首页 / 专利库 / 水处理 / 污水处理 / 净化 / 加载絮凝 / Illuminance compensation circuit of lighting in particle flocculation inspection device

Illuminance compensation circuit of lighting in particle flocculation inspection device

阅读:25发布:2020-08-25

专利汇可以提供Illuminance compensation circuit of lighting in particle flocculation inspection device专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE: To obtain a compensation circuit for compensating the fluctuation in illuminance in a micro plate for a particle flocculation inspection device which judges the flocculation pattern of particles.
CONSTITUTION: In a particle flocculation inspection device, a comparator 3 is provided for comparing CCD output with a reference voltage, a latch circuit 4 is provided for resetting according to a counter output pulse and holding and outputting the output of the comparator 3, a reference count value generation part 2 is provided for setting an initial value, increasing or decreasing the set value according to the output of the latch circuit 4, and then generating a reference count value. Further, a count part 6 is provided for generating output pulses when the reference count value is counted and at the same time the reference count value is loaded according to the output pulse, thus obtaining compensated CCD output according to the output count number of the count part 6 according to the transmission light from a well when the reference count value is set in reference illuminance state.
COPYRIGHT: (C)1994,JPO&Japio,下面是Illuminance compensation circuit of lighting in particle flocculation inspection device专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 マイクロプレートに配設された複数のウェルからの透過光をCCDラインセンサ上に結像して、
    該CCDラインセンサ出力信号から各ウェルにおける凝集パターンを得るようにした粒子凝集検査装置において、 CCD出力を基準電圧と比較するコンパレータ(3)
    と、カウンタ出力パルスに応じてリセットしてコンパレータ(3)の出力をホールドして出力するラッチ回路(4)と、初期値を設定されラッチ回路(4)の出力に応じて該設定値をアップまたはダウンして基準カウント値を発生する基準カウント値発生部(2)とを備え、 該基準カウント値をカウントしたとき前記出力パルスを発生するとともに該出力パルスに応じて前記基準カウント値をロードするカウンタ部(6)を設けると共に、 基準の照度状態で前記基準カウント値を設定したとき、
    ウェルからの透過光による前記カウンタ(6)の出力カウント数によって補正されたCCDラインセンサ出力を得ることを特徴とする粒子凝集検査装置における照明の照度補正回路。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、液中に含まれる粒子の凝集のパターンを判定する粒子凝集検査装置に関し、特にこのような装置におけるマイクロプレートの照明の照度の変動を補正するための、補正回路に関するものである。

    【0002】液中における粒子の凝集パターンによって、各種の判定を行う粒子凝集検査装置は、例えば血球粒子の凝集反応パターンから、血液型の判定や、抗原
    抗体の検出を行う、血液検査装置として用いられるのが最も一般的である。 以下においては、主として血液検査装置の場合について説明するが、本発明の適用はこの場合に限るものではない。

    【0003】このような粒子凝集検査装置においては、
    粒子の凝集状態を検出するマイクロプレートの照明の照度が変動すると、正確な判定を行うことが困難になるため、照明の照度の変動を補正することができる補正回路が必要である。

    【0004】

    【従来の技術】血液検査装置においては、マイクロプレート内のくぼみ(ウェル)に形成された血液の凝集像を、プレートの横方向のウェルに1対1に対応して設けられた光学系(レンズ系)を用いて、CCDラインセンサ上に結像して、光学系とCCDラインセンサとを、マイクロプレートの縦方向に移動させながら、CCDラインセンサ出を画像処理することによって、血液の凝集パターンを判定する。

    【0005】図10は、凝集検査部の概略構成を示したものである。 凝集検査部10は、筐体11の上部に設けられた平な載物台12と、載物台12に沿って平行に移動可能に設けられた検出部13とからなっている。 載物台12は、開口部14を有し、この部分に、被検体である血液を装填するマイクロプレート15と、光学系の均一性をチェックするために使用される補正板16とを、セットすることができるようになっている。

    【0006】検出部13は、移動可能なステージ17を有し、その上に光学系18と、CCDラインセンサ1
    9、およびCCDラインセンサ19を駆動するCCDドライバユニット20を有するとともに、ステージ17から載物台12を跨いで設けられたゲート21を備えている。 ゲート21の下面には、マイクロプレート15を照明する照明部22が設けられている。 ステージ17は、
    ステージ駆動部23内に設けられた図示されないモータおよび減速装置等によって、スクリュウ24を回転させることによって、載物台12上のマイクロプレート15
    に対して平行に移動できるように構成されている。

    【0007】マイクロプレート15は、透明体の平面板からなり、その上部に多数のウェル25が横(x)方向および縦(y)方向に配列されていて、それぞれのウェル内に、薬品等を混合して処理された血液を所定量注入して、凝集反応を起こさせるようになっている。

    【0008】図11は、血液検査装置のシステム構成を示したものであって、図10におけると同じものを同じ番号で示している。 符号25は画像処理装置であって、
    ステージ17の移動の指示と、凝集像の画像処理とを行って、判定出力を発生する。

    【0009】各ウェルにおける凝集像の出力は、CCD
    ラインセンサ19の横方向の走査ごとに、ステージ17
    を微小距離移動させることによって、2次元像として行われ、画像処理装置は、このようなウェルごとの凝集像によって所要の判定を行う。 そのため、画像処理装置3
    5は、ステージ移動命令をステージ駆動部23に対して出力するとともに、CCDドライバからCCDラインセンサ17の出力を受け取る。

    【0010】図12は、測定エリアと補正エリアとを示したものであって、図10におけると同じものを同じ番号で示している。 測定エリアには多数のウェル25を有するマイクロプレート15が配置され、補正エリアには補正板16が配置されている。 補正板16は、ガラス板や均一なフィルム等からなり、測定エリアに代えてこの部分の透過光をCCDラインセンサによって測定したときの検出光のレベルから、測定エリアに与える照明の照度を測定出来るようになっており、これによって、測定エリアにおける照明の照度の変動をチェックすることができる。

    【0011】粒子凝集検査装置における照明の照度は、
    温度によって変化したり、または光源の寿命等の関係で次第に暗くなったりすることがあるので、その補正を行うことが必要である。 従来、粒子凝集検査装置における照明の照度の補正,制御は、次のような各種の方法によって行われていた。

    【0012】(1) 画像処理部においてソフトウエアによって補正を行う。 (2) CCD出力増幅部の利得を可変にして、画像処理部から制御する。 (3) 照明電源の電圧(または電流)を可変にし、画像処理部から制御する。 (4) CCDの光蓄積カウント値の基準値(基準カウント値)を可変にし、画像処理部からカウント値をCCDドライバに送信することによって補正する。

    【0013】

    【発明が解決しようとする課題】上述の(1) 〜(4) に示された各方法は、それぞれ次のような問題点を有している。 (1) 画像処理部においてソフトウエアによって補正を行う方法では、膨大な画像データの処理に長時間を必要とする。

    【0014】(2) CCD出力増幅部の利得を画像処理部から制御する方法では、画像処理部からの制御がディジタルアナログ(D/A)変換器を介して行われるため、
    制御が離散的にならざるを得ない。 例えば8ビットのD
    /A変換器を使用した場合、256段階の制御しか行うことができない。 またD/A変換後の制御に、精巧なアナログ技術が必要になる。

    【0015】(3) 照明電源の電圧(または電流)を画像処理部から制御する方法も、(2) の場合と同じ問題がある。

    【0016】(4) CCDの基準カウント値を画像処理部から制御する方法では、CCDのカウント値として、最低でもCCDの素子数以上必要であって、例えば100
    0から5000以上の値となる。 CCD出力とカウント値とは正比例するため、カウント値の増減がかなり正確にCCD出力に反映されるので、この方法は、有効な手段であると考えられるが、画像処理部から具体的なカウント値を送る方法は、ソフトウエア的にもハードウエア的にも負担が増加する。

    【0017】本発明は、このような従来技術の課題を解決しようとするものであって、CCDの光蓄積時間をカウントするカウンタの基準カウント値を、照度の変化に応じて増減させて照明の照度の補正を行うことによって、簡易に、照明の照度を補正することができるとともに、画像処理部における、補正に関する処理負担を軽減することができる、粒子凝集検査装置における照明の照度補正回路を提供することを目的としている。

    【0018】

    【課題を解決するための手段】本発明は、マイクロプレートに配設された複数のウェルからの透過光を、CCD
    ラインセンサ上に結像して、CCDラインセンサ出力信号から、各ウェルにおける凝集パターンを得る粒子凝集検査装置において、CCD出力を基準電圧と比較するコンパレータ3と、カウンタ出力パルスに応じてリセットしてコンパレータ出力をホールドして出力するラッチ回路4と、初期値を設定されラッチ回路4の出力に応じてこの設定値をアップまたはダウンして基準カウント値を発生する基準カウント値発生部2と、この基準カウント値をカウントしたとき出力パルスを発生するとともにこの出力パルスに応じて基準カウント値をロードするカウンタ部6とを設け、基準の照度状態で基準カウント値を設定したとき、ウェルからの透過光によるカウンタ部6
    の出力カウント数によって補正されたCCDラインセンサ出力を得るものである。

    【0019】

    【作用】粒子凝集検査装置においては、マイクロプレートに配設された複数のウェルからの透過光を、CCDラインセンサ上に結像して、CCDラインセンサ出力信号から、各ウェルにおける凝集パターンを得るように構成されている。

    【0020】本発明においては、ステージ17を補正エリアに移動したとき、すなわち基準の照明状態で、コンパレータ3によって、CCD出力を基準電圧と比較し、
    ラッチ回路4によって、カウンタ出力パルスに応じてリセットするとともに、コンパレータ出力をホールドして出力する。

    【0021】また、基準カウント値発生部2によって、
    基準カウント値の初期値を設定するとともに、ラッチ回路4の出力に応じてこの設定値をアップまたはダウンして基準カウント値を発生し、カウンタ部6によって、この基準カウント値をカウントしたとき出力パルスを発生するとともに、この出力パルスに応じて基準カウント値発生部2からの基準カウント値をロードする。

    【0022】カウンタ部6に基準カウント値を設定することによって、粒子凝集検査装置における照明の照度の変動が補正されるので、ステージ17を測定エリアに移動し、ウェル25からの透過光によるカウンタ部6の出力カウント数を求める。

    【0023】このように、本発明の照度補正回路によれば、CCDの光蓄積時間をカウントするカウンタの基準カウント値を、照明の照度の変化に応じて増減させるようにしたので、簡易に照明の照度を補正することができる。

    【0024】

    【実施例】図1は本発明の実施例(1)を示すブロック図である。 図において、符号1は初期値設定部であって、CCDの基準カウント値の初期値を設定する。 符号2は基準カウント値発生部であって、CCDの基準カウント値を生成する。 符号3はコンパレータであって、C
    CD出力を基準電圧と比較する。 符号4はラッチ回路であって、コンパレータ3の出力発生時これをラッチする。 符号5はカウントクロック発生部であって、基準カウント値発生部2におけるカウントクロックを発生する。 符号6はカウンタ部であって、CCDの光蓄積カウント値を計数する。 また図2は、図1の回路における各部信号を示すタイムチャートである。

    【0025】CCDは、光蓄積時間に比例した出力電圧を発生する。 光蓄積時間は、一定周期のクロックのカウント数によって示される。 本発明においては、基準となる照明状態において、CCD出力の最明点がある基準レベル(以後、これをTH電圧という)になるように、基準となる光蓄積カウント値(基準カウント値)を増減させることによって、照明の照度の補正を行う。 以下の実施例においては、制御するカウント値の最小ビットを「1」とする。

    【0026】本発明の照度補正回路は、CCDに対してマイクロプレート等の障害物がなく、均一な照明状態とみなすことができる補正エリアで動作させて、照度の補正を行うものである。 そして、補正完了後は、補正された基準カウント値をホールドして、マイクロプレートをセットした状態で、粒子凝集像の取り込みを行う。

    【0027】そのため、画像処理部は、補正を行って基準カウント値を変化させるか、または基準カウント値をホールドするかを定めるホールド(HOLD)信号と、
    基準カウント値を初期設定値にリセットするか否かを定めるリセット(RESET)信号とを、図1の回路に出力する(なお、リセット信号は必要ない場合もある)。

    【0028】初期設定部1は、ディップスイッチ等からなり、CCDの基準カウント値の初期値を外部的に設定する。 基準カウント値発生部2は、リセット信号を与えられたとき、初期値設定部1の初期値をロードする。

    【0029】コンパレータ3は、CCD出力を安定なT
    H電圧と比較して、CCD出力がTH電圧より小さいとき(照明が基準状態より明るいき)ハイレベル(“H”)の出力を発生し、CCD出力がTH電圧より大きいとき(照明が基準状態より暗いいき)ローレベル(“L”)の出力を発生する。

    【0030】ラッチ部4は、CCDの電荷蓄積時間を定めるシフト(SH)信号をリセット(RESET)端子に与えられたときリセットされ、SH信号の中間において“H”になったとき、“H”をホールドしてQ端子に出力する。 この出力は、基準カウント値発生部2のアップダウン(U/D)端子に与えられる。

    【0031】カウントクロック発生部5は、CCDの出力の有効部分すなわち、CCDにおける複数のCCD素子から順次発生する出力が終了したのち、次のSH信号が出力されるまでの間にカウントクロックを発生して、
    基準カウント値発生部2に与える。

    【0032】基準カウント値発生部2は、カウントクロックの入力時、U/D端子の状態が“H”か“L”かによって、カウント値を1だけ増減する。 照明が基準状態より明るいとき、ラッチ回路4では“H”がホールドされるので、基準カウント値発生部2の設定値はダウン(D)の方向に変化する。 一方、照明が基準状態より暗いときは、コンパレータ3の出力は“H”にならないため、ラッチ回路4の出力はリセット状態(“L”)であり、基準カウント値発生部2の設定値はアップ(U)の方向に変化する。

    【0033】カウンタ部6は、SH信号に応じて基準カウント値発生部2の設定値をロードし、CCDの動作クロックであるCCDクロックをカウントして、カウント終了時、出力パルスを発生する。 このパルスは、前述のSH信号として用いられる。

    【0034】このような動作を行うことによって、コンパレータ3におけるCCD出力とTH電圧との差が収束状態になったとき、画像処理部はホールド信号を与えることによって、基準カウント値発生部2におけるカウントをディスエーブルにして、カウンタ部6に与える基準カウント値を設定する。

    【0035】図3は、CCD出力波形を例示したものである。 図において、実線は収束前におけるCCD出力を示し、×で示す最明点がTH電圧より小さくなるまで、
    カウンタ部6における基準カウント値が増加するが、T
    H電圧より小さくなると、基準カウント値が減少するので、CCD出力は点線で示すように収束する。

    【0036】図4は、基準カウント値の変化を例示したものである。 いま、基準カウント値1000以上では、
    CCD出力がTH電圧より小さく(照明が明るい状態)、基準カウント値999以下では、CCD出力がT
    H電圧より大きい(照明が暗い状態)ものとする。

    【0037】初め、基準カウント値がダウン方向に制御されて、例えば1002から1ずつ減少し、999の出力の終了時、基準カウント値がアップ方向に制御されて、998から1ずつ増加し、1001の出力の終了時、再びダウン方向に制御されて、1001から1ずつ減少する。 このように、基準カウント値は、1000と999の間では収束せず、1001と998の間で収束する。

    【0038】これによって、CCD出力がばたつくが、
    この場合のばたつきが、CCD出力をディジタル信号に変換するアナログディジタル(A/D)変換器の最小ビット以内の電圧になれば、実際上問題がない。 そこで、
    基準カウント値の変更を、カウンタの最下位ビットで行うようにする。

    【0039】図5は、カウンタ部の構成例を示したものであって、31〜34はそれぞれ4ビット(10進)カウンタである。 基準カウント値が4桁の場合を示し、各カウンタにおいて、COはキャリー出力、Tは桁上げ入力端子、A,B,C,Dは各桁の基準カウント値の入力端子である。

    【0040】各カウンタは、ロード信号を与えられたとき、A,B,C,D端子における基準カウント値の各桁の入力をロードし、CCDクロックをカウントして、それぞれの設定値に達したとき、キャリー出力COを発生する。 キャリー出力COは次段のカウンタの桁上げ入力端子Tに加えられることによって、順次、桁上げ加算される。 最上位のカウンタ34のCO出力は、カウンタ部6の出力パルス(SH信号)となる。

    【0041】図5の場合、基準カウント値の制御対象桁数によって、基準カウント値“1”の増減によるカウント値の変化率が異なる。 例えば、(1) カウンタ31,3
    2のロード値を固定とし、カウンタ33,34のロード値を制御する場合、(2) カウンタ31のロード値を固定とし、カウンタ32,33,34のロード値を制御する場合、の2つの場合について考える。

    【0042】基準カウント値の“1”の変化によって、
    (1) の場合はカウンタのカウント値が大きく変化するのに対して、(2) の場合のカウント値の変化は少ない。 そのためCCD出力波形の変化の具合が異なる。 例えば基準カウント値が7300の場合、基準カウント値の“1”の変化によって、(1) の場合の変化率は100/
    7300であるのに対して、(2) の場合の変化率は10
    /7300である。

    【0043】図6は、本発明の実施例(2)を示すブロック図であって、図1におけると同じものを同じ番号で示している。 図において、符号7はマルチプレクサ(M
    X)であって、複数のCCDのデータを多重して出力する。 符号8はシフト信号生成回路であって、第1のCC
    D以外のCCDのシフト(SH)信号を生成する。 また、図7は、3つのCCDの出力信号#1,#2,#3
    を示したものである。 図8は、図6の回路における各部信号を示すタイムチャートである。

    【0044】CCD#1〜CCD#3の出力信号は、マルチプレクサ7において、ある位相差をもって多重され、コンパレータ1において順次、TH電圧と比較される。 ラッチ回路2は、コンパレータ1におけるCCD#
    1〜CCD#3に対する比較結果が“H”になったとき、ホールドして出力する。

    【0045】この際、基準カウント値発生部2にはCC
    D#2のSH信号によって比較結果が取り込まれるので、実質的にCCD#1の比較結果が、基準カウント値の増減に係わることになる。 CCD#1のSH信号に対して、CCD#2,CCD#3のSH信号は、固定の時間差で遅れているので、CCD#1に対応する基準カウント値の変化が、CCD#2,CCD#3のカウント値に対しても、同様に影響することになる。

    【0046】図9は、本発明を適用した粒子凝集検査装置における測定の流れを示すフローチャートである。 測定開始時、装置の電源を投入しホールド信号をオンにする。 補正を行うべきときは、ステージ17を補正板16
    下の補正エリアに移動し、画像処理部25からCCDドライバに基準カウント値変更の補正命令を出力する。 このとき、ホールド信号をオフにする。

    【0047】画像処理部25は、CCD出力を取り込んで最明部に対する基準カウント値の補正の制御を行って収束したとき、ホールド信号をオンにして、基準カウント値発生部2に基準カウント値を保持する。 そして、ステージ17をマイクロプレード15下の測定エリアに移動して、血液凝集像の測定を行い、測定終了によってもとの状態に戻る。

    【0048】

    【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、粒子凝集検査装置における照明の照度の変動を補正するための補正回路において、CCDの光蓄積時間をカウントするカウンタの基準カウント値を、照度の変化に応じて増減させることによって、照明の照度の補正を行うようにしたので、簡易に、照明の照度を補正することができて、安定した測定系を形成することができるとともに、
    画像処理部における、補正に関する処理負担が軽減され、かつ、補正時間が短縮されるので、その分、他の複雑な画像処理に処理時間を振り向けることが可能となる、という従来にない優れた粒子凝集検査装置における照明の照度の変動を補正するための補正回路を提供することができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の実施例(1)を示すブロック図である。

    【図2】図1の回路における各部信号を示すタイムチャートである。

    【図3】CCD出力波形を例示する図である。

    【図4】基準カウント値の変化を例示する図である。

    【図5】カウンタの構成例を示す図である。

    【図6】本発明の実施例(2)を示すブロック図である。

    【図7】3つのCCDの出力信号#1,#2,#3を示す図である。

    【図8】図6の回路における各部信号を示すタイムチャートである。

    【図9】本発明を適用した粒子凝集検査装置における測定の流れを示すフローチャートである。

    【図10】凝集検査部の概略構成を示す図である。

    【図11】血液検査装置のシステム構成を示す図である。

    【図12】測定エリアと補正エリアとを示す図である。

    【符号の説明】

    2 基準カウント値発生部 3 コンパレータ 4 ラッチ回路 6 カウンタ部

    【手続補正書】

    【提出日】平成6年5月13日

    【手続補正1】

    【補正対象書類名】明細書

    【補正対象項目名】発明の詳細な説明

    【補正方法】変更

    【補正内容】

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、液中に含まれる粒子の凝集のパターンを判定する粒子凝集検査装置に関し、特にこのような装置におけるマイクロプレートの照明の照度の変動を補正するための、補正回路に関するものである。

    【0002】液中における粒子の凝集パターンによって、各種の判定を行う粒子凝集検査装置は、例えば血球粒子の凝集反応パターンから、血液型の判定や、抗原,
    抗体の検出を行う、血液検査装置として用いられるのが最も一般的である。 以下においては、主として血液検査装置の場合について説明するが、本発明の適用はこの場合に限るものではない。

    【0003】このような粒子凝集検査装置においては、
    粒子の凝集状態を検出するマイクロプレートの照明の照度が変動すると、正確な判定を行うことが困難になるため、照明の照度の変動を補正することができる補正回路が必要である。

    【0004】

    【従来の技術】血液検査装置においては、マイクロプレート内のくぼみ(ウェル)に形成された血液の凝集像を、プレートの横方向のウェルに1対1に対応して設けられた光学系(レンズ系)を用いて、CCDラインセンサ上に結像して、光学系とCCDラインセンサとを、マイクロプレートの縦方向に移動させながら、CCDラインセンサ出力を画像処理することによって、血液の凝集パターンを判定する。

    【0005】図10は、凝集検査部の概略構成を示したものである。 凝集検査部10は、筐体11の上部に設けられた水平な載物台12と、載物台12に沿って平行に移動可能に設けられた検出部13とからなっている。 載物台12は、開口部14を有し、この部分に、被検体である血液を装填するマイクロプレート15と、光学系の均一性をチェックするために使用される補正板16とを、セットすることができるようになっている。

    【0006】検出部13は、移動可能なステージ17を有し、その上に光学系18と、CCDラインセンサ1
    9、およびCCDラインセンサ19を駆動するCCDドライバユニット20を有するとともに、ステージ17から載物台12を跨いで設けられたゲート21を備えている。 ゲート21の下面には、マイクロプレート15を照明する照明部22が設けられている。 ステージ17は、
    ステージ駆動部23内に設けられた図示されないモータおよび減速装置等によって、スクリュウ24を回転させることによって、載物台12上のマイクロプレート15
    に対して平行に移動できるように構成されている。

    【0007】マイクロプレート15は、透明体の平面板からなり、その上部に多数のウェル26が横(x)方向および縦(y)方向に配列されていて、それぞれのウェル内に、薬品等を混合して処理された血液を所定量注入して、凝集反応を起こさせるようになっている。

    【0008】図11は、血液検査装置のシステム構成を示したものであって、図10におけると同じものを同じ番号で示している。 符号25は画像処理装置であって、
    ステージ17の移動の指示と、凝集像の画像処理とを行って、判定出力を発生する。

    【0009】各ウェルにおける凝集像の出力は、CCD
    ラインセンサ19の横方向の走査ごとに、ステージ17
    を微小距離移動させることによって、2次元像として行われ、画像処理装置は、このようなウェルごとの凝集像によって所要の判定を行う。 そのため、画像処理装置3
    5は、ステージ移動命令をステージ駆動部23に対して出力するとともに、CCDドライバからCCDラインセンサ17の出力を受け取る。

    【0010】図12は、測定エリアと補正エリアとを示したものであって、図10におけると同じものを同じ番号で示している。 測定エリアには多数のウェル26を有するマイクロプレート15が配置され、補正エリアには補正板16が配置されている。 補正板16は、ガラス板や均一なフィルム等からなり、測定エリアに代えてこの部分の透過光をCCDラインセンサによって測定したときの検出光のレベルから、測定エリアに与える照明の照度を測定出来るようになっており、これによって、測定エリアにおける照明の照度の変動をチェックすることができる。

    【0011】粒子凝集検査装置における照明の照度は、
    温度によって変化したり、または光源の寿命等の関係で次第に暗くなったりすることがあるので、その補正を行うことが必要である。 従来、粒子凝集検査装置における照明の照度の補正,制御は、次のような各種の方法によって行われていた。

    【0012】(1) 画像処理部においてソフトウエアによって補正を行う。 (2) CCD出力増幅部の利得を可変にして、画像処理部から制御する。 (3) 照明電源の電圧(または電流)を可変にし、画像処理部から制御する。 (4) CCDの光蓄積カウント値の基準値(基準カウント値)を可変にし、画像処理部からカウント値をCCDドライバに送信することによって補正する。

    【0013】

    【発明が解決しようとする課題】上述の(1) 〜(4) に示された各方法は、それぞれ次のような問題点を有している。 (1) 画像処理部においてソフトウエアによって補正を行う方法では、膨大な画像データの処理に長時間を必要とする。

    【0014】(2) CCD出力増幅部の利得を画像処理部から制御する方法では、画像処理部からの制御がディジタルアナログ(D/A)変換器を介して行われるため、
    制御が離散的にならざるを得ない。 例えば8ビットのD
    /A変換器を使用した場合、256段階の制御しか行うことができない。 またD/A変換後の制御に、精巧なアナログ技術が必要になる。

    【0015】(3) 照明電源の電圧(または電流)を画像処理部から制御する方法も、(2) の場合と同じ問題がある。

    【0016】(4) CCDの基準カウント値を画像処理部から制御する方法では、CCDのカウント値として、最低でもCCDの素子数以上必要であって、例えば100
    0から5000以上の値となる。 CCD出力とカウント値とは正比例するため、カウント値の増減がかなり正確にCCD出力に反映されるので、この方法は、有効な手段であると考えられるが、画像処理部から具体的なカウント値を送る方法は、ソフトウエア的にもハードウエア的にも負担が増加する。

    【0017】本発明は、このような従来技術の課題を解決しようとするものであって、CCDの光蓄積時間をカウントするカウンタの基準カウント値を、照度の変化に応じて増減させて照明の照度の補正を行うことによって、簡易に、照明の照度を補正することができるとともに、画像処理部における、補正に関する処理負担を軽減することができる、粒子凝集検査装置における照明の照度補正回路を提供することを目的としている。

    【0018】

    【課題を解決するための手段】本発明は、マイクロプレートに配設された複数のウェルからの透過光を、CCD
    ラインセンサ上に結像して、CCDラインセンサ出力信号から、各ウェルにおける凝集パターンを得る粒子凝集検査装置において、CCD出力を基準電圧と比較するコンパレータ3と、カウンタ出力パルスに応じてリセットしてコンパレータ出力をホールドして出力するラッチ回路4と、初期値を設定されラッチ回路4の出力に応じてこの設定値をアップまたはダウンして基準カウント値を発生する基準カウント値発生部2と、この基準カウント値をカウントしたとき出力パルスを発生するとともにこの出力パルスに応じて基準カウント値をロードするカウンタ部6とを設け、基準の照度状態で基準カウント値を設定したとき、ウェルからの透過光によるカウンタ部6
    の出力カウント数によって補正されたCCDラインセンサ出力を得るものである。

    【0019】

    【作用】粒子凝集検査装置においては、マイクロプレートに配設された複数のウェルからの透過光を、CCDラインセンサ上に結像して、CCDラインセンサ出力信号から、各ウェルにおける凝集パターンを得るように構成されている。

    【0020】本発明においては、ステージ17を補正エリアに移動したとき、すなわち基準の照明状態で、コンパレータ3によって、CCD出力を基準電圧と比較し、
    ラッチ回路4によって、カウンタ出力パルスに応じてリセットするとともに、コンパレータ出力をホールドして出力する。

    【0021】また、基準カウント値発生部2によって、
    基準カウント値の初期値を設定するとともに、ラッチ回路4の出力に応じてこの設定値をアップまたはダウンして基準カウント値を発生し、カウンタ部6によって、この基準カウント値をカウントしたとき出力パルスを発生するとともに、この出力パルスに応じて基準カウント値発生部2からの基準カウント値をロードする。

    【0022】カウンタ部6に基準カウント値を設定することによって、粒子凝集検査装置における照明の照度の変動が補正されるので、ステージ17を測定エリアに移動し、 ウェル26からの透過光によるカウンタ部6の出力カウント数を求める。

    【0023】このように、本発明の照度補正回路によれば、CCDの光蓄積時間をカウントするカウンタの基準カウント値を、照明の照度の変化に応じて増減させるようにしたので、簡易に照明の照度を補正することができる。

    【0024】

    【実施例】図1は本発明の実施例(1)を示すブロック図である。 図において、符号1は初期値設定部であって、CCDの基準カウント値の初期値を設定する。 符号2は基準カウント値発生部であって、CCDの基準カウント値を生成する。 符号3はコンパレータであって、C
    CD出力を基準電圧と比較する。 符号4はラッチ回路であって、コンパレータ3の出力発生時これをラッチする。 符号5はカウントクロック発生部であって、基準カウント値発生部2におけるカウントクロックを発生する。 符号6はカウンタ部であって、CCDの光蓄積カウント値を計数する。 また図2は、図1の回路における各部信号を示すタイムチャートである。

    【0025】CCDは、光蓄積時間に比例した出力電圧を発生する。 光蓄積時間は、一定周期のクロックのカウント数によって示される。 本発明においては、基準となる照明状態において、CCD出力の最明点がある基準レベル(以後、これをTH電圧という)になるように、基準となる光蓄積カウント値(基準カウント値)を増減させることによって、照明の照度の補正を行う。 以下の実施例においては、制御するカウント値の最小ビットを「1」とする。

    【0026】本発明の照度補正回路は、CCDに対してマイクロプレート等の障害物がなく、均一な照明状態とみなすことができる補正エリアで動作させて、照度の補正を行うものである。 そして、補正完了後は、補正された基準カウント値をホールドして、マイクロプレートをセットした状態で、粒子凝集像の取り込みを行う。

    【0027】そのため、画像処理部は、補正を行って基準カウント値を変化させるか、または基準カウント値をホールドするかを定めるホールド(HOLD)信号と、
    基準カウント値を初期設定値にリセットするか否かを定めるリセット(RESET)信号とを、図1の回路に出力する(なお、リセット信号は必要ない場合もある)。

    【0028】初期設定部1は、ディップスイッチ等からなり、CCDの基準カウント値の初期値を外部的に設定する。 基準カウント値発生部2は、リセット信号を与えられたとき、初期値設定部1の初期値をロードする。

    【0029】コンパレータ3は、CCD出力を安定なT
    H電圧と比較して、CCD出力がTH電圧より小さいとき(照明が基準状態より明るいき)ハイレベル(“H”)の出力を発生し、CCD出力がTH電圧より大きいとき(照明が基準状態より暗いいき)ローレベル(“L”)の出力を発生する。

    【0030】ラッチ部4は、CCDの電荷蓄積時間を定めるシフト(SH)信号をリセット(RESET)端子に与えられたときリセットされ、SH信号の中間において“H”になったとき、“H”をホールドしてQ端子に出力する。 この出力は、基準カウント値発生部2のアップダウン(U/D)端子に与えられる。

    【0031】カウントクロック発生部5は、CCDの出力の有効部分すなわち、CCDにおける複数のCCD素子から順次発生する出力が終了したのち、次のSH信号が出力されるまでの間にカウントクロックを発生して、
    基準カウント値発生部2に与える。

    【0032】基準カウント値発生部2は、カウントクロックの入力時、U/D端子の状態が“H”か“L”かによって、カウント値を1だけ増減する。 照明が基準状態より明るいとき、ラッチ回路4では“H”がホールドされるので、基準カウント値発生部2の設定値はダウン(D)の方向に変化する。 一方、照明が基準状態より暗いときは、コンパレータ3の出力は“H”にならないため、ラッチ回路4の出力はリセット状態(“L”)であり、基準カウント値発生部2の設定値はアップ(U)の方向に変化する。

    【0033】カウンタ部6は、SH信号に応じて基準カウント値発生部2の設定値をロードし、CCDの動作クロックであるCCDクロックをカウントして、カウント終了時、出力パルスを発生する。 このパルスは、前述のSH信号として用いられる。

    【0034】このような動作を行うことによって、コンパレータ3におけるCCD出力とTH電圧との差が収束状態になったとき、画像処理部はホールド信号を与えることによって、基準カウント値発生部2におけるカウントをディスエーブルにして、カウンタ部6に与える基準カウント値を設定する。

    【0035】図3は、CCD出力波形を例示したものである。 図において、実線は収束前におけるCCD出力を示し、×で示す最明点がTH電圧より小さくなるまで、
    カウンタ部6における基準カウント値が増加するが、T
    H電圧より小さくなると、基準カウント値が減少するので、CCD出力は点線で示すように収束する。

    【0036】図4は、基準カウント値の変化を例示したものである。 いま、基準カウント値1000以上では、
    CCD出力がTH電圧より小さく(照明が明るい状態)、基準カウント値999以下では、CCD出力がT
    H電圧より大きい(照明が暗い状態)ものとする。

    【0037】初め、基準カウント値がダウン方向に制御されて、例えば1002から1ずつ減少し、999の出力の終了時、基準カウント値がアップ方向に制御されて、998から1ずつ増加し、1001の出力の終了時、再びダウン方向に制御されて、1001から1ずつ減少する。 このように、基準カウント値は、1000と999の間では収束せず、1001と998の間で収束する。

    【0038】これによって、CCD出力がばたつくが、
    この場合のばたつきが、CCD出力をディジタル信号に変換するアナログディジタル(A/D)変換器の最小ビット以内の電圧になれば、実際上問題がない。

    【0039】図5は、カウンタ部の構成例を示したものであって、31〜34はそれぞれ4ビット(10進)カウンタである。 基準カウント値が4桁の場合を示し、各カウンタにおいて、COはキャリー出力、Tは桁上げ入力端子、A,B,C,Dは各桁の基準カウント値の入力端子である。

    【0040】各カウンタは、ロード信号を与えられたとき、A,B,C,D端子における基準カウント値の各桁の入力をロードし、CCDクロックをカウントして、それぞれの設定値に達したとき、キャリー出力COを発生する。 キャリー出力COは次段のカウンタの桁上げ入力端子Tに加えられることによって、順次、桁上げ加算される。 最上位のカウンタ34のCO出力は、カウンタ部6の出力パルス(SH信号)となる。

    【0041】図5の場合、基準カウント値の制御対象桁数によって、基準カウント値“1”の増減によるカウント値の変化率が異なる。 例えば、(1) カウンタ31,3
    2のロード値を固定とし、カウンタ33,34のロード値を制御する場合、(2) カウンタ31のロード値を固定とし、カウンタ32,33,34のロード値を制御する場合、の2つの場合について考える。

    【0042】基準カウント値の“1”の変化によって、
    (1) の場合はカウンタのカウント値が大きく変化するのに対して、(2) の場合のカウント値の変化は少ない。 そのためCCD出力波形の変化の具合が異なる。 例えば基準カウント値が7300の場合、基準カウント値の“1”の変化によって、(1) の場合の変化率は100/
    7300であるのに対して、(2) の場合の変化率は10
    /7300である。

    【0043】図6は、本発明の実施例(2)を示すブロック図であって、図1におけると同じものを同じ番号で示している。 図において、符号7はマルチプレクサ(M
    X)であって、複数のCCDのデータを多重して出力する。 符号8はシフト信号生成回路であって、第1のCC
    D以外のCCDのシフト(SH)信号を生成する。 また、図7は、3つのCCDの出力信号#1,#2,#3
    を示したものである。 図8は、図6の回路における各部信号を示すタイムチャートである。

    【0044】CCD#1〜CCD#3の出力信号は、マルチプレクサ7において、ある位相差をもって多重され、 コンパレータ3において順次、TH電圧と比較される。 ラッチ回路4は、 コンパレータ3におけるCCD#
    1〜CCD#3に対する比較結果が“H”になったとき、ホールドして出力する。

    【0045】この際、基準カウント値発生部2にはCC
    D#2のSH信号によって比較結果が取り込まれるので、実質的にCCD#1の比較結果が、基準カウント値の増減に係わることになる。 CCD#1のSH信号に対して、CCD#2,CCD#3のSH信号は、固定の時間差で遅れているので、CCD#1に対応する基準カウント値の変化が、CCD#2,CCD#3のカウント値に対しても、同様に影響することになる。

    【0046】図9は、本発明を適用した粒子凝集検査装置における測定の流れを示すフローチャートである。 測定開始時、装置の電源を投入しホールド信号をオンにする。 補正を行うべきときは、ステージ17を補正板16
    下の補正エリアに移動し、画像処理部25からCCDドライバに基準カウント値変更の補正命令を出力する。 このとき、ホールド信号をオフにする。

    【0047】画像処理部25は、CCD出力を取り込んで最明部に対する基準カウント値の補正の制御を行って収束したとき、ホールド信号をオンにして、基準カウント値発生部2に基準カウント値を保持する。 そして、ステージ17をマイクロプレード15下の測定エリアに移動して、血液凝集像の測定を行い、測定終了によってもとの状態に戻る。

    【0048】

    【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、粒子凝集検査装置における照明の照度の変動を補正するための補正回路において、CCDの光蓄積時間をカウントするカウンタの基準カウント値を、照度の変化に応じて増減させることによって、照明の照度の補正を行うようにしたので、簡易に、照明の照度を補正することができて、安定した測定系を形成することができるとともに、
    画像処理部における、補正に関する処理負担が軽減され、かつ、補正時間が短縮されるので、その分、他の複雑な画像処理に処理時間を振り向けることが可能となる、という従来にない優れた粒子凝集検査装置における照明の照度の変動を補正するための補正回路を提供することができる。

    【手続補正2】

    【補正対象書類名】図面

    【補正対象項目名】図10

    【補正方法】変更

    【補正内容】

    【図10】

    【手続補正3】

    【補正対象書類名】図面

    【補正対象項目名】図12

    【補正方法】変更

    【補正内容】

    【図12】

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl. 5識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01N 33/86 7055−2J (72)発明者 須田 英雄 神奈川県横浜市緑区桜並木2番1号 スズ キ株式会社技術研究所内 (72)発明者 木田 正吾 神奈川県横浜市緑区桜並木2番1号 スズ キ株式会社技術研究所内 (72)発明者 菊地 富士子 神奈川県横浜市緑区桜並木2番1号 スズ キ株式会社技術研究所内

    高效检索全球专利

    专利汇是专利免费检索,专利查询,专利分析-国家发明专利查询检索分析平台,是提供专利分析,专利查询,专利检索等数据服务功能的知识产权数据服务商。

    我们的产品包含105个国家的1.26亿组数据,免费查、免费专利分析。

    申请试用

    分析报告

    专利汇分析报告产品可以对行业情报数据进行梳理分析,涉及维度包括行业专利基本状况分析、地域分析、技术分析、发明人分析、申请人分析、专利权人分析、失效分析、核心专利分析、法律分析、研发重点分析、企业专利处境分析、技术处境分析、专利寿命分析、企业定位分析、引证分析等超过60个分析角度,系统通过AI智能系统对图表进行解读,只需1分钟,一键生成行业专利分析报告。

    申请试用

    QQ群二维码
    意见反馈