Amidinophenylalanine derivatives as thrombin inhibitor |
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申请号 | JP2002552919 | 申请日 | 2001-12-20 | 公开(公告)号 | JP4390453B2 | 公开(公告)日 | 2009-12-24 |
申请人 | ウニヴェルザ ウ リュブリャニ; エルイーケー ファーマシューティカル アンド ケミカル カンパニー ディー.ディー.; | 发明人 | ウルレブ,ウロス; ステグナー,モイツァ; ゼガ,アナマリヤ; ソルマイェル,トマス; トランプス,バキヤ,アレンカ; ムリンセク,グレゴール; | ||||
摘要 | |||||||
权利要求 | 化学式Iの化合物であって、 R 4 =H,アルキル(C 1 −C 3 ),OH,O−アルキル(C 1 −C 3 ),NH 2であり; R 2が化学式 R 5 =H,アルキル(C 1 −C 3 ),CF 3 ,COOR 9 , R 6 =H,アルキル(C 1 −C 3 ),CF 3 ,COOR 9 , R 7 =アルキル(C 1 −C 3 ),シクロアルキル(C 3 −C 6 ), R 8 =アルキル(C 1 −C 3 ),シクロアルキル(C 3 −C 6 ), R 9 =H,アルキル(C 1 −C 3 ), R 10 =H,アルキル(C 1 −C 3 ),ベンジル R 11 =H,SO 2 Me,CO 2 Meであり; R 3が化学式 R 12 =H,アルキル(C 1 −C 3 ),アセチルであるもの、およびその医薬的に受容可能な塩類。 化学式Iの化合物であって、R 2が R 3が 上記化合物が N'−ヒドロキシ−3−{[1−[(2−メチル−1−ピペリジニル)カルボニル]−2−(2−ナフチルスルホニル)ヒドラジノ]メチル}ベンゼンカルボキシミドアミド N'−ヒドロキシ−3−({2−[(6−メトキシ−2−ナフチル)スルホニル]−1−[(2−メチル−1−ピペリジニル)カルボニル]ヒドラジノ}メチル)ベンゼンカルボキシミドアミド イミノ[3−({2−[(6−メトキシ−2−ナフチル)スルホニル]−1−[(2−メチル−1−ピペリジニル)カルボニル]ヒドラジノ}メチル)フェニル]メタンアミニウムクロリド N'−ヒドロキシ−3−{[1−[(4−メチル−1−ピペリジニル)カルボニル]−2−(2−ナフチルスルホニル)ヒドラジノ]メチル}ベンゼンカルボシミドアミド イミノ(3−{[1−[(4−メチル−1−ピペリジニル)カルボニル]−2−(2−ナフチルスルホニル)ヒドラジノ]メチル}フェニル)メタンアミニウムクロリド N'−ヒドロキシ−3−({2−[(6−メトキシ−2−ナフチル)スルホニル]−1−[(4−メチル−1−ピペリジニル)カルボニル]ヒドラジノ}メチル)ベンゼンカルボキシミドアミド イミノ[3−({2−[(6−メトキシ−2−ナフチル)スルホニル]−1−[(4−メチル−1−ピペリジニル)カルボニル]ヒドラジノ}メチル)フェニル]メタンアミニウムクロリド 3−{[1−(1−アゼパニルカルボニル)−2−(2−ナフチルスルホニル)ヒドラジノ」メチル}−N'−ヒドロキシベンゼンカルボキシミドアミド (3−[{1−(1−アゼパニルカルボニル)−2−(2−ナフチルスルホニル)ヒドラジノ}メチル]フェニル)(イミノ)メタンアミニウムクロリド 3−({1−(1−アゼパニルカルボニル)−2−[(6−メトキシ−2−ナフチル)スルホニル]ヒドラジノ}メチル)−N'−ヒドロキシベンゼンカルボキシミドアミド [3−({1−(1−アゼパニルカルボニル)−2−[(6−メトキシ−2−ナフチル)スルホニル]ヒドラジノ}メチル)フェニル](イミノ)メタンアミニウムクロリドからなる群から選ばれる請求項1に記載の化合物。 請求項1に基づく化学式Iの化合物 を含有する医薬 。 化学式(II)の3−シアノベンズアルデヒド トロンビン、並びにフィブリン及びトロンビンの形成を阻害する薬剤の製造における請求項1の化学式Iの化合物の使用。 請求項1の化学式Iの化合物、および医学的に受容可能な補助物質を含む医薬組成物。 ヒトおよびその他の哺乳類においてトロンビンを阻害するための請求項8に記載の医薬組成物。 ヒトおよびその他の哺乳類の血液中のフィブリンおよびトロンビンの形成を阻害するための請求項8に記載の医薬組成物。 |
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说明书全文 | 〔技術分野〕
4 =H,アルキル(C 1 −C 3 ),OH,O−アルキル(C 1 −C 3 ),NH 2であり;
2が化学式【0014】
5 =H,アルキル(C 1 −C 3 ),CF 3 ,COOR 9 ,
6 =H,アルキル(C 1 −C 3 ),CF 3 ,COOR 9 ,
7 =アルキル(C 1 −C 3 ),シクロアルキル(C 3 −C 6 ),
8 =アルキル(C 1 −C 3 ),シクロアルキル(C 3 −C 6 ),
9 =H,アルキル(C 1 −C 3 ),
10 =H,アルキル(C 1 −C 3 ),ベンジル R 11 =H,SO 2 Me,CO 2 Meであり;
3が化学式【0016】
12 =H,アルキル(C 1 −C 3 ),アセチルであるもの、およびその医薬的に受容可能な塩類に関する。
ザフェニルアラニン誘導体及びその類似物の調製方法にも関連している。
3 により還元させて、化合物(V)に 転化させ、
5およびR 6が化学式(I)と同様の意味を示す化学式(VI)のアミン と反応させ、
2が化学式(I)と同様の意味を示す化合物(XI)とする。
基は、 室温にてHOAc中HCl(g)により除去され、R 2が化学式(I)と同様の意味を示す化合物(XII)を得る。
族スルホニル クロリドと反応させ、R 2およびR 3が化学式(I)と同様の意味を示す化合物(XIII)にする。
ような無機酸と、例えば、酢酸アンモニウムとを加えて、化合物(XIII)を 転化させることで達成でき、これにより化合物(I)を得られる。 化合物(XIII)がヒドロキシルアミンと無水アルコール中で反応したとき、R 4はOH 基を意味し、化合物(XIII)がHCl(g)および酢酸アンモニウムと反応した後は、R 4は水素を意味する。
出発の化合物は、文献に記載された方法に従って調製される;例えば、化学式IVの化合物については、A. Fassler,et. al. ,J. Med. Chem. 1996,39,3203−3215に記載された方法に従う。
組成物にも関連する。 これは、注射剤として、もしくは経口処方で処方できる。 この活性医薬成分は、投与の意図された形式に関して、適した標準的添加物と複合しても構わない。 この医薬 組成物は、標準的な手順に従って調製すればよい。 上記調製品は、調節されたあるいは持続的に活性成分を放出するような方法で処方すればよい。 服用量、頻度、および投与の形態は種々の要素によって決まり、また、これらは個々の活性成分およびその薬物動態的パラメータ、および患者の治療の必要性によって決まる。
ィナーゼ阻害を測定するインビトロアッセイ]
正常な集められたヒト血漿に、種々の濃度の範囲で添加され、凝固は自動凝固測定器(Fibrintimer,Dade/Behring)により記録した。 凝血時間を2倍にする阻害物質の濃度を各アッセイにより測定した。
転化させ、凝血が形成される。 この凝血形成の時間が測定された。 トロンビン時間は、フィブリン重合障害、またはトロンビン阻害物質の存在によって長くなる。
℃に温められた。
正常な集められた血漿:11人の見かけ上健康な志願者から静脈血液を集め(0.11mol/Lのクエン酸ナトリウム溶液1に対し、血液9の割合)、すぐに2000×gでの遠心を、4℃で30分行う。 血漿を取り出し、溜められ、使用されるまで−70℃にて一定分量で保存する。
素粒子、植物リ ン脂質、塩化ナトリウム(2.4g/L),Hepes(14.3g/L,pH7.6),アジ化ナトリウム(<1g/L)。 試薬は室温(15−25℃)にて使用された。
℃に昇温。
正常な集められた血漿:11人の見かけ上健康な志願者から静脈血液を集め(0.11mol/Lのクエン酸ナトリウム 溶液 1に血液9の割合)、すぐに2000×gでの遠心を、4℃で30分行う。 血漿を取り出し、溜められ、使用されるまで−70℃にて一定分量で保存する。
℃にした。
正常的な集められた血漿:11人の見かけ上健康な志願者から静脈血液を集め(0.11mol/Lのクエン酸ナトリウム溶液1に血液9の割合)、すぐに2000×gでの遠心を、4℃で30分行う。 血漿を取り出し、集められ、使用されるまで−70℃にて一定分量で保存する。
酵素が、酵素による加水分解を受けて発色 する特 異的発色基質 と反応する間に決定できる。 分光光度法により時間ごとの反応を記録し、Kiは動態学的パラメーター(Vmax,Km,反応率)から計算される。
質を 、水に加えたもの(最終濃度は10から100μM)、および50μLトロンビン(0.5NIH U/mL f.c.)の混合液を、室温で15分保温した。 反応は、50μLのS−2238(20μMもしくは40μM f.c.)で開始し、各サンプルの405nm(25℃で)における吸光度はマイクロタイタープレートリーダー(Tecan Sunrise)を用いて、15分の間10秒ごとに測定され、3回繰り返された。
50 /(1+S/Km)とするチェンとプルソフ(Cheng and Prussof)(Biochem Pharmacol,1973)にしたがって計算された。 基質のKmは、Km付近の少なくとも6つの異なる基質濃度の試験条件において決定され、非線形回帰プログラムカーブエキスパートで算出された。
M )
)を 、室温で15分保温した。 反応は、50μLのS−2222(50μMもしくは100μM f.c.)で開始し、各サンプルの405nm(25℃で)における吸光度はマイクロタイタープレートリーダー(Tecan Sunrise)を用いて、15分の間10秒ごとに測定して、3回繰り返した。
50 /(1+S/Km)とするチェンとプルソフ(Biochem Pharmacol,1973)にしたがって計算された。 基質のKmは、Km付近の少なくとも6つの異なる基質濃度の試験条件において決定され、非線形回帰プログラムカーブエキスパートで算出された。
背静脈に注入した。 注入終了から10秒後、上記2つを、初めに基部側を、それから末端部側を締める事で、鬱血を起こさせた。 腹腔は暫定的に閉じられ、鬱血は20分間維持された。 それから、腹腔を再び切開し、結紮した部分を長軸方向に開いて、形成された血栓を取り出し、洗浄して、濾紙ににじませ、60℃にて一晩乾燥して、重量を測った。 これらの実験条件において、対照血栓重量は、5.5±0.1mg(n=15)であった。
tert−ブチル2−(3−シアノベンジル)−2−[(4−メチル−1−ピペリジニル)カルボニル]−1− ヒドラジンカルボキシレート
25mlのジクロロメタン中の、 N−1−( tert−ブトキシカルボニル)−N−2−[(3−シアノフェニル)メチル]ヒドラジン(3.833g)、およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(4.040ml )溶液を滴状に加えた。 添加後、反応混合液をさらに5分間攪拌し、 25mlジクロロメタン中の、 4−メチルピペリジン(1.836ml)およびN,N−ジイソプロピルチラミン(4.040ml) の混合液を、ここで一度に添加し、さらに20分間室温にて攪拌した。 溶媒は減圧中で蒸発させ、残渣を50mlの酢酸エチルに溶かし、25mlの5%クエン酸、25mlの5%NaHCO 3溶液、および25mlの ブラインで洗浄した。 有機相(organic phase)はMgSO 4により乾燥し、濾過し、減圧下で濾液を濃縮した。
引により濾過された。
収率 :1.756g (30.4%)
−1 ):3275.0,2922.7,2229.3,1722.3,1632.3,1497.3,1445.5,1367.6,1252.9,1157.0,979.2,805.1,736.2,573. 7
6 )):δ(ppm):0.86(d,J=6,4Hz,3H,CH 3 ),0.90−1.05(m,2H,Pip−H 3,5 ),1.35(s,9H,Boc),1.45−1.60(m,4H,Pip−H 3',5' ),2.60−2.75(m,2H,Pip−H 2,6 ),3.70−3.85(m,2H,Pip−H 2',6' ),4.52(brs,2H,CH 2 ),7.58−7.66(m,1H,Bn−H 5 ),7.79−7.85(m,1H,Bn−H 6 ),7.93−8.05(m,2H,Bn−H 2,4 ),11.05(s,1H,NH)
20 H 27 N 4 O 3の分子量: 計算値:372;実 測値(found):373(MH + )
ヒドラジニウムクロリド
tert−ブチル2−(3−シアノベンジル)−2−[(4−メチル−1−ピペリジニル)カルボニル] ヒドラジンカルボキシレート (1.173mg)を30mlの氷酢酸に溶かし、HClガスを上記溶液に通して20分間泡立たせた。 反応の進行は、TLCにより観察された。 氷酢酸はロタベイパー(rotavapor)で蒸発させ、ジエチルエーテルを油性生成物に注いだ。 液体相は除去され、生成した沈殿を50℃で乾燥して、NaOHで24時間乾燥させた。
収率 :混合物の0.875g(%)
−1 ):3417.8,2934.6,2664.1,2227.3,1711.6,1641.3,1433.7,1402.3,1249.6,1132.0,1017.8
6 ):δ(ppm):0.92(d,J=6,4Hz,3H,CH 3 ),0.99−1.16(m,2H,Pip−H 3,5 ),1.52−1.71(m,4H,Pip−H 3',5' ),2.90−3.05(m,2H,Pip−H 2,6 ),3.80−3.95(m,2H,Pip−H 2',6' ),4.62(s,2H,CH 2 ),7.59−7.69(m,1H,Bn−H 4,5 ),7.79−7.88(m,1H,Bn−H 2,6 )
14 H 19 ClN 4 Oの分子量: 計算値:294.78;実 測値(found):295(MH + )
−ピペリジニル)カルボニル]−2−ナフタレンスルホノヒドラジド(naphthalenesulfonohydrazide)
]ヒドラジン(0.870g)を50mlのジクロロメタンに溶かし、−5℃に冷やした。 攪拌する間、1.190mlのトリエチルアミンと0.640gのナフタレン−2 −スルホニル クロリドを添加した。 反応混合液は、−5℃で30分間、さらに室温で24時間攪拌した。 減圧環境で溶媒を蒸発させ、100mlの酢酸エチルを残渣に加えた。 分液ロートにて、50mlの水、50mlの10%クエン酸、および50ml ブラインで2回洗浄した。 有機相(organic phase)はNa 2 SO 4により乾燥し、濾過し、減圧下で濾液を濃縮した。 生 成物をジエチルエーテルに懸濁し、沈殿は吸 引により濾過された。 次いで、沈殿はエタノールから再結晶化し、結晶は吸 引によりろ過された。
収率 :0.464g(35.6%)
−1 ):3191.7,2931.6,2221.0,1680.5,1433.5,1333.1,1168.8,857.9,749.4,692.2 1 H NMR(DMSO−d 6 )):δ(ppm):0.10−0.35(m,2H,Pip−H 3,3',5,5' ),0.47(d,3H,J=6.0Hz,CH 3 ),1.22−1.32(m,3H,Pip−H 3,3',4,4',5,5' ),2.30−2.45(m,1H,Pip−H 2,2' ),2.65−2.80(m,1H,Pip−H 6,6' ),3.45−3.65(m,2H,Pip−H 2,2',6,6' ),4,38(brd,2H,CH 2 ),7.47−7.55(m,2H,Bn−H 5,6 ),7.58−7.63(m,1H,Bn−H 2 ),7.63−7.80(m,4H,Bn−H 4 in Nf−H 3,6,7 ),8.02−8.18(m,3H,Nf−H 4,5,8 ),8.43(s,1H,Nf−H 1 )9.60(s,1H,NH)。 2つの信号セット(Two sets of signals)
25 H 26 N 4 O 3 Sの分子量: 計算値:462.6;実 測値(found):463(MH + )
{ 1−[(4−メチル−1−ピペリジニル)カルボニル]−2−(2−ナフチルスルホニル)ヒドラジノ]メチル }ベンゼンカルボキシミ ドアミド(benzenecarboximidamide)
−ピペリジニル)カルボニル]−2−ナフタレンスルホノヒドラジド(0.223g)を、アルゴン雰囲気下で20mlの無水エタノールに 懸濁し、0.032gのヒドロキシアミンを添加した。 反応混合液を24時間、還流の温度に熱し、減圧環境で濃縮した。 生成生成物はカラムクロマトグラフィーにより精製され(溶出剤:クロロホルム/メタノール=9/1)、白色結晶を得た。
収率 :0.215g(38%)
−1 ):3365.8,3194.6,2943.8,2864.7,1652.6,1447.5,1332.2,1169.3,1076.1,756.2,700.3,553.2 1 H NMR(DMSO−d 6 ):δ(ppm):0.01−0.36(m,2H,Pip−H 3,5 ),0.44(d,3H,J=6.4Hz,CH 3 ),1.15−1.27(m,3H,Pip−H 3,4,5 ),2.27−2.42(m,1H,Pip−H 2 ),2.56−2.75(m,1H,Pip−H 6 ),3.45−3.63(m,2H,Pip−H 2,6 ),4,35(brd,2H,CH 2 ),7.14(d,1H,J=7.9,Bn−H 4 ),7.25−7.40(m,1H,Bn−H 5 ),7.48−7.59(m,2H,Bn−H 2,6 ),7.63−7.81(m,3H,Nf−H 3,6,7 ),8.02−8.19(m,3H,Nf−H 4,5,8 ),8.46(s,1H,Nf−H 1 ),9.40(s,1H,NH),9.78(s,1H,OH)
25 H 30 N 5 O 4 Sの分子量: 計算値:495.6;実 測値(found):496(MH + )
{ [1−[(4−メチル−1−ピペリジニル)カルボニル]−2−(2−ナフチルスルホニル)ヒドラジノ]メチル]フェニル }メタ ンアミニウム クロリド (methanaminium chloride)
−ピペリジニル)カルボニル]−2−ナフタレンスルホノヒドラジド(0.200g)を、10mlのエタノールに懸濁し、アイスバスにて冷やし、HClを懸濁液に30分間泡立てた。 混合液は室温で4時間攪拌し、溶液は 減圧下に蒸 発された。 固体残渣はイソプロピルエーテルにて洗浄され、吸 引により濾過された。 生成された沈殿は10mlエタノールに溶かし、酢酸アンモニウム(0.092g)を加えた。 生成された混合液を室温で20時間攪拌し、この溶液に30分間HClを通した。 24時間後白色の沈殿が形成され、吸 引により濾過された。
収率 :50.4mg(52%)
−1 ):3396.1,3101.7,2945.8,1669.1,1435.8,1335.9,1165.9,1072.4,749.4,668.4 1 H NMR(DMSO−d 6 ):δ(ppm):0.01−0.40(m,2H,Pip−H 3,5 ),0.47(d,3H,J=6.4Hz,CH 3 ),1.15−1.29(m,3H,Pip−H 3,4,5 ),2.27−2.42(m,1H,Pip−H 2 ),2.56−2.75(m,1H,Pip−H 6 ),3.45−3.60(m,2H,Pip−H 2,6 ),4.41(brd,2H,CH 2 ),7.14(d,1H,J=7.9,Bn−H 4 ),7.25−7.40(m,1H,Bn−H 5 ),7.48−7.59(m,2H,Bn−H 2,6 ),7.63−7.81(m,3H,Nf−H 3,6,7 ),8.02−8.19(m,3H,Nf−H 4,5,8 ),8.46(s,1H,Nf−H 1 ),9.40(s,1H,NH)
24 H 27 N 5 O 3 S(フリーベース)の分子量: 計算値:465.57;実 測値(found):466(MH + )
tert −ブチル2−(3−シアノベンジリデン)−1− ヒドラジンカルボキシレート
tert −ブチルカルバ ゼート (butylcarbazate)(40.0mmol)のEtOH溶液に添加した。 混合物は還流の温度に加熱され、4時間後、EtOHを減圧下で一部蒸発させた。 水(100mL)を加え、沈殿生成物は濾過により集められて、ジエチルエーテルにて洗浄されて tert−ブチル2−(3−シアノベンジリデン)−1− ヒドラジンカルボキシレートの白色固体を得た。
収率 :77%
−1
+ =246 1 H NMR(300MHz CDCl 3 ):1.55(s,9H,Boc−H),7.55(m,2H,Bn−H),7.93(m,3H,Bn−H in CH),8.24(s,1H,NH)
13 H 15 N 3 O 2の 計算値:C,63.66;H,6.16;N,17.13,実 測値(found)C,63.38;H,6.18;N,17.09
tert −ブチル2−(3−シアノベンジル)−1− ヒドラジンカルボキシレート
tert −ブチル2−(3−シアノベンジリデン)−1− ヒドラジンカルボキシレート (60.0mmol)をMeOH(250mL)に溶かし、10%Pd/C(10w/w%)を添加した。 混合液は6時間水素化された。 触媒は濾過除去され、濾液は減圧環境で濃縮され、油 状のtert−ブチル2−(3−シアノベンジル)−1− ヒドラジンカルボキシレートを得た。 これを、一晩結晶化した。
収率 :95%
−1
+ =248 1 H NMR(300MHz CDCl 3 ):1.47(s,9H,Boc−H),4.04(brs,2H,CH 2 ),4.28(brs,1H,NH),6.09(brs,1H,NH),7.12−7.41(m,4H,Bn−H),
13 H 17 N 3 O 2・1/4H 2 Oの 計算値:C,62.01;H,7.00;N,16.69,実 測値(found)C,61.90;H,7.22;N,16.69
tert −ブチル2−(3−シアノベンジル)−2−[(2−メチル−1 −ピペリジニル)カルボニル]−1− ヒドラジンカルボキシレート
tert −ブチル2−(3−シアノベンジル)−1− ヒドラジンカルボキシレート 、および2−メチルピペリジンから、実施例1に記載の手順を用いて得た。
収率 :42%
−1
+ =373 1 H NMR(300MHz CDCl 3 ):1.22(d,J=6,8Hz,3H,CH 3 ),1.45(s,9H,Boc),1.45−1.79(m,5H,Pip−H),2.97−3.10(m,1H,Pip−H),3.44−3.54(m,1H,Pip−H),3.63−3.76(m,1H,Pip−H),4.18−4.32(m,1H,Pip−H),4.48(s,2H,CH 2 ),6.30(s,1H,NH),7.46(t,J=7.9Hz,1H,Bn−H),7.56−7.67(m,3H,Bn−H)
]ヒドラジニウム クロリド
tert −ブチル2−(3−シアノベンジル)−2−[(2−メチル−1−ピペリジニル)カルボニル]−1− ヒドラジンカルボキシレートから、実施例2に記載の手順を用いて得た。
収率 :91%
−1
+ =273 1 H NMR(300MHz CDCl 3 ):1.23(d,J=6,8Hz,3H,CH 3 ),1.40−1.51(m,1H,Pip−H),1.52−1.79(m,5H,Pip−H),2.98−3.10(m,1H,Pip−H),3.60−3.79(m,1H,Pip−H),4.25−4.388(m,1H,Pip−H),4.64(s,2H,CH 2 ),7.53(t,J=7.9Hz,1H,Bn−H),7.61−7.76(m,3H,Bn−H),9.60(brs,2H,NH 2 )
tert −ブチル2−(1−アゼパニルカルボニル(azepanylcarbonyl)−2−(3−シアノベンジル)−1− ヒドラジンカルボキシレート
tert −ブチル2−(3−シアノベンジル)−1− ヒドラジンカルボキシレートとアゼ パン (azepane)から、実施例1に記載の手順を用いて得た。
収率 :63%
−1
+ =373 1 H NMR(300MHz CDCl 3 ):1.45(s,9H,Boc),1.53−1.62(m,4H,Pip−H 4,5 ),1.69−1.80(m,4H,Pip−H 3,6 ),3.39−3.46(m,4H,Pip−H 2,7 ),4.50(s,2H,CH 2 ),6.25(brs,1H,NH),7.45(t,J=7.9Hz,1H,Bn−H),7.56−7.69(m,3H,Bn−H)
)ヒドラジニウム クロリド
tert −ブチル2−(1−アゼパニルカルボニル)−2−(3−シアノベンジル)−1− ヒドラジンカルボキシレートから、実施例2に記載の手順を用いて得た。
収率 :66%
−1
+ =273 1 H NMR(300MHz CDCl 3 ):1.53−1.64(m,4H,Pip−H 4,5 ),1.65−1.81(m,4H,Pip−H 3,6 ),3.38−3.46(m,4H,Pip−H 2,7 ),4.70(s,2H,CH 2 ),7.48−7.64(m,2H,Bn−H),7.69−7.80(m,2H,Bn−H),9.60(brs,2H,NH 2 )
]ヒドラジニウム クロリド 、およびナフタレン−2 −スルホニル クロリドから、実施例3に記載の手順を用いて得た。
収率 :14%
−1
+ =273 1 H NMR(300MHz CDCl 3 ):0.35−0.55(m,2H,Pip−H),0.75−0.90(m,2H,Pip−H),1.03−1.45(m,6H,Pip−H in CH 3 ),2.54−2.70 in 2.75−2.95(m,1H,Pip−H)3.50−3.75 in 3.75−4.00(m,1H,Pip−H),4.31(brd,2H,CH 2 ),7.35−7.70(m,7H,Bn−H in Nph−H),7.75−7.85(m,1H,Nph−H),7.86−8.00(m,3H,Nph−H),8.42(s,1H,Nph−H),(2つの信号セット)
25 H 26 N 4 O 3 Sの 計算値:C,64.91;H,5.67;N,12.11,実 測値(found):C,65.07;H,5.58;N,11.93
{ [1−[(2−メチル−1−ピペリジニル)カルボニル]−2−(2−ナフチルスルホニル)ヒドラジノ]メチル }ベンゼンカルボキシミ ドアミド【0111】
率 :48%
−1
+ =496
]ヒドラジニウム クロリド 、および6−メトキシ−2 −ナフタレンスルホニル クロリドから、実施例3に記載の手順を用いて得た。
収率 :26%
−1
+ =493273 1 H NMR(300MHz CDCl 3 ):0.47−0.60(m,2H,Pip−H),0.79−0.92(m,2H,Pip−H),1.12−1.50(m,6H,Pip−H in CH 3 ),2.50−2.75 in 2.80−3.15(m,1H,Pip−H),3.55−3.76 in 3.80−3.95(m,1H,Pip−H),3.95 8s,3H,OCH 3 );2.55−2.74(m,1H,Pip−H),3.45−3.65(m,2H,Pip−H),3.84(s,3H,CH 3 ),4.32(brd,2H,CH 2 ),7.28−7.33(m,1H,Nph−H),7.44−7.60(m,5H,Bn−HおよびNph−H),7.75−7.88(m,3H,Nph−H),8.34(d,1H,J=1.88Hz,Nph−H)
{ 2−[(6−メトキシ−2−ナフチル)スルホニル]−1−[(2−メチル−1−ピペリジニル)カルボニル]ヒドラジノ }メチル)ベンゼンカルボキシミ ドアミド【0117】
収率 :45%
−1
+ =526 1 H NMR(300MHz CDCl 3 ):0.35−0.50(m,2H,Pip−H),0.79−1.00(m,2H,Pip−H),1.12−1.50(m,6H,Pip−H in CH 3 ),2.40−2.75 in 2.80−3.00(m,1H,Pip−H),3.55−3.76 in 3.80−3.95(m,1H,Pip−H),3.95(s,3H,OCH 3 );4.35(brd,2H,CH 2 ),5.04(s,2H,NH 2 ),7.15−7.65(m,6H,Nph−H in Bn−H),7.74−7.87(m,3H,Nph−H),8.34(s,1H,Nph−H)
26 H 31 N 5 O 5 S・EtOHの 計算値:C,58.83;H,6.52;N,12.25,実 測値(found):C,59.41;H,5.96;N,12.09
]ヒドラジニウム クロリドから、実施例3に記載の手順を用いて得た。
収率 :50%
−1
+ =493 1 H NMR(300MHz DMSO−d 6 ):0.15−0.40(m,2H,Pip−H),0.53(d,3H,J=6.0Hz,CH 3 ),1.25−1.39(m,3H,Pip−H),2.25−2.38(m,1H,Pip−H),2.55−2.74(m,1H,Pip−H),3.45−3.65(m,2H,Pip−H),3.84(s,3H,CH 3 ),4.32(brd,2H,CH 2 ),7.28−7.33(m,1H,Nph−H),7.44−7.54(m,3H,Bn−HおよびNph−H),7.60(d,1H,J=1.88Hz,Bn−H),7.60−7.76(m,2H,Bn−HおよびNph−H),7.94(d,1H,J=8.66Hz,Nph−H),8.05(d,1H,J=8.66Hz,Nph−H),8.34(d,1H,J=1.88Hz,Nph−H 1 ),9.46(s,1H,NH)
{ 2−[(6−メトキシ−2−ナフチル)スルホニル]−1−[(4−メチル−1−ピペリジニル)カルボニル]ヒドラジノ }メチル)ベンゼンカルボキシミ ドアミド【0123】
収率 :36%
−1
+ =526 1 H NMR(300MHz CDCl 3 ):0.30(brd,3H,Pip−H),0.58(d,3H,J=6.0Hz,CH 3 ),1.26(brd,3H,Pip−H),2.45(brs,1H,Pip−H),2.63(brd,1H,Pip−H),3.74(brd,2H,Pip−H),3.97(s,3H,OCH 3 ),4.34(brd,2H,CH 2 ),4.94(s,2H,NH 2 )7.17−7.35(m,4H,Nph−HおよびBn−H),7.49−7.55(m,2H,Bn−H),7.77−7.89(m,4H,Bn−HおよびNph−H),8.35(m,1H,Bn−H),8.65(brs,1H,NH),9.02(s,1H,OH)
{ 2−[(6−メトキシ−2−ナフチル)スルホニル]−1−[(4−メチル−1−ピペリジニル)カルボニル]ヒドラジノ }メチル)フェニル ]メタ ンアミニウム クロリド
収率 :26%
−1
+ =510 1 H NMR(300MHz CDCl 3 ):0.28(brd,3H,Pip−H),0.54(d,3H,J=6.0Hz,CH 3 ),1.27(brd,3H,Pip−H),2.45(brs,1H,Pip−H),2.64(brs,1H,Pip−H),3.66(brs,2H,Pip−H),3.95(s,3H,OCH 3 ),4.32(m,2H,CH 2 ),7.16−7.28(m,2H,Nph−H),7.36−7.40(m,2H,Bn−H 2,6 ),7.73−7.87(m,4H,Bn−H 5およびNph−H),7.95(m,1H,Bn−H 4 ),8.78(brs,2H,NH 2 ),8.16(brs,2H,NH 2 )
−スルホニル クロリドから、実施例3に記載の手順を用いて得た。
収率 :43%
−1
+ =463
6 ):0.63−1.40(m,8H,Pip−H 3,4,5,6 ),2.90−3.20(m,4H,Pip−H 2,7 )4.35(brd,2H,CH 2 ),7.45−5.55(m,2H,Nph−H in Bn−H),7.50−7.75(m,5H,Nph−H in Bn−H),8.02−8.15(m,3H,Nph−H),8.45(s,1H,Nph−H),9.56(s,1H,NH)
25 H 26 N 4 O 3 Sの 計算値:C,64.91;H,5.67;N,12.11,実 測値(found):C,64.65;H,5.78;N,12.10
{ [1−(1−アゼパニルカルボニル)−2−(2−ナフチルスルホニル)ヒドラジノ]メチル } −N'−ヒドロキシベンゼンカルボキシミ ドアミド【0132】
収率 :79%
−1
+ =496 1 H NMR(300MHz DMSO−d 6 ):0.65−1.40(m,8H,Pip−H 3,4,5,6 ),2.90−3.20(m,4H,Pip−H 2,7 ),4.34(brd,2H,CH 2 )5.87(brs,2H,NH 2 ),7.45−5.55(m,2H,Nph−H in Bn−H),7.50−7.75(m,5H,Nph−H in Bn−H),8.02−8.15(m,3H,Nph−H),8.45(s,1H,Nph−H),9.35(brd,1H,NH),9.67(brs,1H,OH)
{ 1−(1−アゼパニルカルボニル)−2−(2−ナフチルスルホニル)ヒドラジノ]メチル }フェニル)(イミノ )メタ ンアミニウム クロリド
収率 :36%
−1
+ =480 1 H NMR(300 DMSO−d 6 ):0.60−1.45(m,8H,Pip−H 3,4,5,6 ),2.90−3.20(m,4H,Pip−H 2,7 ),4.40(brd,2H,CH 2 ),7.44(d,J=8,3Hz,2H,Bn−H 2,6 ),7.62−7.80(m,5H,Bn−H 3,5 in Nph−H)8.02−8.18(m,3H,Nph−H),8.45(s,1H,Nph−H),9.09(s,2H,NH 2 ),9.35(s,1H,NH)
]ヒドラジニウム クロリドから、実施例3に記載の手順を用いて得た。
収率 :15%
−1
+ =493
6 ):0.65−1.50(m,8H,Pip−H 3,4,5,6 ),2.85−3.20(m,4H,Pip−H 2,7 ),3.91(s,3H,OCH 3 )4.35(brd,2H,CH 2 ),7.28−7.32(m,1H,Bn−H),7.42−7.52(m,3H,Bn−H in Nph−H),7.60(brs,1H,Nph−H),7.66−7.71(m,2H,Nph−H),7.92(d,1H,J=8.7,Nph−H),8.04(d,1H,J=8.7,Nph−H),8.33(d,1H,J=1.5,Nph−H),9.44(s,1H,NH)
26 H 28 N 4 O 4 Sの 計算値:C,63.14;H,6.11;N,11.33,実 測値(found):C,63.26;H,5.87;N,11.06
{ 1−(1−アゼパニルカルボニル)−2−[(6−メトキシ−2−ナフチル)スルホニル]ヒドラジノ }メチル)−N'−ヒドロキシベンゼンカルボキシミ ドアミド【0141】
収率 :24%
−1
+ =526 1 H NMR(300MHz CDCl 3 ):0.65−1.50(m,8H,Pip−H 3,4,5,6 ),2.85−3.20(m,4H,Pip−H 2,7 ),3.97(s,3H,OCH 3 )4.35(s,2H,CH 2 ),4.95,(s,1H,NH)7.28−7.32(m,1H,Bn−H),7.42−7.52(m,3H,Bn−H in Nph−H),7.60(brs,1H,Nph−H),7.66−7.71(m,2H,Nph−H),7.92(d,1H,J=8.7Hz,Nph−H),8.04(d,1H,J=8.7Hz,Nph−H),8.33(d,1H,J=1.5Hz,Nph−H),8.10(brs,1H,NH),8.35(s,1H,OH)
26 H 31 N 5 O 5 Sの 計算値:C,59.18;H,6.30;N,13.27,実 測値(found):C,59.68;H,6.16;N,12.88
{ 1−(1−アゼパニルカルボニル)−2−[(6−メトキシ−2−ナフチル)スルホニル]ヒドラジノ }メチル)フェニル](イミノ) メタンアミニウム クロリド
収率 :21%
−1
+ =510 1 H NMR(300MHz CDCl 3 ):0.65−1.40(m,8H,Pip−H 3,4,5,6 ),2.95−3.20(m,4H,Pip−H 2,7 ),3.97(s,3H,OCH 3 )4.35(brs,2H,CH 2 ),7.44(d,J=8,3Hz,2H,Bn−H 2,6 ),7.62−7.80(m,5H,Bn−H 3,5 in Nph−H),8.02−8.18(m,3H,Nph−H),8.45(s,1H,Nph−H),9.03(s,2H,NH 2 ),9.35(s,2H,NH 2 )
学的インビトロテストの結果【0147】
学的インビトロテストの結果【0150】
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