Carton with a take-out component part

申请号 JP2008525127 申请日 2006-08-01 公开(公告)号 JP2009502687A 公开(公告)日 2009-01-29
申请人 グラフィック パッケージング インターナショナル インコーポレイテッド; 发明人 グールド,スティーヴ; ブラッドフォード,ポール;
摘要 カートン(150)であって、背部パネル(10)と、頂部パネル(20)と、前部パネル(30)と、底部パネル(40)と、第1の端部パネル(12,32)と、第2の端部パネル(14,34)と、頂部パネル(20)及び前部パネル(30)に配置されて取出部/スタンド(100)を画定する取出部/スタンドパターン(60)であって、カートン(150)を、取出部/スタンド(100)が取出口を与えると共にカートンを傾斜 位置 に支持する取出構造にすることができる取出部/スタンドパターン(60)とを備えるカートン。
权利要求
  • カートンであって、
    背部パネルと、
    頂部パネルと、
    前部パネルと、
    底部パネルと、
    第1の端部パネルと、
    第2の端部パネルと、
    前記頂部パネル及び前記前部パネル内に配置されて取出部/スタンドを画定する取出部/スタンドパターンであって、該カートンを、前記取出部/スタンドが取出口を与えると共に該カートンを傾斜位置に支持する取出構造にすることができる、取出部/スタンドパターンとを備える、カートン。
  • 前記取出部/スタンドパターンは、頂部取出部/スタンドパネルと、折り曲げ可能に接続される複数の前部取出部/スタンドパネルを画定する、請求項1に記載のカートン。
  • 前記取出部/スタンドパターンは、前記前部パネルに折り曲げ可能に取り付けられたまま残しながら、前記取出部/スタンドを前記頂部パネルから、及び前記前部パネルの部分から引き裂くことができるようにする、請求項1又は2に記載のカートン。
  • 前記底部パネル内に少なくとも1つの保持構成要素部をさらに備え、該少なくとも1つの保持構成要素部は、前記取出部/スタンドの一部分に係合することができる寸法及び配置になっている、請求項1〜3のいずれか1項に記載のカートン。
  • 前記頂部パネル及び前記第1の端部パネル間の第1のダイヤモンド形隅部パネルと、
    前記頂部パネル及び前記第2の端部パネル間の第2のダイヤモンド形隅部パネルとをさらに備える、請求項1〜4のいずれか1項に記載のカートン。
  • 前記第1の端部パネルは、複数の第1の端部フラップを有し、前記第2の端部パネルは、複数の第2の端部フラップを有する、請求項5に記載のカートン。
  • 前記カートン内に収容される複数の容器であって、該容器は、前記頂部パネルにほぼ平行に延びる長軸を有する、複数の容器をさらに備える、請求項6に記載のカートン。
  • 前記取出部/スタンドパターンは、少なくとも1つのタブ切り欠きを画定する、請求項5又は6に記載のカートン。
  • 前記カートン内に収容される複数の容器であって、該容器は、前記頂部パネルにほぼ平行に延びる長軸を有する、複数の容器をさらに備える、請求項1〜8のいずれか1項に記載のカートン。
  • カートンを取出構造にする方法であって、
    請求項4に記載のカートンを準備すること、
    前記頂部取出部/スタンドパネルを前記頂部パネルから引き裂くこと、
    前記前部取出部/スタンドパネルを前記前部パネルの一部分から引き裂くこと、及び 前記取出部/スタンドを前記少なくとも1つの保持構成要素部に係合させることを含む、カートンを取出構造にする方法。
  • カートンブランクであって、
    背部パネルと、
    頂部パネルと、
    前部パネルと、
    底部パネルと、
    少なくとも1つの第1の端部フラップと、
    少なくとも1つの第2の端部フラップと、
    前記頂部パネル及び前記前部パネル内に配置されて取出部/スタンドを画定する取出部/スタンドパターンであって、該取出部/スタンドパターンは、前記頂部パネル内に頂部取出部/スタンドパネルを、且つ、前記前部パネル内に折り曲げ可能に接続される複数の前部取出部/スタンドパネルを画定する、取出部/スタンドパターンとを有する、カートンブランク。
  • 前記取出部/スタンドパターンは、前記前部パネルに折り曲げ可能に取り付けられたまま残しながら、前記取出部/スタンドを前記頂部パネルから、及び前記前部パネルの部分から引き裂くことができるようにする、請求項11に記載のカートンブランク。
  • 前記底部パネル内に少なくとも1つの保持構成要素部をさらに備え、該少なくとも1つの保持構成要素部は、前記取出部/スタンドの一部分に係合することができる寸法及び配置になっている、請求項11又は12に記載のカートンブランク。
  • 前記頂部パネル及び前記第1の端部パネル間の第1のダイヤモンド形隅部パネルと、
    前記頂部パネル及び前記第2の端部パネル間の第2のダイヤモンド形隅部パネルとをさらに備える、請求項12又は13に記載のカートンブランク。
  • 前記取出部/スタンドパターンは、前記頂部パネル内に少なくとも1つのタブ切り欠きを画定する、請求項12〜14のいずれか1項に記載のカートンブランク。
  • カートン及び複数の物品であって、
    背部パネルと、
    頂部パネルと、
    前部パネルと、
    底部パネルと、
    第1の端部パネルと、
    第2の端部パネルと、
    前記頂部パネル及び前記第1の端部パネル間の第1のダイヤモンド形隅部パネルと、
    前記頂部パネル及び前記第2の端部パネル間の第2のダイヤモンド形隅部パネルと、
    前記頂部パネル及び前記前部パネル内に配置されて取出部を画定する第1の取出部パターンであって、該カートンを、該取出部が取出口を与える取出構造にすることができる、第1の取出部パターンと、
    前記頂部パネルにほぼ平行に延びる長軸を各々が有する複数の物品とを備える、カートン及び複数の物品。
  • 前記第1の取出部パターンは、前記頂部パネル内に頂部取出部パネルを、また、前記前部パネル内に前部取出部パネルを画定する、請求項16に記載のカートン及び複数の物品。
  • 前記第1の端部パネルは、複数の第1の端部フラップを有し、前記第2の端部パネルは、複数の第2の端部フラップを有する、請求項16又は17に記載のカートン及び複数の物品。
  • 前記頂部パネル及び前記前部パネル内に第2の取出部を画定する第2の取出部パターンをさらに備える、請求項16〜18のいずれか1項に記載のカートン及び複数の物品。
  • カートンを取出構造にする方法であって、
    請求項17に記載のカートンを準備すること、
    前記頂部取出部パネルを前記頂部パネルから引き裂くこと、及び 前記前部取出部パネルを前記前部パネルの一部分から引き裂くことを含む、カートンを取出構造にする方法。
  • 前記底部パネルを下にして前記カートンを載置し、それにより、物品を供給することをさらに含む、請求項20に記載のカートンを取出構造にする方法。
  • 前記背部パネルを下にして前記カートンを載置し、それにより、物品を供給することをさらに含む、請求項20に記載のカートンを取出構造にする方法。
  • カートンブランクであって、
    背部パネルと、
    頂部パネルと、
    前記頂部パネルに折り曲げ可能に接続される前部パネルと、
    底部パネルと、
    少なくとも1つの第1の端部フラップと、
    少なくとも1つの第2の端部フラップと、
    前記頂部パネル及び前記前部パネル内に配置されて取出部を画定する第1の取出部パターンであって、該取出部パターンは、前記頂部パネル内に頂部取出部パネルを、且つ、前記前部パネル内に前部取出部パネルを画定する、第1の取出部パターンとを備える、カートンブランク。
  • 前記頂部パネル及び前記少なくとも1つの第1の端部フラップ間の第1のダイヤモンド形隅部パネルと、
    前記頂部パネル及び前記少なくとも1つの第2の端部フラップ間の第2のダイヤモンド形隅部パネルとをさらに有する、請求項23に記載のカートンブランク。
  • 前記頂部パネル及び前記前部パネル内に第2の取出部を画定する第2の取出部パターンをさらに有する、請求項23又は24に記載のカートンブランク。
  • カートン及び複数の物品であって、
    背部パネルと、
    頂部パネルと、
    前部パネルと、
    底部パネルと、
    第1の端部パネルと、
    第2の端部パネルと、
    前記頂部パネル及び前記前部パネル内に配置されて取出部を画定する取出部パターンであって、該カートンを、該取出部が取出口を与える取出構造にすることができる、取出部パターンと、
    前記頂部パネルにほぼ平行に延びる長軸を各々が有する複数の物品とを備える、カートン及び複数の物品。
  • 各物品は、前記背部パネルの近傍に底面を、また、前記前部パネルの近傍に頂部部分を有する、請求項26に記載のカートン及び複数の物品。
  • 前記頂部パネル及び前記第1の端部パネル間の第1のダイヤモンド形隅部パネルと、
    前記頂部パネル及び前記第2の端部パネル間の第2のダイヤモンド形隅部パネルと、
    前記底部パネル及び前記第1の端部パネル間の第3のダイヤモンド形隅部パネルと、
    前記底部パネル及び前記第2の端部パネル間の第4のダイヤモンド形隅部パネルとをさらに有する、請求項26又は27に記載のカートン及び複数の物品。
  • 前記物品は、2段及び少なくとも4列に配置される瓶である、請求項26〜28のいずれか1項に記載のカートン及び複数の物品。
  • 说明书全文

    [関連出願]
    本願は、2005年8月2日に出願された米国仮特許出願第60/704,837号の優先権を主張し、その出願の全内容がこの参照により本明細書に援用される。

    ディスペンシングカートンは既知である。 従来のカートンは一般的に、カートンの除去可能部分を画定する引き裂き線パターンを有する。 その部分を除去するとき、その結果として生じる取出口を通して物品を取り出すことができる。 しかしながら、従来のディスペンシングカートンは、カートン内に保持される物品を容易に取り出すことができない場合が多い。 それらはまた、カートンが開封された後、カートン内の物品を十分に保持することができない、又は物品を取り出すことができる位置の数の点で融通性に欠ける場合もある。

    本発明の第1の実施の形態によれば、カートンは、背部パネルと、頂部パネルと、前部パネルと、底部パネルと、第1の端部パネルと、第2の端部パネルと、頂部パネル及び前部パネル内に配置される取出部/スタンドパターンとを備える。 取出部/スタンドパネルは、取出部/スタンドを画定する。 カートンを、取出部/スタンドが取出口を与えると共にカートンを傾斜位置に支持する取出構造にすることができる。

    第1の実施の形態によれば、カートンをその取出構造にすると、カートンは、カートン内に収容されている容器に容易に手が届くようにする。 取出部/スタンドは、カートンの開放端部を持ち上げ、それにより、カートン内に収容されている物品を容易に見ると共に、カートンから取り出すことができる。 持ち上げられた開放端部は、物品が開放端部を通してカートンから不用意に出ることも防止する。

    本発明の第2の実施の形態によれば、カートンは、背部パネルと、頂部パネルと、前部パネルと、底部パネルと、第1の端部パネルと、第2の端部パネルと、頂部パネル及び第1の端部パネル間の第1のダイヤモンド形隅部パネルと、頂部パネル及び第2の端部パネル間の第2のダイヤモンド形隅部パネルと、頂部パネル及び前部パネル内に配置されて取出部を画定する取出部パターンとを備える。 カートンを、取出部が取出口を与える取出構造にすることができる。

    第2の実施の形態によれば、カートンをその取出構造にすると、カートンは、カートン内に収容されている容器に容易に手が届くようにする。 カートンを別個の取出構造で使用することができ、これは、カートン用の保管スペースの1つ又は複数の寸法が限定される場合に便利である。 開封されたカートンは、消費者がカートンの実質的にすべての内容物を見ることができるようにもする。

    添付の図面を参照して以下の実施形態の詳細な説明を読めば、上述の利点及び他の利点、並びに種々のさらなる実施形態の利益が当業者には理解されるであろう。

    慣習に従い、後述する図面の種々の特徴は必ずしも一定の縮尺で描かれていない。 図面における種々の特徴及び要素の寸法は、本発明の実施形態をより明確に説明するために拡大又は縮小されている場合がある。

    本発明は、包括的には、物品の収容及び取り出しを行うためのカートンに関する。 物品は、例えば飲料瓶、PET容器、ワイン瓶等の飲料容器、又は食料品の包装に用いられるもの等の他の容器も含むことができる。 本発明の範囲を限定するためではなく例示のために、以下の詳細な説明では、カートンの実施形態内に配置されるものとして瓶の飲料容器について説明する。

    図1は、本発明の第1の実施形態によるカートン150(図5に示す)を形成するために使用されるブランク8の外側の平面図である。 ブランク8は、第1の横方向折り線21で頂部パネル20に折り曲げ可能に接続される背部パネル10と、第2の横方向折り線31で頂部パネル20に折り曲げ可能に接続される前部パネル30と、第3の横方向折り線41で前部パネル30に折り曲げ可能に接続される底部パネル40とを有する。 第4の横方向折り線51で接着フラップ50を背部パネル10に折り曲げ可能に接続することができる。 ブランク8は、長手方向中心線C で表されるように、長手方向の対称性を有してもよい。

    背部パネル10は、第1の背部端部フラップ12及び第2の背部端部フラップ14に折り曲げ可能に接続される。 頂部パネル20は、第1の頂部端部フラップ22及び第2の頂部端部フラップ24に折り曲げ可能に接続される。 前部パネル30は、第1の前部端部フラップ32及び第2の前部端部フラップ34に折り曲げ可能に接続される。 第1の前部端部フラップ32及び第2の前部端部フラップ34は、折り曲げ可能に取り付けられる接着フラップ36、38を有してもよい。 底部パネル40は、第1の底部端部フラップ42及び第2の底部端部フラップ44に折り曲げ可能に接続される。 カートン150を組み立てたとき(図5)、端部フラップ12、22、32、42がカートン150の第1の端部を閉鎖し、端部フラップ14、24、34、44がカートン150の第2の端部を閉鎖する。 端部フラップ12、22、32、42は、ブランク8の第1の周辺領域に沿って延在し、端部フラップ14、24、34、44は、ブランク8の第2の周辺領域に沿って延在する。 頂部端部フラップ22、24は、それぞれ斜め折り線26、28で折り曲げ可能であることができる。 底部端部フラップ42、44は、それぞれ斜め折り線46、48で折り曲げ可能であることができる。

    第1のダイヤモンド形隅部パネル110及び第2のダイヤモンド形隅部パネル112を頂部パネル20の各側に形成してもよい。 第1の隅部パネル110は、向き合ったくの字形折り線114、116によって画定されるほぼダイヤモンド形状を有することができる。 第2の隅部パネル112も、向き合ったくの字形折り線120、122によって画定されるダイヤモンド形状を有することができる。 第3のダイヤモンド形隅部パネル130及び第4のダイヤモンド形隅部パネル132を底部パネル40の各側に形成してもよい。 第3の隅部パネル130は、向き合ったくの字形折り線134、136によって画定されるほぼダイヤモンド形状を有することができる。 第4の隅部パネル132も、向き合ったくの字形折り線140、142によって画定されるダイヤモンド形状を有することができる。

    本発明の一態様によれば、ブランク8は、取出部/スタンドパターンを有してもよい。 例えば、図1に示すブランク8は、組み立てられたカートン150(図5に示す)に取出部/スタンド100を画定する取出部/スタンドパターン60を有する。 取出構造にしたとき、取出部/スタンド100は、物品を供給することができる取出口を与えると共に、カートン150を傾斜位置(図10〜図12)に支持する。 図示の実施形態では、取出部/スタンドパターン60は、頂部パネル20内に第1の引き裂き線62、第2の引き裂き線64及び第3の引き裂き線66を有する。 第4の長手方向引き裂き線70及び第5の長手方向引き裂き線72が、前部パネル30を通って延びることができる。 第1の引き裂き線62、第2の引き裂き線64、第3の引き裂き線66、第4の長手方向引き裂き線70及び第5の長手方向引き裂き線72は、例えば、取出部/スタンド100をカートン150の残りの部分から部分的に分離できるようにする引き裂き線でよい。 図1〜図13に示す例示的な実施形態において、引き裂き線62、64、66、70、72は、切れ目/折り目線の形を有する引き裂き線であるが、他の破断可能な分断線を使用してもよい。

    取出部/スタンドパターン60はまた、取出部/スタンドパターン60の第4の引き裂き線70及び第5の引き裂き線72間で前部パネル30を通って延びる第1の横方向折り線76、第2の横方向折り線78及び第3の横方向折り線80を有ことができる。 第1の横方向折り線76、第2の横方向折り線78及び第3の横方向折り線80と横方向折り線31とは、互いにほぼ平行であり、取出部/スタンド100内に頂部取出部/スタンドパネル102と、第1の前部取出部/スタンドパネル104、第2の前部取出部/スタンドパネル106及び第3の前部取出部/スタンドパネル108とを部分的に画定することができる。 図1〜図13に示す例示的な実施形態では、折り線78、80は切れ目/離間線であり、折り線31、76は折り目線である。 しかしながら、他の形式の折り線をブランク8内に形成してもよい。

    取出部/スタンドパターン60はまた、カートンを組み立てた後の取出部/スタンドの除去を助ける少なくとも1つのタブ切り欠きを有することができる。 例えば、図1に示す実施形態では、第1の湾曲タブ切り欠き85及び第2の湾曲タブ切り欠き87によって画定される第1のタブ84及び第2のタブ86を、第1の引き裂き線62、第2の引き裂き線64及び第3の引き裂き線66の接合部分に形成してもよい。 当業者であれば、タブ切り欠きを形成するために、さまざまな形状、例えば、円形、楕円形、三形又は矩形を用いてもよいことを理解できるであろう。 図1に示すように、対応の第1の保持構成要素部94及び第2の保持構成要素部96を底部パネル40内に形成してもよい。 保持構成要素部94、96は、組み立て済みカートン150がその取出構造にあるとき、それぞれ第1のタブ84及び第2のタブ86を受け取って保持することができるサイズ及び形状の切断線(複数可)から形成されてもよい。

    次に、図1〜図4を参照しながら、カートン150を組み立てる例示的な方法を説明する。

    図2を参照すると、ブランク8を横方向折り線41及び21を軸に折り曲げ、接着パネル50を底部パネル40に接着する。 接着は、当業者には既知の任意の方法で行うことができる。 例えば、糊を使用してパネル40、50を接着してもよい。

    図3を参照すると、ブランク8は部分的に開かれ、それにより、ほぼ管状の形状を有する。 端部フラップ22、42を内向きに折り曲げ、それにより、それらが管状のブランク形状の第1の開放端部を部分的に覆うようにする。 次に、端部フラップ12、32を端部フラップ22、42の上に折り曲げる。 第1の端部フラップ12、22、32、42の1つ又は複数を接着固定し、それにより、管状の形状の第1の端部を閉じるようにすることができる。 例えば、接着フラップ36を第1の背部端部フラップ12に接着することができる。 代替的に、又は追加的に、端部フラップ12、32の内側を端部フラップ22、42の外側に接着してもよい。 同様にして、カートンの第2の端部を第2の端部フラップ14、24、34、44によって閉じることができる。

    図4を参照すると、第1の端部フラップ12、22、32、42は、第1の端部パネル162を形成し、第2の端部フラップ14、24、34、44は、第2の端部パネル164を形成する。 カートンの両端部を閉鎖する前の任意時に、容器C(図10に示す)を部分的に形成されたカートン内に装填することができる。 図5は、カートン150をその取出構造にする前の組み立て済みカートン150の斜視図である。 取出部/スタンド100は、頂部パネル20及び前部パネル30を横切って延在する。

    次に、カートンを開封して取出構造にする例示的な方法を、図6〜図12を参照しながら説明する。

    図6を参照すると、取出部/スタンド100の縁部を把持して、頂部パネル20から上方へ引っ張ることができる。 取出部/スタンド100は、例えば、タブ84、86のいずれか一方又は両方で把持してもよく、取出部/スタンドパターン60(図1に示す)を第1の引き裂き線62、第2の引き裂き線64及び第3引き裂き線66に沿って引き裂き、それにより、取出部/スタンド100の頂部パネル102を頂部パネル20の残りの部分から引き裂いてもよい。 図7は、取出部/スタンド100の、頂部パネル20から分離された頂部パネル102を示す。 図8を参照すると、取出部/スタンド100が折り線41で前部パネル30に折り曲げ可能に接続されるまで、取出部/スタンド100を取出部/スタンドパターン60の第4の引き裂き線70及び第5の引き裂き線72に沿ってさらに引き裂く。

    図9を参照すると、カートン150を、その背部パネル10を下にして置いて、取出部/スタンド100を折り返し、それにより、それを底部パネル40に部分的に重ねる。 この位置で、第1のタブ84及び第2のタブ86を底部パネル40内のそれぞれの保持構成要素部94、96に係合させてもよい。 タブ84、86をそれらの対応の保持構成要素部94、96のスリットに押し込み、それにより、取出部/スタンド100をその折り返し位置に固定する。 図10を参照すると、続いてカートン150を旋回させて、カートン150を取出部/スタンド100によって上方に傾いた、又は傾斜位置に支持することができる。 取出部/スタンド100の第2の前部パネル106を内向きに押し込み、それにより、取出部/スタンド100が折り線78で内向きに折れ曲がって、第3の前部パネル108を前部パネル30の残りの部分に押し付けるようにしてもよい。 取出部/スタンド100をカートン150から部分的に分離することにより、カートン内に取出口101が残る。 この時、取出部/スタンド100は傾斜取出構造にあり、それから容器Cを取出口101から供給することができる。

    図11は、カートン150をその傾斜取出位置に支持する取出部/スタンド100を示し、底部パネル40が取出部/スタンド100によって支持面Sから持ち上げられている。 図12は、容器Cをカートン150から取出口101を通して供給しているところを示す。 カートン150内の例示的な容器Cは、頂部パネル20及び底部パネル40にほぼ平行に延びる長軸を有する瓶である。 容器Cの底面は背部パネル10の近傍にあり、容器の頂部は前部パネル30の近傍にある。 容器Cの長軸はまた、取出口101の長さとほぼ整合し、それにより、容器Cを取出口101を通して容易に抜き出すことができる。

    本実施形態によれば、カートン150は、カートン150をその取出構造にすると、カートン内に保持されている容器Cに手が届きやすくする。 取出部/スタンド100は、カートン150の開放端部を持ち上げ、それにより、容器Cを容易に見てカートンから取り出すことができる。 カートン150の傾斜角度により、容器Cがカートン150から取出口101を通して不用意に出ないように確実にすることができる。 開封されたカートン150はまた、消費者がカートンの実質的にすべての内容物を見えるようにする。

    図1〜図13に示す実施形態は、カートン150に第1の折り線76及び第4の横方向折り線41間に形成されるリップを有する。 しかしながら、カートンをリップなしで構成することもできる。 具体的に言うと、第1の折り線76を第4の横方向折り線41と同一の広がりになるように延ばすことができるであろう。

    図1〜図12で説明した実施形態に示すように、カートン150は、2段及び4列に配列された8本の飲料瓶を収容する。 列数及び段数は、例えば、さまざまな数又は配列の容器Cを収容するように変更することができる。 カートン150内に代替の容器形状を収容してもよい。 例えば、本発明によるカートン内に缶を収容することもできる。

    図13は、本発明の第2の実施形態によるカートン350(図14に示す)を形成するために使用されるブランクの平面図である。 カートン350は、少なくとも2つの取出構造を有するであろう。 ブランク208は、図1に示すブランク8にサイズ及び形状がほぼ似ていてもよく、したがって、カートン350は、図5に示すカートン150にサイズ及び形状がほぼ似ているであろう。 したがって、図13〜16の同様な構成要素には、図1〜図12のものと同様な参照符号を付けるが、図13〜図16の参照符号では、前に「2」又は「3」を付ける。 しかしながら、カートン350をさまざまな取出構造にするために、カートン350は簡単に除去することができる取出部300を有する。

    第2の実施形態の一態様によれば、ブランク208は、組み立て済みカートン350(図14に示す)に取出部300を画定する取出部パターン260を有するであろう。 図示の実施形態において、取出部パターン260は、頂部パネル220及び前部パネル230内に引き裂き線262、264、266、268、270、272、276を有する。 引き裂き線262、264、266、268、270、272、276の1つ又は複数は、例えば、ブランク208の厚さを貫通するか、又は貫通しない切り込み又は離間スリットであることができる。 例えば、引き裂き線270、272、276は、ブランク208の外面又は印刷面からブランク208の厚さを貫通しないか、又は貫通することができる。 引き裂き線262、266、268は、ブランク208の内面からブランク208の厚さを貫通しないか、又は貫通することができる。 引き裂き線264は、切れ目/離間線であるが、線262、264、266、268、270、272、276のいずれを形成するためにも、他の破断可能な分断線を使用することができる。

    カートン350は、カートン150と同様にしてブランク208から構成されることができる。 図14は、カートンをその取出構造にする前のカートン350の斜視図である。 取出部300は、頂部パネル220及び前部パネル230を横切って延在する。

    図15は、カートン350が底部パネル240を下にして「平」取出構造にあるところを示す。 取出部300をカートン350から取出部パターン260に沿って引き裂くことにより、カートン350を開封して取出構造にすることができる。 引き裂きは、例えば、頂部パネル220内のタブ284、286のいずれか一方で開始してもよい。 取出部300を少なくとも部分的に引き裂いた後、カートン350内に取出口301が残る。 図16は、カートン350が、背部パネル210を下にして置いた代替の「垂直」又は「直立」取出構造にあるところを示す。 例示的な容器Cの長軸は、取出口301の長さに整合し、容器Cを容易に取り出せるようにしている。

    本実施形態によれば、カートン350は、その取出構造にすると、カートン内に保持されている容器Cに容易に手が届くようになる。 開封されたカートン350を異なった取出構造に位置付けて手が届くようにすることができ、カートン用の保管スペースが特定寸法に限定される場合、これは便利である。 例えば、カートン350を水平取出構造で背の低い保管スペース内に保管することができる。 浅い、又は幅が狭い保管スペースの場合、例えば冷蔵庫のドアでは、直立取出構造を使用することができる。 開封されたカートン350は、消費者がカートンの実質的にすべての内容物を見ることができるようにもする。

    図17は、本発明の第3の実施形態によるカートン550(図18に示す)を形成するために使用されるブランク408の平面図である。 ブランク408は、ブランク8及び図13に示すブランク208に寸法及び形状がほぼ似ていてもよく、したがって、カートン550は、カートン150、350に寸法及び形状がほぼ似ているであろう。 したがって、図17〜20の同様な構成要素には、図13〜図16のものと同様の参照符号を付けるが、図17〜図20の参照符号では、前に「4」、「5」又は「6」を付ける。 カートン550は、カートン550を異なった取出構造にするために別個に除去することができる2つの別個の取出部500、600を有する。

    図17を参照すると、ブランク408は、長手方向中心線C に関して互いにほぼ対称的であることができる第1の取出部500及び第2の取出部600を画定する第1の取出部パターン460及び第2の取出部パターン461を有する。 ブランク408内の第1の取出部500及び第2の取出部600は、図13に示す取出部300に形状及び機能がほぼ似ているであろう。

    ブランク408は、上述したカートン150、350と同様にして、カートン550に組み立てられることができる。 図20は、組み立て済みカートン550の斜視図である。 取出部500、600はそれぞれ、カートン550の頂部パネル420及び前部パネル430を横切って延在する。

    図19及び図20は、取出構造に置かれているカートン550を示す。 取出部500、600は、例えば、それぞれタブ484、584で開かれて、取出部パターン460、461に沿って引き裂かれるであろう。 取出部500、600の各々を個別に開いてもよく、又は図20に示す構成を得るために、両方を開いてもよい。 図20に示すように、容器Cは、取出口を通して取り出されるであろう。 カートン350を旋回させ、それにより、背部パネル410を下にして支持されるようにした「直立」位置、又は図20に示す「水平」位置のいずれか一方で、カートン550の供給を行ってもよい。

    上記実施形態において、さまざまな容器形状に適応するために、ブランクの寸法を変更してもよい。 本発明の取出部の実施形態は、例えば、瓶、缶、それらの組み合わせ、又は他の容器を収容するカートンによって具現されることができる。 容器の数及び配列も変更することができる。

    本発明によるブランクは、例えば、塗工板紙、SUSボード及び同様の材料から形成することができる。 例えば、ブランクの内面及び/又は外面をクレー膜でコーティングすることができる。 続いて、クレー膜全体に製品、広告、価格コード及び他の情報又は画像を印刷してもよい。 続いて、ブランク上に印刷されたすべての情報を保護するために、ブランクをワニスでコーティングしてもよい。 ブランクは、例えば、ブランクの片面又は両面を防湿層でコーティングすることもできる。 ブランクは、選択されたパネル又はパネルセクションに1つ又は複数のシート状材料を積層又はコーティングすることもできる。

    本明細書に提示する説明の目的のために、「分断線」という用語は、ブランクに形成される切断線、折り目線、引き裂き線又は折り線(又はそれらの組み合わせ)を包括的に指すために使用されることができる。 「破断可能な」分断線は、カートンの通常の使用中に破断することが意図される分断線である。 破断可能な分断線の一例が、引き裂き線である。

    本発明の上記実施形態によれば、折り線は、任意のほぼ線形であるが、必ずしもまっすぐでない分断線、又はそれに沿って折り曲げやすくする他の脆弱線の形であることができる。

    本明細書において、「パネル」又は「フラップ」は、平坦又は言い換えると平面的である必要はない。 「パネル」又は「フラップ」は、例えば、相互接続されるほぼ平坦又は平面的な複数の部分を有することができる。

    上記の実施形態は、糊によって互いに貼り合わせられる1つ又は複数のパネルを有するものとして説明されている場合がある。 「糊」という用語は、板紙カートンパネルを所定位置に固定するのに一般的に用いられるあらゆる種類の接着剤を包含することが意図される。

    本説明は、本発明を本明細書に開示されている形に制限する意図はない。 また、添付の特許請求の範囲は、詳細な説明に明確に定義されてはいない代替実施形態を含むと解釈されることを意図する。

    本発明の第1の実施形態によるカートンを形成するために使用されるブランクの平面図である。

    第1の実施形態によるカートンの組み立てを説明する斜視図である。

    第1の実施形態によるカートンの組み立てを説明する斜視図である。

    第1の実施形態によるカートンの組み立てを説明する斜視図である。

    第1のカートンの実施形態の斜視図である。

    第1のカートンの実施形態を取出構造にしているところを示す図である。

    第1のカートンの実施形態を取出構造にしているところを示す図である。

    第1のカートンの実施形態を取出構造にしているところを示す図である。

    第1のカートンの実施形態を取出構造にしているところを示す図である。

    第1のカートンの実施形態を取出構造にしているところを示す図である。

    取出構造の第1のカートンの実施形態を示す図である。

    取出構造の第1のカートンの実施形態を示す図である。

    本発明の第2の実施形態によるカートンを形成するために使用されるブランクの平面図である。

    第2のカートンの実施形態の斜視図である。

    水平取出構造の第2のカートンの実施形態を示す図である。

    直立取出構造の第2のカートンの実施形態を示す図である。

    本発明の第3の実施形態によるカートンを形成するために使用されるブランクの平面図である。

    第3のカートンの実施形態の斜視図である。

    第3のカートンの実施形態を取出構造にしているところを示す図である。

    水平取出構造の第3のカートンの実施形態を示す図である。

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