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Medical waste control system

阅读:598发布:2024-01-22

专利汇可以提供Medical waste control system专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a medical waste control system capable of accurately and rapidly reading data related to medical waste, capable of rapidly performing the recovery and treatment of the medical waste and capable of being used relatively inexpensively even in a case that a waste container is reutilized.SOLUTION: The color code 40 applied to the waste container 5 is photographed by a digital camera 24 by operating the portable terminals 2 of a medical institution M and a treatment area P and a discrimination number is read from the photographed image in a reading part 25. WCN of the ETC on-vehicle device 7 of a transport vehicle 6 is acquired in a DSRC communication part by the road side devices 3 of the medical institution M and the treatment area P. The discrimination number of the waste container 5, WCN of ETC on-vehicle device 7 of the transport vehicle 6, waste data related to the content of medical waste, the discharge person data related to the medical institution M and the treatment person data related to the treatment area P are related mutually to be stored in the data base DB of a system server 1.,下面是Medical waste control system专利的具体信息内容。

  • 医療廃棄物を収容する廃棄物容器に関する容器情報と、運搬車両に関する車両情報と、医療廃棄物の内容に関する廃棄物情報と、医療廃棄物の排出者に関する排出者情報と、医療廃棄物の処理者に関する処理者情報とを格納する記憶手段と、この記憶手段に格納された情報から所定の情報を抽出する情報抽出手段とを有するサーバと、
    廃棄物容器に付されたコードを読み取って容器情報を出力するコード読み取り装置と、
    上記コード読み取り装置が出力した容器情報と、廃棄物容器に収容された医療廃棄物の廃棄物情報と、廃棄物容器を積載する運搬車両の車両情報とを上記サーバに送信する端末装置とを備えた医療廃棄物管理システムにおいて、
    上記コードは、所定の色彩が付された複数の色彩セルの配列形態に対応して所定の情報を表すように定義された色彩コードであることを特徴とする医療廃棄物管理システム。
  • 請求項1に記載の医療廃棄物管理システムにおいて、
    上記コード読み取り装置は、静止画又は動画の撮像装置を含むことを特徴とする医療廃棄物管理システム。
  • 請求項1に記載の医療廃棄物管理システムにおいて、
    上記コードは、廃棄物容器に直接印刷されていることを特徴とする医療廃棄物管理システム。
  • 請求項1に記載の医療廃棄物管理システムにおいて、
    上記端末装置の設置領域に、この設置領域に進入した運搬車両の車両情報を取得する車両情報取得装置を備えることを特徴とする医療廃棄物管理システム。
  • 請求項1に記載の医療廃棄物管理システムにおいて、
    上記車両情報取得装置は、運搬車両のナンバープレートを撮影する撮影装置と、運搬車両に予め設置されたICタグの情報を受信する受信装置と、運搬車両に予め設置された車載器と通信を行う通信装置と、運搬車両に付された色彩コードを読み取るコード読み取り装置のうちの少なくとも1つであることを特徴とする医療廃棄物管理システム。
  • 請求項1に記載の医療廃棄物管理システムにおいて、
    医療廃棄物の排出者の領域に設置され、廃棄物容器に容器情報を示す上記コードを印刷する印刷装置を備えることを特徴とする医療廃棄物管理システム。
  • 说明书全文

    本発明は、医療機関から排出された廃棄物の運搬や処理を管理するための医療廃棄物管理システムに関する。

    従来より、病院等の医療機関は、病原体の拡散を防止するため、使用済み注射器等の感染性廃棄物に関して、排出から最終処理に至るまでの全ての処理が適正に行われたか否かを管理することが義務付けられている。 医療機関が排出する感染性廃棄物は、一般的に、運搬業者の運搬車両で回収され、処理業者が運営する処理場に持ち込まれて処理される。 このような複数の事業者が関与する複数の処理を管理するため、紙の書類で作成された管理票を用いた管理方法が広く採用されている。

    管理票は、感染性廃棄物の種類、数量、運搬業者名、中間処理業者名、及び、最終処理業者名が記入された複数の紙の書類であり、医療機関から運搬業者へ感染性廃棄物と共に渡された後、中間処理業者に受け取られる。 中間処理業者による処理が完了すると、管理票に含まれる報告用書類に、処理が完了した旨の記載がされて運搬業者と医療機関に返却される。 管理票の残部は、中間処理が行われた感染性廃棄物と共に、中間処理業者から運搬業者に渡された後、最終処理業者に受け取られる。 感染性廃棄物の最終処理が完了すると、管理票の残部に含まれる報告用書類に、処理が完了した旨の記載がされて、運搬業者と医療機関に返却される。 このようにして、管理票により、感染性廃棄物に対して運搬、中間処理、及び、最終処理が行われたことを事後的に確認できるようにして、感染性廃棄物の適切な処理が確実に行われるようにしている。

    しかしながら、管理票は、紙の書類で作成されるため、改ざんや偽造が容易であり、その結果、感染性廃棄物の不適切な処理により感染事故が生じる不都合や、不法投棄により病原体が漏洩する不都合を招くおそれがある。

    そこで、特許文献1に示すように、廃棄物を収容する容器に、固有の容器番号を示すバーコードを印刷したタグを貼り付け、収集運搬業者や処理業者がタグのバーコードを端末機の読み取り装置で読み取り、読み取った情報を端末機で管理装置に送信し、管理装置が端末機から受信した上記情報を記憶手段に記憶するように構成された管理システムが提案されている。 この管理システムでは、医療機関が排出する廃棄物の名称や数量等を記載した管理票が作成され、この管理票が、収集運搬業者や処理業者の間で廃棄物に添付して受け渡される。 管理票には、管理票に固有の管理票番号を示すバーコードが印刷されており、容器の受け渡しの際に、容器のタグのバーコードと共に管理票のバーコードが読み取られ、読み取り情報が管理装置に送信される。 管理装置に設けられた判定手段により、予め記憶された情報と端末機から送信された容器番号及び管理票番号の情報とが照合され、廃棄プロセスの正否が判定され、判定結果が端末に送信される。 端末の操作者が廃棄プロセスの正否を確認可能とすることにより、管理票の改ざんや偽造を防止するようにしている。 特許文献1には、容器番号を示すバーコードは、容器に直接印刷されてもよく、また、容器番号を示す情報をICタグに格納し、容器に貼り付けてもよいことが記載されている。

    ところで、最近、資源の有効利用のため、感染性廃棄物の容器の再利用が普及しつつある。 感染性廃棄物は、減菌や滅菌を行う中間処理において、容器に収容された状態でオートクレーブ等の処理装置に投入されて処理が行われるので、再利用を可能とするために容器の高耐久化が進んでいる。

    特開2006−318440号公報

    特許文献1に記載の管理システムは、容器番号や管理票番号をバーコードで示すので、バーコードを読み取るためには読み取り装置を数ミリメートルから数十センチメートルの距離まで接近させる必要があり、また、読み取りエラーが生じやすいので、読み取りに手間と時間がかかる。 したがって、医療機関や収集運搬業者や処理業者の間で廃棄物を受け渡す際に、手間と時間がかかる問題がある。 また、複数のバーコードを一括して読み取ることができないので、廃棄物を受け渡す際に、1つの容器ごとに読み取りを行う必要があり、手間と時間がかかる問題がある。 また、バーコードは、正確な読み取りが行われるために、一定の面積を確保する必要があり、バーコードを印刷するタグの大きさが大きくなる問題や、バーコードを印刷したタグを容器に貼り付ける場合は貼り付ける位置が制限される問題や、バーコードを容器に直接印刷する場合は印刷位置が制限される問題がある。 さらに、容器が再利用される場合、バーコードが汚れや傷により劣化し、読み取りエラーが生じる問題や、読み取り不可になる問題がある。

    また、容器番号や管理票番号をICタグに格納した場合、ICタグを読み取るための無線通信の指向性が比較的高いので、複数のICタグを一括で読み取ることが困難である。 また、ICタグの無線通信の指向性の高さにより、ICタグの容器への貼り付け位置が制限される問題や、ICタグの貼り付け位置が容器ごとに異なる場合は読み取りエラーが頻発する問題がある。 さらに、ICタグや読み取り装置は高価であり、導入コストが高いという問題がある。 さらに、容器の再利用に対応するためには、耐高温、耐及び耐紫外線のICタグを用いる必要があり、コストが大幅に上昇する問題がある。 また、再利用の過程で、ICタグが剥がれる問題がある。

    そこで、本発明の課題は、医療廃棄物に関する情報を正確かつ迅速に読み取りができて、医療廃棄物の回収及び処理を迅速に行うことができ、また、廃棄物容器を再利用する場合においても比較的安価に運用できる医療廃棄物管理システムを提供することにある。

    上記課題を解決するため、本発明の医療廃棄物管理システムは、医療廃棄物を収容する廃棄物容器に関する容器情報と、運搬車両に関する車両情報と、医療廃棄物の内容に関する廃棄物情報と、医療廃棄物の排出者に関する排出者情報と、医療廃棄物の処理者に関する処理者情報とを格納する記憶手段と、この記憶手段に格納された情報から所定の情報を抽出する情報抽出手段とを有するサーバと、
    廃棄物容器に付されたコードを読み取って容器情報を出するコード読み取り装置と、
    上記コード読み取り装置が出力した容器情報と、廃棄物容器に収容された医療廃棄物の廃棄物情報と、廃棄物容器を積載する運搬車両の車両情報とを上記サーバに送信する端末装置とを備えた医療廃棄物管理システムにおいて、
    上記コードは、所定の色彩が付された複数の色彩セルの配列形態に対応して所定の情報を表すように定義された色彩コードであることを特徴としている。

    上記構成によれば、サーバの記憶手段に、医療廃棄物を収容する廃棄物容器に関する容器情報と、運搬車両に関する車両情報と、医療廃棄物の内容に関する廃棄物情報と、医療廃棄物の排出者に関する排出者情報と、医療廃棄物の処理者に関する処理者情報とが格納される。 コード読取装置により、廃棄物容器に付されたコードが読み取られて容器情報が出力される。 端末装置により、コード読み取り装置が出力した容器情報と、廃棄物容器に収容された医療廃棄物の廃棄物情報と、廃棄物容器を積載する運搬車両の車両情報とがサーバに送信される。 サーバの情報抽出手段により、所定の情報が記憶手段から抽出される。 上記廃棄物容器に付されたコードは、所定の色彩が付された複数の色彩セルの配列形態に対応して所定の情報を表すように定義された色彩コードであるので、白地に印刷した複数の黒色線の幅によって情報を表すバーコードよりも、コードの形状、位置及び大きさに関する制限が少ない。 したがって、廃棄物容器の所望の位置に所望の大きさのコードを配置することができる。 その結果、廃棄物容器に対するコードの設置位置や設置面積を厳格に統一する必要が無いので、コードの形状に関する自由度を高めることができ、コードを作成する手間を少なくできる。 また、色彩コードは、色彩の配列形態を検出すれば情報を読み取ることができるので、バーコードよりも読み取りがしやすいから、読み取りエラーを少なくして廃棄物容器の搬出や搬入を迅速に行うことができる。 また、色彩コードは、例えば数メートルの距離をおいた位置で読み取ることができるので、医療廃棄物の排出場所や処理場の状況に応じた読み取り作業を行うことができる。 また、色彩コードは、色彩の配列形態を検出すれば情報を読み取ることができるので、例えば画像認識技術を利用することにより、複数の色彩コードを一度の読み取り動作で読み取ることができる。 したがって、複数の色彩コードを一括して読み取ることができるので、廃棄物容器に付された色彩コードの読み取り回数を削減でき、廃棄物容器の搬出や搬入を迅速に行うことができる。

    ここで、色彩コードの色彩セルの配列形態とは、複数の色彩セルが、枝分かれしないで順次連続していることをいい、複数の色彩セルが順次連続していれば、色彩セルの幅や形状あるいは複数の色彩セルの全体の形状は制限されない。

    また、色彩コードで情報を表す方法としては、色彩セルの色に対応して、所定の数値や制御情報を示す方法や、色彩セルの色の遷移に対応して、所定の数値や制御情報を示す方法等がある。

    また、医療廃棄物とは、病院、診療所、衛生検査所、介護老人保健施設、助産所、動物の診療施設及び研究機関等から排出され、人が感染し、若しくは感染するおそれのある病原体が含まれ、若しくは付着している廃棄物又はこれらのおそれのある廃棄物である感染性廃棄物のほか、感染性廃棄物と同様の取り扱いが必要な廃棄物を広く含む。

    一実施形態の医療廃棄物管理システムは、上記コード読み取り装置は、静止画又は動画の撮像装置を含む。

    上記実施形態によれば、コード読取装置の静止画又は動画の撮像装置により色彩コードが撮像され、撮像装置で撮像された画像に基づいて、色彩コードの色彩セルの配列形態が検出される。 例えば市販のデジタルスチルカメラやデジタルムービーカメラを用いることにより、コード読取装置を安価かつ手軽に構成できる。

    一実施形態の医療廃棄物管理システムは、上記コードは、廃棄物容器に直接印刷されている。

    上記実施形態によれば、容器情報を表すコードは、複数の色彩セルが配列された色彩コードであるので、廃棄物容器に直接印刷されても、従来よりも高い読み取り精度を発揮できる。 また、色彩コードは、色彩セルの一部が欠けても読み取り精度が低下しにくいので、再利用される容器に印刷されても、容器情報が安定して読み取り可能に保たれる。 また、色彩コードの色彩が色あせにより変化しても、同一の色彩の間のムラが無く、異なる色彩の間の違いが存在すれば、情報を読み取ることができる。

    一実施形態の医療廃棄物管理システムは、上記端末装置の設置領域に、この設置領域に進入した運搬車両の車両情報を取得する車両情報取得装置を備える。

    上記実施形態によれば、端末装置の設置領域に進入した運搬車両の車両情報が、車両情報取得装置によって取得される。 車両情報取得装置が取得した車両情報を、端末装置により、コード読取装置が取得した容器情報に関連付けてサーバに送信することによって、容器情報に該当する容器が、車両情報に該当する運搬車両により搬入又は搬出されたことを、確実に証明することができる。 したがって、医療廃棄物の収集、運搬及び処理に関する履歴情報の改竄を効果的に防止することができる。

    一実施形態の医療廃棄物管理システムは、上記車両情報取得装置は、運搬車両のナンバープレートを撮影する撮影装置と、運搬車両に予め設置されたICタグの情報を受信する受信装置と、運搬車両に予め設置された車載器と通信を行う通信装置と、運搬車両に付された色彩コードを読み取るコード読み取り装置のうちの少なくとも1つである。

    上記実施形態によれば、車両情報取得装置としての撮影装置で運搬車両のナンバープレートを撮影し、撮影画像からナンバープレートの情報を抽出することにより、車両情報を容易に取得できる。 また、車両情報取得装置としての受信装置により、運搬車両のICタグに格納された車両情報を受信することにより、正確な車両情報を取得できる。 また、車両情報取得装置としての通信装置で運搬車両の車載器と通信を行うことにより、正確な車両情報を確実に取得できる。 また、車両情報取得装置としてのコード読み取り装置で運搬車両に付された色彩コードを読み取ることにより、例えば一般的な撮像装置を含んで形成されたコード読み取り装置を用いることができるので、車両情報を安価に取得できる。 また、廃棄物容器に付された色彩コードを読み取るコード読み取り装置を、運搬車両に付された色彩コードの読み取りに兼用できるので、医療廃棄物管理システムの装置コストを効果的に削減できる。

    ここで、車載器とは、有料道路の料金収受システムに用いられて、有料道路の出入口に設置された路側装置とDSRC(Dedicated Short Range Communications)方式の双方向無線通信により道路利用料金の課金情報等を送受信する機能を有する機器をいい、例えばETC車載器を用いることができる。

    一実施形態の医療廃棄物管理システムは、医療廃棄物の排出者の領域に設置され、廃棄物容器に容器情報を示す上記コードを印刷する印刷装置を備える。

    上記実施形態によれば、排出者の領域で排出された医療廃棄物を収容する廃棄物容器に容器情報が付与されていない場合、印刷装置でコードを廃棄物容器に印刷することにより、廃棄物容器に容易に容器情報を付与することができる。 ここで、容器情報を表すコードは色彩コードであるので、バーコードよりも印刷精度が低くても読み取り精度を確保できる。 したがって、例えば、廃棄物容器を移送するコンベヤの傍にインクジェット式の印刷装置を配置し、コンベヤ上で移送される廃棄物容器にコードを印刷することができる。 その結果、運搬車両への医療廃棄物の積み込み作業を迅速に行いながら、容器に容器情報を付与することができる。

    実施形態の医療廃棄物管理システム1を示す模式図である。

    医療機関の医療廃棄物の搬出場所の近傍を示す模式図である。

    色彩コードの構成を示す模式図である。

    廃棄物容器に付した色彩コードの例を示す模式図である。

    廃棄物容器に付した色彩コードの例を示す模式図である。

    廃棄物容器に付した色彩コードの例を示す模式図である。

    廃棄物容器に付した色彩コードの例を示す模式図である。

    システムサーバの構成を示すブロック図である。

    携帯端末の構成を示すブロック図である。

    路側装置の構成を示すブロック図である。

    以下、本発明の実施形態を、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。

    実施形態の医療廃棄物管理システムは、排出者である医療機関から排出された感染性廃棄物を、収集運搬業者が収集及び運搬し、処理業者が処理するまでの過程に関する情報を収集してマニフェスト情報を生成するシステムである。

    図1は、実施形態の医療廃棄物管理システム1を示す模式図であり、この医療廃棄物管理システムは、サーバとしてのシステムサーバ1と、医療機関Mに配置された端末装置としての携帯端末2と、医療機関Mに配置された車両情報取得装置としての路側装置3と、処理場Pに配置された携帯端末2と、処理場Pに配置された路側装置3を含んで構成されている。

    システムサーバ1は、医療機関Mの携帯端末2及び路側装置3と、処理場Pの携帯端末2及び路側装置3と、ネットワークNを介して接続可能になっている。 医療機関Mで排出された医療廃棄物は廃棄物容器5に収容され、運搬車両6によって処理場Pに運搬される。 廃棄物容器5には、一意的に付与された容器情報としての識別番号を表す色彩コードが、直接印刷されている。 運搬車両6にはETC車載器7が設置されており、ETC車載器7には、車両情報として、運搬車両6を一意的に識別できるWCN(Wireless Call Number)が格納されている。 ETC車載器7は、有料道路の利用料金の収受のために設置され、DSRC方式の双方向無線通信機能を有する機器である。 医療機関M及び処理場Pに配置された路側装置3は、ETC車載器7と双方向無線通信を行い、ETC車載器7のWCNを取得する機能を有する。 システムサーバ1は、医療機関M及び処理場Pの携帯端末2及び路側装置3から受信した情報に基づいてマニフェスト情報を生成し、このマニフェスト情報を、マニフェストサーバ8に送信するようになっている。

    図2は、医療機関Mの医療廃棄物の搬出場所の近傍を示す模式図である。 医療機関Mの搬出場所の出入口にはゲート10が配置されており、このゲート10は、路側装置3によって開閉動作が制御される。 路側装置3は、運搬車両6のETC車載器7との間で信号を送受信するDSRCアンテナ31を通して、ETC車載器7と通信を行う。 路側装置3は、ETC車載器7から取得したWCNをシステムサーバ1に送信し、システムサーバ1は、路側装置3から受信したWCNをデータベースDBに照会して運搬車両6の車両番号及び収集運搬業者名を携帯端末2に通知するようになっている。

    医療廃棄物の搬出場所には、運搬車両6に廃棄物容器5を積み込むベルトコンベヤ18が配置され、ベルトコンベヤ18の傍には色彩コード40を印刷する印刷装置19が配置されている。 印刷装置19は、移動中の廃棄物容器5にインクを噴射して色彩コード40を印刷するインクジェット式の印刷装置である。 搬出場所では、運搬車両6に積み込まれる廃棄物容器5が、係員によって携帯端末2のデジタルカメラ24で撮影され、撮影画像から色彩コード40が抽出されて、色彩コード40で表された識別番号が読み取られる。 読み取られた廃棄物容器5の識別番号は、係員の操作により、積み込まれる運搬車両6に関してシステムサーバ1から通知された情報のうちの車両番号及び収集運搬業者名と、廃棄物情報とが付加されて携帯端末2からシステムサーバ1に送信されるようになっている。 廃棄物情報には、例えば注射針、メス、ガーゼ等のような医療廃棄物の内容と、医療廃棄物の数量又は重量等が含まれる。

    廃棄物容器5に識別番号が付されていない場合や、他のコードで識別番号が表されている場合や、色彩コード40が破損している場合は、廃棄物容器5に新たに識別番号が付与される。 識別番号を新たに付与すべき廃棄物容器5は、ベルトコンベヤ18に載置されて運搬車両6に積み込まれるまでの間に、識別番号を表す色彩コードが印刷装置19によって印刷される。

    処理場Pの路側装置3は、医療機関Mの路側装置3と同様に、処理場Pに入場する運搬車両6のETC車載器7と無線通信を行ってWCNを取得し、取得したWCNをシステムサーバ1に送信する。 システムサーバ1は、路側装置3から受信したWCNをデータベースDBに照会して得た運搬車両6の車両番号及び収集運搬業者名を、処理場Pの携帯端末2に通知するようになっている。 処理場Pの医療廃棄物の搬入場所では、運搬車両6から降ろされた廃棄物容器5が、係員によって携帯端末2のデジタルカメラ24で撮影され、撮影画像から色彩コードが抽出されて、色彩コードで表された識別番号が読み取られる。 識別番号が読み取られた廃棄物容器5は、廃棄物処理設備に投入され、医療廃棄物が高温処理や化学処理等にかけられる。 携帯端末2で読み取られた廃棄物容器5の識別番号は、係員の操作により、運搬された運搬車両6に関する情報と、廃棄物容器5に収容されていた医療廃棄物が施された処理内容と、処理業者名とが付加されて携帯端末2からシステムサーバ1に送信されるようになっている。

    図3は、色彩コードの構成を示す模式図である。 色彩コード40は、例えば、赤(R)、緑(G)及び青(B)の3色のうちのいずれかが付された色彩セル41,41,・・・が複数個連なって構成されている。 この色彩コード40は、色彩セル41の色彩の遷移により、数値情報や制御情報を表す。 例えば、3つの色彩であるR、G及びBについて、R→G→B→Rの順で遷移する場合、すなわち、RG、GB及びBRの配列は1を表す。 一方、R→B→G→Rの順で遷移する場合、すなわち、RB、BG及びGRの配列は0を表す。 また、色彩コード40は、数値情報及び制御情報のうちの所定の情報を色彩セル41の色彩に対応付けて表してもよい。 例えば、R,G及びBのうちの2つの色彩により、1及び0の数値情報を表してもよい。 この場合、第3の色彩は、コードの端点等の数値以外の情報を表す。 また、色彩コード40は、所定個数の色彩セル41を単位として、その色の組み合わせにより数値情報や制御情報を表してもよい。

    色彩コード40は、連続した線状であり、分岐も交差も閉塞もしないことが必要である。 なお、線状であれば、色彩セル41の形状や、色彩コード40の全体の形状は自由に設定できる。 また、色彩セル41の色の組み合わせは、赤、緑及び青に限られず、他の色の組み合わせであってもよい。 また、色彩セル41の色の数は、3色に限られず、4色以上でもよい。

    図4A乃至4Dは、廃棄物容器5に付した色彩コード40の例を示す模式図である。 図4Aに示すように、廃棄物容器5の容器本体51に、直線状の色彩コード40を印刷して付与することができる。 色彩コード40の大きさは、携帯端末2のデジタルカメラ24で色彩の配列形態が認識可能に撮影できる限り、どのような大きさでもよい。 また、図4Bに示すように、廃棄物容器5の蓋52に、直線状の色彩コード40を印刷して付与することができる。 また、図4Cに示すように、廃棄物容器5の容器本体51に、等幅かつ湾曲した棒状の色彩コード40を印刷して付与することができる。 また、図4Dに示すように、廃棄物容器5の容器本体51に、楕円形の色彩セル41を連ねた湾曲線状の色彩コード40を印刷して付与することができる。

    図5は、システムサーバ1の構成を示すブロック図である。 システムサーバ1は、ネットワークNを通して携帯端末2及び路側装置3と通信を行うネットワーク通信部11と、データベースDBの情報の読み出し及び書き込みを制御するデータベース制御部12と、データベースDBの情報から所定の情報を抽出してマニフェスト情報を生成する情報抽出手段としてのマニフェスト情報生成部13と、データベースDBを参照して運搬車両6が登録されているか否かを照会する照会部14と、運搬車両6の登録を行う登録部15と、マニフェストサーバ8と通信を行うマニフェストサーバ通信部16と、記憶手段としてのデータベースDBを有する。

    データベースDBには、運搬車両6の車両情報としてのETC車載器7のWCNと、運搬車両6の更なる車両情報としての車両番号及び車種と、廃棄物容器5の識別番号と、廃棄物容器5に収容された医療廃棄物の内容を表す廃棄物情報と、運搬車両6で収集運搬を行う収集運搬業者に関する収集運搬者情報と、排出者である医療機関Mに関する排出者情報と、処理者である処理場Pの運営業者に関する処理者情報と、運搬車両6が医療機関M及び処理場Pへ入場又は退場した日時を表す日時情報が、関連付けられて格納される。

    ネットワークNを通したシステムサーバ1と携帯端末2及び路側装置3との間の通信は、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)に準拠し、SSL/TLS(Secure Socket Layer/ Transport Layer Security)の暗号化やスクランブル等で機密性を高めた方式を採用するのが好ましい。 ネットワークNは、公衆回線及び専用回線のいずれでもよい。

    図6は、医療機関M及び処理場Pで操作される携帯端末2の構成を示すブロック図である。 携帯端末2は、ネットワークNを通してシステムサーバ1と通信を行うネットワーク通信部21と、システムサーバ1から受信した情報を示す表示部22と、システムサーバ1へ送信する情報や指令を入力する入力部23と、色彩コード40を撮影する際に用いられるデジタルカメラ24と、デジタルカメラ24の撮影画像から色彩コード40の情報を読み取る読み取り部25と、廃棄物の運搬及び処理に関する情報を生成するプロセス情報生成部26を有する。

    図7は、医療機関M及び処理場Pに設置された路側装置3の構成を示すブロック図である。 路側装置3は、ネットワークNを通してシステムサーバ1と通信を行うネットワーク通信部32と、DSRCアンテナ31を通じてETC車載器7と無線通信を行うDSRC通信部33と、ゲート10の動作を制御するゲート制御部34を有する。

    上記システムサーバ1、携帯端末2及び路側装置3は、CPU、記憶装置、入出力装置及び通信モジュール等で構成されたコンピュータを含んで構成され、記憶装置に格納されたプログラムがCPUで実行されて、各部の機能を奏するように構成されている。 なお、システムサーバ1、携帯端末2及び路側装置3の各部の機能は、専用回路や専用モジュール等のハードウェアで実現されてもよい。

    上記構成の医療廃棄物管理システムは、次のように動作する。

    まず、予め登録された収集運搬業者の運搬車両6が、医療機関Mの搬出場所の出入口に到着すると、路側装置3のDSRC通信部33が、DSRCアンテナ31を介して運搬車両6のETC車載器7と無線通信を行ってWCNを取得する。 路側装置3は、DSRC通信部33が取得したWCNの情報を、ネットワーク通信部32によりシステムサーバ1に送信する。 システムサーバ1は、ネットワーク通信部11が路側装置3からWCNの情報を受信すると、照会部14により、データベースDBに上記WCNが登録されているか否かを照会する。 WCNが登録されている場合、ネットワーク通信部11により、登録されている旨の情報を路側装置3に送信すると共に、登録された運搬車両6が到着した旨のメッセージを、WCNに関連付けられた車両番号及び車種等の車両情報と共に、係員の携帯端末2に送信する。 路側装置3は、WCNが登録されている旨の結果をネットワーク通信部32が受信すると、ゲート制御部34がゲート10を開く。

    WCNがデータベースDBに登録されていない場合、システムサーバ1のネットワーク通信部11は、未登録の運搬車両6が到着した旨のメッセージを、係員の携帯端末2に送信する。 未登録の運搬車両6が到着した旨のメッセージを携帯端末2が受信すると、係員が運搬車両6の運転者又は収集運搬業者の確認を行い、運搬車両6が登録不可である場合は運搬車両6を退去させる。 一方、運搬車両6が登録可能である場合は、携帯端末2の入力部23により、更なる車両情報として車両番号、車種及び収集運搬業者名を入力する。 これらの更なる車両情報を含む情報が、登録指令情報として、ネットワーク通信部21によりシステムサーバ1に送信される。 システムサーバ1は、登録指令情報を受信すると、登録部15により、登録指令情報に含まれる車両番号、車種及び収集運搬業者名を、既に取得したWCNに関連付けてデータベースDBに登録する。 データベースDBへの登録が完了すると、システムサーバ1は、WCNが登録されている旨の情報をネットワーク通信部11で路側装置3に送信する。 このようにして、未登録の運搬車両6が医療機関Mに到着した場合に、路側装置3が取得した情報を利用して、運搬車両6を新たに登録することができる。

    運搬車両6がゲート10を通って医療機関Mの搬出場所に進入すると、運搬車両6の荷台にベルトコンベヤ18が設置され、医療廃棄物を収容した廃棄物容器5の積み込みが開始される。 廃棄物容器5が運搬車両6に積み込まれる際、係員の操作により、携帯端末2のデジタルカメラ24が廃棄物容器5を撮影する。 携帯端末2のデジタルカメラ24が撮影した廃棄物容器5の撮影画像から、携帯端末2の読み取り部25が、撮影画像に含まれる色彩コード40を抽出し、色彩コード40によって表された廃棄物容器5の識別番号を読み取る。 ここで、読み取り部25は、1つの撮影画像に含まれる複数の色彩コード40を読み取ることができるので、複数の廃棄物容器5を同時に撮影することにより、複数の識別番号を読み取ることができる。 したがって、積み込むべき複数の廃棄物容器5の識別番号を、少ない手間で迅速に読み取ることができ、その結果、積み込み作業の手間を効果的に削減できる。

    携帯端末2の読み取り部25が廃棄物容器5の識別番号を読み取ると、携帯端末2のプロセス情報生成部26が、廃棄物容器5の識別番号に、識別番号に対応して予め入力されていた廃棄物情報と、運搬車両6のWCNとを関連付けてプロセス情報を生成する。 プロセス情報は、携帯端末2のネットワーク通信部21がシステムサーバ1に送信する。 システムサーバ1では、ネットワーク通信部11がプロセス情報を受信し、このプロセス情報をデータベース制御部12がデータベースDBに格納する。

    識別番号が読み取られた廃棄物容器5は、ベルトコンベヤ18で運搬車両6に積み込まれる。 このとき、識別番号が付与されていない廃棄物容器5や、色彩コード40の読み取りエラーによって識別番号の読み取りが不可能であった廃棄物容器5は、ベルトコンベヤ18上を移動する間に、印刷装置19によって新たな識別番号を表す色彩コード40が印刷される。 なお、色彩コード40は、ベルトコンベヤ18上を移動する間のほか、運搬車両6に積み込まれる前後の所望の場所で印刷されてもよい。 新たな識別番号が付与されて色彩コード40が印刷されると、印刷された色彩コード40を係員がデジタルカメラ24で撮影する。 携帯端末2のプロセス情報生成部26は、撮影画像から読み取られた新たな識別番号に基づいたプロセス情報を生成し、このプロセス情報を携帯端末2のネットワーク通信部21がシステムサーバ1に送信する。

    運搬車両6への廃棄物容器5の積み込みが完了すると、運搬車両6は出入口を通って医療機関Mから退出する。 このとき、路側装置3は、DSRC通信部33がDSRCアンテナ31を介して運搬車両6のETC車載器7と無線通信を行ってWCNを取得し、ゲート制御部34がゲート10を開くと共に、このWCNに対応する運搬車両6が医療機関Mを退出した日時を含む退出情報を、ネットワーク通信部32がシステムサーバ1に送信する。 システムサーバ1は、ネットワーク通信部11が退出情報を受信すると、データベース制御部12が、運搬車両6の医療機関Mの退出日時を含む退出情報をデータベースDBに登録する。

    廃棄物容器5を積んだ運搬車両6が処理場Pに到着すると、処理場Pの出入口に設置された路側装置3のDSRC通信部33が、DSRCアンテナ31を介して運搬車両6のETC車載器7と無線通信を行ってWCNを取得する。 路側装置3は、DSRC通信部33が取得したWCNの情報を、ネットワーク通信部32がシステムサーバ1に送信する。 システムサーバ1は、ネットワーク通信部11がWCNの情報を路側装置3から受信し、照会部14がWCNをデータベースDBに照会する。 WCNが登録されている場合、登録されている旨の情報を、システムサーバ1のネットワーク通信部11が路側装置3に送信すると共に、登録された運搬車両6が到着した旨のメッセージを、WCNに関連付けられた車両番号及び車種等の車両情報と共に、処理場Pの係員の携帯端末2に送信する。 路側装置3は、WCNが登録されている旨の結果をネットワーク通信部32が受信すると、ゲート制御部34がゲート10を開く。

    運搬車両6がゲート10を通って処理場Pに進入すると、運搬車両6の荷台から、医療廃棄物を収容した廃棄物容器5が降ろされる。 所定の荷降ろし場所に廃棄物容器5が降ろされると、係員の操作により、携帯端末2のデジタルカメラ24で廃棄物容器5を撮影する。 なお、携帯端末2のデジタルカメラ24による廃棄物容器5の撮影は、運搬車両6からの荷降ろしの途中に行ってもよい。 廃棄物容器5の撮影が完了すると、廃棄物容器5の撮影画像から、携帯端末2の読み取り部25が、撮影画像に含まれる色彩コード40を抽出し、色彩コード40によって表された廃棄物容器5の識別番号を読み取る。 ここで、読み取り部25は、1つの撮影画像に含まれる複数の色彩コード40を読み取ることができるので、複数の廃棄物容器5を同時に撮影することにより、荷降ろしした廃棄物容器5の識別番号を効率的に取得することができる。

    携帯端末2の読み取り部25による廃棄物容器5の識別番号の読み取りが完了すると、医療廃棄物は、廃棄物容器5に収容された状態で廃棄物処理設備に投入され、高温処理や化学処理が施される。 医療廃棄物の処理が完了すると、係員が携帯端末2の入力部23を通して処理済の入力を行う。 これに伴い、プロセス情報生成部26が、廃棄物容器5の識別番号に、医療廃棄物に施した処理内容と処理者情報とを関連付けて、プロセス情報を生成する。 プロセス情報は、携帯端末2のネットワーク通信部21がシステムサーバ1に送信する。 システムサーバ1では、ネットワーク通信部11がプロセス情報を受信し、このプロセス情報をデータベース制御部12がデータベースDBに格納する。

    医療機関Mで排出された医療廃棄物が運搬車両6で運搬され、処理場Pで処理されるまでの一連のプロセスが完了すると、システムサーバ1のマニフェスト情報生成部13が、データベースDBの格納情報に基づいてマニフェスト情報を生成する。 詳しくは、システムサーバ1のマニフェスト情報生成部13は、データベースDBの格納情報から廃棄物容器5の識別番号を検索し、この識別番号に関連付けられた廃棄物情報、排出者情報、車両情報、収集運搬者情報、処理者情報、及び、日時情報を抽出する。 マニフェスト情報生成部13は、抽出した情報に基づいて、廃棄物容器5に収容された医療廃棄物が収集及び運搬されて処理されるまでに経たプロセスを表すマニフェスト情報を生成する。 なお、マニフェスト情報生成部13は、マニフェスト情報は、医療機関Mで排出された医療廃棄物が運搬車両6で運搬され、処理場Pで処理されるまでの一連のプロセスが完了しなくても、一部のプロセスに対応するマニフェスト情報を生成してもよい。 マニフェスト情報生成部13が生成したマニフェスト情報は、マニフェストサーバ通信部16がマニフェストサーバ8に送信する。

    このように、本実施形態の医療廃棄物管理システムによれば、医療機関Mで排出され、処理場Pで処理された医療廃棄物に関する情報を、医療機関M及び処理場Pに配置された携帯端末2及び路側装置3を通してシステムサーバ1のデータベースDBに記憶し、データベースDBの格納情報に基づいてマニフェスト情報を生成する。 したがって、紙の管理票を用いた管理方法と比較して、情報の改竄を効果的に防止でき、また、少ない手間によりマニフェスト情報を作成できる。

    また、廃棄物容器5に付された色彩コード40は、複数の色彩セル41の配列形態によって情報を表すので、バーコードよりも形状や設置位置や大きさに関する制限が少なく、廃棄物容器5の所望の位置に所望の大きさの色彩コード40を配置することができる。 したがって、色彩コード40の形状に関する自由度を高めることができ、少ない手間により、色彩コード40を作成できる。 また、色彩コード40は、色彩セル41の配列形態を検出すれば情報を読み取ることができるので、バーコードよりも読み取りがしやすく、したがって、読み取りエラーを少なくして廃棄物容器5の搬出や搬入を迅速に行うことができる。 また、色彩コード40は、数メートルの距離をおいた位置で読み取ることができるので、医療機関Mの廃棄物の搬出場所や処理場Pの搬入場所の状況に応じた読み取り作業を行うことができる。 また、色彩コード40は、色彩の配列形態を検出すれば情報を読み取ることができるので、複数の色彩コード40を一度の読み取り動作で読み取る一括読み取りが可能である。 したがって、廃棄物容器5の色彩コード40の読み取り回数を削減でき、廃棄物容器5の搬出や搬入を迅速に行うことができる。

    また、色彩コード40は、損傷や色あせによる読み取りエラーが生じにくいので、再利用により損傷や劣化が生じる廃棄物容器5に付されても、安定して廃棄物容器5の識別番号を表示することができる。 ここで、色彩コード40を表すために用いるインクには、温度変化によって変色や剥離等の劣化が生じないものや、医療廃棄物の処理薬品によって劣化が生じないものや、摩擦や衝撃によって劣化が生じないものを用いるのが好ましい。 また、色彩コード40は、形状、位置及び大きさに関する制限が比較的少ないので、印刷装置19で直接印刷することより、安価かつ容易に廃棄物容器5に付与することができる。

    上記実施形態において、運搬車両6の車両情報としてETC車載器7のWCNを用いたが、有料道路の料金収受システムのために一意に設定されてETC車載器7に格納される車載器番号に基づく情報を、車両情報として用いてもよい。 また、運搬車両6の車両情報を別途設定し、設定した車両情報を表す色彩コード40を運搬車両6の車体に付与してもよい。 この場合、路側装置3を設置することなく、携帯端末2のみを医療機関M及び処理場Pに配置し、携帯端末2のデジタルカメラ24と読み取り部25で運搬車両6の色彩コードから車両情報を読み取ることにより、簡易な装置構成により安価に運搬車両6の車両情報を取得することができる。 すなわち、デジタルカメラ24及び読み取り部25を有する携帯端末2が車両情報取得装置を兼ねることができ、安価に医療廃棄物管理システムを構成できる。

    また、車両情報取得装置として、運搬車両6のナンバープレートを撮影する撮影装置を医療機関M及び処理場Pに設置し、この撮影装置の撮影画像から、車両情報としてのナンバープレートの情報を取得してもよい。 また、運搬車両6に車両情報を格納したICタグを設置すると共に、車両情報取得装置として、運搬車両6のICタグの情報を受信する受信装置を医療機関M及び処理場Pに設置してもよい。

    また、上記実施形態の医療廃棄物管理システムは、医療施設Mで排出された医療廃棄物が収集運搬されて処理場Pで処理されるまでのプロセスを表すマニフェスト情報を作成したが、マニフェスト情報を作成する以外の用途に適用されてもよい。 例えば、廃棄物容器5の管理や運搬車両6の管理等、種々の目的に応じて、データベースDBの格納情報から所定の情報を抽出してもよい。

    また、上記実施形態の医療廃棄物管理システムは、医療施設Mで排出された医療廃棄物を、処理場Pに運搬して処理したが、上記処理場Pで処理を行った後に、更なる処理場に運搬して処理を行う場合にも適用できる。 この場合、更なる処理場に、上記処理場Pに配置したものと同様の携帯端末2及び路側装置3を配置し、入場する運搬車両6のWCNを路側装置3で取得すると共に、携帯端末2で廃棄物容器5の識別番号を読み出し、携帯端末2及び路側装置3が適宜システムサーバ1と通信を行うように構成すればよい。

    また、上記実施形態では、廃棄物容器5に色彩コード40を直接印刷したが、粘着シールに色彩コード40を印刷し、この色彩コード40が印刷された粘着シールを容器に貼り付けてもよい。

    また、上記実施形態の医療廃棄物管理システムは、医療機関Mから排出された医療廃棄物を対象としたが、医療機関M以外に、衛生検査所、介護老人保健施設、動物の診療施設及び研究機関等の施設から排出された医療廃棄物を対象としてもよい。

    1 システムサーバ 2 携帯端末 3 路側装置 5 廃棄物容器 6 運搬車両 7 ETC車載器13 マニフェスト情報生成部40 色彩コード25 携帯端末の読み取り部DB データベース M 医療機関 P 処理場

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