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Method and device for exposing optical master disk

阅读:1035发布:2021-01-01

专利汇可以提供Method and device for exposing optical master disk专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE: To enable formation of smaller pits by decreasing exposure power.
CONSTITUTION: In the exposure device of this invention, a photoresist 52 applied on a substrate 50 is irradiated with laser light 10 to form pits (not shown in the figure) in the photoresist 52. The device is equipped with a holding plate 14 incorporating heaters 12 as a heating means to heat the substrate 50 with the photoresist 52. As for the heater 12, a resistance heating body which generates Joule heat from an electric current is used.
COPYRIGHT: (C)1995,JPO,下面是Method and device for exposing optical master disk专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 基板に塗布されたフォトレジストにレーザ光を照射して、このフォトレジストにピットを形成する光ディスク原盤の露光方法において、 前記フォトレジストを含めた前記基板を加熱して高温に保持したまま、前記フォトレジストに前記レーザ光を照射することを特徴とする光ディスク原盤の露光方法。
  • 【請求項2】 基板に塗布されたフォトレジストにレーザ光を照射して、このフォトレジストにピットを形成する光ディスク原盤の露光装置において、 前記フォトレジストを含めた前記基板を加熱する加熱手段を備えたことを特徴とする露光装置。
  • 【請求項3】 前記加熱手段は、前記基板を保持すると共にヒータを内蔵した保持板であることを特徴とする請求項2記載の露光装置。
  • 【請求項4】 前記加熱手段は、前記基板を囲繞する保温箱であることを特徴とする請求項2記載の露光装置。
  • 【請求項5】 前記加熱手段は、前記基板に加熱した気体を吹き付ける温風器であることを特徴とする請求項2
    記載の露光装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクを大量に生産するためのスタンパの元となる光ディスク原盤を露光する方法及び装置に関し、詳しくは、再生専用ROM型光ディスクの光ディスク原盤の露光方法及び装置に関する。

    【0002】

    【従来の技術】情報化社会の進展により、組織・個人共に扱うデータ量は飛躍的に増大しつつある。 その中にあって、光ディスクは、再生専用としてのROM媒体、或いは記録可能なタイプとして追記型、書換型等が開発され各方面で使用され始めている。 大容量と言われる光ディスクにおいても益々の高密度化が要求されつつある。

    【0003】光ディスクは、次のようにして生産されている。 まず、ガラス製の基板に、ポジ型のフォトレジストを塗布する。 このフォトレジストにレーザ光を記録信号に基づいて照射することにより、多数のピットの形状を露光する。 続いて、溶剤で露光部分を除去して現像する。 これにより、記録信号に対応した多数のピットを有する光ディスク原盤が得られる。 続いて、光ディスク原盤を型としてスタンパを作製し、スタンパによって光ディスクを大量に生産する。 したがって、光ディスクの高密度化を実現するには、フォトレジストにレーザ光で露光されるピットの微細化を図ることが重要である。

    【0004】また、ピット幅Wは、フォトレジストの解像度に起因して基本的には次式で与えられる。

    【0005】W=k・λ/NA ・・・

    【0006】ここで、k:プロセス定数(フォトレジストの解像度、露光パワー等による),λ:使用光源の波長,NA:対物レンズの開口数である。

    【0007】式より、ピット幅Wを狭くする一つの方法として、露光パワーを小さくすることにより、プロセス定数kを小さくすればよいことがわかる。

    【0008】

    【発明が解決しようとする課題】しかしながら、露光パワーを小さくすると、実際のピットは図4に示すように形成される。 図4は、ガラス製の基板50にフォトレジスト52を塗布し、矢印51で示すようにビームスポットSを進めることでレーザ光を照射して、感光した部分のフォトレジスト52を除去することによりピット53
    を形成したものである。 ピット53の上面からの形状5
    4は、理想的な小判型をしている。 しかし、ピット53
    の前部(ビームスポットSの進行方向前部)の壁面56
    が、後部の壁面58の度よりも緩くなっている。 その結果、ピット53の前部が不明確となってジッタ(デジタルパルスの時間のバラツキ)が大きくなるという問題が生ずる。 したがって、露光パワーを小さくすることにより、ピットの微細化を図ることは困難であった。

    【0009】

    【発明の目的】そこで、本発明の目的は、露光パワーを小さくすることにより、ピットの微細化を可能とした光ディスク原盤の露光方法及び装置を提供することにある。

    【0010】

    【課題を解決するための手段】図4に示すようなピット形状となる原因について、本発明者が実験を通じて見い出した結果を以下に説明する。

    【0011】図5は、フォトレジスト52への露光時における熱分布の平面及び深さ方向のシミュレーション結果を示している。 この図では、等温線a,b,cの順に低温となる。 また、図4と同一部分は同一符号を付している。

    【0012】図5から明らかなように、ピット53の前部よりも後部の方が太くなる等温線領域となるが、光化学反応が生じる部分にしかピット53は形成されないので、平面的には小判型の形状54が得られる。 しかしながら、深さ方向に関しては図5(B)に示すような温度特性となり、この影響を受けて図4のような形状のピット53が形成されると考えられる。

    【0013】すなわち、レーザ光をフォトレジスト52
    に照射し始めると、レーザ光の光エネルギの一部が熱エネルギに変わることにより、ビームスポットS周囲の温度が徐々に上昇する。 したがって、レーザ光の照射開始位置と照射終了位置とでは、照射終了位置の方が温度が高くなる。 一方、フォトレジスト52の光化学反応は温度が高いほど進むので、照射開始位置では浅い部分までしか反応が進まないのに対して、照射終了位置では深い部分にまで反応が進む。 これにより、図4に示すような好ましくないピット形状となるのである。

    【0014】本発明は、上記知見に基づきなされたものであり、基板に塗布されたフォトレジストにレーザ光を照射して、このフォトレジストにピットを形成する光ディスク原盤の露光方法及び装置を改良したものである。
    その改良点は、前記フォトレジストを含めた前記基板を加熱して高温に保持しながら、前記フォトレジストに前記レーザ光を照射することである。 又は、前記フォトレジストを含めた前記基板を加熱する加熱手段を備えたことである。

    【0015】前記加熱手段は、前記基板を保持すると共にヒータを内蔵した保持板、前記基板を囲繞する保温箱、又は前記基板に加熱した気体を吹き付ける温風器としてもよい。

    【0016】

    【作用】基板に塗布されたフォトレジストにレーザ光を照射する。 このとき、基板又はレーザ光を動かすことにより、フォトレジスト上をレーザ光のビームスポットが動いて所定のピット形状がフォトレジストに形成される。

    【0017】このとき、本発明では、予めフォトレジストを含む基板を加熱して高温に保持しておく。 したがって、フォトレジスト上のレーザ光の照射開始位置でも、
    高温となっているので、深い部分にまで光化学反応が進む。

    【0018】

    【実施例】図1は、本発明に係る光ディスク原盤の露光装置の第一実施例を示す構成図である。 以下、この図に基づき説明する。

    【0019】本発明に係る露光装置は、基板50に塗布されたフォトレジスト52にレーザ光10を照射して、
    フォトレジスト52にピット(図示せず)を形成するものである。 そして、フォトレジスト52を含めた基板5
    0を加熱する加熱手段として、ヒータ12を内蔵した保持板14を備えている。 ヒータ12は、通電によりジュール熱が発生する抵抗加熱体を用いている。

    【0020】レーザ光10は、対物レンズ16を介してフォトレジスト52上にビームスポットSを照射する。
    一方、保持板14は、基板50を載置したまま、図示しない駆動装置により矢印20の方向に回転している。 したがって、レーザ光10を、記録信号に基づきパルス化することにより、フォトレジスト52上に多数のピットの形状が露光される。 一つのピットの形状は、ビームスポットSの照射開始位置から照射終了位置までの棒状となる。

    【0021】このとき、本発明では、予めフォトレジスト52を含む基板50をヒータ12で加熱して高温に保持しておく。 したがって、フォトレジスト52上のビームスポットSの照射開始位置でも、高温となっているので、深い部分にまで光化学反応が進む。

    【0022】図2は、本発明に係る光ディスク原盤の露光装置の第二実施例を示す構成図である。 以下、この図に基づき説明する。 ただし、図1と同一部分は同一符号を付して説明を省略する。

    【0023】この実施例における加熱手段は、基板50
    を囲繞する保温箱22である。 保温箱22は、例えば、
    断熱性及び耐熱性に優れたガラスファイバ等をステンレス板で挟持した板材によって組み立てられたものである。 保温箱22には、露光を行うための開口部24が設けられている。 保持板15は、通常のターンテーブルである。

    【0024】露光に伴って発生した熱が保温箱22内に閉じ込められることにより、基板50の温度が上昇するようになっている。 このとき、露光開始時は基板50の温度が低くなっているので、予め恒温槽等で基板50を加熱しておくことが好ましい。 本実施例では、特に加熱源を必要としないので、構成が簡単になるという利点がある。 なお、必要に応じ、保温箱22にヒータ等を設けてもよい。

    【0025】図3は、本発明に係る光ディスク原盤の露光装置の第三実施例を示す構成図である。 以下、この図に基づき説明する。 ただし、図1及び図2と同一部分は同一符号を付して説明を省略する。

    【0026】この実施例における加熱手段は、基板50
    に加熱した気体を吹き付ける温風器30である。 温風器30は、先端にノズル32を有する筐体34と、筐体3
    4内に設けられたファン36及びヒータ38とから構成されている。

    【0027】外気40は、ファン36に取り込まれて、
    ヒータ38を介して熱風42となり、ノズル32から基板50へ向けて放出される。 本実施例では、露光される部分のフォトレジスト52を直接加熱するので、フォトレジスト52を速やかに昇温できる。 また、露光される部分のフォトレジスト52は、露光される間だけ昇温される。 したがって、フォトレジスト52を高温にさらす時間を最小限にできることにより、フォトレジスト52
    のポリマー、溶解制御剤等の高温による分解を抑制できる。

    【0028】なお、フォトレジストを含めた基板を加熱する際は、レーザ光の波長に基づくエネルギよりも低く、かつ露光に伴って上昇するフォトレジスト表面の温度よりも高い温度になるように、加熱することが好ましい。

    【0029】例えば、加熱時のフォトレジストの最高温度は、通常のフォトレジストが機能する150℃以下とすることが好ましい。

    【0030】また、加熱手段は、例えば赤外線ランプ等にしてもよい。 加熱手段を赤外線ランプにした場合は、
    赤外線をレンズで集光して、露光される部分のフォトレジストにのみ照射するようにしてもよい。

    【0031】

    【発明の効果】本発明によれば、露光前に予めフォトレジストを含む基板を加熱して高温に保持しておくことにより、フォトレジスト上のレーザ光の照射開始位置でも、照射終了位置と同じように深い部分にまで光化学反応を進ませることができる。 その結果、露光パワーを小さくしても、フォトレジストの深い部分まで小判状の理想的なピットを形成できるので、ピットの微細化を達成できる。

    【0032】また、請求項4記載の露光装置によれば、
    加熱手段を保温箱としたことにより、加熱源を必要としないので、構成を簡単にできる。

    【0033】請求項5記載の露光装置によれば、加熱手段を温風器としたので、露光される部分のフォトレジストを直接加熱することにより、フォトレジストを速やかに昇温できる。 その結果、処理速度を上げることができるので生産性を向上できる。 また、フォトレジストを高温にさらす時間を最小限にできるので、フォトレジストの高温による反応を抑制できる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明に係る光ディスク原盤の露光装置の第一実施例を示す構成図である。

    【図2】本発明に係る光ディスク原盤の露光装置の第二実施例を示す構成図である。

    【図3】本発明に係る光ディスク原盤の露光装置の第三実施例を示す構成図である。

    【図4】従来の露光方法により形成したピットを示し、
    図4(A)は平面図、図4(B)は図4(A)における
    IV-IV 線縦断面図である。

    【図5】従来の露光方法におけるフォトレジストの熱分布の平面及び深さ方向のシミュレーション結果を示し、
    図5(A)は平面的な熱分布図、図5(B)は図5
    (A)におけるVV 線の温度グラフである。

    【符号の説明】

    10 レーザ光 14 保持板(加熱手段) 22 保温箱(加熱手段) 30 温風器(加熱手段) 50 基板 52 フォトレジスト

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