Chocolate processing machinery

申请号 JP2006536651 申请日 2004-10-05 公开(公告)号 JP2007508839A 公开(公告)日 2007-04-12
申请人 チョコビジョン コーポレーション; 发明人 バビッツ,ジェフェリー,エム.;
摘要 本発明は、ディジタル的に機械内での加熱、冷却、回転を制御するプログラミングが可能な、チョコレート硬度調整機械に関する。 前記の機械は、攪拌されている液状チョコレートに、適正な 粘度 を必要時間にわたり保持させることが可能であり、またボウル部の回転時間の長さを制御することにより、最終生産物の多孔率を最小化することが可能であり、同様に設定された時間内に自動的に 温度 を上昇させることが可能である。 本発明に関する前記の機械は、使用者が26種類、またはそれ以上の異なる温度に設定して、その保存することを可能とするメニュー・プログラムを有する。 このメニュー・プログラムにより、所望の冷却温度の設定と保存も可能である。 前記の機械にはセンサーが周囲空気と相対湿度を 感知 するように取り付けられ、これらの条件が変更されるべきときに、使用者に聴覚及び/または視覚による警告が提供される。
权利要求
  • 以下より構成されるチョコレート硬度調整機械:
    上端表面に開口部を持ち、内部構造を有する外被; 外被開口部に受け入れられ、挿入されるリップを有するチョコレート保持用のボウル部;ボウル内に挿入されるバッフル; バッフルをボウルに対して回転させる手段、ボウル内に融解したチョコレートのプールを形成させるための加熱手段、ボウルの冷却手段;融解したチョコレートのプールの温度を感知する手段; 及び、デジタル化された、プログラム可能な、前記の機械の加熱、冷却及び回転の制御手段。
  • 前記の機械内の相対湿度を感知する手段、予め設定された相対湿度の最高、最低限界値を設定する手段、予め設定された相対湿度の限界値に達したときに警告を発する手段を有する請求項1記載の前記チョコレート硬度調整機械。
  • 前記の機械内の周辺空気温度を感知する手段、予め設定された周辺空気温度の最高、最低限界値を設定する手段、予め設定された周辺空気温度限界値に達したときに警告を発する手段を有する請求項1記載の前記チョコレート硬度調整機械。
  • 外被の上端表面とボウルのリップ部の間にリングを位置させて、ボウルに安定性を与え、同時にそのリングにより、外被内部がボウルから出てくる物質で汚染されることを防ぐ請求項1記載の前記チョコレート硬度調整機械。
  • 外部コンピューターのプログラミング・ユニットとのインターフェースであるデータポートを有する請求項1記載の前記チョコレート硬度調整機械。
  • 前記請求項1記載の機械と、その時間設定法、及び、前記の機械内で硬度調整されたチョコレートを回転し、長時間加熱する手段、及び、加熱と回転の長さの時間設定をする手段。
  • 前記の機械の作動電圧を選択する、デジタルでプログラム可能な手段を有する、前記請求項6記載のチョコレート硬度調整機械。
  • 前記の機械の作動温度の増加の変化させる手段を有する、前記請求項6記載のチョコレート硬度調整機械。
  • 時計表示を有する前記請求項6記載のチョコレート硬度調整機械。
  • 自動的にかつ断続的に回転を起こし、前記の機械内で硬度調整されたチョコレートに長時間の間、回転と熱を与え、かつ回転時間の長さと加熱の時間設定をする手段を有する前記請求項6記載のチョコレート硬度調整機械。
  • 前記請求項1記載の機械と、その時間設定法、及び、前記の機械内でチョコレートの加熱及び冷却温度とサイクルを選択してレシピを作成する手段、複数のレシピを保存してメニューを作成する手段、後日の使用のために、レシピをメニューから呼び出す手段。
  • チョコレートに付加的な冷却サイクルを提供できる、前記請求項8記載のチョコレート 加工機械。
  • 说明书全文

    発明の詳細な説明

    〔発明の背景〕
    〔発明の技術分野〕
    本発明はチョコレート加工機械に関する。 特にチョコレートを融解し硬度調整する機械に関する。

    〔背景技術の記載〕
    米国特許 第4706558及び 4907502は家庭用チョコレート加工機械を開示している。

    従来技術による機械の使用に伴う不利点は、多くの使用者がチョコレート硬度調整の経験を有さず、同作業に関する科学に不慣れであり、使用により得られた結果の間に解釈の混乱を生じることである。

    したがって、本発明の主要な目的は、ディジタル化された、プログラム可能な制御手段を有する、より使い勝手のよいチョコレート加工機械であり、真の意味での自動機械に帰着する。

    その他の目的は、使用者が操作する際の決断回数を最小にすることができる前記の機械である。

    さらにその他の目的は、使用者に視覚的および聴覚的に次の操作サイクルへと移行するための警告を促す機能のある前記機械である。

    本発明のこれら主要な、及び、その他の目的は、本発明の具体的な実施例に示されている、機械内に加熱、冷却、回転を制御するディジタル化された、プログラミング可能な手段を有するチョコレート硬度調整機械により達成される。

    この方法により、前記の機械は使い勝手のよりよいものとなり、結果として真の自動機械となるため、使用者が前記機械を操作する際に下さなければならない決断の数を、最小化することができる。 例えば、本発明に関する前記の機械は、内部で攪拌されている液状チョコレートに、所望の時間にわたり適正な粘度を保持させることが可能であり、またボウル部の回転時間の長さを制御することにより、最終生産物の多孔率を最小化することが可能であり、同様に自動的に設定された時間内に温度を上昇させることが可能である。

    本発明に関する前記の機械は、使用者に26種類、またはそれ以上の異なる温度メニューの設定と、その保存を可能にするメニュー・プログラムを有している。 さらに、このメニュー・プログラムにより、所望の冷却温度の設定とその保存も可能である。

    これらの条件が変更されるべきときには、使用者に聴覚及び/または視覚による警告が提供される。 また、前記機械を構成する耐摩耗性リングにより、ボウル部分が平に保たれると同時に前記の機械内部の汚染が防止される。

    前記機械の内部温度設定は、広範囲のチョコレートの加工シナリオに対応した正しい温度設定ができるように、小刻みな温度上昇ができるよう調整されている。

    さらに110Vまたは220Vでの作動の選択が許容できるよう組み込まれたソフトウエアが調整されている。

    使用者が一つの選択ボタンにつき、二回キーを打つだけで、チョコレートの加工が達成される。

    リアルタイムの視覚的フィードバック用時計表示が、特定時間に設定されたソフトウエアの機能に対応するように装備されている。

    前記機械には外部コンピューターのプログラミング・ユニットとのインターフェースとなるデータポートも装備されている。

    〔図面の簡単な説明〕
    以下の説明と添付図により、本発明の、その他の目的と機能及び利点を明らかにする:
    図1は本発明に関するチョコレート加工機械の斜視図である。
    図2は、本発明に関するチョコレート加工機外被の分解部品配列図である。
    図3は、前記機械ハードウエアの分解部品配列図である。
    図4は、4Aと4Bから構成され、本発明に関する前記機械の配線図と、平面図を含む。 図5Aと5Bはコンソールのディスプレー窓と、前記機械制御のための記号または絵文字の列の平面図を表す。
    図5Aは、例えば標準硬度調整作業中などの正常モードでのディスプレー窓の表示を示す。 図5Bはメニュー保存機能を使用中のディスプレー窓の表示を示す。
    図6は、前記の機械後部の斜視図で、一部立面図、一部前記の機械後部を部分切り欠きしたものであり、前記の機械の相対湿度センサーと、周囲空気センサーの配置を示す。
    図7は、前記の機械後部の斜視図で、一部立面図、一部前記の機械後部を部分切り欠きしたものであり、前記の機械のデータポートの配置を示し、
    図8と図9は、前記の機械のプログラミング・コードの例を示す。

    〔発明の詳細な説明〕
    図1には、本発明に関するチョコレート加工機械10が、その表面または内部に主要な構成要素を含む外被11とともに示されている。

    本発明に関するチョコレート加工機外被11の分解部品配列図は図2に示される。 図2に示されるとおり、外被はスチール製のハウジングと、一連の取り付け用屈曲部及び組立て用締付け部品で構成され、溶接、研磨、表面の再仕上げを必要としない。 この型の外被の構成は、製造及び組み立て費用を最小化する。

    図3と4は、外被11が、縁14の付いたステンレス・スチール製ボウル13の受入れ用空洞12とともに示されている。 耐摩耗性プラスティック・リング15は外被空洞の開口部に適合し、ボウルが挿入されたときに、ボウルの縁14の下部に位置する。

    プラスティック・リング15は、自己安定化及び自己水平化装置として機能し、外部環境からの機械内部の汚染を防止するとともに、前記の機械内での一定したボウルの回転を保障する。

    ボウルのリングはさらに、液状チョコレートのシールとして作用し、ボウル内部から事故的に溢出するチョコレートが、ボウル底部と前記の機械内部の機構に浸出することを防止する。

    ボウルは、その外側の底部に、ボウル・カプラー18内の窪み17にはまり込んでボウルを固定するためのロケーター・ピン16を有する。 このようにして、回転中はボウルは一時的にその位置に固定されることができる。 稼動していないときには、ボウルは容易にボウル・カプラーから取り外せる。

    ボウル・カプラー18は、シャフト20と歯付ドライブ22に噛合うスプロケット21を有する小さな分数馬モーター19により駆動する。 歯付ドライブ22は、ボウル・カプラー18のスプロケット(表示されていない)に次々に噛合う。 このようにして回転力をボウルに伝達することができる。

    本発明に関する前記の機械10は、射出成形されたプラスティックにより成るバッフル31を有する。

    バッフルは垂直のシート32及びその上端の他の部分を組上げるための同一材料より成る水平の延長部分33より構成される。 融解したチョコレートプールの攪拌は、固定されたバッフル31に対するボウル13の回転の組み合わせによる作用により達成される。

    外被11の上部表面には、上方に突き出たネジ式の埋め込みボルト35を有するバッフル・マウント34が設置されている。

    埋め込みボルトは、水平の延長部分33の端末に穿たれた穴の部分を貫通するように位置している。 ノブ36を埋め込みボルト35に締め付けることで、バッフルは外被の所定位置に固定される。 そのように固定された場合に、バッフルはボウルの内枠を押さえて、ボウルを機械内部の側面に保持されることができる。

    掻器37はバッフル31の前縁に固定され、バッフル前面でボウル内部表面の融解したチョコレートを融解チョコレートのプール内へ掻き入れる。

    クリップ38はバッフル背面に固定されている。 その位置で固形チョコレートがボウルに導入されるため、固形チョコレートがボウル外部に登り出ることを防止できる。

    温度測定用電極41はバッフル31の前側面の外側まで延伸している。 それは金属製の薬莢型の筺体を有し、バッフル内部に結合している。 バッフル内部のチャネルを通して、二本の導線が通じており、バッフル水平部分33の両端下部にある平らな接触コネクタ42にハンダ付けされている。 バッフルが固定されている時、これらのコネクタ42はバッフル・マウント34の上表面にある外被のコンタクト43と、交互に接触し、外被11中にマウントされたPCボード上の温度感知回路44との回路を形成する。

    外被は、外被の空洞上に位置するトップ・カバー51を有し、そこにバッフルが固定され、またこの外被は、後述するホッパー52を受け入れる空洞を持ち、ホッパーが差し込まれていないときに、カバー開口部上に滑り入れて蓋をするための蓋53を有する。

    本発明に関する前記の機械10は、垂直ホッパー52をもち、この垂直ホッパー52をカバー51の開口部に通して、固体チョコレートの塊をボウル13に充填する。 ホッパーはカバーのトップで固定される。 使用者は、ホッパーにより、より大量の固形チョコレートを前記の機械内に予め充填する事ができる。 「より大量の固形チョコレート」とは、前記機械自身が融解プロセスで内部に貯蔵できる量よりも多いことを表す。 ホッパー組み立て部が固形チョコレートで満たされると融解が開始される。 前記の機械内部でチョコレートが融解すると、固形チョコレートはホッパー52を通じて前記の機械内に下降し、前記機械内のボウル13の液体プールに貯蔵される。 ひとたび所望量の融解チョコレートが蓄積された後は、ホッパーは取り外され、蓋53がカバー開口部に付される。

    外被内部にはヒーター55が取り付けられ、その出口56からボウル13に向けて熱が放射される。 吸入ファン57は、その入り口58を通じて外気を外被11内部に引き込み、排出ファン59により、その出口60を通じて外被内部より加熱空気が排出される。

    熱気はヒータ55を出てから、出口56を通過し、ボウル背面に接触する。 熱空気の槽がボウル背面と前記機械の側板の間に形成される。

    空気はボウルに接触後、ボウル・カプラー辺縁の開口部より引き込まれ、排出ファン59の出口60を通じて前記機械の外部に排出される。 電源スイッチ65は外被後部に位置し、前記機械に通電する。

    その上部に英数字が出力されるディスプレー窓72、下部にキーパッドを有するコンソール71(図1)は、外被内部へと通じる開口部上に取り付けられており、マイクロプロセッサMを通じて前記の機械の作動を監視して制御する。

    英数字が表示されるディスプレー窓72には、下部にあるキーパッドの作動に従って異なるデータが表示される。

    制御コンソールの下部には、コンソール内部で、ちょうどキーパッドが取り付けられている開口部の下に取り付けられたプリント基盤(図示されていない)の入っている開口部があり、ファンクション・キーのオーバーレイ73はコンソール開口部の上にある。

    オーバーレイ73は記号または絵文字の列であり、PCボード上の各々のボタンの上に取り付けられている。 オーバーレイ73は滑らかで、接着性の背面を持ち、防水性の、磨耗抵抗性のキーパッドのカバーで、制御コンソール71の表面に固定されている。

    これは保守のために容易に清掃できるが、下にあるボタンを起動するための十分な柔軟性を有する。

    オーバーレイ73は半透明で、その下からの照明を通過させるのものである。 (注記:すべての該当するキーパッドまたはボタンは図4Aのキーパッドで示される部分に模式的に示されている)。 このキーパッドは、国際的に認識されうる記号によりデザインされている。

    記号は各自動的サイクルを通しての重要な時間間隔を表している。 前記機械の自動的サイクルを通し使用者に対し可視的にキーの照明が、ボタンの背部とPCボードに取り付けられたLED 74により供給される。 (注記:言及されている照明手段は一般的に図4A模式図のLED ディスプレーで示されている部分に示されている)。

    一旦予め設定された時間または温度に到達すると、特定のボタンが照明され(聴覚信号と、ともに、または、なしで)、使用者に注意を喚起して、自動硬度調整の次のステップに進むよう促す。 聴覚信号は、PCボード上のビーパーまたはブザー75より、電気的作動により出力される。

    図4と5A及び5Bに示されるように、列は華氏/摂氏キーパッド76を含む。

    融解プロセス開始前に使用者は華氏または摂氏のどちらかで温度を表示できる、ディスプレー窓72内の華氏/摂氏ボタンを押すことができる。

    この選択は前記の機械稼動中はいつでも行うことができ、実際の温度を即時に変換できる。

    一時停止キーパッド77の作動により、ボウルの回転を短時間、例えば、90秒間停止することができる。 一旦選択されると、ディスプレー窓の表示が温度読み取りから、90秒から00秒までの時間のカウントダウンに切り替えられる。 00秒に達すると、自動的に回転が再開されるが、再び一時停止キーパッド77を押して、一時停止サイクルを再開始することもできる。

    自動一時停止キーパッド78により、使用者はカスタム化された一時停止設定を選択できる。 前記の機械は自動的に、予め設定された自動攪拌サイクルと、一時停止設定の間を反復することができる。 一旦押し込まれると、時間カウンター79(図5A)がディスプレー窓に表示され、例えば2:00から3:00のように最大8:00までスクロールダウンを始める。 (マイクロプロセッサMに、組み込まれた書き込みコードが、カウントダウンの特定の増分値設定を可能にする)例えば、もし使用者がボウルの回転を5分間停止させたいとすると、自動一時停止ボタンを5:00が表示されるまで押せばよい。 この時点でボウルの回転は5分間停止され(チョコレートの攪拌による妨害なしで、繊細な対象を硬度調整たチョコレート・プールに浸漬することを可能にする)、そして表示は5: 00から0: 00へのカウントダウンを開始する。

    この時点で、前記機械は自動的に停止以前の状態を2分間にわたり再開する(回転と温度の設定ともに)。 2分後に前記機械は使用者によりプログラムされた、自動一時停止サイクルを最初から開始する。 この過程は自動一時停止が設定されている限り継続する。 解除するためには、自動一時停止ボタン78をもう一度押せばよい。

    終夜モードボタン80の作動により、ボウルの回転が停止している間に、予め設定された温度、例えば95F/35.0Cにチョコレート・プールの温度を保つことができる。

    滴下充填用キーパッド81の作動により、チョコレートを予め設定された温度(典型的には93F/33.8C)に保ち、伝統的な製法を実行することができる。 このサイクルの間ボウルの回転は正常である。 これにより、使用者が予め融解したチョコレートを前記機械内に滴下充填することができる。 一旦滴下充填用ボタン81が押されると、チョコレート・プールは予め設定された温度に保たれる。

    融解モードで、プラス・ヒート キーパッド82は、温度設定を1 F単位で増加させることができる。 硬度調整または準備完了モードでの作動は、温度設定を0.1 F単位で増加させることができる。

    各キーストローク、またはボタンを深く押し込むことにより、迅速なスクロールで増分の単位の選択ができる。 変化の程度は温度の下に表示される。 プラス・ヒート ボタン を押し込むと、前記の機械内のボウル温度を増大させられる。 プラス・ヒート ボタンが押されているときには、温度ディスプレー(図5A)は、使用者が所望の温度で停止させるまで、新しい設定温度を目指して変化する。 加熱されてから、ヒーター55にスイッチが入る。 使用者がプラス・ヒート ボタンを解放すると、温度ディスプレーは、前記の機械が所望の温度に達するまでの間、リアルタイムの液状チョコレート・プール温度の表示に戻る。 調節される温度範囲は80から130 Fである。 「マイナス・ヒート」 キーパッド83は、「プラス・ヒート 」キーパッド ボタン82と同様に作動し、温度降下を引き起こす。

    ETM (延長硬度調整モード)では、キーパッド84により、自動化されたボウル一時停止時間の間隔と、ボウルへの熱放出パターンにより、チョコレートをボウル内に長時間 (最長10時間まで)、肥厚化させることなく滞留するようにできる。 ETMスイッチ84が作動すると、スイッチは照明され、ディスプレー窓に'ETM'が表示される。 前記機械は、例えば5分間のように、予め設定された時間間隔で攪拌を行う。 この設定時間が終了すると、前記機械のモーター19はヒーター55がオンのまま停止し、予め設定された時間、例えば10分間液状チョコレートのプールをコントロールする。 この10分が過ぎると、モーター19がボウル13を回転させ始め、温度ディスプレーはフリーズし、ヒーターが液状チョコレートのプール温度を、予め設定された上昇幅、例えば18 F刻みなどで、上昇させる。

    ディスプレーをフリーズすることで、使用者は所有者により秘匿されている目標温度を知ることができない。 この時点で、温度上昇により、追加の種チョコレートが溶解され、チョコレートの粘度が調整される。 一旦目標温度に達すると、ディスプレーはリアルタイムの温度表示に戻る。 前記の機械は再び、例えば5分間攪拌し、回転を10分間停止する。 このサイクルはETMが起動されている限り続く。 前記マイクロプロセッサMに書き込まれているプログラム・コードの一部分が、温度を感知し、温度変化をプログラムし、回転の時間間隔を選択することにより、前記の機械の機能が利用可能となる。

    メニューセーブ用キーパッド 85は、使用者がカスタム化された融解または硬度調整温度設定を保存し、後で呼び出すことを可能にできる。 メニューボタン 85によりメニューを呼び出せる。

    データ・フィールドはディスプレー(図5B)に表され、三種類のプログラム可能なパラメーター(データ・フィールド、硬度調整設定温度、冷却温度差分)を示す。 プラス・ヒート 及びマイナス・ヒート ボタンを使用してこの3種パラメーターの調整が可能である。

    データ・フィールド・セレクターにより、(使用中はディスプレー窓の一番左にある'A'の点滅により、示される)使用者はAZのスクロールにより、硬度調整設定温度の温度、冷却温度差分をそれぞれ対応するデータ・フィールド(AZまたは温度'レシピ')に設定できる。 ひとつのデータ・フィールドから他のものに変化させる場合、使用者はデータ・フィールド(AZ)が、スクロールによりに所望の値に達するまで、プラス・ヒート 82またはマイナス・ヒート ボタン83を押し、押さえつければよい。 一旦到達すると、硬度調整1ボタンを選択して温度設定点を変化させる。 一旦硬度調整1ボタンが押されると、ディスプレー中央のパラメーターが点滅して使用者に注意を促す。 このパラメーターは、データ・フィールドについて、所望のプラス・ヒートまたはマイナス・ヒート ボタンを押し、押さえつけることで、所望の温度へスクロールさせて設定できる。 使用者は硬度調整2ボタンにより、冷却温度の差分の調節可能で、ディスプレー右端の差分パラメーターが点滅する。 使用者は、そこでプラス・ヒート82またはマイナス・ヒート ボタン83を押し、押し込むことにより、所望の温度へスクロールして設定できる。 カスタムメニューのデータフィールドが一旦変更されると、事後に呼び出すために、その変化は前記の機械のメモリ内に記憶される。 後日にカスタム化された'温度レシピ'にアクセスするためには、メニューボタン85を選択し、所望のデータフィールド(AZ)にスクロールさせる。 一旦そこに達すると、使用者は単に融解ボタンを押せば、カスタム化されたパラメーターがそのチョコレートのバッチに適用される。 マイクロプロセッサMにプログラム化されたコードの一群が、前記機械の、一連の温度設定を保存して後で呼び出す機能を可能にしている。

    準備完了の記号91が点滅しているときには、熱測定用電極を通じて測定されたチョコレート・プール温度から、チョコレートの硬度が調整されたことを示している。 ヒート・ライト記号 92が点滅しているときには、ヒーター 55がオンであることを示す。

    リセット用キーパッド 93が作動すると前記の機械を停止させて、デフォルト設定に戻る。

    形の記号のキーパッド 94は、他の付加的機能が前記の機械に追加されるときのためのスペアボタンである。

    融解ボタン95を作動させると、ボウル13の回転が開始されヒーターが入り、チョコレートの融解が始められる。

    前記の91から93と95の4種類の機能すべては、マイクロコンピューターMのプログラム・コードに従って稼動する。

    白色キーパッド96、ミルク色キーパッド97、暗色キーパッド98は、前記の機械で硬度調整する所望のチョコレートの種類を設定するためのものである。 これらのキーパッドは、色分けされており、特定のチョコレートの自動加工サイクルに対応する。 使用者は必要なチョコレートの種類のボタンを選択する。 一旦起動されると、ボタンに付随するLEDが点滅し、前記の機械が自動融解と硬度調整サイクルを開始したことを示す。 ヒーター55とそれに付随するヒーター・ライトは融解サイクルが開始されると起動され、温度ディスプレーが実際の液状チョコレートのプール温度を読み込む。 マイクロプロセッサMのコードに組み込まれた、予め設定されている各々の温度で、ホワイト、ミルク及びダーク・チョコレートの硬度調整サイクルが起動される。 種追加キーパッド99は、種チョコレートの追加が必要であることを示す。 種チョコレートは既知の硬度調整されたものであれば、なんでもよい。 種チョコレートは、正しい結晶形を与えるための種として、液状チョコレートのプールに導入される。 一旦少量の結晶形が伝播されると、自動的にかつ急速に結晶が再生産される。

    事実上、種チョコレートは硬度調整プロセスを活性化する。 前記機械の次の機能セクションのコードの起動のために、マイクロプロセッサに信号が送られる。

    硬度調整キーパッド100は、融解プロセスのフル加熱モードを停止させ、再び一群のコードにより自動硬度調整サイクルを開始する。 種取り出しキーパッド101は、残存する種チョコレートが取り出される必要があることを自動的に使用者に促す表示である。 最終自動硬度調整サイクルが開始され、ディスプレーが10 F (0.05 C)に切り替えられる。 延長硬度調整 キーパッド102は硬度調整 キーパッドと同様に機能するが、硬い硬度調整チョコレートに対して、より長い硬度調整冷却サイクルを提供する。 低い冷却点のカーブは硬度調整設定温度より低い。

    図4、6及び7により、本発明に関する前記の機械10は、例えば、Ohmic社などにより製造される相対湿度センサー103と、Phillips社などのメーカーにより製造されている周辺空気センサー104を装備する。 相対湿度センサー103は、機械背部にある換気プラグ105を通じて流入する空気を測定し、室内平均相対湿度を感知し、一方周辺空気センサー104は、同様の様式で平均室温を感知する。 センサーは制御コンソール内のPCボードに取り付けられている。 パラメーターはコード内に組み込まれている。 一旦センサーが設定パラメーターより高いか低いかを感知すると、聴覚及びまたは視覚による警告が使用者に与えられ、チョコレート加工に最適の湿度、温度を与えるための条件変更が示される。 条件が適正に変更されると、警告は消失する。

    図7に示されるように、製造者/使用者のためのデータポート106が着脱可能のプラグ105を通して使用可能である。 データポートは、外部コンピューターのプログラミング・ユニットへのインターフェースである。 例えば、ソフトウエアの新しいバージョンがリリースされたときなどに、前記の機械のソースコードのソフトウエアの変更を供給することができ、また新規カスタマーのためのカスタム化されたプログラムの提供、ソフトウエアのバグ用のパッチ、また同様に、外部モニター、プリンター、コンピューター、較正装置などへの接続ができる。 接続の例は以上の例に限定されない。

    清掃用ブラシ(示されていない)は、他の手段では、接触が困難で清掃の難しい前記の機械部分の清掃の手段として使用者に提供される。

    本発明に関する前記の機械10の稼動中は、適切な接地回路に接続してから、電源スイッチ65を入れる。 チョコレートはバッフル31後部から入れられ、ホッパー.を使って10ポンドまでの固体のチョコレートブロック片が入れられる。

    白色チョコレート・キーパッド96、ミルク色チョコレート・キーパッド97または 暗色チョコレート・キーパッド98を選択し、起動する。

    前記機械の回転は融解ボタン95を押して開始される。 チョコレートが融解し始めると、測定用電極41付にある掻器37の前面のプールに貯蔵される。

    室内の状態に依存するが、10ポンドのチョコレートを融解するのに約45分を要する。 もし硬度調整されるチョコレートが、より高い、または、より低い融解温度を必要とする場合には、使用者はプラス・ヒート 82またはマイナス・ヒート 83 キーパッドを押して調整する。 ボタンに一回タッチすると温度設定が1F/(2C)単位で変化する。

    所望の量のチョコレートが融解されると、硬度調整キーパッド100が作動し、明かりが点滅し、ブザーが鳴る。 ヒーター55と付随したライトが消え、使用者は硬度調整及び冷却工程に移行することができる。 使用者はバッフルの背面から10ポンド当たり8オンスの種チョコレートを添加するよう促される。 もし使用される種チョコレートが、良い条件でない場合には、替わりに延長硬度調整ボタン102を作動させる。 使用者は、このことを種チョコレート添加自動警告ボタン99を押すことにより承認する事ができる。 室内の状態に依存するが、硬度調整サイクルには約10から15分かかる。

    延長硬度調整により、追加の冷却時間が加えられる。 ヒーター55と付随するライトが起動して、硬度調整設定温度まで液状チョコレートプールの加熱が開始される前に、延長硬度調整ボタン102の選択により、温度をさらに予め設定された度数まで下げることができる。

    この付加冷却サイクルにより、チョコレート・プール内に、種チョコレートの追加生成が誘起され、良好な硬度調整を保証する。

    適正温度に達すると、種取り出し自動警告ボタン101が鳴る。

    残存する種チョコレートは、バッフル後部から取り除かれ、確認のために種取り出しボタンを押す。

    硬度調整の最終工程が終了すると、前記の機械は三回の長いブザー音を発し、準備完了キーパッド 91が照明する。 チョコレートは硬度調整されて使用可能となっている。

    自動的な注意喚起機能はソフトウエアにコードされており、特定温度 パラメーターに依拠し、問題なく、この技術分野に通じた技術者の理解範囲内にある。 代表的ソフトウエアのコーディングを図.8と9に示す。 ここには、ほんのごく一部分の例を示している(Basic言語で記載されている)。

    前記の機械の延長硬度調整 モードは ETM キーパッド 84を押すことで起動できる。

    延長硬度調整モードにより、長時間の間 (最長10時間)、自動化されたボウルの一時停止時間の間隔と、熱放射のパターンにより、チョコレートを肥厚させることなく、ボウル内に残留させられる。

    一旦ETMが起動されると、ディスプレー窓にETMと表示される。 融解と同様に硬度調整モードでは、ボウルの回転が停止され、特定の時間間隔で回転が再開される。 ETM モードでボウルが回転を再開する前に、ディスプレー窓全部が15秒間点滅する。 ETM キーパッド 84を再び押すことによりETM サイクルは解除される。 これにより前記の機械はボウルは標準の回転と温度コントロールに戻される。

    前記の機械の終夜モードは、使用者が融解したチョコレートをボウル内に終夜放置することを可能にし、追加の融解時間と清掃時間を節約できる。 主目的はチョコレートを非結晶状態に保つことである。 終夜モードキーパッド 80を押してこの機能を起動する。 ボウルの回転は停止し、チョコレートプールの温度は95F(35.0C)に保たれる。 リセットボタン93を押すと終夜 モードは解除される。

    工場で予め設定されたデフォルト設定と異なるカスタム温度設定が、融解または硬度調整の工程で要求される場合には、プラス・ヒート 82またはマイナス・ヒート 83 キーパッドを作動させる。 所望のモード中にマイナス・ヒート キーパッドのひとつを押すと、温度上昇増分を達成することができる。 キーパッドを押している間、すばやいスクロールが継続する。 変化の程度はディスプレー窓に表示される。

    前記の機械のメニュー保存機能は、使用者が各々のチョコレートのタイプ、"特別ブレンド"レシピにより、カスタム化された硬度調整温度、または単に硬度調整設定温度を選択することを可能にする。 一旦所望の 温度が設定されると、後に何回でも呼び出すことができる。

    所望の 硬度調整設定温度の設定は、メニュー保存ボタン 85を選択する。 プラス・ヒート またはマイナス・ヒート ボタンを所望の硬度調整設定温度まで押し続ける。 カスタム設定は、使用者が プラス・ヒート またはマイナス・ヒート キーパッドで変更を決定するまで、前記の機械のメモリに永久に保存される。

    後日にカスタム硬度調整設定温度を呼び出すためには、操作者はチョコレートのタイプを選択する前に、メニュー保存キーパッド85を選択する。 もしメニュー保存ボタンが最初に押されない場合には、デフォルト設定の硬度調整設定温度が起動される。 硬度調整 モードの間に、一時停止機能により、使用者は速やかにボウルの回転を、例えば、90秒間停止することができる。 使用者は一時停止ボタン77を押せばよい。 ボウルの回転は停止し、一時停止用時計のカウントダウンが00: 00になると回転が再開される。

    硬度調整モードでは、一時停止機能により、使用者は一時停止設定をカスタム化できる。 一旦選択されると、所望の一時停止設定(例えば開始2分後に1分間停止など、最大8分まで)と 予め設定された2分間の自動攪拌サイクルの間の値に、カスタム化された一時停止ループが、自動一時停止ボタンを再起動することなく設定できる。

    一時停止用と計79がディスプレー窓に表示される。 使用者は自動一時停止ボタンを押しスクロールさせて(200から開始)、8:00までの一時停止設定ができる。 一旦所望の 設定が達成されると、ボウルは一時停止し、時計は0:00までのカウントダウンを始める。 この時点で、ボウルの回転が再開され、時計は攪拌のカウントダウンを2:00から開始する。 時計が0:00に達すると、以前の設定が開始される。

    自動一時停止時間は、自動一時停止キーパッドを再び押し、保持して調節でき、ボタンをもう一回押すと解除される。 滴下供給機能では、チョコレートの温度は93 F (33.8 C)に保たれ、伝統的な滴下供給法を可能にする。 起動にはキーパッド上の滴下供給ボタン 81を押す。 チョコレート・プールは標準ボウル攪拌下に上記温度に保たれる。 解除にはリセットボタン 93を押す。

    発明の精神と範囲を逸脱しない限り、明細書の詳細説明とその配列において、変更、追加、削除が行われることは明らかに可能である。

    図1は本発明に関するチョコレート加工機械の斜視図である。

    図2は、本発明に関するチョコレート加工機外被の分解部品配列図である。

    図3は、前記機械ハードウエアの分解部品配列図である。

    図4は、4Aと4Bから構成され、本発明に関する前記機械の配線図と、平面図を含む。

    本発明に関する前記機械の配線図である。

    本発明に関する前記機械の平面図である。

    図5Aはコンソールのディスプレー窓と、前記機械制御のための記号または絵文字の列の平面図を表す。 図5Aは、例えば標準硬度調整作業中などの正常モードでのディスプレー窓の表示を示す。

    図5Bはコンソールのディスプレー窓と、前記機械制御のための記号または絵文字の列の平面図を表す。 図5Bはメニュー保存機能を使用中のディスプレー窓の表示を示す。

    図6は、前記の機械後部の斜視図で、一部立面図、一部前記の機械後部を部分切り欠きしたものであり、前記の機械の相対湿度センサーと、周囲空気センサーの配置を示す。

    図7は、前記の機械後部の斜視図で、一部立面図、一部前記の機械後部を部分切り欠きしたものであり、前記の機械のデータポートの配置を示す。

    図8は、前記の機械のプログラミング・コードの例を示す。

    図9は、前記の機械のプログラミング・コードの例を示す。

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