Production of powder flavor

阅读:809发布:2020-08-27

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【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 蛋白質およびまたは蛋白分解物と水溶性高分子多糖類とネオヘスペリジンジヒドロカルコンとを粉末化基材として風味料を粉末化することを特徴とする粉末風味料の製造法。
  • 【請求項2】 水溶性高分子多糖類が、ガッティガム、
    ジェランガム、ペクチン、キサンタンガム、カラギナン、トラガントガム、カラヤガム、カルボキシメチルセルロース、アルギン酸塩、アルギン酸誘導体、水溶性ヘミセルロースから選ばれる1種または2種以上である請求項1記載の粉末風味料の製造法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明で風味料とは香料、調味料、甘味料から選ばれる1種または2種以上をいう。 本発明は粉末風味料の製造法に関する。 より詳しくは風味の持続性が改良された粉末風味料の製造法に関し、同時に製造工程を通しての風味料の残存率が高く、保管時の風味料の残存率が高く、食品等に応用した場合、食品等の中での風味料の残存率も高く、該食品のシェルフライフの延長に寄与できる、粉末風味料の製造法に関する。
    本発明に係る粉末風味料は、風味料としてチューインガムやグミ、スナック類といった菓子類や冷菓、飲料、調味料をはじめ広く食品一般に使用できるほか、歯磨き粉や芳香剤などにも広く使用することができる。 なお本発明で風味とは食品等を口に入れ咀嚼した時に感じる風味だけでなく、口に入れることなく感じられる香気をも風味の意味の中に含むものとする。

    【0002】

    【従来の技術】ゼラチンを用い、カプセルを調製し、その内部に風味料等を包含させ、カプセルが破れることで風味料等が放出され、したがって、カプセルが残る限り、風味料等の風味、効果等が持続するという技術が知られている。 また、風味料、甘味料を含む飲食品にゼラチンを添加して飲食品の風味を改良する方法が知られている。 しかし、粉末風味料においては次の3段階における風味料の減少、劣化が以前からの課題であり、十分な解決策は見いだされていなかった。 1. 粉末風味料の製造時での風味料の減少、劣化。 2. 粉末風味料を保管している間の風味料の減少、劣化。 3. 粉末風味料を食品等に応用した場合の該食品等に含まれる粉末風味料の風味料の減少、劣化。 また、粉末風味料を直接あるいは間接に口に入れた場合の風味の持続性の改良も以前からの課題であり、十分な解決策は見いだされていなかった。

    【0003】

    【発明が解決しようとする課題】本発明は次の1〜3の課題を解決した粉末風味料の製造法も提供することを目的とする。 粉末風味料の製造時において、風味料の残存率を高め、また、風味料の劣化を抑制すること。 粉末風味料の保管中での経時変化による風味料の消失、減少を抑制すること。 粉末風味料を食品等に応用した場合の該食品等に含まれる粉末風味料の風味料の減少、劣化を抑制 すること。 粉末風味料を直接、あるいは間接に口に入れた場合の風味に持続性を付与すること。

    【0004】

    【課題を解決するための手段】本発明者らは、風味料を蛋白質およびまたは蛋白分解物と溶性高分子多糖類とネオヘスペリジンジヒドロカルコンとを粉末化基材とし粉末化することで上記課題を解決できることを発見し、
    発明に至った。 本発明者らは以前に同じ課題の解決を目的として蛋白質およびまたは蛋白分解物と水溶性高分子多糖類を粉末化基材とすることを特徴とする技術を開発したが、本発明に係る粉末風味料の製造法はさらに風味料の残存率が高く、製造時、保管中、粉末風味料を食品等に応用した場合の該食品等の中での風味料の残存率が高まり、よい風味を示すことがわかった。 粉末化の方法は、蛋白質およびまたは蛋白分解物と水溶性高分子多糖類と水と、必要に応じデキストリン等の賦形剤を加え均一に溶解した中に、風味料と必要に応じ食用油脂等を加え均質化した後、乾燥させて粉末化させればよい。 このとき風味料は水溶性、油溶性を問わず、また液状、粉末状などの形態も問わない。 乾燥の方法は、特に限定されることなく、噴霧乾燥法、凍結乾燥法、真空乾燥法、遠赤外線乾燥法などを用いることができる。

    【0005】蛋白質およびまたは蛋白分解物は一般に市販されているものでよく、酸やアルカリ処理、酵素処理などで市販の蛋白質およびまたは蛋白分解物をさらに分解したものでもよい。 分子量としては1万以上が好ましい。 より詳細にはカゼイン、カゼインナトリウム、ゼラチン、乳蛋白、卵黄タンパク、オボアルブミン、ラクトアルブミン、大豆、エンドウ、トウモロコシ、小麦などの豆類や穀類タンパク、酵母などの生物タンパク、
    、豚、鶏、魚などの畜肉、血球タンパク、血漿タンパク、およびそれらの部分分解物が例としてあげられる。
    水溶性高分子多糖類は特にガッティガム、ジェランガム、ペクチン、キサンタンガム、カラギナン、トラガントガム、カラヤガム、カルボキシメチルセルロース(以下CMCと呼ぶ)、アルギン酸塩、アルギン酸誘導体から選ばれる1種または2種以上が好ましく、これらは一般に市販されているものを用いることができる。 NHD
    Cは、柑橘類などの植物中の天然フラボノイドであるネオヘスペリジンを原料に水素添加処理だけで製造されたものを使用することができる。

    【0006】蛋白質およびまたは蛋白分解物と水溶性高分子多糖類の混合比率は、特に限定はないが、いずれか一方が過剰になると本発明の目的である製造時、保管中等での風味料の減少、劣化の抑制の度合いが低くなり、
    粉末風味料を口に入れた場合の風味の持続性の度合いも低くなるため、蛋白質およびまたは蛋白分解物:水溶性高分子多糖類=1:20〜20:1(重量基準)が好ましい。 また、NHDCの添加量が多すぎると甘味が強くなりすぎ、応用した食品等によっては不適なものも生じるのでその点を考慮に入れなくてはならず、該食品等に対し0.1〜10000ppmでよい。 0.1ppmでの効果は認められるが、0.1ppm未満では効果が弱い。 尚、本発明に係る粉末風味料を製造後、その粉末風味料にさらにNHDC含有溶液を用いて再び粉末化することや、本発明に係る粉末風味料にNHDC含有の粉末を加えることは自由であるが、本発明に係る技術でNH
    DCを加えずに製造した粉末風味料にNHDC含有溶液を用いて再び粉末化したりNHDC含有の粉末を加えたりしても風味の保持率は本発明に係る粉末風味料に及ばず、本発明は単に加工デンプンとNHDCの効果にとどまらず、明らかに両者の相乗効果が生じ、従来にない風味の保持、風味の質に優れた粉末風味料が得られることがわかった。

    【0007】風味料を粉末化する際には必要に応じ賦形剤としてデキストリンなどを加えることもできる。 また食用油脂等も加えることができる。 さらに調味料や有機酸、色素なども自由に加えられる。 本発明に係る粉末風味料により、製造時での風味料の減少、劣化が抑制され、保管中での経時変化における風味料の消失、減少が抑制され、さらに、粉末風味料を食品等に応用した場合の該食品等に含まれる粉末風味料の風味料の減少、劣化を抑制することができるようになった。 同時に、本発明に係る粉末風味料は直接あるいは間接に口に入れた場合に、持続性のある風味を示し、また、風味のエンハンス、不快な臭い、苦み、渋み等のマスキングができることがわかった。

    【0008】

    【実施例】以下実施例により本発明を詳細に説明するが、実施例は本発明を説明するためのものであり本発明を制限するものではない。 なお以下でNHDC製剤とはNHDCの水溶液にデキストリンを加え粉末化したもので、NHDCの含有率0.001%のものをいう。

    【0009】実施例1 まず桜のチップを用い定法によりくん液を得た。 次に以下の処方でくん液の粉末風味料を調製した。 くん液 0.2g 食用油脂 5g デキストリン 74g カゼインナトリウムとガッティガムの2:1混合物 20g NHDC製剤 1g 水 200g 合計 300g(固形分100g) まずデキストリンと蛋白質およびまたは蛋白分解物(カゼインナトリウム)、ガッティガムの2:1混合物、N
    HDC製剤、水を混合し85℃に加熱し30分間攪拌しながら溶解させた。 次にくん液と食用油脂を加え、70
    ℃に調整し、ホモジナイザで180kg/cm2の条件で均質化した後、スプレードライヤーで噴霧乾燥させてくん液の粉末風味料を得た(以下粉末風味料1と呼ぶ)。 なおカゼインナトリウム、ガッティガムとNHD
    Cは市販品を用いた。

    【0010】実施例2 以下の処方でくん液の粉末風味料を調製した。 くん液 0.2g 食用油脂 5g デキストリン 74g カゼインナトリウムとガッティガムの1:1混合物 20g NHDC製剤 1g 水 200g 合計 300g(固形分100g) まず、デキストリンとカゼインナトリウム、ガッティガムの1:1混合物、NHDC製剤、水を混合し85℃に加熱し30分間攪拌しながら溶解させた。 次にくん液と食用油脂を加え、70℃に調整し、ホモジナイザで18
    0kg/cm2の条件で均質化した後、スプレードライヤーで噴霧乾燥させてくん液の粉末風味料を得た(以下粉末風味料2と呼ぶ)。 なおカゼインナトリウム、ガッティガム、NHDCは実施例1と同じ市販品を用いた。

    【0011】実施例3 以下の処方でくん液の粉末風味料を調製した。 くん液 0.2g 食用油脂 5g デキストリン 74g カゼインナトリウムとガッティガムの5:1混合物 20g NHDC製剤 1g 水 200g 合計 300g(固形分1 00g) まず、デキストリンとカゼインナトリウム、ガッティガムの5:1混合物、水を混合し85℃に加熱し30分間攪拌しながら溶解させた。 次にくん液と食用油脂を加え、70℃に調整し、ホモジナイザで180kg/cm
    2の条件で均質化した後、スプレードライヤーで噴霧乾燥させてくん液の粉末風味料を得た(以下粉末風味料3
    と呼ぶ)。 なおカゼインナトリウム、ガッティガムは実施例1と同じ市販品を用いた。

    【0012】実施例4 実施例1、2、3で得られた粉末風味料を等量ずつ粉体混合し均一にし、粉末風味料を得た(以下粉末風味料4
    と呼ぶ)。

    【0013】実施例5 以下の処方でくん液の粉末風味料を調製した。 くん液 0.2g 食用油脂 5g デキストリン 74g カゼインナトリウム 20g NHDC製剤 1g 水 200g 合計 300g(固形分100g) まずデキストリン、カゼインナトリウム、水を混合し8
    5℃に加熱し30分間攪拌しながら溶解させた。 次にくん液と食用油脂を加え、70℃に調整し、ホモジナイザで180kg/cm2の条件で均質化した後、スプレードライヤーで噴霧乾燥させてくん液の粉末風味料を得た(以下対照品1と呼ぶ)。 なおカゼインナトリウム、カゼインナトリウムは実施例1と同じ市販品を用いた。 こうして得られた粉末風味料と実施例1、2、3で得られた粉末風味料とを等量ずつ粉体混合し均一にし、粉末風味料を得た(以下粉末風味料5と呼ぶ)。

    【0014】実験例1 以下の処方でくん液の粉末風味料を調製した。 くん液 0.2g 食用油脂 5g デキストリン 75g ガッティガム 20g 水 200g 合計 300g(固形分100g) まずデキストリン、ガッティガム、水を混合し85℃に加熱し30分間攪拌しながら溶解させた。 次にくん液と食用油脂を加え、70℃に調整し、ホモジナイザで18
    0kg/cm2の条件で均質化した後、スプレードライヤーで噴霧乾燥させてくん液の粉末風味料を得た(以下対照品2と呼ぶ)。 なおガッティガムは実施例1と同じ市販品を用いた。

    【0015】次にイカの足と頭および内蔵を除いたものを天日で1週間乾燥させたもの(以下乾燥イカと呼ぶ)
    を5%砂糖液につけ、軽く水切りをした後これに実施例1〜5で得られた粉末風味料1〜5と実施例5および上記で得られた対照品1〜2をそれぞれまぶし、40℃で30分間乾燥させ、一夜室温で放置し、翌日30名のパネラーに100秒間噛んでもらい、風味の評価をした。
    表1に評価値の平均値を記号によって示す。 結果は対照品1〜2に比べ粉末風味料1〜3は明らかに風味の出方が遅くなり、粉末風味料4は粉末風味料1〜3を合計した風味の出方を示すことが認められた。 また粉末風味料5は噛みはじめから安定した持続した風味を示すことが認められた。 また、対照品1に比べ粉末風味料1〜5はメントールの風味が強く感じられた。

    【0016】

    【表1】

    凡例 +++ : 風味がよくでている ++ : 風味がでている + : 風味が感じられる ± : 風味がわずかに感じられる − : 風味はほとんど感じられない

    【0017】実施例6 以下の処方でl−メントールの粉末風味料を調製した。 l−メントール 25g 食用油脂 5g デキストリン 49g ゼラチンとガッティガムの10:1混合物 20g NHDC製剤 1g 水 200g 合計 300g(固形分1
    00g) まずデキストリンと蛋白質およびまたは蛋白分解物(ゼラチン)、ガッティガムの10:1混合物、NHDC製剤、水を混合し85℃に加熱し30分間攪拌しながら溶解させた。 次にl−メントールと食用油脂を加え、70
    ℃に調整し、ホモジナイザで180kg/cm2の条件で均質化した後、スプレードライヤーで噴霧乾燥させてl−メントールの粉末風味料を得た(以下粉末風味料6
    と呼ぶ)。 なおゼラチン、ガッティガム、NHDCは実施例1と同じ市販品を用いた。

    【0018】実施例7 以下の処方でl−メントールの粉末風味料を調製した。 l−メントール 25g 食用油脂 5g デキストリン 49g ゼラチンとガッチィガムの1:2混合物 20g NHDC製剤 1g 水 200g 合計 300g(固形分10
    0g) まずデキストリンとゼラチン、ガッティガムの1:2混合物、NHDC製剤、水を混合し85℃に加熱し30分間攪拌しながら溶解させた。 次にl−メントールと食用油脂を加え、70℃に調整し、ホモジナイザで180k
    g/cm2の条件で均質化した後、スプレードライヤーで噴霧乾燥させてl−メントールの粉末風味料を得た(以下粉末風味料7と呼ぶ)。 なおゼラチン、ガッティガム、NHDCは実施例1と同じ市販品を用いた。

    【0019】実施例8 以下の処方でl−メントールの粉末風味料を調製した。 l−メントール 25g 食用油脂 5g デキストリン 49g ゼラチンとガッティガムの1:5混合物 20g NHDC製剤 1g 水 200g 合計 300g(固形分10
    0g) まずデキストリンとゼラチン、ガッティガムの1:5混合物、NHDC製剤、水を混合し85℃に加熱し30分間攪拌しながら溶解させた。 次にl−メントールと食用油脂を加え、70℃に調整し、ホモジナイザで180k
    g/cm2の条件で均質化した後、スプレードライヤーで噴霧乾燥させてl−メントールの粉末風味料を得た(以下粉末風味料8と呼ぶ)。 なおゼラチン、ガッティガム、NHDCは実施例1と同じ市販品を用いた。

    【0020】実施例9 以下の処方でl−メントールの粉末風味料を調製した。 l−メントール 25g 食用油脂 5g デキストリン 49g ゼラチンとガッティガムの1:10混合物 20g NHDC製剤 1g 水 200g 合計 300g(固形分10
    0g) まずデキストリンとゼラチン、ガッティガムの1:10
    混合物、NHDC製剤、水を混合し85℃に加熱し30
    分間攪拌しながら溶解させた。 次にl−メントールと食用油脂を加え、70℃に調整し、ホモジナイザで180
    kg/cm2の条件で均質化した後、スプレードライヤーで噴霧乾燥させてl−メントールの粉末風味料を得た(以下粉末風味料9と呼ぶ)。 なおゼラチン、ガッティガム、NHDCは実施例1と同じ市販品を用いた。

    【0021】実験例2 実施例1〜3で得られた粉末風味料1〜3と実験例6〜
    9で得られた粉末風味料6〜9をそれぞれ3%ずつ市販の無風味料練り歯磨き粉に練り込み、30名のパネラーに5分間歯を磨いてもらい、風味発現および風味消失の官能評価をみた。 結果を表2に示す。

    【0022】

    【表2】

    風味の強さ 風味の持続性 ◎>○>△>× ◎>○>△>× 強い←→弱い 持続する←→持続しない

    【0023】実施例10 以下の処方でオレンジオイルの粉末風味料を調製した。 オレンジオイル 60g 食用油脂 5g デキストリン 14g 小麦グルテンとシュガービートペクチンの10:1混合物 20g NHDC製剤 1g 水 200g 合計 300g(固形分100g) まずデキストリンと蛋白質およびまたは蛋白分解物(小麦グルテン)、シュガービートペクチンの10:1混合物、NHDC製剤、水を混合し85℃に加熱し30分間攪拌しながら溶解させた。 次にオレンジオイルと食用油脂を加え、70℃に調整し、ホモジナイザで180kg
    /cm2の条件で均質化した後、スプレードライヤーで噴霧乾燥させてオレンジオイルの粉末風味料を得た(以下粉末風味料10と呼ぶ)。 なお小麦グルテン、シュガービートペクチン、NHDCは市販品を用いた。

    【0024】実施例11 実施例10と同様の方法で、小麦グルテンとシュガービートペクチンの混合物だけが小麦グルテンとシュガービートペクチンの比率が5:1のものにかえた粉末風味料を調製した(以下粉末風味料11と呼ぶ)。

    【0025】実施例12 実施例10と同様の方法で、小麦グルテンとシュガービートペクチンの混合物だけが小麦グルテンとシュガービートペクチンの比率が1:1のものにかえた粉末風味料を調製した(以下粉末風味料12と呼ぶ)。

    【0026】実施例13 実施例10と同様の方法で、小麦グルテンとシュガービートペクチンの混合物だけが小麦グルテンとシュガービートペクチンの比率が1:5のものにかえた粉末風味料を調製した(以下粉末風味料13と呼ぶ)。

    【0027】実施例14 実施例10と同様の方法で、小麦グルテンとシュガービートペクチンの混合物だけが小麦グルテンとシュガービートペクチンの比率が1:10のものにかえた粉末風味料を調製した(以下粉末風味料14と呼ぶ)。

    【0028】実験例3 以下の処方でオレンジオイルl−メントールの粉末風味料を調製した。 オレンジオイル 60g 食用油脂 5g デキストリン 15g アラビアガム 20g 水 200g 合計 300g(固形分100g) まずデキストリン、アラビアガム、水を混合し85℃に加熱し30分間攪拌しながら溶解させた。 次にアラビアガムと食用油脂を加え、70℃に調整し、ホモジナイザで180kg/cm2の条件で均質化した後、スプレードライヤーで噴霧乾燥させてアラビアガムの粉末風味料を得た(以下参照品1と呼ぶ)。

    【0029】実施例10〜14で得られた粉末風味料1
    0〜14と上記参考品1とを、製造直後、製造後40℃
    で1 月保管後、製造後40℃で3カ月保管後にそれぞれ1000倍容の水に希釈し、30名のパネラーに風味を官能評価してもらった。 官能評価は製造直後の粉末風味料10の風味の残存度を10とし、これを基準として1〜10の10段階で評価する方法をとった。 その結果を表3に示す。 結果はアラビアガムを用いた通常の粉末風味料に比べ、本発明に係る粉末風味料は製造工程を通しての風味料の残存率が高く、経時変化での風味料の残存率も高くなることが示された。

    【0030】

    【表3】

    風味の強さ ◎>○>△>× 強い←→弱い

    【0031】実施例15 以下の処方で1−メントールの粉末風味料を調製した。 1−メントール 25g 食用油脂 5g デキストリン 49g 卵黄タンパク、グァーガム、ペクチンの5:1:1混合物 20g NHDC製剤 1g 水 200g 合計 300g(固形分100g) まずデキストリンの蛋白質およびまたは蛋白分解物(卵黄タンパク)、グァーガム、ペクチンの5:1:1の混合物、NHDC製剤、水を混ぜて85℃に加熱し30分間攪拌しながら溶解された。 次に1−メントールと食用油脂を加え、70℃に調製し、ホモジナイザで180k
    g/cm2の条件で均質化した後、スプレードライヤーで噴霧乾燥させて1−メントールの粉末風味料を得た。
    (以下粉末風味料15と呼ぶ)。 なお卵黄タンパク、グァーガム、ペクチン、NHDCは市販品を用いた。

    【0032】実験例3 実施例15と同じ処方、調製法で卵黄タンパク、グァーガム、ペクチンの5:1:1混合物およびNHDC製剤の代わりにアラビアガムのみを用いて調製した。 (以下対照品3と呼ぶ)。 粉末風味料15と対照品3とを20
    名のパネラーを用い製造直後、製造後40℃にて1カ月、および3カ月保管後に1000倍容の水で希釈し、
    また製造後チューインガムのガムベースに練りこんで半年間保管後に3分間かんでもらって、官能評価をした。
    その結果を表4に示す。 風味の強さは対照品、従来品と比べて製造直後から明らかに強い風味を示し、風味料の残存率がより高いことがわかった。 40℃での保管でも対照品に比べ風味料がよく残存しよい風味を保持していることがわかった。 また風味の持続性は対照品では認められず、本発明品のみが持続性を示すことが明らかになった。

    【0033】

    【表4】

    【0034】実施例16 以下の処方でレモンオイルの粉末風味料を調製した。 レモンオイル 60g 食用油脂 5g デキストリン 14g 大豆タンパク、タマリンド種子多糖類の1:2混合物 20g NHDC製剤 1g 水 200g 合計 300g(固形分100g) まず、デキストリンと蛋白質およびまたは蛋白分解物(大豆タンパク)、タマリンド種子多糖類1:2混合物、NHDC製剤、水を混合し85℃に加熱し30分間攪拌しながら溶解させた。 次にレモンオイルと食用油脂を加え、70℃に調製し、ホモジナイザで180kg/
    cm2の条件で均質化した後、スプレードライヤーで噴霧乾燥させてレモンオイルの粉末風味料を得た(以下粉末風味料16と呼ぶ)。 なお大豆タンパク、NHDC、
    タマリンド種子多糖類は市販品を用いた。

    【0035】実験例4 実施例16と同じ処方、調製法で大豆タンパク、タマリンド種子多糖類の1:2混合物およびNHDC製剤の代わりにアラビアガムのみを用いて調製した(以下対照品4と呼ぶ)。 粉末風味料16と対照品4とを20名のパネラーを用い製造直後、製造後40℃にて1カ月、および3カ月保管後に1000倍容の水で希釈し、また製造後チューインガムのガムベースに練りこんで半年間保管後に3分間かんでもらって、官能評価をした。 その結果を表5に示す。 風味の強さは対照品、従来品と比べて製造直後から明らかに強い風味を示し、風味料の残存率がより高いことがわかった。 40℃での保管でも対照品、
    従来品に比べ風味料がよく残存しよい風味を保持していることがわかった。 また風味の持続性は対照品では認められず、本発明品のみが持続性を示すことが明らかになった。

    【0036】

    【表5】

    【0037】以下の処方でレモンオイルの粉末風味料を調製した。 レモンオイル 60g 食用油脂 5g デキストリン 14g 牛血漿タンパク、トラガントガム、CMCの3:4:5混合物 20g NHDC製剤 1g 水 200g 合計 300g(固形分100g) まず、デキストリンと蛋白質およびまたは蛋白分解物(牛血漿タンパク)、トラガントガム、CMC、の3:
    4:5混合物、NHDC製剤、水を混合し85℃に加熱し30分間攪拌しながら溶解させた。 次にレモンオイルと食用油脂を加え、70℃に調製し、ホモジナイザで1
    80kg/cm2の条件で均質化した後、スプレードライヤーで噴霧乾燥させてレモンオイルの粉末風味料を得た。 (以下本発明品6と呼ぶ)なお牛血漿タンパク、トラガントガム、CMC、NHDCは市販品を用いた。

    【0038】実験例5 実施例17と同じ処方、調製法で牛血漿タンパク、トラガントガム、CMCの3:4:5混合物およびNHDC
    製剤の代わりにアラビアガムのみを用いて調製した(以下対照品5と呼ぶ)。 粉末風味料17と対照品5とを2
    0名のパネラーを用い製造直後、製造後40℃にて1カ月、および3カ月保管後に1000倍容の水で希釈し、
    また製造後チューインガムのガムベースに練りこんで半年間保管後に3分間かんでもらって、官能評価をした。
    その結果を表6に示す。 風味の強さは対照品、従来品と比べて製造直後から明らかに強い風味を示し、風味料の残存率がより高いことがわかった。 40℃での保管でも対照品、従来品に比べ風味料がよく残存しよい風味を保持していることがわかった。 また風味の持続性は対照品、従来品では認められず、本発明品のみが持続性を示すことが明らかになった。

    【0039】

    【表6】

    【0040】実施例18 以下の処方でレモンオイルの粉末風味料を調製した。 とうがらしエキス 60g 食用油脂 5g デキストリン 14g ラクトアルブミン、キサンタンガムの2:1混合物 20g NHDC製剤 1g 水 200g 合計 300g(固形分100g) まず、デキストリンと蛋白質およびまたは蛋白分解物(ラクトアルブミン)、キサンタンガム2:1混合物、
    NHDC製剤、水を混合し85℃に加熱し30分間攪拌しながら溶解させた。 次にオレンジオイルと食用油脂を加え、70℃に調製し、ホモジナイザで180kg/c
    m2の条件で均質化した後、スプレードライヤーで噴霧乾燥させてレモンオイルの粉末風味料を得た。 (以下粉末風味料18と呼ぶ)なおキサンタンガム、NHDCは市販品を用いた。

    【0041】実験例6 実施例18と同じ処方、調製法でラクトアルブミン、キサンタンガムの2:1混合物およびNHDC製剤の代わりにアラビアガムのみを用いて調製した。 (以下対照品6と呼ぶ) 調味料液に漬けたイカの一夜干しに粉末風味料18,対照品6を同じ量だけ振りかけたものを、20名のパネラーを用いて官能検査した結果、風味の強さは対照品と比べて製造直後から明らかに強い風味を示し、風味料の残存率がより高いことがわかった。 また風味の持続性は対照品では認められず、本発明品は持続性を示すことが明らかになった。

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