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Method for finishing welding bead

阅读:145发布:2024-02-02

专利汇可以提供Method for finishing welding bead专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE:To efficiently grind off a welding bead in an arc brazing part. CONSTITUTION:In the case of grinding off a welding bead (b) divided into rough and finish grinding by a grinder 4 held by a force control robot of virtual compliance control system, a spring constant for determining rigidity of the robot itself is set at rough grinding time higher than at finish grinding time, to perform grinding. Similarly regardless of whether the grinding is rough or finish grinding, the spring constant at the time of grinding both end parts (e) of the welding bead (b) is set higher than at the time of grinding a general part P, to perform grinding.,下面是Method for finishing welding bead专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 アークブレージング溶接法によって形成された溶接ビードに力制御ロボットに持たせたグラインダを押し付けながらこのグラインダを前記溶接ビードの長手方向に移動させて、荒研削と仕上研削とに分けて前記溶接ビードに研削加工を施すようにした溶接ビードの仕上加工方法において、 前記仕上研削に際して、グラインダを支持する力制御ロボットのばね定数を荒研削時よりも低くして研削加工を行うことを特徴とする溶接ビードの仕上加工方法。
  • 【請求項2】 アークブレージング溶接法によって形成された溶接ビードに力制御ロボットに持たせたグラインダを押し付けながらこのグラインダを前記溶接ビードの長手方向に移動させて、前記溶接ビードに研削加工を施すようにした溶接ビードの仕上加工方法において、 前記溶接ビードの長手方向両端部に研削加工を施す際に、グラインダを支持する力制御ロボットのばね定数を、前記溶接ビードの長手方向両端部以外の一般部を研削する際のばね定数よりも高くして研削加工を行うことを特徴とする溶接ビードの仕上加工方法。
  • 【請求項3】 アークブレージング溶接法によって形成された溶接ビードに力制御ロボットに持たせたグラインダを押し付けながらこのグラインダを前記溶接ビードの長手方向に一往復させて、前記溶接ビードに研削加工を施すようにした溶接ビードの仕上加工方法において、 前記グラインダの復動時には、このグラインダを支持する力制御ロボットのばね定数を往動時よりも低くして研削加工を行うとともに、 前記溶接ビードの長手方向両端部に研削加工を施す際には、前記グラインダを支持する力制御ロボットのばね定数を、前記溶接ビードの長手方向両端部以外の一般部を研削する際のばね定数よりも高くして研削加工を行うことを特徴とする溶接ビードの仕上加工方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、アークブレージング溶接法によって形成された溶接ビードの仕上加工方法に関し、さらに詳しくは制御ロボットに持たせたグラインダで溶接ビードに研削加工を施す方法に関する。

    【0002】

    【従来の技術と発明が解決しようとする課題】自動車の車体組立工程においては、図7に示すように車体Bのうちリアフェンダーパネル(リアピラー部)FとルーフパネルRとの合わせ目にイナートガスアーク溶接の一つであるMIG溶接法によってブレージング(ろう付けもしくは硬ろう付け)を施すことが行われ、その後処理としてブレージング部Wの溶接ビードbと母材との段差をなくして車体外板面を平滑に仕上げるためにグラインダによる研削加工が行われる。

    【0003】この溶接ビードbの研削加工は、周知のように車体外板面を所定の三次元形状に仕上げる難易度の高い作業であることから、一般に作業者の手作業によって行われている。 その一方、作業自体が悪環境下での作業であること、ならびに最近の熟練技能者の不足傾向から、かかる溶接ビードbの研削作業を力制御方式の産業用ロボットを使って行うことが試られている。

    【0004】この力制御ロボットを使った溶接ビードb
    の研削加工は、基本的には手作業の場合と同様に、溶接ビードbに対し力制御ロボットに持たせたグラインダの砥石を押し付けるとともに、そのグラインダを溶接ビードbの長手方向に沿って複数回移動させることになるのであるが、短時間のうちに溶接ビードbを過不足なく削り取って平滑に仕上げるためには、単にグラインダの押付力が一定となるようにコントロールしただけでは必ずしも十分でない。

    【0005】すなわち、図8に示すように、MIG溶接法によって形成された溶接ビードbについては、その特殊性として溶接開始位置および溶接終了位置に相当する始終端部(長手方向両端部)eでは、それ以外の一般部Pと比べてビード幅および肉盛高さともに大きくなっている。

    【0006】したがって、溶接ビードbの両端部eとそれ以外の一般部Pとでは必然的に研削時の力加減条件が異なり、この条件が見い出せないかぎり高品質でしかも効率的な仕上研削加工は望めない。

    【0007】本発明は以上のような課題に着目してなされたもので、溶接ビードに対し力制御ロボットに持たせたグラインダで研削加工を施すにあたり、溶接ビードの形状の特殊性を考慮して効率よく研削加工を行えるようにした方法を提供しようとするものである。

    【0008】

    【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の発明は、アークブレージング溶接法によって形成された溶接ビードに力制御ロボットに持たせたグラインダを押し付けながらこのグラインダを前記溶接ビードの長手方向に移動させて、荒研削と仕上研削とに分けて前記溶接ビードに研削加工を施すようにした溶接ビードの仕上加工方法において、前記仕上研削に際して、グラインダを支持する力制御ロボットのばね定数を荒研削時よりも低くして研削加工を行うことを特徴としている。

    【0009】また、請求項2の発明は、アークブレージング溶接法によって形成された溶接ビードに力制御ロボットに持たせたグラインダを押し付けながらこのグラインダを前記溶接ビードの長手方向に移動させて、前記溶接ビードに研削加工を施すようにした溶接ビードの仕上加工方法において、前記溶接ビードの長手方向両端部に研削加工を施す際に、グラインダを支持する力制御ロボットのばね定数を、前記溶接ビードの長手方向両端部以外の一般部を研削する際のばね定数よりも高くして研削加工を行うことを特徴としている。

    【0010】さらに、請求項3の発明は、アークブレージング溶接法によって形成された溶接ビードに力制御ロボットに持たせたグラインダを押し付けながらこのグラインダを前記溶接ビードの長手方向に一往復させて、前記溶接ビードに研削加工を施すようにした溶接ビードの仕上加工方法において、前記グラインダの復動時には、
    このグラインダを支持する力制御ロボットのばね定数を往動時よりも低くして研削加工を行うとともに、前記溶接ビードの長手方向両端部に研削加工を施す際には、前記グラインダを支持する力制御ロボットのばね定数を、
    前記溶接ビードの長手方向両端部以外の一般部を研削する際のばね定数よりも高くして研削加工を行うことを特徴としている。

    【0011】

    【作用】請求項1の発明によると、荒研削時のばね定数を高目に設定し、それに続く仕上研削時のばね定数を荒研削時よりも低くして研削を行うと、仮に荒研削時と仕上研削時とでグラインダの設定押付力が一定であっても、荒研削時の方が力制御ロボットのばね定数が高いために力制御ロボット自体の制御剛性が高くなり、それに応じて溶接ビードに及ぼすグラインダの押付力も仕上研削時よりも高くなる。

    【0012】そして、研削加工前は、溶接ビード表面は最終仕上形状との高さの差が大きく、しかも溶接ビードの両端部と一般部との間にも大きな高さの差があるものの、上記のように荒研削時のばね定数を高くして研削を行うと、そのばね定数に応じて力制御ロボットの剛性が高くなってグラインダの押付力も増大し、さらに溶接ビードの削り取り量はグラインダの押付力に比例するため、溶接ビードを効率よく削り取ることができるとともに、溶接ビードの両端部と一般部との高さの差も小さくなって溶接ビードの高さが全体的にほぼ均一にならされる。

    【0013】こののち、荒研削に続く仕上研削時には逆にばね定数を低くして研削を行うと、そのばね定数の低下に応じて力制御ロボットの剛性が低くなることから、
    溶接ビード表面に対するグラインダの追従性がよくなって砥石が溶接ビード表面に忠実に追従することから、グラインダの送り速度を高くして研削を行える。 これにより、短時間のうち、しかも最小限のグラインダの移動回数で溶接ビードの研削を行うことができる。

    【0014】また、請求項2の発明によると、荒研削であるか仕上研削であるかにかかわらず、溶接ビードの両端部の研削時のばね定数を一般部よりも高くすると、そのばね定数に応じてグラインダの押付力が変化し、さらにその押付力に溶接ビードの削り取り量が比例することから、1回の研削で溶接ビードの両端部ほど大きく削り取ることができる。 したがって、少ない研削回数で溶接ビードの高さの差をなくして溶接ビード全体を均一にならすことができる。

    【0015】さらに、請求項3の発明によると、グラインダの復動時よりも往動時の研削時のばね定数を高くし、同時に溶接ビードの両端部の研削時のばね定数を一般部よりも高くすることにより、きわめて効率的な研削が行え、グラインダの一往復だけで溶接ビードの研削を完了することができる。

    【0016】

    【実施例】図2および図3は本発明の一実施例を示す図で、前述した自動車の車体パネルのブレージング部Wに後処理として研削加工を施す場合の例を示している。

    【0017】図2,3に示すように、自動車の車体Bは前工程のアークブレージング工程でMIG溶接法によりアークブレージングが施された上で、コンベヤCにより研削工程Sに搬入される。 研削工程Sには力制御ロボット1が設けられており、そのアーム2の先端には図4にも示すように6軸の力センサ3を介してエア駆動方式のグラインダ4が装着されている。 そして、研削工程Sに車体Bが位置決めされると、力制御ロボット1はグラインダ4の砥石ディスク5をブレージング部Wの溶接ビード部bに順次押し付けて研削加工を施すことになる。 なお、図3に示すように、グラインダ4には図示外の集塵機に接続された集塵ノズル6を砥石ディスク5に向けて取り付けてある。

    【0018】前記力制御ロボット1は仮想コンプライアンス制御方式と称されるもので、概略図4に示すように構成されている。 すなわち、力制御ロボット1は、その力制御コントローラ7内に位置制御系とは別に力制御系をもち、前記力センサ3の出力を力制御コントローラ7
    に取り込んで力フィードバックループを形成する一方、
    力制御コントローラ7のばね定数設定部8には予め前記砥石ディスク5の軌跡の仮想ばね定数Kが設定されている。 同様に、前記力制御コントローラ7の力目標値設定部9にはグラインダ4の力目標値として設定押付力が、
    また位置目標値設定部10には前記グラインダ4を動かすべき軌跡の位置目標値がそれぞれ設定されている。

    【0019】そして、前記グラインダ4の砥石ディスク5の先端の位置目標値をX O 、現在位置をX N 、設定押付力(力目標値)をF Oとした場合に、グラインダ4の砥石ディスク5の先端の位置目標値X Oと現在位置X Nとの位置偏差に上記の仮想ばね定数Kを乗じた上、これを力目標値F Oに加えた結果得られる荷重、すなわち(X O
    N )・K+F O =F Gで得られる荷重F Gでグラインダ4
    をワークに押し付けて研削加工を行うことで、力制御ロボット1自体をあたかも仮想ばねの如く機能させてその力加減を積極的にコントロールできるものである。 なお、この力制御ロボット1そのものについては特開平2
    −45806号公報等に開示されている。

    【0020】溶接ビードbの研削に際しては、図1に示すように、力制御ロボット1が持つグラインダ4の砥石ディスク5を溶接ビードbに押し付けた上、グラインダ4を引くようにこれを溶接ビードbの長手方向に沿って複数回移動させることでその溶接ビードbの余盛を削り取り、溶接ビードbが車体パネルBと面一状態となって滑らかに連続するように平滑に仕上げることになるが、
    その際の研削条件を次のように設定する。

    【0021】すなわち、グラインダ4の一往復で研削を終えるために、図1に示すようにグラインダ4の往動時を荒研削、復動時を仕上研削としてそれぞれ割り当て、
    荒研削では溶接ビードbを比較的大きく削り取ってその凹凸を少なくして溶接ビードb全体を均一な高さにならすことに主眼をおき、また仕上研削では溶接ビードbの表面に砥石ディスク5を忠実に追従させて微小な凹凸を除去しつつ平滑に仕上げることに主眼をおく。 そのために、図5に示すように、荒研削時の力制御ロボット1の仮想ばね定数Kの値を仕上研削時の仮想ばね定数Kの値よりも高く設定する一方、グラインダ4の送り速度については仕上研削時の方を高く設定する。

    【0022】また、上記の溶接ビードbは、図1に示すようにその溶接開始位置および溶接終了位置に相当する長手方向両端部eではその一般部Pに比べてビード幅d
    およびビード高さhともに大きくなるのが通常である。
    したがって、溶接ビードbに研削加工を施すにあたり、
    その溶接ビードbの全長を通して常にグラインダ4の押付力が一定となるようにコントロールして研削加工を行ったのでは、速やかに溶接ビードbの凹凸をなくして均一高さにならすことができない。

    【0023】そこで、図5に示すように、荒研削時および仕上研削時ともに、溶接ビードbの両端部eを研削する際の力制御ロボット1の仮想ばね定数Kの値を、一般部Pを研削する際の仮想ばね定数Kの値よりも大きく設定する一方、グラインダ4の送り速度については一般部Pよりも両端部eの方の送り速度を低く設定する。

    【0024】なお、溶接ビードbに対するグラインダ4
    の設定押付力(力目標値)F Oは、荒研削であるか仕上研削であるか、さらには溶接ビードbの両端部eであるか一般部Pであるかにかかわらず、0.3〜0.4kg
    fで一定とする。 また、砥石ディスク5の直径は100
    mm、荒さ#40、最大回転数は12600rpm程度である。 さらに、研削加工後に許容される溶接ビードb
    の削り残し量すなわち品質上の許容範囲は0〜0.3m
    m程度である。

    【0025】ここで、上記の仮想ばね定数Kの値は図4
    のばね定数設定部8に予め設定されるとともに、設定押付力(力目標値)F Oの値は同じく図4の力目標値設定部9に予め設定され、これらの仮想ばね定数K、設定押付力F Oおよび送り速度等の研削条件の一例を整理すると表1のようになる。

    【0026】

    【表1】

    【0027】例えば、図1の(B)に示す仮想ばね定数K 1とK 2とがともに等しく、またグラインダ4の設定押付力F Oも一定であると仮定した場合、溶接ビードbの高さが小さい一般部Pほど仮想のばねが伸びた状態となって、実際に溶接ビードbに及ぼす押付力F Gは小さくなる。 このことは、削り取るべき溶接ビードbの高さが異なる荒研削時と仕上研削時との関係においても同様である。 そこで、本実施例では、上記のようなばね状態の変化による押付力の変化に着目し、仕上研削時よりも削り取り量の多い荒研削時、ならびに溶接ビードbの一般部Pよりも削り取り量の多い溶接ビード両端部eの研削時ほど溶接ビードbに及ぼす実際のグラインダ押付力F
    Gが大きくなるように、力制御ロボット1の設定ばね定数(仮想ばね定数)Kを積極的に可変制御するものである。

    【0028】したがって、本実施例によれば、図1の(A)に示すように、グラインダ4の砥石ディスク5が溶接ビードbの長手方向に沿って右方向に移動する荒研削時(往動時)には、図6に示すように溶接ビードbの全高Hを目標削り取り量としながらも削り取り量h 1が削り取られ、また図1の(A)に示すように砥石ディスク5が左方向に移動する仕上研削時(復動時)には溶接ビードbの残りの削り取り量h 2が削り取られることになる。

    【0029】そして、全体として仕上研削時よりも荒研削時の方が力制御ロボット1の仮想ばね定数Kの値が高く、またグラインダ4の送り速度については逆に荒研削時の方が低いために、グラインダ4の設定押付力F Oが一定であっても、仮想ばね定数Kの値が高いほど力制御ロボット1自体の剛性が高くなって、荒研削時の方が仕上研削時よりも溶接ビードbに及ぼすグラインダ4の刃先の実際の押付力F Gが高くなるとともに、砥石ディスク5による溶接ビードbの削り取り量も上記の押付力F
    Gに比例して大きくなるため、荒研削時の方が仕上研削に比べていわゆる重研削が可能となる。

    【0030】その結果として、研削開始前は、溶接ビードbの表面は最終仕上形状との高さの差が大きく、しかも溶接ビードbの両端部eと一般部Pとの間に大きな高さの差があるものの、荒研削が施されることによって上記の削り取り量h 1が削り取られて、その両端部eと一般部Pの高さが小さくなるように溶接ビード表面がならされることになる。

    【0031】その上、図5に示すように、荒研削のなかでもその溶接ビードbの両端部eの研削時の方が一般部Pの研削時よりも仮想ばね定数Kの値が大きく設定されている故に、一般部Pよりも両端部eの研削時の方がその押付力F Gに比例して削り取り量が大きくなる。 したがって、荒研削終了時には溶接ビードbの両端部eと一般部Pでの高さの差がなくなって、溶接ビードbの全長をとおしてその高さを均一にならすことができる。

    【0032】一方、仕上研削時には、荒研削時に比べて相対的に力制御ロボット1の仮想ばね定数Kの値が低く、グラインダ4の送り速度が高いために、荒研削時に比べて実際のグラインダ4の押付力F Gが低くなって削り取り代が小さくなる。 しかしながら、先に荒研削によって溶接ビードb全体の高さがほぼ均一にならされているためにグラインダ4の押付力F Gおよび削り取り量が小さくなっても問題となることはなく、むしろ軽研削で送り速度が高いために砥石ディスク5の加工面への追従性が良くなり、砥石ディスク5が溶接ビード表面に忠実に追従して残された溶接ビードbを過不足なく削り取って溶接ビードbが平滑に仕上げられることになる。

    【0033】ここで、前記荒研削時および仕上研削時ともにグラインダ4の砥石ディスク5が溶接ビードbに及ぼす実際の押付力F Gは、F G =(X O −X N )・K+F O
    で表されるように、砥石ディスク5の先端の制御上の位置偏差(X O −X N )と仮想ばね定数Kとによって決定されるものの、目標位置まで削り終わった研削終了時点でのグラインダ押付力F Gは、上記の位置偏差(X O
    N )が零となるために仮想ばね定数Kの値には依存しなくなってF G =F O =0.3〜0.4kgfとなる。

    【0034】このように本実施例によれば、仕上研削時よりも荒研削時の方が仮想ばね定数Kの値が高く、なおかつ荒研削および仕上研削時のいずれの場合にも溶接ビードbの両端部を研削する際の仮想ばね定数Kの値が一般部Pの研削時のばね定数Kよりも大きく設定されているため、グラインダ4の一往復で溶接ビードbを満遍なく削り取って母材である車体パネルBを平滑に仕上げることができる。

    【0035】

    【発明の効果】以上の説明から明らかなように請求項1
    の発明によれば、グラインダを支持する力制御ロボットのばね定数を仕上研削時よりも荒研削時の方を大きくして研削を行うようにしたことにより、荒研削時の方が溶接ビードに対するグラインダの押付力が大きくなって押付力の最適化が図られ、短時間のうちに、しかも最小限のグラインダの移動回数で溶接ビードの研削を行える。

    【0036】また、請求項2の発明によれば、溶接ビードの両端部を研削する際のばね定数が一般部を研削する際のばね定数よりも大きく、それに伴ってグラインダの押付力も変化することから、溶接ビードの両端部ほど大きく削り取ることができ、少ない研削回数で溶接ビードの高さの差をなくして均一にならすことができる。

    【0037】さらに、請求項3の発明によれば、上述した請求項1および請求項2の効果が得られるほか、グラインダ往動時の研削によって溶接ビードの高さが均一化されているためにグラインダ復動時の速度を高くすることができ、きわめて効率よく溶接ビードの研削を行える。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の一実施例を示す図で、(A)は溶接ビードと砥石ディスクとの関係を示す平面説明図、(B)
    は同じく溶接ビードと砥石ディスクとの関係を示す正面説明図。

    【図2】本発明の加工方法を適用した自動車の車体の研削工程の概略説明図。

    【図3】図2のE部拡大図。

    【図4】図2に示す力制御ロボットの制御系のブロック回路図。

    【図5】溶接ビード研削時のばね定数の変化を示す説明図。

    【図6】図1に示す溶接ビードの断面説明図。

    【図7】アークブレージングが施された自動車の車体の要部拡大図。

    【図8】(A)は図7に示す車体のブレージング部の溶接ビードの拡大平面説明図、(B)は同じくその拡大正面説明図。

    【符号の説明】

    1…力制御ロボット 2…アーム 3…力センサ 4…グラインダ 5…砥石ディスク B…車体 b…溶接ビード e…溶接ビードの両端部 P…溶接ビードの一般部

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