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Semiconductor device and its manufacture

阅读:1043发布:2020-08-07

专利汇可以提供Semiconductor device and its manufacture专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE: To realize a semiconductor element of a Gunn diode element of high oscillation efficiency which can be easily manufactured by providing a plurality of high resistance regions between an active layer and an electrode. CONSTITUTION: A Gunn diode pellet has a columnar PHS structure, is provided with an n -contact layer 2 formed on an InP substrate 1 by epitaxial growth, an n-active layer 3 and an n -contact layer 4 and is provided with a plurality of recessed parts 5, and a high resistance region 6 is formed in an inner wall surface thereof. An ohmic electrode 8 is formed all over a surface of an operational layer including the high resistance region 6, gold plating 9 is applied all over the surface, an ohmic electrode 10 is formed in an opposite surface of the InP substrate 1 and gold plating 11 is applied to a surface thereof. Therefore, it is possible to lower a current in the same heat dissipation area and to improve conversion efficiency more than that when a heat sink of good heat conduction rate such as diamond is used by lowering an operational temperature.,下面是Semiconductor device and its manufacture专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 ガンダイオードを構成する活性層と、該活性層を挟む電極とを含む半導体装置において、 前記活性層と前記電極との間に複数の高抵抗領域を設けたことを特徴とする半導体装置。
  • 【請求項2】 前記高抵抗領域の活性層の部分が良熱伝導体で満たされていることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  • 【請求項3】 基板上にガンダイオードを構成する活性層を形成し、 所定の複数の領域の前記活性層を除いて凹部を形成し、 前記凹部に高抵抗領域を形成し、 前記高抵抗領域が形成された前記凹部に良熱伝導体を満たすことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、マイクロ波やミリ波帯の発振に用いられるガンダイオードで構成された半導体装置及びその製造方法に関する。

    【0002】

    【従来の技術】InPやGaAsなどの負性抵抗を用いた素子であるガンダイオードは、従来よりマイクロ波〜
    ミリ波帯の発振素子として知られている。

    【0003】このガンダイオードは、InPやGaAs
    などからなる半導体基板の表面上に、活性層とそれを挟む高濃度不純物層をエピタキシャル成長し、さらにこの表裏両面に電極を設けて形成されるものであり、その発振周波数は前記活性層の厚さで決定される。 この活性層の形状は、特にミリ波帯以上の高周波特性の向上のために寄生容量を少なくする必要があることから、小さな(100μm以下、例えば50〜60μmの直径)のメサ状となっている。

    【0004】一方、ガンダイオードの発振効率を十分に得るためには、活性層の不純物濃度と活性層の厚みの積が1×10 12 cm -2以上であることを要し、さらにその値が大きいほどドメインが成長しやすくなるために発振効率が高くなる。 発振周波数は、前述したように一義的には活性層の厚みにより決まるために、一定の発振周波数で動作させるための構造を設計する上では、活性層の不純物濃度と活性層の厚みの積は活性層の不純物濃度により決まり、発振効率を高めるためには、活性層の不純物濃度を高くする必要がある。

    【0005】しかし、動作状態での電流密度は飽和電子速度と活性層のキャリア密度により決まるので、活性層の不純物濃度をある程度以上高くすると、入電力が増加するため、活性層の温度が上昇する結果、発振効率が低下する。 即ち、発振効率は、素子温度との兼ね合いで熱的限界がある。

    【0006】従来では、ダイヤモンドなどの熱伝導率の優れた放熱体を用いて活性層からの放熱効率を上げることで、ガンダイオードの発振効率を高めることが試みられている。

    【0007】

    【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来のガンダイオードでは、たとえダイヤモンドなどの熱伝導率の優れた放熱体を用いた場合であっても、その発振効率は十分に満足いくものではなかった。

    【0008】そこで、より一層発振効率を高めるために、活性層の形状を円板状、メサ形状以外の例えば中心部を繰り抜いたリング状や十字形にして放熱面積を広くすることが考えられる。

    【0009】しかし、前述したように、高周波特性向上の観点から特にミリ波帯以上に用いられるガンダイオードの寄生容量を少なくしなければならず、活性層の断面積を小さくする必要がある。 そのため、一定の断面積以下にするためにはリングの幅あるいは十字の腕の幅を1
    0μm程度にまで狭くせざるを得ない。 このような形状への加工は困難であり、また、InPやGaAsは、S
    iに比べ機械的にもろいため、組み立て時のボンディングなどの工程で圧着に必要な加重に耐えられないことになる。

    【0010】本発明は、上述の如き従来の問題点を解決するためになされたもので、その目的は、作製が容易で、発振効率の高いガンダイオード素子の半導体装置、
    及びその製造方法を提供することである。

    【0011】

    【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、第1の発明である半導体装置の特徴は、ガンダイオードを構成する活性層と、該活性層を挟む電極とを含む半導体装置において、前記活性層と前記電極との間に複数の高抵抗領域を設けたことにある。

    【0012】この各高抵抗領域は、例えばその幅が活性層の幅よりも十分小さく設定され(2〜20%)、絶縁膜、ショットキー電極あるいは高抵抗導電膜等を形成することによって構成される。 さらに、各高抵抗領域の形状は、断面U字型、断面V字型あるいは断面平板型等の各種が考えられ、また、その大きさは均一に分布し、且つ全活性層の20%〜50%程度の面積を覆うことが望ましい。

    【0013】上記第1の発明において、前記高抵抗領域の活性層の部分が良熱伝導体で満たされていることが望ましい。 良熱伝導体としては、Au(金)やAg(銀)
    などの金属で電極を兼ねることが望ましい。

    【0014】第2の発明である半導体装置の製造方法の特徴は、基板上にガンダイオードを構成する活性層を形成し、所定の複数の領域の前記活性層を除いて凹部を形成し、前記凹部に高抵抗領域を形成し、前記高抵抗領域が形成された前記凹部に良熱伝導体を満たすようにしたことにある。

    【0015】

    【作用】上述の如き構成の第1の発明の半導体装置によれば、活性層と電極との間に複数の高抵抗領域を設けたので、同じ放熱面積で電流を低下させることができるため、動作温度が低下して変換効率が向上する。

    【0016】また、各高抵抗領域の幅を活性層の幅よりも十分小さく(2〜20%)設定することにより、高抵抗領域の幅が活性層の幅よりも大きすぎることで生ずる熱的な不均一状態を回避することができ、逆に高抵抗領域の幅が活性層の幅よりも小さすぎることで生ずる加工の困難さを解消することができる。

    【0017】さらに、各高抵抗領域の大きさを均一に分布させることにより、熱的な不均一状態を回避することができる。

    【0018】上記第1の発明において、前記高抵抗領域の活性層の部分を良熱伝導体で満たすことにより、一層の放熱効果が得られ、また素子の機械的強度が向上する。

    【0019】第2の発明の半導体装置の製造方法によれば、基板上にガンダイオードを構成する活性層を形成し、所定の複数の領域の前記活性層を除いて凹部を形成し、前記凹部に高抵抗領域を形成し、前記高抵抗領域が形成された前記凹部に良熱伝導体を満たすようにしたので、簡単にガンダイオード素子を作製することができる

    【0020】。

    【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。 図1は、本発明を実施したガンダイオードペレットの断面図である。

    【0021】このガンダイオードペレットは、直径50
    〜100μmの円柱状を成すPHS(Plated H
    eat Sink)構造を有し、InP基板1上に、エピタキシャル成長して形成したn コンタクト層2(厚さ:約1μm)と、n活性層3(厚さ:約2μm)と、
    コンタクト層4(厚さ:約1μm)とから成る動作層を備えている。

    【0022】この動作層には、その厚さ約4μmを越える深さで複数の凹部が設けられ、その各凹部の内壁面には本発明の特徴を成す高抵抗領域(SiO 2もしくはT
    i/Pt)6が形成されている。 さらに、高抵抗領域6
    の表面を含む動作層の全表面上にはオーミック電極(A
    u−Ge)8が形成され、そのオーミック電極8の全表面上には、前記各凹部が埋め込まれる形で金メッキ(厚さ:5〜50μm)9が施されている。

    【0023】一方、InP基板1の反対表面側には、オーミック電極10が形成され、そのオーミック電極10
    の表面は金メッキ11が施されている。

    【0024】このように構成されたガンダイオードは、
    その両電極である金メッキ9,11側に電圧を印加することにより、n活性層3の厚さで決定される例えばミリ波帯の発振周波数で、連続して発振する。

    【0025】次に、上述の図1に示すガンダイオードペレットの製造方法を図2(a)〜(d)、図3(e)〜
    (g)、及び図4(h)〜(j)の製造工程を参照しつつ説明する。

    【0026】まず、図2(a)に示すように、InP基板1A上に、n コンタクト層2、n活性層3、及びn
    コンタクト層4を順次、1/2/1μmの厚さでエピタキシャル成長して動作層を形成する。

    【0027】次いで、図2(b)に示すように、この動作層を越える深さ(例えば5μm程度)で、且つ直径がペレットの直径の20%以下(例えば5μm程度)の凹部5をエッチングにより動作層側にドット状に配置形成する(図5参照)。 この凹部5の形状は特に円柱状でなくともよく、U字状あるいはV字状であってもよい。 さらに、図2(c)に示すように、前記エッチングのマスクを使用して、凹部5の内壁面にSiO 2あるいはTi
    /Ptから成る高抵抗領域6をリフトオフし、続いて、
    図2(d)に示すように、素子間を分離するためのグリッド7を前記凹部5よりも深い例えば10μmの深さで形成する。 また、このグリッド7は、後述するInP基板1Aを研磨する際の目安となるものである。

    【0028】その後の図3(e)に示す工程では、この状態のエピタキシャル基板全面にオーミック電極(Au
    −Ge)8をスパッタリングにより形成し、アニール後、図3(f)に示すように、オーミック電極(Au−
    Ge)8の全表面に金メッキ9を約5〜50μmの厚さで形成する。 その結果、前記各凹部5の部分は、この金メッキ9でほぼ埋め込まれることになる。

    【0029】そして、図3(g)に示すように、ペレットを薄層化するために、前記グリッド7の裏側が露出するまで基板側を研磨してInP基板1Aを薄層基板1B
    にする。 さらに、図4(h)に示すように、その基板側表面に、メサに対応するオーミック電極(直径50〜1
    00μm)10を形成し、その上に金メッキ11を形成する。

    【0030】さらに、図4(i)に示すように、例えばFeCl 3等の光エッチング法を用いて、InP基板1
    Bをメサエッチングすることにより、ガンダイオード素子アレイが作製され、これを図4(j)のように切り離せば、図1に示すようなガンダイオードペレットが得られる。

    【0031】本実施例は次のような利点を有する。

    【0032】同一直径のペレットに対して電流を20%
    以上低減することができる。 仮に直径50μmのペレットであれば、熱抵抗はダイヤモンド放熱体上で約40℃
    /Wで入力電力3.5Wのときに温度上昇は140℃になる。

    【0033】これに対して本実施例では、入力電力は最低でも20%減少して2.8Wとなり、112℃の温度上昇に抑えられる。 この約30℃の温度低減により、発振効率(60GHz)が4.2%から5%近くまで上昇することが期待できる。

    【0034】また、入力電力を高抵抗領域を設けないときの値に保つために素子ペレットの外径直径を増加させても活性層部に生ずるダイオードキャパシタンスは変わらない(電流の流れる部分の断面積で入力電力が決まっているから)。 その結果、素子全体の外径直径の増加による熱抵抗の低減効果と、凹部5の放熱体の貫入による熱抵抗の低減効果の相乗効果によって、動作層温度を低減することができる。

    【0035】

    【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明である半導体装置は、ガンダイオードを構成する活性層と、該活性層を挟む電極とを含む半導体装置において、
    前記活性層と前記電極との間に複数の高抵抗領域を設けたので、同じ放熱面積で電流を低下させることができ、
    動作温度を下げてダイヤモンドなどの熱伝導率の優れた放熱体を用いた場合以上に、変換効率を向上させることが可能となる。 さらに、高抵抗領域の幅を活性層の幅に比べて適正に設定することにより、その加工を容易とすることができる。

    【0036】上記第1の発明において、前記高抵抗領域の活性層の部分を良熱伝導体で満たすことにより、一層の放熱効果が得られ、また素子の機械的強度を向上させることができる。

    【0037】第2の発明の半導体装置の製造方法によれば、基板上にガンダイオードを構成する活性層を形成し、所定の複数の領域の前記活性層を除いて凹部を形成し、前記凹部に高抵抗領域を形成し、前記高抵抗領域が形成された前記凹部に良熱伝導体を満たすようにしたので、簡単にガンダイオード素子を作製することが可能となる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明を実施したガンダイオードペレットの断面図である。

    【図2】図1のガンダイオードペレットの製造工程図である(その1)。

    【図3】図1のガンダイオードペレットの製造工程図である(その2)。

    【図4】図1のガンダイオードペレットの製造工程図である(その3)。

    【図5】凹部5の配置状態を示す図である。

    【符号の説明】

    1,1A,1B InP基板 2 n コンタクト層 3 n活性層 4 n コンタクト層 5 凹部 6 高抵抗領域 7 グリッド 8 オーミック電極 9 金メッキ 10 オーミック電極 11 金メッキ

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