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Surface-covered carbonized tungsten group cemented carbide made and mill whose hard vapor deposition layer has excellent separation resistance

申请号 JP15423194 申请日 1994-06-13 公开(公告)号 JPH07328831A 公开(公告)日 1995-12-19
申请人 Mitsubishi Materials Corp; 三菱マテリアル株式会社; 发明人 KAWAMURA MASAO;
摘要 PURPOSE: To enable hard vapor deposition layers to exhibit excellent separation resistance even when they are used in high feed cutting or high notch cutting by making the outermost side unit hard vapor deposition layer equal to a single unit hard vapor deposition layer among plural unit hard vapor deposition layers.
CONSTITUTION: A bottom edge on a tip surface of a cutting edge part and a flank relief 3a of an outer peripheral edge 3 to similarly form a cutting edge part are covered with a single unit hard vapor deposition layer T
1 . A part except to form the single unit hard vapor deposition layer in this cutting edge part is covered with plural unit hard vapor deposition layers T
1 to T
4 , and among the plural unit hard vapor deposition layers, the outermost side unit hard vapor deposition layer T
1 is made equal to the single unit hard vapor deposition layer. These unit hard vapor deposition layers are formed of a single kind of single layer or two or more kinds of plural layers among Ti, TiC, TiN, TiCN, (Ti, Ab) N, (Ti, Al) CN and Al
2 O
3 . Thereby, the hard vapor deposition layers exhibit excellent separation resistance.
COPYRIGHT: (C)1995,JPO
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 切刃部とシャンク部からなる基体が炭化タングステン基超硬合金で構成され、かつ少なくとも前記切刃部の先端部が化学蒸着法および/または物理蒸着法による硬質蒸着層で被覆された表面被覆炭化タングステン基超硬合金製エンドミルにおいて、 上記切刃部の先端面の底刃、並びに同じく上記切刃部を構成する外周刃の逃げ面が単数のユニット硬質蒸着層で被覆され、 上記切刃部における上記単数のユニット硬質蒸着層形成以外の部分が複数のユニット硬質蒸着層で被覆されると共に、前記複数のユニット硬質蒸着層のうちの最外側のユニット硬質蒸着層を上記単数のユニット硬質蒸着層と同じ構成とし、 上記ユニット硬質蒸着層を、Ti、炭化チタン、窒化チタン、炭窒化チタン、TiとAlの複合窒化物、TiとAlの複合炭窒化物、および酸化アルミニウムのうちの1種の単層または2種以上の複層で構成したこと、を特徴とする硬質蒸着層がすぐれた耐剥離性を有する表面被覆炭化タングステン基超硬合金製エンドミル。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】この発明は、通常の切削は勿論のこと、特に高い発熱を伴なう高送りや高切込みなどの重切削に用いた場合にも硬質蒸着層に剥離の発生なく、長期に亘ってすぐれた切削性能を発揮する表面被覆炭化タングステン基超硬合金製エンドミル(以下、被覆超硬エンドミルという)に関するものである。

    【0002】

    【従来の技術】従来、一般に被覆超硬エンドミルとして、図2に、平面図、A矢視図、およびB−B断面図で例示される通り、炭化タングステン(以下、WCで示す)基超硬合金で構成されたシャンク部1と切刃部2からなり、かつ切刃部2には複数本の外周刃3が等間隔で全長に亘ってねじれながら存在し、前記外周刃3が逃げ面3aとすくい面3bで構成された基体Sの少なくとも切刃部2の底刃4を含む先端部の表面を、図3に切刃部の外周刃部分が概略部分横断面図で示されるように、化学蒸着法および/または物理蒸着法により形成された0.5〜15μmの範囲内の所定の平均層厚を有する硬質蒸着層Tで被覆してなるものが知られている。 また、
    上記硬質蒸着層Tが、Ti、炭化チタン、窒化チタン、
    炭窒化チタン、TiとAlの複合窒化物、TiとAlの複合炭窒化物、および酸化アルミニウム(以下、それぞれTiC,TiN,TiCN,(Ti,Al)N,(T
    i,Al)CN、およびAl 23で示す)のうちの1
    種の単層または2種以上の複層からなることも知られている。

    【0003】

    【発明が解決しようとする課題】一方、近年の切削機械の高性能化はめざましく、切削加工の省化とも相まって、送りや切込みを大きくした切削条件での切削加工が行なわれる傾向にあるが、上記の従来被覆超硬エンドミルにおいては、これを上記の高い発熱を伴なう高送り切削や高切込み切削などに用いると、硬質蒸着層に剥離が発生し易く、比較的短時間で使用寿命に至るのが現状である。

    【0004】

    【課題を解決するための手段】そこで、本発明者等は、
    上記のような観点から、硬質蒸着層に剥離の発生がない被覆超硬エンドミルを開発すべく研究を行なった結果、
    上記の従来被覆超硬エンドミルに適用されている単層または複層の硬質蒸着層を1単位とし(以下、これをユニット硬質蒸着層という)、切刃部の先端面の底刃、並びに図1に概略部分横断面図で示されるように、同じく切刃部を構成する外周刃3の逃げ面3aを単数のユニット硬質蒸着層T 1で被覆し、前記切刃部における前記単数のユニット硬質蒸着層形成以外の部分を複数のユニット硬質蒸着層T 1 ,T 2 ,T 3 ,T 4で被覆すると共に、
    前記複数のユニット硬質蒸着法のうちの最外側のユニット硬質蒸着層T 1を上記底刃および逃げ面3aと同じ構成とした被覆超硬エンドミルは、通常の切削加工は勿論のこと、高送り切削や高切込み切削などの高い発熱を伴なう切削に用いた場合にも上記超硬蒸着層がすぐれた耐剥離性を示し、長期に亘ってすぐれた切削性能を発揮するという研究結果を得たのである。

    【0005】この発明は、上記の研究結果にもとづいてなされたものであって、切刃部とシャンク部からなる基体がWC基超硬合金で構成され、かつ少なくとも前記切刃部の先端部が化学蒸着法および/または物理蒸着法による硬質蒸着層で被覆された被覆超硬エンドミルにおいて、(a) 上記切刃部の先端面の底刃、並びに同じく上記切刃部を構成する外周刃の逃げ面が単数のユニット硬質蒸着層で被覆され、(b) 上記切刃部における上記単数のユニット硬質蒸着層形成以外の部分が複数のユニット硬質蒸着層で被覆されると共に、前記複数のユニット硬質蒸着層のうちの最外側のユニット硬質蒸着層を上記単数のユニット硬質蒸着層と同じ構成とし、(c)
    上記ユニット硬質蒸着層を、Ti,TiC,TiN,
    TiCN,(Ti,Al)N,(Ti,Al)CN、およびAl 23のうちの1種の単層または2種以上の複層で構成する、以上(a)〜(c)の要件を満足することを特徴とする硬質蒸着層がすぐれた耐剥離性を有する被覆超硬エンドミルに特徴を有するものである。

    【0006】なお、この発明の被覆超硬エンドミルは、
    (a) 基体の切刃部における底刃、並びに少なくとも切刃部の先端部における外周刃の逃げ面をマスキングした状態で、これに化学蒸着法および/または物理蒸着法を施して、単数または複数のユニット硬質蒸着層で被覆し、ついで前記マスキングを除去して、少なくとも切刃部の先端部全体を単数のユニット硬質蒸着層で被覆する方法、(b) 上記の従来被覆超硬エンドミルおよび本発明被覆超硬エンドミルの使用済のものを用意し、これら使用済被覆超硬エンドミルの切刃部における底刃、並びに外周刃の逃げ面に残留する硬質蒸着層を除去すると共に、寸法出しを行なった状態で、少なくとも切刃部の先端部全体を単数のユニット硬質蒸着層で被覆する方法、以上(a)または(b)の方法によって製造するのが望ましい。

    【0007】

    【実施例】つぎに、この発明の被覆超硬エンドミルを実施例により具体的に説明する。 WC基超硬合金基体として、JIS規格M20に相当する組成を有する直径:1
    0mmの汎用2枚刃エンドミル(SED2100SG)を用意し、一方表1に示される組成と厚さの単層または複層で構成されたユニット硬質蒸着層A〜Lを設計し、まず、上記基体の切刃部における底刃、並びに外周刃の逃げ面をマスキングし、この状態で表1に示される設計にもとづいて前記基体の表面に、表2〜5に示される組合せで物理蒸着法に分類されるイオンプレーティング法および通常の化学蒸着法にて単数または複数のユニット硬質蒸着層T 2 〜T 4 (図1参照)を形成し、ついで前記マスキングを除いた状態で切刃部全体を同じく表2〜5
    に示される組合せでユニット硬質蒸着層T 1で被覆することにより本発明被覆超硬エンドミル1〜43をそれぞれ製造した。 また、比較の目的で、表6に示される通り基体の切刃部をユニット硬質蒸着層A〜Lのいずれかで被覆する以外は同一の条件で従来被覆超硬エンドミル1
    〜12をそれぞれ製造した。

    【0008】つぎに、この結果得られた各種の被覆超硬エンドミルについて、 被削材:S50C(ブリネル硬さ:236を有する炭素鋼)、 切削速度:120m/min 、 送り:0.04mm/刃、 軸方向切込み:15mm、 径方向切込み:1mm、 切削時間:60分、 の条件で鋼のダウンカット方式による湿式高送り高切込み切削試験を行ない、外周刃の刃先部の逃げ面摩耗幅を測定した。 これらの測定結果を表2〜6に示した。

    【0009】

    【表1】

    【0010】

    【表2】

    【0011】

    【表3】

    【0012】

    【表4】

    【0013】

    【表5】

    【0014】

    【表6】

    【0015】

    【発明の効果】表2〜6に示される結果から、本発明被覆超硬エンドミル1〜43は、いずれも高い発熱を伴なう高送り高切込み切削にもかかわらず、硬質蒸着層に剥離の発生がなく、すぐれた耐摩耗性を示すのに対して、
    従来被覆超硬エンドミル1〜12は、いずれも硬質蒸着層に剥離が発生し、比較的短時間で使用寿命に至ることが明らかである。 上述のように、この発明の被覆超硬エンドミルは、通常の切削は勿論のこと、特に高切込み切削や高送り切削などの高い発熱を伴なう切削に用いた場合にも硬質蒸着層に剥離の発生なく、長期に亘ってすぐれた切削性能を発揮するので、切削機械の高性能化および切削加工の省力化にも十分満足に対応することができるなど工業上有用な特性をもつものである。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明被覆超硬エンドミルの外周刃を示す概略部分横断面図である。

    【図2】被覆超硬エンドミルを構成する基体の正面図、
    A矢視図、およびB−B断面図である。

    【図3】従来被覆超硬エンドミルの外周刃を示す概略部分横断面図である。

    【符号の説明】

    S 基体 T 硬質蒸着層 T 1 〜T 4ユニット硬質蒸着層 1 シャンク部 2 切刃部 3 外周刃 3a 逃げ面 3b すくい面 4 底刃

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl. 6識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C23C 16/30

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