用ハブ140は、基本的に、ハブ軸142と、1組のベアリングユニット144,145によってハブ軸142に回転可能に従来と同様な方法で装着されるハブシェル143とを備えている。 ハブシェル143は、先の実施形態のハブシェルカバー50の外周面と同等な外周面を有する。 このように、この実施形態ではハブシェルカバー50を用いていない。 つまり、自転車用ハブカバーアッセンブリ41は、1組の固定部材153を介してハブ軸142に取り付けられる、第1及び第2ハブ端部カバー151,152を単に備えている。 詳細には、ハブ軸142のそれぞれの端部は、一の固定部材153の雌ネジとネジ締めで係合する雄ネジが形成された端部142aを有する。

    好ましくは、第1実施形態と同様に、自転車用ハブ140は、また、ハブ軸142とハブシェル143との間に配置されたハブダイナモ146を備えている。 ハブダイナモ146は、基本的に、ハブシェル143に固定して装着される複数の永久磁石147と、ハブ軸142に固定して装着されるステータ148とを備えている。

    第1及び第2ハブ端部カバー151,152はそれぞれ、ボウル(椀)形状の部材である。 第1及び第2ハブ端部カバー151,152はそれぞれ同一であるので、同じ符号を、第1及び第2ハブ端部カバー151,152の説明に用いる。 第1及び第2ハブ端部カバー151,152は、それぞれ、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)樹脂など軽量で耐衝撃性のある材料から、一体の単一部材として構成される。 このように、自転車用ハブシェルカバーアッセンブリ141は、自転車用ハブ140の端部のための硬質で剛性の保護カバーを提供する。

    第1及び第2ハブ端部カバー151,152は中央に配置された装着孔171を有しており、この装着孔171は、第1及び第2ハブ端部カバー151,152をハブ軸142に取り付ける固定部材153を収容する。 詳細には、固定部材153は、好ましくは、雌ネジ孔153aを有するネジである。 固定部材153は、第1及び第2ハブ端部カバー151,152の装着孔171を通って挿入され、そして、ハブ軸142のネジが形成された端部142aにネジ締めされる。

    第1及び第2ハブ端部カバー151,152のそれぞれは、好ましくは、軸方向に延設される当接壁部172を有しており、この当接壁部172には、装着孔171が少なくとも部分的に形成されている。 当接壁部172は、ハブ端部カバー151,152とハブシェル143との間に所望の隙間すなわち間隔を形成するようフロントフォーク16の端部と係合するように構成される。 第1及び第2ハブ端部カバー151,152は周縁173を有しており、この周縁173は、周縁173に形成されるフレーム収容開口部すなわちノッチ174を除いて、ほぼ円形である。 つまり、自転車用ハブカバーアッセンブリ141が自転車用ハブ140に取り付けられるとき、第1及び第2ハブ端部カバー151,152の周縁173は、ハブシェル143の自由端縁と適合する。 第1及び第2ハブ端部カバー151,152の全体形状は、図17〜図19に示した第1及び第2ハブ端部カバー51,52と同一である。

    [リアハブアッセンブリ]
    次に、図23〜図28を参照して、本発明の一実施形態による自転車用リアハブアッセンブリ32を説明する。 簡略化のために、自転車用フロントハブアッセンブリ22と自転車用リアハブアッセンブリ32との間の類似点を考慮して、自転車用フロントハブアッセンブリ22の部材と同一か、ほぼ同一の自転車用リアハブアッセンブリ32の部材のみを、簡単に説明する。

    基本的に、リアハブアッセンブリ32は、自転車用リアハブ90と、自転車用リアハブカバーアッセンブリ91とを備えている。 本実施形態における自転車用リアハブ90は、少し変形されたほぼ従来の内装ギアハブであり、自転車用ハブカバーアッセンブリ91を装着することができる。 したがって、以下の説明は、主として、自転車用ハブ90の変形及び自転車用ハブカバーアッセンブリ91の構造に対して重点をおく。

    自転車用ハブ90は、基本的に、ハブ軸92と、1組のベアリングユニット(図示せず)によってハブ軸92に回転可能に従来と同様な方法で装着されるハブシェル93とを備えている。 ハブ軸92のそれぞれの端部は、自転車用ハブカバーアッセンブリ91の一部を取り付ける軸方向に延びるネジ孔92aを有する。

    自転車用ハブカバーアッセンブリ91は、基本的に、第1ハブ端部カバー95と、第2ハブ端部カバー96とを備えている。 第1及び第2端部カバー95,96は、1組の固定部材すなわちネジ97を介してハブ軸92に固定される。 基本的に、第1ハブ端部カバー95は、外周形状が少し変形されていることを除いて、上述した第2ハブ端部カバー96とほぼ同一である。

    第1ハブ端部カバー95は、ハブ端部カバー51,52と同様の構成を有する。 また、第2ハブ端部カバー96は、チェーンガードGと一体的に形成されるように構成されている。 したがって、第2ハブ端部カバー96は、一体チェーンガードGを除いて、上述したハブ端部カバー51,52と同様に構成される。 ハブシェル93に関して、図1に示す通り、ハブシェル端部縁には、接線方向に配置されたスポーク34を収容するスポーク開口部すなわち切欠き部93aが配置される。 自転車用フロントハブアッセンブリ122と同様に、ハブシェル93は、第1及び第2ハブ端部カバー95,96の外周面とほぼ適合する外周面を有しており、これにより、一体的外観が得られる。

    第1及び第2ハブ端部カバー95,96は、それぞれ、中央に配置された装着孔を有しており、それは、第1及び第2ハブ端部カバー95,96をハブ軸92に取り付ける固定部材97を収容する。 詳細には、固定部材97は、好ましくは、ネジであり、第1及び第2ハブ端部カバー95,96の装着孔98を通って挿入され、そして、ハブ軸92の自由端に形成されたネジ孔92aにネジ締めされる。

    第1及び第2ハブ端部カバー95,96のそれぞれは、好ましくは、軸方向に延設される当接壁部99を有しており、この当接壁部99は装着孔98の回りに円周状に配置される。 このように、当接壁部99は装着孔98の径方向外側に配置される。 当接壁部99はハブ軸42の端部を収容する大きさである。 また、当接壁部99は、ハブ端部カバー95,96とハブシェル93との間に所望の隙間すなわち間隔を形成するようフレーム14の端部と係合するように構成される。 第1及び第2ハブ端部カバー95,96は周縁100を有しており、それは、第1ハブ端部カバー95に形成されるフレーム収容開口部すなわちノッチ101を除いて、ほぼ円形である。 つまり、自転車用ハブカバーアッセンブリ91が自転車用ハブ90に取り付けられるとき、第1及び第2ハブ端部カバー95,96の周縁100は、ハブシェル93の自由端縁と適合する。

    ここでは、「ほぼ」、「およそ」、「約」といった程度を示す用語は、最終結果が大きく変わらないような、妥当な変形の条件の変更量を意味するものとして用いる。 変更が、変形という語の意味を損なわない限り、これらの用語には変形の条件の少なくとも±5%の変更を含むものとする。

    本発明の説明のためにいくつかの実施形態が選択されたに過ぎず、添付の特許請求の範囲に記載された本発明の範囲を逸脱することがない範囲で、種々の変更、変形ができることは、本開示から当業者には明らかであろう。 さらに、前述の本発明にかかる実施形態の説明は単なる例示であって、添付の特許請求の範囲及びそれらの均等物によって決められる本発明を限定するものではないことは、本開示から当業者には明らかであろう。

    本発明の第1実施形態による自転車用フロント及びリアハブアッセンブリを備えた自転車の斜視図である。

    フロントフォークすなわちフレーム部分を破線で示した、本発明の第1実施形態によるフロントハブアッセンブリの拡大斜視図である。

    本発明の第1実施形態によるフロントハブに取り付けられたフロントハブアッセンブリの軸方向端部立面図である。

    本発明の第1実施形態による自転車用フロントハブアッセンブリの前面立面図である。

    本発明の第1実施形態による自転車用フロントハブアッセンブリの縦方向断面図である。

    本発明の第1実施形態による自転車用ハブの上面図である。

    本発明の第1実施形態による自転車用フロントハブアッセンブリのハブシェルカバーの中央部の前面立面図である。

    図7に示したハブシェルカバーの中央部材の軸方向端部立面図である。

    図8の切断線9−9に沿って見た、図7及び図8に示したハブシェルカバーの中央部材の縦方向断面図である。

    ハブシェルカバーの中央部材が開いた位置にある、図7〜図9に示したハブシェルカバーの中央部材の軸方向端部立面図である。

    ハブシェルカバーの中央部材が開いた位置にある、図7〜図10に示したハブシェルカバーの中央部材の内側立面図である。

    本発明の第1実施形態にかかるハブシェルカバーの側部部材の一方の外側立面図である。

    図12に示したハブシェルカバーの側部部材の端部立面図である。

    図12の切断線14−14に沿って見た、図12及び図14に示したハブシェルカバーの側部部材の縦方向断面図である。

    図12〜図14に示したハブシェルカバーの側部部材の軸方向端部内側立面図である。

    図12〜図15に示したハブシェルカバーの側部部材の断面輪郭の部分拡大断面図である。

    本発明の第1実施形態によるハブ端部カバーの一方の外側端部立面図である。

    図17に示したハブ端部カバー側方立面図である。

    図17の切断線19−19に沿って見た、図17及び図18に示したハブ端部カバーの断面図である。

    本発明の第2実施形態によるフロントハブアッセンブリの前面端部立面図である。

    図20に示した自転車用ハブアッセンブリの側面端部立面図である。

    図20及び図21に示したハブアッセンブリの縦方向断面図である。

    本発明の一実施形態による自転車用リアハブの前面立面図である。

    図22に示したリアハブアッセンブリの第1の側の端部立面図である。

    図23及び図24に示したリアハブアッセンブリの第2の側の端部立面図である。

    図23及び図24に示したリアハブアッセンブリの軸方向端部立面図である。

    図23及び図24に示したリアハブアッセンブリの前面立面図である。

    図26の切断線28−28に沿って見た、図26及び図27に示したリアハブの縦方向断面図である。

    符号の説明

    22,122 フロントハブアッセンブリ32 リアハブアッセンブリ40,140 自転車用ハブ41,91,141 自転車用ハブカバーアッセンブリ42,92,142 ハブ軸43,93,143 ハブシェル50 ハブシェルカバー51,95,151 第1ハブ端部カバー52,96,152 第2ハブ端部カバー54 中央部材55 第1側部部材56 第2側部部材57 第1カバー部58 第2カバー部61 第1自由端縁62 第2自由端縁61a,62a 切欠き部72,99,172 当接壁部73,100,173 周縁74,101,174 ノッチ

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