drill

阅读:449发布:2024-02-01

专利汇可以提供drill专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a drill capable of reducing a load applied to the drill when a deep hole is cut for example, and keeping a long service life of a tool, and in addition capable of smoothly discharging chips. SOLUTION: The drill 10 includes a blade 12 having spiral cutting edges 16 and 18 formed to extend along a cutting direction from a tip to a tail, and a shank 14 formed continuously with the tail of the blade 12. The blade 12 has tip cutting edges 16a and 18a formed along the cutting direction from the tip of the blade 12 with a certain helix angle α1, intermediate grooves 16b and 18b formed by a helix angle αx gradually varying from the first helix angle α1 to a second helix angle α2, and a tail grooves 16c and 18c formed by the certain helix angle α2. The tail grooves 16c and 18c are specified to be longer in lengths in the cutting direction than those of the tip cutting edges 16a and 18a, and in addition, the second helix angle α2 is specified to be larger than the first helix angle α1. COPYRIGHT: (C)2009,JPO&INPIT,下面是drill专利的具体信息内容。

  • 先端側から後端側に向かう切削方向に沿って螺旋状の切刃が形成された刃部と、該刃部の後端側に連続して形成されたシャンク部とを備えるドリルであって、
    前記刃部は、該刃部の先端から前記切削方向に沿って設けられ、一定の第1ねじれ角で形成された先端側切刃と、
    前記先端側切刃から前記切削方向に沿って連続し、該切削方向に沿って前記第1ねじれ角から第2ねじれ角まで漸次変化するねじれ角で形成された中間溝と、
    前記中間溝から前記切削方向に沿って連続し、一定の前記第2ねじれ角で形成された後端側溝と、
    を有し、
    前記後端側溝の方が前記先端側切刃よりも前記切削方向での長さが大きく設定され、且つ、前記第2ねじれ角が前記第1ねじれ角よりも大きな角度に設定されていることを特徴とするドリル。
  • 請求項1記載のドリルにおいて、
    前記刃部の先端には、ダイヤモンドが設けられていることを特徴とするドリル。
  • 請求項1記載のドリルにおいて、
    当該ドリルには、軸線方向に沿って先端から後端まで貫通する油路が形成され、該油路は、前記シャンク部側から前記中間溝が形成された位置まで1本で形成されると共に、該中間溝が形成された位置で2本に分岐した後、前記刃部の先端面に2箇所で開口していることを特徴とするドリル。
  • 说明书全文

    本発明は、例えば、エンジン部品等に穴をあけるドリルに関する。

    例えば、深穴を切削する工程が必要とされるアルミ鋳造製のエンジン部品を連続的に製造する場合には、その切削を行うドリルに大きな負荷がかかるため、該深穴の切削に適したドリルを用いて加工を行っている。

    特許文献1には、金属への深穴加工に適したドリルとして、刃部の全長又は一部のねじれを連続的に変化させると共に、該刃部の先端側のねじれ角を後端側のねじれ角より大きくしたドリルが開示されている。 これにより、該ドリルの切れ味が向上し、さらに、ドリルの剛性が増すと記載されている。

    実公昭53−38953号公報

    ところで、この種のドリルでは、前記ねじれ角の大きさによってドリルの曲げ強さ等の強度、いわゆる剛性や切削抵抗(切削反)、さらには、切屑の形状や排出性等が変化する。 従って、ねじれ角の設定条件により、ドリル寿命も影響を受けることになる。 特に、深穴加工に用いられるドリルの場合には、その切削時のドリルにかかる負荷が極めて大きくなり、また、当該深穴の深部では切屑の排出も難しくなるため、詰まった切屑によりドリルが破損する可能性もある。

    本発明は上記従来の課題を考慮してなされたものであり、例えば、深穴を切削する場合であってもドリルにかかる負荷を低減して工具寿命を長く維持することができ、しかも、切屑を円滑に排出することができるドリルを提供することを目的とする。

    本発明に係るドリルは、先端側から後端側に向かう切削方向に沿って螺旋状の切刃が形成された刃部と、該刃部の後端側に連続して形成されたシャンク部とを備えるドリルであって、前記刃部は、該刃部の先端から前記切削方向に沿って設けられ、一定の第1ねじれ角で形成された先端側切刃と、前記先端側切刃から前記切削方向に沿って連続し、該切削方向に沿って前記第1ねじれ角から第2ねじれ角まで漸次変化するねじれ角で形成された中間溝と、前記中間溝から前記切削方向に沿って連続し、一定の前記第2ねじれ角で形成された後端側溝とを有し、前記後端側溝の方が前記先端側切刃よりも前記切削方向での長さが大きく設定され、且つ、前記第2ねじれ角が前記第1ねじれ角よりも大きな角度に設定されていることを特徴とする。

    このような構成によれば、前記先端側切刃よりも前記後端側溝の方が、その形成距離及びねじれ角が大きく設定されることにより、先端側切刃において切屑を小さく生成することができ、また、後端側溝において当該切屑を効率よく排出させることができる。 従って、特に、ワークに対して深穴を切削する場合に、該深穴の深部からでも切屑を良好に排出することができる。 これにより、切削している穴の途中で切屑が詰まることを有効に防止してドリルへの負荷を減らすことができ、工具寿命を長く維持することが可能となる。 また、先端側切刃よりも長く形成された後端側溝では、切屑排出速度が向上するため、切屑の詰まりによる抵抗の増加を防止することができる。

    また、前記刃部の先端に、ダイヤモンドが設けられていると、切屑の排出性が一層向上し、刃先の耐摩耗性も向上するため好ましい。

    さらに、当該ドリルには、軸線方向に沿って先端から後端まで貫通する油路が形成され、該油路は、前記シャンク部側から前記中間溝が形成された位置まで1本で形成されると共に、該中間溝が形成された位置で2本に分岐した後、前記刃部の先端面に2箇所で開口していると、ドリルの軸線方向における大部分において、油路が軸心位置に1本のみ通されていることから、該油路内での切削油の流路抵抗を低くすることができる。

    本発明によれば、刃部の先端側切刃よりも後端側溝の方が、その形成距離及びねじれ角が大きく設定されるため、先端側切刃において切屑を小さく生成することができ、また、後端側溝において当該切屑を効率よく排出させることができる。 従って、特に、ワークに対して深穴を切削する場合に、該深穴の深部からでも切屑を良好に排出することができるため、切削している穴の途中で切屑が詰まることを有効に防止してドリルへの負荷を減らすことができ、工具寿命を長く維持することが可能となる。

    以下、本発明に係るドリルについて好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。

    図1は、本発明の一実施形態に係るドリル10の斜視図であり、図2Aは、図1に示すドリル10の側面図であり、図2Bは、図1に示すドリル10の刃部のねじれ角の変化を示す説明図である。 本実施形態に係るドリル10は、ワークである金属部品に深穴を切削する場合に好適に用いることができ、該ワークとしては、例えば、アルミ鋳造製のエンジン部品であるシリンダブロック等が例示される。 この場合、深穴とは、例えば、穴の深さがドリル外径の5倍以上、深いものでは30倍以上となるものであり、すなわち、このような深穴の切削では切削工具であるドリルに大きな負荷が生じることになる。 なお、ドリル10は、このような深穴以外、例えば、比較的浅い穴や鋳抜き穴等の切削に対しても有効に用いることができることは言うまでもない。

    図1及び図2Aに示すように、本実施形態に係るドリル10は、ワークに対する切削加工を行う刃部12と、該刃部12の後端側に設けられたシャンク部14とから構成されている。 シャンク部14は、ドリル10を使用する際、図示しない工作機械に設けられた回転駆動源のチャック等にて把持される部分である。

    刃部12には、ドリル10の先端側から後端側に向かう切削方向(軸線方向)に沿って二枚の切刃16、18が螺旋状に形成されている。 図1、図3A及び図3Cに示すように、これら切刃16及び18は、ドリル10の軸線方向に対して対称に配置された状態で、先端側から後端側へと螺旋状に延在している。 この場合、一方の切刃16は、ドリル10の回転方向(図3Aの矢印A方向)で前方側に位置する刃面17aと、該刃面17aの後方側に連続すると共に、ドリル10の外径面を構成する突出面17bと、該突出面17bから連続する第1及び第2傾斜面17c及び17dと、該第2傾斜面17dから他方の切刃18の刃面19aへと連なる壁面17eとから構成されている。 同様に、他方の切刃18は、刃面19a、突出面19b、第1傾斜面19c、第2傾斜面19d及び壁面19eにより構成されている。 なお、図3Aから諒解されるように、切刃16及び18において、実際にワークへの切り込みを行う刃面17a及び19aには、すくい角を設けている。

    刃部12の先端面20は、ドリル10の最先端となる頂点(チゼルポイント)20aを中心とした錐体状であり(図3B及び図3C参照)、図3Bに示す側面視において、前記頂点20aを中心とした所定の角度θ(例えば、140°)からなる扇形状となっている。 このように角度θを鈍角とすると、ドリル10の回転方向での切削反力(ラジアル反力)を低減することができる。 そして、図3A及び図3Cから諒解されるように、先端面20は、頂点20aから一方の切刃16方向に傾斜した第1先端傾斜面22a、第2先端傾斜面22b及び第3先端傾斜面22cと、他方の切刃18方向に傾斜した第1先端傾斜面24a、第2先端傾斜面24b及び第3先端傾斜面24cとから構成されることによって、前記した錐体状に形成されている。 これら各先端傾斜面22a〜22c及び24a〜24cは、それぞれ所定の角度を有して切刃16及び18へと連続している。

    このような先端面20において、頂点20aを挟んで対称位置に設けられた第2先端傾斜面22b及び24bには、それぞれ開口26a及び26bが形成されている(図3A及び図3C参照)。 これら開口26a及び26bは、ドリル10の軸線方向に沿って先端から後端まで貫通した油路28の先端側の開口部である。 すなわち、油路28は、図2Aに示すように、シャンク部14の後端面の開口部から当該ドリル10内を軸線方向に沿って貫通しており、先端寄りに設けられた分岐点28aで1本から2本(Y字状)に分岐した後、開口26a及び26bへと連通している。

    さらに、刃部12において、上記のように螺旋状に延在する切刃16及び18の間には、これら切刃16及び18の刃面17a及び19aにより切削されたワークの切屑を、刃部12の後端側であるシャンク部14側へと移送するための切屑排出溝30、32が形成されている。 すなわち、図3Aに示すように、切屑排出溝30は、切刃16の刃面17a及び切刃18の壁面19eにより形成され、主に刃面17aで切削された切屑を排出し、切屑排出溝32は、切刃18の刃面19a及び切刃16の壁面17eにより形成され、主に刃面19aで切削された切屑を排出する。

    ところで、上記したように、このようなドリル10では、切刃16(18)の軸線方向に対する傾斜角、いわゆるねじれ角によって、当該ドリル10の曲げ強さ等の強度(剛性)や切屑の形状(大きさ)及びその排出性が変化することになる。 すなわち、ねじれ角が小さく、例えば、0〜15°程度の場合(以下、弱角度ともいう)には、その剛性が高い反面切削抵抗が大きい傾向にあり、また、切屑は小さいがその排出性は低くなる。 一方、前記ねじれ角が大きく、例えば、25〜45°程度の場合(以下、強角度ともいう)には、その剛性が低い反面切削抵抗が小さい傾向にあり、また、切屑は大きい(長い)がその排出性は高くなる。

    そこで、本実施形態に係るドリル10では、図2A及び図2Bに示すように、刃部12の先端からその切削方向に沿って距離L1の部分を一定の第1ねじれ角α1で形成した先端側切刃16a及び18aとし、その後端側の距離L2の部分を前記第1ねじれ角α1から第2ねじれ角α2(前記第1ねじれ角α1とは異なる角度)まで漸次変化する可変のねじれ角αxで形成した中間溝16b及び18bとし、さらに、その後端側の距離L3の部分を一定の第2ねじれ角α2で形成した後端側溝16c及び18cとして構成している。 なお、図2Aから諒解されるように、後端側溝16c及び18cがシャンク部14に連なる刃部12の後端をなしている。 従って、切刃16は、一定の第1ねじれ角α1で形成された先端側切刃16aと、一定の第2ねじれ角α2で形成された後端側溝16cと、これらの間を連結する可変のねじれ角αxで形成された中間溝16bとから構成され、切刃18についても同様に構成されている。

    すなわち、本実施形態に係るドリル10では、図2Bのねじれ角の変化を示すグラフから諒解されるように、前記第1ねじれ角α1が、0〜15°程度の弱角度(本実施形態の場合、10°)に設定され、前記第2ねじれ角α2が、25〜45°程度の強角度(本実施形態の場合、35°)に設定され、前記ねじれ角αxが、0〜45°程度の変化する角度、いわゆる可変角度(本実施形態の場合、10〜35°)に設定されている。 さらに、ドリル10では、先端側切刃16a及び18aが形成された距離L1と、中間溝16b及び18bが形成された距離L2と、後端側溝16c及び18cが形成された距離L3とは、L1<L2<L3、となるように設定しており、例えば、距離L2を距離L1の2〜3倍程度、距離L3を距離L1の15倍程度としている。

    なお、図2Aに示すように、前記油路28の分岐点28aは、例えば、前記中間溝16b及び18bが形成された距離L2の領域内に設定されている。 当然、分岐点28aを、先端側切刃16a及び18aが形成された距離L1の領域内やそれ以外の位置に設定することも可能であり、油路28を先端から後端まで全て1本や2本で形成することも可能である。

    次に、基本的には以上のように構成される本実施形態に係るドリル10の作用及び効果について説明する。

    先ず、図示しない工作機械に図示しないワークとして、例えば、アルミ鋳造製のシリンダブロックを配置すると共に、当該工作機械の回転駆動源に対し、チャック等を介してドリル10のシャンク部14を固定する。 その後、前記回転駆動源を始動して、ドリル10を図3Aの矢印A方向に高速で回転させる。 次いで、ドリル10の先端面20をワークの深穴切削位置に当接させ、その軸線方向に沿って変位させると、刃部12は前記ワークに対して切削を開始する。

    本実施形態に係るドリル10では、刃部12に形成された切刃16及び18のうち、先端側に形成された先端側切刃16a及び18aによって深穴の切削が開始され、次第に、中間溝16b及び18bと、後端側溝16c及び18cとがワーク内へと挿入されつつ切削が行われることになる。

    この場合、ドリル10では、先端側切刃16a及び18aが、弱角度の第1ねじれ角α1で設定されている。 このため、先端側切刃16a及び18aは、その剛性が高く且つワークに対する切り込み性が高いため、鋳抜き穴等の下穴がない場合であっても、ワークに対して確実に且つ安定して切り込むことができる。 しかも、先端側切刃16a及び18aの切削により生じる切屑は十分に小さいものとなる。 そこで、ドリル10が次第に穴の深部へと達した場合であっても、先端側切刃16a及び18aの切削により生じた切屑は、中間溝16b及び18bから後端側溝16c及び18cへと大きくなるねじれ角の作用によって、強制的に穴の外へと排出される。 上記のように、ねじれ角が大きいと切屑の排出性が高まるからである。

    すなわち、ドリル10において、先端側切刃16a及び18aでは、その弱角度の第1ねじれ角α1によって切屑を細かくすることができるため、可変のねじれ角αxの中間溝16b及び18bと強角度の第2ねじれ角α2の後端側溝16c及び18cによる切屑排出性の高さとの相乗効果により、深穴の深部からでも当該深穴の外へと前記切屑を容易に且つ効率的に排出させることができる。 特に、鋳抜き穴等の下穴がないワークに対して深穴をあける場合には、切屑が大量に発生することになるため、本実施形態に係るドリル10は一層好適に用いることができる。 しかも、ドリル10では切屑の排出効率を向上させることができるため、当該ドリル10の破損の一因となる穴の途中での切屑の詰まりを有効に防止することができる。 このため、ドリル10への負荷を減らして、工具寿命を長く維持することが可能となる。

    この場合、本実施形態に係るドリル10では、先端側切刃16a及び18aが形成された距離L1よりも、後端側溝16c及び18cが形成された距離L3の方が十分に長く設定されている。 これにより、上記のように、大量の切屑が発生する深穴の切削であっても、該切屑のドリル10の後端側(シャンク部14側)方向への移送を一層確実に行うことが可能となる。 すなわち、深穴の切削時、実際には刃部12の先端側の一部のみでほとんどの切削が行われるため、当該深穴の切削が進行した場合には、ドリル10の先端側の一部を除く大部分では、深穴の開口側へと円滑に切屑を移送する切屑排出性の高さが要求されるからである。

    また、後端側溝16c及び18cは、先端側切刃16a及び18aや中間溝16b及び18bによってある程度切削された後の穴に挿入されることになるため、適度な剛性があれば破損することはない。 しかも、後端側溝16c及び18cは、強角度の第2ねじれ角α2であることから、切屑排出速度が向上するため、切屑の詰まりによる抵抗の増加を防止することができる。 さらに、上記のように、先端側切刃16a及び18aが形成された距離L1よりも、後端側溝16c及び18cが形成された距離L3の方が十分に長いため、前記のような切屑の詰まりによる抵抗の増加を一層確実に防止することができる。

    さらに、前記中間溝16b及び18bのねじれ角αxは、先端側切刃16a及び18aの第1ねじれ角α1と後端側溝16c及び18cの第2ねじれ角α2との角度差を次第になくす方向で漸次変化するように設定されている(図2B参照)。 このため、ねじれ角の違いにより、刃部12が軸線方向で急激な特性変化を生じることを有効に抑えることができ、結果として、ドリル10の切削時の負荷を抑え、ドリル10の工具寿命を一層延ばすことが可能となる。

    なお、ドリル10では、複数回の切削や硬材への切削等により、刃部12の先端側を再研磨する必要が生じる場合がある。 この場合、ドリル10では、切刃16及び18の先端側を構成する先端側切刃16a及び18aを、弱角度の第1ねじれ角α1で一定に設定すると共に、十分な距離L1を設定しているため、前記再研磨により、当該先端側切刃16a及び18aの特性、すなわち、切削時の切屑の形状や大きさ等が変化することを有効に防止することができ、常に安定した切削特性を得ることができる。

    さらに、ドリル10における油路28では、分岐点28aを、上記のように、中間溝16b及び18bが位置する部分に設定している。 すなわち、シャンク部14から後端側溝16c及び18cと、中間溝16b及び18bの一部までのドリル10の軸線方向での大部分において、当該油路28はドリル10の軸心位置に1本通されている。 このため、該油路28内での切削油の流路抵抗(通過抵抗)を低くすることができ、また、強角度の第2ねじれ角α2を有する後端側溝16c及び18cでのねじれ形状の形成に係る制約をなくすことができ、自由なねじれを設定することができる。 しかも、先端側切刃16a及び18aは、弱角度の第1ねじれ角α1とされていることから、分岐点28aから先端側にかけての油路28のY字形状を容易に形成可能である。 また、分岐点28aを、上記のように、中間溝16b及び18bが位置する部分に設定したことにより、前記再研磨によっても油路28の先端側の開口26a及び26bの位置はほとんど変化させずに済み、すなわち、当該開口26a及び26bから切削部への給油特性が変化することを有効に防止して、一層安定した切削が可能となる。

    また、ドリル10では、先端側切刃16a及び18aに対して、ダイヤモンド切刃を固着したり、ダイヤモンドコートを施したりすることもできる。 これにより、切屑の排出性が一層向上し、刃先の耐摩耗性も向上する。

    以上、各実施形態により本発明を説明したが、これに限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることは当然可能である。

    本発明の一実施形態に係るドリルの斜視図である。

    図2Aは、図1に示すドリルの側面図であり、図2Bは、図1に示すドリルの刃部のねじれ角の変化を示す説明図である。

    図3Aは、図2に示すドリルの正面図であり、図3Bは、図2に示すドリルの先端側を拡大した一部省略側面図であり、図3Cは、図2に示すドリルの先端側を拡大した一部省略斜視図である。

    符号の説明

    10…ドリル 12…刃部14…シャンク部 16、18…切刃16a、18a…先端側切刃 16b、18b…中間溝16c、18c…後端側溝 17a、19a…刃面20…先端面 26a、26b…開口28…油路 28a…分岐点30、32…切屑排出溝

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