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Operation of picking system and its device

阅读:263发布:2024-02-09

专利汇可以提供Operation of picking system and its device专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE:To provide an operation method and an operation device of a picking system capable of extensively improving working efficiency. CONSTITUTION:As well as arranging commodity storage shelves 2 in a row along a passage of commodity delivery cases carried by a commodity delivery device 1, picking robots 3 to respectively correspond to the commodity storage shelves 2 are arranged. Picking work to transfer and to place a commodity of the commodity storage shelves 2 to correspond to by each of the picking robots 3 on to the arriving commodity delivery cases is controlled by a control system including a computer and others. In such a case of control, information showing the number of pieces of the commodity necessary for each order as regards a plural number of picking orders is memorized, and so as to reduce treatment time of a plural number of the picking orders in accordance with the memory information, treatment order and a supply condition of the commodity delivery cases are set, and in accordance with its setting contents, picking work is controlled.,下面是Operation of picking system and its device专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 物品搬出装置で運ばれる物品搬出ケースの通路に沿って一列状に複数の物品保管棚を配置すると共にこれらの物品保管棚にそれぞれ対応して複数のピッキングロボットを配置し、各ピッキングロボットで対応する物品保管棚の物品を到来する物品搬出ケースに移載するピッキング作業を、制御系により制御するようにしたピッキングシステムに於て、前記制御系では、複数のピッキングオーダについて各オーダ毎に必要とする物品の個数を示す情報を記憶し、その記憶情報に基づいて前記複数のピッキングオーダの処理時間を減らすように処理順序を設定し、該処理順序に従ってピッキング作業を制御することを特徴とする運用方法。
  • 【請求項2】 前記制御系では、前記記憶情報に基づいて前記複数のピッキングオーダの処理時間を減らすように物品搬出ケースの供給態様を設定し、該供給態様に従って作業を制御することを特徴とする請求項1記載の運用方法。
  • 【請求項3】 物品搬出装置で運ばれる物品搬出ケースの通路に沿って一列状に複数の物品保管棚を配置すると共にこれらの物品保管棚にそれぞれ対応して複数のピッキングロボットを配置して成るピッキングユニットを複数設け、これらのピッキングユニットの物品搬出装置のうち一方のものから他方のものに前記物品搬出ケースを移送する移送装置を設け、各ピッキングユニット毎に各ピッキングロボットで対応する物品保管棚の物品を到来する物品搬出ケースに移載するピッキング作業を制御系により制御するようにしたピッキングシステムにおいて、前記制御系では、複数のピッキングオーダについて各オーダ毎に必要とする物品の個数を示す情報を記憶し、その記憶情報に基づいて前記複数のピッキングオーダの処理時間を減らすように処理順序を設定し、該処理順序に従ってピッキング作業を制御することを特徴とする運用方法。
  • 【請求項4】 前記複数のピッキングユニット間には一方のピッキングユニットから送られてくる物品搬出ケースを並べ替えて他方のピッキングユニットに供給する並べ替え構成を設け、前記制御系では、各ピッキングユニット毎に前記物品搬出ケースの並べ替えを考慮して前記複数のピッキングオーダの処理順序を設定すると共に前記並べ替え機構を介して前記物品搬出ケースの並べ替えを制御することを特徴とする請求項3記載の運用方法。
  • 【請求項5】 物品搬出装置で運ばれる物品搬出ケースの通路に沿って一列状に複数の物品保管棚を配置すると共にこれらの物品保管棚にそれぞれ対応して複数のピッキングロボットを配置し、各ピッキングロボットで対応する物品保管棚の物品を到来する搬出物品ケースに移載するピッキング作業を、制御するピッキングシステムに於て、複数のピッキングオーダについて各オーダ毎に必要とする物品の個数を示す情報を記憶する手段と、その記憶情報に基づいて前記複数のピッキングオーダの処理時間を減らすように処理順序を設定する手段と、該処理順序に従ってロボットによるピッキング作業を制御する手段と、より成るピッキングシステムの運用装置。
  • 【請求項6】 物品搬出装置で運ばれる物品搬出ケースの通路に沿って一列状に複数の物品保管棚を配置すると共にこれらの物品保管棚にそれぞれ対応して複数のピッキングロボットを配置して成るピッキングユニットを複数設け、これらのピッキングユニットの物品搬出装置のうち一方のものから他方のものに前記物品搬出ケースを移送する移送装置を設け、各ピッキングユニット毎に各ピッキングロボットで対応する物品保管棚の物品を到来する物品搬出ケースに移載するピッキング作業を制御するようにしたピッキングシステムにおいて、複数のピッキングオーダについて各オーダ毎に必要とする物品の個数を示す情報を記憶する手段と、その記憶情報に基づいて前記複数のピッキングオーダの処理時間を減らすように処理順序を設定する手段と、該処理順序に従ってピッキング作業を制御する手段と、より成るピッキングシステムの運用装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明はピッキングシステムの運用方法及び装置に係り、特に比較的多品種の物品を多頻度かつ大量に取り扱うに好適なピッキングシステムの運用方法及び装置に関する。

    【0002】

    【従来の技術】物品のピッキングを自動的に行うピッキングシステムとしては、物品搬出装置(コンテナ搬送コンベア)に沿って一列状に複数の物品保管棚(ケースフローラック)を配置すると共に各物品保管棚に対応してピッキングロボット(ピッカー)を配置し、各ピッキングロボットで対応する物品保管棚の物品を物品搬出装置上の物品搬出ケース(コンテナ)に移載するようにしたものが知られている。 (例えば、「機械設計」第34
    巻、第2号、P68−73〔1990−2〕参照)。

    【0003】

    【発明が解決しようとする課題】上記した従来のピッキングシステムにあっては、物品搬出ケースはピッキングロボットから物品を受取ながら物品保管棚及びピッキングロボットの前を移動する。 このとき移動速度は複数のピッキングロボットのうち物品保管棚からの物品取り出し時間の最も長いものによって規制される。 このため、
    ピッキングロボット間の作業量にバラツキが生じ、例えば1台のピッキングロボットの作業量のみにピークが生じた場合には、他のピッキングロボットは作業を中断して待機することになり作業効率が大幅に悪化するという問題があった。

    【0004】本発明の目的は、ピッキングロボットの待機時間を減らし作業効率を大幅に改善し得るピッキングシステムの運用方法及び装置を提供することにある。

    【0005】

    【課題を解決するための手段】本発明は、物品搬出装置で運ばれる物品搬出ケースの通路に沿って一列状に複数の物品保管棚を配置すると共にこれらの物品保管棚にそれぞれ対応して複数のピッキングロボットを配置し、各ピッキングロボットで対応する物品保管棚の物品を到来する物品搬出ケースに移載するピッキング作業を制御系により制御するようにしたピッキングシステムにおいて、前記制御系では、複数のピッキングオーダについて各オーダ毎に必要とする物品の個数を示す情報を記憶し、その記憶情報に基づいて前記複数のピッキングオーダの処理時間を減らすように処理順序や物品搬出ケースの供給態様を設定し、その設定内容に従ってピッキング作業を制御することを特徴とするものである。

    【0006】

    【作用】この発明のピッキングシステム運用方法及び装置によれば、処理時間を減らすように設定された処理順序やケース供給態様に従ってピッキング作業が制御される。 処理時間は、ピッキングロボットの待機時間、物品搬出ケースの移送時間等に依存するので、これらの時間を減らすように処理順序やケース供給態様を設定すればよい。

    【0007】

    【実施例】図1〜図10を参照して本発明の1実施例を説明する。 図1はピッキングシステムの概要を示す配置図、図2、4、6、8は図1のシステムに対するピッキングオーダを模式的に示した図表、図3、5、7、9はピッキングオーダの並べ替えによるピッキング時間の変化を説明するための図表、図10はピッキングシステムの制御系の概要を示すブロック図である。

    【0008】図1において、物品搬出装置1に沿って1
    列に配置された4台(2A〜2D)の物品保管棚2の前方にはピッキングロボット3が4台(3A〜3D)、後方には物品供給設備4が1台配置されている。 ピッキングロボット3は物品搬出装置1に沿って敷設されたピッキングロボット軌道5の上で走行と停止を繰り返しながら物品保管棚2の物品をピッキングし、物品搬出装置1
    の上に並べられた物品搬出ケース6へ移載する。 物品搬出装置1は間欠的に動作して物品搬出ケース6を物品保管棚2に向かって左側(矢印a方向)から搬入し、ピッキングロボット3から物品を受け取った後に右側(矢印b方向)へ搬出する。 また、物品供給設備4は物品保管棚2の後方に敷設された供給設備軌道7の上を走行し、
    フリーフローラック8に保管された物品を物品保管棚2
    に供給する。

    【0009】物品保管棚2とピッキングロボット3は1
    台ずつがペアになっており、ゾーンAのピッキングロボット3Aはピッキングオーダのうち物品保管棚2Aに保管されている物品を取り出して指定の物品搬出ケース6
    へ投入する。 ゾーンBのピッキングロボット3B〜3D
    も同様に物品保管棚2B〜2Dに保管されている物品を取り出し、4台のピッキングロボット3A〜3Dがそれぞれのピッキング作業を終了後、物品搬出装置1が動作して物品搬出ケース6は次の物品保管棚2の前へ移る。
    このため、ピッキングケース6の移動速度すなわちピッキング速度は4台のピッキングロボット3のうち物品保管棚2からの物品取り出し時間の最も長いものによって規制され、ピッキングロボット3の作業量にバラツキが生じ、例えば1台のピッキングロボット3Aの作業量のみにピークが生じた場合には、他のピッキングロボット3B〜3Dは作業を中断して待機することになり作業効率が大幅に悪化する。 このような事態を避けるため、物品保管棚2への物品の割当ては過去のピッキング実績等を参考にピッキングロボット3A〜3Dの動作時間がほぼ等しくなるよう配慮されているが、さらに以下に示すような工夫がなされている。

    【0010】ピッキングロボット3の待機時間を減らしピッキング作業の効率を向上させるピッキングシステムの運用方法の内容を図2のピッキングオーダを用いて説明する。 図2は比較的多品種の物品を多頻度かつ大量に取り扱う配送センタの受け付け順に並べたピッキングオーダから96件を取り出し模式的に示したものである。
    オーダNo.2〜8ピッキング回数1のオーダは小規模店舗向け、オーダNo.1、17、33などピッキング回数5以上のオーダは中大規模店舗向けのピッキングを模擬している。 また、オーダNo.9、25、41など1箇所に集中した多数のオーダは人気商品のピッキングを模擬している。 物品保管棚2への物品の割当ては過去のピッキング実績等を参考にピッキングロボット3A〜3Dの動作時間がほぼ等しくなるよう配慮されているのでピッキングロボット3A〜3Dのピッキング回数合計値は等しく168とした。

    【0011】この場合にゾーンAに物品搬出ケース6を1ケース供給しオーダNo.1の5個の物品をピッキングした物品搬出ケース6をゾーンBへ移送するとともにゾーンAに新たに物品搬出ケース6を1ケース供給してゾーンAと、ゾーンBとでオーダNo.2の1個の物品とオーダNo.1の5個の物品とをそれぞれピッキングするという具合いに各ゾーンに物品搬出ケース6を1ケースずつ供給して受け付け順にピッキングを行ってゆくとピッキング時間の合計値T1は〔数1〕で表わされる。

    【0012】

    【数1】

    〔数1〕に於て、各記号の意味するところは次の通りでありA、B、C、Dは括弧内の引数が(1〜N)以外は0とする。 N :ピッキングオーダ数 A(i) :オーダNo.iのゾーンAのピッキング回数 B(i-1):オーダNo.(iー1)のゾーンBのピッキング回数 C(i-2):オーダNo.(iー2)のゾーンCのピッキング回数 D(i-3):オーダNo.(iー3)のゾーンDのピッキング回数 Tp :物品1個の平均ピッキング時間 Tt :物品搬出ケースの1回当たりの平均移送時間

    【0013】図3は〔数1〕のMax(A(i),B(i-1),C
    (i-2),D(i-3))=Max(P(i))即ちA(i),B(i-1),C
    (i-2),D(i-3)の最大値を示したもので、Tp、Ttを共に5秒と仮定するとピッキング時間の合計値T1は T1=548×5+100×5=3240秒=54分 となる。

    【0014】図4はピッキングオーダをピッキング回数合計値の大きい順番に並び替えたもので、このときのM
    ax(A(i),B(i-1),C(i-2),D(i-3))を図5に示す。
    Tp、Ttを5秒とするとT1は T1=398×5+100×5=2490秒=41.5
    分 となる。

    【0015】また、図6は各ゾーンでピッキング回数が最大のものを図4のピッキングオーダの最初に集め複数ゾーンで同時にピッキングするようにしたもので、このときのMax(A(i),B(i-1),C(i-2),D(i-3))を図7
    に示す。 Tp、Ttを5秒とするとT1は T1=268×5+100×5=1840秒=30.7
    分 となる。

    【0016】図8はピッキングオーダをさらに並べ替えると共に各ゾーンに複数の物品搬出ケース6を供給して複数オーダ分纏めてピッキングすることが可能なようにし、ピッキングロボット3の待機時間のみならず物品搬出ケース6の移送時間をも減らしてピッキング時間の合計値T1をさらに小さくしたものである。 このときのM
    ax(A(i),B(i-1),C(i-2),D(i-3))を図9に示す。
    Tp、Ttを5秒とするとT1は T1=213×5+34×5=1235秒=20.6分 となり、ピッキングシステムの運用方法でピッキング時間を大幅に短縮できることが分かる。

    【0017】上記運用方法を実現するための制御系の概要を図10に示す。 ピッキングシステムの制御系はピッキングシステム制御用コンピュータ9、機械系制御用機器10及び情報管理用機器11に区分され、これら相互及び上位情報管理システム12との間はLAN(Loc
    al Area Network)13で結ばれている。 ピッキングロボットコントローラ15及び物品供給設備コントローラ16より成り、情報管理用機器11は物品情報管理用機器17、物品搬出ケース管理用機器1
    8等より成り、それぞれピッキングシステム制御用コンピュータ9あるいは上位情報管理システム12と協調して、ピッキングシステムの運用を支援する。

    【0018】すなわち、ピッキグシステム制御用コンピュータ9は過去の一定期間のピッキングデータを記憶しピッキングロボット3A〜3Dの動作時間がほぼ等しくなるよう物品保管棚2A〜2Dへの物品の割当てを定める。 又、上位情報管理システム12より受けたピッキングオーダを一定量ごとに区分し、区分毎に順序を並べ替えて合計ピッキング時間が小さくなる順序、好ましくは最小になる順序を選ぶと共に物品搬出ケース6の移送操作毎に物品搬出装置1の上に供給する物品搬出ケース6
    の個数を定める。

    【0019】機械系制御用機器10を構成する各コントローラはピッキングシステム制御用コンピュータ9の指令を物品搬出装置1、ピッキングロボット3及び物品供給設備に伝え、物品搬出ケース6の供給とピッキング作業にマッチングした移送、物品保管棚2から物品搬出ケース6への物品のピッキング、フリーフローラック8から物品保管棚2への物品の供給を制御する。 情報管理用機器11は物品保管棚2及びフリーフローラック8に保管した物品、フリーフローラック8から物品保管棚2へ供給される物品、物品保管棚2からピッキングされ搬出される物品に関する情報更に物品搬出ケース6に関する情報を管理し、フリーフローラック8への物品の補給、
    物品保管棚2への物品搬出ケース6の供給とピッキングされた物品の搬出を支援する。

    【0020】本発明の他の実施例を図11〜図17を用いて説明する。 図11はピッキング時間を最小にするピッキングオーダの並べ替え等の最適化操作を各ピッキングユニット如に行うピッキングシステムの概要を示す配置図である。 図12、図14及び図16は図11のシステムに対するピッキングオーダを模式的に示した図表、
    図13、図15及び図17はピッキングオーダの並べ替えによるピッキング時間の変化を説明するための図表である。

    【0021】図11のピッキングシステムは、第1及び第2のピッキングユニット19(1)及び19(2)を備えている。 第1のピッキングユニット19(1)は、
    第1の物品搬出装置1(1)で矢印a方向から搬入される物品搬出ケース6の通路に沿って一列状に2台(2
    A、2B)の物品保管棚2を配置すると共に物品保管棚2A、2Bにそれぞれ対応して2台(3A、3B)のピッキングロボット3を配置した構成になっている。 物品保管棚2A、2Bには、第1の供給設備軌道7(1)上を移動する第1の物品供給設備4(1)により第1のフリーフローラック8(1)から物品が供給される。

    【0022】第2のピッキングユニット19(2)は、
    第2の物品搬出装置1(2)で矢印b方向に搬出される物品搬出ケース6の通路に沿って一列状に2台(2C、
    2D)の物品保管棚2を配置すると共に物品保管棚2
    C、2Dにそれぞれ対応して2台(3C、3D)のピッキングロボット3を配置した構成になっている。 物品保管棚2C、2Dには、第2の供給設備軌道7(2)上を走行する第2の物品供給設備4(2)により第2のフリーフローラック8(2)から物品が供給される。 尚、ピッキングユニット19(1)、19(2)において、ピッキングロボット3は図1で述べたと同様にしてピッキングロボット軌道5上を移動可能なものである。

    【0023】第1の物品搬出装置1(1)の搬出側と第2の物品搬出装置1(2)の搬入側とを結ぶように物品搬出ケース移送装置20が設けられており、その近傍には物品搬出ケース取扱装置21が設けられている。 物品搬出装置1(1)の搬出側にはケース引渡しポート23
    が設けられると共に物品搬出装置1(2)の搬入側にはケース受取ポート25が設けられており、ポート23及び25の間にはケース保管棚24が配置去れている。 ケース取扱装置21は、ケース取扱装置軌道22の上を走行するもので、第1のピッキングユニット19(1)で作業を終えた物品搬出ケース6を一時保管したり、順序を変えて第2のピッキングユニット19(2)に供給したりする必要がある場合に、ポート23から物品搬出ケース6を受け取ってケース保管棚24に保管したり、ケース保管棚24に一時保管された物品搬出ケース6を取り出してポート25に渡したりする。

    【0024】図11のピッキングシステムの制御系は、
    図10で述べたと同様の構成であるが、各ピッキングユニット毎に前述のようにピッキング作業を制御する機能を有する他、ケース移送装置20のケース移送を制御する機能と、各ピッキングユニット毎に物品搬出ケースの並べ替えを考慮して複数のピッキングオーダの処理順序を設定する機能と、ケース取扱装置21を介して物品搬出ケースの並べ替えを制御する機能とを有する。

    【0025】第1及び第2のピッキングユニットを図1
    のシステムと同様な方法で使用すると、ユニット間の物品搬出ケース6の移送及び保管時間を除いたピッキング時間の合計値T2は次の〔数2〕で表わされる。

    【数2】

    〔数2〕に於て、各記号の意味するところは次の通りでありA、B、C、Dは括弧内の引数が(1〜N)以外は0とする。 N :ピッキングオーダ数 A(i) :オーダNo.iのゾーンAのピッキング回数 B(i-1):オーダNo.(iー1)のゾーンBのピッキング回数 C(i) :オーダNo.iのゾーンCのピッキング回数 D(i-1):オーダNo.(iー1)のゾーンDのピッキング回数 Tp :物品1個の平均ピッキング時間 Tt :物品搬出ケースの1回当たりの平均移送時間

    【0026】ピッキングオーダの並べ替え等の最適操作を各ピッキングユニット毎に行うことによるピッキング時間の合計値T2の短縮効果を、図12に示す受付順に並べた模式的なピッキングオーダを用いて説明する。 この時のMax(A(i)、B(i-1))、Max(C(i)、D(i-
    1))は図13のようになるので、Tp、Ttを共に5秒と仮定するとピッキング時間の合計値T2は T2=213×5+66×5+214×5+66×5=
    2795秒=46.6分 となる。

    【0027】図14は図12のピッキングオーダについて、各ゾーンでピッキング回数の多いものから選んでゆきこれらを集めて複数ゾーンで同時にピッキングさせるオーダの並べ替え操作を第1のピッキングユニット及び第2のピッキングユニット共通で、即ち(A〜D)ゾーン共通で行ったものである。 この場合には、第1のピッキングユニットで各オーダに対応した物品を受け取った物品搬出ケースを同じ順序で第2のピッキングユニットに移送してピッキングを続けることが出来る。 この時のMax(A(i)、B(i-1))、Max(C(i)、D(i-1))は図15のようになるので、Tp、Ttを共に5秒と仮定とするとピッキング時間の合計値T2は T2=175×5+66×5+154×5+66×5=
    2305秒=38.4分 となる。

    【0028】図16は図12のピッキングオーダについて、各ゾーンでピッキング回数の多いものから選んでゆきこれらを集めて複数ゾーンで同時にピッキングさせるオーダの並べ替え操作を第1のピッキングユニットと第2のピッキングユニットとで別々に、即ち、A、BゾーンとC、Dゾーンに分けて行ったものである。 この時のMax(A(i)、B(i-1))、Max(C(i)、D(i-1))は図17のようになるので、Tp、Ttを共に5秒と仮定するとピッキング時間の合計値T2は T2=177×5+66×5+142×5+66×5=
    2255秒=37.6分 となる。

    【0029】この場合には、第1のピッキングユニットで各オーダに対応した物品を受け取った物品搬出ケースの順序を変えて第2のピッキングユニットに移送する必要があるが、オーダの並べ替え操作をピッキングシステム全体で行う場合に比べて更にピッキング時間を短縮することが出来る。

    【0030】

    【発明の効果】以上のように本発明によれば、複数のピッキングオーダの処理時間を減らすようにしたので、作業効率を大幅に改善することが出来る。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の1実施例の運用方法を説明するためのピッキングシステムの概要を示す配置図である。

    【図2】本発明の1実施例の運用方法を説明するための受け付け順に並べた模式的なピッキングオーダを示す図表である。

    【図3】図2のピッキングオーダに対するMax(A(i),
    B(i-1),C(i-2),D(i-3))即ち(A〜D)ゾーンで同時に行うピッキングの回数の最大値を示す図表である。

    【図4】本発明の1実施例の運用方法を説明するためのピッキング回数合計値の大きい順に並び替えた模式的なピッキングオーダを示す図表である。

    【図5】図4のピッキングオーダに対するMax(A(i),
    B(i-1),C(i-2),D(i-3))を示す図表である。

    【図6】図4のピッキングオーダに対して、変更を加えた模式的なピッキングオーダを示す図表である。

    【図7】図6のピッキングオーダに対するMax(A(i),
    B(i-1),C(i-2),D(i-3))を示す図表である。

    【図8】図6のピッキングオーダに対して変更を加えた模式的なピッキングオーダを示す図表である。

    【図9】図8のピッキングオーダに対するMax(A(i),
    B(i-1),C(i-2),D(i-3))を示す図表である。

    【図10】本発明の1実施例の運用方法を説明するためのピッキングシステムの制御系の概要を示すブロック図である。

    【図11】本発明の他の実施例の運用方法を説明するためのピッキングシステムの概要を示す配置図である。

    【図12】本発明の他の実施例の運用方法を説明するための受付順に並べた模式的なピッキングオーダを示す図表である。

    【図13】図12のピッキングオーダに対するMax(A
    (i),B(i-1),C(i)),Max(D(i-1))即ちA、Bゾーン、C、Dゾーンでそれぞれ同時に行うピッキングの回数の最大値を示す図表である。

    【図14】図12のピッキングオーダに対して変更を加えた模式的なピッキングオーダを示す図表である。

    【図15】図14のピッキングオーダに対するMax(A
    (i),B(i-1)),Max(C(i),D(i-1))を示す図表である。

    【図16】図12のピッキングオーダに対して変更を加えた模式的なピッキングオーダを示す図表である。

    【図17】図16のピッキングオーダに対するMax(A
    (i),B(i-1)),Max(C(i),D(i-1))を示す図表である。

    【符号の説明】

    1、1(1)、1(2) 物品搬出装置 2 物品保管棚 3 ピッキングロボット 4、4(1)、4(2) 物品供給設備 6 物品搬出ケース 8、8(1)、8(2) フリーフローラック 9 ピッキングシステム制御用コンピュータ 10 機械系制御用機器 11 情報管理用機器 12 上位情報管理システム 13 LAN(Local Area Networ
    k) 14 物品搬出装置コントローラ 15 ピッキングロボットコントローラ 16 物品供給設備コントローラ 17 物品情報管理用機器 18 物品搬出ケース管理用機器 19(1)、19(2) ピッキングユニット 20 物品搬出ケース移送装置 21 物品搬出ケース取扱装置 23 ケース引渡しポート 24 ケース保管棚 25 ケース受取ポート

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