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Skin external preparation

阅读:848发布:2020-11-15

专利汇可以提供Skin external preparation专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE:To obtain an external preparation for skin raising percutaneous absorption of kojic acid or its derivative and rapidly developing fair skinning action by using both kojic acid and/or its derivative and essence of a specific plant or a prescribed vegetable oil. CONSTITUTION:1. An external preparation for skin comprises kojic acid and/or its derivative and essence of one or more plants selected from the group consisting of Persea americana Mill, Semen panicimiliacei, Citrus aurantium L., Curcuma zedoaria Roscoe, Fucus versiculosus belonging to Phaeophyceae, Rubus idaeus L., Ribes nigrum, Chlorella pyrenoidosa, Symphytum pergium, Prunus persica, Solanum lycopericum L., Corylus avellana, Quillaiae and Parietaria officinalis. 2. An external preparation for skin comprises kojic acid and/or its derivative and one or more vegetable oils selected from avocado oil, Linseed oil, almond oil, kukui nut oil, walnut oil, safflower oil, shea butter, cherry pit oil, turpentine oil, peach kernel oil, palm oil, hazel nut oil, coix seed oil, macadamia nut oil, 1 sunflower seed oil and jojoba oil.,下面是Skin external preparation专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 コウジ酸及び/又はその誘導体と、アボカド、アワ、オレンジ、ガジュツ、褐藻、キイチゴ、黒スグリ、クロレラ、コンフリー、トウニン、トマト、ハシバミ、パナマ樹皮 、ピレトリウムからなる群から選ばれる植物のエキスの一種または二種以上とを含有することを特徴とする皮膚外用剤。
  • 【請求項2】 コウジ酸及び/又はその誘導体と、アボカド、アマニ、アルモンド、ククイナッツ、クルミ、サフラワー、シアバター、チェリーピット、テレビン、トウニン、パーム、ヘーゼルナッツ、ハトムギ、マカデミアナッツ、ヒマワリ、ホホバからなる群から選ばれる植物油の一種又は二種以上とを含有することを特徴とする皮膚外用剤。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、コウジ酸及び/又はその誘導体と、特定の植物のエキス又は植物油を有効成分として含有することを特徴とする皮膚外用剤であって、
    より詳しくは、コウジ酸及び/又はその誘導体に、特定の植物のエキス又は植物油を併用することによって、コウジ酸又はその誘導体が本来有する薬効を増強し、かつ、皮膚への親和性を高めた皮膚外用剤に関する。

    【0002】

    【従来の技術】ヒトの皮膚の上に現われる、しみやそばかす等の斑点は、主にユウメラニンの沈着によってもたらされることが知られている。 このような、しみやそばかすの原因となるメラニンの生成を抑制し、更に皮膚全体の色白を目的とした各種の化粧料の研究も古くから行なわれている。 それらの例としては、過酸化素や、過ホウ酸亜鉛等の過酸化物を化粧料に配合することや、ビタミンC、システイン、コロイド硫黄等を化粧料中に配合すること等が試みられていたが、いずれも保存性や色白効果の点で満足すべきものは得られていない。

    【0003】本発明者は、多年にわたって、ヒトの皮膚に現れる、しみやそばかすなどの斑点を除去し、皮膚全体の色白作用を高めるための外用剤についての研究を重ねており、正常のヒトの皮膚の色に関与する因子として、メラニン、カロチン量、血流量(酸化、還元ヘモグロビン)、皮膚の厚さや透明度があり、光がこれらの因子によって反射、吸収、散乱して皮膚の色となるものであるが、これらのなかでは主としてメラニン、特に褐色や黒色のユウメラニンが最も大きな色素沈着の要因であることを解明し、このメラニンの生成を抑制する物質を模索してきた。

    【0004】その研究のなかで、コウジ酸(5−オキシ−2−オキシメチル−γ−ピロン)及びその誘導体が極めて優れたメラニン生成抑制作用を示すことを見い出し、これらを有効成分とする色白化粧料並びに外用剤を発明した(特公昭56−18569号公報、特開昭54
    −92632号公報、特開昭56−79616号公報、
    特開昭56−77272号公報、特開昭56−7776
    号公報、特開昭56−7710号公報、特開昭56−2
    0330号公報、特公昭63−24968号公報)。

    【0005】これらの色白化粧料や外用剤は、クリーム、ローション、乳液、パック、化粧水、軟膏剤、パップ剤などの商品形態で使用に供せられ、いずれも優れたメラニン生成を抑制し、色白効果を奏する化粧料ないし外用剤として使用されている。 また、コウジ酸は前記色白作用の他、例えば、紫外線吸収作用、鎮痛消炎作用、
    抗酸化作用、消臭作用、皮膚弾線維症防止作用等の種々の特性を有する化合物であることも知られている。

    【0006】ところが、これらの化粧料ないし外用剤にあっては、使用後の速効性が要望されることがある。 コウジ酸やコウジ酸誘導体を有効成分とする従来の製剤は、通常の使用においては全く問題にならないことであるが、コウジ酸やコウジ酸誘導体単独では、使用後の薬効発現が遅効性であるという傾向があり、重篤な症状を有する患者や短期治療を必要とする患者に適した製剤の開発が望まれていた。

    【0007】

    【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的は、コウジ酸又はコウジ酸誘導体が本来有している薬効を高め、かつ、皮膚への親和性を高めた皮膚外用剤を提供することにある。

    【0008】

    【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達成するために提案されたものであって、コウジ酸及び/
    又はその誘導体に、特定の植物のエキス、又は特定の植物油を併用することによって、コウジ酸又はその誘導体が本来有する色白作用等の薬効を高め、かつ、皮膚への親和性が高まるという、本発明者によって見いだされた知見を元に完成されたものである。

    【0009】すなわち、本発明によれば、第1番目の発明として、アボカド、アワ、オレンジ、ガジュツ、褐藻、キイチゴ、黒スグリ、クロレラ、コンフリー、トウニン、ハシバミ、パナマ樹皮 、ピレトリウムからなる群から選ばれる植物のエキスの一種または二種以上、第2番目の発明として、アボカド、アマニ、アルモンド、
    ククイナッツ、クルミ、サフラワー、シアバター、チェリーピット、テレビン、トウニン、パーム、ヘーゼルナッツ、ハトムギ、マカデミアナッツ、ヒマワリ、ホホバからなる群から選ばれる植物油の一種又は二種以上とを含有することを特徴とする、皮膚への親和性を高めるとともに、薬理特性を高める優れた皮膚外用剤が提供される。

    【0010】本発明において使用されるコウジ酸(5−
    オキシ−2−オキシメチル−γ−ピロン)としては、5
    −オキシ−2−オキシメチル−γ−ピロンの純品、コウジ酸生産能を有する公知の菌株を培養して得られるコウジ酸を主成分とする醗酵液、該醗酵液の濃縮液、及び該醗酵液からコウジ酸を抽出して結晶化したもの等が使用される。

    【0011】コウジ酸誘導体としては、例えば、特公昭60−10005号公報、特公平1−45472号公報、特公平3−74229号公報に開示されたもの、あるいは特公昭58−22151号公報、特公昭58−2
    2152号公報に開示されているコウジ酸のエステル化物及びコウジ酸の2位の−CH 2 OH基に糖類を結合させることによって、コウジ酸分子を安定化させたコウジ酸誘導体など公知のものを単独又は二種以上を組み合わせて用いることができる。

    【0012】第1番目の発明において、コウジ酸及び/
    又はその誘導体と併用する特定の植物エキスの原料としては、以下のものが例示できる。

    【0013】アボカド(Persea america
    na Mill(Lanraceae))は、インド西部、グァテマラ、メキシコ原産の熱帯性果樹で、広く熱帯各地で栽培される。 そのエキス(Avocado Extract )
    としては、果実より精製水、プロピレングリコール、またはこれらの混液により抽出して得られるものが好適に使用できる。

    【0014】アワは小さな殻草で、アジアや地中海地方で栽培され、食用にされている。 アワエキス(Millet E
    xtract)としては、アワの種子(Semen pani
    cimiliacei)の抽出物が好適に使用できる。

    【0015】オレンジエキス(Orange Extract)としては、オレンジ(Citrus aurantium L.
    var. dulcis Linne (Rutaceae))の果実を圧搾して得られたもの、またはこれに濃グリセリンを加えたもの、あるいはオレンジの果実からプロピレングリコールで抽出して得られるエキスが好適に使用できる。

    【0016】ガジュツ(Curcuma zedoar
    ia Roscoe(Zingiberaceae))はインド、ヒマラヤ地方原産の多年生草本である。 産地としては、現在、ベトナム、タイ、ミャンマー、台湾、中国南部で、我国ではおもに屋久島で栽培している。 ガジュツエキス(Zedoary )としては、ガジュツの根茎を、湯通ししたものが好適に使用できる。

    【0017】褐藻エキスとしては、褐藻類(Phaeo
    phyceae)に属するFucus vesicul
    osus,Laminalia cloustoni,
    Ascopodium nodosumを塩化ナトリウム溶液で膨張させてコロイド状とし、遠心分離後、乾燥して得た粉末、または、全藻より1,3−ブチレングリコール溶液にて抽出して得られるものが好適に使用できる。

    【0018】キイチゴエキス(木イチゴエキス)(Rasp
    berry Extract )としては、キイチゴ(Rubus i
    daeus L. )の果実から、1,3−ブチレングリコールにて抽出して得られるエキス、またキイチゴの果実を圧搾して得られた液汁に1,3−ブチレングリコールを加えたエキスが好適に使用できる。

    【0019】黒スグリ(Ribes nigrum)
    は、スカンジナビア諸国が原産地であるが、現在は、栽培によってのみ収穫される。 1.5mの低木で、枝は芳香を放ち、葉には浅裂がある。 花は、内側が赤く、外側は緑で、房の中も集まっている。 果実は黒く、小球状である。 そのエキス(Black Currant Extract)としては、
    果実から抽出されるものが好適に使用できる。

    【0020】クロレラ(Chlorella pyre
    noidosa)は緑藻の属する淡水産単細胞藻類で、
    湖沼、河川、湿地等に生育する。 そのエキス(Chlorell
    a Extract )としては、クロレラを熱水で抽出して得られたエキスが好適に使用できる。

    【0021】コンフリーエキス(Comfrey Extract,Symp
    hytum Officinale Extract)としては、コンフリー(S
    ymphytum pergium(Boragina
    ceae))の新鮮葉を1,3−ブチレングリコール溶液にて浸漬して得られるエキスが好適に使用できる。

    【0022】トウニン(桃仁)は桃(Prunus p
    ersica Batsch,Prunus persica
    Batsch var. davidiana Maximowicz)の種子であり、トウニンエキス(Peach Kernel Extract)としてはトウニンからエタノール、1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、精製水等で抽出して得られるエキスが好適に使用できる。

    【0023】トマトエキス(Tomato Extract)としては、トマト(Solanum lycopersicu
    m L. またはLycopersicum escul
    lentum Mill)を圧搾して得た果汁に濃グリシリンを加えたもの、または果実を精製水または1,3−ブチレングリコールで抽出して得られるエキスが好適に使用できる。

    【0024】ハミバミ(Corylus avella
    na)は、ヨーロッパに生育する一般的な低木で、森林の外辺で8mの高さに成長する。 まるみをおびた多少葉縁がぎざぎざの深緑色の葉と、褐色の丸い実(Hazel Nu
    t )を持つ。 そのエキス(Hazel Extract )としては、
    葉の抽出物が好適に使用できる。

    【0025】パナマ(Quillaiae)は、南米を原産とする常緑樹で、20mの高さになる。 皮のような葉を持つ植物で、大枝、小枝の樹皮が抽出に使用される。 パナマ樹皮エキス(Panama Bark Extract )としては、パナマの樹皮の抽出物が好適に使用できる。

    【0026】ピレトリウム(Parietaria o
    fficinalis)は、フランス、中央ヨーロッパ、南ヨーロッパ、西アジア、北アフリカの廃墟の壁に生育する。 多年生の草本で、かぎ状の毛でおおわれている。 まっすくで枝のような葉柄は60ないし70cmの高さになる。 葉は互生の有柄で、両端で細くなっている。 葉の葉腋に、5つを単位として、小さな緑色の花をつける。 果実は、黒い痩花である。 ピレトリウムエキス(Pellitory Extract )とは、葉および茎より抽出されたものが好適に使用できる。

    【0027】第2番目の発明において、コウジ酸及び/
    又はその誘導体と併用する特定の植物油としては、以下のものが例示できる。

    【0028】アボカド油(Avocado Oil )としては、アボカド樹(Persea americana Mill.
    )の果実から抽出されたものが好適に使用できる。

    【0029】アマ(Linum usitatissi
    mum L. )はアマ科(Linaceae)に属し、
    中央アジア原産といわれる1年生草本で、野生はない。
    アマニ油(Linseed Oil )としては、アマの種子であるアマニから得られる乾性油が好適に使用できる。

    【0030】アルモンド(扁桃)は地中海沿岸諸国、イラン、アメリカのカルフォルニアが主要産地である。 仁は赤褐色の渋皮をかぶっていて、甘い品種(甘扁桃)と苦い品種(苦扁桃)の2変種がある。 アルモンド油(扁桃油)(Almond Oil,Sweet Almond Oil,Bitter Almond
    Oil )としては、甘扁桃(Prunus amygda
    lus Batsch(Rosaceae)の変種)核仁から得られる脂肪油が好適に使用できる。

    【0031】ククイ(Aleurites moluc
    cana Willd,トウダイグサ科)の木は、ハワイに自生する落葉樹で、ククイの実は繊維質の外皮と堅い殻で覆われ、その果肉は油脂を豊富に含んでいる。 ククイナッツ油(Kukui Nut Oil) としては、ククイの種子から得られる乾性油が好適に使用できる。

    【0032】クルミ油(Walnut Oil)としては、クルミ(Juglans regia L.)の実から得られる乾性油が好適に使用できる。

    【0033】ベニバナ(Carthamus tinc
    torius L. )は、ナイル河上流原産のキク科の1年生草本である。 サフラワー油(Safflower Oil )としては、ベニバナの種子から得た乾性油が好適に使用できる。

    【0034】シア(Butyrospermum pa
    rkii Kotschy )は樹高が15mにもおよぶ喬木であり、中央アフリカに広く分布している。 シアバター(SheaButter )としては、シアのうちマンギフォリア品種(Mangifolia)の種子から得られる脂肪が好適に使用できる。

    【0035】チェリーピット油(Cherry Pit
    Oil)としては、チェリーフルーツ(サクランボの果実)の核から得られるものが好適に使用できる。

    【0036】テレビン油(Turpentine Oil)としては、
    マツ属(Pinus属)諸種植物(Pinaceae)
    の枝またはバルサムを水蒸気蒸留して得た精油が好適に使用できる。

    【0037】トウニン油(Peach Kernel Oil)としては、トウニン(桃仁)の種子から得られるものが好適に使用できる。

    【0038】オイルパーム(アブラヤシ、Elacis
    guineensis Jacq. )はおもに、マレーシア、インドネシアなどで生産されている。 パーム油(Pa
    lm Oil)としては、オイルパームの果肉を圧搾して得られる油脂が好適に使用できる。

    【0039】ヘーゼルナッツ(Coryllus av
    ellana Mol,GuevinaAvellana
    Mol )の実は栄養的に優れているので、食用にされている。 ヘーゼルナッツ油(Hazel Nut Oil )としては、ヘーゼルナッツの種子から圧搾して得られる油脂が好適に使用できる。

    【0040】ハトムギ油(Coix Seed Oil )としては、
    ハトムギ(Coix lacryma−jobi L.va
    r.ma−yuen Stapf )から得られる脂肪油が好適に使用できる。

    【0041】マカデミア(Macadamia ter
    nifolia)は、オーストラリア原産の常緑の中高木である。 マカデミアナッツ油(Macademia Nut Oil )
    としては、マカデミアの種実を圧搾して得られる油脂が好適に使用できる。

    【0042】ヒマワリ油(Sunflower Seed Oil)としては、ヒマワリ(Helianthus annus
    L. )の種子から得られる乾性油が好適に使用できる。

    【0043】ホホバ(Simmondsia chin
    ensisまたはSimmondsia califo
    rnica Nuttall )は米国南西部からメキシコ北部の乾燥地域で自生あるいは栽培されている潅木である。
    ホホバ油(Jojoba Oil)としては、ホホバの種子から抽出されたものが好適に使用できる。

    【0044】本発明において、前記コウジ酸及び/又はその誘導体と、植物のエキスまたは植物油の配合量は、
    クリーム、ローション、乳液、パック、化粧水、エッセンス等の化粧料の場合と、軟膏剤、パップ剤、プラスター剤等の外用剤として使用する場合のいずれにおいても、製剤全体に対して、植物抽出エキス又は植物油が0.0001ないし20重量%、好ましくは0.01ないし10重量%、コウジ酸及び/又はその誘導体が0.
    001ないし10重量%、好ましくは0.1ないし5重量%の範囲で配合される。

    【0045】本発明の皮膚外用剤は、外用施用上適するものであれば特に制限はなく、先に挙げたように、例えばパップ剤、プラスター剤、ペースト剤、クリーム、軟膏、エアゾール剤、乳剤、ローション、乳液、エッセンス、パック、ゲル剤、パウダー、ファンデーション、サンケア、バスソルトなどの医薬品、医薬部外品、化粧品として公知の形態で幅広く使用に供されるものである。

    【0046】本発明の外用剤を製造する場合、通常に用いられる種々の公知の有効成分、例えば塩化カルプロニウム、セファランチン、ビタミンE、ビタミンEニコチネート、ニコチン酸、ニコチン酸アミド、ニコチン酸ベンジル、ショウキョウチンキ、トウガラシチンキなどの末梢血管拡張剤、カンフル、メントールなどの清涼剤、
    ヒノキチオール、塩化ベンザルコニウム、ウンデシレン酸などの抗菌剤、塩化リゾチーム、グリチルリチン、アラントインなどの消炎剤、アスコルビン酸、アルブチンなどの色白剤、胎盤抽出液、肝臓抽出物、乳酸菌培養抽出物などの動物・植物・生物由来の各種抽出物などを適宜添加して使用することができる。

    【0047】また、前述の医薬品、医薬部外品、化粧品には公知の有効成分や界面活性剤、油脂類などの基剤成分の他、必要に応じて公知の保湿剤、防腐剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤・散乱剤、キレート剤、pH調整剤、
    香料、着色剤など種々の添加剤を併用できる。

    【0048】

    【実施例】次に実施例並びにその効果を説明するための実験例を挙げるが、これらは本発明を何ら限定するものではない。

    【0049】 <実施例1> モルモット紫外線色素沈着抑制効果黄褐色モルモットを用い、色素沈着の改善効果を調べた。 この効果を表1に示す。 試験方法黄褐色モルモットの背部皮膚を用い、該モルモットの背部毛をバリカンにて刈毛し、更に電気カミソリにて剃毛した。 このモルモットの背部を、5か所正方形(2.0
    ×2.0cm)の穴の開いたアルミ箔で覆い、UV−B
    (SEランプ3本、140mJ/cm 2 )で1日1回9
    0秒、3日毎に4回照射した。 照射開始日から、表1に示した有効成分(植物エキスは原植物10gに溶媒10
    0mlを加え、室温で3時間攪拌した後、蒸発乾固したものを用いた)を下記のクリーム基剤に配合し、10日間連続して塗布した。 塗布開始後から10日目に筋肉組織内濃度の測定及び色素沈着の判定を行った。 皮膚色の黒化度は以下に示すごとく判定基準にて肉眼判定した。

    【0050】 試験用クリーム基剤 (重量%) (A)モノステアリン酸 ポリオキシエチレングリコール(40E.0.) 2.00 自己乳化型モノステアリン酸グリセリン 5.00 ステアリン酸 5.00 ベヘニルアルコール 1.00 流動パラフィン 1.00 トリオクタン酸グリセリン 10.00 防腐剤 適 量 香料 微 量 (B)1,3−ブチレングリコール 5.00 精製水 残 余 (A)に属する成分を加熱溶解し(油相)、別に、
    (B)成分に属する成分を加熱溶解した(水相)。 油相に水相を添加し、攪拌乳化後、冷却してバニシングクリーム基剤を得た。

    【0051】 判定基準 3:色素沈着を全く認めない。 2:わずかな色素沈着を認める。 1:中程度の色素沈着を認める。 0:コントロール部位(無処置)と変わらない。 −1:コントロール部位(無処置)よりも強い色素沈着を認める。 結果を表1に示した。

    【0052】

    【0053】

    【0054】

    【0055】

    【0056】

    【0057】

    【処方例】以下に本発明の処方例を挙げる。 なお、処方例中、「適量」とは処方全体が100重量%になる量を意味する。

    【0058】 <処方例1> クリーム (重量%) 1. モノステアリン酸 ポリエチレングリコール(40E.0.) 2.00 2. 自己乳化型モノステアリン酸グリセリン 5.00 3. ステアリン酸 5.00 4. ベヘニルアルコール 1.00 5. 流動パラフィン 10.00 6. トリオクタン酸グリセリル 10.00 7. パラオキシ安息香酸エステル 0.20 8.1,3−ブチレングリコール 5.00 9. エデト酸二ナトリウム 0.01 10. コウジ酸 1.00 11. アボカド(水とプロピレングリコールの1:1エキス) 0.50 12. アワ(水エキス) 0.10 13. アマ油 0.40 14. アルモンド油 0.03 15. 精製水 適 量製造方法 A. 1ないし6、および13ないし14を加温、溶解する。 B. 7ないし12、および15を加温、溶解する。 C. AにBを加え乳化、撹拌し、冷却する。 D. Cを冷却後、容器に充填し、検査後製品とする。 用法及び用量適量を顔面に塗擦する。

    【0059】 <処方例2> クリーム (重量%) 1. モノステアリン酸 ポリエチレングリコール(40E.0.) 2.00 2. 自己乳化型モノステアリン酸グリセリン 5.00 3. ステアリン酸 5.00 4. ベヘニルアルコール 1.00 5. 流動パラフィン 10.00 6. トリオクタン酸グリセリル 10.00 7. パラオキシ安息香酸エステル 0.20 8.1,3−ブチレングリコール 5.00 9. エデト酸二ナトリウム 0.01 10. コウジ酸 1.00 11. オレンジ(プロピレングリコールエキス) 0.50 12. カジュツ(水エキス) 0.10 13. ククイナッツ油 0.40 14. クルミ油 0.02 15. 精製水 適 量製造方法 A. 1ないし6、および13ないし14を加温、溶解する。 B. 7ないし12、および15を加温、溶解する。 C. AにBを加え乳化、撹拌し、冷却する。 D. Cを冷却後、容器に充填し、検査後製品とする。 用法及び用量適量を顔面に塗擦する。

    【0060】 <処方例3> 乳液 (重量%) 1. モノステアリン酸 ポリオキシエチレンソルビタン(20E.0.) 2.00 2. テトラオレイン酸 ポリオキシエチレンソルビット(60E.0.) 0.50 3. 親油型モノステアリン酸グリセリン 1.00 4. ステアリン酸 0.50 5. ベヘニルアルコール 0.50 6. アボカド油 4.00 7. トリオクタン酸グリセリル 4.00 8. パラオキシ安息香酸エステル 0.20 9.1,3−ブチレングリコール 5.00 10. キサンタンガム 0.14 11. エデト酸二ナトリウム 0.01 12. コウジ酸 4.00 13. サフラワー油 4.00 14. ホホバ油 1.00 15. 精製水 適 量製造方法 A. 1ないし7、および13ないし14を加温、溶解する。 B. 8ないし12、および15を加温、溶解する。 C. AにBを加え乳化、撹拌し、冷却する。 D. Cを冷却後、容器に充填し、検査後製品とする。 用法及び用量適量を顔面に塗擦する。

    【0061】 <処方例4> 化粧水 (重量%) 1. ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.0.) 8.00 2. エタノール 15.00 3. コウジ酸グルコシド 7.00 4. 褐藻(1,3−ブチレングリコールエキス) 2.00 5. キイチゴ(1,3−ブチレングリコールエキス) 0.50 6. パラオキシ安息香酸エステル 0.10 7. クエン酸 0.10 8. クエン酸ナトリウム 0.30 9.1,3−ブチレングリコール 4.00 10. エデト酸二ナトリウム 0.01 11. 精製水 適 量製造方法 A. 1ないし11を均一に撹拌、溶解する。 B. Aを容器に充填し、検査後製品とする。 用法及び用量適量を顔面に塗擦する。

    【0062】 <処方例5> 軟膏剤 (重量%) 1. モノステアリン酸 ポリエチレングリコール(40E.0.) 2.00 2. 自己乳化型モノステアリン酸グリセリン 5.00 3. ステアリン酸 5.00 4. ベヘニルアルコール 1.00 5. 流動パラフィン 10.00 6. トリオクタン酸グリセリル 10.00 7. パラオキシ安息香酸エステル 0.20 8.1,3−ブチレングリコール 5.00 9. エデト酸二ナトリウム 0.01 10. コウジ酸 1.00 11. シアバター 0.10 12. チェリーピット油 0.40 13. テレビン油 0.10 14. パーム油 0.20 15. 精製水 適 量製造方法 A. 1ないし6、および11ないし14を加温、溶解する。 B. 7ないし10、および15を加温、溶解する。 C. AにBを加え乳化、撹拌し、冷却する。 D. Cを冷却後、容器に充填し、検査後製品とする。 用法及び用量適量を顔面に塗擦する。

    【0063】 <処方例6> 軟膏剤 (重量%) 1. モノステアリン酸 ポリエチレングリコール(40E.0.) 2.00 2. 自己乳化型モノステアリン酸グリセリン 5.00 3. ステアリン酸 5.00 4. ベヘニルアルコール 1.00 5. 流動パラフィン 10.00 6. トリオクタン酸グリセリル 10.00 7. パラオキシ安息香酸エステル 0.20 8.1,3−ブチレングリコール 5.00 9. エデト酸二ナトリウム 0.01 10. コウジ酸 1.00 11. ヘーゼルナッツ油 0.10 12. ハトムギ油 0.40 13. マカデミアナッツ油 0.10 14. ヒマワリ油 0.20 15. 精製水 適 量製造方法 A. 1ないし6、および11ないし14を加温、溶解する。 B. 7ないし10、および15を加温、溶解する。 C. AにBを加え乳化、撹拌し、冷却する。 D. Cを冷却後、容器に充填し、検査後製品とする。 用法及び用量適量を顔面に塗擦する。

    【0064】 <処方例7> パップ剤 (重量%) 1. ポリアクリル酸 30.00 2. コウジ酸 0.50 3. 黒スグリ(水エキス) 0.15 4. クロレラ(水エキス) 0.05 5. コンフリー(1,3−ブチレングリコールエキス) 0.05 6. ポリアクリル酸ソーダ 7.00 7. 塩化アルミニウム 0.30 8. 濃グリセリン 20.00 9. モノオレイン酸ソルビタン 1.00 10. 酸化チタン 4.00 11. 精製水 適 量製造方法 A. 1ないし5、9及び11を加温、溶解する。 B. 6ないし8、及び10を加温、溶解する。 C. AにBを加え均一に撹拌し、混合する。 D. Cを冷却後、塗布剤に塗布し、検査後製品とする。 用法及び用量ライナーを剥離し、患部に塗布する。

    【0065】 <処方例8> 浴用剤 (重量%) 1. 流動パラフィン 65.00 2. ジ−2−ヘプチルウンデカン酸 グリセリンモノステアレート 5.00 3. ポリオキシエチレン(2E.0. ) グリセリンモノステアレート 2.00 4. ポリオキシエチレン(9E.0. )モノオレート 2.00 5. ポリオキシエチレン(3E.0. )ラウリルエーテル 5.00 6. ビタミンE 0.20 7. コウジ酸モノパルミテート 2.00 8. トウニン油 3.00 9. 香料 1.00 10. 色素 微 量 11. エタノール 適 量製造方法 A. 1ないし9を混合溶解する。 B. 11に10を添加し、溶解する。 C. AにBを加え均一に撹拌する。 D. Cを軟カプセルに充填し、検査後製品とした。 用法及び用量適量を浴槽に入れ入浴する。

    【0066】 <処方例9> エッセンス (重量%) 1.1%カルボキシビニルポリマー溶液 10.00 2. グリセリン 20.00 3. ヒアルロン酸 0.50 4. エタノール 7.00 5. コウジ酸ガラクトシド 3.00 6. コウジ酸 2.00 7. トウニン(エタノールエキス) 1.00 8. トマト (1,3−ブチレングリコールと水の1:3エキス) 0.20 9. ハシバミ(水エキス) 0.10 10. パナマ(水エキス) 0.01 11. ピレトリウム(水エキス) 0.01 12. 精製水 適 量製造方法上記の各成分を混合、均一に攪拌、溶解しエッセンスを製造した。 用法及び用量適量顔面に塗擦する。 処方例1ないし7の皮膚外用剤は、いずれも本発明の目的を満足する効果を有する製剤であることが確認された。

    【0067】

    【発明の効果】本発明によれば、コウジ酸及び/又はその誘導体と、特定の植物のエキスあるいは特定の植物油を併用した皮膚外用剤が提供され、この皮膚外用剤は、
    コウジ酸又はその誘導体が本来有する色白作用などの薬効を高めると共に、皮膚への親和性を一層高めた優れた特性を有する。

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl. 6識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 9/06 G 9/08 M 9/70 341 362 31/12 ADA 9454−4C 35/78 X 8217−4C 47/46 E // A61K 7/42 7252−4C

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