Capsule type reconfigurable multifunctional machining apparatus

申请号 JP2013216958 申请日 2013-10-18 公开(公告)号 JP2014083684A 公开(公告)日 2014-05-12
申请人 Korea Inst Of Machinery & Materials; コリア・インスティテュート・オブ・マシナリー・アンド・マテリアルズKorea Institute Of Machinery & Materials; 发明人 BOKU SHOKEN; LEE SUNG CHEUL; KIM BYUNG-SUB; RO SEUNG KOOK; JANG SUNG KWON;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a capsule type reconfigurable multifunctional machining apparatus capable of multiply performing various processes such as a laser process, a milling process, and a grinding process by applying a mechanism in which a rotary motion is maximized.SOLUTION: The apparatus includes a rotating frame in which a plurality of processing modules may be installed to face an object to be machined disposed in a capsule type body and whose machining position and pose are adjusted by rotation, an upper frame for rotatably supporting the rotating frame, a lower frame that is combined with the upper frame under the upper frame to support the upper frame and in which vibration proof members are installed in positions where the lower frame contacts the upper frame, and a stage unit fixedly inserted into the internal center of the upper frame so that the height of the settled object to be machined is adjustable and in which an X-Y stage or a rotary stage may be selectively mounted.
权利要求
  • カプセル型本体の内部に配置される加工対象物に向かって複数の加工モジュールが設置可能で、回転によって加工位置および姿勢が調整される回転フレームと、
    前記回転フレームを回転可能に支持する上部フレームと、
    前記上部フレームの下部に結合されて前記上部フレームを支持するとともに、前記上部フレームと接触する位置に防振部材が設けられる下部フレームと、
    前記上部フレームの内側中央に挿入固定されるとともに、載置された加工対象物の高さを調整可能で、かつX−Yステージまたはロータリーステージを選択的に装着可能なステージユニットとを含むことを特徴とするカプセル型可変軸複合加工装置。
  • 前記回転フレームは、
    前記カプセル型本体の、前記回転フレームの回転方向に垂直な方向にレーザ加工モジュールが装着されるレーザ加工モジュール装着スロットと、
    前記回転フレームの回転方向に沿って前記レーザ加工モジュールから前後に離隔し、ミリング加工モジュール装着されるミリング加工モジュール装着スロットおよび研削加工モジュールが装着される研削加工モジュール装着スロットとを備えることを特徴とする請求項1記載のカプセル型可変軸複合加工装置。
  • 前記カプセル型本体は、
    高さ方向からみて、中央から下端まで回転方向に沿って前後に切開された弧状切開部を備え、
    前記弧状切開部によって上方突出した前記ステージユニットと回転する前記カプセル型本体とが相互干渉しないことを特徴とする請求項2記載のカプセル型可変軸複合加工装置。
  • 前記弧状切開部の両側には、前記カプセル型本体の内部空間を充填することによって形成されるウエイトバランス部が備えられることを特徴とする請求項3記載のカプセル型可変軸複合加工装置。
  • 前記防振部材は、
    前記回転フレームの駆動軸の高さに対応して同一線上に位置し、前記上部フレームと下部フレームとが接触する長方形の角部区間ごとに配置されるエアクッション(air cushion)であることを特徴とする請求項1記載のカプセル型可変軸複合加工装置。
  • 前記下部フレームは、長方形の角部から上方突出した突出端部上に前記防振部材がそれぞれ固定され、
    前記上部フレームの長方形の角部上には、前記突出端部を挿入させ、前記防振部材とそれぞれ対面して接触するポケット形態の支持上板が備えられることを特徴とする請求項5記載のカプセル型可変軸複合加工装置。
  • 前記上部フレームには、前記回転フレームの両側に連結された駆動軸を通して回転力を伝達する回転フレーム駆動部が内蔵されることを特徴とする請求項1記載のカプセル型可変軸複合加工装置。
  • 前記ステージユニットは、前記上部フレームに設けられたステージユニット装着部を通して挿入固定されるとともに、
    前記ステージユニット装着部に固定される連結プレートと、
    前記連結プレートの中央を貫通して垂直方向に装着され、下端の昇降駆動部から伝達された回転力を通じて上下に伸縮調整される昇降軸と、
    前記昇降軸の上端に連結され、加工対象物が載置される台座ブロックが上面に固定され、加工対象物をX−Y軸方向に移動させるX−Yステージとを含むことを特徴とする請求項1記載のカプセル型可変軸複合加工装置。
  • 前記ステージユニットは、
    前記昇降軸の上端に内蔵されたロータリーステージ駆動部と、
    前記ロータリーステージ駆動部から回転力が伝達され、加工対象物を回転させるロータリーステージとを含むことを特徴とする請求項8記載のカプセル型可変軸複合加工装置。
  • 前記ロータリーステージは、
    複数の顎(jaw)を備えるチャック(chuck)部材であり、前記X−Yステージに固定された前記台座ブロックを分離し、前記X−Yステージに設けられている溝を通して装着されることを特徴とする請求項9記載のカプセル型可変軸複合加工装置。
  • 前記ステージユニットは、
    前記昇降軸の伸縮方向に複数のガイドロッドを備えることを特徴とする請求項8記載のカプセル型可変軸複合加工装置。
  • 说明书全文

    本発明は、カプセル型可変軸複合加工装置に関するものであって、より詳細には、回転運動が極大化された機構メカニズムを適用し、多様な加工(例:レーザ加工、ミリング加工および研削加工など)を複合的に行うことができるカプセル型可変軸複合加工装置に関するものである。

    加工対象物の3次元立体加工に用いられる代表的な加工装置としては、レーザ加工装置や多軸マシニング装置などがある。 レーザ加工装置は、比較的小さい加工対象物を加工するために主に利用される。 そして、多軸マシニング装置は、レーザ加工装置に比べて大きい加工対象物を加工するために主に利用される。

    しかし、従来の多軸マシニング装置は、装置の体積が大きく、加工対象物を3次元的に立体加工するために、工具を直接加工対象物の周辺に移動する場合が一般的であった。 これは、工具の移動距離を増加させて加工誤差を大きく発生させることがあるため、比較的精巧で複雑な製品を加工することは困難であった。

    また、従来の多軸マシニング装置の場合、多軸並進運動だけで工具を移動させて加工を行う場合が多いことから、装置の構造が複雑で、必要な部品数も多く、価格帯が高価である。

    これと共に、従来の多軸マシニング装置は、複雑な形状の製品を加工する時、工具の動きが多くなり、必要なエネルギーが無駄に増加するという欠点もあった。

    そのため、このような従来の多軸マシニング装置が抱える問題および使用上の不便さを解決するために、単一の加工装置内で可変軸複合加工を行うことができる加工装置に対する開発が切実に要求されているのが現状である。

    このような可変軸複合加工装置の開発は、次世代バイオ技術(Bio Technology)および情報技術(Information Technology)マイクロ加工分野の発展を図ることができる。

    本発明の一実施形態は、回転運動が極大化された機構メカニズムを適用し、レーザ加工、ミリング加工、研削加工などの多様な加工を複合的に行うことができるカプセル型可変軸複合加工装置を提供する。

    本発明の一実施形態によれば、カプセル型本体の内部に配置される加工対象物に向かって複数の加工モジュールが設置可能で、回転によって加工位置および姿勢が調整される回転フレームと、
    前記回転フレームを回転可能に支持する上部フレームと、
    前記上部フレームの下部に結合されて前記上部フレームを支持するとともに、前記上部フレームと接触する位置に防振部材が設けられる下部フレームと、
    前記上部フレームの内側中央に挿入固定されるとともに、載置された加工対象物の高さを調整可能で、かつX−Yステージまたはロータリーステージを選択的に装着可能なステージユニットとを含むカプセル型可変軸複合加工装置が提供される。

    前記回転フレームは、前記カプセル型本体の、前記回転フレームの回転方向に垂直な方向にレーザ加工モジュールが装着されるレーザ加工モジュール装着スロットと、前記回転フレームの回転方向に沿って前記レーザ加工モジュールから前後に離隔し、ミリング加工モジュール装着されるミリング加工モジュール装着スロットおよび研削加工モジュールが装着される研削加工モジュール装着スロットとを備えることができる。

    前記カプセル型本体は、高さ方向からみて、中央から下端まで回転方向に沿って前後に切開された弧状切開部を備え、前記弧状切開部によって上方突出した前記ステージユニットと回転する前記カプセル型本体とが相互干渉しないことが好ましい。

    また、前記弧状切開部の両側には、前記カプセル型本体の内部空間を充填することによって形成されるウエイトバランス部が備えられることが好ましい。

    前記防振部材は、前記回転フレームの駆動軸の高さに対応して同一線上に位置し、前記上部フレームと下部フレームとが接触する長方形の部区間ごとに配置されるエアクッション(air cushion)であり得る。

    さらに、前記下部フレームは、長方形の角部から上方突出した突出端部上に前記防振部材がそれぞれ固定され、前記上部フレームの長方形の角部上には、前記突出端部を挿入させ、前記防振部材とそれぞれ対面して接触するポケット形態の支持上板が設置できる。

    また、前記上部フレームには、前記回転フレームの両側に連結された駆動軸を通して回転を伝達する回転フレーム駆動部が内蔵できる。

    前記ステージユニットは、前記上部フレームに設けられたステージユニット装着部を通して挿入固定されるとともに、前記ステージユニット装着部に固定される連結プレートと、前記連結プレートの中央を貫通して垂直方向に装着され、下端の乗降駆動部から伝達された回転力を通じて上下に伸縮調整される昇降軸と、前記昇降軸の上端に連結され、加工対象物が載置される台座ブロックが上面に固定され、加工対象物をX−Y軸方向に移動させるX−Yステージとを含むことができる。

    また、前記ステージユニットは、前記昇降軸の上端に内蔵されたロータリーステージ駆動部と、前記ロータリーステージ駆動部から回転力が伝達され、加工対象物を回転させるロータリーステージとを含むことができる。

    この時、前記ロータリーステージは、複数の顎(jaw)を備えるチャック(chuck)部材であり、前記X−Yステージに固定された前記台座ブロックを分離し、前記X−Yステージに設けられている溝を通して装着できる。

    また、前記ステージユニットは、前記昇降軸の伸縮方向に複数のガイドロッドを備えることができる。

    本発明の一実施形態にかかるカプセル型可変軸複合加工装置によれば、既存の直線運動に基づく加工形態から抜け出して回転運動が極大化された可変軸駆動メカニズムを適用することにより、より精巧で複雑な加工を迅速に行うことができる。

    特に、単一のマシニング装置内に回転運動が極大化された可変軸駆動メカニズムを適用することにより、多様な加工を複合的に行う場合にも、工具の移動距離を大幅に減少させることができる。 これは、加工誤差の発生を低減させ、加工精度を向上させる。

    そして、単一のマシニング装置を通じて多様な加工を複合的に行う場合にも、工具の移動距離が大幅に減少することができる。 これにより、工具の移動に必要なエネルギーを節減することができ、製品加工費を低減することができる。

    一方、本発明の一実施形態によれば、レーザ加工、ミリング加工、研削加工を同時または順次に行うことができるカプセル型可変軸複合加工装置を提供することにより、より精密で複雑な製品加工が要求されるバイオ技術および情報技術マイクロ加工分野の発展を図ることができる。

    本発明の一実施形態にかかるカプセル型可変軸複合加工装置の斜視図である。

    本発明の一実施形態にかかるカプセル型可変軸複合加工装置の分解斜視図である。

    本発明の一実施形態にかかるカプセル型可変軸複合加工装置の回転フレームが回転した状態を示す作動状態図である。

    本発明の一実施形態にかかるカプセル型可変軸複合加工装置の回転フレームを示す部分斜視図である。

    本発明の一実施形態にかかるカプセル型可変軸複合加工装置の上部フレームを示す部分斜視図である。

    本発明の一実施形態にかかるカプセル型可変軸複合加工装置の上部フレームの背面図である。

    本発明の一実施形態にかかるカプセル型可変軸複合加工装置のステージユニットを示す部分斜視図である。

    本発明の一実施形態にかかるカプセル型可変軸複合加工装置のステージユニットの一使用形態を示す使用状態図である。

    本発明の一実施形態にかかるカプセル型可変軸複合加工装置のステージユニットの他の使用形態を示す使用状態図である。

    本発明の一実施形態にかかるカプセル型可変軸複合加工装置のステージユニットがロータリーステージ方式で動作する様子を示す作動状態図である。

    本発明の一実施形態にかかるカプセル型可変軸複合加工装置のステージユニットの縦方向断面図である。

    本発明の一実施形態にかかるカプセル型可変軸複合加工装置の上部フレームと下部フレームとの間に介在した防振部材の構造を示す斜視図である。

    本発明の一実施形態にかかるカプセル型可変軸複合加工装置の内部構造の拡大図である。

    以下、添付した図面を参照して、本発明の一実施形態にかかるカプセル型可変軸複合加工装置に関して説明する。

    本発明の利点および特徴、そして、それらを達成する方法は、添付した図面と共に詳細に後述する実施形態を参照すれば明確になるはずである。 しかし、本発明は、以下に開示される実施形態によって限定されるものではなく、互いに異なる多様な形態で実現される。 ここで説明される実施形態は、本発明の開示が完全になるようにし、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者に発明の範囲を完全に知らせるために提供されるものである。 また、本発明を説明するにあたり、関連する公知技術などが本発明の要旨をあいまいにする可能性があると判断された場合、それに関する詳細な説明は省略する。

    図1は、本発明の一実施形態にかかるカプセル型可変軸複合加工装置の斜視図である。

    図1を参照すれば、図示のカプセル型可変軸複合加工装置1は、加工対象物に向かって複数の加工モジュールを装着した状態で回転し、カプセル型本体を有する回転フレーム100と、回転フレーム100の下部で回転フレーム100を支持する上部フレーム200および下部フレーム400と、加工対象物が載置され、高さ調整が可能なステージユニット300とを含む。

    回転フレーム100は、カプセル型本体からなり、上部フレーム200を通して両側に内蔵された回転フレーム駆動部(例:モータ)によって回転する。

    回転フレーム100の上部には複数の加工モジュールが装着できるが、具体例として、レーザ加工モジュールM1、ミリング加工モジュールM2、研削加工モジュールM3を並べて設置できる。

    上部フレーム200および下部フレーム400は、前記回転フレーム100を下部で支持して加工安定性を確保すると同時に、回転フレーム100または加工モジュールの動作中に発生する振動を吸収する防振機能を果たす。

    特に、上部フレーム200は、回転フレーム100が回転可能に回転フレーム100の両端を支持し、下部フレーム400は、上部フレーム200の下部に結合されて上部フレーム200を支持する。 そして、下部フレーム400と上部フレーム200とが接触する位置には防振部材が介在する。

    そして、これら上部フレーム200と下部フレーム400との結合線上には、四角帯状の連結カバーCが着脱可能な形態で連結できる。

    加工対象物を載置できるように、ステージユニット300は、上部フレームの内側中央に挿入固定される。 ステージユニット300は、加工対象物の高さを調整する機能を果たすことができ、ステージユニット300には、X−Yステージまたはロータリーステージを選択的に装着できる。

    ここで、X−Yステージとは、平2軸方向(つまり、X−Y軸方向)に加工対象物の変位を調整できる装置を意味し、ロータリーステージとは、中心軸を基準として加工対象物を回転できる装置を意味する。

    図2は、本発明の一実施形態にかかるカプセル型可変軸複合加工装置の分解斜視図である。

    図2には、回転フレーム100、ステージユニット300、上部フレーム200および下部フレーム400の具体的な形状およびこれらの連結構造が示されている。

    回転フレーム100は、カプセル型本体110からなる。 そして、上部フレーム200に連結される方向(つまり、Y軸方向)の両側に駆動軸連結部120が設けられる。

    前記回転フレーム100には、加工対象物を同時または順次に、あるいは使用者から入力された加工プログラムに従って複数の加工を行うことができる加工モジュールが装着される。

    具体例として、加工モジュールは、レーザ加工モジュールM1、ミリング加工モジュールM2および研削加工モジュールM3を含むことができる。

    図示の実施形態によれば、カプセル型本体110の垂直上方に、レーザ加工モジュールM1が装着されるレーザ加工モジュール装着スロット115が設けられる。 そして、前記レーザ加工モジュールM1から回転方向に沿って前後に離隔した位置に、ミリング加工モジュールM2が装着されるミリング加工モジュール装着スロット117と研削加工モジュールM3が装着される研削加工モジュール装着スロット119とが設けられる。 これらレーザ加工モジュール装着スロット115、ミリング加工モジュール装着スロット117、研削加工モジュール装着スロット119は、カプセル型本体が回転する方向と一致する方向に並んで離隔配置できる。

    図3は、図1に示された回転フレーム100が回転した状態を示す。 図示のように、レーザ加工モジュールM1、ミリング加工モジュールM2、研削加工モジュールM3の間の中心角が45度に離隔配置されることにより、研削加工モジュールM3が水平方向(つまり、X軸方向)に横になる場合、ミリング加工モジュールM2は垂直方向(つまり、Z軸方向)に立てられる。 この時、レーザ加工モジュールM1は45度に傾斜した姿勢を取るようになる。

    回転フレーム100のカプセル型本体110は、高さ中央から下端まで回転方向に沿って前後に切開された弧状切開部111を備える。

    弧状切開部111は、前記回転フレーム100の下面を通して上方突出して高さ調整されるステージユニット300と、回転するカプセル型本体110とが互いに干渉しないようにするためのものである。

    そして、弧状切開部111の両側には、重りの役割を果たすウエイトバランス部113が設けられる。 カプセル型本体110の大部分は内部が空洞であるが、ウエイトバランス部113は、カプセル型本体の内部を充填することによって形成されている。

    回転フレーム100のカプセル型本体110の両側には円形カバー130が備えられる。 ここで、円形カバー130は、作業者が加工状態を確認できるようにする機能はもちろん、装置の維持補修のためにも使用可能である。 ただし、このような構成の形状および構造は本発明を限定しない。

    そして、図4は、本発明の一実施形態にかかるカプセル型可変軸複合加工装置の回転フレームを示す部分斜視図であって、前述した回転フレーム100の具体的な形状および構造は、図4を通じてより詳細に確認することができる。

    上部フレーム200は、回転フレーム100が回転可能に両端を支持する部材である。 図示のように、上部フレーム200は、全体的な外形が四角形状、つまり、長方形をなしており、長方形の角部上には、上方突出したポケット形態の支持上板201a、201b、201c、201dが設けられる。

    このような支持上板201a、201b、201c、201dは、下部フレーム400に固定された防振部材420と対面する部分に位置する。

    下部フレーム400は、上部フレーム200の下部で上部フレーム200を支持する部材であって、地面(特に、作業場の床)に置かれて上部フレーム200を下部で支える役割を果たす。 下部フレーム400の全体的な外形は、上部フレーム200の形状および大きさに対応して四角形状、つまり、長方形をなしており、長方形の角部上には上方突出した突出端部422が備えられる。 そして、前記突出端部422の上面には防振部材420が固定配置される。

    先に説明した上部フレーム200の支持上板201a、201b、201c、201dがポケット形態からなる理由は、下部フレーム400の突出端部422と防振部材420を挿入するためである。

    特に、下部フレーム400に固定された防振部材420の上面には防振部材連結プレート401a、401b、401c、401dが備えられているが、この防振部材連結プレート401a、401b、401c、401dが前記支持上板201a、201b、201c、201dの下面に対面接触する。 これにより、上部フレーム200から伝達された振動(または衝撃)を防振部材420を通して効果的に吸収できる。

    さらに、前記防振部材420は、回転フレーム100の駆動軸の高さに対応して同一線上(つまり、同一高さ)で上部フレーム200と下部フレーム400とが接触する長方形の角部区間ごとに配置できる。 このような構造は、上部フレーム200の支持上板と下部フレーム400の突出端部の高さを適切に調整することによって可能になる。

    一方、上部フレーム200の支持上板201a、201b、201c、201dの側面には着脱可能な四角形カバー210が備えられ、回転フレーム100の駆動軸が連結される方向には回転フレーム連結部250が備えられる。

    そして、回転フレーム連結部250の延長線上で上部フレーム200の両側には回転フレーム駆動部(図1の図面符号101)が固定配置される。 ここで、回転フレーム駆動部は、先に説明したように、回転フレーム100を回転できるモータなどが使用可能である。

    そして、回転フレーム駆動部が固定される外側には、側面カバー220が着脱可能な形態で具備され、上側には上部カバー230が着脱可能な形態で具備される。

    このような上部フレーム200の形状および構造は、図5Aに示された本発明の一実施形態にかかるカプセル型可変軸複合加工装置の上部フレームを示す部分斜視図と、図5Bに示された本発明の一実施形態にかかるカプセル型可変軸複合加工装置の上部フレームの背面図を通じて具体的に確認することができる。

    そして、上部フレーム200の中央には、ステージユニット300が挿入装着されるステージユニット装着部240が設けられる。

    ステージユニット装着部240は、ステージユニット300の連結プレート360と結合される部位であって、内側にはステージユニット300の昇降軸310が貫設される設置孔(図5Bの図面符号241)が設けられる。

    下部フレーム400は、地面と接触する部位に支え台411を備え、支え台411の一側には移動用車輪をさらに備えることができる。 これは、装置の機動性を考慮したものである。 長方形の角部を通してそれぞれ具備された支え台411の上部には、周りに沿って下部フレーム支持部材410が設けられる。

    図2を参照すれば、下部フレーム支持部材410の場合、下端がアーチ形態になっているが、これは、装置の重量を減らしながらも構造の剛性を向上させるための一つの例示的な形態に過ぎず、本発明を限定しない。

    また、下部フレーム支持部材410の上端には、内側周りに沿って水平端部413が設置される。 水平端部413は、防振部材420を上方に突出させて固定する突出端部422が安定的に配置できるようにするものである。

    ステージユニット300は、上部フレーム200の内側中央に挿入固定されて加工対象物を載置させる役割を果たす。

    ステージユニット300は、加工対象物の高さを調整する機能を果たすために、昇降駆動部301と昇降軸310とを含む。

    ステージユニット300は、加工対象物を多様な形態で載置させて固定するために、X−Yステージまたはロータリーステージを選択的に変更して使用できるように構成されている。 これは、単一の加工装置で多様な形態の加工を行えるようにするためである。

    このようなステージユニット300に関して、図6ないし図9を参照して具体的に説明する。

    図6は、本発明の一実施形態にかかるカプセル型可変軸複合加工装置のステージユニットを示す部分斜視図である。

    図2を通じて簡略に説明したように、ステージユニット300は、上部フレーム(図2の図面符号200)に設けられたステージユニット装着部(図2の図面符号240)に挿入固定される。 このために、ステージユニット300は、ステージユニット装着部に面接して固定される連結プレート360を備える。

    そして、ステージユニット300は、連結プレート360の中央を貫通して垂直方向に装着される昇降軸310と、昇降軸310の下端で回転力を提供する昇降駆動部301とを含む。

    ここで、昇降駆動部301は、電気的に回転方向が制御可能なモータを用いることができ、これ以外にも、多様な回転力発生手段を用いてもかまわない。

    昇降軸310は、昇降駆動部301の回転力が伝達され、垂直方向(つまり、Z軸方向)に伸縮(または進退)作動する。 昇降駆動部301による昇降軸310の作動原理は、後述する図9の説明で詳細を述べる。

    そして、昇降軸310の上部側には、ロータリーステージ駆動部320が同軸方向に搭載される。 ロータリーステージ駆動部320は、X−Yステージ330を用いる時には作動が不要で、ロータリーステージとして使用形態を異なって実施する場合にのみ用いられる駆動部であって、回転力を発生させるモータなどが使用可能である。

    そして、連結プレート360の中心を貫通して配置される昇降軸310の周辺には、昇降経路を案内するガイドロッド370が複数配置される。 図示のガイドロッド370は、4つが連結プレート360の角部側に正方形に配置されているが、これは、好ましい一つの例示に過ぎず、これとやや異なって形成されてもかまわない。

    一方、ステージユニット300の上端には、加工対象物が載置固定されるX−Yステージ330が設けられる。

    X−Yステージ330の上部には台座ブロック350が着脱可能に配置され、台座ブロック350の上面を通して加工対象物Sを強固に固定させることができる。 このように、位置固定された加工対象物Sは、X−Yステージ330の駆動によってX−Y平面内で可変的に位置調整可能である。

    X−Yステージ330は、ベースブロック331の上部でX軸方向に移送される第1移送ブロック333と、第1移送ブロック333の前後移送に必要な駆動力を提供する第1移送ブロック駆動部332とを含む。 そして、X−Yステージ330は、第1移送ブロック333の上部でY軸方向に移送される第2移送ブロック335と、第2移送ブロック335の前後移送に必要な駆動力を提供する第2移送ブロック駆動部334とを含む。 ここで、第1移送ブロック駆動部332および第2移送ブロック駆動部334としてモータなどを用いることができる。

    図7Aおよび図7Bは、本発明の一実施形態にかかるカプセル型可変軸複合加工装置にのステージユニットの2つの使用形態を区分して示した使用図である。

    図7Aに示されたX−Yステージ方式は、前記図6を通じて説明したとおりである。 図7Bは、X−Yステージ方式の代わりにロータリーステージ方式を適用した様子を示す。

    加工条件または作業者の選択によってロータリーステージ方式を適用する場合には、まず、図7Bに示されるように、X−Yステージ330の上端に装着された台座ブロック350を分離する。

    次に、前記台座ブロック350が装着されていた前記X−Yステージ330の上面に設けられた溝にロータリーステージ340を装着する。

    図8は、本発明の一実施形態にかかるカプセル型可変軸複合加工装置のステージユニットがロータリーステージ方式で動作する様子を示す作動状態図である。

    図示のように、ロータリーステージ340は、昇降軸部310の上端に内蔵されたロータリーステージ駆動部320から回転力が伝達され、加工対象物S'の下端を把持した状態で加工対象物S'を回転させる。

    具体例として、3つの顎(jaw)341を円周方向に備えるチャック(chuck)部材を用いることができる。

    まず、円周方向に配列された3つの顎341を相互離隔させ、その中心に加工対象物S'を載置させる。 次に、3つの顎341を相互近接させ、加工対象物S'を中心上に位置固定する。

    次に、昇降軸部310の上端に内蔵されたロータリーステージ駆動部320を作動させると、ロータリーステージ駆動部320の駆動軸は昇降軸部310と同軸に連結され、相互連動して回転する。 これにより、加工対象物S'は、強固に位置固定された状態で回転する。

    図8に示された加工対象物S'は、図6に示された加工対象物Sと異なる形状を呈しているが、図示のように、丸棒形態の加工対象物S'を加工する場合には、3つの顎341を備えたチャック部材を用いることが好ましい。

    図9は、本発明の一実施形態にかかるカプセル型可変軸複合加工装置のステージユニットの縦方向断面図である。

    図9を参照すれば、最下端部に位置した昇降駆動部301の作動によりこれに連結されたスクリュー部材311が回転する。 これと同時に、スクリュー部材311の外縁を囲み、ねじ結合された移動軸部材313が垂直上方または下方に進退駆動する。

    これにより、スクリュー部材311と移動軸部材313とを含む昇降軸部310は垂直方向に伸縮できる。

    昇降軸部310は、連結プレート360の中心を貫通して配置され、その外側に連結プレート360の正方形の角部に沿って複数のガイドロッド370が配置され得る。

    また、連結プレート360の上部には、ガイドロッド370の断面形状および大きさに対応する中空が形成されたベアリング部材361が配置される。 ガイドロッド370は、連結プレート360およびベアリング部材361を同時に貫通して連結される。

    昇降軸部310の上端にはポケット形態のハウジングが設けられているが、その内側にロータリーステージを回転させるロータリーステージ駆動部320が内蔵される。 つまり、図9を通じて確認できるように、ロータリーステージ駆動部320の駆動軸320−Sは、ロータリーステージとして用いられるチャック部材と同軸上に連結される。 このために、図示していない台座ブロックが装着および分離される下面には、ロータリーステージとして用いられるチャック部材が装着される中空340aが垂直上方に開放されるように形成される。

    図10は、本発明の一実施形態にかかるカプセル型可変軸複合加工装置の上部フレームと下部フレームとの間に介在した防振ユニットの構造を示す斜視図である。

    図10を参照すれば、レーザ加工モジュールM1、ミリング加工モジュールM2、研削加工モジュールM3が装着された回転フレーム100と、回転フレーム100が回転可能に両端を支持する上部フレーム200と、防振部材420を介在して上部フレーム200のの下部を支持する下部フレーム400との間の連結構造を確認することができる。

    そして、図11は、本発明の一実施形態にかかるカプセル型可変軸複合加工装置の内部構造の拡大図である。

    回転フレーム100の弧状切開部111からみると、X−Yステージ330方式が利用される場合、X−Yステージの上部に台座ブロック350が固定配置され、台座ブロック350の上部にレーザ加工モジュールM1、ミリング加工モジュールM2および研削加工モジュールM3が配置される。

    別途に示していないが、図6のように、台座ブロック350の上面を通して加工対象物Sが載置固定され、次に、加工対象物Sに対する複合的な加工が円滑に実施できる。

    前述のように、本発明の一実施形態にかかるカプセル型可変軸複合加工装置によれば、既存の直線運動に基づく加工形態から抜け出し、回転運動が極大化された可変軸駆動メカニズムを適用することにより、より精巧で複雑な加工を迅速に行うことができる。

    また、単一のマシニング装置内に回転運動が極大化された可変軸駆動メカニズムを適用することにより、多様な加工を複合的に行う場合にも、工具の移動距離を大幅に減少させることができる。 これにより、加工誤差の発生を低減し、加工精度が向上する。

    そして、単一のマシニング装置を通して多様な加工を複合的に行う場合にも、工具の移動距離を大幅に減少させることができる。 これにより、工具の移動に必要なエネルギーを節減し、製品加工費を低減することができる。

    特に、本発明の一実施形態は、レーザ加工、ミリング加工、研削加工を同時または順次に行うことができるカプセル型可変軸複合加工装置を提供し、加工精度が複雑で精密さが要求されるバイオ技術および情報技術マイクロ加工分野の発展を図ることができる。

    上記の実施形態はすべての面で例示的なものであり、限定的でないことが理解されなければならず、本発明の範囲は、上述した詳細な説明でなく後述する特許請求の範囲によって示される。 また、この特許請求の範囲の意味および範囲、そして、その等価概念から導き出されるすべての変更または変形した形態が本発明の範囲に含まれると解釈されなければならない。

    S:加工対象物M1:レーザ加工モジュールM2:ミリング加工モジュールM3:研削加工モジュール1:カプセル型可変軸複合加工装置100:回転フレーム101:回転フレーム駆動部110:カプセル型本体111:弧状切開部113:ウエイトバランス部115、117、119:加工モジュール装着スロット120:駆動軸連結部130:円形カバー200:上部フレーム201a、201b、201c、201d:支持上板210:四角形カバー220:側面カバー230:上部カバー240:ステージユニット装着部250:回転フレーム連結部300:ステージユニット301:昇降駆動部310:昇降軸320:ロータリーステージ駆動部330:X−Yステージ331:ベースブロック332:第1移送ブロック駆動部333:第1移送ブロック334:第2移送ブロック駆動部335:第2移送ブロック340:ロータリーステージ350:X−Yステージ台座ブロック360:連結プレート370:ガイドロッド400:下部フレーム401a、401b、401c、401d:防振部材連結プレート410:下部フレーム支持部材411:支え台413:水平端部420:防振部材422:突出端部

    QQ群二维码
    意见反馈