Tubeless mounting assembly for a bicycle, rim and tubeless tire

申请号 JP2004520538 申请日 2003-07-09 公开(公告)号 JP2005532945A 公开(公告)日 2005-11-04
申请人 ソシエテ ド テクノロジー ミシュラン; ミシュラン ルシェルシュ エ テクニーク ソシエテ アノニム; 发明人 ロイック アルベール; ベルナール モロー;
摘要 【課題】 本発明は、リムおよびタイヤよりなる、自転車用、より詳細には、二輪自転車用のチューブレス取付け組立体に関する。
【解決手段】 自転車用のチューブレス式の取付け組立体は、リムと、特にビードを備えたタイヤとよりなり、このリムはタイヤのビードを受けるようになっている2つのシートに取付けられた2つのウィングよりなる。 本発明によれば、リムおよび/またはタイヤは、地面と 接触 しておらず、リムとも接触していない帯域において、タイヤの外面の高さにおける空気圧 力 を2バール未満の値まで均衡化させる手段を備えている。
本発明は、自転車ホイール用のリム、および自転車用のチューブレスタイヤにも向けられている。
权利要求
  • リムと、特にビードを備えたタイヤとよりなり、前記リムがタイヤのビードを受けるようになっている2つのシートに取付けられた2つのウィングよりなる自転車用のチューブレス式の取付け組立体において、リムおよび/またはタイヤは、地面と接触しておらず、リムとも接触していない帯域において、タイヤの外面の高さにおける空気圧力を2バール未満の値まで均衡化させる手段を備えていることを特徴とする取付け組立体。
  • リムおよび/またはタイヤは、地面と接触しておらず、リムとも接触していない帯域において、タイヤの外面の高さにおける空気圧力を大気圧まで均衡化させる手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の取付け組立体。
  • リムおよび/またはタイヤは、ビードのうちの少なくとも1つがシートと接触していないとき、空気をタイヤから大気に排出する手段を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の取付け組立体。
  • 取付け組立体を構成するように特に2つの可撓性ビードワイヤを備えているタイヤを受けるように設計された自転車ホイール用のリムであって、タイヤのビードを受けるようになっていて、リム凹部により分離された2つのシートに取付けられた2つのウィングを備えているリムにおいて、ウィングおよび/またはシートは、タイヤ受け帯域に向けて配向されたそれらの表面に、空気を前記帯域の外側に誘導する少なくとも1つのチャンネルを備えており、前記チャンネルは、受け帯域に位置決めされた一端部から前記帯域の外側に開口している他端部に向けて広がっていることを特徴とするリム。
  • チャンネルは、少なくともウィングの表面の一部にわたってレリーフ状であることを特徴とする請求項4に記載のリム。
  • チャンネルは少なくともフックにおいてレリーフ状であることを特徴とする請求項5に記載のリム。
  • チャンネルはウィングおよび/またはシートを形成する壁部を貫通している穴であることを特徴とする請求項4に記載のリム。
  • 穴の横断面は壁部厚さ以内で変化していることを特徴とする請求項7に記載のリム。
  • 半径方向の平面におけるリムの輪郭に応じて、ビードのシートは、軸方向内端部が位置決めされている円の直径より小さい直径の円に軸方向外端部がある母線を有しており、前記母線は截頭円錐形であって、タイヤの回転軸線と、15度と45度との間の角度を形成していることを特徴とする請求項7に記載のリム。
  • 実質的に請求項4ないし9のうちの1項に記載のタイヤおよびリムよりなる自転車用の取付け組立体。
  • 特に2つの可撓性ビードワイヤを備えており、取付け組立体を構成するようにリムと連結可能に設けられ、前記リムが、2つのシートに取付けられて自由端部を備えた2つのウィングよりなる、チューブレス自転車タイヤにおいて、前記タイヤは、取付け後、空気を前記ウィングの外部分まで排出する手段を備えており、前記排出手段は、少なくとも、取付け後にウィングと接触する側壁部の部分から取付け後にシートと接触するビードの基部まで延びていることを特徴とするチューブレス自転車タイヤ。
  • 前記排出手段はレリーフ状であり、これらの手段は、リムに取付け後に受け帯域に位置決めされる一端から前記帯域の外側に開口する他端部まで広がっていることを特徴とする請求項11に記載のチューブレス自転車タイヤ。
  • レリーフ部はタイヤの側壁部に補足要素を付設することによって形成されることを特徴とする請求項11に記載のチューブレス自転車タイヤ。
  • 空気を排出する手段はタイヤの外側の側壁部に固定された多孔性材料の補足要素であることを特徴とする請求項11に記載のチューブレス自転車タイヤ。
  • ビードワイヤは8000daN/mm 2より低いおよび/または3000daN/mm 2より大きい弾性率を示すことを特徴とする請求項11ないし14のうちのいずれか1項に記載のチューブレス自転車タイヤ。
  • 実質的にホイールおよび請求項11ないし15のうちのいずれか1項に記載のタイヤよりなる自転車用の取付け組立体。
  • ロード用の自転車における請求項1ないし3、請求項10および16のいずれか1項に記載の取付け組立体の用途。
  • 说明书全文

    本発明は自転車用、より詳細には、リムおよびタイヤよりなる自転車用の取付け組立体に関する。 また、本発明は自転車ホイール用のリムおよび自転車用のタイヤに向けられている。 より詳細には、本発明は内側チューブなしで機能しなければならない、「チューブレス」式のタイヤを備えて使用されるようになっている自転車に向けられている。

    特に自動車用のチューブレス式の在来の単一部品リムは、種々の帯域によって構成されており、すなわち、まず、リムの外縁部から始まって、本質的な役目が膨らまし状態でタイヤのビードを保持することであるリムフランジまたはウィングが設けられており、次いで、タイヤのビードが載置し、その締付けならびに気密性を確保するビードシートが設けられており、最後に、フランジの直径より小さい直径によりタイヤの取付けを可能にするように設計された溝が設けられている。 ハンプを備えているリムの場合、これらのハンプはビードシートと取付けを可能にする溝との間に存在している。 ハンプは、機能が特に圧降下の場合にタイヤのビードシート外れの発生を防ぐか或いは少なくとも遅らせることである突起である。

    このようなリムにチューブレスタイヤを取付ける在来の方法は下記のごとき種々の段階を備えており、すなわち、まず、第1ビードの一部をリムフランジ上に通し、この部分を溝に設置する。 次いで、このビードの残部を、タイヤの対応するビードワイヤの僅かな楕円化によりフランジ上を通すのがよい。 同じことが、第2ビードをリムのフランジ上を通すことについてあてはまる。 次いで、リムフランジに当接することによってシート上におけるビードの位置決めを確保する程度の圧力まで膨らますことを含む最終段階により取付けを完了する。 この段階中、ビードは夫々のシートまでの前記ビードの通過に対する障害物を形成するハンプの上を通過する。
    自転車タイヤは或る特有性を示し、実際、ビードワイヤは非常に可撓性であり、かくして、底帯域の変形が著しいこともある。 これは、チューブレスタイヤの場合には欠点がないわけではない。 何故なら、リムとタイヤとの間、より正確には、リムとタイヤのビードとの間で気密性が完全でなければならないからである。

    このような用途に限定されないが、ロード用の自転車に取付けられるようになっている取付け組立体を参照して本発明をより詳細に説明する。 これらの取付け組立体の特定の特徴は、作動圧力が8バール程度であるという点である。
    現在のところ、あらゆる地形型の自転車用のチューブレスタイヤの取付け組立体を製造することは知られており、このようなタイヤの作動圧力は2バール程度である。 ヨーロッパ特許出願第0893280号は、すでに、このようなチューブレスタイヤの膨らまし条件を容易にし、且つ激しい横方向の衝撃の場合に膨らまされたときのタイヤの耐性を改良する改良リムを述べている。 一方では、このようなリムは、ビードとリムとの間の気密性を確保することによって膨らまし段階を促進する幅狭い溝が存在することにより特徴付けられており、他方、このリムは、特に激しい横方向の衝撃の場合、例えば、石に当る衝撃の場合にシートにおけるタイヤのビードの保持を許容するハンプが溝縁部に存在することにより特徴付けられている。

    ロード用のために意図され、従って8バール程度の圧力にされる取付け組立体を製造するためにこの種類のリムを使用することは不可能である。 特許文献1により述べられているリムのようなリムの使用により、試験したタイヤの特性が何であれ、効果的にタイヤの膨らましを確実に開始することができても、或る圧力を超えると、少なくとも1つのビードのシート外れが起こり、その結果、タイヤがリムから外れることは明らかである。 更に、タイヤのビードのシート外れ時に達せられる圧力は一般に8バールより低く、従って一般に必要とされる作動圧力より低く、且つ前述のもののような極度の状況において達せられることがある圧力よりも明らかに低い。

    本出願人は、ロード用の取付け組立体の製造のための他の種類のリムをすでに製造した。 このような自転車ホイールリムは、半径方向平面におけるリムの輪郭に応じて、軸方向内端部が位置決めされている円の直径より小さい直径の円に外端部がある母線を有しており、この母線はタイヤの回転軸線と、15度と45度との間の度を形成している。
    「軸方向」はリムの回転軸線と平行な方向を意味するものと理解され、「半径方向」はリムの回転方向と交差し且つこの方向に対して垂直な方向を意味するものと理解される。 リムの回転軸線はリムが通常の使用において回転する軸線である。 周方向中央平面は、リムの回転軸線に対して垂直であって、リムを2つの半体に分割する平面である。 半径方向平面はリムの回転軸線を含む平面である。

    これらのリムについて行なった試験の結果、ビードのいずれのシート外れをも観察することなしに、取付け中、ロード用の作動圧力を達成することが可能である。
    従って、かくして設計されたリムの輪郭に対して行なわれた改良により、満足な膨らましを保証する、ロード用のチューブレス式の取付け組立体の製造を可能にする。
    かくして定められたリムの輪郭により、公知のリムでのビードのシート外れ中に測定された圧力より高い圧力においてリムとビードとの接触を維持することが可能である。
    しかしながら、使用条件が取付け組立体を極度の条件にさらすことを含む場合、タイヤの剥離、さらにはそのシート外れさえも観察することが可能であると思われる。 タイヤがこのような極度の条件にさらされるとき、詳細には、タイヤの内部空気の温度が非常に上昇するときの競技中、圧力は11バール程度の値に達し、圧力上昇となることがある。 これは、例えば、坂を下っているときの急ブレーキ中、リム上のブレーキパッドの摩擦の結果、このような温度上昇が生じる場合にそうである。

    ヨーロッパ特許出願第0893280号

    かくして、本発明者は、使用者にとってのいずれの恐れ、詳細には、想定される使用に通常必要とされる圧力でタイヤがリムから外れる恐れを示さない、リムおよびチューブレス式タイヤよりなる取付け組立体を製造する試みにとりかかった。

    この目的は、本発明によれば、リムと、特にビードを備えたタイヤとよりなり、前記リムがタイヤのビードを受けるようになっている2つのシートに取付けられた2つのウィングよりなる自転車用のチューブレス式の取付け組立体において、リムおよび/またはタイヤは、地面と接触しておらず、リムとも接触していない帯域において、タイヤの外面の高さにおける空気圧力を2バール未満の値まで均衡化させる手段を備えている取付け組立体によって達成された。
    均衡化は、有利には、本発明によれば、安全弁のように作動することによって事実上瞬間的に達成される。
    タイヤの外面は、タイヤがリムに取付けられたときのタイヤの膨らまし空気と接触していない表面であると定義される。

    本発明の有利な変形例によれば、リムおよび/またはタイヤは、地面と接触しておらず、リムとも接触していない帯域においてタイヤの外面の高さにおける空気圧力を大気力まで均衡化させる手段を備えている。
    圧力の均衡化は、有利には、ビードのうちの少なくとも1つがシートと接触していないときに空気をタイヤから大気に排出する手段により達成される。
    本発明によれば、特に、取付け組立体が極度の条件にさらされるときのタイヤの剥離に因りタイヤのビードとリムのシートとの間を通る空気は、タイヤのビードの下および/または外側の側壁部上に高い圧力の存在がほんの一瞬であるように、大気に排気されるのがよい。

    本発明者は、研究を進めるうちに、どのリムをチューブレス用途に使用しても、これらのリムが、所定の使用のための極度の条件下で使用される場合、チューブレス式タイヤのビードの留めに関して弱点を有することを示すのに成功した。 研究の結果、圧力が上昇すると、ビードワイヤの可撓性により、空気がビードの下を通り、その結果、リムの対応するシートに対するビードの剥離に対応するビードワイヤにより支持される張力が著しく急上昇することがわかった。
    次いで、本発明者は、空気と接触しているビードの表面積がリムのシートに対するその剥離に因り増大すると、ビードとリムとの間に接触が残存するときに同じ結果のために達成されるはずである圧力より低い圧力でビードのシート外れが生じることを示すのに成功した。 従って、ビードの剥離に対応する圧力が達成されるとすぐに、ビードがシート外れを起こし、タイヤがリムから外れるという恐れが非常に顕著になる。

    また、本発明はあらゆる種類のタイヤ用の本発明の要件を満たす取付け組立体に順応されたリムを提案する。
    かくして、本発明は、取付け組立体を構成するように特に2つの可撓性ビードワイヤを備えているタイヤを受けるように設計された自転車ホイール用のリムであって、タイヤのビードを受けるようになっていて、リム凹部により分離された2つのシートに取付けられた2つのウィングを備えているリムにおいて、ウィングおよび/またはシートが、タイヤ受け帯域に向けて配向されたそれらの表面に、空気を前記帯域の外側に誘導する少なくとも1つのチャンネルを備えており、前記チャンネルが、受け帯域に位置決めされた一端部から前記帯域の外側に開口している他端部に向けて広がっているリムを提案する。
    タイヤ受け帯域は、ウィングと、シートと、リム凹部と、ウィングの頂点を通っている回転表面とによって定められる。

    本発明の有利な実施形態では、チャンネルは通気性材料によりシールされており、このような実施形態によれば、前記チャンネルがほこりで満たされることを防ぐことが可能である。
    本発明によるリムの第1変形実施形態によれば、チャンネルは少なくともウィングの表面の一部にわたってレリーフ状に形成されている。
    レリーフ状チャンネルの具体例としては、例えば溝を形成する凹みチャンネル、および突起や、凹部および上昇部を組合せた具体例の存在により形成されるチャンネルがある。 あらゆる場合、チャンネルはタイヤ受け帯域からこの帯域の外側のチャンネルの端部までフレアになっている。
    この変形実施形態によれば、ウィングがフックを備えている場合、チャンネルは少なくともフック上でレリーフ状である。
    この変形例によれば、ウィングの全面にわたって延びていて、リムのシートの一部にわたって延長されたチャンネルを設けることも可能であり、このような実施形態によれば、ビードがシートから僅かに剥離し、ウィングと接触したままであるとき、圧力を均衡化させることができる。 このようなチャンネルは有利にはリムのシートの表面の3分の2を超えない。

    この第1変形例によるリムは、本発明の第1実施形態によれば、特にアルミニウムリムを製造するのに使用される曲げ、圧延、溶接方法のような当業者にとって知られた在来の方法により直接に製造され得る。
    本発明の他の実施形態によれば、リムは、リム素材と、本発明により定めたようなレリーフ状チャンネルを形成する少なくとも1つの追加要素とを連結することによって得られる。
    この実施形態による本発明の変形例によれば、追加の要素はリム素材の材料以外の材料で製造される。
    また、本発明によれば、追加の要素は、標準ねじ留め、クリップ留め、クリンプ加工、接着剤接合などのような当業者にとって公知な任意の手段によりリムに固定される。

    本発明によるリムの第2変形例によれば、チャンネルはウィングおよび/またはシートを形成する壁部を貫通する穴である。 本発明によれば、穴の小さい方のオリフィスは、特にタイヤからの非常に多くの膨らまし空気を失わないように十分に急速な圧力均衡化を達成するようにリム受け帯域に開口している。
    一方のオリフィスが他方のオリフィスより大きい穴のフレア状の形状は、一方では、圧力の急速な均衡化を許容するが、他の利点をも有する。 特に、穴がリムのウィングの壁部に形成される場合、この穴は閉塞され、フレア状の形状は圧力によりオリフィスの自己清浄を可能にする。 更に、前記フレア状の形状によれば、空気の逃げから生じる騒音の発生、または特に高速におけるホイールの回転を乱してしまう乱流の発生を防ぐことが可能である。

    本発明によるリムのこの第2変形例の1つの有利な実施形態によれば、穴の断面は壁部の厚さ内において連続的に変化している。 他の実施形態によれば、穴は異なる直径の2つの同軸穴により形成されている。 これらの実施形態のうちの一方または他方によれば、穴は更にリム摩耗指示体として役立つのがよい。 実際、ブレーキパッドの摩擦の結果、摩耗するリムは、超えてはならない摩耗閾値を示すために設けられるのがよい前記穴のオリフィスの直径の変化を示す。 この変化は有利には2つの同軸穴の場合に激しい。
    このような穴がリムシートを形成する壁部に設けられる場合、第1実施形態によれば、前記リムはシートの周囲にわたって分布された幾つかの穴を備えている。 第2実施形態によれば、リムは、リムシートの周囲にわたるタイヤの剥離帯域が何であろうと、空気が穴まで誘導されるようにして、空気を前記リムシートに形成された溝において循環するようにこの溝に位置決めされたたった1つの穴を備えている。 第3の実施形態は第2実施形態のものと同様な溝に設けられた幾つかの穴を組み合わせている。

    本発明によるリムの第3の変形例によれば、チャンネルは第1の2つの変形例の組合せであり、すなわち、本発明は、ウィングおよび/またはシートを形成する壁部を貫通する1つまたはそれ以上の穴と、ウィングの表面の少なくとも一部に形成された少なくとも1つのレリーフ部との組合せを備えている。
    本発明によるリムの好適な実施形態によれば、ロード使用のリムの用途では、半径方向平面におけるリムの輪郭に応じて、ビードのシートは、軸方向内端部が位置決めされている円の直径より小さい直径の円に軸方向外端部がある母線を有しており、この母線は截頭円錐形であって、タイヤの回転軸線と、15度と45度との間の角度を形成している。
    このようなリムの輪郭は、ロード使用のために意図された取付け組立体を構成するために前記リムへのチューブレス式タイヤの取付けを促進する。

    本発明の好適な実施形態によれば、母線はタイヤの回転軸線と16度と26度との間の角度を形成している。 より好ましくは、母線の角度は18°より大きい。 更に好ましくは、この角度は特にリムの工業的製造を簡単化するために22°未満である。
    本発明の好適な実施形態によれば、ビードのシートの母線の端部間の直径の差は0.5mmと3mmとの間であり、より好ましくは、この差は、1mmより大きく、より好ましくは2mmより正確に大きい。 ビードシートの母線の端部間の直径のかかる差は、圧力が上昇するとき、ビードとリムシートとの接触を維持するのを助成する。

    有利には、本発明によれば、溝が溝底部と2つの横方向壁部とよりなるリムは、横方向壁部の少なくとも頂部分が少なくとも35°の角度を形成し、そして子午線周方向平面に対して心出しされているようになっている。 このような角度は、特に、リムへのタイヤの取付けを促進し、実際、ビードシートの配列は、特に、これが、特に取付け中のビードの必要な変形に点で、在来のリムによりがもたらされるものより大きい隙間を生じることに因り、タイヤを取付けようとするときに問題であることがある。 本発明の変形実施形態は、少なくとも上部分に、すなわち、ビードのシートに通じる隙間のすぐ上流の帯域に、在来のリムにより設けられるものより険しくない傾斜を有する溝壁部を設けており、このような壁部の傾斜はより容易な隙間を許容し、壁部のこの頂部上のビードの摺動を許容する。
    また、有利には、本発明によれば、溝の壁部の底部分は、多くとも35°の角度を形成していて、周方向中央平面に対して心出しされている。 このような実施形態は、特に、溝底部が十分の幅広く、従って、リムへの前記タイヤの取付けの膨らまし段階を始める前にタイヤの2つのビードを受け入れることが可能である。

    本発明の1つの有利な実施形態によれば、リムのウィングは、それらの各々の頂点にリムの内側に向かった張出部を構成するフックを備えている。
    より好ましくは、これらのフックはその取付け時点でウィングの表面に対してリムの内側に向かった少なくとも0.5mmの張出部を構成している。
    かかるフックの存在により、ビードのシート外れを観察することなしに、タイヤの保持の効率を高めることができる。
    本発明の有利な変形例によれば、溝とビードのシートとの間、より正確には溝の壁部の頂部の端部とビードシートの軸方向内端部との間にハンプが存在している。 このような実施形態は、また、タイヤ内で圧力が上昇するとき、リムの表面に対するビードの緩みの遅延に寄与し得る。 これらのハンプの機能は、より詳細には、特にタイヤの萎みまたはパンクの場合にビードをそれらのシートに保持することである。

    本発明の1つの有利な実施形態によれば、リムは、リム素材と、以上で定めたようなビードのシートを形成する少なくとも1つの追加要素とを連結することによって得られる。 ハンプが存在する場合、本発明では、この変形例によれば、前記ハンプは追加要素の一部を構成してもよい。 リムに前述のようなレリーフ状チャンネルが形成されている場合、リム素材上の追加要素は、これらの要素すべてを備えている前述のものと同じであってもよい。
    本発明の有利な変形例では、特にチューブレス式タイヤの場合、タイヤを受けるリムの帯域は膨らまし弁用のオリフィスを備えた上側ブリッジを構成している。
    更に好ましくは、かかる膨らましオリフィスは取付け溝に、より好ましくは、前記溝の底部すなわち基部に設けられる。 このような設計はチューブレス式タイヤの膨らましを促進し、空気はタイヤのビード間に直接的に導入されることが可能である、これらのビードは予め取付け溝に挿入されている。
    本発明の好適な実施形態によれば、リムはその下側ブリッジに固定された複数のスポークによりホイールの中央ハブに連結されている。
    本発明による前述のようなリムを備えたチューブレス式の取付け組立体では、ロード用に、11バール程度の圧力、すなわち、使用者にとってのいずれの恐れもなしに、特にシート外れの恐れなしに、取付け組立体がさらされる最も極度な条件に対応する圧力に達することが可能である。

    また、本発明は、本発明による前述のようなリムとは無関係に、このような取付け組立体に順応されたタイヤを提案する。
    かくして、本発明は、特に2つの可撓性ビードワイヤを備えており、取付け組立体を構成するようにリムと連結可能に設けられ、前記リムが、2つのシートに取付けられて自由端部を備えた2つのウィングよりなる、チューブレス式の自転車用タイヤにおいて、前記タイヤが、空気を前記ウィングの外側部分まで排出する手段を備えており、前記排出手段が、少なくとも、取付け後にウィングと接触する側壁部の部分から取付け後にシートと接触するビードの基部まで延びている自転車用タイヤを提案する。
    空気を排出する手段は、有利には、ウィングから始まって、シートの表面の3分の2に対応する距離を越えてはビードの基部にわたって延びていない。 この排出手段は、通常の使用においてタイヤの萎みを引起す恐れを生じないように、膨らまし容積に近すぎてはならない。

    本発明によるタイヤの第1実施形態によれば、空気を排出する手段はレリーフ状である。
    より好ましくは、レリーフ部はタイヤの側壁部に補足要素を付設することによって生じられる。
    しかしながら、かくして構成された排出手段は極度の条件に対応する圧力に保持されなければならなく、その結果、これらのレリーフを構成する材料は有利には変形特性を有している。

    本発明によるタイヤの第2実施形態によれば、空気を排出する手段はタイヤの外側の側壁部およびビードの基部の一部に固定された多孔性材料の補足要素である。
    本発明の1つの好適な実施形態は側壁部とビードの基部との間に固定された織物布を設けており、行なった試験の結果、このような実施形態によれば、布に及ぼされる圧力がどうであれ、排出作用を維持することが可能であり、前記布は、少なくとも、リムのウィングと、側壁部を通して及ぼされたタイヤの圧力との間に捕獲されている。
    本発明によるタイヤの1つの変形実施形態によれば、タイヤのビードは少なくとも1つのリップを備えており、前記リップは、走行条件下、すなわち、リムへのタイヤの取付け後、取付け溝の横方向壁部の少なくとも一部に静止することが可能である。
    このようなタイヤはロード使用のために設計された取付け組立体を構成するために前記リムへのチューブレス式タイヤの取付けを好都合にする。 この変形実施形態を参照して述べたタイヤのリップは、特に、ロード用の膨らまし中、タイヤの剥離を防ぐことができる。

    この変形実施形態の第1具体例によれば、リップは前記ビードの製造中に得られるビードの突起である。
    他の実施形態によれば、リップは少なくとも1つの追加要素をビードに連結することによって得られ、前記要素はビードを構成する材料以外の材料のものであることが可能である。
    本発明の好適な実施形態によれば、タイヤのビードワイヤは8000daN/mm 2未満の弾性率を有している。 このような値を超えては、タイヤは、そのビードワイヤの低い可撓性に因りシート外れのさほど敏感ではない。 また、好ましくは、弾性率は3000daN/mm 2より大きい。
    タイヤは、通常の使用に従い、リムに適合された展開により選択される。
    本発明の他の詳細および有利な特徴は本発明の実施形態の例の説明から以下に明らかになるであろう。

    添付図面を参照して本発明の実施形態を以下に説明する。
    図1aは自転車ホイール用のリム1の半径方向断面における輪郭の概略図である。 このリム1は、ビードシート5、6により取付け溝またはリム凹部4に連結された外端部に2つのウィング2、3を備えている。 これらのウィング2、3は周方向中央平面とほぼ平行に配向されている。 溝4は、一方では、溝底部7と横方向壁部8、9とよりなる。 更に、ウィング2、3は、それらの上部分にフック10、11を有しており、これらのフック10、11はそれらの取付け箇所でウィングの平面に対して0.5mmのリムの内側に向けての張出し部を構成している。

    図1bに示される1つの変形実施形態によれば、ビードシート5、6は回転軸線とほぼ20°の角度を形成している。 溝4は、一方では、溝底部7と、在来の自転車リムに対して異常に傾斜された横方向壁部8、9とよりなる。 図1bの表示では、これらの壁部8、9は2つの部分、すなわち、ほぼ30°の角度を形成し、周方向中央平面に対して心出しされた第1底部分8b、9bと、ほぼ65°の角度を形成し、周方向中央平面に対して心出しされた第2底部分8b、9bとに構成されている。
    タイヤ受け帯域12は、ウィング2、3と、シート5、6と、溝4とにより境界決めされた空間であると定められる。

    このようなリムへの、形態が在来式のチューブレス型のタイヤの取付け中、まず、タイヤの2つのビードをリムの溝4に導入する。
    この第1段階は、行なうのが簡単である。 何故なら、自転車タイヤのビードワイヤが、従来から、例えば、芳香続ポリアミドまたはガラス繊維のような可撓性材料で製造されているからである。 自転車タイヤの可撓性ビードの使用は、特に、できるなら、搬送に適した簡単なコンパクトツールで使用者により一般に行なわれる前記タイヤの取付けを簡単にする必要性に関連される。 更に、これらのビードワイヤの可撓性により、使用者は未取付けのタイヤを搬送することができ、このタイヤが占める空間はそれが可撓性であることにより制限される。

    第2工程では、タイヤを膨らます。 このために、リム1には、図示していない弁が設けられており、この弁は有利には、タイヤの2つのビード間に直接、空気を注入し得るように溝底部7に設置される。 溝底部7は、2つのビードを受入れるような幅のものであり、これらのビードは系が空気密であるようにするために壁部8、9に当って位置する。 この結果は、図1bの場合、特に、傾斜壁部8b、9bを特に溝4の底部に存在させることにより達成され、これにより、リム1の所定の幅では、溝底部7の幅を減少させることができる。

    図1bに示すようなリムの場合、溝4の壁部8a、9aの頂部分は、有利には、ビードをこれらの壁部の頂点13、14まで上昇させることができるために(これは、図1aに示すような在来のリムに対して、ビードの高さに因りビードのより大きい変形を必要とする)、前記壁部8b、9bの底部より傾斜されている。 壁部8a、9aの頂部分の急な傾斜によれば、ビードが「緩やかに」且つ円滑にこれらの頂点13、14に効果的に達することができ、それにより、ビードと壁部との気密接触を維持することが可能であり、更にリム1のシート5、6にビードを位置決めし易くすることが可能であり、この位置決めは2つのビード間に対称に得られる。
    かくして、タイヤのビードは、シート5、6に位置決めされ、この目的で、これらのビードを保持するウィング2、3と接触状態で設けられている。 ウィング2、3のフック10、11は、また、タイヤ内で圧力が増大する場合にタイヤのビードとシート5、6との接触を維持するのを助成する。
    図1bに示すリムは、ロードで使用するようになっている取付け組立体の製造に特に適合されている。

    図2aは本発明によるリム21の実施形態の概略図である。 このリム21の半径方向平面に沿った輪郭は有利には図1aに示すリム1のものと同じである。 リム21はウィング24にシート25の高さのところで貫通穴22、23を備えている。 これらの貫通穴はタイヤ受け帯域から外側帯域に向けて空気導管を構成している。 これらの穴のうちのたった1つまたは他のものが存在することが可能である。 これらの穴は有利にはリムの全周にわたって分布されている。 本発明の変形実施形態では、周方向溝の基部に単一の穴22、23を設けることが可能である。
    本発明によれば、穴22、23はタイヤ受け帯域212からリム21の外側に向けてフレアになっている。 このような形状は事実上瞬間的な圧力の均衡化を許容する。
    穴22の場合、地面と接触しておらず、リムをも接触していない帯域におけるタイヤの外面の高さのところの空気の圧力の均衡化が大気圧まで達成される。 穴23の場合にも同じことが言える。 他方、穴23がリム21の内部の機密キャビティに開口している場合、地面と接触しておらず、リムをも接触していない帯域において、タイヤの外面の高さにおける空気圧力の均衡化が2バール未満の値まで達成される。

    図2bは貫通穴22′の場合の本発明のこの実施形態によるリム21′の変形実施形態を示している。 この穴22′は2つの連続した同心穴221、222よりなり、この場合、タイヤ受け帯域212′に開口している穴222はウィング22′の対向壁部に開口している穴221より小さい直径を有している。 かくして、穴221はブレーキバッドから摩擦を受ける壁部に開口している。 穴22′はリムウィング摩耗指示体として使用されてもよく、実際、パッド摩擦から生じる前記ウィングの摩耗は、摩耗厚さが穴221の長さに対応すれば、穴の直径の変化を生じる。 従って、この第1穴221の長さは有利には、超えてはならないリム摩耗閾値に対応するように選択される。

    図3は本発明によるリム31の第2実施形態の斜視図である。 タイヤ受け帯域の方向に配向されたウィング32の表面において、リム31は溝またはフルート33を有しており、これらの溝またはフルート33は、ウィングの頂点まで、図示のリムの場合、フック34の頂点まで延びている。 本発明によれば、これらのフルート33はフレアになっており、最も幅広い部分はフック34の頂点の高さのところである。 図3に示す場合、これらのフルート33は、ウィング32の一部のみにわたって延びており、本発明によれば、ウィング32の全高さにわたって、およびリムのシートの一部にわたって、多くとも、シートの3分の2にわたって延びている。 これらの場合、かくして形成されたチャンネルは有利には一端部から他端部までフレアになっている。

    図4は本発明によるリム41の第3実施形態の斜視図である。 タイヤ受け帯域の方向に配向されたウィング42の表面において、リム41は、図3のフルート33のように、ウィング42の頂点まで、図示のリムの場合、フック44の頂点まで延びている突起またはレリーフ部43を有している。 これらの突起またはレリーフ部43は、フック44の頂点の方向にフレアになっているチャンネルを形成するように配向されている。 ちょうど図3の場合のように、突起43はウィング42の全高さにわたって、およびリムのシートの一部にわたって延びてもよい。

    図3に示す実施形態の場合、タイヤ受け帯域から外側に向けての空気の誘導は、タイヤがリム31に取付けられるとき容積が自由のままであるフルート33によって確保される。 図4の場合、空気の誘導は2つの突起43間に形成された溝により同じようにして確保される。
    図3および図4を参照して説明したもののようなリムは、例えば、リム素材に付設されて固定されるフルートまたは突起を備えた補足要素の追加により製造されてもよい。
    幾つかの要素における本発明によるこの種類のリムの製造によれば、複雑な輪郭を有するこのようなリムの工業的製造を任意に簡単化し得る。 しかも、このような実施形態によれば、前記補足要素の追加により既存のリムを変更し得る。 実際、この場合、追加の要素は、本発明により定められる輪郭を得るために既存のリムの輪郭を完全にするように定められる。

    図5は、本発明によるリム51と、在来の構造のチューブレスタイヤ52とを備えている本発明による取付け組立体50の半径方向断面部分図を示している。 タイヤ52のビード53はリム51のシート54に位置しており、取付け後、膨らまし容積部の気密性を確保する。 また、タイヤ52はフック55の高さのところ、或いはリム51のウィング56の頂部のところでリム51と接触している。 この接触は同様に気密である。 タイヤ内の過剰圧力の場合、例えば、取付け組立体50が極度の条件を受けるとき、シート54からのビード53の緩みを観察することが可能である。 このような状況において、膨らまし空気は、ビード53とシート54との間を通り、そして帯域57に捕獲される。 発明者が行なった試験および実験は、タイヤのビードの表面に上昇圧力が存在すると、この場合、特に可撓性ビードワイヤに因り、タイヤがリムから外れることがあることを実証した。 実際、得られた結果は、所定の圧力で空気と接触しているビードの表面積の増大により、ビードワイヤにより支持される張力の相当な増大があることを示している。 11バール程度の過剰圧力の場合、前記張力の増大の結果、タイヤがリムから外れることがある。

    リム51は、本発明によれば、リムの周囲にわたって分布された穴58を備えており、これにより帯域57における圧力を大気圧まで均衡化し得る。 かくして、穴58のフレアな輪郭およびそれらの数は、ビードがシート54にその位置を再び取ってこの帯域の高さのところに膨らまし帯域の気密隔離を再び生じる前に、ほんの僅かな量の空気が逃げるようにして、均衡化が事実上瞬間的であるように定められる。
    また、試験は、本発明による穴の存在により取付け中のビードの位置決めを改良することを実証した。 実際、穴58により、帯域57の高さのところでリムとタイヤとの間に捕獲される空気を除去し、かくしてタイヤの、より正確にはビードの位置決めを容易にし得る。 実際、ビードを位置決めし難くするか、或いはその不正確な位置決め、詳細には非対称な位置決めをもたらす閉塞空気ポケットの恐れが無い。
    チューブレス技術を使用して、622リムにおけるサイズ23−622の図5に示したような取付け組立体について試験を行なった。 使用したタイヤは、ビードワイヤが4000daN/mm 2の弾性率を有するチューブレス式タイヤである。 ロード使用のために、作動圧力はほぼ8バールである。 前述のように、極度な条件では、達せられる圧力が大きいことを知って、試験は、これらの条件が達成されるまで行なった。
    本発明によるリムの場合、これらの試験は、8バールの作動圧力で障害なしで、極度な条件では、詳細には加熱に関しては、ビードのシート外れを観察することなしに、このリムへのチューブレスタイヤの取付けを行い得ることを実証した。

    図6は本発明の他の変形実施形態を示しており、この実施形態によれば、タイヤ61は側壁部63の底部分の高さのところおよび/またはビードワイヤ65を備えたビード64の高さのところにレリーフ状帯域62を有している。 図6の場合、これらのレリーフ状帯域62は、このようなタイヤ61が位置決めされるリムのタイヤ受け帯域の外側の空間に向けての空気の通過を許容するように側壁部の底部分に形成されている。 空気ダクトは、本発明によれば、圧力の事実上瞬間的な均衡化と、ビードの基部とリムシートとの間の気密の再形成とを許容するフレア形状で設けられている。
    かくして、一対のレリーフ状帯域62により空気ダクトが形成され、これらのレリーフ状帯域62間の最大距離は有利には2mm未満である。 かかる寸法決めにより、これらのレリーフ状帯域62のクリープおよび/圧潰を防いで空気の通過を確保することが可能である。 他方、2つの隣接対の2つのレリーフ状帯域62間の距離はもっと大きくてもよい。

    本発明の変形実施形態では、レリーフ状帯域は、タイヤがリムに取付けられるとき、好ましくはリムシートの3分の2に対応する限度を超えて延びること無しにビードの基部の高さまで延びている。
    レリーフ状帯域62は、好ましくは、必要になるときに空気ダクトの存在を確保するように11バール程度の圧力で非変形性である材料で製造された補足要素の追加により形成されてもよい。 この補足要素は、当業者に公知の任意の手段により、詳細には、接着剤接合、加硫、機械的組付けなどによりタイヤに堅く連結されてもよい。

    図7は側壁部73の一部およびビード74の基部の一部に固定された織物布を備えている本発明によるタイヤ71を示している。 このような布の使用により、タイヤの簡単化された製造を可能にする。 このような布は、かなりの圧力を受けるときでも、その空気排出特性を保持する。 布の排気機能は、布糸が複数のフィラメントよりなることにより確保される。
    しかしながら、布の排気機能は、糸の少なくとも一端がリムのタイヤ受け帯域の外側で終わるように前記織物布が位置決めされて配向されることを必要とする。 織物布の糸のうちの少なくとも幾つかは好ましくはタイヤの半径方向に配向されている。 交差された糸プライを備えた布の使用によれば、布の配置角度がどうであれ、前述の条件が重んじられ、つまり、糸のうちの少なくとも幾つかの一端がリムのタイヤ受け帯域の外側にあることを確保し、前記布のサイズおよびタイヤにおける布の位置決めが順応される。

    本発明はまた図を参照して説明したようなリムおよびタイヤの組合せを提供する。
    従って、本発明により定められたリムおよび/または本発明によるタイヤの使用によれば、ロード用の自転車用に意図されたチューブレス取付け組立体の製造を行なうことができ、これは、作動圧力または極度の状況において達せられる圧力の結果、タイヤがリムから外れるいずれの恐れをも示さない。
    一般に、本発明は、可撓性ビードワイヤを備えるタイヤと組み合わされるものであり、作動圧力が比較的高く、詳細には5バールより大きいあらゆる種類のホイールに適用されるものと理解すべきである。 例を挙げると、身体障害者用の車椅子用のホイール、または「シェルチャレンジ」におけるもののような低燃費車両用の車両ホイールがある。

    自転車ホイール用のリムの半径方向断面部分図である。

    自転車ホイール用の第2種類の半径方向断面部分図である。

    本発明によるリムの第1実施形態の半径方向断面部分図である。

    本発明によるリムのこの実施形態の変形例の半径方向断面部分図である。

    本発明によるリムの第2実施形態の斜視図である。

    本発明によるリムの第3実施形態の斜視図である。

    本発明による取付け組立体の半径方向断面部分図である。

    本発明によるタイヤの部分斜視図である。

    本発明によるタイヤの半径方向断面部分図である。 これらの図は、その理解を簡単化するために、一定の比率ではない。

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