Mold pressing machine provided with liquid mist injection means

申请号 JP32144894 申请日 1994-11-29 公开(公告)号 JPH07185741A 公开(公告)日 1995-07-25
申请人 Dansk Ind Syndikat As; ダンスク・インデュストリ・シンディカト・アクツイエセルスカブ; 发明人 OORU ANDERUSU JIYAKOBUSEN;
摘要 PURPOSE: To prevent the formation of air pocket in a liquid conduit of a liquid atomizing nozzle.
CONSTITUTION: A mold pressing machine is provided with the atomizing nozzle 9 having a vortex chamber 27 discharging a liquid which is atomized by being mixed with air, compressed air is constantly supplied to the nozzle 9. A liquid nozzle 28 receives the liquid under pressure through the liquid conduits 19, 25, a liquid duct 31 and slave valves 32, 33 which are controlled by liquid pressure solely in those period during which the liquid mist is desired to be injected. In this mold pressing machine, the liquid conduit 19 is provided with a fast- acting air-escape valve 13 causing any air penetrated into the liquid duct 31 during the rest intervals because of a leak in the slave valves 32, 33 to flow to an escape conduit 21.
COPYRIGHT: (C)1995,JPO
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 粒状材料、特に型砂を締固めることによって鋳造用鋳型または鋳型片を製造する造型装置であって、 a) 少なくとも二つの造型室壁(2〜5)によって境界づけられた造型室(1)、 b) 前記造型室(1)に粒状材料を充填する充填装置、 c) 少なくとも一つの模型を担持することのある少なくとも一つの造型室壁を他の少なくとも一つの造型室壁に向けて移動させてこれらの造型室壁の間の粒状材料を締固める押圧装置、および d) 前記充填装置によって粒状材料が造型室(1)に充填されるのに先立って造型室(1)に液霧を導入する液体施与装置を備え、この液体施与装置は圧力下に供給される液体を空気流で霧状化する少なくとも一つの霧状化ノズル(6〜9)を有し、各霧状化ノズルは d1) 空気中に液体を分散させるための少なくとも一つの出口開孔(26)を有する渦流室(27)、 d2) 前記液体を供給する少なくとも一つの第一のノズル開孔(28)、 d3) この第一のノズル開孔(28)のすぐ近くに配置されて霧状化空気を供給する他の少なくとも一つのノズル開孔(29)、および d4) 閉鎖位置に向けてバネ偏倚されると共に前記第一のノズル開孔(28)へ到る液体導管(25)中の圧力の作用を受けるピストン(34)によって前記閉鎖位置から遠ざかる方向に動きうる弁部材(33)を有し、前記第一のノズル開孔(28)への通路を閉じるようになされた弁(32,33)を備え、更に e) 前記の他のノズル開孔(29)へ圧力下の霧状化空気を供給する空気供給装置(14,15)、および f) 液霧を形成したい期間だけ、前記第一のノズル開孔(28)へ到る導管(19,22〜25)へ圧力を施与する圧力形成装置(18)を備えた造型装置において、 g) 前記第一のノズル開孔(28)に到る液体導管(1
    9,22〜25)内に接続された高速応答弁(10〜1
    3)を設け、この弁は前記導管(19,22〜25)のうち前記高速応答弁(10〜13)と第一のノズル開孔(28)との間に位置する部分の圧力が前記高速応答弁(10〜13)の液体供給側の圧力より高い時に前記液体導管(19,22〜25)の前記部分(22〜25)
    を逃がし導管(21)に接続して前記高速応答弁(10
    〜13)の液体供給側へのその接続を断つようにしたことを特徴とする造型装置。
  • 【請求項2】 第一のノズル開孔(28)へ供給すべき液体のための液体スペース(16)とこの液体スペース(16)の上方に位置する空気スペース(20)とを有する貯液槽(17)を更に備え、逃がし導管(21)を前記空気スペース(20)に到る導管で構成したことを特徴とする請求項1の造型装置。
  • 【請求項3】 高速応答弁(10〜13)が a) 液体供給導管(19)へ接続される第一のコネクタと、 b) 第一のノズル開孔(28)に到る導管部分(22〜
    25)に接続される第二のコネクタと、 c) 逃がし導管(21)に接続される第三のコネクタと、 d) 前記第一のコネクタと第三のコネクタとの間に設けられた弁室とを備え、この弁室はその中に摺動自在に支持された弁部材(36)を有し、この弁部材(36)は前記第一のコネクタ内の圧力が第二のコネクタ内の圧力より高い時に第一のコネクタから第二のコネクタへの流れは許容するが第三のコネクタへの流れは許容せず、第二のコネクタ内の圧力が第一のコネクタ内の圧力より高い時には第二のコネクタから第三のコネクタへの流れは許容するが第一のコネクタへの流れは許容しないようにしたことを特徴とする請求項1または2の造型装置。
  • 【請求項4】 液体導管(19,22〜25)の高速応答弁(10〜13)より上流側の部分(19)内の圧力を、前記高速応答弁(10〜13)の下流側の部分(2
    2〜25)内の圧力より高くまたは低くなるように制御する手段を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の造型装置。
  • 【請求項5】 他のノズル開孔(29)に到る導管(1
    5)内の空気圧力を、液体導管(19,22〜25)のうち高速応答弁(10〜13)より上流側の部分(1
    9)内の液圧の変化に応じて予めコンピュータプログラムされたシーケンスでかつ造型装置の動作サイクルに応じて予めコンピュータプログラムされたシーケンスで制御する手段を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の造型装置。
  • 【請求項6】 空気圧力を制御する手段が、ストップ弁(32,33)が閉じている時に導管(15)内の空気を、恐らくは上昇した圧力で利用して、渦流室(27)
    および出口開孔(26)から外来物を吹出すようになされていることを特徴とする請求項5の造型装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】本発明は請求項1の「〜おいて」の前段に記載した形式の造型装置に関する。

    【0002】通常、一連の鋳造用鋳型または鋳型片(鋳型片または鋳型の一部分であって、一つの鋳型片では完成した鋳型を構成せず、複数の鋳型片が組合わされて鋳型を完成する)を自動的に製造するようになされた上述した形式の造型装置においては、各造型サイクル毎に正しい量の液霧を噴射することが極めて重要である。 液霧の量が多すぎるとコストが上昇するのに加えて雰囲気を不必要に汚染することになり、逆に液霧の量が少なすぎると造型室の壁の「潤滑」が不十分となって、最悪の場合には締固められた鋳型または鋳型片が造型室の壁にくっついて造型装置の動作を妨げることになる。

    【0003】例えば、霧状化すべき液体に所望量の液霧に対応する時間だけ圧を施与する適当に時間制御されるポンプを使用することによって、噴射する液霧の量を所定の上限値以下に保持することは比較的容易である。
    しかし、液霧の噴射量が少なすぎることが時々生じることが経験の結果判っている。 これを詳細に調査したところ霧状化ノズルの第一の開孔、即ち液体ノズル開孔のすぐ上流側に設けられた弁における短時間または長時間の漏れが原因であることが判った。 即ち、上述した時間制御されるポンプが液体供給導管に圧力を施与しない期間におけるかかる漏洩は、液体供給導管内に全圧が存在する期間の前後両方に液体供給導管内に空気圧が維持されるため、ノズルの渦流室内の過剰の空気圧が漏れのある弁を通して逆方向に侵入し、液体供給導管内にエアーポケットを作ることの原因となる。 次のサイクルにおいて液霧を噴出するために液体導管に圧力が再び施与されると、まず前記エアーポケットが液体ノズル開孔を通して押出されねばならず、このことは明らかに液霧の噴出時間が短くなり、従って液霧の噴出量が減ることを意味する。

    【0004】上述した技術的背景に立って、本発明の目的は上述した形式の造型装置であって、各サイクルにおいて造型室に噴射される液霧の量の上限値を設定しうるのみならず、この液霧噴射量の下限値をも信頼性をもって設定しうる造型装置を提供することを目的とし、この目的は請求項1に記載の特徴とする構成により達成される。 この構成によれば、ノズルの弁に漏れがある場合に不可避に形成されるエアーポケットは、一連のサイクルの各々において供給すべき液体の量に影響を与えることのない場所にそらされる。

    【0005】前記の「そらせ」を構成する逃がし導管は原理的には如何なる種類のものであっても良いが、請求項2に記載のものとするのが好ましい。 というのは、請求項2の構成にすることによって、液体の無駄使いおよび雰囲気への影響を回避しうるからである。

    【0006】また、請求項3の構成は、元来、空気で作動するシリンダの戻りストロークの速度を高めるための「高速作動空気逃がし弁」として市場で一般に入手しうる弁を使用することができる点で好ましい。

    【0007】本発明の造型装置の他の好ましい実施例(その自明な効果を越えた効果は以下説明する)は請求項4〜6に記載されている。

    【0008】図面には、造型装置並びにこれと組合わされる補助装置は本発明の理解に必要な部分だけを示している。 当業者には知られているように本発明が対象とする造型装置の動作のためには、図示以外の種々な手段を必要とするが、その構成および動作は当業者に周知であろう。

    【0009】図1において1は造型室を示し、この造型室1は図1に見られる四つの壁2,3,4,5および図1の面の上下に位置する更に別の二つの壁(図示せず)
    によって囲まれている。 造型室1の壁の少なくとも一つは他の壁に対して動かされ、粒状材料、例えば型砂を模型(図示せず)の周囲または模型に対して締固めて周知のように鋳型空隙部を有する鋳造用鋳型または鋳型片を形成する。

    【0010】型砂が壁2,3,4,5および上述した図示しない二つの壁にくっついてしまうのを防止するために、空気と混合された適当な液体を同一構造の複数の(図示の実施例では四つの)ノズル6,7,8,9を通して噴射する。 各ノズルはそれぞれ同様な構造の空気逃がし弁10,11,12,13に組合わされている。 図1の左下のノズル9がこれに組合わされた空気逃がし弁13と共に図2に拡大断面図で示されている。

    【0011】図示の実施例の作動時には、分岐した圧縮空気導管15を通して圧縮空気供給ユニット14からノズル6〜9へ圧縮空気が連続的に供給される。 液体は貯液槽17内の液体スペース16から、時間制御されるポンプ18および分岐した液体導管19を通して供給される。 後述するようにして空気逃がし弁10〜13によって逃がされた空気は空気導管21を通して貯液槽17内の空気スペース20へ導かれる。

    【0012】ノズル6〜9の各々はそれぞれ短い導管2
    2,23,24,25を通して対応する空気逃がし弁1
    0〜13に接続されている。

    【0013】ノズル9およびこれに組合わされた空気逃がし弁13の動作態様を以下図2を参照して説明するが、この動作態様は他のノズル6〜8およびこれらにそれぞれ組合わされた空気逃がし弁10〜12の動作態様と同じであることは勿論である。

    【0014】霧状化された液体と空気との混合体を放出するノズル9はそのための多数の出口開孔26を有すると共に原理的に知られているように渦流室27を有する。 そして、この渦流室27中へ中心に配置された液体ノズル開孔28とこの液体ノズル開孔28の周囲に位置する環状の空気ノズル開孔29とがそれぞれ部分的に開口している。

    【0015】空気ノズル開孔29は空気ダクト30を通して圧縮空気導管15へ接続されており、従って圧縮空気供給ユニット14が動作している間、即ち造型機が動作している間、圧縮空気の供給を受ける。

    【0016】中心に設けられた液体ノズル開孔28は液体ダクト31を通して短い導管25に接続され、空気逃がし弁13を通して液体導管19に接続されているが、
    この接続は更に液体ダクト31の最下流端に位置して例えばO−リングからなる弁座32と、液体ダクト31中に摺動自在に支持された長いロッドの形の弁部材33とから成る「従動弁」(スレーヴバルブ)が設けられている。 弁部材33の他端にはシリンダ35中に液密状に摺動自在に支持されたピストン34が担持されており、かくして圧力下の液体が短い導管25を通して供給されるとピストン34は図2において左方に移動して「従動弁」32,33が開き、液体は液体ダクト31および中心の液体ノズル開孔28を通して渦流室27中へ流出するようになっている。 そして液体は空気ノズル開孔29
    を通して渦流室27へ流入する空気によって渦流室27
    中で霧状化され、出口開孔26から細かに霧状化された液霧の形で流出する。

    【0017】時間制御されるポンプ18および他の制御手段(図示せず)によって、液霧を造型室1中へ噴霧したい期間だけ液体導管19へ圧力が施与される。 経済的な観点および雰囲気の汚染の観点から、厳密に必要とする以上の液体は造型室1内に噴射しないことが重要であるが、他方、造型機の適正な動作のためには各造型時に十分な量の液体を噴射することが極めて重要である。 さもなくば、締固められた鋳型または鋳型片が造型室の壁にくっつき、動作を中断しなければならなくなる危険性がある。

    【0018】経験の結果、「従動弁」32,33はその協働する部分を極めて精度良く仕上げても、閉鎖位置において常に完全に液密状態にあるとは言えないことが判った。 以上から明らかなように、時間制御されるポンプ18が液体導管19へ圧力を施与しないために短い導管25中に圧力がない時には弁部材33は図2に示す閉鎖位置にある。 このことはノズル9の液体ダクト31内の圧力が低いことを意味し、今O−リング32と弁部材3
    3との間に漏れがあれば、圧縮空気導管15に接続されていることによって常に大気圧より高い圧力を有する渦流室27からの空気が液体ダクト31中へ侵入して液体ダクト31中、そして場合によっては短い導管25中、
    更には液体導管19中にもエアーポケットを形成する可能性がある。 しかし、液体導管19内の圧力は低く(事実、短い導管25への空気の流入のためにこの導管25
    内の圧力より低い)、そのため空気逃がし弁13中の弁部材36は図2の位置を占め、この位置において弁部材36は一方では液体導管19への連通を閉鎖し、他方では空気導管21への出口を開放する。 従って、漏洩空気が空気導管21を通して貯液槽17の最上部の空気スペース20へ流れる。 次のサイクルにおいて液体導管19
    が圧力下に置かれると、弁13の弁部材36はその第二の位置(図示せず)に移動される。 この位置においては弁部材36は空気導管21への連通を閉鎖するが、弁部材36は周知のようにゴムまたは同様な材料から成りかつ円周方向の可撓性のシール唇部を有するので、上述の第二の位置においては逆止弁として作用し、液体導管1
    9から短い導管25へ、そしてそこからノズル9への接続を開放する。

    【0019】「従動弁」32,33における漏れがなくなれば、液体導管19内の圧力、従って短い導管25内の圧力が低下し(これは恐らく、漏れを生じさせた外来物が吹出されたためである)、弁部材36は前記第二の位置にとどまり、液体導管19とノズル9への短い導管25との間は自由に連通する。

    【0020】上述した種類の漏れが「従動弁」32,3
    3内に生じると、短い導管25を通して空気逃がし弁1
    0へ流れる最初の流体は液体であるが、次に流れる流体は勿論渦流室27から流入する空気である。 これにより、ある量の液体が空気導管21へ流出するのは不可避であるが、空気導管は図1に示す如く貯液槽17内の液体スペース16より上方の空気スペース20中へ開口しているので何等問題はない。 即ち、液体は液体スペース16へと流下し、その中にすでに存在する液体と合体される。

    【0021】上述したように「従動弁」32,33に漏れが生じると、液体導管31と短い導管25中にどうしても少量の空気が残ってしまう。 そのため、これらの部分はその容積が最少となるように寸法決めし、形成されるエアーポケットが各サイクルで噴出される液体の量に与える影響を最小ならしめる必要がある。 この条件は、
    弁部材33が液体導管31内の空間を完全ではないがほとんど占めることによって一部満足される。 空気逃がし弁は標準化された螺条によってノズルに直接取付けることができるので、短い導管25は実際には図示したより短い。

    【0022】造型室に粒状材料を充填する充填装置、造型室の壁のうちの一つを少なくとも他の一つの壁に向けて移動させて粒状材料を締固める押圧装置の如き、本発明の造型装置が備えるべきまたは組合わされるべき他の装置の詳細は説明しなかったが、これらは例えばデンマーク国特許出願第2945/84号や米国特許第479
    1974号明細書に開示されており、かかる開示は本願明細書の一部と考えられるべきである。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明による造型装置およびこの造型装置に組合わされる補助装置を、本発明の理解に必要な部分だけ概略的に示す図である。

    【図2】図1に概略的に示した霧状化ノズルを空気逃がし弁と共に拡大して示す断面図である。

    【符号の説明】

    1 造型室 2〜5 造型室壁 6〜9 霧状化ノズル 10〜13 空気逃がし弁 14 圧縮空気供給ユニット 15 圧縮空気導管 16 液体スペース 17 貯液槽 18 ポンプ 19 液体導管 20 空気スペース 21 空気導管 22〜25 短い導管 26 出口開孔 27 渦流室 28 液体ノズル開孔 29 空気ノズル開孔 32 弁座 33 弁部材 34 ピストン 35 シリンダ 36 弁部材

    QQ群二维码
    意见反馈