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Optical transmission system

阅读:1015发布:2020-07-02

专利汇可以提供Optical transmission system专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE: To eliminate degradation in characteristic of a specific signal group due to clipping noise by providing a limiter which limits the amplitude of a first signal group and a filter, which eliminates the noise other than a first frequency band generated by this limiter, in the preceding stage of a multiplexer. CONSTITUTION: The amplitude of the first signal group having the first frequency band is controlled by a limiter 10 so that clipping cannot be generated in a semiconductor laser 100. After the noise other than the first frequency generates in the limiter 10 is eliminated by BPFs 30 and 31, the first signal group is multiplexed with a second signal group having a second frequency band. Thus, clipping noise dut to the first signal group is not generated in the semiconductor laser 100 regardless of direct modulation of the semiconductor laser 100. Consequently, the quality of the second signal group is not degraded. Since the first signal group and the second signal group can be transmitted by one optical fiber 110, an inexpensive optical SCM system is provided.,下面是Optical transmission system专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 第1の周波数帯を有する第1の信号群と第1の周波数帯より高い第2の周波数帯を有する第2の信号群とを多重する多重化手段と、 多重された第1および第2の信号群に基づいて変調される光信号を出力する光変調手段と、 変調された光信号を伝送する光伝送手段とを備えた光伝送システムにおいて、 前記多重化手段の前段には、 前記第1の信号群の振幅を制限するリミッタと、 このリミッタで発生する第1の周波数帯以外の雑音を除去するフィルタと、を設けたことを特徴とする光伝送システム。
  • 【請求項2】 第1の周波数帯を有する第1の信号群に基づいて変調される第1の光信号を出力する第1の光変調手段と、 第1の周波数帯より高い第2の周波数帯を有する第2の信号群に基づいて変調される第2の光信号を出力する第2の光変調手段と、 前記第1及び第2の光信号を合波する合波手段と、 合波された光信号を伝送する光伝送手段と、 を備えた光伝送システムにおいて、 前記第1の光変調手段の前段には、 前記第1の信号群の振幅を制限するリミッタと、 このリミッタで発生する第1の周波数帯以外の雑音を除去するフィルタと、を設けたことを特徴とする光伝送システム。
  • 【請求項3】 前記リミッタのリミッティングレベルをIL、前記光変調手段または前記第1の光変調手段におけるバイアス電流をIB、閾値電流をIthとし、前記第1の信号群はサブキャリア数Nの周波数多重信号としたとき、サブキャリア1チャンネルあたりの変調度mは、 【数1】 を満足することを特徴とする請求項1および2記載の光伝送システム。
  • 【請求項4】 前記リミッティングレベルILは、前記第1の信号群のサブキャリアチャンネル数をNとしたときに、 【数2】 を満足することを特徴とする請求項1乃至3記載の光伝送システム。
  • 【請求項5】 第1の周波数帯を有する第1の信号群と第1の周波数帯より高い第2の周波数帯を有する第2の信号群とを多重化する多重化手段と、多重された電気信号に基づいて変調される光信号を出力する光変調手段とを有する幹線ネットワークと、 加入者に対し情報サービスを行う加入者ネットワークと、 前記幹線ネットワークにて変調された光信号を前記加入者ネットワークまであるいは該加入者ネットワークを介在して加入者端末まで伝送する光伝送手段とを備えた光伝送システムにおいて、 前記幹線ネットワークに備わる前記多重化手段の前段には、 前記第1の信号群の振幅を制限するリミッタと、 このリミッタで発生する第1の周波数帯以外の雑音を除去するフィルタと、を設けたことを特徴とする光伝送システム。
  • 【請求項6】 第1の周波数帯を有する第1の信号群に基づいて変調される第1の光信号を出力する第1の光変調手段と、第1の周波数帯より高い第2の周波数帯を有する第2の信号群に基づいて変調される第2の光信号を出力する第2の光変調手段と、前記第1及び第2の光信号を合波する合波手段とを光通信網に有してなる幹線ネットワークと、 加入者に対し情報サービスを行う加入者ネットワークと、 前記幹線ネットワークにて変調された光信号を前記加入者ネットワークまであるいは該加入者ネットワークを介在して加入者端末まで伝送する光伝送手段とを備えた光伝送システムにおいて、 前記幹線ネットワークに備わる前記第1の光変調手段の前段には、 前記第1の信号群の振幅を制限するリミッタと、 このリミッタで発生する第1の周波数帯以外の雑音を除去するフィルタと、を設けたことを特徴とする光伝送システム。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】この発明は、光伝送システムに関し、特に光加入者系における光SCM(SubCarrier Mul
    tiplexing)伝送システムに関する。

    【0002】

    【従来の技術】図10は従来例を説明するための図である。

    【0003】サブキャリア多重されたアナログ信号とデジタル信号を加算器40でさらに周波数多重を行う。 加算器40の出はバイアス回路70からのバイアス電流に重畳され半導体レーザ100に入力される。 半導体レーザ100の出力光は光ファイバ110により光SCM
    伝送され、フォトダイオード(PD)120で光電変換される。 PD120の出力は増幅器50で増幅された後、バンドパスフィルタ(BPF)31および32に供される。 BPF31および32はそれぞれデジタル信号の帯域およびアナログ信号の帯域のみを通過させる。 B
    PF31の出力は、復調器90によりデジタル信号に復調される。 また、BPF32の出力はチューナー80に入力され、チューナー80では所望のチャンネルの信号を取り出す。

    【0004】このような光SCM伝送システムにおいては、アナログ信号による半導体レーザの過変調のために発生する雑音(クリッピング雑音)によりデジタル信号の誤り率特性が劣化するという問題が生じた。

    【0005】図11に半導体レーザにおけるクリッピングの様子を示す。 バイアス電流IBに重畳された信号の振幅が半導体レーザの閾値電流Ithより小さくなった時にクリッピングが生じ、高調波雑音(クリッピング雑音)が発生する。

    【0006】また、クリッピング雑音によるデジタル信号の誤り率特性劣化を防ぐために、図12に示すような、アナログ信号とデジタル信号のパラレル伝送が提案された。 図12において、アナログ信号はバイアス回路70からのバイアス電流に重畳され、半導体レーザ10
    0に入力される。 一方デジタル信号はバイアス回路71
    からのバイアス電流に重畳され半導体レーザ101に入力される。 半導体レーザ100および101の出力光はそれぞれ光ファイバ110および111により伝送され、PD120および121で光電変換される。 PD1
    20の出力はローパスフィルタLPF30に入力される。 LPF30はアナログ信号の帯域のみを通過させる。 LPF30の出力は加算器40においてPD121
    からのデジタル信号とサブキャリア多重される。 加算器40の出力は同軸ケーブル200を介して各加入者へと分配される。

    【0007】図10に示す系においては、受信したアナログ信号をLPFを通過させた後でデジタル信号とサブキャリア多重しているので、アナログ信号によって発生するクリッピング雑音の影響を削除することができる。

    【0008】しかしながら、アナログ信号とデジタル信号を個別に光伝送を行った後に、サブキャリア多重しているので、半導体レーザ、PDおよび光ファイバが2組ずつ必要となる。 したがって、システムのコストが増大するという問題が生じた。

    【0009】

    【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従来の光SCM伝送システムでは、アナログ信号により発生するクリッピング雑音によりデジタル信号の誤り率が劣化するという問題が生じた。

    【0010】また、クリッピング雑音によるデジタル信号の劣化を防止するためにアナログ信号とデジタル信号を個別に光伝送するとコストが増大するという問題が生じた。

    【0011】本発明は上記の問題を解決するためになされたもので、クリッピング雑音によるデジタル信号の品質劣化を防止し、システムのグレードアップに対して柔軟に対応でき、かつ安価な光SCM伝送システムを提供することを目的とする。

    【0012】

    【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために本願の第1発明は、第1の周波数帯を有する第1の信号群と第1の周波数帯より高い第2の周波数帯を有する第2の信号群とを多重する多重化手段と、多重された第1および第2の信号群に基づいて変調される光信号を出力する光変調手段と、変調された光信号を伝送する光伝送手段とを備えた光伝送システムにおいて、前記多重化手段の前段には、前記第1の信号群の振幅を制限するリミッタと、このリミッタで発生する第1の周波数帯以外の雑音を除去するフィルタと、を設けたことを特徴とする。

    【0013】本願の第2の発明は、第1の周波数帯を有する第1の信号群に基づいて変調される第1の光信号を出力する第1の光変調手段と、第1の周波数帯より高い第2の周波数帯を有する第2の信号群に基づいて変調される第2の光信号を出力する第2の光変調手段と、前記第1及び第2の光信号を合波する合波手段と、合波された光信号を伝送する光伝送手段と、を備えた光伝送システムにおいて、前記第1の光変調手段の前段には、前記第1の信号群の振幅を制限するリミッタと、このリミッタで発生する第1の周波数帯以外の雑音を除去するフィルタと、を設けたことを特徴とする また、本願の第1及び第2の発明において、前記リミッタのリミッティングレベルをIL、前記光変調手段または前記第1の光変調手段におけるバイアス電流をIB、
    閾値電流をIthとし、前記第1の信号群はサブキャリア数Nの周波数多重信号としたとき、サブキャリア1チャンネルあたりの変調度mは、

    【数3】

    を満足することを特徴とする。

    【0014】さらに、前記リミッティングレベルIL
    は、前記第1の信号群のサブキャリアチャンネル数をN
    としたときに、

    【数4】

    を満足することを特徴とする。

    【0015】本願の第3の発明は、第1の周波数帯を有する第1の信号群と第1の周波数帯より高い第2の周波数帯を有する第2の信号群とを多重化する多重化手段と、多重された電気信号に基づいて変調される光信号を出力する光変調手段とを有する幹線ネットワークと、加入者に対し情報サービスを行う加入者ネットワークと、
    前記幹線ネットワークにて変調された光信号を前記加入者ネットワークまであるいは該加入者ネットワークを介在して加入者端末まで伝送する光伝送手段とを備えた光伝送システムにおいて、前記幹線ネットワークに備わる前記多重化手段の前段には、前記第1の信号群の振幅を制限するリミッタと、このリミッタで発生する第1の周波数帯以外の雑音を除去するフィルタと、を設けたことを特徴とする。

    【0016】本願の第4の発明は、第1の周波数帯を有する第1の信号群に基づいて変調される第1の光信号を出力する第1の光変調手段と、第1の周波数帯より高い第2の周波数帯を有する第2の信号群に基づいて変調される第2の光信号を出力する第2の光変調手段と、前記第1及び第2の光信号を合波する合波手段とを光通信網に有してなる幹線ネットワークと、加入者に対し情報サービスを行う加入者ネットワークと、前記幹線ネットワークにて変調された光信号を前記加入者ネットワークまであるいは該加入者ネットワークを介在して加入者端末まで伝送する光伝送手段とを備えた光伝送システムにおいて、前記幹線ネットワークに備わる前記第1の光変調手段の前段には、前記第1の信号群の振幅を制限するリミッタと、このリミッタで発生する第1の周波数帯以外の雑音を除去するフィルタと、を設けたことを特徴とする。

    【0017】

    【作用】本願の第1または第3の発明においては、半導体レーザにおいてクリッピングが発生しないように第1
    の周波数帯を有する第1の信号群の振幅をリミッタで制限し、リミッタで発生する第1の周波数帯以外の雑音をフィルタで除去した後、第2の周波数帯を有する第2の信号群と多重しているので、半導体レーザを直接変調しても半導体レーザにおいて第1の信号群によるクリッピング雑音は発生しない。 したがって、第2の信号群の品質劣化が生じない。 また、第1の信号群と第2の信号群とを1本の光ファイバで伝送できるので、安価な光SC
    M伝送システムを提供できる。

    【0018】本願の第2又は第4の発明においては、半導体レーザにおいてクリッピングが発生しないように第1の周波数帯を有する第1の信号群の振幅をリミッタで制限し、リミッタで発生する第1の周波数帯以外の雑音をフィルタで除去しているので、第1の周波数帯よりも高い周波数領域に新たなサービスを付加しても、第1の信号群によるクリッピング雑音の影響を受けることがない。 したがって、従来のシステムを変更することなく新たなサービスを付加することができるので、システムのグレードアップに柔軟に対応できる。

    【0019】また、第1の信号群はサブキャリア数Nの周波数多重信号としたとき、半導体レーザにおけるクリッピングによる第1の信号群の品質を保持する(CSO
    ≦−60dBc)ためには、サブキャリア1チャンネルあたりの変調度mを、 m√N≦0.45 (N:チャンネル数) と設定すると良い。

    【0020】ここで本発明の如くリミッタ回路を用いれば、リミッタ回路で第1の信号群がクリップされることによって第1の信号群の品質が劣化する。 したがって、
    第1の信号群の実効変調度(m√N)を、式1の特徴の如く、

    【数5】

    IB :半導体レーザのバイアス電流 Ith:半導体レーザの閾値電流 と設定することにより、クリッピングによって生じるC


    SO( Composite Second Order beat) およびCTB


    (Composite Triple Beat)の増加に対して第1の信号群の品質を保持できる。

    【0021】さらに、サブキャリア多重された第1の信号群のチャンネル数をNとしたときに、リミッタ回路のリミッティングレベルILを

    【数6】

    と設定することにより、半導体レーザでのクリッピングを抑圧できる。

    【0022】

    【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

    【0023】以下の本実施例において、第1の信号群は、サブキャリア多重されたアナログ信号であり、第2
    の信号群は、サブキャリア多重されたデジタル信号である。

    【0024】図1は本発明の第1の実施例を示す構成図である。

    【0025】図1において、サブキャリア多重されたアナログ信号は、リミッタ回路10に入力される。 リミッタ回路10では半導体レーザ100でクリッピングが発生しないようにアナログ信号の振幅を制限する。 リミッタ回路10の出力は、バンドパスフィルタ30を通過した後、加算器40に入力される。

    【0026】一方、サブキャリア多重されたデジタル信号はバンドパスフィルタ31を通過した後、加算器40
    に入力される。

    【0027】加算器40の出力は、バイアス回路70からのバイアス電流に重畳され、半導体レーザ100に入力される。 半導体レーザ100の出力光は加算器40の出力に基づき強度変調を受け、光ファイバ110に結合され光伝送に供される。 半導体レーザ100の出力光はAPC(Automatic Power Control)回路60にも供される。 APC回路60の出力は、半導体レーザ100の出力パワーを一定にするようにバイアス回路70にフィードバックされる。

    【0028】光ファイバ110で伝送された光SCM信号は、フォトダイオード120で電気信号に変換され、
    プリアンプ50で増幅され、バンドパスフィルタ30,
    31に入力される。 バンドパスフィルタ30はアナログ信号の帯域のみを通過させ、チューナー80で所望のチャンネル信号を再生する。 またバンドパスフィルタ31
    はデジタル信号のみを通過させ、復調器90で信号を再生する。

    【0029】図2に、アナログ信号およびデジタル信号のサブキャリア周波数の配置ならびにバンドパスフィルタ30および31の周波数特性を示す。

    【0030】図3は、リミッタ回路10およびバンドパスフィルタ30の動作を説明する図である。

    【0031】図3(a) はアナログ信号の時間波形であり、リミッタ回路10に入力される。 リミッタ回路10
    では、アナログ信号の振幅を制限する。 図3(b) にリミッタ回路10の出力を示す。 ここでリミッタ回路10で信号をクリップしたために高調波雑音が発生するので、
    バンドパスフィルタ30でアナログ信号帯域以外の高調波雑音を除去する。 図3(c) に示すようにバンドパスフィルタ30の出力は高調波成分が除去され、波形の急激な変化が緩和される。 図3(c) にさらにバイアス電流I
    Bが加算され(図3(d) )、半導体レーザ100に入力され、光信号に変換される。 ここでリミッタ回路10のリミッティングレベルILを適切に設定することにより、図3(d) に示すように、半導体レーザ100に入力される信号のレベルを半導体レーザ100の閾値Ithよりも大きくできる。 したがって、半導体レーザ100においてアナログ信号によるクリッピングは発生しない。

    【0032】図4にダイオードを用いたリミッタ回路の具体例を示す。

    【0033】ダイオードのアノード側の電圧を可変にすることによって、リミッティングレベルの調整を行う。
    ダイオードとしては、例えばショットキーダイオードを用いる。

    【0034】本方式では、サブキャリア多重されたアナログ信号をリミッタ回路で振幅を制限(クリップ)し、
    リミッタ回路で発生した高調波をフィルタ除去することにより、半導体レーザでのクリッピング雑音の発生を防止する。

    【0035】したがってデジタル信号の帯域にはアナログ信号によるクリッピング雑音が存在しないので、アナログ信号とデジタル信号とを多重して1本の光ファイバで伝送しても、デジタル信号の特性劣化のない、安価な光SCM伝送システムを提供できる。

    【0036】図5は本発明の第2の実施例を示す図である。

    【0037】アナログ信号はリミッタ回路10およびバンドパスフィルタ30を通過した後バイアス電流に重畳され半導体レーザ100に入力される。 ここで半導体レーザ100に入力されるアナログ信号は図3において説明したような信号なので、半導体レーザ100においてクリッピング雑音は発生しない。

    【0038】半導体レーザ100の光出力は、光アンプ300で増幅され、スターカプラ320で各加入者に分配されるここで、アナログ信号の高い周波数領域にデジタル信号を用いて新たなサービスを付加する。 サブキャリア多重されたデジタル信号は、バンドパスフィルタ3
    2を通過後、バイアス回路71からのバイアス電流に重畳され半導体レーザ101に入力される。 ここでバンドパスフィルタ32の透過帯域はサブキャリア多重されたデジタル信号の帯域と一致するものとする。 半導体レーザ101からの光信号は、カプラ310で半導体レーザ100からの光信号と合波され、光アンプ301で増幅された後、光ファイバ110を介し伝送され、さらにスターカプラ321で分岐され、各加入者に分配される。

    【0039】半導体レーザ100と101の波長はビートノイズを低減するために1nm以上異なる値にするが、両波長ともに光アンプ301の帯域内に設定する。

    【0040】本方式においても、半導体レーザ100においてアナログ信号によるクリッピング雑音が発生しないために、アナログ信号帯域の高周波数側には雑音は存在しない。 したがって、アナログ信号の高い周波数帯域を用いて新たなサービスを付加しても、品質劣化は生じない。

    【0041】故に、ネットワークのグレードアップが容易に実現できる。

    【0042】次に、リミッタ回路のリミッティングレベルについて説明する。 リミッタ回路でクリップされた波形は、フィルタを通過することにより、高調波成分が除去されるため波形が鈍る(図3(c) )。 そこで、リミッタ回路のリミッティングレベルが半導体レーザの閾値に近すぎると、半導体レーザにおいて再び波形がクリップされる。 したがって半導体レーザにおいてクリッピングが生じないためには、リミッティングレベル|1L|の上限が存在する。

    【0043】図6にリミッタ回路のリミッティングレベルを変化させたとき、半導体レーザにてクリッピングが発生しない確率を示す。

    【0044】図7にクリッピング雑音を3dB(50
    %)以上の改善を考えた場合のリミッティングレベルの上限値を示す。 図7よりリミッタ回路のリミッティングレベルが、

    【数7】

    であれば3dB以上の改善が図れることがわかる。

    【0045】図8は本発明の第3の実施例の概略図である。

    【0046】幹線ネットワーク400は、図1におけるリミッタ回路10、バンドパスフィルタ30、バンドパスフィルタ31、加算器40、APC回路60、バイアス回路70、半導体レーザ100等を図1と同様に接続した端末装置410を光通信網420に有してなる。 他方、加入者ネットワーク500は、図1における受信器150を光通信網510に有してなる。

    【0047】そして、幹線ネットワーク400にて変調された光信号を光通信路600及び加入者ネットワーク500を介在して加入者端末(例えば図1における受信器150の如くの端末)まで伝送するようにしている。

    【0048】この第3の実施例の構成においては、上記した第1の実施例と同様の効果が得られる。

    【0049】図9は本発明の第4の実施例の概略図である。

    【0050】幹線ネットワーク700は、図5におけるリミッタ回路10、バンドパスフィルタ30、バンドパスフィルタ32、APC回路60、バイアス回路70、
    バイアス回路71、半導体レーザ100、半導体レーザ101、光アンプ300、光アンプ301等を図5と同様に接続した端末装置710を光通信網720に有してなる。 他方、加入者ネットワーク800は、図5における受信器150を光通信網810に有してなる。

    【0051】そして、幹線ネットワーク700にて変調された光信号を光通信路900及び加入者ネットワーク800を介在して加入者端末(例えば図5における受信器150の如くの端末)まで伝送するようにしている。

    【0052】この第4の実施例の構成においては、上記した第2の実施例と同様の効果が得られる。

    【0053】尚、以上の実施例では第1の信号群は、サブキャリア多重されたアナログ信号であり、第2の信号群は、サブキャリア多重されたデジタル信号であったが、第1の信号群がサブキャリア多重されたデジタル信号で、第2の信号群がサブキャリア多重されたアナログ信号でもよい。 また、第1の信号群ならびに第2の信号群がともにサブキャリア多重されたアナログ信号あるいはサブキャリア多重されたデジタル信号でもよい。

    【0054】

    【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
    クリッピング雑音による第2の信号群の特性劣化がなく、かつ安価な光SCM伝送システム等の光伝送システムを提供できる。 また従来の第1の周波数帯を有する第1の信号群によるサービスに、新たに第1の周波数帯より高い第2の周波数帯を有する第2の信号群によるサービスを追加する場合に、従来の伝送路をそのまま利用でき、新たに伝送路を加える必要がない。 したがってシステムのグレードアップに対して柔軟に対応できる光SC
    M伝送システム等の光伝送システムを提供できる。

    【0055】さらに、実効変調度を(式1)の如く設定することによって、第1の信号群の品質劣化を防止できる。 またリミッタ回路のリミッティングレベルを(式2)の如く設定することによって、第1の信号群によるクリッピング雑音を著しく抑圧できる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明が適用された光SCM伝送システムの第1実施例の構成を示す図。

    【図2】本発明が適用された光SCM伝送システムにおける信号の周波数配置および各フィルタの特性を示す図。

    【図3】本発明が適用された光SCM伝送システムにおけるリミッタ回路の動作を説明する図。

    【図4】本発明におけるリミッタ回路の具体例を示す図。

    【図5】本発明が適用された光SCM伝送システムの第2実施例の構成を示す図。

    【図6】本発明におけるリミッタ回路のリミッティングレベルの変化による改善の度合いを示す図。

    【図7】本発明におけるリミッタ回路の適用範囲を示す図。

    【図8】本発明が適用された光SCM伝送システムの第3実施例の概略を示す図。

    【図9】本発明が適用された光SCM伝送システムの第4実施例の概略を示す図。

    【図10】従来の光SCM伝送システムを示す図。

    【図11】半導体レーザにおけるクリッピングを説明する図。

    【図12】従来の光SCM伝送システムを示す図。

    【符号の説明】

    10 リミッタ回路 30,31,32 バンドパスフィルタ 40 加算器 50 増幅器 60 APC回路 70,71 バイアス回路 80 チューナー 90 復調器 100,101 半導体レーザ 110,111 光ファイバ 120,121 フォトダイオード 150 受信器 200 同軸ケーブル 300,301 光アンプ 310 光カプラ 320,321 スターカプラ f11,f12,………f1M アナログ信号のサブキャリア周波数 f21,f22,………f2N デジタル信号のサブキャリア周波数

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl. 6識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 10/06 10/02 10/18

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