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Device and method for music data distribution

阅读:389发布:2020-07-29

专利汇可以提供Device and method for music data distribution专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a device and a method for music data distribution which can automatically distribute update information and music data that a user desires. SOLUTION: A distribution business company 2 is provided with a music database 23a which stores music data and a personal database 23b which stores personal data each including identification data SD, a flag HON indicating existence of automatic distribution, flags HN and FIL for selecting distribution contents, etc., by users. According to identification data SD sent from a user 1, the personal data of the user are retrieved from the personal database 23b; when the flag HON in the personal data indicates automatic distribution, music meeting conditions that the flags HN and FIL in the personal data is extracted from pieces of new music newly registered in the music database 23b, update information representing the music is distributed, and music data of the extracted music are read out of the music database 23a and distributed.,下面是Device and method for music data distribution专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 ネットワークを介してアクセスしてくるユーザに音楽データを配信する装置であって、 各種曲の音楽データを記憶管理する音楽データベース手段と、 少なくともアクセス認証用の識別データと、自動配信するか否かを表す第1のフラグおよび配信内容を選定する第2のフラグとを備える個人データを各ユーザ毎に記憶管理する個人データベース手段と、 前記ユーザがアクセスする際に送出する識別データに従って前記個人データベース手段から該当するユーザの個人データを検索する検索手段と、 この検索手段によって検索された個人データ中に含まれる第1のフラグが自動配信する旨を表す場合、前記音楽データベース手段に新規登録された新着曲の内から前記個人データ中に含まれる第2のフラグが指定する条件に該当する曲目を抽出し、その曲目を表す更新情報を作成して配信する配信手段とを具備することを特徴とする音楽データ配信装置。
  • 【請求項2】 ネットワークを介してアクセスしてくるユーザに音楽データを配信する装置であって、 各種曲の音楽データを記憶管理する音楽データベース手段と、 少なくともアクセス認証用の識別データと、自動配信するか否かを表す第1のフラグおよび配信内容を選定する第2のフラグとを備える個人データを各ユーザ毎に記憶管理する個人データベース手段と、 前記ユーザがアクセスする際に送出する識別データに従って前記個人データベース手段から該当するユーザの個人データを検索する検索手段と、 この検索手段によって検索された個人データ中に含まれる第1のフラグが自動配信する旨を表す場合、前記音楽データベース手段に新規登録された新着曲の内から前記個人データ中に含まれる第2のフラグが指定する条件に該当する曲目の音楽データを前記音楽データベース手段から読み出して配信する配信手段とを具備することを特徴とする音楽データ配信装置。
  • 【請求項3】 ネットワークを介してアクセスしてくるユーザに音楽データを配信する装置であって、 各種曲の音楽データを記憶管理する音楽データベース手段と、 少なくともアクセス認証用の識別データと、配信履歴を表す配信データと、自動配信するか否かを表す第1のフラグおよび配信内容を選定する第2のフラグとを備える個人データを各ユーザ毎に記憶管理する個人データベース手段と、 前記ユーザがアクセスする際に送出する識別データに従って前記個人データベース手段から該当するユーザの個人データを検索する検索手段と、 この検索手段によって検索された個人データ中に含まれる第1のフラグが自動配信する旨を表す場合、前記音楽データベース手段に新規登録された新着曲を抽出する抽出手段と、 前記検索手段によって検索された個人データ中に含まれる第2のフラグが、最も配信頻度の大きいジャンルあるいはアーティストを選択する旨を表す場合、前記配信データが表す配信履歴から該当するジャンルあるいはアーティストを選択する選択手段と、 前記抽出手段によって抽出された新着曲の内に、前記選択手段が選択したジャンルあるいはアーティストに関する曲目がある場合、その曲目を表す更新情報を作成して配信する配信手段とを具備することを特徴とする音楽データ配信装置。
  • 【請求項4】 ネットワークを介してアクセスしてくるユーザに音楽データを配信する装置であって、 各種曲の音楽データを記憶管理する音楽データベース手段と、 少なくともアクセス認証用の識別データと、配信履歴を表す配信データと、自動配信するか否かを表す第1のフラグおよび配信内容を選定する第2のフラグとを備える個人データを各ユーザ毎に記憶管理する個人データベース手段と、 前記ユーザがアクセスする際に送出する識別データに従って前記個人データベース手段から該当するユーザの個人データを検索する検索手段と、 この検索手段によって検索された個人データ中に含まれる第1のフラグが自動配信する旨を表す場合、前記音楽データベース手段に新規登録された新着曲を抽出する抽出手段と、 前記検索手段によって検索された個人データ中に含まれる第2のフラグが、最も配信頻度の大きいジャンルあるいはアーティストを選択する旨を表す場合、前記配信データが表す配信履歴から該当するジャンルあるいはアーティストを選択する選択手段と、 前記抽出手段によって抽出された新着曲の内に、前記選択手段が選択したジャンルあるいはアーティストに関する曲目がある場合、その曲目の音楽データを前記音楽データベース手段から読み出して配信する配信手段とを具備することを特徴とする音楽データ配信装置。
  • 【請求項5】 ネットワークを介してアクセスしてくるユーザに音楽データを配信する装置であって、 各種曲の音楽データを記憶管理する音楽データベース手段と、 少なくともアクセス認証用の識別データと、好みのジャンルあるいはアーティストを表す設定データと、自動配信するか否かを表す第1のフラグおよび配信内容を選定する第2のフラグとを備える個人データを各ユーザ毎に記憶管理する個人データベース手段と、 前記ユーザがアクセスする際に送出する識別データに従って前記個人データベース手段から該当するユーザの個人データを検索する検索手段と、 この検索手段によって検索された個人データ中に含まれる第1のフラグが自動配信する旨を表す場合、前記音楽データベース手段に新規登録された新着曲を抽出する抽出手段と、 前記検索手段によって検索された個人データ中に含まれる第2のフラグが前記設定データを選択する旨を表す場合、この設定データにて定義される好みのジャンルあるいはアーティストに関する曲目が前記抽出手段によって抽出された新着曲の内にあるかどうかを判断し、該当する曲目があれば、その曲目を表す更新情報を作成して配信する配信手段とを具備することを特徴とする音楽データ配信装置。
  • 【請求項6】 ネットワークを介してアクセスしてくるユーザに音楽データを配信する装置であって、 各種曲の音楽データを記憶管理する音楽データベース手段と、 少なくともアクセス認証用の識別データと、好みのジャンルあるいはアーティストを表す設定データと、自動配信するか否かを表す第1のフラグおよび配信内容を選定する第2のフラグとを備える個人データを各ユーザ毎に記憶管理する個人データベース手段と、 前記ユーザがアクセスする際に送出する識別データに従って前記個人データベース手段から該当するユーザの個人データを検索する検索手段と、 この検索手段によって検索された個人データ中に含まれる第1のフラグが自動配信する旨を表す場合、前記音楽データベース手段に新規登録された新着曲を抽出する抽出手段と、 前記検索手段によって検索された個人データ中に含まれる第2のフラグが前記設定データを選択する旨を表す場合、この設定データにて定義される好みのジャンルあるいはアーティストに関する曲目が前記抽出手段によって抽出された新着曲の内にあるかどうかを判断し、該当する曲目があれば、その曲目の音楽データを前記音楽データベース手段から読み出して配信する配信手段とを具備することを特徴とする音楽データ配信装置。
  • 【請求項7】 ネットワークを介してアクセスしてくるユーザに音楽データを配信する装置であって、 各種曲の音楽データを記憶管理する音楽データベース手段と、 少なくともアクセス認証用の識別データと、自動配信するか否かを表す第1のフラグおよび配信内容を選定する第2のフラグとを備える個人データを各ユーザ毎に記憶管理する個人データベース手段と、 曲の人気順位を記憶管理するランキング情報データベース手段と、 前記ユーザがアクセスする際に送出する識別データに従って前記個人データベース手段から該当するユーザの個人データを検索する検索手段と、 この検索手段によって検索された個人データ中に含まれる第1のフラグが自動配信する旨を表す場合、前記音楽データベース手段に新規登録された新着曲を抽出する抽出手段と、 前記検索手段によって検索された個人データ中に含まれる第2のフラグがランキング情報を参照する旨を表す場合、前記ランキング情報データベース手段から読み出した所定順位までの曲目が前記抽出手段によって抽出された新着曲の内にあるかどうかを判断し、該当する曲目があれば、その曲目を表す更新情報を作成して配信する配信手段とを具備することを特徴とする音楽データ配信装置。
  • 【請求項8】 ネットワークを介してアクセスしてくるユーザに音楽データを配信する装置であって、 各種曲の音楽データを記憶管理する音楽データベース手段と、 少なくともアクセス認証用の識別データと、自動配信するか否かを表す第1のフラグおよび配信内容を選定する第2のフラグとを備える個人データを各ユーザ毎に記憶管理する個人データベース手段と、 曲の人気順位を記憶管理するランキング情報データベース手段と、 前記ユーザがアクセスする際に送出する識別データに従って前記個人データベース手段から該当するユーザの個人データを検索する検索手段と、 この検索手段によって検索された個人データ中に含まれる第1のフラグが自動配信する旨を表す場合、前記音楽データベース手段に新規登録された新着曲を抽出する抽出手段と、 前記検索手段によって検索された個人データ中に含まれる第2のフラグがランキング情報を参照する旨を表す場合、前記ランキング情報データベース手段から読み出した所定順位までの曲目が前記抽出手段によって抽出された新着曲の内にあるかどうかを判断し、該当する曲目があれば、その曲目の音楽データを前記音楽データベース手段から読み出して配信する配信手段とを具備することを特徴とする音楽データ配信装置。
  • 【請求項9】 ネットワークを介してアクセスしてくるユーザに音楽データを配信する方法であって、 各種曲の音楽データを記憶管理する音楽データベース手段と、 少なくともアクセス認証用の識別データと、自動配信するか否かを表す第1のフラグおよび配信内容を選定する第2のフラグとを備える個人データを各ユーザ毎に記憶管理する個人データベース手段とを有し、 前記ユーザがアクセスする際に送出する識別データに従って前記個人データベース手段から該当するユーザの個人データを検索する検索過程と、 この検索過程にて検索された個人データ中に含まれる第1のフラグが自動配信する旨を表す場合、前記音楽データベース手段に新規登録された新着曲の内から前記個人データ中に含まれる第2のフラグが指定する条件に該当する曲目を抽出し、その曲目を表す更新情報を作成して配信する配信過程とを具備することを特徴とする音楽データ配信方法。
  • 【請求項10】 ネットワークを介してアクセスしてくるユーザに音楽データを配信する方法であって、 各種曲の音楽データを記憶管理する音楽データベース手段と、 少なくともアクセス認証用の識別データと、自動配信するか否かを表す第1のフラグおよび配信内容を選定する第2のフラグとを備える個人データを各ユーザ毎に記憶管理する個人データベース手段とを有し、 前記ユーザがアクセスする際に送出する識別データに従って前記個人データベース手段から該当するユーザの個人データを検索する検索過程と、 この検索過程にて検索された個人データ中に含まれる第1のフラグが自動配信する旨を表す場合、前記音楽データベース手段に新規登録された新着曲の内から前記個人データ中に含まれる第2のフラグが指定する条件に該当する曲目の音楽データを前記音楽データベース手段から読み出して配信する配信過程とを具備することを特徴とする音楽データ配信方法。
  • 【請求項11】 ネットワークを介してアクセスしてくるユーザに音楽データを配信する方法であって、 各種曲の音楽データを記憶管理する音楽データベース手段と、 少なくともアクセス認証用の識別データと、配信履歴を表す配信データと、自動配信するか否かを表す第1のフラグおよび配信内容を選定する第2のフラグとを備える個人データを各ユーザ毎に記憶管理する個人データベース手段とを有し、 前記ユーザがアクセスする際に送出する識別データに従って前記個人データベース手段から該当するユーザの個人データを検索する検索過程と、 この検索過程にて検索された個人データ中に含まれる第1のフラグが自動配信する旨を表す場合、前記音楽データベース手段に新規登録された新着曲を抽出する抽出過程と、 前記検索過程にて検索された個人データ中に含まれる第2のフラグが、最も配信頻度の大きいジャンルあるいはアーティストを選択する旨を表す場合、前記配信データが表す配信履歴から該当するジャンルあるいはアーティストを選択する選択過程と、 前記抽出過程にて抽出された新着曲の内に、前記選択過程にて選択されたジャンルあるいはアーティストに関する曲目がある場合、その曲目を表す更新情報を作成して配信する配信過程とを具備することを特徴とする音楽データ配信方法。
  • 【請求項12】 ネットワークを介してアクセスしてくるユーザに音楽データを配信する方法であって、 各種曲の音楽データを記憶管理する音楽データベース手段と、 少なくともアクセス認証用の識別データと、配信履歴を表す配信データと、自動配信するか否かを表す第1のフラグおよび配信内容を選定する第2のフラグとを備える個人データを各ユーザ毎に記憶管理する個人データベース手段とを有し、 前記ユーザがアクセスする際に送出する識別データに従って前記個人データベース手段から該当するユーザの個人データを検索する検索過程と、 この検索過程にて検索された個人データ中に含まれる第1のフラグが自動配信する旨を表す場合、前記音楽データベース手段に新規登録された新着曲を抽出する抽出過程と、 前記検索過程にて検索された個人データ中に含まれる第2のフラグが、最も配信頻度の大きいジャンルあるいはアーティストを選択する旨を表す場合、前記配信データが表す配信履歴から該当するジャンルあるいはアーティストを選択する選択過程と、 前記抽出過程にて抽出された新着曲の内に、前記選択過程にて選択されたジャンルあるいはアーティストに関する曲目がある場合、その曲目の音楽データを前記音楽データベース手段から読み出して配信する配信過程とを具備することを特徴とする音楽データ配信方法。
  • 【請求項13】 ネットワークを介してアクセスしてくるユーザに音楽データを配信する方法であって、 各種曲の音楽データを記憶管理する音楽データベース手段と、 少なくともアクセス認証用の識別データと、好みのジャンルあるいはアーティストを表す設定データと、自動配信するか否かを表す第1のフラグおよび配信内容を選定する第2のフラグとを備える個人データを各ユーザ毎に記憶管理する個人データベース手段とを有し、 前記ユーザがアクセスする際に送出する識別データに従って前記個人データベース手段から該当するユーザの個人データを検索する検索過程と、 この検索過程にて検索された個人データ中に含まれる第1のフラグが自動配信する旨を表す場合、前記音楽データベース手段に新規登録された新着曲を抽出する抽出過程と、 前記検索過程にて検索された個人データ中に含まれる第2のフラグが前記設定データを選択する旨を表す場合、
    この設定データにて定義される好みのジャンルあるいはアーティストに関する曲目が前記抽出過程にて抽出された新着曲の内にあるかどうかを判断し、該当する曲目があれば、その曲目を表す更新情報を作成して配信する配信過程とを具備することを特徴とする音楽データ配信方法。
  • 【請求項14】 ネットワークを介してアクセスしてくるユーザに音楽データを配信する方法であって、 各種曲の音楽データを記憶管理する音楽データベース手段と、 少なくともアクセス認証用の識別データと、好みのジャンルあるいはアーティストを表す設定データと、自動配信するか否かを表す第1のフラグおよび配信内容を選定する第2のフラグとを備える個人データを各ユーザ毎に記憶管理する個人データベース手段とを有し、 前記ユーザがアクセスする際に送出する識別データに従って前記個人データベース手段から該当するユーザの個人データを検索する検索過程と、 この検索過程にて検索された個人データ中に含まれる第1のフラグが自動配信する旨を表す場合、前記音楽データベース手段に新規登録された新着曲を抽出する抽出過程と、 前記検索過程にて検索された個人データ中に含まれる第2のフラグが前記設定データを選択する旨を表す場合、
    この設定データにて定義される好みのジャンルあるいはアーティストに関する曲目が前記抽出過程にて抽出された新着曲の内にあるかどうかを判断し、該当する曲目があれば、その曲目の音楽データを前記音楽データベース手段から読み出して配信する配信過程とを具備することを特徴とする音楽データ配信方法。
  • 【請求項15】 ネットワークを介してアクセスしてくるユーザに音楽データを配信する方法であって、 各種曲の音楽データを記憶管理する音楽データベース手段と、 少なくともアクセス認証用の識別データと、自動配信するか否かを表す第1のフラグおよび配信内容を選定する第2のフラグとを備える個人データを各ユーザ毎に記憶管理する個人データベース手段と、 曲の人気順位を記憶管理するランキング情報データベース手段とを有し、 前記ユーザがアクセスする際に送出する識別データに従って前記個人データベース手段から該当するユーザの個人データを検索する検索過程と、 この検索過程にて検索された個人データ中に含まれる第1のフラグが自動配信する旨を表す場合、前記音楽データベース手段に新規登録された新着曲を抽出する抽出過程と、 前記検索過程にて検索された個人データ中に含まれる第2のフラグがランキング情報を参照する旨を表す場合、
    前記ランキング情報データベース手段から読み出した所定順位までの曲目が前記抽出過程にて抽出された新着曲の内にあるかどうかを判断し、該当する曲目があれば、
    その曲目を表す更新情報を作成して配信する配信過程とを具備することを特徴とする音楽データ配信方法。
  • 【請求項16】 ネットワークを介してアクセスしてくるユーザに音楽データを配信する方法であって、 各種曲の音楽データを記憶管理する音楽データベース手段と、 少なくともアクセス認証用の識別データと、自動配信するか否かを表す第1のフラグおよび配信内容を選定する第2のフラグとを備える個人データを各ユーザ毎に記憶管理する個人データベース手段と、 曲の人気順位を記憶管理するランキング情報データベース手段とを有し、 前記ユーザがアクセスする際に送出する識別データに従って前記個人データベース手段から該当するユーザの個人データを検索する検索過程と、 この検索過程にて検索された個人データ中に含まれる第1のフラグが自動配信する旨を表す場合、前記音楽データベース手段に新規登録された新着曲を抽出する抽出過程と、 前記検索過程にて検索された個人データ中に含まれる第2のフラグがランキング情報を参照する旨を表す場合、
    前記ランキング情報データベース手段から読み出した所定順位までの曲目が前記抽出過程にて抽出された新着曲の内にあるかどうかを判断し、該当する曲目があれば、
    その曲目の音楽データを前記音楽データベース手段から読み出して配信する配信過程とを具備することを特徴とする音楽データ配信方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット等を用いた配信サービスに関し、特に、ユーザが欲する更新情報あるいは音楽データを自動的に配信する音楽データ配信装置および音楽データ配信方法に関する。

    【0002】

    【従来の技術】近年、インターネット利用人口の増加に伴って様々なビジネスモデルが生れつつあり、データ配信サービスもその一形態として知られている。 データ配信サービスは、インターネットを介して接続される配信事業者およびその配信事業者と配信契約したユーザからなり、ユーザが配信事業者のサイトにアクセスして所望の曲の音楽データについてダウンロードを要求すると、
    その要求に応じて配信事業者が対応する音楽データをユーザへ送出する一方、当該ユーザからその料金を徴収するようになっている。

    【0003】

    【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従来のデータ配信サービスにおいて、配信事業者は配信サービスの内容を充実させるべく、例えば新曲がリリースされる毎にその曲をサイトに新たに登録するなど、サイトに登録される曲の音楽データを随時更新している。 サイトに登録される曲が頻繁に更新されると、ユーザはサイトにアクセスする都度、好みのアーティストやジャンルの音楽データが前回アクセス時から更新されているかどうかをいちいちチェックする必要が生じる。

    【0004】その為、新規に登録した曲目を紹介する更新情報をユーザに提供するサイトもあるが、かかる更新情報の内容は万人向けなものになる結果、好みのアーティストやジャンルを持つユーザにしてみれば何等関心がないアーティストやジャンルの曲も当然含まれてしまう。 従って、ユーザは提供された万人向けの更新情報の内から好みのアーティストやジャンルに関する更新情報を選び出し、選び出した更新情報に基づき入手したい曲を見つけると配信事業者に該当する曲のダウンロードを要求することになる。

    【0005】このように、従来では、ユーザ自らが知りたい更新情報を選び出したり、選び出した更新情報から入手したい曲が見つかるとその曲のダウンロードを要求することになる為、手間の掛かる煩わしいものとなっており、これは結局、ユーザが欲する更新情報あるいは音楽データを配信事業者側から自動的に配信することができない、という問題に帰着する。 そこで本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、ユーザが欲する更新情報あるいは音楽データを自動的に配信することができる音楽データ配信装置および音楽データ配信方法を提供することを目的としている。

    【0006】

    【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、ネットワークを介してアクセスしてくるユーザに音楽データを配信する装置であって、各種曲の音楽データを記憶管理する音楽データベース手段と、少なくともアクセス認証用の識別データと、自動配信するか否かを表す第1のフラグおよび配信内容を選定する第2のフラグとを備える個人データを各ユーザ毎に記憶管理する個人データベース手段と、前記ユーザがアクセスする際に送出する識別データに従って前記個人データベース手段から該当するユーザの個人データを検索する検索手段と、この検索手段によって検索された個人データ中に含まれる第1のフラグが自動配信する旨を表す場合、前記音楽データベース手段に新規登録された新着曲の内から前記個人データ中に含まれる第2のフラグが指定する条件に該当する曲目を抽出し、その曲目を表す更新情報を作成して配信する配信手段とを具備することを特徴とする。

    【0007】請求項2に記載の発明は、ネットワークを介してアクセスしてくるユーザに音楽データを配信する装置であって、各種曲の音楽データを記憶管理する音楽データベース手段と、少なくともアクセス認証用の識別データと、自動配信するか否かを表す第1のフラグおよび配信内容を選定する第2のフラグとを備える個人データを各ユーザ毎に記憶管理する個人データベース手段と、前記ユーザがアクセスする際に送出する識別データに従って前記個人データベース手段から該当するユーザの個人データを検索する検索手段と、この検索手段によって検索された個人データ中に含まれる第1のフラグが自動配信する旨を表す場合、前記音楽データベース手段に新規登録された新着曲の内から前記個人データ中に含まれる第2のフラグが指定する条件に該当する曲目の音楽データを前記音楽データベース手段から読み出して配信する配信手段とを具備することを特徴とする。

    【0008】請求項3に記載の発明は、ネットワークを介してアクセスしてくるユーザに音楽データを配信する装置であって、各種曲の音楽データを記憶管理する音楽データベース手段と、少なくともアクセス認証用の識別データと、配信履歴を表す配信データと、自動配信するか否かを表す第1のフラグおよび配信内容を選定する第2のフラグとを備える個人データを各ユーザ毎に記憶管理する個人データベース手段と、前記ユーザがアクセスする際に送出する識別データに従って前記個人データベース手段から該当するユーザの個人データを検索する検索手段と、この検索手段によって検索された個人データ中に含まれる第1のフラグが自動配信する旨を表す場合、前記音楽データベース手段に新規登録された新着曲を抽出する抽出手段と、前記検索手段によって検索された個人データ中に含まれる第2のフラグが、最も配信頻度の大きいジャンルあるいはアーティストを選択する旨を表す場合、前記配信データが表す配信履歴から該当するジャンルあるいはアーティストを選択する選択手段と、前記抽出手段によって抽出された新着曲の内に、前記選択手段が選択したジャンルあるいはアーティストに関する曲目がある場合、その曲目を表す更新情報を作成して配信する配信手段とを具備することを特徴とする。

    【0009】請求項4に記載の発明は、ネットワークを介してアクセスしてくるユーザに音楽データを配信する装置であって、各種曲の音楽データを記憶管理する音楽データベース手段と、少なくともアクセス認証用の識別データと、配信履歴を表す配信データと、自動配信するか否かを表す第1のフラグおよび配信内容を選定する第2のフラグとを備える個人データを各ユーザ毎に記憶管理する個人データベース手段と、前記ユーザがアクセスする際に送出する識別データに従って前記個人データベース手段から該当するユーザの個人データを検索する検索手段と、この検索手段によって検索された個人データ中に含まれる第1のフラグが自動配信する旨を表す場合、前記音楽データベース手段に新規登録された新着曲を抽出する抽出手段と、前記検索手段によって検索された個人データ中に含まれる第2のフラグが、最も配信頻度の大きいジャンルあるいはアーティストを選択する旨を表す場合、前記配信データが表す配信履歴から該当するジャンルあるいはアーティストを選択する選択手段と、前記抽出手段によって抽出された新着曲の内に、前記選択手段が選択したジャンルあるいはアーティストに関する曲目がある場合、その曲目の音楽データを前記音楽データベース手段から読み出して配信する配信手段とを具備することを特徴とする。

    【0010】請求項5に記載の発明は、ネットワークを介してアクセスしてくるユーザに音楽データを配信する装置であって、各種曲の音楽データを記憶管理する音楽データベース手段と、少なくともアクセス認証用の識別データと、好みのジャンルあるいはアーティストを表す設定データと、自動配信するか否かを表す第1のフラグおよび配信内容を選定する第2のフラグとを備える個人データを各ユーザ毎に記憶管理する個人データベース手段と、前記ユーザがアクセスする際に送出する識別データに従って前記個人データベース手段から該当するユーザの個人データを検索する検索手段と、この検索手段によって検索された個人データ中に含まれる第1のフラグが自動配信する旨を表す場合、前記音楽データベース手段に新規登録された新着曲を抽出する抽出手段と、前記検索手段によって検索された個人データ中に含まれる第2のフラグが前記設定データを選択する旨を表す場合、
    この設定データにて定義される好みのジャンルあるいはアーティストに関する曲目が前記抽出手段によって抽出された新着曲の内にあるかどうかを判断し、該当する曲目があれば、その曲目を表す更新情報を作成して配信する配信手段とを具備することを特徴とする。

    【0011】請求項6に記載の発明は、ネットワークを介してアクセスしてくるユーザに音楽データを配信する装置であって、各種曲の音楽データを記憶管理する音楽データベース手段と、少なくともアクセス認証用の識別データと、好みのジャンルあるいはアーティストを表す設定データと、自動配信するか否かを表す第1のフラグおよび配信内容を選定する第2のフラグとを備える個人データを各ユーザ毎に記憶管理する個人データベース手段と、前記ユーザがアクセスする際に送出する識別データに従って前記個人データベース手段から該当するユーザの個人データを検索する検索手段と、この検索手段によって検索された個人データ中に含まれる第1のフラグが自動配信する旨を表す場合、前記音楽データベース手段に新規登録された新着曲を抽出する抽出手段と、前記検索手段によって検索された個人データ中に含まれる第2のフラグが前記設定データを選択する旨を表す場合、
    この設定データにて定義される好みのジャンルあるいはアーティストに関する曲目が前記抽出手段によって抽出された新着曲の内にあるかどうかを判断し、該当する曲目があれば、その曲目の音楽データを前記音楽データベース手段から読み出して配信する配信手段とを具備することを特徴とする。

    【0012】請求項7に記載の発明は、ネットワークを介してアクセスしてくるユーザに音楽データを配信する装置であって、各種曲の音楽データを記憶管理する音楽データベース手段と、少なくともアクセス認証用の識別データと、自動配信するか否かを表す第1のフラグおよび配信内容を選定する第2のフラグとを備える個人データを各ユーザ毎に記憶管理する個人データベース手段と、曲の人気順位を記憶管理するランキング情報データベース手段と、前記ユーザがアクセスする際に送出する識別データに従って前記個人データベース手段から該当するユーザの個人データを検索する検索手段と、この検索手段によって検索された個人データ中に含まれる第1
    のフラグが自動配信する旨を表す場合、前記音楽データベース手段に新規登録された新着曲を抽出する抽出手段と、前記検索手段によって検索された個人データ中に含まれる第2のフラグがランキング情報を参照する旨を表す場合、前記ランキング情報データベース手段から読み出した所定順位までの曲目が前記抽出手段によって抽出された新着曲の内にあるかどうかを判断し、該当する曲目があれば、その曲目を表す更新情報を作成して配信する配信手段とを具備することを特徴とする。

    【0013】請求項8に記載の発明は、ネットワークを介してアクセスしてくるユーザに音楽データを配信する装置であって、各種曲の音楽データを記憶管理する音楽データベース手段と、少なくともアクセス認証用の識別データと、自動配信するか否かを表す第1のフラグおよび配信内容を選定する第2のフラグとを備える個人データを各ユーザ毎に記憶管理する個人データベース手段と、曲の人気順位を記憶管理するランキング情報データベース手段と、前記ユーザがアクセスする際に送出する識別データに従って前記個人データベース手段から該当するユーザの個人データを検索する検索手段と、この検索手段によって検索された個人データ中に含まれる第1
    のフラグが自動配信する旨を表す場合、前記音楽データベース手段に新規登録された新着曲を抽出する抽出手段と、前記検索手段によって検索された個人データ中に含まれる第2のフラグがランキング情報を参照する旨を表す場合、前記ランキング情報データベース手段から読み出した所定順位までの曲目が前記抽出手段によって抽出された新着曲の内にあるかどうかを判断し、該当する曲目があれば、その曲目の音楽データを前記音楽データベース手段から読み出して配信する配信手段とを具備することを特徴とする。

    【0014】請求項9に記載の発明は、ネットワークを介してアクセスしてくるユーザに音楽データを配信する方法であって、各種曲の音楽データを記憶管理する音楽データベース手段と、少なくともアクセス認証用の識別データと、自動配信するか否かを表す第1のフラグおよび配信内容を選定する第2のフラグとを備える個人データを各ユーザ毎に記憶管理する個人データベース手段とを有し、前記ユーザがアクセスする際に送出する識別データに従って前記個人データベース手段から該当するユーザの個人データを検索する検索過程と、この検索過程にて検索された個人データ中に含まれる第1のフラグが自動配信する旨を表す場合、前記音楽データベース手段に新規登録された新着曲の内から前記個人データ中に含まれる第2のフラグが指定する条件に該当する曲目を抽出し、その曲目を表す更新情報を作成して配信する配信過程とを具備することを特徴とする。

    【0015】請求項10に記載の発明は、ネットワークを介してアクセスしてくるユーザに音楽データを配信する方法であって、各種曲の音楽データを記憶管理する音楽データベース手段と、少なくともアクセス認証用の識別データと、自動配信するか否かを表す第1のフラグおよび配信内容を選定する第2のフラグとを備える個人データを各ユーザ毎に記憶管理する個人データベース手段とを有し、前記ユーザがアクセスする際に送出する識別データに従って前記個人データベース手段から該当するユーザの個人データを検索する検索過程と、この検索過程にて検索された個人データ中に含まれる第1のフラグが自動配信する旨を表す場合、前記音楽データベース手段に新規登録された新着曲の内から前記個人データ中に含まれる第2のフラグが指定する条件に該当する曲目の音楽データを前記音楽データベース手段から読み出して配信する配信過程とを具備することを特徴とする。

    【0016】請求項11に記載の発明は、ネットワークを介してアクセスしてくるユーザに音楽データを配信する方法であって、各種曲の音楽データを記憶管理する音楽データベース手段と、少なくともアクセス認証用の識別データと、配信履歴を表す配信データと、自動配信するか否かを表す第1のフラグおよび配信内容を選定する第2のフラグとを備える個人データを各ユーザ毎に記憶管理する個人データベース手段とを有し、前記ユーザがアクセスする際に送出する識別データに従って前記個人データベース手段から該当するユーザの個人データを検索する検索過程と、この検索過程にて検索された個人データ中に含まれる第1のフラグが自動配信する旨を表す場合、前記音楽データベース手段に新規登録された新着曲を抽出する抽出過程と、前記検索過程にて検索された個人データ中に含まれる第2のフラグが、最も配信頻度の大きいジャンルあるいはアーティストを選択する旨を表す場合、前記配信データが表す配信履歴から該当するジャンルあるいはアーティストを選択する選択過程と、
    前記抽出過程にて抽出された新着曲の内に、前記選択過程にて選択されたジャンルあるいはアーティストに関する曲目がある場合、その曲目を表す更新情報を作成して配信する配信過程とを具備することを特徴とする。

    【0017】請求項12に記載の発明は、ネットワークを介してアクセスしてくるユーザに音楽データを配信する方法であって、各種曲の音楽データを記憶管理する音楽データベース手段と、少なくともアクセス認証用の識別データと、配信履歴を表す配信データと、自動配信するか否かを表す第1のフラグおよび配信内容を選定する第2のフラグとを備える個人データを各ユーザ毎に記憶管理する個人データベース手段とを有し、前記ユーザがアクセスする際に送出する識別データに従って前記個人データベース手段から該当するユーザの個人データを検索する検索過程と、この検索過程にて検索された個人データ中に含まれる第1のフラグが自動配信する旨を表す場合、前記音楽データベース手段に新規登録された新着曲を抽出する抽出過程と、前記検索過程にて検索された個人データ中に含まれる第2のフラグが、最も配信頻度の大きいジャンルあるいはアーティストを選択する旨を表す場合、前記配信データが表す配信履歴から該当するジャンルあるいはアーティストを選択する選択過程と、
    前記抽出過程にて抽出された新着曲の内に、前記選択過程にて選択されたジャンルあるいはアーティストに関する曲目がある場合、その曲目の音楽データを前記音楽データベース手段から読み出して配信する配信過程とを具備することを特徴とする。

    【0018】請求項13に記載の発明は、ネットワークを介してアクセスしてくるユーザに音楽データを配信する方法であって、各種曲の音楽データを記憶管理する音楽データベース手段と、少なくともアクセス認証用の識別データと、好みのジャンルあるいはアーティストを表す設定データと、自動配信するか否かを表す第1のフラグおよび配信内容を選定する第2のフラグとを備える個人データを各ユーザ毎に記憶管理する個人データベース手段とを有し、前記ユーザがアクセスする際に送出する識別データに従って前記個人データベース手段から該当するユーザの個人データを検索する検索過程と、この検索過程にて検索された個人データ中に含まれる第1のフラグが自動配信する旨を表す場合、前記音楽データベース手段に新規登録された新着曲を抽出する抽出過程と、
    前記検索過程にて検索された個人データ中に含まれる第2のフラグが前記設定データを選択する旨を表す場合、
    この設定データにて定義される好みのジャンルあるいはアーティストに関する曲目が前記抽出過程にて抽出された新着曲の内にあるかどうかを判断し、該当する曲目があれば、その曲目を表す更新情報を作成して配信する配信過程とを具備することを特徴とする。

    【0019】請求項14に記載の発明は、ネットワークを介してアクセスしてくるユーザに音楽データを配信する方法であって、各種曲の音楽データを記憶管理する音楽データベース手段と、少なくともアクセス認証用の識別データと、好みのジャンルあるいはアーティストを表す設定データと、自動配信するか否かを表す第1のフラグおよび配信内容を選定する第2のフラグとを備える個人データを各ユーザ毎に記憶管理する個人データベース手段とを有し、前記ユーザがアクセスする際に送出する識別データに従って前記個人データベース手段から該当するユーザの個人データを検索する検索過程と、この検索過程にて検索された個人データ中に含まれる第1のフラグが自動配信する旨を表す場合、前記音楽データベース手段に新規登録された新着曲を抽出する抽出過程と、
    前記検索過程にて検索された個人データ中に含まれる第2のフラグが前記設定データを選択する旨を表す場合、
    この設定データにて定義される好みのジャンルあるいはアーティストに関する曲目が前記抽出過程にて抽出された新着曲の内にあるかどうかを判断し、該当する曲目があれば、その曲目の音楽データを前記音楽データベース手段から読み出して配信する配信過程とを具備することを特徴とする。

    【0020】請求項15に記載の発明は、ネットワークを介してアクセスしてくるユーザに音楽データを配信する方法であって、各種曲の音楽データを記憶管理する音楽データベース手段と、少なくともアクセス認証用の識別データと、自動配信するか否かを表す第1のフラグおよび配信内容を選定する第2のフラグとを備える個人データを各ユーザ毎に記憶管理する個人データベース手段と、曲の人気順位を記憶管理するランキング情報データベース手段とを有し、前記ユーザがアクセスする際に送出する識別データに従って前記個人データベース手段から該当するユーザの個人データを検索する検索過程と、
    この検索過程にて検索された個人データ中に含まれる第1のフラグが自動配信する旨を表す場合、前記音楽データベース手段に新規登録された新着曲を抽出する抽出過程と、前記検索過程にて検索された個人データ中に含まれる第2のフラグがランキング情報を参照する旨を表す場合、前記ランキング情報データベース手段から読み出した所定順位までの曲目が前記抽出過程にて抽出された新着曲の内にあるかどうかを判断し、該当する曲目があれば、その曲目を表す更新情報を作成して配信する配信過程とを具備することを特徴とする。

    【0021】請求項16に記載の発明は、ネットワークを介してアクセスしてくるユーザに音楽データを配信する方法であって、各種曲の音楽データを記憶管理する音楽データベース手段と、少なくともアクセス認証用の識別データと、自動配信するか否かを表す第1のフラグおよび配信内容を選定する第2のフラグとを備える個人データを各ユーザ毎に記憶管理する個人データベース手段と、曲の人気順位を記憶管理するランキング情報データベース手段とを有し、前記ユーザがアクセスする際に送出する識別データに従って前記個人データベース手段から該当するユーザの個人データを検索する検索過程と、
    この検索過程にて検索された個人データ中に含まれる第1のフラグが自動配信する旨を表す場合、前記音楽データベース手段に新規登録された新着曲を抽出する抽出過程と、前記検索過程にて検索された個人データ中に含まれる第2のフラグがランキング情報を参照する旨を表す場合、前記ランキング情報データベース手段から読み出した所定順位までの曲目が前記抽出過程にて抽出された新着曲の内にあるかどうかを判断し、該当する曲目があれば、その曲目の音楽データを前記音楽データベース手段から読み出して配信する配信過程とを具備することを特徴とする。

    【0022】本発明では、ネットワークを介してアクセスしてくるユーザに音楽データを配信する音楽データ配信装置に、各種曲の音楽データを記憶管理する音楽データベース手段と、少なくともアクセス認証用の識別データと、自動配信するか否かを表す第1のフラグおよび配信内容を選定する第2のフラグとを備える個人データを各ユーザ毎に記憶管理する個人データベース手段とを設けておき、ユーザがアクセスする際に送出する識別データに従って個人データベース手段から該当するユーザの個人データを検索し、検索した個人データ中に含まれる第1のフラグが自動配信する旨を表す場合、音楽データベース手段に新規登録された新着曲の内から前記個人データ中に含まれる第2のフラグが指定する条件に該当する曲目を抽出し、その曲目を表す更新情報を作成して配信したり、あるいは抽出した曲目の音楽データを音楽データベース手段から読み出して配信する。 これにより、
    ユーザが欲する更新情報あるいは音楽データを自動的に配信することが可能になる。

    【0023】

    【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実施の一形態について説明する。 A. 概要 図1は実施の一形態による音楽データ配信システムの概略構成を示す図である。 この図に示すシステムは、インターネット等のネットワークNTを介して互いに接続されるユーザ1(ユーザ端末10)および配信事業者2
    (音楽データ配信装置20)からなる。

    【0024】配信事業者2には、各種アーティストやジャンルの曲を、例えばMP3方式等で圧縮符号化した音楽データ(オーディオデータ)としてデータベース登録される一方、配信契約した各ユーザ毎の個人データがデータベース登録される。 各ユーザ毎の個人データは、アクセス認証に用いる識別データ(IDおよびパスワード)、自動配信するか否かを識別したり、音楽データ/
    更新情報のいずれを自動配信するかを識別する他、配信内容を選定する各種フラグ、好みのアーティストやジャンルを指定するフィルタ設定データおよび配信履歴を表す配信記録データからなる。 なお、ここで言う更新情報とは、配信事業者2のサイトに新規登録された曲目を紹介する情報を指す。

    【0025】配信事業者2は、サイトにアクセスしたユーザ1の個人データを参照し、その個人データ中に更新情報を自動配信する旨を表すフラグが設けられていれば、配信内容を選定するフラグに従ってフィルタリング(抽出)された更新情報を自動配信する。 これにより、
    ユーザが欲する更新情報だけを自動配信し得るようになっている。 また、配信事業者2は、サイトアクセスしたユーザ1の個人データを参照し、その個人データ中に音楽データを自動配信する旨を表すフラグが設けられていれば、配信内容を選定するフラグに従ってフィルタリング(抽出)された新着曲の音楽データを自動配信する。
    これにより、ユーザが欲する音楽データを自動配信し得るようになっている。

    【0026】B. システム構成 次に、図1を参照して音楽データ配信システムの構成について説明する。 ユーザ1が備えるユーザ端末10は、
    周知のWebブラウザを備え、ネットワークNTを経由して配信事業者2の音楽データ配信装置20にアクセスする。 また、ユーザ端末10は周知のパーソナルコンピュータに限らず、例えばブラウザ機能を備えた携帯電話や無線携帯端末であっても構わず、その場合、無線接続する接続業者50を経由してネットワークNTに接続する形態となる。

    【0027】配信事業者2が備える音楽データ配信装置20は、プロキシーサーバ21、配信管理サーバ22およびデータベース23から構成される。 プロキシーサーバ21は、後述する配信管理サーバ22側に接続されるイントラネット(図示略)とインターネット等のネットワークNTとを遮断する機能を備えると共に、両ネットワーク間の通信を制御する。 具体的には、アクセス認証された正当なユーザ1、つまり、配信事業者2とユーザ登録(配信契約)したユーザ端末10からの転送要求のみを配信管理サーバ22へ中継する一方、それに対応する配信管理サーバ22からの各レスポンスをアクセス認証されたユーザ端末10に返送する。

    【0028】配信管理サーバ22は、ユーザ登録した各ユーザ1毎の料金決済条件を記憶管理しており、ユーザ1へのダウンロード(音楽データ配信)が完了した時点で、ネットワークNTを介してバンキングシステム40
    にアクセスし、そのユーザ1の料金決済条件を参照してオンライン決済する。 また、配信管理サーバ22は、プロキシーサーバ21を介してアクセスしたユーザ1の個人データ(後述する)を参照して、例えばそのユーザ1
    が好むアーティストやジャンルに係わる更新情報や音楽データを自動配信する。 さらに、配信管理サーバ22
    は、こうした自動配信を行う他、従来と同様、プロキシーサーバ21を介してサイトアクセスしてくるユーザ端末10にWebページ画面データ(HTMLファイル)
    を送出してWebページを閲覧させたり、ユーザ端末1
    0からのダウンロード要求に基づき指定された音楽データをデータベース23から抽出し、それをプロキシーサーバ21を経由して要求したユーザ端末10側へ送出する。

    【0029】データベース23は、各種アーティストやジャンルの曲を、例えば周知のMP3方式、ATRAC
    方式、WMA方式、TwinVQ方式あるいはAAC方式等で圧縮符号化した音楽データ(オーディオデータ)
    として記憶管理する音楽データベース23aと、ユーザ登録した各ユーザ1毎の個人データを記憶管理する個人データベースと23b、ユーザ1から配信要求された曲のランキング(ベスト10情報)を記憶するランキング情報データベース23cとを備える。

    【0030】音楽データベース23aは、図2に図示する通り、各曲の音楽データ(1)〜(N)をそれぞれ1
    レコードとして記憶管理する。 これら音楽データは、ヘッダ部HDおよび実データRDから形成される。 ヘッダ部HDは、図3に図示するように、4つのアイテム、すなわち、ジャンルIT1、アーティスト名IT2、曲名IT3および更新日時IT4から構成される。 なお、更新日時IT4とは音楽データベース23aに登録された日時を指す。 また、実データRDとは圧縮符号化された音楽データ(オーディオデータ)を指す。

    【0031】個人データベース23bは、ユーザ登録した各ユーザ1毎の個人データ(1)〜(N)から構成される。 各ユーザ1毎の個人データは、識別データSD、
    フラグHON,HN,FIL、フィルタ設定データFS
    Dおよび配信記録データHKからなる。 識別データSD
    は、例えばIDおよびパスワードからなり、アクセス認証に使用されるデータである。 フラグHONは、自動配信するか否かを識別するフラグであり、その値が「1」
    であれば自動配信する旨を表し、一方、「0」であると自動配信しない旨を表す。

    【0032】フラグHNは、音楽データ/更新情報のいずれを自動配信するのかを指示するフラグであり、その値が「1」であれば音楽データの自動配信を指示し、一方、「0」であると更新情報の自動配信を指示する。 フラグFILは、配信内容を選定するフラグである。 その値が「0」の場合には最も配信頻度が大きいジャンルやアーティストに関する音楽データあるいは更新情報を抽出する態様を指定し、「1」の場合には後述するフィルタ設定データFSDを参照して音楽データあるいは更新情報を抽出する態様を指定し、「2」の場合にはランキング情報データベース23cに格納される”ベスト10
    情報(上位10曲)”に関する音楽データあるいは更新情報を抽出する態様を指定する。

    【0033】フィルタ設定データFSDは、ユーザ1の好みのアーティストやジャンルを指定するデータである。 配信記録データHKは、図4に図示するように、配信事業者2からの配信履歴を表す配信データ(1)〜
    (N)からなる。 音楽データの配信を受けた場合、配信データは配信日付DATE、ジャンルJNL、アーティストARTおよび曲名SNから形成され、一方、更新情報の配信を受けた場合、配信データは配信日付DATE
    および更新情報UDからなる。

    【0034】C. 動作 次に、図5〜図26を参照して上記構成による音楽データ配信システムの動作について説明する。 以下では、音楽データ配信装置20側で実行される配信処理とユーザ端末10側で実行される端末処理とに分けて説明して行く。 (1)配信処理(音楽データ配信装置20の動作) 音楽データ配信装置20では、図5〜図11に示す配信処理が実行される。 配信処理は、プロキシーサーバ21
    および配信管理サーバ22の動作からなる。 プロキシーサーバ21では後述するステップSA1〜SA4を実行し、配信管理サーバ22ではステップSA5以降を実行する。

    【0035】最初に、ステップSA1では、プロキシーサーバ21が接続要求の有無を判断する。 ユーザ端末1
    0からの接続要求が無ければ判断結果は「NO」となり、後述のステップSA8に処理を進めるが、接続要求があると判断結果は「YES」となり、ステップSA2
    に進み、所定のプロトコル(例えばTCP/IP)に従って接続要求したユーザ端末10との接続を確立する。
    そして、ステップSA3では接続確立したユーザ端末1
    0から入される識別データSD(IDおよびパスワード)をプロキシーサーバ21が受信し、続くステップS
    A4では受信した識別データSDに基づきプロキシーサーバ21がアクセス認証を行う。

    【0036】正規ユーザ、つまりユーザ登録したユーザ1でなければ、ここでの判断結果は「NO」となり、上述したステップSA1に処理を戻して配信管理サーバ2
    2側とのアクセスを拒否し、一方、正規ユーザとしてアクセス認証されると、判断結果が「YES」となり、次のステップSA5に処理を進める。 正規ユーザと認証されたユーザ端末10が配信管理サーバ22にアクセスしてくると、配信管理サーバ22ではステップSA5に処理を進め、先に入力された識別データSDに基づき、その識別データSDを含む個人データを、個人データベース23b(図2参照)から検索しておく。

    【0037】続いて、ステップSA6では、ユーザ端末10に対してメニュー画面MNを送出する。 メニュー画面MNとは、図12に図示する一例のように、検索ボタンKB、設定ボタンSBおよび終了ボタンEBを備える画面である。 なお、ユーザ端末10側で画面表示されるメニュー画面MNにおいて、検索ボタンKBがマウス等のポインティングデバイスでクリックされた(以下、クリック操作と称する)場合には、音楽データ配信装置2
    0側に検索画面要求が送出される。 また、設定ボタンS
    Bがクリック操作された場合には、音楽データ配信装置20側に設定画面要求が送出される。 終了ボタンEBがクリック操作された場合には、音楽データ配信装置20
    との接続が切断される。

    【0038】次いで、ステップSA7に進むと、配信管理サーバ22は、先のステップSA5において検索した個人データ中のフラグHONが「0」か否か、つまり、
    自動配信を希望するユーザ1であるか否かを判断する。
    以下では、自動配信を希望していないユーザ1に対応する場合と、自動配信を希望するユーザ1に対応する場合とに分けて各動作を説明する。

    【0039】a. 自動配信を希望していないユーザ1に対応する場合 自動配信を希望していないユーザ1の場合、その個人データ中のフラグHONが「0」なので、上記ステップS
    A7の判断結果は「YES」となり、配信管理サーバ2
    2はステップSA8〜SA26にて自動配信を希望していないユーザ1に対応した処理、すなわち、ユーザ端末10へWebページに相当する各種画面データを送出する一方、これら画面を閲覧するユーザ端末10からの要求に応じた処理を実行する。 以下では、配信管理サーバ22からユーザ端末10に送出する各種画面の説明を交えながら、その画面を閲覧するユーザ端末10からの要求に対応した処理について述べる。

    【0040】検索画面KGの送出 ユーザ端末10側で画面表示されるメニュー画面MN
    (図12参照)にて検索ボタンKBがクリック操作されると、ユーザ端末10から検索画面要求が送出される。
    配信管理サーバ22がこれを受信すると、ステップSA
    8の判断結果が「YES」となり、次のステップSA9
    に処理を進め、検索画面KGをユーザ端末10に送出する。 なお、検索画面要求を受信しなければ、判断結果は「NO」となり、後述するステップSA10(図6参照)に処理を進める。

    【0041】検索画面KGとは、図13に図示する一例のように、入力フィールドIF1〜IF3、送信ボタンTBおよび中止ボタンCBを備える。 入力フィールドI
    F1〜IF3にはそれぞれ検索する「ジャンル」、「アーティスト」および「曲名」が入力される。 これら入力フィールドIF1〜IF3の内、複数フィールドに入力がなされた場合、検索結果は各フィールドの検索範囲にてそれぞれ検索された結果の論理和となる。 送信ボタンTBがクリック操作された場合には、音楽データ配信装置20側に検索データが送出される。 検索データとは、
    各入力フィルードIF1〜IF3に入力される「ジャンル」、「アーティスト」および「曲名」のいずれか(あるいは複数)からなる。 中止ボタンCBがクリック操作された場合には、入力フィールドIF1〜IF3がクリアされる。

    【0042】検索結果画面RGの送出 ユーザ端末10側で画面表示される検索画面KGにて入力フィールドIF1〜IF3のいずれか(又は複数フィールド)に検索データが入力され、かつ送信ボタンTB
    がクリック操作されると、ユーザ端末10から検索データが送出される。 そして、配信管理サーバ22がそれを受信すると、図6に示すステップSA10の判断結果が「YES」となり、次のステップSA11に処理を進める。 なお、検索データを受信しなければ判断結果は「N
    O」となり、後述するステップSA14に処理を進める。

    【0043】ステップSA11では、音楽データベース23aに記憶される各音楽データ(1)〜(N)のヘッダ部HD(図3参照)の内から検索データと合致するものを検索し、続くステップSA12では、その検索結果に基づき検索結果画面RGを作成した後、次のステップSA13にてその検索結果画面RGをユーザ端末10に送出する。

    【0044】検索結果画面RGとは、図14に図示する一例のように、検索データに基づき音楽データベース2
    3aから検索した結果を一覧表示する曲リストKL、配信ボタンHBおよび中止ボタンCBを備える。 曲リストKLでは、クリック操作に応じて各欄に表示される曲名などの検索結果を個別に選択したり、あるいはドラッグ操作に応じて複数の欄に表示される曲名などの検索結果を一括して選択することが可能になっている。 配信ボタンHBがクリック操作された場合には、曲リストKL中で選択された検索結果に対応する音楽データの配信を要求する曲配信要求が送出される。 中止ボタンCBがクリック操作された場合には、曲リストKL中でクリック操作あるいはドラッグ操作にて選択された状態がクリアされる。

    【0045】ダウンロード画面DGの送出 ユーザ端末10側で画面表示される検索結果画面RGにて配信ボタンHBがクリック操作されると、ユーザ端末10から曲配信要求が送出される。 配信管理サーバ22
    がこれを受信すると、ステップSA14の判断結果が「YES」となり、次のステップSA15に処理を進め、ダウンロードを実行する音楽データを表示するダウンロード画面DG(図15参照)をユーザ端末10に送出する。 なお、検索画面要求を受信しなければ、判断結果は「NO」となり、図7に示すステップSA19に処理を進める。

    【0046】図15に図示した一例のダウンロード画面DGをユーザ端末10に送出し終えると、配信管理サーバ22はステップSA16に処理を進め、ユーザ端末1
    0からの曲配信要求に応じて、対応する曲の音楽データを音楽データベース23aから読み出してユーザ端末1
    0側に送出する。 こうして、曲配信要求があった全ての曲の音楽データをユーザ端末10側にダウンロードし終えると、ステップSA17に処理を進めて料金徴収処理を実行する。

    【0047】すなわち、配信管理サーバ22は、予め記憶管理している各ユーザ1毎の料金決済条件の内から現在ダウンロードし終えたユーザ1の料金決済条件を読み出し、その料金決済条件に従ってバンキングシステム4
    0にオンライン決済を依頼して配信料金を徴収する。 なお、ここで言う料金決済条件とは、例えば指定口座から配信料金を自動引き落としするのに必要なデータあるいはクレジット支払いに必要なデータを指す。 次いで、ステップSA18では、個人データベース23bにおいて現在ダウンロードし終えたユーザ1に対応した個人データ中の配信記録データHK(図4参照)として配信履歴を表す配信データをストアする。 この配信データは、配信日付DATE、ジャンルJNL、アーティストART
    および曲名SNからなる。

    【0048】設定画面SGの送出 ユーザ端末10側で画面表示されるメニュー画面MN
    (図12参照)にて設定ボタンSBがクリック操作されると、ユーザ端末10から設定画面要求が送出される。
    配信管理サーバ22がこれを受信すると、図7に示すステップSA19の判断結果が「YES」となり、次のステップSA20に処理を進め、設定画面SGをユーザ端末10に送出する。 なお、設定画面要求を受信しなければ、判断結果は「NO」となり、後述するステップSA
    21に処理を進める。

    【0049】設定画面SGとは、個人データベース23
    b(図2参照)に登録されるユーザ1毎の個人データ中の、フラグHON,フラグHN,フラグFILおよびフィルタ設定データFSDを設定する画面である。 設定画面SGは、図16に図示する一例のように、フラグHO
    Nを設定するエリアE1、フラグHNを設定するエリアE2、フラグFILを設定するエリアE3、好みのアーティストやジャンルを指定するフィルタ設定データFS
    Dを設定するエリアE4とから構成される。

    【0050】エリアE1では、自動配信するか否かを選択するボタンが設けられており、「する」を選択した場合にはフラグHONが「1」に、「しない」を選択した場合にはフラグHONが「0」に設定される。 エリアE
    2では、音楽データ/更新情報のいずれを自動配信するのかを選択するボタンが設けられており、「更新情報」
    を選択した場合にはフラグHNが「0」に、「音楽データ」を選択した場合にはフラグHNが「1」に設定される。 エリアE3では、配信内容を選定するボタンが設けられており、「頻度」を選択した場合にはフラグFIL
    が「0」に、「設定」を選択した場合にはフラグFIL
    が「1」に、「ベスト10」を選択した場合にはフラグFILが「2」に設定される。 エリアE4では、ユーザ1の好みの「ジャンル」や「アーティスト」を入力する入力フィールドSF1〜SF2が設けられている。

    【0051】設定画面SGを受信したユーザ端末10において上述したエリアE1〜E4で諸条件が設定され、
    かつ送信ボタンSBがクリック操作されると、それら設定された条件に対応した設定データ(フラグHON,フラグHN,フラグFILおよびフィルタ設定データFS
    D)がユーザ端末10から送出される。 そして、配信管理サーバ22がそれを受信すると、ステップSA21の判断結果が「YES」となり、次のステップSA22に処理を進める。 ステップSA22では、設定データを送出したユーザ端末10の識別データSDに基づき、個人データベース23bから対応するユーザ1の個人データを検索し、その個人データエリアに、フラグHON,フラグHN,フラグFILおよびフィルタ設定データFS
    Dからなる設定データをデータベース登録する。 なお、
    設定データを受信しない場合には、上記ステップSA2
    1の判断結果が「NO」となり、ステップSA23に進む。

    【0052】さて、こうしてユーザ1の設定データを個人データベース23bに登録し終えると、配信管理サーバ22はステップSA23に処理を進め、新着曲の有無を判断する。 ここで、図示されていない専用回線もしくはネットワークNTを経由してデータ供給元から新着曲の音楽データを受信した場合には、判断結果が「YE
    S」となり、次のステップSA24に処理を進め、受信した新着曲の音楽データを音楽データベース23aにデータベース登録する。 一方、新着曲が無い場合には、判断結果が「NO」となり、ステップSA25に進む。

    【0053】次いで、ステップSA25では、ベスト1
    0情報の受信の有無を判断する。 ここで、図示されていない専用回線もしくはネットワークNTを経由してデータ供給元からベスト10情報を受信した場合には、判断結果が「YES」となり、次のステップSA26に処理を進め、受信したベスト10情報をランキング情報データベース23cにデータベース登録した後、前述した図5のステップSA1に処理を戻す。 一方、ベスト10情報を受信しなかった場合には、上記ステップSA25の判断結果が「NO」となり、ステップSA1に処理を戻す。

    【0054】このように、配信管理サーバ22は、自動配信を希望していないユーザ1、すなわち、前述したフラグHONが「0」に設定された個人データを持つユーザ1に対してはメニュー画面MN(図12参照)を送出し、そのメニュー画面MNからの要求に従って曲を検索したり、検索した曲をダウンロードする他、個人データの設定を行うようになっている。

    【0055】b. 自動配信を希望するユーザ1に対応する場合 次に、自動配信を希望するユーザ1に対応する配信管理サーバ22の処理について述べる。 前述した通り、自動配信を希望するユーザ1の場合、その個人データ中のフラグHONが「1」なので、図5に示すステップSA7
    の判断結果が「NO」となり、配信管理サーバ22は図8に示すステップSA27に処理を進める。 ステップS
    A27では、音楽データベース23aに記憶される各音楽データ毎のヘッダ部HDに設けられる更新日時IT4
    (図3参照)と現在の日時とを比較し、続くステップS
    A28ではこの比較結果に基づき本日更新された音楽データの有無を判断する。 つまり、新着曲の音楽データがあるかどうかを判断する。

    【0056】新着曲がなければ、判断結果は「NO」となり、この場合、新着曲に関する更新情報もしくはその曲の音楽データを、自動配信を希望するユーザ1宛に配信する必要がないので、前述したステップSA8(図5
    参照)に処理を戻す。 一方、新着曲があると、判断結果は「YES」となり、ステップSA29に処理を進め、
    個人データ中のフラグHNが「0」か否かを判断する。
    すなわち、「更新情報」の自動配信を希望するユーザ1
    であるかどうかを判断する。 以下では、「更新情報」の自動配信を希望するユーザ1(フラグHNが「0」)に対応する場合の処理と、「音楽データ」の自動配信を希望するユーザ1(フラグHNが「1」)に対応する場合の処理とに分けて動作説明を進める。

    【0057】「更新情報」の自動配信を希望するユーザ1に対応する場合 「更新情報」の自動配信を希望するユーザ1であると、
    ステップSA29の判断結果が「YES」となり、ステップSA30以降に処理を進め、さらに配信内容を選定するフラグFILの値に応じた処理を実行する。 以下、
    フラグFILの値に応じて、(イ)〜(ハ)に場合分けして各処理の動作について説明する。

    【0058】(イ)フラグFILが「0」の場合 フラグFILが「0」に設定され、最も配信頻度が大きいジャンルやアーティストに関する更新情報を抽出する態様を選定したユーザ1であると、ステップSA30の判断結果が「YES」となり、ステップSA31に処理を進める。 ステップSA31では、ユーザ1の識別データSDに基づき、個人データベース23bから対応するユーザ1の個人データを検索し、その個人データの配信記録データHKから最も配信頻度が大きいジャンルやアーティストを選択する。

    【0059】次いで、ステップSA32では、先のステップSA28にて検出した新着曲中に、上記ステップS
    A31にて選択したジャンルやアーティストに関するものがあるかどうかを判断する。 そのジャンルやアーティストに関するものが無ければ、判断結果が「NO」となり、この場合、自動配信すべき更新情報がない為、前述したステップSA8(図5参照)に処理を戻す。 一方、
    そのジャンルやアーティストに関するものがあると、判断結果は「YES」となり、ステップSA33に進み、
    最も配信頻度が大きいジャンルやアーティストに関する新着曲を紹介する更新情報画面LGを作成し、続くステップSA34ではその更新情報画面LGをユーザ端末1
    0に送出する。 これにより、ユーザ1が欲する更新情報を自動的に配信することが可能になる。

    【0060】更新情報画面LGとは、図17に図示する一例のように、フラグFILの値に応じてフィルタリングされた更新情報、例えば、フラグFILが「0」の場合には最も配信頻度が大きいジャンルやアーティストに関する新着曲を一覧表示する表示欄DF、配信ボタンH
    Bおよび終了ボタンEBを備える。 表示欄DFでは、クリック操作に応じて各欄に表示される曲名/アーティストを個別に選択したり、あるいはドラッグ操作に応じて複数の欄に表示される曲名/アーティストを一括して選択することが可能になっている。 配信ボタンHBがクリック操作された場合には、表示欄DF中で選択された曲名/アーティストに対応する音楽データの配信を要求する曲配信要求が送出される。 終了ボタンEBがクリック操作された場合には、表示欄DF中でクリック操作あるいはドラッグ操作にて選択された状態がクリアされる。

    【0061】したがって、こうした更新情報画面LGにて「更新情報」の自動配信を受けたユーザ1側では、表示欄DF中からダウンロードしたい曲名/アーティストを選択した後、配信ボタンHBをクリック操作すると、
    ユーザ端末10から配信管理サーバ22側に曲配信要求が送出される。 そして、この曲配信要求を配信管理サーバ22が受信すると、前述したステップSA14(図6
    参照)の判断結果が「YES」となり、これ以後、曲配信を要求した音楽データが配信管理サーバ22からユーザ端末10にダウンロードされる。

    【0062】(ロ)フラグFILが「1」の場合 フラグFILが「1」に設定され、フィルタ設定データFSDを参照して更新情報を抽出する態様を選定したユーザ1であると、上述したステップSA30(図8参照)の判断結果が「NO」となり、図9に示すステップSA35に進み、ここでの判断結果が「YES」となり、ステップSA36に処理を進める。 そして、ステップSA36では、ユーザ1の識別データSDに基づき、
    個人データベース23bから対応するユーザ1の個人データを検索し、その個人データ中のフィルタ設定データFSDに従ってジャンルやアーティストを選択する。

    【0063】次いで、ステップSA37では、先のステップSA28(図8参照)にて検出した新着曲中に、上記ステップSA36にて選択したジャンルやアーティストに関するものがあるかどうかを判断する。 そのジャンルやアーティストに関するものが無ければ、判断結果が「NO」となり、この場合、自動配信すべき更新情報がない為、前述したステップSA8(図5参照)に処理を戻す。 一方、そのジャンルやアーティストに関するものがあると、判断結果は「YES」となり、図8のステップSA33に進み、フィルタ設定データFSDに従って選択したジャンルやアーティストに関する新着曲を紹介する更新情報画面LG(図17参照)を作成し、続くステップSA34ではその更新情報画面LGをユーザ端末10に送出する。 これにより、ユーザが欲する更新情報を自動的に配信することが可能になる。

    【0064】更新情報画面LGにて「更新情報」の自動配信を受けたユーザ1側では、表示欄DF中からダウンロードしたい曲名/アーティストを選択した後、配信ボタンHBをクリック操作すると、ユーザ端末10から配信管理サーバ22側に曲配信要求が送出される。 そして、この曲配信要求が配信管理サーバ22が受信すると、前述したステップSA14(図6参照)の判断結果が「YES」となり、これ以後、曲配信を要求した音楽データが配信管理サーバ22からユーザ端末10にダウンロードされる。

    【0065】(ハ)フラグFILが「2」の場合 フラグFILが「2」に設定され、ランキング情報データベース23cに格納される”ベスト10情報(上位1
    0曲)”に関する更新情報を抽出する態様を選定したユーザ1であると、図8に示すステップSA30および図9に示すステップSA35の判断結果が共に「NO」となり、図9に示すステップSA38に処理を進める。 ステップSA38では、ランキング情報データベース23
    c(図2参照)に登録される「ベスト10情報」から上位10曲の曲名を抽出する。

    【0066】次いで、ステップSA39では、先のステップSA28(図8参照)にて検出した新着曲中に、上記ステップSA38にて抽出した「ベスト10」の曲名があるかどうかを判断する。 該当する曲名が無ければ、
    判断結果は「NO」となり、この場合、自動配信すべき更新情報がない為、前述したステップSA8(図5参照)に処理を戻す。 一方、新着曲中に「ベスト10」の曲名があると、判断結果は「YES」となり、ステップSA40に進み、該当する曲名が配信記録データHK中に無いかどうか、つまり、配信済みの曲であるかどうかを判断する。 配信済みの曲であれば、判断結果は「N
    O」となり、この場合、自動配信すべき更新情報がないので、前述したステップSA8(図5参照)に処理を戻す。

    【0067】これに対し、未配信の曲であると、上記ステップSA40の判断結果が「YES」となり、図8のステップSA33に進み、「ベスト10情報」から選び出した未配信の新着曲を紹介する更新情報画面LG(図17参照)を作成し、続くステップSA34ではその更新情報画面LGをユーザ端末10に送出する。 これにより、ユーザが欲する更新情報を自動的に配信することが可能になる。

    【0068】更新情報画面LGにて「更新情報」の自動配信を受けたユーザ1側では、表示欄DF中からダウンロードしたい曲名/アーティストを選択した後、配信ボタンHBをクリック操作すると、ユーザ端末10から配信管理サーバ22側に曲配信要求が送出される。 そして、この曲配信要求が配信管理サーバ22が受信すると、前述したステップSA14(図6参照)の判断結果が「YES」となり、これ以後、曲配信を要求した音楽データが配信管理サーバ22からユーザ端末10にダウンロードされる。

    【0069】「音楽データ」の自動配信を希望するユーザ1に対応する場合 フラグHNが「1」に設定され、「音楽データ」の自動配信を希望するユーザ1であると、図8に図示したステップSA29の判断結果が「NO」となり、図10に示すステップSA41以降に処理を進め、さらに配信内容を選定するフラグFILの値に応じた処理を実行する。
    以下、フラグFILの値に応じて、(イ)〜(ハ)に場合分けして各処理の動作について説明する。

    【0070】(イ)フラグFILが「0」の場合 フラグFILが「0」に設定され、最も配信頻度が大きいジャンルやアーティストに関する音楽データを抽出する態様を選定したユーザ1であると、図10に図示するステップSA41の判断結果が「YES」となり、ステップSA42に処理を進める。 ステップSA42では、
    ユーザ1の識別データSDに基づき、個人データベース23bから対応するユーザ1の個人データを検索し、その個人データ中の配信記録データHKから最も配信頻度が大きいジャンルやアーティストを選択する。

    【0071】次いで、ステップSA43では、先のステップSA28(図8参照)にて検出した新着曲中に、上記ステップSA42にて選択したジャンルやアーティストに関するものがあるかどうかを判断する。 そのジャンルやアーティストに関するものが無ければ、判断結果は「NO」となり、この場合、自動配信すべき音楽データが無いから、前述したステップSA8(図5参照)に処理を戻す。 一方、そのジャンルやアーティストに関するものがあると、判断結果は「YES」となり、ステップSA44に進み、ダウンロード実行を表すダウンロード画面DG(図15参照)をユーザ端末10に送出する。

    【0072】ダウンロード画面DGをユーザ端末10に送出し終えると、配信管理サーバ22はステップSA4
    5に処理を進め、最も配信頻度が大きいジャンルやアーティストに関する新着曲の音楽データを、音楽データベース23aから読み出してユーザ端末10側に送出する。 これにより、ユーザが欲する音楽データを自動的に配信することが可能になる。 音楽データをユーザ端末1
    0にダウンロードし終えると、ステップSA46に処理を進めて料金徴収処理を実行する。 すなわち、配信管理サーバ22は、予め記憶管理している各ユーザ1毎の料金決済条件の内から現在ダウンロードし終えたユーザ1
    の料金決済条件を読み出し、その料金決済条件に従ってバンキングシステム40にオンライン決済を依頼して配信料金を徴収する。 配信料金徴収後、配信管理サーバ2
    2は、前述したステップSA8(図5参照)に処理を戻す。

    【0073】(ロ)フラグFILが「1」の場合 フラグFILが「1」に設定され、フィルタ設定データFSDを参照して音楽データを抽出する態様を選定したユーザ1であると、図10に図示したステップSA41
    の判断結果が「NO」となり、図11に示すステップS
    A47に進み、ここでの判断結果が「YES」となってステップSA48に処理を進める。 そして、ステップS
    A48では、ユーザ1の識別データSDに基づき、個人データベース23bから対応するユーザ1の個人データを検索し、その個人データ中のフィルタ設定データFS
    Dに従ってジャンルやアーティストを選択する。

    【0074】次いで、ステップSA49では、先のステップSA28(図8参照)にて検出した新着曲中に、上記ステップSA48にて選択したジャンルやアーティストに関するものがあるかどうかを判断する。 そのジャンルやアーティストに関するものが無ければ、判断結果が「NO」となり、この場合、自動配信する必要がないので、前述したステップSA8(図5参照)に処理を戻す。 一方、そのジャンルやアーティストに関するものがあると、判断結果は「YES」となり、図10に図示するステップSA44に進み、ダウンロード実行を表すダウンロード画面DG(図15参照)をユーザ端末10に送出する。

    【0075】ダウンロード画面DGをユーザ端末10に送出し終えると、配信管理サーバ22はステップSA4
    5に処理を進め、フィルタ設定データFSDに従って選択したジャンルやアーティストに関する新着曲の音楽データを、音楽データベース23aから読み出してユーザ端末10側に送出する。 これにより、ユーザが欲する音楽データを自動的に配信することが可能になる。 音楽データをユーザ端末10にダウンロードし終えると、ステップSA46に処理を進めて料金徴収処理を実行する。
    そして、配信料金徴収後、配信管理サーバ22は、前述したステップSA8(図5参照)に処理を戻す。

    【0076】(ハ)フラグFILが「2」の場合 フラグFILが「2」に設定され、ランキング情報データベース23cに格納される”ベスト10情報(上位1
    0曲)”に関する音楽データを抽出する態様を選定したユーザ1であると、図10に示すステップSA41および図11に示すステップSA47の判断結果がいずれも「NO」となり、図11に示すステップSA50に処理を進める。 ステップSA50では、ランキング情報データベース23c(図2参照)に登録される「ベスト10
    情報」から上位10曲の曲名を抽出する。

    【0077】次いで、ステップSA51では、先のステップSA28(図8参照)にて検出した新着曲中に、上記ステップSA50にて抽出した「ベスト10」の曲名があるかどうかを判断する。 該当する曲名が無ければ、
    判断結果は「NO」となり、この場合、自動配信すべき音楽データがない為、前述したステップSA8(図5参照)に処理を戻す。 一方、新着曲中に「ベスト10」の曲名があると、判断結果は「YES」となり、ステップSA52に進み、その曲名が配信記録データHK中に無いかどうか、つまり、配信済みの曲であるかどうかを判断する。 配信済みの曲であれば、判断結果は「NO」となり、この場合、自動配信する必要がないので、前述したステップSA8(図5参照)に処理を戻す。

    【0078】これに対し、未配信の曲であると、上記ステップSA52の判断結果が「YES」となり、図10
    に示すステップSA44に進み、ダウンロード実行を表すダウンロード画面DG(図15参照)をユーザ端末1
    0に送出する。 ダウンロード画面DGをユーザ端末10
    に送出し終えると、配信管理サーバ22はステップSA
    45に処理を進め、その未配信の曲の音楽データを、音楽データベース23aから読み出してユーザ端末10側に送出する。 これにより、ユーザが欲する音楽データを自動的に配信することが可能になる。 音楽データをユーザ端末10に配信し終えると、ステップSA46に処理を進めて料金徴収処理を実行する。 そして、配信料金徴収後、配信管理サーバ22は、前述したステップSA8
    (図5参照)に処理を戻す。

    【0079】(2)端末処理(ユーザ端末10の動作) ユーザ端末10では、音楽データ配信装置20側とデータ授受する端末処理と、この端末処理からコールされる設定処理とが実行される。 以下、各処理毎の動作について説明する。 a. 端末処理の動作 図18〜図22を参照して端末処理の動作を説明する。
    ユーザ端末10では、ステップSB1にて音楽データ配信装置20側に接続要求を送信し、続くステップSB2
    では所定のプロトコル(例えばTCP/IP)に従って音楽データ配信装置20側のプロキシーサーバ21との接続を確立する。 次いで、ステップSB3では、接続確立したプロキシーサーバ21に識別データSD(IDおよびパスワード)を送信する。

    【0080】これにより、プロキシーサーバ21では、
    その識別データSDに基づきアクセス認証を行う。 正規ユーザとしてアクセス認証されると、ユーザ端末10はステップSB4に処理を進め、配信管理サーバ22から送出されるデータを受信する。 そして以後、ユーザ端末10では受信したデータ内容に応じた処理を実行する。
    以下では、受信したデータ内容に応じた処理として、
    「音楽データが自動配信される場合」、「更新情報が自動配信される場合」、「メニュー画面を受信した場合」
    の各ケースに分けて動作を説明する。

    【0081】音楽データが自動配信される場合 音楽データを自動配信する際、配信管理サーバ22はダウンロード画面DG(図15参照)を送出する(図10
    のステップSA44参照)。 すると、ユーザ端末10では、ステップSB5の判断結果が「YES」となり、ステップSB6に処理を進め、そのダウンロード画面DG
    を画面表示する。 次いで、配信管理サーバ22から音楽データが送信されると(図10のステップSA45参照)、ステップSB7〜SB8にてダウンロードが終了する迄、その音楽データを受信し続ける。 そして、ダウンロードが終了すると、ステップSB8の判断結果が「YES」となり、ステップSB9に進み、ダウンロード画面DGをクリアして上述のステップSB4に処理を戻す。

    【0082】更新情報が自動配信された場合 更新情報を自動配信する際、配信管理サーバ22は、更新情報画面LG(図17参照)を送出する(図8のステップSA33参照)。 すると、ユーザ端末10では、図19に図示するステップSB10の判断結果が「YE
    S」となり、ステップSB11に処理を進め、その更新情報画面LGを画面表示する。 そして、ユーザ1が更新情報画面LGの表示欄DFに表示される曲の内からダウンロードしたい曲を選択すべく曲選択操作(クリック操作もしくはドラッグ操作)すると、ステップSB12の判断結果が「YES」となり、ステップSB13に処理を進め、その選択された曲の表示欄の表示形態を変化(例えば、ビット反転等)させて選択状態を表す。

    【0083】こうして更新情報画面LGにてダウンロードしたい曲を選択した後、ユーザ1が配信ボタンHBをクリック操作すると、ステップSB14の判断結果が「YES」となり、ステップSB15に進み、曲配信要求を送信する。 この曲配信要求に応じて配信管理サーバ22はダウンロード画面DGを送出する(図6のステップSA15参照)。 これにより、ユーザ端末10はステップSB16〜SB17にてダウンロード画面DGを受信して画面表示する。

    【0084】次いで、配信管理サーバ22から音楽データが送信されると(図6のステップSA16参照)、ステップSB18〜SB19にてダウンロードが終了する迄、その音楽データを受信し続ける。 そして、ダウンロードが終了すると、ステップSB19の判断結果が「Y
    ES」となり、ステップSB20に進み、ダウンロード画面DGをクリアして前述したステップSB4に処理を戻す。 なお、ユーザ1が終了ボタンEBをクリック操作した場合には、ステップSB21の判断結果が「YE
    S」となり、ステップSB20に処理を進め、ダウンロード画面DGをクリアしてステップSB4に処理を戻す。

    【0085】メニュー画面を受信した場合 配信管理サーバ22がメニュー画面MN(図12参照)
    を送出すると(図5のステップSA6参照)、ユーザ端末10では、図20に図示するステップSB22に処理を進め、受信したメニュー画面MNを画面表示する。 そして以後、このメニュー画面MNにおける検索ボタンK
    B、設定ボタンSBおよび終了ボタンEBのクリック操作に応じた処理を実行する。 以下では、クリック操作される各ボタン毎の処理について述べる。

    【0086】(イ)メニュー画面MNの検索ボタンKB
    をクリック操作した場合 ユーザ1が検索ボタンKBをクリック操作すると、ステップSB23の判断結果が「YES」となり、ステップSB24に処理を進め、検索画面要求を配信管理サーバ22側へ送出する。 この検索画面要求に応じて配信管理サーバ22は検索画面KG(図13参照)を送出する(図5のステップSA9参照)。 すると、ユーザ端末1
    0はステップSB25〜SB26−1にて検索画面KG
    を受信して画面表示する。 そして、ユーザ1がこの検索画面KGの入力フィールドIF1〜IF3のいずれか、
    あるいは複数のフィールドに検索データを入力すると、
    ステップSB26−2の判断結果が「YES」となり、
    次のステップSB27に処理を進め、入力された検索データを対応するフィールド内に表示する。

    【0087】こうして、入力フィールドIF1〜IF3
    に検索データを入力した後、ユーザ1が検索画面KGの送信ボタンTBをクリック操作すると、ステップSB2
    8の判断結果は「YES」となり、ステップSB29に処理を進め、入力フィールドIF1〜IF3に入力された検索データを配信管理サーバ22側に送信する。 検索データを受信した配信管理サーバ22は、その検索データに基づき検索した結果を検索結果画面RG(図14参照)として送出する(図6のステップSA13参照)。
    すると、ユーザ端末10では、ステップSB30にてそれを受信して検索結果画面RGを画面表示する。 なお、
    検索画面KGにおいて中止ボタンCBをクリック操作した場合には、ステップSB31の判断結果が「YES」
    となり、ステップSB32に進み、検索画面KGをクリアしてメニュー画面MNに戻る。

    【0088】さて、ユーザ1が検索結果画面RGの曲リストKLに表示される曲の内からダウンロードしたい曲を選択すべく曲選択操作(クリック操作もしくはドラッグ操作)すると、図21に示すステップSB33の判断結果が「YES」となり、ステップSB34に処理を進め、その選択された曲の表示形態を変化(例えば、ビット反転等)させて選択状態を表す。 こうして検索結果画面RGにてダウンロードしたい曲を選択した後、ユーザ1が配信ボタンHBをクリック操作すると、ステップS
    B35の判断結果が「YES」となり、ステップSB3
    6に進み、曲配信要求を送信する。 この曲配信要求に応じて配信管理サーバ22はダウンロード画面DGを送出する(図6のステップSA15参照)。 これにより、ユーザ端末10はステップSB37〜SB38にてダウンロード画面DGを受信して画面表示する。

    【0089】次いで、配信管理サーバ22から音楽データが送信されると(図6のステップSA16参照)、ステップSB39〜SB40にてダウンロードが終了する迄、その音楽データを受信し続ける。 そして、ダウンロードが終了すると、ステップSB40の判断結果が「Y
    ES」となり、ステップSB41に進み、ダウンロード画面DGをクリアして上述したステップSB33に処理を戻す。 次に、ユーザ1が中止ボタンCBをクリック操作すると、ステップSB42の判断結果が「YES」となり、ステップSB43に処理を進め、検索結果画面R
    Gをクリアした後、図20のステップSB22を介してメニュー画面MNに戻る。

    【0090】(ロ)メニュー画面MNの設定ボタンSB
    をクリック操作した場合 ユーザ1が設定ボタンSBをクリック操作すると、図2
    2に示すステップSB44の判断結果が「YES」となり、ステップSB45に処理を進め、設定画面要求を配信管理サーバ22側へ送出する。 設定画面要求に応じて配信管理サーバ22は設定画面SG(図16参照)を送出する(図7のステップSA20参照)。 すると、ユーザ端末10はステップSB45〜SB46にて設定画面SGを受信して画面表示する。 次いで、ステップSB4
    8では、後述する設定処理を実行する。 この設定処理は、設定画面SGのエリアE1〜E3にそれぞれ配設される設定ボタンのクリック操作およびエリアE4でのデータ入力に応じて、設定データ(フラグHON,フラグHN,フラグFILおよびフィルタ設定データFSD)
    を生成するものであり、その詳細については追って述べる。

    【0091】設定処理完了後、ユーザ1が設定画面SG
    の送信ボタンTBをクリック操作すると、ステップSB
    49の判断結果が「YES」となり、ステップSB51
    に処理を進め、上記ステップSB49の設定処理にてセット設定データ(フラグHON,フラグHN,フラグF
    ILおよびフィルタ設定データFSD)を配信管理サーバ22に送出し、続くステップSB52では設定画面S
    Gをクリアした後、図20のステップSB22を介してメニュー画面MNに戻る。 なお、ユーザ1が設定画面S
    Gの中止ボタンCBをクリック操作した場合には、ステップSB50の判断結果が「YES」となり、ステップSB52を経て設定画面SGをクリアした後、メニュー画面MNに戻る。

    【0092】(ハ)メニュー画面MNの終了ボタンEB
    をクリック操作した場合 ユーザ1が終了ボタンEBをクリック操作すると、図2
    2に示すステップSB53の判断結果が「YES」となり、ステップSB54に進み、音楽データ配信装置20
    側との接続を切断し、続くステップSB55にてメニュー画面MNをクリアして端末処理を終了させる。

    【0093】b. 設定処理の動作 次に、図16および図23〜図26を参照して設定処理の動作について説明する。 上述したステップSB48
    (図22参照)を介して設定処理が実行されると、ユーザ端末10は、図23に示すステップSC1に処理を進め、クリック操作の有無を判断する。 以下、図16に示す設定画面SGのエリアE1〜E3でそれぞれボタンクリック操作される場合およびエリアE4でデータ入力する場合の処理について述べる。

    【0094】エリアE1でボタンクリック操作される場合 設定画面SGのエリアE1には自動配信するか否かを選択する「する」ボタンと「しない」ボタンとが設けられており、「する」ボタンがクリック操作されると、上記ステップSC1を介してステップSC2に進み、ここでの判断結果が「YES」となり、ステップSC3に進む。 ステップSC3では、「する」ボタンの表示を点灯させる一方、「しない」ボタンの表示を消灯させて「する」ボタンが選択された状態にあることを表示する。 そして、ステップSC4では、「する」ボタンのクリック操作に対応してフラグHONを「1」にセットした後、
    ステップSC1に処理を戻す。

    【0095】これに対し、「しない」ボタンがクリック操作された場合には、上記ステップSC1,SC2を介してステップSC5に進み、ここでの判断結果が「YE
    S」となり、ステップSC6に進む。 ステップSC6では、「する」ボタンの表示を消灯させる一方、「しない」ボタンの表示を点灯させて「しない」ボタンが選択された状態にあることを表示する。 そして、ステップS
    C7では、「しない」ボタンのクリック操作に対応してフラグHONを「0」にセットした後、ステップSC1
    に処理を戻す。

    【0096】エリアE2でボタンクリック操作される場合 上記の処理にてフラグHONが「1」にセットされた後、エリアE2の「更新情報」ボタンがクリック操作されると、ステップSC8,SC9の判断結果が共に「Y
    ES」となり、ステップSC10に進む。 ステップSC
    10では、「更新情報」ボタンの表示を点灯させる一方、「曲」ボタンの表示を消灯させて「更新情報」ボタンが選択された状態にあることを表示する。 そして、ステップSC11では、「更新情報」ボタンのクリック操作に対応してフラグHNを「0」にセットした後、ステップSC1に処理を戻す。

    【0097】これに対し、「曲」ボタンがクリック操作された場合には、ステップSC9を介して図24に示すステップSC12に進み、ここでの判断結果が「YE
    S」となり、ステップSC13に進む。 ステップSC1
    3では、「更新情報」ボタンの表示を消灯させる一方、
    「曲」ボタンの表示を点灯させて「曲」ボタンが選択された状態にあることを表示する。 そして、ステップSC
    14では、「曲」ボタンのクリック操作に対応してフラグHNを「1」にセットした後、ステップSC1に処理を戻す。

    【0098】エリアE3でボタンクリック操作される場合 上記の処理にてフラグHONが「1」にセットされた後、エリアE3の「頻度」ボタンがクリック操作されると、ステップSC15の判断結果が「YES」となり、
    ステップSC16に進む。 ステップSC16では、「頻度」ボタンの表示を点灯させる一方、「設定」および「ベスト10」の両ボタンの表示を消灯させて「頻度」
    ボタンが選択された状態にあることを表示する。 そして、ステップSC17では、「頻度」ボタンのクリック操作に対応してフラグFILを「0」にセットした後、
    ステップSC1に処理を戻す。

    【0099】これに対し、「設定」ボタンがクリック操作された場合には、ステップSC18の判断結果が「Y
    ES」となり、ステップSC19に進む。 ステップSC
    19では、「設定」ボタンの表示を点灯させる一方、
    「頻度」および「ベスト10」の両ボタンの表示を消灯させて「設定」ボタンが選択された状態にあることを表示する。 そして、ステップSC20では、「設定」ボタンのクリック操作に対応してフラグFILを「1」にセットした後、ステップSC1に処理を戻す。

    【0100】また、「ベスト10」ボタンがクリック操作された場合には、図25に示すステップSC21の判断結果が「YES」となり、ステップSC22に進む。
    ステップSC22では、「ベスト10」ボタンの表示を点灯させる一方、「頻度」および「設定」の両ボタンの表示を消灯させて「ベスト10」ボタンが選択された状態にあることを表示する。 そして、ステップSC23では、「ベスト10」ボタンのクリック操作に対応してフラグFILを「2」にセットした後、ステップSC1に処理を戻す。

    【0101】エリアE4にデータ入力される場合 この場合、クリック操作がなされないので、図23に示すステップSC1の判断結果が「NO」となり、図26
    に示すステップSC24に処理を進める。 そして、ステップSC24ではフラグHONが「1」、つまり、自動配信する設定であるかどうかを判断する。 自動配信する設定であれば判断結果は「YES」となり、次のステップSC25に処理を進めるが、自動配信しない設定(フラグHONが「0」)であると、エリアE4の入力フィールドSF1〜SF2に好みの「ジャンル」や「アーティスト」を入力する必要がないので、判断結果が「N
    O」となり、設定処理を完了させて前述した端末処理に復帰する。

    【0102】次いで、ステップSC25では、フラグH
    Nが「1」、つまり、曲(音楽データ)配信を指定した設定であるかどうかを判断する。 曲配信を指定してれば判断結果は「YES」となり、次のステップSC26に処理を進めるが、更新情報配信を指定した設定(フラグHNが「0」)であると、エリアE4の入力フィールドSF1〜SF2に好みの「ジャンル」や「アーティスト」を入力する必要がないので、判断結果が「NO」となり、設定処理を完了させて前述した端末処理に復帰する。

    【0103】次に、ステップSC26では、フラグFI
    Lが「1」であるかどうかを判断する。 ここで、前述した「頻度」や「ベスト10」を参照する設定であると、
    エリアE4の入力フィールドSF1〜SF2に好みの「ジャンル」や「アーティスト」を表すフィルタ設定データFSDを入力する必要がないので、判断結果は「N
    O」となり、設定処理を完了させるが、「設定」ボタンのクリック操作による設定、すなわち、フィルタ設定データFSDを参照する設定であれば判断結果は「YE
    S」となり、ステップSC27に処理を進め、例えばカーソルを表示させる等して入力を促し、好みの「ジャンル」や「アーティスト」を表すフィルタ設定データFS
    Dを入力させる。

    【0104】以上説明したように、本実施の形態によれば、各種曲の音楽データを記憶管理する音楽データベース23aと、アクセス認証用の識別データSDおよび自動配信するか否かを表すフラグHON、配信内容を選定するフラグHN,FIL等を備える個人データを各ユーザ毎に記憶管理する個人データベース23bとを配信事業者2(音楽データ配信装置20)に設けておき、ユーザ1(ユーザ端末10)がアクセスする際に送出する識別データSDに従って個人データベース23bから該当するユーザ1の個人データを検索し、検索した個人データ中に含まれるフラグHONが自動配信する旨を表す場合、音楽データベース23bに新規登録された新着曲の内から前記個人データ中に含まれるフラグHN,FIL
    が指定する条件に該当する曲目を抽出し、その曲目を表す更新情報を作成して配信したり、あるいは抽出した曲目の音楽データを音楽データベース手段から読み出して配信するので、ユーザが欲する更新情報あるいは音楽データを自動的に配信し得るようになっている。

    【0105】なお、上述した実施の形態では、ユーザ1
    が配信事業者2にアクセスした時に、配信事業者2側から新着曲の更新情報や音楽データの自動配信を受けるようにしたが、これに替えて、配信事業者2からユーザ1
    にアクセスして音楽データを配信する形態とすることも可能である。 すなわち、この形態では、ユーザ1がユーザ端末10として携帯電話を使用し、その電話番号と、
    好みのアーティストあるいはジャンルの曲が音楽データベース23aに新規登録された場合に直接配信を受ける旨を表すフラグとを個人データとして個人データベース23bに登録しておく。 そして、当該ユーザ1の好みのアーティストあるいはジャンルの曲が音楽データベース23aに新規登録された場合に、配信事業者2がユーザ1の携帯電話に直接電話してその曲の音楽データをメール送信する。 このようにすれば、ユーザ1は配信事業者2にアクセスせずとも、好みのアーティストあるいはジャンルの新曲の音楽データを自動的に入手することが可能になる。

    【0106】加えて、上述した実施の形態では、音楽データベース23aに記憶される各音楽データ毎のヘッダ部HDに設けられる更新日時IT4と現在日時とを比較して新着曲の有無を判断し、新着曲があればそれを紹介する更新情報を作成するようにしたが、これに替えて、
    例えば、音楽データ配信装置20側でユーザ1毎のアクセスログ(ログイン/ログオフ日時)を記録するようにし、今回ログインしたユーザ1の前回ログオフ日時をアクセスログから読み出し、読み出した前回ログオフ日時から現在日時に至るまでの間の新着曲の有無を判断して更新情報を作成するようにしても良い。 このようにすれば、各ユーザ毎の更新情報を作成することができる。

    【0107】

    【発明の効果】請求項1,9に記載の発明によれば、ユーザがアクセスする際に送出する識別データに従って個人データベース手段から該当するユーザの個人データを検索し、検索した個人データ中に含まれる第1のフラグが自動配信する旨を表す場合、音楽データベース手段に新規登録された新着曲の内から前記個人データ中に含まれる第2のフラグが指定する条件に該当する曲目を抽出し、その曲目を表す更新情報を作成して配信するので、
    ユーザが欲する更新情報を自動的に配信することができる。 請求項2,10に記載の発明によれば、ユーザがアクセスする際に送出する識別データに従って個人データベース手段から該当するユーザの個人データを検索し、
    検索した個人データ中に含まれる第1のフラグが自動配信する旨を表す場合、音楽データベース手段に新規登録された新着曲の内から前記個人データ中に含まれる第2
    のフラグが指定する条件に該当する曲目の音楽データを音楽データベース手段から読み出して配信するので、ユーザが欲する音楽データを自動的に配信することができる。 請求項3,11に記載の発明によれば、ユーザがアクセスする際に送出する識別データに従って個人データベース手段から該当するユーザの個人データを検索し、
    検索した個人データ中に含まれる第1のフラグが自動配信する旨を表す場合、音楽データベース手段に新規登録された新着曲を抽出しておく。 そして、個人データ中に含まれる第2のフラグが、最も配信頻度の大きいジャンルあるいはアーティストを選択する旨を表す場合、ユーザの配信履歴中から該当するジャンルあるいはアーティストを選択し、そのジャンルあるいはアーティストに関する曲目が新着曲の内にあれば、その曲目を表す更新情報を作成して配信するから、ユーザの配信履歴の内で最も配信頻度の大きいジャンルあるいはアーティストに関する新着曲を紹介する更新情報をユーザへ自動的に配信することができる。 請求項4,12に記載の発明によれば、ユーザがアクセスする際に送出する識別データに従って個人データベース手段から該当するユーザの個人データを検索し、検索した個人データ中に含まれる第1のフラグが自動配信する旨を表す場合、音楽データベース手段に新規登録された新着曲を抽出しておく。 そして、
    個人データ中に含まれる第2のフラグが、最も配信頻度の大きいジャンルあるいはアーティストを選択する旨を表す場合、ユーザの配信履歴中から該当するジャンルあるいはアーティストを選択し、そのジャンルあるいはアーティストに関する曲目が新着曲の内にあれば、その曲目の音楽データを音楽データベース手段から読み出して配信するので、ユーザの配信履歴の内で最も配信頻度の大きいジャンルあるいはアーティストに関する新着曲の音楽データをユーザへ自動的に配信することができる。
    請求項5,13に記載の発明によれば、ユーザがアクセスする際に送出する識別データに従って個人データベース手段から該当するユーザの個人データを検索し、検索した個人データ中に含まれる第1のフラグが自動配信する旨を表す場合、音楽データベース手段に新規登録された新着曲を抽出しておく。 そして、個人データ中に含まれる第2のフラグが、個人データ中に設けられる設定データを選択する旨を表す場合、この設定データにて定義されるユーザ好みのジャンルあるいはアーティストに関する曲目が新着曲の内にあれば、その曲目を表す更新情報を作成して配信するから、ユーザ好みのジャンルあるいはアーティストに関する新着曲を紹介する更新情報をユーザへ自動的に配信することができる。 請求項6,1
    4に記載の発明によれば、ユーザがアクセスする際に送出する識別データに従って個人データベース手段から該当するユーザの個人データを検索し、検索した個人データ中に含まれる第1のフラグが自動配信する旨を表す場合、音楽データベース手段に新規登録された新着曲を抽出しておく。 そして、個人データ中に含まれる第2のフラグが、個人データ中に設けられる設定データを選択する旨を表す場合、この設定データにて定義されるユーザ好みのジャンルあるいはアーティストに関する曲目が新着曲の内にあれば、その曲目の音楽データを音楽データベース手段から読み出して配信するので、ユーザ好みのジャンルあるいはアーティストに関する新着曲の音楽データをユーザへ自動的に配信することができる。 請求項7,15に記載の発明によれば、ユーザがアクセスする際に送出する識別データに従って個人データベース手段から該当するユーザの個人データを検索し、検索した個人データ中に含まれる第1のフラグが自動配信する旨を表す場合、音楽データベース手段に新規登録された新着曲を抽出しておく。 そして、個人データ中に含まれる第2のフラグがランキング情報を参照する旨を表す場合、
    ランキング情報データベース手段から読み出した所定順位までの曲目が新着曲の内にあれば、その曲目を表す更新情報を作成するので、例えばベストテンに入っている新着曲を紹介する更新情報をユーザへ自動的に配信することができる。 請求項8,16に記載の発明によれば、
    ユーザがアクセスする際に送出する識別データに従って個人データベース手段から該当するユーザの個人データを検索し、検索した個人データ中に含まれる第1のフラグが自動配信する旨を表す場合、音楽データベース手段に新規登録された新着曲を抽出しておく。 そして、個人データ中に含まれる第2のフラグがランキング情報を参照する旨を表す場合、ランキング情報データベース手段から読み出した所定順位までの曲目が新着曲の内にあれば、その曲目の音楽データを音楽データベース手段から読み出して配信するので、例えばベストテンに入っている新着曲の音楽データをユーザへ自動的に配信することができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明による実施の一形態である音楽データ配信システムの概略構成を示すブロック図である。

    【図2】データベース23の構成を示す図である。

    【図3】音楽データベース23aに格納される音楽データの構成を示す図である。

    【図4】配信記録データHKの構成を示す図である。

    【図5】配信処理の動作を示すフローチャートである。

    【図6】配信処理の動作を示すフローチャートである。

    【図7】配信処理の動作を示すフローチャートである。

    【図8】配信処理の動作を示すフローチャートである。

    【図9】配信処理の動作を示すフローチャートである。

    【図10】配信処理の動作を示すフローチャートである。

    【図11】配信処理の動作を示すフローチャートである。

    【図12】メニュー画面MNの一例を示す図である。

    【図13】検索画面KGの一例を示す図である。

    【図14】検索結果画面RGの一例を示す図である。

    【図15】ダウンロード画面DGの一例を示す図である。

    【図16】設定画面SGの一例を示す図である。

    【図17】更新情報画面LGの一例を示す図である。

    【図18】端末処理の動作を示すフローチャートである。

    【図19】端末処理の動作を示すフローチャートである。

    【図20】端末処理の動作を示すフローチャートである。

    【図21】端末処理の動作を示すフローチャートである。

    【図22】端末処理の動作を示すフローチャートである。

    【図23】設定処理の動作を示すフローチャートである。

    【図24】設定処理の動作を示すフローチャートである。

    【図25】設定処理の動作を示すフローチャートである。

    【図26】設定処理の動作を示すフローチャートである。

    【符号の説明】

    1 ユーザ 2 配信事業者 10 ユーザ端末 20 音楽データ配信装置 21 プロキシーサーバ 22 配信管理サーバ 23 データベース 23a 音楽データベース 23b 個人データベース 23c ランキング情報データベース 40 バンキングシステム 50 接続業者

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