Method of manufacturing a butter-like edible fats

申请号 JP51038692 申请日 1992-05-08 公开(公告)号 JP3217359B2 公开(公告)日 2001-10-09
申请人 アー・ペー・ベー・パシラツク・アー/エス; 发明人 ベルンセン,ステン;
摘要
权利要求 (57)【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】冷蔵温度、つまり4〜5℃で直接塗ることができ、好ましくは、80〜83%の脂肪を含むバター様食用脂の製造方法であって、植物及び/又は動物油の添加を含み、バターミルクが副産物として製造される方法において、好ましくは80〜83%の脂肪を含み、専らミルクから製造される通常のバターを、密封装置を連続的に通過させることにより成り、ここにおいて前記バターが最初に練り合わせステーションを、次に混合ステーションを通り、植物及び/又は動物油と水とが添加されることを特徴とする方法。
  • 【請求項2】前記バター混合物が第一の混合手段を通過する前に植物及び/又は動物油の総添加量の最初の量を添加し、前記バター混合物がレディ・ミックス(最終混合)手段を通過する前に植物及び/又は動物油の残余量が続いて添加されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  • 【請求項3】前記バター混合物がレディ・ミックス(最終混合)手段を通過する直前に前記混合物に水を添加することを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  • 【請求項4】前記バター混合物がレディ・ミックス(最終混合)手段を通過する直前に前記混合物に塩を添加することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  • 【請求項5】前記バター混合物に15〜30%の植物脂肪と、16%の水と、0.8〜1.2%の塩とを添加することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  • 【請求項6】前記バター混合物が第一の混合手段を通過する前に植物油の総添加量の半分を添加することを特徴とする請求項5に記載の方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 本発明は、冷蔵温度、つまり4〜5℃で直接塗ることができ、好ましくは、80〜83%の脂肪を含むバター様食用脂の製造方法に関する。 この方法は、植物及び/又は動物油の添加を含み、バターミルクを副産物として製造する。

    例えば、デンマーク特許No.152、245では、植物及び/又は動物油の総添加量の大部分をチャーニング(撹乳)前に通常の発酵又は非発酵クリーム(soured or
    unsoured cream)に添加及び混合し、その後植物及び/又は動物油の残余量をバターマシーンの練り合わせステーションで添加する、上記の型の方法が開示された。
    その結果生じた既製のバター様食用脂には、15〜30%の量の植物及び/又は動物油が含まれる。 大部分の量の植物及び/又は動物油をチャーニング前にクリームに添加する結果、常にバター製造の副産物であるバターミルクにいくらかの油が混入する。 そのために、バターミルクにはバター脂肪ではない植物及び/又は動物脂肪が含まれる。 更に、チャーニング温度を5〜6℃に下げることが必要であるが、これはバターマシーンの消費エネルギー及びバターミルクへの脂肪のロスをできる限り少なくするには低すぎる温度である。 バターミルクは、その中に異質の油脂が混入することによって市場製品として使用できず、飼料としてのみ使用される。 従ってバターミルクの市場価格は最低となる。

    GB−A−2 021 140では、混合物を30〜35℃に加熱しながらレディ・メードのバターに植物油と安定剤とを混合することによって、このバターから冷蔵温度でよく塗ることができるバター様食用脂を製造する方法が開示されている。 この公報によれば、安定剤はと混合し、
    混合物に植物油を添加する前に,柔らかくなったバターに添加することが必要である。

    バター様食用脂のコンシステンシーは通常のバターのそれよりも小さい(やわらかい)ため、バター様食用脂の包装材としてプラスチックカップの使用が必要であり、アルミニウムシートのような他の素材は包装材として受け入れられない。 バターマシーンの総生産(capa
    city)を使用するためには、通常のバターのためのアルミニウムシート包装ラインに適用されたのと同じ生産力を、バター様食用脂のための連続カップ詰めラインに適用する必要があるが、このような方法によっては同時にひとつのラインしか使用できない。

    本発明の要旨 本発明による方法は、好ましくは80〜83%の脂肪を含み専らミルクから製造された通常のバターを連続的に密封装置に通し、それによってバターが第一に練り合わせステーション、次に混合ステーションを通過して直物及び/又は動物油と水とを添加されることを特徴とする。
    このようにして、バターミルクは専ら副産物として通常のバター製造から生じるため、純粋な乳脂肪のみを含む。 結果として生じたバターミルクは市場製品として使用され、可能な限り高い市場価格で売ることができる。
    更に、バター生産力100%の場合のようにエネルギー消費及び脂肪のロスを最小限とするよう、通常のバターの初期生産過程を最適化することが可能であり、通常のバターを包装したいのか又はバター様食用脂を生産するために更に処理した後に包装したいのかに従ってバター処理を進めることができる。 このようにして、通常のバターとバター様食用脂とを同時に同じ製造装置で製造することが可能である。 バター様食用脂にはいかなる乳化剤も、安定剤も、他の化学的添加物も含まれておらず、このことは今日消費者にとってますます重要である。

    本発明によれば、植物及び/又は動物油の総添加量の最初の量はバター混合物が第一の混合手段を通過する前に添加され、植物及び/又は動物油の残余量は、バター混合物がレディ・ミックス手段を通過する前に添加される。 その結果、バター中に油脂と水との特に良好で均一な配分とともに、バターと油と水との特にゆるやかな混合がえられる。

    更に本発明によれば、水は、バター混合物がレディ・
    ミックス手段を通過する直前に前記混合物に特に有利な方法で添加されうる。

    更に本発明によれば、塩は、バター混合物がレディ・
    ミックス手段を通過する直前に前記混合物に特に有利な方法で添加されうる。

    本発明によれば、15〜30%の植物性油脂と、16%の水と、0.8〜1.2%の塩とをバター混合物に添加することによって、冷蔵温度で特に良好に塗ることができるとともに、特に良好な味覚特性を示すバター様食用脂を得ることができる。

    最後に、本発明によれば、植物油の総添加量の半分を、バター混合物が第一の混合手段を通過する前に添加することによって、特に有利な植物油の混合が得られる。

    図面の簡単な説明 バター様食用脂の製造方法の特に好ましい例と、その例に対してフローチャートが示されている添付の図面とを参照して、本発明をより詳しく以下に説明する。

    本発明の最適な実施態様 図面に示されたフローチャートによれば、本発明による方法は、好ましくは80〜83%の油を含み乳のみから製造される通常のバターを最初に製造する過程を含む。
    バターは、PCT/DK90/00284で示されたような適当なバターマシーンによって製造される。 バターミルクの形態の副産物がバター製造から生じる。 このバターミルクの脂肪は純粋な乳脂肪のみである。

    新しく製造されたバターは、次に引き続いて包装ラインに進み慣用のよく知られた方法でシートに包装されるか又は、更に密封装置を通り冷蔵温度、つまり4〜5℃
    で直接塗ることができ、好ましくは、80〜83%の油を含むバター様食用脂を製造する。

    密封装置は、例えば、PCT/DK90/00284において低脂肪バターを製造するために使用されたような装置であるが、この装置には、レディ・メードのバター様食用脂の所望の構成を得るための多くの流量計と設定装置とが備えてある。

    本発明による方法によって、通常のバターは、第一に練り合わせステーションを通過し、その後植物油の総添加量の最初の量が添加される。 最初の量は植物油の総添加量の約80%である。 次にバター混合物が第一の混合手段、好ましくは公知のミキサーを通過して、その後植物油の総添加量の残余量が、水と、塩や香料のような他の可能な添加物とともに添加される。

    次にバター混合物が続けて、おそらく公知のミキサーであるようなレディ・ミックス(最終混合)手段を通過する。 次にレディ・メードのバター様食用脂は包装ステーションに進み、柔らかいために容器に詰められる。

    このようなレディ・メードのバター様食用脂は、15〜
    30%の植物油を含む80〜83%の脂肪と、16%の水と0.8
    〜1.2%の塩とを含む。 しかし塩は所望により2.5%まで増やすことができる。 流量計及び設定装置は、レディ・
    メードのバター様食用脂において所望の割合の植物脂肪と水と塩とを得るために、植物油の総添加量の最初の量と、植物油の総添加量の残余量と、水の量と、塩の量とともに、前記レディ・メードのバター様食用脂の量とを測定し、設定する。 普通、塩の量は、バター混合物の水相中の塩の量に応じた量が添加され、レディ・メードのバター様食用脂中の所望の塩の量例えば1%のためには、16%の水量に対して6.25%の水中塩分量が必要である。

    このようにして、バター製造中のチャーニングの副産物として常に生ずるバターミルクが、専ら通常のバター製造からの副産物として生じるために、純粋な乳脂肪しか含まない。 その結果、前記バターミルクは市場製品として使用し、可能な限り高い値段で売ることができる。
    更に、バター生産力100%の場合のようにエネルギー消費及び脂肪のロスを最小限とするよう、通常のバターの初期生産過程を最適化することが可能であり、通常のバターを包装したいのか又はバター様食用脂を生産するために更に処理した後に包装したいのかに従ってバター処理を進めることができる。 このようにして、通常のバターとバター様食用脂とを同時に同じ製造装置で製造することが可能である。

    更に、通常のバターの製造中のバターのチャーニングを、既存のバター様食用脂の製造方法とちがい、バター製造に普通適用される最適な温度で実施することができる。 以前は、温度を4〜5℃に下げることが必要であり、このためバターマシーンのエネルギー消費は著しくあがった。

    本発明の範囲から逸脱せずに多くの変形例を実施することが可能である。 乳酸スターターのような他の添加物も例えば混合ステーショで添加しうる。

    フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl. 7 ,DB名) A23C 15/00 - 15/16 A23D 7/00 - 7/02 A01J 15/00 - 15/26

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