Microrobot case

阅读:803发布:2020-11-14

专利汇可以提供Microrobot case专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE: To provide a small, compact and easy-to-handle case for containing and charging a microrobot, which moves by sensing light, etc.
CONSTITUTION: A case body 11 includes a robot compartment 14; a battery compartment 16; a board 1 carrying charging circuits and electrodes 18 and 19 and a battery checking switch 20; an operating equipment storing part 23 for light 22 and a capsule provided with magnet for covering the robot 1. Lead terminals 3 and 4 are sandwiched by the magnet by covering the stored robot 1 by the capsule so as to connect the robot with the electrodes 18 and 19 and an internal power source is charged during the robot storage. A power-on reset circuit is integrated with the robot so as to reset the robot control device and prevent the runaway.
COPYRIGHT: (C)1994,JPO&Japio,下面是Microrobot case专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 マイクロロボットの収納部と、 前記マイクロロボットの電源を充電するための電池を入れる電池ボックスと、 前記電池ボックスに接続する充電回路を形成し、前記マイクロロボットに対するエネルギー供給手段を有し、ケース本体に取り付けられた基板と、 前記マイクロロボットの操作器具の収納部と、 を備えてなるマイクロロボットの収納ケース。
  • 【請求項2】 少なくとも、前記ケース本体に対しロボット収納部が右側に、電池ボックスが左側に、基板が前記ロボット収納部の下方に、操作器具収納部が前方側である配置のいずれかの関係を満たしてなる請求項1記載のマイクロロボットの収納ケース。
  • 【請求項3】 前記ロボット収納部を前記基板に設けた前記マイクロロボットとの接続用電極の間に複数設けてなる請求項2記載のマイクロロボットの収納ケース。
  • 【請求項4】 着脱可能であり、前記マイクロロボットの一部を押圧し前記ロボット収納部に固定するカプセルを有する請求項1記載のマイクロロボットの収納ケース。
  • 【請求項5】 前記カプセルは前記基板の電極に吸着するマグネットを有し、該マグネットの吸着力で前記マイクロロボットのリード端子を前記電極に挾み付けて固定する請求項4記載のマイクロロボットの収納ケース。
  • 【請求項6】 前記ケース本体は、前記マイクロロボットに内蔵され該マイクロロボットの動作を司る制御装置に対し、信号を授受する信号伝達手段を有し、少なくとも前記マイクロロボットの制御装置に対し指令操作を行う操作回路を有する請求項1記載のマイクロロボットの収納ケース。
  • 【請求項7】 前記操作回路は、前記充電回路と、前記マイクロロボットの制御装置をリセットするリセット回路を含む請求項6記載のマイクロロボットの収納ケース。
  • 【請求項8】 前記リセット回路は前記マイクロロボットに内蔵されている請求項7記載のマイクロロボットの収納ケース。
  • 【請求項9】 前記充電回路は、バッテリーチェック用のスイッチと、該スイッチと連動し、前記マイクロロボットの電源回路をショートさせるリセットスイッチを有する請求項1または請求項7記載のマイクロロボットの収納ケース。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、1立方センチメートル程度の大きさを有するマイクロロボットの収納ケースに関する。

    【0002】

    【従来の技術】本発明者は光に感知して動くマイクロロボットを開発し、特願平3−288764号、特願平4
    −71696号、特願平4−71697号、特願平4−
    71698号として出願している。 このマイクロロボットは1立方センチメートル程度の大きさで非常に小さいうえに精巧なものであるから、その取り扱いには慎重を要する。

    【0003】ところで、一般に小型精密な物品の包装にはプラスチック容器等が使われ、本体品や各部品(部分品毎に分解可能な場合)、付属品等をしっくりと収めているのが通例である。 すなわち、部分品や付属品等の収納部が適宜に配置されているだけである。

    【0004】

    【発明が解決しようとする課題】本発明者が開発した前記マイクロロボットは充電タイプのものであり、その他にロボット操作用のリモコン器具類を必要とする。 またマイクロロボットの性質上その収納ケースを小型・コンパクトに、しかも取り出しや取り扱いなどが容易なものにする必要がある。 また、マイクロロボットに必要な物品を単に収納するだけではロボットの操作上の面からかえって不都合であり面倒である。

    【0005】本発明は、かかるマイクロロボットの特殊性に鑑み、単に前記のごとき各物品を収納する機能だけでなく、収納期間中に充電などができるように種々の機能を持つポケットサイズ位のコンパクトな収納ケースを提供することを目的としている。

    【0006】

    【課題を解決するための手段】本発明は、ケース本体に、ロボット収納部と、ロボット充電用の電池ボックスと、充電回路を形成した基板と、ロボット操作器具の収納部とをそれぞれ設け、ロボットを収納部に収めたとき、ロボットの内部電源を充電する構成としたマイクロロボット用収納ケースである。 すなわち、本発明の特徴とする構成は、マイクロロボットの収納部と、前記マイクロロボットの電源を充電するための電池を入れる電池ボックスと、前記電池ボックスに接続する充電回路を形成し、前記マイクロロボットに対するエネルギー供給手段を有し、ケース本体に取り付けられた基板と、前記マイクロロボットの操作器具の収納部とを有するものである。 ここで、前記エネルギー供給手段とは、ロボットの端子と基板に設けた電極とを機械的に接続する手段のほか、励磁コイルや光起電素子等を用いる非接触エネルギー供給手段を含むものである。

    【0007】また、各物品、各部分のレイアウトに関しては、少なくとも、ケース本体に対する次の配置関係のいずれかを満たすようにする。 すなわち、ロボット収納部は右側に、電池ボックスは左側に、基板はロボット収納部の下方に、ロボット操作器具は前方側に配置する配置関係とする。

    【0008】また、基板に電極を平行に設け、両電極の間にロボットを並列に設置するよう少なくとも2個のロボット収納部を設けることができる。 そして、ロボットの接続端子として触覚部と尾を利用するときは、それぞれのリード端子を電極に密着させるため、さらにマグネットを取り付けたカプセルをロボットに被せるようにする。 このマグネットの吸着力でリード端子を挾んで電極に固定する。 なお、カプセルはロボット収納部に機械的に着脱可能に係合する構成としても良い。

    【0009】前記ケース本体は、ロボットに内蔵されロボットの動作を司る制御装置に対し、信号を授受する信号伝達手段を有し、少なくともロボット制御装置に対し指令操作を行う操作回路を有する構成とすることができる。 そして、操作回路は充電回路と、ロボット制御装置をリセットするリセット回路を含み、該リセット回路をロボットに内蔵させる。 さらにまた、充電回路は、バッテリーチェック用のスイッチと、該スイッチと連動し、
    マイクロロボットの電源回路をショートさせるリセットスイッチとを有する。

    【0010】

    【作用】この収納ケースは、ロボット収納部にマイクロロボットを収納すると、基板のエネルギー供給手段を介してロボットの内部バッテリー電源と接続するようになっているため、収納期間中にロボットの充電ができる。
    該ロボットは非常に小型で、かつ精巧にできているため、なるべく電池交換の機会を少なくして故障の原因をなくし、使用しやすいようにするためである。 そしてロボットへの充電開始と同時に、ロボットに内蔵したパワーオンリセット回路によりリセットをかけ、ロボット制御装置の暴走を防ぐ。

    【0011】また、ケース本体に対し、ロボット収納部を右側に、電池ボックスを左側に、基板をロボット収納部の下方に、ロボット操作器具を前方側に配置することにより、収納ケースの小型化が可能で、取り出しや取り扱いが容易になり、コンパクトになっている。

    【0012】収納状態のロボットにカプセルを被せ、マグネットや機械的係合手段で基板の電極上にカプセルを固定することにより、ロボットのリード端子を電極に挾み付けることができ、ロボットと電極との接続が容易にできる。

    【0013】この収納ケースは前記のようなロボットの充電機能やその他にいろいろな機能を有する。 例えば指令手段でロボットに対し動作指令を入力することができる。 そのプログラムの内容や内部電源電圧などの情報も該指令手段に付属させて表示させることができる。

    【0014】

    【実施例】図1は本発明の一実施例による収納ケースの平面図である。 また、図2〜図8はそれぞれ図1のA−
    A線〜G−G線の断面図である。 この収納ケース10
    は、ケース本体11と、該ケース本体11に開閉自在にヒンジ13で結合された蓋12とから構成されている。
    また、材質は任意であるが、マイクロロボットを静電気から保護するために導電性を有する材料を用いている。

    【0015】実施例に示すマイクロロボット1は、光に感知して動くタイプのもので、1立方センチメートル程度の大きさのものである。 このロボット1は概略、図9
    〜図11に示すように構成されている。 図9はマイクロロボットの側面図、図10はその上面図、図11は底面図である。 すなわち、このロボット1は、目に当る部分が光センサ2L,2Rとなっており、触覚部及び尾が内部バッテリーの充電用とバランサを兼ねたリード端子3,4を構成している。 また独立に駆動される車輪5
    L,5Rと、各車輪の減速機付き駆動装置6L,6R
    と、内部中央部に設けたバッテリー電源7及びマイコン制御装置8を備えている。

    【0016】ここで、ロボット1の動作を簡単に説明すると、光センサ2L,2Rはそれぞれ検出領域としての視野A1 ,A2 を有し、視野A1 ,A2 は中央部で一部重複する視野A3 を有するようになっている。 そこで、
    例えば視野A3 を除く左側の視野A1 で光センサ2Lが光源からの光を感知すると、その光は電気パルス信号に変換され、左側駆動装置6Lのみが作動し、右側駆動装置6Rは停止状態にあり、従って、左側車輪5Lのみが回転し、右側車輪5Rは停止したままであるので、ロボット1は進行方向に対して左側へ旋回(右旋回)することになる。 同様の原理で、視野A3 を除く右側の視野A
    2 で光センサ2Rが光を感知したときはロボット1は右側へ旋回(左旋回)し、中央視野A3 で両センサ2L,
    2Rが光を感知すると、ロボット1は直進することになる。

    【0017】前記ケース本体11にはこのロボット1の収納部14が2個設けられている。 また電池15を入れる電池ボックス16を設け、電池ボックス16は充電回路を形成した基板17と接続されている。 基板17はロボット収納部14の下方に配置して、収納ケース10の小型化を図っている。 ロボット1のバッテリー電源7を充電するために電極18,19を基板17上に平行に設け、一方の電極18は触覚部に当るリード端子3と、他方の電極19は尾に当るリード端子4と、それぞれ後述するカプセルによって接続するようになっている。 またバッテリーチェック用のランプ21を有するスイッチ2
    0を基板17上に設けている。 さらに、ライト等のロボット操作器具22の収納部23と、その電池24の収納部25をケース本体11に設けている。

    【0018】各要素のレイアウトについては、ケース本体11に対し、ロボット収納部14を右側に、電池ボックス16を左側に、基板17をロボット収納部14の下方に、スイッチ20を手前右側に、ロボット操作器具2
    2を前方側に、それぞれ配置して取り出しや取り扱いの容易さ、コンパクト化を図っている。 なお、電池24の収納部25はロボット操作器具22の斜め下方に平行に配置している。 以下、各部の構成についてさらに詳述する。

    【0019】(1)ロボット収納部 ロボット収納部14は、ケース本体11の右側に横並びに2個設けてあり、それぞれロボット1の底部の外形形状に適合する凹部26と、さらにその中央部に車輪5
    L,5Rが入る矩形凹部27を有する。 ロボット1はこの凹部26の底面で支持され、矩形凹部27により車輪5L,5Rの逃げ(ロボット1が浮き上がらない状態)
    をなす構成となっている。 凹部26の周囲は円形リブ2
    8で形成し、リード端子3,4が入る溝29,30が円形リブ28に設けられている。 なお、31は後述するカプセルの位置決め用キーである。

    【0020】(2)電池ボックス ロボット1の消費電力は極めて小さいので、単4の電池2個で十分長期間にわたって使用することができる。 そこでこの単4電池2個を入れる電池ボックス16をケース本体11の左側に配置している。 電池15はケース本体11の裏側から入れるようになっており、裏蓋が公知の手段で取り付けられている。

    【0021】(3)基板 基板17はロボット収納部14の支持台32の下方に突設した爪33によって保持されている。 また、バッテリーチェック用スイッチ20の手前側に凹部34を設けてスイッチ操作をしやすいようにしてある。 この基板17
    に形成される充電回路40とこれに接続されるパワーオンリセット回路41の一例を図12に示す。 このリセット回路41はロボット本体側に内蔵されているものであるが、接続端子を設ければ基板側に設けることもできる。 図12において、42はバッテリーチェック用のスイッチ20と連動するリセットスイッチで、スイッチ2
    0をランプ21側へ切り換えると、同時にリセットスイッチ42が充電回路40を切り離すようになっており、
    ロボット1の電源回路43をショートさせる。 44はコンデンサ、45はインバータ、46は抵抗、47はアンド回路、48は内部抵抗である。 なお、ランプ21には発光ダイオード(LED)を用いている。

    【0022】ロボット1はその収納部14に収納中のときは、スイッチ20及びリセットスイッチ42はそれぞれ図12に示す接点a,c側にあり、電源回路43を通じてロボット1のバッテリー電源7の充電を開始する。
    この充電開始と同時に、抵抗46の接続上端はプラス電位となり、接続下端は0電位であるので、インバータ4
    5によりプラス電位となり、従ってアンド回路47の論理積は1となるため、ロボット1のCPUコア8にリセットがかかる。 つまり、このパワーオンリセット回路4
    1によりロボット1の充電開始時には常にCPUコア8
    にリセットがかかるようになっているため、CPUコア8の暴走を防ぐことができる。 そして、コンデンサ44
    が充電されると抵抗46の両接続端は同じプラス電位となるので、アンド回路46の一方の接続端がインバータ45によりマイナス電位となることからアンド回路46
    の論理積が0となるため、CPUコア8のリセットが解除される。

    【0023】また、例えばロボット1の動作がおかしい場合、それが電源電圧の低下に起因するものなのか、それともロボットのプログラムによるものかを確認する場合にも、ロボット1を一旦収納部14に収納すれば、コンデンサ7が空のときは前述のように充電を開始し、かつCPUコア8にリセットがかかるので、その後のロボット1の動作の様子からいずれの原因かを判断することができる。

    【0024】次に、電池15のバッテリーチェックを行うときは、スイッチ20を接点b側へ切り換えることにより、ランプ21の点灯具合で電池15の残存容量を確認することができる。 またスイッチ20を接点b側へ切り換えると同時に、リセットスイッチ42は接点d側へ切り換わる。 このとき、電源回路43はショートするが、内部抵抗48によりバッテリー電源7の放電出力を消費させることにしている。 スイッチ20を元に戻すたびごとにリセット回路41によりリセットがかかる。

    【0025】(4)カプセル 図13〜図17にカプセル35の構成を示す。 このカプセル35はドーム状に形成されており、収納状態のロボット1に被せるようになっている。 また両側にそれぞれマグネット36を装着したツマミ部37を有している。
    従って、基板17に設けた電極18,19は磁性体で構成されている。 また、ロボット1のリード端子3,5も所定形状を保つようにバネ性を持つ線材で構成されている。 カプセル35の底面に位置決めのための前記キー3
    1に嵌合するキー溝38を設けている。 カプセル35の形状は本実施例に限定しないが、透明のプラスチック材料とした方が都合が良い。 ロボット1は向きを合わせて収納部14に入れ、リード端子3,4をそれぞれの電極18,19上に置き、しかるのちカプセル35をロボット1に被せる。 カプセル35はマグネット36によってリード端子3,4を挾んで磁性体の電極18,19に吸着固定されるので、リード端子3,4とそれぞれの電極18,19とを簡単に接続することができる。 電極1
    8,19側が磁石であり、カプセル35の側に磁性体が装着されていても良い。

    【0026】図18はカプセル35の他の固定手段を示すものである。 これは機械的な係合による着脱可能な固定手段で、ロボット収納部14の周囲に複数のバネ性のある爪51を設け、カプセル35の外周に爪51と係合する溝52を設けてなるものである。 このカプセル35
    を収納状態のロボット1に被せると、溝52に爪51が係合するのでカプセル35がロボット収納部14に固定される。 もちろんこのとき、カプセル35の下端面でリード端子3,4をそれぞれ電極18,19に挾み付けて接続する。 カプセル35は図示しないツマミ部を手で持って引き抜く。

    【0027】(5)ロボット操作器具及びその電池の収納部 ロボット操作器具22はケース本体11の前方側(ヒンジ側)に長手方向に平行に収納される。 電池24は操作器具収納部23の斜め下方に設けた電池収納部25に収納される。 ロボット1を動作させるための光源は比較的弱いもので十分なので、かなり小型のライトでロボット操作器具26を構成することができる。 また、集光と散光の調整ができるものであれば、遠方から1台のロボットを制御したり、近傍から複数のロボットを同時に制御することができる。

    【0028】実施例の収納ケース10は以上のように構成されているので、ロボット1の収納期間中、電池ボックス16内の電池15の電気が基板17の充電回路32
    及び電極18,19を介し、さらに電極18,19とそれぞれ接続されたリード端子3,4を経てロボット1のバッテリー電源7に流れており、電源7を常時充電している。 従って、ロボット1を収納部14から取り出して別途充電などをする必要もなく直ちに動作をさせることができる。 また、カプセル37を収納状態のロボット1
    に被せるだけで簡単にリード端子3,4と電極18,1
    9をそれぞれ接続することができる。 また充電開始時はリセット回路41によりロボット1のCPUコア8にリセットがかかるようになっているので、CPUコア8の暴走を防ぐことができる。 さらに、ロボット1及びその操作に必要な物品、すなわち光源をなす操作器具22,
    電池15,24,基板17,バッテリーチェック用スイッチ20などを前述のように合理的に配置・収納しているので、取り出しやすく、取り扱いやすいものとなっており、収納ケース10をポケットサイズ位の小型でコンパクトなものにすることができる。

    【0029】次に、この収納ケース10に前記の充電機能のほかに次のような機能を持たせることができる。 図19はその一例としてロボット1に対する指令手段60
    を有する収納ケース10を示すものである。 この実施例は、ケース本体11の電池ボックス上にキーボード61
    を設け、蓋12にモニターパネル62を設けたものである。 モニターパネル62にはキーボード61の指令操作でロボット1のプログラム内容や、内部電源電圧などの情報を表示させる。 なお、ライト22は必ずしも必要ではなく、プログラムに従ってロボット1を動作させる場合は無くても良い。 接続端子70は外部のパーソナルコンピュータや外部記憶装置等と信号を授受するための端子であり、パーソナルコンピュータでプログラミングをしたり、外部記憶装置からプログラムを呼び込むことができる。

    【0030】ロボットへの信号伝達とロボットからの情報収集のための情報の授受方法としては、専用コネクタを利用する方法や、図20に示すように電源ラインにA
    C信号で重畳させる方法、図21に示すようにフォトカプラ、磁気センサなどを利用する方法などがある。 ここでは後二者の場合を主に説明する。

    【0031】図20は電源ラインにAC信号で重畳させる方法を示すブロック図である。 この操作回路63は、
    収納ケース10側の指令手段60と充電回路40をDC
    カット手段としてのコンデンサ64を介して接続し、また充電回路40とロボット本体側のCPUコア内のメモリ手段66を同じくDCカット手段のコンデンサ65を介して接続してなるものである。 なお、同図では図12
    のパワーオンリセット回路41は省略してある。 従ってこの構成によると、電源ラインのAC信号に情報信号を載せて双方向に情報の授受ができる。

    【0032】図21はフォトカプラ、磁気センサなどを利用する方法を示すものであり、図22はその回路図である。 ロボット本体にはフォトセンサとLEDを兼用した光素子72L(または72R,いずれか一方でも良い)を設け、またこの素子に対向して同じくフォトセンサとLEDを兼用した光素子71をロボット収納部14
    の壁に設置している。 この構成によると、指令手段60
    からパルス信号を送信すると、その指令信号に対応して素子71が断続的に発光し、これをロボット1の目に内蔵した素子72L(または72R)が受光することにより、その情報をCPUコア8に入力することができる。
    また、ロボット1から格納されている情報を外部に出力するときは、スイッチ73をセンシング側へ切り換えることにより同様に内部情報を取り出すことができる。 従って、情報の授受が行われているときはロボット1の目の部分が断続的に光る。

    【0033】なお、本発明において、ロボット1と基板電極18,19との電気的接続は前記のようにカプセル35のマグネット36によってリード端子3,4を電極18,19に挾み付けるものに限らず、ロボット1の車輪やその他の接続端子を用いて電極と摩擦的に接触する構成としても良い。 要はロボット1を収納したときに同時に電極との接続が簡単にできるものであれば良い。 かかるロボットへのエネルギー供給手段は接触式であると非接触式であるとを問わない。 また、カプセル内にはロボット1の頭部を押さえるバネを設けることもできる。

    【0034】また、ロボット1は光に感知して動くもので説明したが、赤外線や超音波などでも同様の動作をさせることが可能であり、当然に操作器具もそれに対応するものとされる。 また、基板17の適宜の個所に電池残留容量等を示すデジタル表示部を設けることもでき、さらに収納ケースの蓋12を利用してツール類やスイッチなどを収めるようにしても良い。

    【0035】

    【発明の効果】以上により、本発明の収納ケースは次のような効果が得られるものである。 (1)マイクロロボットの収納期間中に内部電源の充電ができる。 従って、充電の手間が省け、電池交換を要しないため故障の原因を少なくできる。 (2)ポケットサイズ位の大きさであるので、持ち運びに便利である。 (3)ロボット及びその操作に必要な各物品を合理的に配置・収納しているので、取り出しや取り扱いが容易である。 (4)カプセルを収納状態のロボットに被せるだけで簡単に充電回路との接続ができる。 またカプセルによってロボットの収納状態を安定させることもできる。 (5)リセット回路により、充電時におけるロボット制御装置の暴走を防ぐことができる。 (6)ロボット収納時にロボットのプログラム内容や電源電圧などのチェックができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の一実施例を示す収納ケースの平面図である。

    【図2】図1のA−A線断面図である。

    【図3】図1のB−B線断面図である。

    【図4】図1のC−C線断面図である。

    【図5】図1のD−D線断面図である。

    【図6】図1のE−E線断面図である。

    【図7】図1のF−F線断面図である。

    【図8】図1のG−G線断面図である。

    【図9】マイクロロボットの側面図である。

    【図10】マイクロロボットの上面図である。

    【図11】マイクロロボットの底面図である。

    【図12】充電回路の回路図である。

    【図13】カプセルの平面図である。

    【図14】カプセルの正面図である。

    【図15】カプセルの側面図である。

    【図16】カプセルの底面図である。

    【図17】図13のH−H線断面図である。

    【図18】カプセルの他の固定方法を示す断面図である。

    【図19】本発明の他の実施例を示す収納ケースの斜視図である。

    【図20】指令手段とロボットとの情報の授受方法を示す回路図である。

    【図21】指令手段とロボットとの情報の授受方法の他の例を示す説明図である。

    【図22】前記他の例における回路図である。

    【符号の説明】

    1 マイクロロボット 2L,2R 光センサ 3,4 リード端子 5L,5R 車輪 6L,6R 減速機付き駆動装置 7 バッテリー電源 8 マイコン制御装置(CPUコア) 10 収納ケース 11 ケース本体 12 蓋 14 ロボット収納部 15 電池 16 電池ボックス 17 基板 18,19 電極 20 バッテリーチェック用スイッチ 22 ロボット操作器具 23 操作器具収納部 24 電池 25 電池収納部 35 カプセル 36 マグネット 40 充電回路 41 パワーオンリセット回路 42 リセットスイッチ 43 電源回路 51 爪 52 溝 60 指令手段 61 キーボード 62 モニターパネル 63 操作回路 70 接続端子 71 光素子 72L,72R 光素子

    高效检索全球专利

    专利汇是专利免费检索,专利查询,专利分析-国家发明专利查询检索分析平台,是提供专利分析,专利查询,专利检索等数据服务功能的知识产权数据服务商。

    我们的产品包含105个国家的1.26亿组数据,免费查、免费专利分析。

    申请试用

    分析报告

    专利汇分析报告产品可以对行业情报数据进行梳理分析,涉及维度包括行业专利基本状况分析、地域分析、技术分析、发明人分析、申请人分析、专利权人分析、失效分析、核心专利分析、法律分析、研发重点分析、企业专利处境分析、技术处境分析、专利寿命分析、企业定位分析、引证分析等超过60个分析角度,系统通过AI智能系统对图表进行解读,只需1分钟,一键生成行业专利分析报告。

    申请试用

    QQ群二维码
    意见反馈