专利汇可以提供Fluorescent light flicker detection circuit专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a method of detecting a fluorescent light flicker caused in an image when a camera apparatus installed with a CMOS sensor adopting the XY address system photographs the image under fluorescent light illumination without using a light receiving element or the like independently of a relationship between a field period of the image and a luminance change period of a fluorescent light.
SOLUTION: A fluorescent light flicker detection circuit detects the presence/absence of the fluorescent light flicker from two fields adjacent to each other, changes an electronic shutter speed depending on a result of the detection, and compares fields before and after the change in the electronic shutter speed so as to discriminate the photographing environment.
COPYRIGHT: (C)2008,JPO&INPIT,下面是Fluorescent light flicker detection circuit专利的具体信息内容。
技術分野は、撮像素子を備えたカメラ機器を用いて非インバータ方式の蛍光灯照明の下で撮影した場合に画像に生じる、蛍光灯フリッカを検出する技術に関する。
蛍光灯フリッカが発生すると画質が著しく劣化するため、これを低減することが求められ、低減するにはまず蛍光灯フリッカを検出する必要がある。 そこで、画像中の蛍光灯フリッカを検出する方法が提案されている。
特許文献1、2には、受光素子や測光素子を設けて蛍光灯の光量を測定することによりフリッカ成分を推定する方法が示されている。
特許文献3には、「受光素子や測光素子により蛍光灯の光量を測定することによってフリッカ成分を推定する方法は、撮像装置に受光素子や測光素子を付加するので、撮像装置システムのサイズやコストが増大する。…そこで、この発明は、受光素子などを用いることなく、簡単な信号処理のみによって、CMOS撮像素子などのXYアドレス走査型の撮像素子に固有の蛍光灯フリッカを、被写体や映像信号レベルおよび蛍光灯の種類などにかかわらず、高精度で検出し、確実かつ十分に低減することができるようにしたものである。…前記映像信号または前記輝度信号を入力画像信号として、その入力画像信号を1水平周期以上の時間に渡って積分する工程と、その積分値、または隣接するフィールドまたはフレームにおける積分値の差分値を、正規化する工程と、その正規化後の積分値または差分値のスペクトルを抽出する工程と、その抽出したスペクトルからフリッカ成分を推定する…」との記載がある。
しかしながら、特許文献1、2のように、受光素子や測光素子などを別途設ける方法は、撮影装置のコストとサイズが増えるという課題がある。
また、特許文献3にも課題がある。 その課題をフリッカの原因と共に4から6を用いて説明する。
撮像素子として、例えばXYアドレス方式のCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサを搭載したカメラ機器を用いて蛍光灯照明の下で撮影を行った場合、蛍光灯フリッカという画面に横縞が入って見える画質劣化を生じる。 蛍光灯フリッカの原因を図4から図6を用いて説明する。
CMOSセンサではCCD(Charge Coupled Devices)センサとは異なり、フォトダイオードの露光開始と露光終了(電荷転送)とを1フィールド(画面)内の複数のライン毎に順に行う「ローリングシャッタ」という手法を採用しているため、1フィールド内でも各ラインで露光開始と露光終了のタイミングが異なる。
図4の上図は横軸に時間を縦軸に輝度をとって、蛍光灯の輝度変化の周期が1/100秒(蛍光灯の輝度変化の周期は蛍光灯の電源周波数によって決まり、この場合、蛍光灯の電源周期は1/50秒)、フィールド周期が1/60秒(NTSC=National Television Standards Committee方式の場合)として蛍光灯の輝度の変化を描いた図である。 そして図4の右図は、横軸に輝度、縦軸にラインをとって、ラインに対する輝度の変化をフィールド毎に描いた図である。
図4の右図が示すように、ラインに対して輝度が変化していおり、画面(フィールド)上で見ると画面に明暗の横縞が入っているように見える。 これが蛍光灯フリッカである。 また、フィールド毎に輝度の変化の位相がずれているため、フリッカによる画面の横縞が上下方向に移動し、波打っているように見える。
一方、図5はフィールド周期が1/60秒、蛍光灯の輝度変化の周期が1/120秒(蛍光灯の電源周期は1/60秒)の場合の撮影画像の輝度変化を表している。 撮影画像のフィールド周期が蛍光灯の輝度変化周期の整数倍又は整数分の1倍(以下、総称して整数倍ともいう)である場合は、ラインごとの露光量に違いが生じず、図5の右図にあるように輝度がライン間及びフィールド間で一定となり、蛍光灯フリッカは発生しない。
特許文献3では、隣接するフィールド又はフレームの間の差を利用する。 図5のように画像のフィールド周期が蛍光灯の輝度変化周期の整数倍である場合にはフィールド間に差が生じず、図4のように画像のフィールド周期が蛍光灯の輝度変化周期の整数倍でもなく且つ整数分の1倍でもない場合(以下、非整数倍ともいう)には、発生するフリッカパターンがフィールド間で異なるので差分値はフリッカ成分と相関を持つものとなりフリッカ検出できるかもしれない。
しかし、カメラでは「電子シャッタ」という露光時間を変えることで露光量を調整する機能がある。
ここで、図6のように、画像のフィールド周期が蛍光灯の輝度変化周期の整数倍(1/120秒)であり、かつ、電子シャッタによる露光時間が蛍光灯の輝度変化周期の非整数倍(1/100秒)である場合には、図6の右図のようにライン間で輝度の差が生じるので横縞の蛍光灯フリッカが生じるものの、露光タイミングと蛍光灯の輝度変化の位相が常に一定であるため、フィールド間では輝度の差が生じない。 画面上では横縞が固定しているように見える。
このような図6の場合、発生するフリッカパターンがフィールド間で同一となるため差分値はフリッカ成分と相関を持たない。 よって、特許文献3の技術ではフリッカが発生しているのか発生していないのか差分値から判断できず、フリッカ検出ができないという課題がある。
そこで例えば、XYアドレス方式のCMOSセンサを搭載したカメラ機器を用いて蛍光灯照明の下で撮影を行った場合に画像中に発生する蛍光灯フリッカを、受光素子などを用いなくとも、画像のフィールド周期と蛍光灯の輝度変化周期との関係に関わらず検出する技術を提供する。
具体的に例えば、第1種及び第2種の輝度周期の蛍光灯によるフリッカを検出する方法であって、撮像素子の第1の露光期間によってフィールド間の露光量に差があるとき、第1種の輝度周期の蛍光灯によるフリッカと判断し、差がないとき、撮像素子の露光期間を変更し、露光期間の変更前後で露光した輝度に位相のずれがあるとき、第2種の輝度の周期の蛍光灯によるフリッカと判断する。
例えば上記手段によると、電子シャッタによる露光時間が蛍光灯の輝度変化周期の非整数倍であっても蛍光灯フリッカを検出することが可能である。
上記以外の課題、手段、効果は後述する実施例によって明らかにされる。
以下、本発明に好適な実施形態の例として蛍光灯フリッカ検出回路の実施例を説明する。
図1は、蛍光灯フリッカ検出回路の構成例を示すブロック図である。 図1に示す蛍光灯フリッカ検出回路にはXYアドレス方式のCMOSセンサの出力するデジタル変換された画像データを入力する。
まず、画像データをライン積分部1に入力し、画像データを所定の画素数分積分し(以下これをライン積分と称する)、積分データ(以下これをライン積分値と称する)を出力する。 なお、積分したデータは所定の画素数で割ることによる平均値であってもよい。
次に、前フィールド積分値保存部2にライン積分部1の出力を保存する。 後述するように隣接2フィールド間のライン積分値を比較することによってフリッカを検出するためである。 また、ライン積分を行うのは、蛍光灯フリッカは垂直方向の輝度変化として現れるためフリッカ成分は1ライン期間内ではほぼ一定であるので、2フィールド間で同じラインの積分データを比較するためである。 また、NTSC等の一般の動画形式であれば2フィールド間の時間的差は極めて小さいため被写体パターンもほとんど同じとみなせるが、画素単位で比較を行うと1画素のずれが大きな誤差となってしまう。 よってライン積分を行うことで、被写体のずれ、特に水平方向のずれの影響がほとんど無視できるようになる。 また、垂直方向のずれの影響も少なくするために、ライン積分は1ライン単位ではなく、複数ライン単位でも行うものが好ましい。
続いて、現在のフィールドのライン積分値であるライン積分部1の結果と、前フィールド積分値保存部2に保存してある前フィールドのライン積分値から、フリッカ検出部3でフリッカを検出する。
フリッカ検出部3の動作を詳細に説明する。 フリッカ検出部3では、2つの入力の除算を行う。 現在のフィールドの積分値を前フィールドの積分値で割るのが基本だが、分母分子を逆にした構成でもよい。 現在のフィールドと前フィールドで異なるパターンの蛍光灯フリッカが発生している場合、除算結果は全てのラインで異なる値となる。 一方、現在のフィールドと前フィールドで同一のパターンの蛍光灯フリッカが発生している場合は、除算結果は全てのラインでほぼ同一の値となる。 また、両フィールドとも蛍光灯フリッカが発生していない場合も、除算結果は全てのラインでほぼ同一の値となる。 よって、除算結果が一定でなければフリッカ検出とし、一定であればフリッカの有無を特定できないので未検出として、フリッカ検出部3からはフリッカの検出/未検出の情報を出力する。
撮影環境判断部4では、フリッカ検出部3の出力から、現在の撮影環境が蛍光灯下であるか非蛍光灯下であるかを判断する。 撮影環境判断部4におけるこの判断の流れを、フィールド周波数が60Hzの動画形式NTSCの例を用いて図2に示す。
まず、初期電子シャッタ速度判断9で電子シャッタ速度が1/100秒の整数倍かどうかを判断する(ステップ9)。 1/100秒の整数倍の場合は電子シャッタ速度を1/100秒の整数倍以外の速度に変え(ステップ10)、1/100秒の整数倍以外であればそのままの電子シャッタ速度を用いてフリッカを検出する(ステップ6)。 この検出を一次検出とする。 一次検出の結果、フリッカが検出されれば、撮影環境は電源周波数50Hzの蛍光灯下であると判断できる。
しかしフリッカが検出されなければ(ステップ6で未検出)、撮影環境は非蛍光灯下か電源周波数60Hzの蛍光灯下のどちらかとなり、撮影環境を特定できないため、次のステップ7へ移る。 尚、電子シャッタ使用時で露光時間が蛍光灯の輝度変化周期の整数倍である場合は、画像のフィールド周期に関わらずフリッカは発生しないため、図1のフリッカ検出部3における除算の結果は全てのラインでほぼ同一の値となり、フリッカは検出されない。
ステップ7では、1/100秒の整数倍以外になっている電子シャッタ速度を変化させ、変化させた電子シャッタ速度において、再度フリッカ検出を行う(ステップ8)。 この検出を二次検出とする。
二次検出の仕組みを図3で説明する。 図3は、図6と同様に画像のフィールド周期が蛍光灯の輝度変化周期の整数倍(1/120秒)であり、かつ、電子シャッタによる露光時間が蛍光灯の輝度変化周期の非整数倍である場合を示している。 ただし、露光時間を2種類(1/100秒、1/80秒)に分けて示している。
図3のように、異なる露光時間によれば、右図のセンサ出力波形の位相がずれる。 よって電子シャッタ速度変化(ステップ7)により露光時間を変えることで、撮影環境が蛍光灯下であれば二次検出に用いる2フィールド間のライン積分値の波形パターンが異なり、フリッカ検出部3でフリッカが検出される。
一方、撮影環境が非蛍光灯下であれば、電子シャッタ速度に関わらずフリッカは発生しないため、フリッカ検出部3における除算の結果は全てのラインでほぼ同一の値となり、フリッカは検出されない。 よって二次検出8の結果、フリッカが検出されれば撮影環境は電源周波数60Hzの蛍光灯下であり、検出されなければ撮影環境は非蛍光灯下であると判断できる。 なお露光時間の変化のさせ方は、種々の場合がありうる。
このように、図1のフリッカ検出部3の出力がフリッカ検出を示している場合(図2のステップ6で検出の場合)、撮影環境判断部4で電源周波数が画像のフィールド周波数の非整数倍の蛍光灯下であると判断し、フリッカ検出部3の出力がフリッカ未検出を示している場合(ステップ6で未検出の場合)は、撮影環境判断部4では撮影環境未確定とし、電子シャッタ速度制御部5によって次のフィールドの電子シャッタ速度(露光時間)を変化させ(ステップ7)、二度目のフリッカ検出を行う(ステップ8)。
ただし、露光時間が蛍光灯の輝度変化周期の整数倍になる電子シャッタ速度に変化させると画像のフィールド周期に関わらずフリッカは発生しないため、フリッカ検出部3における除算の結果は全てのラインでほぼ同一の値となり、フリッカは検出されず、蛍光灯の電源周波数に関わらず非蛍光灯下であると判断してしまうため、二度目のフリッカ検出を行う際は露光時間が蛍光灯の輝度変化周期の整数倍になる電子シャッタ速度に変化させる(ステップ7)。
この際、撮影環境判断部4では、一度目のフリッカ検出でフリッカが未検出だったことを記憶しておく。 二度目の検出でフリッカ検出部3の出力がフリッカ検出を示している場合、撮影環境判断部4で電源周波数が画像のフィールド周波数の整数倍の蛍光灯下であると判断し、フリッカ未検出を示している場合は、撮影環境判断部4で非蛍光灯下であると判断する。
以上で説明したように、本実施例により、電源周波数が画像のフィールド周波数の整数倍の蛍光灯下、あるいは画像のフィールド周波数の非整数倍の蛍光灯下、あるいは非蛍光灯下かを判断することができる。
なお、上述した実施例では、フリッカ検出部3では2入力の除算により検出/未検出を求めるとしたが、除算の代わりに差分によって求めてもよい。 この場合、電子シャッタ速度が異なるとフリッカパターンだけでなく画像全体のゲインも速度に比例して増減するので、ライン積分部1からの入力と前フィールド積分値保存部2からの入力の露光時間の比より、フリッカ検出部3で両入力のゲインを1:1に合わせるとよい。
また、前述した実施例1及び2においては、その一部もしくは全てにおいて、ソフトウェア、ハードウェアのどちらで構成してもよい。
また、前述した実施形態は、画像単位をフィールド(NTSCではフィールド周期1/60秒)とした場合であるが、画像単位をフレーム(NTSCではフレーム周期1/30秒)とした場合も同様の構成でよい。
また、前述した実施例は、NTSC(フィールド周期1/60秒)の場合で説明したが、PAL等のフィールド周期1/50秒の動画形式でも同様の構成でよい。
その他、インターレース方式、プログレッシブ方式、アナログ方式、デジタル方式など種々に用いることができる。
1 ライン積分部 2 前フィールド積分値保存部 3 フリッカ検出部 4 撮影環境判断部 5 電子シャッタ速度制御部
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