Power circuit

阅读:910发布:2024-01-22

专利汇可以提供Power circuit专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a power circuit which is equipped with a DC-DC converter which operates with a favorable conversion efficiency even if the input power changes.
SOLUTION: This power circuit is composed of a master slave type DC-DC converter 3, a controller 4, and current/voltage sensors 5 and 6, and this is provided together with an inverter between an electric motor 1 and a battery 7. The controller 4 controls a master DC-DC converter 31 and slave DC-DC converters 32 and 33, on the basis of the requested output voltage from the inverter 2, the input-output current voltage information from the current/voltage sensors 5 and 6, the battery voltage information from the voltage sensor 6, and others.
COPYRIGHT: (C)2003,JPO,下面是Power circuit专利的具体信息内容。

  • 【特許請求の範囲】 【請求項1】 1または2以上のマスタDC−DCコンバータと、出力電流および出力電圧が前記マスタDC−
    DCコンバータと一致するように動作する1または2以上のスレーブDC−DCコンバータとを有するマスタ−
    スレーブ型DC−DCコンバータと、 前記マスタ−スレーブ型DC−DCコンバータの入力電力または出力電力のいずれかをリファレンス電力とし、
    作動させる前記マスタDC−DCコンバータおよびスレーブDC−DCコンバータを前記リファレンス電力に応じて選択する制御手段と、を備えたことを特徴とする電源回路。 【請求項2】 前記制御手段は、前記マスタDC−DC
    コンバータおよび前記スレーブDC−DCコンバータの各最大効率出力電力の和が前記マスタ−スレーブ型DC
    −DCコンバータの出力電力またはそれに近い値となるように前記マスタDC−DCコンバータおよび前記スレーブDC−DCコンバータを選択することを特徴とする請求項1に記載の電源回路。 【請求項3】 前記制御手段は、前記マスタ−スレーブ型DC−DCコンバータの変換効率が最大効率に近づくように出力電圧を調整するものであることを特徴とする請求項2に記載の電源回路。 【請求項4】 前記マスタ−スレーブ型DC−DCコンバータの一方の入出力端子にインバータを介して車両用電動発電機が接続され、他方の入出力端子に車両用充放電手段が接続されていることを特徴とする請求項1〜3
    のいずれか一項に記載の電源回路。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、DC−DCコンバータ、特に、マスタ−スレーブ型DC−DCコンバータを有する電源回路に関するものである。 【0002】 【従来の技術】電気自動車やハイブリッド車では、減速時において電動発電機からの回生電をDC−DCコンバータで変圧してバッテリーに蓄えている。 この種のD
    C−DCコンバータに関する技術として、たとえば、特開2000−253503号公報に開示されたものがある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】一般に、DC−DCコンバータは入力電力に応じて変換効率が変化する。 特に、主回路を1回路設けた方式の双方向DC−DCコンバータの場合、その変化の程度が大きい。 変換効率の悪化要因には、一次側のスイッチング損失と二次側の整流ダイオードの順方向電圧降下による損失がある。 一般的には、定格出力近傍において最大効率になるようにDC
    −DCコンバータは設計されるが、入力電流の増加あるいは入力電圧の増加により、一次側の損失、つまりスイッチング損失が増加し、変換効率を悪化させる。 一方、
    低入力電力時には、スイッチング損失が減少する代わりに、二次側の損失が支配的になって変換効率を悪化させる。 【0004】電気自動車やハイブリッド車における電動発電機による回生電力は、車両の運転状態によって大きく変化するため、DC−DCコンバータに入力される電力も大きく変化する。 したがって、DC−DCコンバータを常に最良の変換効率で動作させることが難しかった。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明の電源回路は、このような課題を解決するためになされたものであり、1
    または2以上のマスタDC−DCコンバータと、出力電流および出力電圧がマスタDC−DCコンバータと一致するように動作する1または2以上のスレーブDC−D
    Cコンバータとを有するマスタ−スレーブ型DC−DC
    コンバータと、マスタ−スレーブ型DC−DCコンバータの入力電力または出力電力のいずれかをリファレンス電力とし、作動させるマスタDC−DCコンバータおよびスレーブDC−DCコンバータを前記リファレンス電力に応じて選択する制御手段とを備えたことを特徴とする。 【0006】この電源回路によれば、マスタ−スレーブ型DC−DCコンバータの入力電力または出力電力に応じて選択されたマスタDC−DCコンバータおよびスレーブDC−DCコンバータのみが作動する。 マスタ−スレーブ型DC−DCコンバータとしての最大効率出力電力は、選択されたマスタDC−DCコンバータおよびスレーブDC−DCコンバータの各最大効率出力電力の和となるため、選択結果に応じてマスタ−スレーブ型DC
    −DCコンバータの最大効率出力電力が変化する。 【0007】制御手段は、マスタDC−DCコンバータおよびスレーブDC−DCコンバータの各最大効率出力電力の和がマスタ−スレーブ型DC−DCコンバータの出力電力またはそれに近い値となるようにマスタDC−
    DCコンバータおよびスレーブDC−DCコンバータを選択することが望ましい。 【0008】マスタDC−DCコンバータおよびスレーブDC−DCコンバータをこのように選択することにより、マスタ−スレーブ型DC−DCコンバータを最大効率またはそれに近い効率で作動させることができる。 【0009】制御手段は、マスタ−スレーブ型DC−D
    Cコンバータの変換効率が最大効率に近づくように出力電圧を調整するものであることが望ましい。 【0010】マスタDC−DCコンバータおよびスレーブDC−DCコンバータの適切な選択によって、マスタ−スレーブ型DC−DCコンバータの変換効率を最大効率におおよそ近づけた後に、出力電力を調整することにより、変換効率をさらに最大効率に近づけることができる。 【0011】マスタ−スレーブ型DC−DCコンバータの一方の入出力端子にインバータを介して車両用電動発電機が接続され、他方の入出力端子に車両用充放電手段が接続されていることが望ましい。 【0012】車両用電動発電機の回生電力は、車両の減速状況に応じて大きく変化するが、回生電力の値に応じてマスタ−スレーブ型DC−DCコンバータの変換効率が最大効率に近づくように調整されるので、効率よく車両用充放電手段に充電することができる。 【0013】 【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態である電源回路を示すブロック図である。 この電源回路は、
    マスタ−スレーブ型DC−DCコンバータ3、コントローラ4および電流/電圧センサ5、6により構成されており、ハイブリッド車あるいは電気自動車において、車両駆動用の電動発電機1と充放電手段であるバッテリ7
    との間にインバータ2と共に設けられている。 【0014】電動発電機1は、車両走行の動力源として、すなわち電動機として動作すると共に、車両減速時には発電機として動作して回生電力を出力する。 【0015】インバータ2は、電動発電機1を駆動する際には、マスタ−スレーブ型DC−DCコンバータ3で昇圧されたバッテリ7の直流電力を三相交流電力に変換する。 また、インバータ2は、電動発電機1を発電機として動作させる際には、すなわち、回生動作させる際には、電動発電機1で生成された交流の回生電力を直流電力に変換する。 【0016】マスタ−スレーブ型DC−DCコンバータ3は、双方向のDC−DCコンバータであり、双方向動作を行うマスタDC−DCコンバータ31と、同じく双方向動作を行うスレーブDC−DCコンバータ32、3
    3とを有する。 なお、マスタDC−DCコンバータ31
    およびスレーブDC−DCコンバータ32、33を総称してここでは要素コンバータとよぶことにする。 【0017】マスタDC−DCコンバータ31は、コントローラ4によって目標電圧が与えられ、定電圧制御を受ける。 スレーブDC−DCコンバータ32および33
    は、コントローラ4によってマスタDC−DCコンバータ31と同じ出力電圧において同じ出力電流となるように目標電流が与えられ、定電流制御を受ける。 【0018】マスタDC−DCコンバータ31およびスレーブDC−DCコンバータ32、33は、いずれも同一の変換効率特性を有し、変換効率ηが出力電力に応じて変化する。 【0019】図2はマスタDC−DCコンバータ31およびスレーブDC−DCコンバータ32、33の変換効率特性を示すものであり、横軸に出力電力、縦軸に変換効率をとっている。 この図からわかるように、変換効率ηは山形の特性を示し、出力電力がPηmaxのとき最大効率ηmaxとなる。 なお、ここではPηmaxを最大効率出力電力と呼ぶ。 【0020】コントローラ4は、インバータ2からの要求出力電圧、電流/電圧センサ5、6からの入出力電流・電圧情報、および電圧センサ6からのバッテリ電圧情報等に基づいて、マスタDC−DCコンバータ31およびスレーブDC−DCコンバータ32、33を制御する。 【0021】図3は、電力回生動作時におけるコントローラ4の制御手順を示すフローチャートである。 電力回生時は、インバータ2からの電力を降圧してバッテリ7
    へ供給する。 【0022】ステップS1では、要素コンバータ31〜
    33を起動させ、ついでステップS2では、このときに電流/電圧センサ6で検出した電流情報および電圧情報を取り込む。 このときの電流値と電圧値の積が出力電力Poutとなる。 【0023】つぎに、ステップS3において、駆動すべき要素コンバータの台数Nの算出を次式(1)に基づいて行う。 【0024】 N=(Pout/Pηmax)+1 …(1) ステップS2で取得した出力電力Poutは、変換効率のあまり良くない条件で得られたものと推測できるので、変換効率の良好な状況で得られる出力電力に比べると、小さい値となっている。 したがって、ステップS2
    で取得した出力電力Poutを要素コンバータの最大効率出力電力Pηmaxで割って得た商は、最大効率運転できたと仮定したときの出力電力をPηmaxで割って得た商よりも小さい値となる。 そこで、その商に1を加えた数値を、最大効率で運転するのに必要な駆動台数としている。 【0025】つぎに、ステップS4に進み、算出した台数NがNの最大値よりも大きいか否かを判断する。 本実施形態ではNの最大値は「3」であるので、ステップS
    3で算出したNの値が3よりも大きいか否かを判断する。 大きい場合は、ステップS5に進んでNの値をNの最大値すなわち3に置き換えた後にステップS6に移行する。 これに対して、Nの値が3よりも小さいかまたは3に等しい場合はステップS5をスキップしてステップS6に移行する。 【0026】ステップS6では、電圧センサ8で検出されたバッテリ電圧VBを取得し、ステップS7において、マスタ−スレーブ型DC−DCコンバータ3の出力電圧Voがバッテリ電圧VBと同じになるように、マスタDC−DCコンバータ31に対する目標電圧をVBに設定し、指示する。 【0027】つぎに、ステップS8に進み、ステップS
    3〜ステップS5で確定した台数だけ要素コンバータを駆動する。 このとき、マスタDC−DCコンバータ31
    は必ず駆動させるものとし、台数の調整はスレーブDC
    −DCコンバータ32、33で行う。 たとえば、N=1
    であれば、マスタDC−DCコンバータ31のみを駆動し、N=2であれば、マスタDC−DCコンバータ31
    とスレーブDC−DCコンバータ32を駆動し、N=3
    であれば、マスタDC−DCコンバータ31とスレーブDC−DCコンバータ32および33を駆動する。 なお、この時点では、マスタ−スレーブ型DC−DCコンバータ3の出力電圧とバッテリ電圧とが同じ値なので充電電流は流れない。 【0028】つぎに、ステップS9に移行し、出力電圧Voがバッテリ7の最大許容充電電圧Vomaxよりも小さいか否かを判断する。 現時点では、ステップS6において出力電圧Voがバッテリ電圧VBと同じ値に設定されているので、出力電圧Voは許容電圧範囲内であり、判断は肯定されてステップS10に移行する。 【0029】ステップS10では、出力電圧Voを予め設定された値dVoだけ増加させる。 すなわち、マスタDC−DCコンバータ31の目標出力電圧をdVoだけ増加させ、これにより出力電圧Voが増加する。 これによって、出力電圧Voがバッテリ電圧VBを上回るため、バッテリ7への充電電流すなわち出力電流Ioが流れ出す。 【0030】ステップS11では、充電電流(出力電流Io)がバッテリ7の最大許容充電電流Iomaxよりも小さいか否かを判断する。 ここで、肯定されれば正常動作中とみなしてステップS12に移行して、マスタ−
    スレーブ型DC−DCコンバータ3としての変換効率η
    を次式(2)に基づいて算出する。 【0031】 η=Pout/Pin …(2) ここに、Poutは電流/電圧センサ6により検出された電流値および電圧値に基づいて得られた出力電力であり、Pinは電流/電圧センサ5により検出された電流値および電圧値に基づいて得られた入力電力である。 【0032】そして、ステップS13に進んで、ステップS12で得られた変換効率ηが最大効率ηmaxか否かを判断する。 なお、マスタ−スレーブ型DC−DCコンバータ3としての最大効率ηmaxは、各要素コンバータの最大効率ηmaxと等しい。 【0033】変換効率ηが最大効率ηmaxでない場合、すなわち、変換効率ηが最大効率ηmaxよりも小さい値の場合には、ステップS9に戻り、ステップS9
    からステップS13を変換効率ηが最大効率ηmaxとほぼ一致するまで繰り返す。 【0034】なお、出力電圧Voがバッテリ7の最大許容充電電圧Vomax以上になったとき、あるいは、充電電流Ioがバッテリ7の最大許容充電電流Iomax
    以上になったときにもステップS9〜ステップS13による電圧調整を終了させる。 【0035】この実施形態によれば、回生電力に応じて最も変換効率の良い並列運転台数Nを算出し、さらに、
    バッテリ7の最大許容充電電圧および最大許容充電電流を超えない範囲で出力電圧を調整することにより、マスタ−スレーブ型DC−DCコンバータ3を最大効率またはそれに近い効率で運転し、回生電力を効率よくバッテリ7に蓄えることができる。 【0036】図4は本実施形態の電源回路におけるマスタ−スレーブ型DC−DCコンバータの変換効率特性と、1台の大容量DC−DCコンバータの変換効率特性とを、最大効率出力電力を一致させて比較したグラフであり、横軸に出力電力、縦軸に変換効率をとっている。
    特性Aが本実施形態におけるマスタ−スレーブ型型DC
    −DCコンバータの変換効率特性であり、特性Bが単独運転によるDC−DCコンバータによる変換効率特性である。 このグラフからわかるように、本実施形態に用いられているマスタ−スレーブ型DC−DCコンバータによれば、広範囲の出力電力(負荷条件)において常に高いレベルの変換効率が得られることがわかる。 【0037】つぎに、電動機動作時について説明する。 【0038】図5は、電動機動作時おけるコントローラ4の制御手順を示すフローチャートである。 電動機動作時は、バッテリ7の電圧を昇圧してインバータ2を介して電動発電機1に電力を供給する。 【0039】ステップS21〜ステップS25は、図3
    に示す回生動作時のフローチャートのステップS1〜ステップS5と実質的に同じであるので、詳細な説明は省略する。 ただし、回生動作とは電流の流れが逆であるので、ステップS22における出力電力Poutの測定に用いられる電流/電圧センサが異なる。 すなわち、回生動作時ではバッテリ7側が出力端子になるので電流/電圧センサ6の検出結果に基づいて出力電力Poutを算出していたが、電動機動作時ではインバータ2側が出力端子になるので電流/電圧センサ5の検出結果に基づいて出力電力Poutを算出する。 【0040】ステップS26では、マスタDC−DCコンバータ31に対して出力電圧を指示する。 電動機動作時は、前述の回生動作時とは異なり、インバータ2からの要求出力電圧と同じ値の電圧値を目標出力電圧に設定する。 【0041】その後、ステップS27に進み、ステップS23〜ステップS25で確定した台数だけ要素コンバータを駆動する。 このとき、マスタDC−DCコンバータ31は必ず駆動させるものとし、台数の調整はスレーブDC−DCコンバータ32、33で行う。 これによって、変換効率に関して最適な台数での運転が行われる。 【0042】つぎに、本発明の第2実施形態を図6および図7と共に説明する。 図6は第2実施形態の構成を示す回路図であり、図7はその動作を示すフローチャートである。 図6において、図1と同一の要素には同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。 【0043】この実施形態では、マスタ−スレーブ型D
    C−DCコンバータ20の内部構成が第1実施形態のマスタ−スレーブ型DC−DCコンバータ3と相違する。 【0044】第1実施形態のマスタ−スレーブ型DC−
    DCコンバータ3は、変換効率特性が互いに同じである3台の要素コンバータを備えていたが、この実施形態のマスタ−スレーブ型DC−DCコンバータ20は6台の要素コンバータを備え、変換効率特性によって2つのグループに分類される。 マスタDC−DCコンバータ2
    1、23およびスレーブDC−DCコンバータ22は、
    第1の変換効率特性を有し、これらを第1要素コンバータと呼ぶことにする。 一方、スレーブDC−DCコンバータ24〜26は第2の変換効率特性を有し、これらを第2要素コンバータと呼ぶことにする。 【0045】図8は第1および第2の変換効率特性を示すグラフであり、横軸に出力電力をとり、縦軸に変換効率をとっている。 同図に示すように、第2の変換効率特性Dにおける最大効率出力電力Pηmax2は、第1の変換効率特性Cにおける最大効率出力電力Pηmax1
    よりも小さい。 【0046】マスタDC−DCコンバータ21および2
    3は、コントローラ30によって定電圧制御される。 スレーブDC−DCコンバータ22はマスタDC−DCコンバータ21と出力電流が同じになるように定電流制御される。 スレーブDC−DCコンバータ24〜26は、
    出力電流がマスタDC−DCコンバータ23の出力電流よりも所定比率で小さい値となるように定電流制御される。 【0047】つぎに、電動発電機1の回生動作時におけるコントローラ30の制御を図7のフローチャートと共に説明する。 【0048】まず、ステップS31では、電流/電圧センサ5で検出した電流情報および電圧情報を取り込み、
    その電流値と電圧値との積から入力電力Pinを取得する。 【0049】つぎに、ステップS32において、駆動すべき第1要素コンバータの台数N1の算出を次式(3)
    に基づいて行う。 【0050】 N1=(Pin/Pηmax1) …(3) ステップS31で取得した入力電力Pinを第1要素コンバータの最大効率出力電力Pηmax1で割ることにより得られた台数N1は、マスタ−スレーブ型DC−D
    Cコンバータ20を最大効率で運転するのに必要な第1
    要素コンバータの台数にほぼ等しい。 【0051】つぎに、ステップS33にでは、ステップS32で算出した台数N1がN1の最大値よりも大きいか否かを判断する。 本実施形態ではN1の最大値は「3」であるので、ステップS32で算出したN1の値が3よりも大きいか否かを判断する。 大きい場合は、ステップS34に進んでN1の値をN1の最大値すなわち3に置き換えた後にステップS35に移行する。 これに対して、N1の値が3よりも小さいかまたは3に等しい場合はステップS34をスキップしてステップS35に移行する。 【0052】ステップS35では、駆動すべき第2要素コンバータの台数N2の算出を次式(4)に基づいて行う。 【0053】 N2=(Pin−N1×Pηmax1)/Pηmax2 …(4) 選択された第1要素コンバータによる最大効率出力電力の総和を入力電力Pinから引くことにより、第2要素コンバータが負担すべきおおよその電力が求まる。 これを第2要素コンバータの最大効率出力電力で割ることにより、その残りの電力分を効率よくカバーすることができる第2要素コンバータの台数が求まる。 【0054】つぎに、ステップS36において、ステップS35で算出した台数N2がN2の最大値よりも大きいか否かを判断する。 本実施形態ではN2の最大値は「3」であるので、ステップS35で算出したN2の値が3よりも大きいか否かを判断する。 大きい場合は、ステップS37に進んでN2の値をN2の最大値すなわち3に置き換えた後にステップS33に移行する。 これに対して、N2の値が3よりも小さいかまたは3に等しい場合はステップS37をスキップしてステップS38に移行する。 【0055】ステップS38では、電圧センサ8で検出されたバッテリ電圧VBを取得し、ステップS39において、マスタ−スレーブ型DC−DCコンバータ3の出力電圧Voがバッテリ電圧VBと同じになるように、マスタDC−DCコンバータ21、23に対する目標電圧をVBに設定し、指示する。 【0056】つぎに、ステップS40に進み、ステップS32〜ステップS37で確定した台数だけ要素コンバータを駆動する。 たとえば、N1=1、N2=2であれば、マスタDC−DCコンバータ23とスレーブDC−
    DCコンバータ24、25を駆動し、N1=2、N2=
    0であれば、マスタDC−DCコンバータ21とスレーブDC−DCコンバータ22を駆動し、N1=2、N2
    =2であれば、マスタDC−DCコンバータ21、23
    およびスレーブDC−DCコンバータ24、25を駆動する。 なお、この時点では、マスタ−スレーブ型DC−
    DCコンバータ20の出力電圧とバッテリ電圧とが同じ値なので充電電流は流れない。 【0057】その後、ステップS41〜ステップS45
    によって出力電圧を徐々に増大させることにより、出力電力を最大効率に近づける。 なお、ステップS41〜ステップS45は、図3において説明したステップS9〜
    ステップS13と同じであるので詳細な説明は省略する。 【0058】このように、本実施形態においても、第1
    実施形態と同様に、マスタ−スレーブ型DC−DCコンバータ内の要素コンバータの台数が調整されて、変換効率が最適となるようにマスタ−スレーブ型DC−DCコンバータが動作する。 【0059】上記2つの実施形態は、電気自動車やハイブリッド車に搭載された電動発電機の電源回路として本発明を利用したものだが、他の実施形態も考えられる。 【0060】図9は、可搬式非常用電源装置(たとえば、商用電源の100V用)に本発明を適用した場合の実施形態を示す。 【0061】図9において、図1と同一の要素には同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。 この実施形態では、燃料電池50から発生する高電圧を、マスタ−
    スレーブ型DC−DCコンバータ3でバッテリ電圧まで降圧し、インバータ51でDC−AC変換を行って、交流負荷52に供給する。 なお、バッテリ7は、燃料電池50が起動してから定常運転状態に至るまでに時間を要するため、その間のバックアップを行っている。 この実施形態の場合、燃料電池50が起動から定常状態に移るまでに時間を要するので、マスタ−スレーブ型DC−D
    Cコンバータ3にとっての入力電力が変化する。 これに対してコントローラ4は、入力電力の変化に応じて変換効率が最もよくなるように、駆動すべき要素コンバータの台数を決定する。 【0062】 【発明の効果】以上のように、本発明の電源回路によれば、内蔵するマスタ−スレーブ型DC−DCコンバータの要素コンバータの駆動台数を、入力電力あるいは出力電圧に応じて適宜選択するので、最適な変換効率でマスタ−スレーブ型DC−DCコンバータを動作させることができる。

    【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の一実施形態である電源回路を示す回路図。 【図2】 マスタ−スレーブ型DC−DCコンバータ3
    内の各要素コンバータの変換効率特性を示すグラフ。 【図3】 回生動作時のコントローラ4の動作を示すフローチャート。 【図4】 マスタ−スレーブ型DC−DCコンバータ3
    の変換効率特性およびマスタ−スレーブ型DC−DCコンバータ3に代えて単独のDC−DCコンバータとしたときの変換効率特性を示すグラフ。 【図5】 電動機動作時のコントローラ4の動作を示すフローチャート。 【図6】 本発明の第2実施形態である電源回路を示す回路図。 【図7】 回生動作時のコントローラ30の動作を示すフローチャート。 【図8】 第1要素コンバータの変換効率特性および第2要素コンバータの変換効率特性を示すグラフ。 【図9】 本発明の第3実施形態である電源回路を示す回路図。 【符号の説明】 1…電動発電機、2,51…インバータ、3,20…マスタ−スレーブ型DC−DCコンバータ、4,30…コントローラ、5,6…電流/電圧センサ、7…バッテリ、8…電圧センサ、21,23,31…マスタDC−
    DCコンバータ、22,24,25,26,32,33
    …スレーブDC−DCコンバータ、50…燃料電池。

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H115 PA11 PC06 PG04 PI16 PO17 PU08 PU21 PV02 PV09 QI04 SE10 TO14 5H730 AA14 AS01 AS02 AS13 AS17 BB82 BB88 EE59 FD01 FD11 FD21 FD31 FD41 FG12 FG17

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