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Television receiver and diversity receiving method

阅读:421发布:2024-02-13

专利汇可以提供Television receiver and diversity receiving method专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To prevent the occurrence of noise on a display screen from being conspicuous when antenna switching by diversity operation is executed.
SOLUTION: When an antenna 201 in an excellent receiving state is selected from among a plurality of the antennas 201 by an antenna selector 202, white noise occurs in a video signal Vout caused by AGC characteristics possessed by an AGC circuit 203a of a tuner 203 and is displayed on the display screen. A switching control part 206 executes luminance change control to a luminance change part 204 on the basis of an output level difference or the like of the AGC circuit 203a and reduces the luminance of the white noise occurring region only during a period of occurrence of the white noise. Consequently, the occurrence of the white noise can be prevented from being conspicuous.
COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI,下面是Television receiver and diversity receiving method专利的具体信息内容。

  • 伝送信号を受信する複数のアンテナと、
    複数の前記アンテナを選択するアンテナ選択手段と、
    前記アンテナ選択手段により選択された前記アンテナによって受信した前記伝送信号を復調し、表示信号を出力するチューナと、
    前記チューナにより出力される表示信号の輝度を、輝度変更の制御要求時に該当する表示領域に対して変更する輝度変更手段と、
    前記アンテナ選択手段に対して前記アンテナ選択を制御すると共に、該アンテナ選択時に前記輝度変更手段に対して前記輝度変更の制御要求を出力する切替制御手段と、
    を備えたことを特徴とするテレビ受信機。
  • 前記チューナは、受信した前記伝送信号の利得を可変して該伝送信号の出力レベルを一定にするAGC手段を備え、
    前記切替制御手段は、前記アンテナ選択時に前記AGC手段が前記表示信号に与えるノイズの発生要因を検出し、前記輝度変更手段に対して前記輝度変更の制御要求を出力することを特徴とする請求項1に記載のテレビ受信機。
  • 前記チューナは、前記伝送信号の受信レベルの変動を前記切替制御手段に出力し、
    前記切替制御手段は、前記アンテナ選択時における前記受信レベルの変動差に基づいて前記輝度変更の制御要求を出力することを特徴とする請求項1または2に記載のテレビ受信機。
  • 前記AGC手段は、該AGC手段に対する前記伝送信号の入力レベルの変動を前記切替制御手段に出力し、
    前記切替制御手段は、前記アンテナ選択時における前記入力レベルの変動差に基づいて前記輝度変更の制御要求を出力することを特徴とする請求項2に記載のテレビ受信機。
  • 前記AGC手段は、該AGC手段が出力する前記伝送信号の出力レベルの変動を前記切替制御手段に出力し、
    前記切替制御手段は、前記アンテナ選択時における前記出力レベルの変動差に基づいて前記輝度変更の制御要求を出力することを特徴とする請求項2に記載のテレビ受信機。
  • 前記AGC手段は、該AGC手段により前記伝送信号の出力レベルを一定にする際のAGC制御信号のレベルを前記切替制御手段に出力し、
    前記切替制御手段は、前記アンテナ選択時における前記AGC制御信号のレベル変動状態に基づいて前記輝度変更の制御要求を出力することを特徴とする請求項2に記載のテレビ受信機。
  • 前記切替制御手段は、前記AGC制御信号のレベル変動状態が、予め定めた閾値を超えたとき、前記輝度変更の制御要求を出力することを特徴とする請求項6に記載のテレビ受信機。
  • 前記切替制御手段は、前記アンテナ選択後に前記各レベル変動が安定するまでの期間、前記輝度変更を制御要求することを特徴とする請求項2〜7のいずれか一つに記載のテレビ受信機。
  • 前記チューナが出力する前記表示信号の同期状態を検出する同期検出手段を備え、
    前記切替制御手段は、前記同期検出手段が前記同期状態を検出できない期間、前記輝度変更を制御要求することを特徴とする請求項1に記載のテレビ受信機。
  • 伝送信号を受信した複数の前記アンテナを選択するアンテナ選択工程と、
    前記アンテナ選択工程により選択された前記アンテナによって受信した前記伝送信号を復調し、表示信号を出力する表示信号出力工程と、
    前記表示信号出力工程により表示出力される表示信号の輝度を、輝度変更の制御要求時に該当する表示領域に対して変更する輝度変更工程と、
    前記アンテナ選択工程における前記アンテナ選択を制御すると共に、該アンテナ選択時に前記輝度変更工程における前記輝度変更を制御要求する切替制御工程と、
    を備えたことを特徴とするダイバーシティ受信方法。
  • 前記表示信号出力工程は、受信した前記伝送信号の利得を可変して該伝送信号の出力レベルを一定にするAGC工程を含み、
    前記切替制御工程は、前記アンテナ選択時に前記AGC工程の実行が前記表示信号に与えるノイズの発生要因を検出し、前記輝度変更工程による前記輝度変更を制御要求することを特徴とする請求項10に記載のダイバーシティ受信方法。
  • 说明书全文

    この発明は、主としてテレビ受信機およびダイバーシティ受信方法に関する。 ただし、この発明の利用は前述のテレビ受信機およびダイバーシティ受信方法には限らない。

    従来、テレビ受信機におけるダイバーシティ受信は、受信電波を安定して受信するための方法として用いられている。 図1は、従来技術のテレビ受信機を示すブロック図である。 ダイバーシティ受信を行うために2本以上の複数のアンテナ100(図示の例では4本のアンテナ100a〜100d)と、複数のアンテナ100のうち受信状態が良好なアンテナ100を選択するアンテナセレクタ101と、アンテナセレクタ101により選択されたアンテナ100から受信した受信信号(RF信号)をビデオ信号に変換して出するチューナ102と、信号の同期を検出する同期分離部103と、受信信号の受信状態に基づいてアンテナセレクタ101によるアンテナの切り替えを制御する切替制御部104とによって構成されている。

    このテレビ受信機におけるダイバーシティ動作は、切替制御部104が実行制御し、同期分離部103による垂直同期の検出に基づいて、映像が表示されない期間、すなわち垂直同期帰線期間内に受信状態が良好ないずれかのアンテナ100に切り替えるよう構成されている。

    特開2002−33688号公報

    しかしながら、上記従来の構成では、弱電界等により同期状態を判別することができない状況などが発生すると、映像の表示期間内にアンテナ切り替え動作が行われ、表示画面上に白い横筋のノイズが現れるという問題が一例として挙げられる。 また、チューナ102は利得を一定にするAGC回路(不図示)を有しているが、アンテナ100の切り替え時にAGC回路による利得制御動作を開始しても、受信レベルの変動が大きいときには垂直同期帰線期間内にAGC出力が安定せず、表示画面の上部等一部の領域に白いノイズとして現れるという問題が一例として挙げられる。

    このようなダイバーシティ受信を行うテレビ受信機において、アンテナ切り替え時に映像上のノイズを低減させる構成として、アンテナを切り替えたときにビデオ信号を平均化するフィルタのフィルタ係数を大きな値にし、フィルタのS/N比を改善して表示中の映像上のノイズを軽減する技術がある(例えば、特許文献1参照。)。 この特許文献1記載の技術では、ノイズを軽減できるものの、表示画面全体が一様にぼやけた映像となる、という問題が一例として挙げられる。

    請求項1の発明にかかるテレビ受信機は、伝送信号を受信する複数のアンテナと、複数の前記アンテナを選択するアンテナ選択手段と、前記アンテナ選択手段により選択された前記アンテナによって受信した前記伝送信号を復調し、表示信号を出力するチューナと、前記チューナにより出力される表示信号の輝度を、輝度変更の制御要求時に該当する表示領域に対して変更する輝度変更手段と、前記アンテナ選択手段に対して前記アンテナ選択を制御すると共に、該アンテナ選択時に前記輝度変更手段に対して前記輝度変更の制御要求を出力する切替制御手段と、を備えたことを特徴とする。

    また、請求項10の発明にかかるダイバーシティ受信方法は、伝送信号を受信した複数の前記アンテナを選択するアンテナ選択工程と、前記アンテナ選択工程により選択された前記アンテナによって受信した前記伝送信号を復調し、表示信号を出力する表示信号出力工程と、前記表示信号出力工程により表示出力される表示信号の輝度を、輝度変更の制御要求時に該当する表示領域に対して変更する輝度変更工程と、前記アンテナ選択工程における前記アンテナ選択を制御すると共に、該アンテナ選択時に前記輝度変更工程における前記輝度変更を制御要求する切替制御工程と、を含んだことを特徴とする。

    以下に添付図面を参照して、この発明にかかるテレビ受信機およびダイバーシティ受信方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。

    この実施の形態は、ダイバーシティ動作によるアンテナ切り替えを行った際、表示画面上でのノイズの発生を目立たなくすることができることを目的の一つとする。
    (実施の形態)
    次に、この発明の実施の形態について説明する。 図2は、実施の形態におけるテレビ受信機の全体構成を示すブロック図である。 以下の説明では、アンテナ切り替えにより1本のアンテナが選択されこの1本のアンテナによって電波を受信する構成例について説明する。

    このテレビ受信機200は、ダイバーシティ受信を行うために2本以上の複数のアンテナ201(図示の例では4本のアンテナ201a〜201d)と、アンテナ選択手段としてのアンテナセレクタ202と、チューナ203と、輝度変更手段としての輝度変更部204と、同期分離部205と、切替制御手段としての切替制御部206とを備えている。

    アンテナセレクタ202は、切替制御部206が出力する制御信号S1に基づいて複数のアンテナ201のうち受信状態が良好なアンテナ201を選択する。

    チューナ203は、アンテナセレクタ202により選択されたアンテナ201から受信した受信信号(RF信号)を表示信号としてのビデオ信号Vout に変換して出力する。 このチューナ203は、内部にAGC(Auto Gain Control)回路203aを有している。 AGC回路203aは、入力レベルが変動した際に利得を可変して出力レベルを一定にする機能を有している。 このチューナ203は、RF信号の受信レベル、AGC回路203aへの入力レベル、出力レベル差、AGC制御時の制御信号のオーバーシュート等変化特性、のうち予め設定された状態信号S3を切替制御部206に出力する。

    輝度変更部204は、アンテナ切り替え時に切替制御部206から出力される制御信号S2に基づいてチューナ203が出力するビデオ信号Vout のバイアスレベルを変更(クランプされない期間の映像信号のDCレベル)して図示しない表示部に出力する。 図3は、輝度変更部の一例を示す回路図である。 輝度変更部204はバイアス制御によってビデオ信号Vout の輝度を低減させる。 ビデオ信号Vout の出力段に設けられたトランジスタTRのコレクタ−エミッタ間に流れる電流iは、制御信号S2の印加により接地側に流れる電流量を制御できる。 一般的にビデオ信号Vout は、75Ωの一定な特性インピーダンスを有するRΩ(例えば75Ω)に設定されている。 説明の便宜上、特性インピーダンスに対応して抵抗R1,R2がそれぞれRΩでありあった場合、接地抵抗R3を適宜の値に設定したとき、制御信号S2の印加時にはTRから接地側に流れる電流iを倍増させ、対応してビデオ信号Vout の出力電圧を1/2にして輝度を半減させることができる。 このとき、ビデオ信号Vout の信号にクランプがかからず、白100%のレベルになってしまったとき、(画面)表示輝度を50%程度の略灰色に低減する。 ビデオ信号Vout の輝度を低減させる期間は、制御信号S2の印加時間tに対応して変更できる。 また、制御信号S2の電圧値を変更することにより、対応して低減させる輝度レベルを変更することができる。

    同期分離部205は、チューナ203が出力するビデオ信号Vout の同期を検出し、検出した期間中は同期信号S4を切替制御部206に出力する。

    切替制御部206は、チューナ203における受信信号の受信状態を示す状態信号S3に基づいてアンテナ201の切り替えを指示する制御信号S1をアンテナセレクタ202に出力する。 また、輝度の変更を指示する制御信号S2を輝度変更部204に出力する。 この切替制御部206は、同期分離部205よる垂直同期が検出されている状態においては、映像が表示されない期間、すなわち垂直同期帰線期間内に受信状態が良好ないずれかのアンテナ201に切り替えるよう制御信号S1を出力する。 また、垂直同期が明確に判別できないときなどにおいては、映像期間内にアンテナ切り替えの制御信号S1を出力することがある。 そして、この切替制御部206は、アンテナを切り替える制御信号S1の出力に連動して、制御信号S2を輝度変更部204に出力する。 この制御信号S2の出力期間は、後述するが一定期間、状態信号S3が示す受信レベル等の変化、同期分離部205が出力する同期信号S4の状態変化、等に応じて変更される。

    次に、上記構成によるテレビ受信機の各実施例について説明する。 各実施例における処理は、切替制御部206が統括制御し、切替制御部206の制御によって輝度変更部204はビデオ信号Vout の輝度を変更する。

    この実施例1は、AGC回路203aの出力レベル差に基づいてビデオ信号の輝度を低減させる処理例である。 切替制御部206には、チューナ203が出力する受信電波の受信レベル、およびチューナ203に設けられたAGC回路203aの出力レベルが状態信号S3として入力される。 図4は、実施例1の輝度変更動作を示すフローチャートである。

    始めに切替制御部206は、チューナ203が受信した各アンテナ201の受信レベルを検出する(ステップS401)。 そして、アンテナセレクタ202が選択している現状のアンテナ201の受信レベルに比べて受信レベルが高いアンテナ201があるか判断する(ステップS402)。 現状より受信レベルが高いアンテナ201があれば(ステップS402:Yes)、ステップS403以下の処理を実行し、現状より受信レベルが高いアンテナがなければ(ステップS402:No)、以下の処理を実行せず終了する。

    次に、現状選択しているアンテナ201を用いた受信時におけるAGC回路203aの出力レベルaの値を検出する(ステップS403)。 そして、検出された受信レベルが高い他のアンテナ201にアンテナを切り替えるダイバーシティ動作を行う(ステップS404)。 同時に、このアンテナ切り替え時に図示しないタイマを起動させ(ステップS405)、AGC回路203aの出力レベルbを検出する(ステップS406)。 そして、出力レベル変動分の値Δ(Δ=b−a)を予め設定した規定値cと比較する(ステップS407)。 出力レベル変動分の値Δが規定値cより大きければ(ステップS407:Yes)、AGC回路203aの出力レベル変動が設定より大きいと判断し、以下の輝度変更の処理を行う。 一方、出力レベル変動分の値Δが規定値c以下であれば(ステップS407:No)、輝度変更の処理を実行せず終了する。

    輝度変更の処理は、輝度変更部204に対して制御信号S2を出力し、輝度変更部204をバイアス制御し、ビデオ信号Vout の輝度を変更し低減させる(ステップS408)。 この際、出力レベル変動分の値Δの大小に対応して制御信号S2の出力状態を変更してもよい。 例えば、出力レベル変動分の値Δが大きいときには、対応して制御信号S2の電圧値を大きくすることにより、輝度の低減量を増加できる。 出力レベル変動分の値Δが小さいときには、対応して制御信号S2の電圧値を小さくすることにより、輝度の低減量を減少できる。

    また、制御信号S2の印加時間tについても出力レベル変動分の値Δの大小に対応して変更することができる(ステップS409)。 具体的には、出力レベル変動分の値Δが大きいときにはタイマ時間を対応して長時間にし、輝度を低減させる期間を長くさせる。 出力レベル変動分の値Δが小さいときにはタイマ時間を対応して短時間にし、輝度を低減させる期間を短くさせる。 そして、ステップS409におけるタイマ時間が経過した後、制御信号S2の出力を停止し、輝度を元に戻す(ステップS410)。 これにより、輝度変更部204に対するバイアス制御を停止させ、輝度変更部204はビデオ信号Vout に対する輝度変更を終了する。 これにより、ビデオ信号Vout の輝度を元に戻すことができる。

    ステップS408およびステップS409における輝度の低減量およびタイマ時間の変更は、AGC回路203aが有する時定数に基づき設定する。 AGC回路203aは、AGC動作を行って出力レベルを一定値に収束させるまでに回路が有するRCの時定数に対応した時間がかかる。 この際、出力レベルの変動分の値Δに応じて収束までの時間が異なる。 ステップS408における輝度の低減量と、ステップS409におけるタイマ時間の変更は、この収束時間に対応して実行するものである。

    次に、上記構成による動作内容を各部の信号状態を用いて説明する。 図5は、テレビ受信機各部の信号状態を示すタイミングチャートである。 図5の横軸は時間である、(a)はチューナ203に入力されるRF信号、(b)はAGC回路203aがAGC制御する際の制御出力(AGCコントロールレベルAGC-CTL)、(c)はAGC回路203aの出力レベル、(d)はビデオ信号Vout の出力レベル(縦軸は輝度)を示す図である。

    図4のステップS404によりアンテナ201を切り替えたとき(時期T1)、新たなアンテナに切り替えることによって(a)RF信号の受信レベルが増加する。 対応してAGC回路203aは、(b)AGCコントロールレベルAGC-CTLを変化させる。 このAGCコントロールレベルAGC-CTLは、(a)RF信号の受信レベルの変動が大きい程、対応して急峻な変化特性を示す。 図示の例は、オーバーシュートしている状態に相当する。 これによって、(c)AGC回路203aの出力レベルは、(b)AGCコントロールレベルAGC-CTLが安定した一定値に収束するまでの期間(t2)は、減少した値を出力する。 図4を用いて説明したAGC回路203aの出力レベル変動分の値Δ(Δ=b−a)を図示してある。 この期間t2の間、同期分離部205は垂直同期を取ることができない。 このように、アンテナを切り替えてから期間t2が経過し、AGC回路203aによるAGC動作が安定するまでの間、同期分離部205は同期信号S4を出力できない。 この期間中、AGC回路203aは、ビデオ信号Vout に対して白ノイズの発生要因を生成することになる。

    (d)チューナ203が出力するビデオ信号Vout の出力レベルは、AGCコントロールレベルAGC-CTLが安定した一定値に収束するまでの期間(t2)に対応して期間(t3)の間は、白レベル(輝度100%)以上の値となる(図中D1で示す信号レベル)。 この期間(t3)、チューナ203が出力するビデオ信号Vout を仮にそのままの状態で図示しない表示部に出力すると、表示画面上に白いノイズとして表れることになる。

    ここで、切替制御部206は、制御信号S2を輝度変更部204に出力して輝度を落とす。 切替制御部206を通過させた後のビデオ信号Vout の出力レベルは、(d)の点線に示す信号レベルD2となり、輝度が下げられる。 これにより、発生した白ノイズを低減できるようになる。 特に、テレビ受信機の設置環境や視聴時間等により周囲が暗い状況のとき、期間t3の間、表示画面上の一部に白いノイズが表れることを防止し、この白いノイズをできるだけ輝度を落として略灰色にすることができる。 表示画面上で正常に表示されている領域に対して白ノイズが表れる一部領域の輝度を落とすことができるため、この白ノイズの一部領域を目立たなくすることができるようになり、意図しない映像の表示を防止できるようになる。 この白ノイズが表れる表示画面の一部領域は、垂直同期が取れていないため、表示画面上で本来の色を表示できない状態であることが多い。 なお、期間t3が経過後における表示画面は、垂直同期が取れ、かつ白ノイズは表れず表示画面全体で正常な本来の色合いを表示できる状態に復帰する。

    上記説明では、AGC回路203aの出力レベル変動分の値Δに対応して制御信号S2の電圧値を増減し、また、制御信号S2の印加時間tを変更する構成とした。 この場合、ステップS407において比較対象とする規定値cは、複数段階の異なる値を用意しておき、ステップS408では該当する段階の規定値cに対応する制御信号S2の電圧値を出力し、ステップS409では該当する段階の印加時間tで制御信号S2を出力する構成とすればよい。

    これに限らず、制御信号S2の電圧値を一定とし、また、制御信号S2の印加時間tを固定としてもよい。 この場合、ステップS407において比較対象とする規定値cは、単一の固定値とすればよく、ステップS408では制御信号S2として予め定めた一つの電圧値を出力し、ステップS409では、制御信号S2として予め定めた一つの印加時間tで制御信号S2を出力すればよい。 ステップS408とステップS409の処理はいずれか一方だけを実行する構成としてもよい。 このように制御処理を簡素化することもできる。

    この実施例1の構成によれば、AGC回路の出力レベル差に基づいてビデオ信号の輝度を低減させることができ、アンテナ切り替え時にAGC機能が働いてAGC回路の出力レベル差が大きくなったとき、表示画面の一部に表れる白ノイズを低減させることができるようになる。

    この実施例2は、図5に示したAGCコントロールレベルAGC-CTLの変動状態に基づいてビデオ信号の輝度を低減させる処理例である。 切替制御部206には、チューナ203からAGCコントロールレベルを示す状態信号S3が入力される。 図6は、実施例2の輝度変更動作を示すフローチャートである。

    始めに切替制御部206は、チューナ203が受信した各アンテナ201の受信レベルを検出する(ステップS601)。 そして、アンテナセレクタ202が選択している現状のアンテナ201の受信レベルに比べて受信レベルが高いアンテナ201があるか判断する(ステップS602)。 現状より受信レベルが高いアンテナ201があれば(ステップS602:Yes)、ステップS603以下の処理を実行し、現状より受信レベルが高いアンテナがなければ(ステップS602:No)、以下の処理を実行せず終了する。

    次に、検出された受信レベルが高い他のアンテナ201にアンテナを切り替えるダイバーシティ動作を行う(ステップS603)。 同時に、このアンテナ切り替え時に図示しない一定時間のタイマを起動させる(ステップS604)。

    次に、アンテナ切り替えで変動したAGCコントロールレベルAGC-CTLの値を閾値L1と比較する(ステップS605)。 図5に示したAGCコントロールレベルAGC-CTLは、電圧値であり、閾値L1はオーバーシュートに至らない電圧値として予め設定することができる。 そして、AGCコントロールレベルAGC-CTLの値が閾値L1より大きければ(ステップS605:Yes)、AGCコントロールレベルAGC-CTLがオーバーシュートしていると判断し、以下の輝度変更の処理を行う。 一方、AGCコントロールレベルAGC-CTLの値が閾値L1以下であれば(ステップS605:No)、輝度変更の処理を実行せず終了する。

    輝度変更の処理は、輝度変更部204に対して制御信号S2を出力し、輝度変更部204をバイアス制御し、ビデオ信号Vout の輝度を変更し、低減させる(ステップS607)。 この後、一定時間のタイマ時間が経過した後(ステップS607)、制御信号S2の出力を停止し、輝度を元に戻す(ステップS608)。 これにより、輝度変更部204に対するバイアス制御を停止させ、輝度変更部204はビデオ信号Vout に対する輝度変更を終了する。 これにより、ビデオ信号Vout の輝度を元に戻すことができる。

    上記構成では、一つの閾値L1を設ける構成としたが、閾値を複数設けて各閾値に対応してタイマ時間tを可変する構成にもできる。 AGCコントロールレベルAGC-CTLに対応して高い電圧の閾値を超える毎に長いタイマ時間tを用いればよい。

    この実施例2の構成によれば、AGCコントロールレベルの値を検出してビデオ信号の輝度を低減させることができ、アンテナ切り替え時にAGC機能が働いてAGCコントロールレベルが大きく変動したとき、表示画面の一部に表れる白ノイズを低減させることができるようになる。

    この実施例3は、受信電波(RF信号)の入力レベル差に基づいてビデオ信号の輝度を低減させる処理例である。 RF信号の入力レベル差は、AGC回路203aの入力レベル差と同一であると見ることができる。 切替制御部206には、チューナ203が出力する受信電波の受信レベルが状態信号S3として入力される。 図7は、実施例3の輝度変更動作を示すフローチャートである。

    始めに切替制御部206は、チューナ203が受信した各アンテナ201の受信レベルを検出する(ステップS701)。 そして、アンテナセレクタ202が選択している現状のアンテナ201の受信レベルに比べて受信レベルが高いアンテナ201があるか判断する(ステップS702)。 現状より受信レベルが高いアンテナ201があれば(ステップS702:Yes)、ステップS703以下の処理を実行し、現状より受信レベルが高いアンテナがなければ(ステップS702:No)、以下の処理を実行せず終了する。

    次に、現状選択しているアンテナ201を用いた受信レベルaの値を検出する(ステップS703)。 そして、検出された受信レベルが高い他のアンテナ201にアンテナを切り替えるダイバーシティ動作を行う(ステップS704)。 同時に、このアンテナ切り替え時に図示しないタイマを起動させ(ステップS705)、受信レベルbを検出する(ステップS706)。 そして、受信レベル変動分の値Δ(Δ=b−a)を予め設定した規定値cと比較する(ステップS707)。 受信レベル変動分の値Δが規定値cより大きければ(ステップS707:Yes)、受信レベル変動が設定より大きいと判断し、以下の輝度変更の処理を行う。 一方、受信レベル変動分の値Δが規定値c以下であれば(ステップS707:No)、輝度変更の処理を実行せず終了する。

    輝度変更の処理は、輝度変更部204に対して制御信号S2を出力し、輝度変更部204をバイアス制御し、ビデオ信号Vout の輝度を変更し、低減させる(ステップS708)。 この際、実施例1同様に、受信レベル変動分の値Δの大小に対応して制御信号S2の出力状態を変更したり、制御信号S2の印加時間tを受信レベル変動分の値Δに対応して変更することができる(ステップS709)。 そして、ステップS709におけるタイマ時間が経過した後、制御信号S2の出力を停止し、輝度を元に戻す(ステップS710)。 これにより、輝度変更部204に対するバイアス制御を停止させ、輝度変更部204はビデオ信号Vout に対する輝度変更を終了する。 これにより、ビデオ信号Vout の輝度を元に戻すことができる。

    図8は、垂直同期信号と表示画面の対応を説明する図である。 図に示す垂直同期信号S4は、表示画面801に映像を表示しない期間(垂直同期帰線期間t0)内に受信状態が良好ないずれかのアンテナ201に切り替えるよう構成されている。 しかしながら、受信レベルの変動が大きいときには、AGC回路203aが有する時定数により、AGC回路203aの出力レベルは(図5の(c)参照)、この垂直同期帰線期間t0を超える期間(図8中の期間t4)同期を取ることができない状態となり、映像表示期間t7に一部かかる。 対応して表示画面801の一部(上部位置)に白ノイズが所定期間t5だけ表れる。 このように、受信レベルの変動が大きく映像信号にクランプがかからない場合、表示画面801の一部領域または表示域全体に現れる白ノイズの輝度を低減し、目立たなくすることができるようになる。

    なお、表示画面801上の所定期間t6に相当する領域は正常な色合いの画面が表示されており、白ノイズが表れる所定期間t5の一部領域は画面表示の走査によって時間経過と共に下方に移動する。 図8を用いて説明した表示画面801上での白ノイズの発生は、実施例3において説明した受信レベルの変動に限らず、実施例1におけるAGC出力レベル差、実施例2におけるAGCコントロールレベルAGC-CTLのオーバーシュート、以下に説明する実施例4における垂直同期が取れない時、のそれぞれにおいて同様に発生し得る。

    この実施例3の構成によれば、受信レベルの変動を検出してビデオ信号の輝度を低減させることができ、アンテナ切り替え時に受信レベルが変動しAGC機能が働いたとき、表示画面の一部に表れる白ノイズを低減させることができるようになる。

    この実施例4は、垂直同期が取れなくなったときビデオ信号の輝度を低減させる処理例である。 切替制御部206には、同期分離部205が出力する同期信号S4が入力される。 図9は、実施例4の輝度変更動作を示すフローチャートである。

    始めに切替制御部206は、チューナ203が受信した各アンテナ201の受信レベルを検出する(ステップS901)。 そして、アンテナセレクタ202が選択している現状のアンテナ201の受信レベルに比べて受信レベルが高いアンテナ201があるか判断する(ステップS902)。 現状より受信レベルが高いアンテナ201があれば(ステップS902:Yes)、ステップS903以下の処理を実行し、現状より受信レベルが高いアンテナがなければ(ステップS902:No)、以下の処理を実行せず終了する。

    次に、検出された受信レベルが高い他のアンテナ201にアンテナを切り替えるダイバーシティ動作を行う(ステップS903)。 そして、垂直同期が取れたか判断する(ステップS904)。 同期分離部205が同期を取れず、切替制御部206に対して同期信号S4が入力されていなければ(ステップS904:No)、垂直同期が取れていないと判断して以下の輝度変更の処理を行う。 弱電界等の場合、いずれのアンテナ201を選択しても同期が取れないことがあり、映像表示期間(図8における期間t7)にアンテナ切り替え動作を行うことがある。 一方、同期信号S4が入力されていれば(ステップS904:Yes)、垂直同期が取れていると判断し、輝度変更の処理を実行せず終了する。

    輝度変更の処理は、輝度変更部204に対して制御信号S2を出力し、輝度変更部204をバイアス制御し、ビデオ信号Vout の輝度を変更し、低減させる(ステップS905)。 ステップS905における輝度変更の処理は、垂直同期が再び取れるまで継続される。 すなわち、ステップS904に復帰して垂直同期が取れたときには(ステップS904:Yes)、制御信号S2の出力を停止し、輝度を元に戻す(ステップS906)。 これにより、輝度変更部204に対するバイアス制御を停止させ、輝度変更部204はビデオ信号Vout に対する輝度変更を終了する。 これにより、ビデオ信号Vout の輝度を元に戻すことができる。 なお、現状より受信レベルが高いアンテナがないとき(ステップS902:No)、およびステップS904の判断時に当初から垂直同期が取れているとき(S904:Yes)、すなわち、ステップS905による輝度の未変更時には、ステップS906における処理は不実行とする。

    この実施例4の構成によれば、映像表示の同期が取れない期間を検出してビデオ信号の輝度を低減させることができ、アンテナ切り替え時に受信レベルが変動し同期が取れなくなったときに表示画面の一部に表れる白ノイズを低減させることができるようになる。

    以上説明した各実施例の各構成部は、電子回路素子を用いたハードウェア構成としたとき、上記AGC回路203aの出力レベルa,bは、図示しないカウンタ等のデータ格納部に一時保存する構成にできる。 このようなハードウェア構成に限らず、プロセッサをプログラム実行して構成することもできる。 この場合、切替制御部206に対する各種信号の入力部にA/D変換器を設け、出力部にD/A変換器を設けてプロセッサがデジタル処理を行い制御信号を出力する構成とすればよい。 この場合、データ格納部は、上述したハードウェア構成において説明したカウンタに代えてデータを一時格納するメモリを用いて構成できる。

    また、上記の実施の形態では、基本的にアンテナ切り替えを垂直同期帰線期間内に行い、AGC回路203aのAGC動作が収束するまでの期間において表示画面上に表れる白ノイズを低減させる構成例について説明した。 これに限らず、画面表示されている期間内にアンテナを切り替える構成としたときにも、このアンテナ切り替えにより生じる白ノイズの輝度を低減させることができる。

    以上説明した実施の形態によれば、アンテナ切り替え時に表示画面上に生じるノイズを低減させてノイズを目立たなくできるという効果を奏する。 特に、このノイズが発生した期間に対応して該当する表示領域の輝度を低減させる構成であるため、正常に色合い等が表示されている表示領域の表示内容を残しつつ、ノイズが発生している領域のみこのノイズを目立たなくできるという効果を奏する。

    このテレビ受信機は、地上波放送や通信に用いられる分野に適用でき、このテレビ受信機を組み込んだナビゲーション装置等、他の複合機能を有する装置にも適用できる。 そして、受信状態が変化しやすい車載(車両、列車、船舶等)用のテレビ受信機として安定した画面表示が行えるものである。

    従来技術のテレビ受信機を示すブロック図である。

    実施の形態におけるテレビ受信機の全体構成を示すブロック図である。

    輝度変更部の一例を示す回路図である。

    実施例1の輝度変更動作を示すフローチャートである。

    テレビ受信機各部の信号状態を示すタイミングチャートである。

    実施例2の輝度変更動作を示すフローチャートである。

    実施例3の輝度変更動作を示すフローチャートである。

    垂直同期信号と表示画面の対応を説明する図である。

    実施例4の輝度変更動作を示すフローチャートである。

    符号の説明

    200 テレビ受信機 201(201a〜201d) アンテナ 202 アンテナセレクタ 203 チューナ 203a AGC回路 204 輝度変更部 205 同期分離部 206 切替制御部

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