Document reader

阅读:224发布:2020-12-30

专利汇可以提供Document reader专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To facilitate the reutilization of image data by transmitting read image data sectioned in the unit of documents to a storage side thereby comfortably retrieving and reading the image data in a file system in the case that the read image data from an original are sent to a storage means and storage is requested.
SOLUTION: In this document reader 11, an image processing section 29 applies image processing such as optical character reader OCR processing and area extraction to image data that are read from an original for copying purpose or the like to extract a characteristic of the original. A control section 21 transmits the image data sectioned in the unit of documents to a server unit via a communication control section 26 when the characteristic in the original extracted by the image processing section 29 is changed and allows an information management system IMS to store and manage the image data.
COPYRIGHT: (C)2000,JPO,下面是Document reader专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】セットされた1枚または2枚以上の原稿から画像データを読み取って一文書として出力する文書読取機能を備え、一連の読取動作により読み取った画像データを文書単位に区切る文書区切手段と、読み取った画像データを文書単位に内蔵あるいは外付けされたデータ蓄積手段に送る文書送出手段とを設けた文書読取装置であって、 読み取った画像データから原稿の特徴を抽出する特徴抽出手段を設け、 前記文書区切手段は、原稿の特徴が変化したときに文書を区切ることを特徴とする文書読取装置。
  • 【請求項2】セットされた1枚または2枚以上の原稿から画像データを読み取って一文書として出力する文書読取機能を備え、一連の読取動作により読み取った画像データを文書単位に区切る文書区切手段と、読み取った画像データを文書単位に内蔵あるいは外付けされたデータ蓄積手段に送る文書送出手段とを設けた文書読取装置であって、 読み取った画像データの特徴を抽出する特徴抽出手段を設け、 前記文書区切手段は、文書の区切を示す特徴が画像データから抽出されたときに文書を区切ることを特徴とする文書読取装置。
  • 【請求項3】前記文書区切手段による文書区切があったことを通知する区切通知手段を設けることを特徴とする請求項1または2に記載の文書読取装置。
  • 【請求項4】前記区切通知手段による通知に対して、当該文書の区切を解除する区切解除手段を設けたことを特徴とする請求項3に記載の文書読取装置。
  • 【請求項5】前記文書区切手段による文書区切が原稿間にないことを通知する区切通知手段を設けることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の文書読取装置。
  • 【請求項6】前記区切通知手段による通知に対して、当該原稿間で文書を区切る区切設定手段を設けたことを特徴とする請求項5に記載の文書読取装置。
  • 【請求項7】原稿の読取を連続して行われたときに文書毎に区切られた原稿間の区切位置を表示する区切表示手段と、当該原稿間の文書の区切位置を変更する区切変更手段と、を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の文書読取装置。
  • 【請求項8】原稿から読み取った画像データを文書単位に区切る必要のないことを指示する区切回避手段を設けたことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の文書読取装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、文書読取装置に関し、詳しくは、原稿から読み取った画像データを蓄積手段に送って蓄積を依頼するものに関する。

    【0002】

    【従来の技術】従来より、重要であるために保管する文書(画像や文字が表示された文書)や、将来使用する可能性のある文書などの書類は、紙に記録させた状態のままファイルされて書棚等に整理されていた。

    【0003】近年、データ処理技術の高度化・高速化と共に、データを記憶・蓄積する記憶手段の低価格化に伴って、保管する必要のある文書は、スキャナ装置により読み取らせて大容量記憶装置に蓄積させておく、所謂、
    ファイリング装置が出現している。

    【0004】

    【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このような従来のファイリング装置は、文書毎に原稿を区別してスキャナ装置により読み取らせる必要があって、複数の文書を一括して処理することができない。 また、いずれにしてもスキャナ装置により原稿を読み取らせる必要があってその作業は煩雑であるという問題があった。

    【0005】ここで、本発明者は、鋭意検討・研究を進めることにより、ファイリング装置に保管する文書は、
    会議に使用するために複写機によりコピーした書類であったり、取引先とファクシミリ装置などにより送受信した書類であるなどすることから、保管する文書が1回以上電気信号に変換処理されることを利用して、その電子化した画像データと同一のデータを蓄積手段に送って蓄積・保持させるファイルシステムを発明した。

    【0006】しかし、このファイルシステムの蓄積手段内の画像データを検索・読出して再利用するには、画像データを原稿単位に順次に確認することで可能であるが、複写機やファクシミリ装置などは複数人で共通に連続使用される場合もある。 このことから、所望の文書を容易に入手するためには、1枚または2枚以上の原稿を一文書として画像データを処理するのに合わせて、所望の画像データを文書単位に確認できるようにすることにより、画像データの検索・読出を簡易にして、再利用を容易にすることができることに想到した。

    【0007】そこで、本発明は、ファイリング装置や複写機やファクシミリ装置などの文書読取装置において、
    読取画像データを文書単位に区切って蓄積側に送出することができるようにして、ファイルシステムにおける画像データの再利用を容易化することを目的とする。 なお、画像データを文書単位にするために、処理間隔を計時して設定時間が経過したときに、次の処理では異なる文書を処理するものと判断することができるが、設定時間を経過する前に連続して複数文書を処理される際にも、文書を区別できるようにすることにより、より快適に画像データの検索・読出をして、再利用できるようにすることを目的とする。

    【0008】

    【課題を解決するための手段】上記課題を解決する第1
    の発明は、セットされた1枚または2枚以上の原稿から画像データを読み取って一文書として出する文書読取機能を備え、一連の読取動作により読み取った画像データを文書単位に区切る文書区切手段と、読み取った画像データを文書単位に内蔵あるいは外付けされたデータ蓄積手段に送る文書送出手段とを設けた文書読取装置であって、読み取った画像データから原稿の特徴を抽出する特徴抽出手段を設け、前記文書区切手段は、原稿の特徴が変化したときに文書を区切ることを特徴とするものである。

    【0009】この発明では、読み取られた画像データから原稿の特徴、例えば、画像処理やOCR(Optical Ch
    aracter Reader)などを施した上で、原稿のフォーム、
    文字の大きさ、文字間隔、行間隔、マージン、縦書き・
    横書き、用紙(原稿)の縦向き・横向き、文字画像・写真画像、キーワード、通し番号などの1つあるいは2つ以上を判別(抽出)されて、原稿間で抽出した特徴が同一文書とする基準以上に変化したときに、その原稿の前後を(当該原稿を含めて)別文書として区別され、読取画像データが文書単位に区切られてデータ蓄積手段に送出される。 したがって、蓄積側では、文書単位に画像データを保管(蓄積管理)することができる。

    【0010】上記課題を解決する第2の発明は、セットされた1枚または2枚以上の原稿から画像データを読み取って一文書として出力する文書読取機能を備え、一連の読取動作により読み取った画像データを文書単位に区切る文書区切手段と、読み取った画像データを文書単位に内蔵あるいは外付けされたデータ蓄積手段に送る文書送出手段とを設けた文書読取装置であって、読み取った画像データの特徴を抽出する特徴抽出手段を設け、前記文書区切手段は、文書の区切を示す特徴が画像データから抽出されたときに文書を区切ることを特徴とするものである。

    【0011】この発明では、読み取られた画像データの特徴、例えば、画像処理やOCR(Optical Character
    Reader)などを施した上で、原稿の特定位置に付されたマークや色の有無、用紙(原稿)の縦向き・横向きの変化、区切用用紙の有無などを判別されて、当該画像データの特徴を確認(抽出)されて文書の区切を示されたときに、その原稿の前後を(当該原稿を含めて、あるいは含めないで)別文書として区別され、読取画像データが文書単位に区切られてデータ蓄積手段に送出される。 したがって、蓄積側では、文書単位に画像データを保管することができる。

    【0012】上記課題を解決する第3の発明は、上記第1または2の発明の構成に加え、前記文書区切手段による文書区切があったことを通知する区切通知手段を設けることを特徴とするものである。

    【0013】この発明では、画像データの読取動作中に文書単位に区切られた原稿間の区切位置が、例えば、音声出力や表示出力などにより通知され、あるいは読取動作の終了後の任意のタイミングに(直後あるいは指示に応じて)、文書単位に区切られた原稿間の区切位置が、
    例えば、表示出力により通知される。 したがって、文書単位に区切られた原稿間の区切位置が適正であるか否かを判断することができる。

    【0014】上記課題を解決する第4の発明は、上記第3の発明の構成に加え、前記区切通知手段による通知に対して、当該文書の区切を解除する区切解除手段を設けたことを特徴とするものである。

    【0015】この発明では、画像データの読取動作中あるいは読取動作の終了後に通知された文書単位に区切られた原稿間の区切位置が適正でない場合には、その文書の区切を解除することができる。 したがって、誤った位置で文書単位に区切られた画像データが蓄積側に送出されて保管されてしまうことを回避することができる。

    【0016】上記課題を解決する第5の発明は、上記第1から4のいずれかの発明の構成に加え、前記文書区切手段による文書区切が原稿間にないことを通知する区切通知手段を設けることを特徴とするものである。

    【0017】この発明では、画像データを文書単位に区切る区切位置としないことが原稿の読取動作中に、例えば、音声出力や表示出力などにより通知され、あるいは読取動作の終了後の任意のタイミングに(直後あるいは指示に応じて)、例えば、表示出力により通知される。
    したがって、文書毎の原稿間の適正な位置で画像データが区切られていないことを把握することができる。

    【0018】上記課題を解決する第6の発明は、上記第5の発明の構成に加え、前記区切通知手段による通知に対して、当該原稿間で文書を区切る区切設定手段を設けたことを特徴とするものである。

    【0019】この発明では、画像データの読取動作中あるいは読取動作の終了後に通知された文書毎の原稿間が区切位置にされない場合には、その原稿間を文書の区切位置に設定することができる、したがって、適正な位置で文書単位に区切られていない画像データが蓄積側に送出されて保管されてしまうことを回避することができる。

    【0020】上記課題を解決する第7の発明は、上記第1または2の発明の構成に加え、原稿の読取を連続して行われたときに文書毎に区切られた原稿間の区切位置を表示する区切表示手段と、当該原稿間の文書の区切位置を変更する区切変更手段と、を設けたことを特徴とするものである。 なお、本明細書でいう読取の連続は、待機時間の有無に関係なく連続する画像データの読取動作、
    文書の切換などに必要な設定時間以下で連続する読取動作、あるいは、自動原稿送り装置により給紙されて連続する読取動作のいずれであってもよい。

    【0021】この発明では、画像データの読取動作中あるいは読取動作の終了後の任意のタイミングに(直後あるいは指示に応じて)、文書単位に区切られた原稿間の区切位置が、連続処理する原稿に対応付けされて表示され、適正でない場合には、その区切位置を変更(移動、
    解除、設定)することができる。 したがって、拘束されることなく、文書の区切位置を確認・変更することができ、誤った位置で文書単位に区切られた画像データが蓄積側に送出されて保管されてしまうことを回避することができる。

    【0022】上記課題を解決する第8の発明は、上記第1から7のいずれかの発明の構成に加え、原稿から読み取った画像データを文書単位に区切る必要のないことを指示する区切回避手段を設けたことを特徴とするものである。

    【0023】この発明では、連続して読み取った、あるいは読み取る画像データを文書単位に区切ることを制限、回避することができる。 したがって、区切る必要のない原稿から読み取った画像データに設定された誤った区切を一括して解除することができ、また、区切る必要のない原稿から画像データを読み取らせる際に、無用な処理が行われて負担となったり、時間が掛かってしまうことを回避することができる。

    【0024】

    【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説明する。 図1〜図16は本発明に係る画像読取装置の一実施形態を搭載する複写機を示す図であり、本実施形態はサーバ装置に接続されてファイルシステムを構築している。

    【0025】図1において、11は事業者内で共通使用される高機能デジタル複写機(MFP:Multi Function
    Printer)であり、このMFP11には、パーソナルコンピュータ(PC)よりなるサーバ装置12と、データを蓄積する大容量記憶装置(IMS:Infinit Memory S
    erver)13と、が接続されており、MFP11でユーザが処理する画像データをサーバ装置12に送出して検索・読出可能にIMS13に蓄積管理することにより、
    処理した画像データを再利用可能にファイルするファイルシステムを構築している。

    【0026】MFP11は、図2に示すように、装置各部を統括制御する制御部21に、表示部22、操作部2
    3、NCU部(網制御装置)24、通信制御部25、読取装置26、記録装置27、画像メモリ部28、および画像処理部29がバス30を介して接続されており、この制御部21は内蔵するCPU(Central ProcessingUn
    it:中央処理装置)がROM(Read Only Memory:記憶媒体)内から読み出した制御プログラムに従って、装置各部の駆動条件や管理データ等の各種情報を記憶するとともに動作する上で必要なデータを記憶するRAM(Ra
    ndom AccessMemory)を利用しつつ後述する各種機能と共に本発明の各種処理を実行する。

    【0027】表示部22および操作部23は、装置本体の前部上面に設けられたオペレーションポート内に構成され、駆動条件、装置状態、あるいは入力情報などの各種情報を表示してユーザによる設定や命令等の入力操作を行なうためのタッチパネル付き表示操作LCD(Liqu
    id Crystal Display)、テンキー、ファンクションキー、スタートキー、およびストップキーなどが配設されている。

    【0028】通信制御部25は、PSTN(Public Swi
    tched Telephone Network)を介して発着信を行なう際に所定の回線制御を実行して回線接続あるいはその切断を行なうNCU部(網制御装置)24が接続されており、画像データや各種手順信号を内蔵するモデム装置により変復調しそのNCU部24を介してファクシミリ通信(送受信)を実行するとともに、読取装置26により原稿から読み取った画像データを不図示のI/F(インターフェイス)により直接あるいはネットワークを介して接続されているサーバ装置12に送出する。 すなわち、通信制御部25が文書送出手段を構成している。

    【0029】読取装置26は、図1に示す原稿テーブル11aにセットしたシート状の原稿を1枚づつ分離給送してコンタクトガラス(読取位置)上に位置決めし、読取終了後に原稿を排紙テーブルに搬出する装置(AD
    F:Auto Document Feeder)11bがコンタクトガラスに接離可能に搭載されており、ADF11bにより原稿を読取位置に自動的に給送する給送モードにより、または、上面を開放したコンタクトガラス上に本などのブック原稿やシート原稿を載置した後にADF11bを圧板として用いる載置モードにより、コンタクトガラスに密着(セット)させた原稿から送信/複写する画像データを読み取るようになっている。 この原稿画像は、公知の読取方式により読み取ればよく、例えば、コンタクトガラス上に位置決めされた原稿に露光ランプから光を照射してその画像面からの反射光をCCD(Charge Coupled
    Device)により光電変換して画像データを読み取る。

    【0030】記録装置27は、読取/受信して画像メモリ部28にビットマップ展開し蓄積した画像データを、
    例えば、公知の電子写真記録方式により用紙に記録するものであり、読取/受信した画像データに基づいて回転駆動させつつ帯電させた感光体上に光書き込みすることにより静電潜像を形成した後にトナーを付着させてトナー現像し、そのトナー像を給紙カセットから搬送する用紙に転写し定着させ装置外に排紙する。 なお、記録装置27は、電子写真記録方式以外にも、例えば、インクジェット方式、サーマルヘッド方式、ドットインパクト方式などであってもよいことはうまでもない。

    【0031】画像処理部29は、送信する画像データをデータ圧縮して符号化する一方、受信した画像データを伸長して復号化するDCR(符号化復号化)として機能するとともに、ユーザにより指示されたサイズの画像に拡大・縮小する画像処理などを画像データに施す。

    【0032】したがって、このMFP11は、読取装置26による読取機能と共に、ファクシミリ通信により画像データを伝送する伝送機能と、読取画像データを記録出力する複写(コピー)機能と、受信画像データを記録出力する記録機能とを備えており、複写機としてだけではなく、ファクシミリ装置としても利用することができるようになっている。 なお、PCから画像データを受け取って記録出力するプリンタ装置や、読取画像データをPCに送出するスキャナ装置として利用可能に構成してもよく、これら画像データを本発明により処理する画像データと同様に処理するようにしてもよい。

    【0033】一方、サーバ装置12は、図3に示すように、CPU41、メモリ(ROM、RAMなど)42、
    ハードディスク装置(記憶媒体)43、ディスプレイ4
    4、タッチパネル45、キーボード46、マウス47、
    I/O回路48、I/F回路49、およびタイマ機能5
    0を備えて、ディスプレイ44を見ながらキーボード4
    6やマウス47などを操作することによりハードディスク装置43内から読み出したアプリケーションプログラムに従って演算処理などを行なうことにより文書や画像の作成などの各種処理を行なうシステムとして利用することができるようになっており、またI/O回路48を介して接続されているIMS13およびI/F回路49
    を介して接続されているMFP11との間でデータを送受してファイルシステムのサーバとして機能するようになっている。

    【0034】このサーバ装置12は、MFP11で処理する画像データと同一の画像データをI/F回路49を介して受け取って、データ蓄積手段を構成するIMS1
    3に送ってそのまま蓄積させるようになっており、そのMFP11から送られてくる後述のユーザIDなどの付加データと共に、連続処理する画像データを文書単位に受け取って、MFP11を利用するユーザID(利用者)毎に識別可能に画像データを文書単位にIMS13
    に蓄積保存するようになっている。 そして、このサーバ装置12は、ユーザによる要求に応じてIMS13に蓄積させた文書の一部(例えば、先頭ページのサムネイル画像)を処理日時などの付加データに基づいてユーザ毎にかつ文書毎に読み出して選択可能にディスプレイ44
    にカレンダ表示形式などにより表示出力し、そのうちから選択された画像データを文書単位にIMS13から読み出してMFP11に転送し例えば、記録出力などさせ、その内容を確認するなど再利用することができるようなっている。 なお、文書単位の画像データをもディスプレイ44に順次に表示出力させることができるようにして、電子化されたままの画像データを加工するなど再利用可能にしてもよい。

    【0035】そして、MFP11は、本発明に係る各種処理を行う制御部21が、操作表示部22、23の表示操作LCDから、MFP11を利用するユーザとして予め設定されているユーザ名およびユーザID(利用者情報)を表示出力して、そのいずれかを選択入力することができるようになっており、この制御部21は、複写・
    ファクシミリ送信するように連続して原稿から読取処理する画像データに、そのユーザIDや処理日時などをI
    MS13内で管理・特定するためのデータとして付加して、サーバ装置12に通信制御部25を介して送出する。 なお、このときに、ユーザIDが入力されないときには、共通ID(ユーザIDを入力することなく使用する場合に割り当てられるデフォルトのユーザID)を付加して特定可能にする。

    【0036】また、MFP11は、再利用時に容易に所望の画像データを検索可能に、処理する原稿の特徴に応じて、あるいはユーザの任意な指定に応じて、画像データを文書単位に区切ってサーバ装置12に蓄積管理させるようになっており、画像処理部29が、読み取られた画像データから原稿の特徴や文書区切を示す特徴を抽出する一方、制御部21が、画像処理部29からの情報を受け取ってその特徴の変化や特徴の抽出が確認されたときに、当該原稿間で一文書として区切るべきと判断し、
    その画像データの間に区切データを付加する。 したがって、蓄積側では、文書単位に画像データを保管(蓄積管理)することができる。 すなわち、画像処理部29が特徴抽出手段を構成し、制御部21が文書区切手段を構成する。 なお、この原稿の特徴や文書の区切りを示す特徴については、後述する。

    【0037】このとき、制御部21は、図3に示す操作表示部22、23の表示操作LCD31のメッセージ領域32に文書区切の有無を示すメッセージを表示出力(通知)するとともに、区切表示領域33に連続処理される原稿間における区切位置を表示出力(通知)して、
    動作中に、区切解除ボタン34が押下されたときにはその位置での区切を解除し、また、区切設定ボタン35が押下されたときにはその位置での区切を設定し、区切無効ボタン36が処理開始から終了までのいずれかのタイミングで押下された場合には連続処理する原稿間に設定された区切を無効(全てを解除)にし、また開始前に押下されている場合には区切処理自体を行わないようにして、不必要に画像データが区切られてしまうことを回避するようになっている。

    【0038】したがって、読取動作中や動作終了直後あるいはサーバ装置12への送出前に、画像データを文書単位に区切るための原稿間の区切位置および区切られていない位置を、原稿1ページの処理毎にメッセージ領域32に表示出力して通知することができ、また、一連の原稿間の文書区切位置を処理中や処理終了後にも区切表示領域33に表示出力して、ユーザを操作位置にいることなく(拘束することなく)、その原稿間の区切位置が適正であるか否かを確認判断することができる。 そして、その原稿間の区切位置は、動作中に区切設定ボタン35を押下することにより設定し、区切解除ボタン34
    を押下することにより個々に解除することができ、誤った位置で文書単位に区切られた画像データが蓄積側に送出されて保管されてしまうことを回避することができる。 また、動作前から終了後の間のいずれかのタイミングで区切無効ボタン36を押下することにより、区切動作を行わないようにしたり、区切位置全てを解除することもでき、区切る必要のないのに、無用な処理による負担や時間の浪費を回避することができるとともに、誤った区切を一括して解除することができる。 なお、本実施形態では、表示出力により文書の区切位置を通知しているが、これに限るものではなく、例えば、特定の音色の音声出力やメッセージの音声出力により通知するようにしてもよいことはいうまでもない。

    【0039】すなわち、表示操作LCD31が区切通知手段および区切表示手段を構成し、区切解除ボタン34
    が区切解除手段を、区切設定ボタン35が区切設定手段を、区切無効ボタン36が区切回避手段を構成し、これらボタンが区切変更手段を構成する、

    【0040】具体的には、例えば、ADF11bを圧板として用いる載置モードにより複数の原稿を複写する場合を説明すると、予め設定されている時間を経過することなく、コンタクトガラス上にセットされた原稿1ページの読取が不図示のスタートキーの押下により行われる毎に(ステップP1)、トグル式で押下の繰り返しによりON/OFFを切り換える区切無効ボタン36により区切機能を無効にする指示が入力されているか否かを確認し(ステップP2)、区切を無効にすることが指示されている場合には、表示操作LCD31のメッセージ領域32にその旨を表示する(ステップP3)。

    【0041】一方、区切を無効にすることが指示されていない場合には、読み取った画像データから原稿の特徴の変化や区切を示す特徴が抽出されたか否かを判定して(ステップP4)、原稿の特徴の変化や、区切を示す特徴の抽出や、区切設定ボタン35の押下による区切設定指示があったときには、表示操作LCD31のメッセージ領域32に異文書として区切ることを示すメッセージを表示出力するとともに新たな文書ファイルを作成する一方、原稿の特徴の変化や区切を示す特徴の抽出がなく、あるいは区切解除ボタン34の押下による区切解除指示があったときには、表示操作LCD31のメッセージ領域32に同文書として区切らないことを示すメッセージを表示出力すると共に文書ファイルの更新を行って、例えば、図6に示すように、ページ1〜3を一文書とする文書ファイル1と、ページ4、5を一文書とする文書ファイル2とを作成する(ステップP5)。

    【0042】このとき、同時に、表示操作LCD31の区切表示領域33には、図7に示すように、原稿ページ間に設定された区切位置をバー37aにより示して判定結果を表示出力し、連続処理中の状況を区切状況欄37
    に表示出力するとともに(ステップP6)、ユーザの入力操作を待つ待機時間中に(ステップP7)、その区切状況欄37でタッチ(入力)された位置にバー37aを表示点滅させ矢印キー38a、38bにより移動されて確定キー39を押下入力されたときには(ステップP
    8、P9)、その区切位置に対応するように文書ファイルの修正を行う(ステップP10)。 なお、区切状況欄37のタッチや確定キー39の入力がない場合には、そのまま文書ファイルの修正を行うことなく、一連の処理を終了して、一時蓄積した画像データを文書ファイル毎にユーザIDなどを付加してサーバ装置12に送出する。

    【0043】また、ADF11bを用いる給送モードにより複数の原稿を複写する場合にも同様に処理するが、
    この給送モード時には、まずは、区切無効ボタン36により区切機能を無効にする指示が入力されているか否かを確認して(ステップP11)、区切の無効が指示されている場合には、表示操作LCD31のメッセージ領域32にその旨を表示して(ステップP12)、ADF1
    1bへのセット毎に連続処理する原稿の画像データを一文書とするように全てのページを同一の文書ファイルに格納して処理する。

    【0044】一方、区切を無効にすることが指示されていない場合には、上述した載置モードと同様に、原稿1
    ページの読取が行われる毎に(ステップP13)、文書区切の有無判定(ステップP14)、メッセージ領域3
    2や区切表示領域33への表示出力および文書ファイルの作成・更新(ステップP15)を、ADF11bの原稿テーブル11aが空になったことを検知するまで繰り返し(ステップP16)、セットした原稿の連続処理の終了を確認した後に、区切表示領域33への判定結果を表示出力する(ステップP17)と共に、ユーザの入力操作を待って(ステップP18)、その区切状況欄37
    からの文書ファイルの修正を必要に応じて行い(ステップP19〜P21)、一連の処理の終了後に、一時蓄積した画像データを文書ファイル毎にユーザIDなどを付加してサーバ装置12に送出する。

    【0045】ここで、画像処理部29が読取画像データから抽出する原稿の特徴は、読取画像データにOCR処理を施したり、領域抽出などの画像処理を施して、次のような特徴の変化を抽出することにより、原稿の特徴が予め設定された基準以上に変化、すなわち、基準数値を超える変化あるいは異種の体裁などへの変化を抽出して、文書を区切るべきか否かを判別することができる。

    【0046】A. 書式を原稿の特徴として、その変化を抽出 1)文字の高さMhや幅Mw(文字の大きさ)、文字間隔Mb、行間隔Lb、マージンの高さBhや幅Bw、などにより区別する余白空間の変化(図9) 2)段組のない原稿(a)/2段組された原稿(b)の段組のような原稿ファームの差(図10) 3)文字の縦書き(a)/横書き(b)の差(図11) 4)原稿の縦向き(a)/横向き(b)の差(図12)

    【0047】B. 画像データから文字判別した上で原稿の特徴の変化を抽出 5)特定位置a、bに付される通し番号の連続性(図1
    3) 6)文字画像(a)/写真画像(b)の差(図14) 7)文字認識されて抽出されたキーワードの変化

    【0048】また、画像処理部29が読取画像データから抽出する文書の区切を示す特徴は、領域抽出などの画像処理を施して、次のような特徴を抽出することにより、文書の区切の有無を判別することができる。

    【0049】C. 画像データからユーザにより付加される特徴を抽出 8)原稿の先頭ページまたは最終ページの特定位置に付されるユーザによるマーク(a)や、貼付されたシールSなど(b)の白黒や特定色の抽出の有無 9)原稿間に挟まれた文書区切用の特定色の専用紙の有無(なお、この専用紙のコピーなどは行わないように設定しておけばよい。) 10)先頭ページあるいは最後のページとするために向きを90度変えられた原稿の有無

    【0050】これらの特徴の抽出は、単独の判断材料とするだけでなく、組み合わせたり、重みづけをするなどして文書区切りの精度を更に高めるようにするのが好適である。

    【0051】このように本実施形態においては、MFP
    11で処理する原稿からの読取画像データは、同一の特徴で連続する原稿を一文書として、また、ユーザの指示に応じて区切られた原稿を一文書として、文書単位にサーバ装置12に送出するので、連続して載置モードあるいは給送モードにより処理される複数文書でも、精度よく文書単位に区切ることができ、サーバ装置12で文書単位に所望の画像データを検索・読出することができ、
    容易に再利用することができる。

    【0052】この画像データを文書単位にする区切位置は、読取動作中と共にその終了後にも通知し、変更することができるので、画像データが実際の文書と異なる位置で区切られてしまうことを回避することができ、所望の画像データの検索・読出が却って困難になってしまうことを回避することができる。 また、この文書単位の区切が必要のないときには、一括して解除したり、はじめから行わないようにすることもできるので、誤って区切られてしまうことや、無用な処理負担・時間の浪費を回避することができる。

    【0053】また、本実施形態の他の態様としては、図16に示すように、表示操作LCD31の区切表示領域33には、文書毎の原稿ページをリスト表示させて連続処理中の状況を通知する区切状況欄57を表示出力し、
    その区切状況欄57でタッチ(入力)された位置の文書とする原稿ページをテンキー58により再設定し確定キー39の押下により確定するようにしてもよい。 また。
    本実施形態のようなバー表示や、この他の態様のようなリスト表示に限らず、画像データのサムネイル画像を区切表示領域33に文書単位に表示出力して画像データを前画面あるいは後画面の文書に属するように変更させるようにすることもできる。

    【0054】

    【発明の効果】本発明によれば、読取画像データ(原稿)の特徴から連続処理する原稿間を文書単位に区切ってその画像データをデータ蓄積手段に送出するので、画像データを文書単位に保管することができ、所望の画像データを文書単位に検索・読出して容易に再利用することができる。

    【0055】このとき、画像データの読取動作中あるいは読取動作の終了後に文書単位に区切る、あるいは区切らない位置が適正であるか否かを通知し、また、その区切位置を変更できるようにすることにより、誤った文書単位に画像データを保管されることを回避することができ、画像データの検索・読出が却って困難になってしまうことを回避することができる。

    【0056】また、必要のないときには、この文書単位の区切を一括して解除したり、はじめから行わないようにすることにより、誤って区切られてしまうことや、無用な処理負担・時間の浪費を回避することができる。

    【0057】この結果、蓄積依頼した読取画像データの容易な検索・読出を実現することができ、快適に処理済文書を再利用をすることができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明に係る文書読取装置の一実施形態を搭載する画像処理装置を示す図であり、文書読取装置の構築するファイルシステムを示す接続図である。

    【図2】その文書読取装置の概略全体構成を示すブロック図である。

    【図3】そのファイルシステムの概略全体構成を示すブロック図である。

    【図4】その文書読取装置の操作表示部を示す平面図である。

    【図5】その読取処理を説明するフローチャートである。

    【図6】その読取処理を説明する概念図である。

    【図7】その操作表示部の表示画面を示す平面図である。

    【図8】その図5と異なるモードでの読取処理を説明するフローチャートである。

    【図9】その文書単位とする判断を説明する説明図である。

    【図10】その文書単位とする判断を説明する説明図である。

    【図11】その文書単位とする判断を説明する説明図である。

    【図12】その文書単位とする判断を説明する説明図である。

    【図13】その文書単位とする判断を説明する説明図である。

    【図14】その文書単位とする判断を説明する説明図である。

    【図15】その文書単位とする判断を説明する説明図である。

    【図16】その他の態様を示す図であり、その操作表示部の表示画面を示す平面図である。

    【符号の説明】

    11 MFP(文書読取装置) 11a 原稿テーブル 11b ADF 12 サーバ装置 13 IMS(データ蓄積手段) 21 制御部(文書区切手段) 22 表示部 23 操作部 24 NCU部 25 通信制御部(文書送出手段) 26 読取装置(文書読取手段) 27 記録装置 28 画像メモリ 29 画像処理部(特徴抽出手段) 31 表示操作LCD(区切通知手段、区切表示手段) 32 メッセージ領域 33 区切表示領域(区切表示手段) 34 区切解除ボタン(区切解除手段) 35 区切設定ボタン(区切設定手段) 36 区切無効ボタン(区切回避手段) 37、57 区切状況欄(区切変更手段) 38a 矢印キー(区切変更手段) 39 確定キー(区切変更手段) 58 テンキー(区切変更手段)

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮地 達生 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 丸山 輝幸 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 松田 透 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 渡辺 英行 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 吉川 隆 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 稲垣 達也 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 金原 弘幸 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 鈴木 清詞 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 5B050 CA05 CA08 DA02 EA02 EA04 FA02 GA08 5B075 ND06 NK06 NK39 PP02 PP03 PP13 PQ02 PQ29 PQ46 PQ48 5C062 AA05 AA14 AA16 AA17 AA30 AB02 AB17 AB41 AC02 AC25 AE02 AF07 AF14 5C073 AA06 AB02 AB12 CD12 CE08

    高效检索全球专利

    专利汇是专利免费检索,专利查询,专利分析-国家发明专利查询检索分析平台,是提供专利分析,专利查询,专利检索等数据服务功能的知识产权数据服务商。

    我们的产品包含105个国家的1.26亿组数据,免费查、免费专利分析。

    申请试用

    分析报告

    专利汇分析报告产品可以对行业情报数据进行梳理分析,涉及维度包括行业专利基本状况分析、地域分析、技术分析、发明人分析、申请人分析、专利权人分析、失效分析、核心专利分析、法律分析、研发重点分析、企业专利处境分析、技术处境分析、专利寿命分析、企业定位分析、引证分析等超过60个分析角度,系统通过AI智能系统对图表进行解读,只需1分钟,一键生成行业专利分析报告。

    申请试用

    QQ群二维码
    意见反馈