Konpuretsusa - Part Method of manufacturing

申请号 JP12381486 申请日 1986-05-30 公开(公告)号 JPH07106417B2 公开(公告)日 1995-11-15
申请人 株式会社小松製作所; 发明人 弘行 安藤; 勇 松本;
摘要
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】素材21に潤滑剤をコーティングした後、この素材21の平坦な上面部22の中央に円柱部23を、そして下面部24に截頭円錐部を有する形状に予備成形し、次にこの素材21を加熱した後、付勢手段11により下方へ付勢された上型8及び上型8の中央部に設けられたパンチ13
    と下型3の間に介在させて、上型8と下型3の間で素材
    21を加圧しながらパンチ13を前進させて前後方押出し成形を同時に行い、後方押出しによりボス部を成形する上型8とパンチ13のキャビティ8aが充満されたら、さらに上型8とパンチ13を同時に前進させて前方押出し成形を行うことを特徴とするコンプレッサ部品の製造方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、コンプレツサー部品例えば動翼、静翼の製造方法に関するものである。

    従来の技術 従来、この種のコンプレツサー部品の製造は鋳造によりなされていた。

    発明が解決しようとする問題点 このように鋳造により生産されるために生産性が悪く、
    鋳造不良率が高く、また削り代が多く一度の加工では仕上げることができず、荒加工を2〜3回行つた後に仕上げ加工を行つていた。

    また、鋳造により生産する場合は、製品形状が異形のため、所定の寸法が得られない等の問題があつた。

    すなわち、第12図、第13図に示すような円板状の素材a
    やパンケーキ状の素材bでは鋳造後の製品cのイ部及びロ部に大きな欠肉を生じていた(第7図参照)。

    本発明はかかる不具合を改善するためになされたもので、素材を前後方押出し成形することにより、前後面に突出部がある部品であっても欠肉のない成形が可能なコンプレッサ部品の製造方法を提供することを目的とするものである。

    問題点を解決するための手段及び作用 本発明は上記目的を達成するために、素材に潤滑剤をコーティングした後、この素材の平坦な上面部の中央に円柱部を、そして下面部に截頭円錐部を有する形状に予備成形し、次にこの素材を加熱した後、付勢手段により下方へ付勢された上型及び上型の中央部に設けられたパンチと下型の間に介在させて、上型と下型の間で素材を加圧しながらパンチを前進させて前後方押出し成形を同時に行い、後方押出しによりボス部を成形する上型とパンチのキャビティが充満されたら、さらに上型とパンチを同時に前進させて前方押出し成形を行うようにしたもので、円板部の前後面に突出部があるコンプレッサ部品であっても、突出部の先端まで材料が流動するため、欠肉のない品質の良好な成形品が得られるようになる。

    実 施 例 以下、本発明を図面を参照して説明する。 Aは熱間用の鋳造装置であり、この鋳造装置Aはベース部材1にプレート2により取付けられたカウンタパンチ(下型)3を備えており、カウンターパンチ3の外周方にはリングノツクアウト4が上下動可能に設けてあり、リングノツクアウト4の作動はノツクアウトピン5によりなされる。
    16はダイである。

    スライド15側にはプレート6とホルダ機構7とが設けてあり、ホルダ機構7はリングパンチ(上型)8を、リングパンチクツシヨン量lだけ上下動可能に保持している。 リングパンチ8にはばね収容部19とパンチ嵌挿孔10
    とが設けてあり、ばね収容部19内にスプリング11が設けてあり、スプリング11によりリングパンチ8は下方に付勢されている。

    またプレート6にはパンチ嵌挿孔12が設けてある。

    これらパンチ嵌挿孔12,10にはパンチ13が嵌挿してあり、パンチ13の頭部14はスライド15に当接している。

    コンプレツサー部品の動翼である製品cの製造工程について第1図を参照して説明する。

    材料20を切断した後潤滑し、第3図に示す形状に予備成形する。 この素材21は平坦な上面部22の中央に円柱部23
    を設け、下面部24を円錐面25と平坦部26とで形成したものである。

    この素材21は100〜200℃に加熱された後黒鉛でコーテイングが施され、再び440℃に加熱された後上記した熱間用鋳造装置1により鋳造されて製品にされる。

    鋳造工程を第4図乃至第6図に示す。

    スライド15が上昇した時点ではリングパンチ8はリングパンチクツシヨン量lだけパンチ13より下方に位置しており、ダイ16内に前記素材21を挿入する(第4図参照)。

    スライド15が下降しリングパンチ8が素材21に接する(第5図参照)。

    スライド15が更に下降し、スプリング11が圧縮されている間リングパンチ8はその位置で浮いており、この間パンチ13が入り込み後方押出しが始まる。 そしてイ部において上方への後方押し出しが始まって、リングパンチ8
    とパンチ13の間に形成されたボス部を成形するためのキャビティ8aに素材21の一部が流動し、同時に前方への押出しも始まる。

    そしてキャビティ8aが充満され、スプリング11が圧縮を完了すると、パンチ13とリングパンチ8は同時に下降を始め、ロ部の渦巻き部分においてさらに前方押出し成形が行われる。

    前方押出しでは第8図ニ部の部分で欠肉が発生しやすいことから、カウンタパンチ3で出過ぎの部分を拘束して、欠肉の発生しやすいニ部へ素材21の一部を流動させ、欠肉の発生を防止する。

    一方素材21の押出しが完了したら第2図に示す状態から、まずスライド15を上昇させて、スライド15とともにリングパンチ8及びパンチ13も上昇させ、次にノツクアウトピン5によりリングノツクアウト4を突き上げて、
    カウンタパンチ3内より製品cをノツクアウトするが、
    このとき製品cの周辺部(第7図及び第8図の網線部分ハ)がリングノツクアウト4により突き上げられるようにしてある。

    これは製品cの渦巻き部先端をノツクアウトした場合、
    成形後渦巻き部先端の波形長さが必ずしも一定でないため、ノツクアウト時製品cがこじられて変形し、不良品となるのを防止するためである。

    また上記製品cの網線部分ハは鋳造後切除されて完全な製品cとなるが、渦巻き部分を機械加工する際製品cをクランプするためにも利用される。

    すなわち網線部分ハをクランプして製品cの渦巻き部分を機械加工した後網線部分ハを切除するようにすれば、
    製品cにクランプの際の傷などが残ることがなくなる。

    一方上記鋳造工程により得られた製品cの円板部の肉厚tが比較的厚い場合は、上記ノツクアウト方法でも製品cが変形することはないが、円板部の肉厚tが薄い場合、ノツクアウト時製品cが第9図に示すように変形を起すことがある。

    この発明では上記不具合を防止するため、第10図の網線で示す欠肉の発生しやすい部分を除く比較的渦巻きの長い安定した部分(第10図ホ部分)に、第11図に示すような円弧状のノツクアウト片30を装着しておき、ノツクアウト時リングノツクアウトと共にこのノツクアウト片30
    を突き上げて製品cをノツクアウトするようにしたもので、これによつて円板部の肉厚tが薄い製品cであつても変形を招ねくことなくノツクアウトが可能になると共に、ノツクアウト片30が渦巻きに沿つた形状となつているため、ノツクアウト時製品cをこじるようなこともない。

    発明の効果 本発明は以上詳述したように、素材を予備成形する前に素材に潤滑剤をコーティングしたことから、予備成形が容易に行える。

    また加熱した素材をまず上型と下型の間で加圧しながらパンチを前進させて前後方押出し成形を同時に行い、後方押出しによりボス部を成形する上型とパンチのキャビディが充満したら、さらに上型とパンチを同時に前進させて引き続き前方押出し成形を行うようにしたことから、コンプレッサ部品のように流動性の悪い部材を使用し、かつ円板部の両面に突出部があるような部品であっても、欠肉のない良質な成形部品が得られるようになる。

    また鍛造後製品の周辺部をノックアウトするようにすれば、製品の渦巻き部先端が不揃となっていても、製品をこじることなくノックアウトできるため、不良品の発生も少なくできる。

    【図面の簡単な説明】

    第1図は本発明に係るコンプレツサー部品の製造方法の工程説明図、第2図は鍛造装置の構成説明図、第3図は素材の正面図、第4図、第5図、第6図は鍛造工程の説明図、第7図は製品の縦断面図、第8図は同平面図、第9図はノツクアウトにより変形を生じた製品の断面図、
    第10図及び第11図は変形を防止するためのノツクアウトの配置及びノツクアウトを示す説明図、第12図及び第13
    図は従来の素材の斜視図である。 1は鍛造装置、21は素材。

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