首页 / 专利库 / 显示技术 / 维持电极 / Secondary battery

Secondary battery

阅读:840发布:2024-02-07

专利汇可以提供Secondary battery专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a secondary battery with an excellent capacity maintenance rate and charging/discharging efficiency by properly setting capacity of a part not facing a counter electrode and a part facing the counter electrode.
SOLUTION: The lithium ion battery has an electrode group formed by arranging positive and negative electrodes formed by painting positive electrode activator and negative electrode activator on both faces of a metal foil respectively through a separator. An area S1 (capacity C1) of a part of the negative electrode 7 not facing the positive electrode 8 is set not larger than 10% (S1/S2≤10%, or C1/C2≤10%) of the area S1 (capacity C2) of the part facing the negative electrode. Influence of the part not facing the counter electrode exerted on battery reaction is restrained, and lowering of capacity maintenance rate and charging/discharging efficiency accompanied by cycle can be restrained.
COPYRIGHT: (C)2007,JPO&INPIT,下面是Secondary battery专利的具体信息内容。

  • 集電部材に正極、負極それぞれの活物質を両面塗布又は充填した正負極がセパレータを介して配された電極群を備える二次電池において、前記電極群の外側に配された極性の電極について、反対極性の電極と対向しない部分の面積S1又は容量C1が、対向している部分の面積S2又は容量C2の10%以下(S1/S2≦10%又はC1/C2≦10%)に設定されたことを特徴とする二次電池。
  • 前記対向しない部分の面積S1又は容量C1が、前記対向している部分の面積S2又は容量C2の5%以下(S1/S2≦5%又はC1/C2≦5%)に設定されたことを特徴とする請求項1に記載の二次電池。
  • 说明书全文

    本発明は二次電池に係り、特に、集電部材に正極、負極それぞれの活物質を両面塗布又は充填した正負極がセパレータを介して配された電極群を備える二次電池に関する。

    一般に多くの二次電池では正極、負極の活物質を両面に配し、これらが短絡しないように微多孔膜などのセパレータを介して積層、又は捲回することで電池が構成されている。 例えば、鉛電池では、正負極をセパレータを介して積層した積層構造が採用されており、集電部材への活物質の充填方式としては、主にクラッド式とペースト式とが用いられている。 クラッド式では棒状のしん金に複数の突出部分を形成したパンチングメタルに活物質が装填されており、ペースト式では格子状の集電部材に活物質が装填されている。 また、リチウムイオン電池等の非電解液二次電池では、正負極をセパレータを介して積層した積層構造又は正負極をセパレータを介して捲回した捲回構造が採用されており、集電部材として厚さが10μm〜数十μm程度の金属箔の両面に活物質が塗布されている。

    このように一般の二次電池では、最外部に配置された電極の集電部材の両側に活物質が配されているため、反対極性の電極と対向しない部分が生じる。 この部分は反対極と対向していないため比較的早い化学反応には関与しないが、充放電に伴う化学種の電気泳動などによりゆっくりとした速度での反応は進行する。 従来、対向している部分に関して正極、負極の大きさを設定する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。

    特許2600214号公報

    二次電池において、上述した積層、捲回のいずれの構造を採る場合でも、対向している部分の電気容量に対して対向しない部分の電気容量がある程度以上大きいと、主に、反応に関与する化学種が対向していない部分の電極に吸着され、本来の電池容量や充放電効率が得られない場合がある。 これは、主として、対向している部分において充放電に関与するべき化学種の濃度が不足するために起こり、特に、炭素材料を負極に用いた一般的な非水電解液二次電池のように片方の電極に不可逆容量が存在する場合には、正極の反応化学種を不可逆的に吸収して電池容量が減少したり、充放電効率が低下したりなどの弊害が顕著に生じる。 しかしながら、上記のように、対向している部分に関して正極、負極の大きさを設定する技術は知られているが、本発明者らが調査した限り、これまで、対向していない部分と対向している部分との関係を定めた技術は見当たらない。

    本発明は上記事案に鑑み、反対極と対向しない部分と対向している部分との容量を適正に設定することで容量維持率や充放電効率に優れた二次電池を提供することを課題とする。

    上記課題を解決するために、本発明は、集電部材に正極、負極それぞれの活物質を両面塗布又は充填した正負極がセパレータを介して配された電極群を備える二次電池において、前記電極群の外側に配された極性の電極について、反対極性の電極と対向しない部分の面積S1又は容量C1が、対向している部分の面積S2又は容量C2の10%以下(S1/S2≦10%又はC1/C2≦10%)に設定されたことを特徴とする。

    電極群の外側に配された極性の電極について、反対極性の電極と対向していない部分が電池反応に影響を及ぼすのは、対向していない部分の容量が電池全体の容量に対して大きい場合である。 従って、対向していない部分の容量を、対向している分の容量に対して10%以下に設定することにより、サイクルに伴う容量維持率や充放電効率について、電池実用上問題のない性能を確保することができる。 このときの電池容量は、電池電圧が作動電圧の上限と下限の間を変化したときに、正極、負極がそれぞれそれに相当する電位を変化した場合の電気容量として規定される。 本発明は最終的に対向している部分の面積又は容量を対向していない部分の面積又は容量に対して10%以下に設定するものであり、そのための手段を特に限定するものではないことはいうまでもない。 例えば、積層式や捲回式などの二次電池の形状に合わせて積層枚数や捲回数、塗工量などを設計することで実現するのがもっとも簡便である。 二次電池の寸法状の制約などにより上記比率を確保できない場合は、例えば、対向しない部分を電解液の浸透させないようにマスキングしたり、活物質層を剥離したりすることによって実現してもよい。

    本発明において、より望ましくは、対向しない部分の面積S1又は容量C1を、対向している部分の面積S2又は容量C2の5%以下(S1/S2≦5%又はC1/C2≦5%)に設定すれば、よりサイクルに伴う容量維持率や充放電効率に優れた電池を得ることができる。

    本発明によれば、電極群の外側に配された電極について、対向していない部分の面積又は容量を、対向している部分の面積又は容量に対して10%以下に設定したので、対向していない部分が電池反応に及ぼす影響が抑えられ、サイクルに伴う容量維持率や充放電効率の低下を抑制することができる、という効果を得ることができる。

    以下、図面を参照して、本発明を電池系としてリチウムイオン電池に適用した実施形態について説明する。

    図1に示すように、本実施形態のリチウムイオン電池1は、外装ラミネート2内に発電要素の電極群10(図2参照)及び非水電解液(不図示)を収容した略平板状の形状を有している。

    外装ラミネート2は、上側に配置され凸状のラミネートフィルムと下側に配置され略平坦状のラミネートフィルムの外縁部が熱溶融で封止されており、リチウムイオン電池1は密閉構造が採られている。 このようなラミネートフィルムには、例えば、ナイロン製フィルム/アルミニウム箔/ポリプロピレン製フィルムの三層構造のフィルムを用いることができる。 リチウムイオン電池1の外縁部一辺からは、正極端子3及び負極端子4が導出されており、これらの端子は2枚のラミネートフィルムの間に挟み込まれている。 また、正極端子3及び負極端子4の間には、非水電解液を注液するための注液口5が配置されており、注液口5は非水電解液注液後熱溶融により封止されている。

    図2(A)、(B)に示すように、外装ラミネート2内に収容された電極群10は、所定枚数の正極6及び負極7が微多孔を有するポリエチレン製セパレータ8を介して交互に積層されている。 本実施形態では、電極群10の外側に負極7が配されているため、負極7の枚数が正極6の枚数より1枚多くなる。

    正極6は、リチウム−遷移金属複合酸化物とカーボンの粉体を結着剤とともに一様に混合し溶剤で粘度調製して正極合剤スラリとし、これを厚さ20μmのアルミニウム箔(正極集電部材)の両面に均一に塗布、乾燥し、所定の厚さにプレス成形して得たものである。 アルミニウム箔には集電のために一部無地の正極リード片11が形成されている。 本例では、アルミニウム箔が薄いことから、アルミニウム箔を切り欠いて正極リード片11が形成されている。 なお、各正極リード片11は、上述した正極端子3に接続されている。

    負極7は、リチウムイオンを可逆に吸蔵脱離可能な黒鉛などの炭素材料の粉末と、結着剤を一様に混合し溶剤で粘度調整して負極合剤スラリとし、これを厚さ10μmの圧延銅箔(負極集電部材)の両面に均一に塗布、乾燥し、所定の厚さにプレス成形して得たものである。 銅箔には、正極と同様に、集電のために一部無地の負極リード片12が形成されている。 なお、各負極リード片12は、上述した負極端子4に接続されている。

    本実施形態では、説明を簡単にするために、電極群10を構成する正極6と負極7とを同面積とし、かつ、正極6と負極7の単位面積当たりの電気容量が1対1になるように設計している。 また、正極6と対向していない部分の負極7の面積S1が、対向している部分の負極7の面積S2の10%以下に設定されている。 なお、単位面積当たりの正極6の電気容量と負極7の電気容量とを1対1になるよう設計しているため、対向してない部分の容量C1と対向している部分の容量C2の比率は上記面積の比率と同じになる。

    非水電解液には、例えば、エチレンカーボネート(EC)とジメチルカーボネート(DMC)とジエチルカーボネート(DEC)の体積比1:1:1の混合溶液中へ6フッ化リン酸リチウム(LiPF )を1モル/リットル溶解したものを用いることができる。

    次に、上記実施形態に従って作製した実施例のリチウムイオン電池について説明する。 なお、比較のために作製した比較例のリチウムイオン電池についても併記する。

    正極を20枚、負極を21枚交互に積層したものを実施例1、正極10枚、負極11枚を交互に積層したものを実施例2、正極5枚、負極6枚を交互に積層したものを比較例1の電池とした。 このとき、対向していない部分の負極の面積S1(容量C1)と対向している部分の負極の面積S2(容量C2)の比S1/S2(比C1/C2)は、それぞれ、実施例1が5%、実施例2が10%、比較例1が20%となる。

    上記作製した実施例1、実施例2及び比較例1の電池を用いて20サイクルの充放電サイクル試験を行った。 試験条件は下記の通りとした。
    充電:4.2V定電流−定電圧充電、電流値0.2C(5時間率)、終止時間8時間 放電:0.2C(5時間率)定電流放電、終止電圧3.0V
    なお、このサイクル試験に先立って正極、負極の不可逆容量を飽和させるために5サイクルの予備充放電を行った。 そのときの条件は上記と同様の充放電率で、充電終止容量を1、2サイクル目は全容量の50%程度とし、3〜5サイクル目は全容量の100%とした。

    図3に充放電サイクル試験中の充放電効率の推移を示す。 実施例1、2の電池ではいずれも高い充放電効率を維持するが、比S1/S2(比C1/C2)が10%を超える比較例1の電池では実施例1、2の電池に比べ低い充放電効率を示した。 これは対向していない部分の負極が、充電時に正極から脱離したリチウムイオンを吸蔵するためであり、この部分に吸蔵されたリチウムイオンは対向している部分に比べて非常に遅い速度でしか可逆移動しないので、放電容量が充電容量に比べて低下することによるものである。 このことは実施例の電池においても起こりうるが、対向しない部分の面積を一定以下に設定することによって実用上無視できる水準に保つことができる。 なお、実施例2の電池の方が実施例1の電池より若干ではあるが、良好な試験結果を示している。

    以上のように、本実施形態のリチウムイオン電池1では、対向していない部分の負極7の面積又は容量を、対向している部分の負極7の面積又は容量に対して10%以下に設定したので、対向していない部分が電池反応に及ぼす影響が抑えられ、サイクルに伴う容量維持率や充放電効率の低下を抑制することができる。

    なお、本実施形態では、正負極を、セパレータを介して積層したリチウムイオン電池を例示したが、本発明はこれに制限されず、例えば鉛電池等の他の電池系や捲回構造を作用する二次電池についても本発明が適用可能なことはうまでもない。 その際、積層式の電極群を有する二次電池ではその塗工量及び積層枚数を、捲回式の電極群を有する二次電池ではその塗工量及び捲回ターン数を、上述したように比S1/S2(比C1/C2)を10%以下に設定することが、最も簡便に本発明に即した二次電池を得ることができる点で好ましい。 また、電池系によっては対向する正極と負極の面積を異なるように設計することは、容量発現や安全性の面で有効である場合があるが、このような場合でも全体の対向している部分の面積又は容量を対向していない部分の面積又は容量に対して上記範囲内に収めるように設計することが必要である。 電池の構造やその他の制約条件により塗工量や積層枚数、捲回ターン数を上記範囲内に設計できない場合は、対向しない部分の電極を剥離したり、電極表面を電解液の浸透が起こらないように被覆したりすることも有効であるが、組立工数、コスト、品質安定性等の面からの評価も必要である。

    本発明は容量維持率や充放電効率に優れた二次電池を提供することを目的とするため、二次電池の製造、販売に寄与するので、産業上の利用可能性を有する。

    本発明が適用可能な実施形態のリチウムイオン電池の外観斜視図である。

    実施形態のリチウムイオン電池の電極群を示し、(A)は電極群の外観斜視図、(B)は正極、負極、セパレータの積層状態を模式的に示す電極群の断面図である。

    実施例及び比較例の電池の充放電サイクル試験の試験結果を示すグラフである。

    符号の説明

    1 リチウムイオン電池(二次電池)
    6 正極 7 負極 8 セパレータ10 電極群

    高效检索全球专利

    专利汇是专利免费检索,专利查询,专利分析-国家发明专利查询检索分析平台,是提供专利分析,专利查询,专利检索等数据服务功能的知识产权数据服务商。

    我们的产品包含105个国家的1.26亿组数据,免费查、免费专利分析。

    申请试用

    分析报告

    专利汇分析报告产品可以对行业情报数据进行梳理分析,涉及维度包括行业专利基本状况分析、地域分析、技术分析、发明人分析、申请人分析、专利权人分析、失效分析、核心专利分析、法律分析、研发重点分析、企业专利处境分析、技术处境分析、专利寿命分析、企业定位分析、引证分析等超过60个分析角度,系统通过AI智能系统对图表进行解读,只需1分钟,一键生成行业专利分析报告。

    申请试用

    QQ群二维码
    意见反馈