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野菜・果実のPM2.5洗浄用液体石けん

阅读:1发布:2020-11-21

专利汇可以提供野菜・果実のPM2.5洗浄用液体石けん专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且,下面是野菜・果実のPM2.5洗浄用液体石けん专利的具体信息内容。

脂肪酸が、ラウリン酸、ミリスチン酸およびオレイン酸であり、当該オレイン酸の含量は全脂肪酸中の20〜30質量%である脂肪酸の脂肪酸ナトリウム及び脂肪酸カリウムからなる石けん5〜50質量%、無機アルカリ剤を0.01〜5質量%含む液体石けんからなることを特徴とする野菜・果実のPM2.5洗浄除去用液体石けん。脂肪酸が、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸およびオレイン酸であり、当該オレイン酸の含量は全脂肪酸中の20〜30質量%である脂肪酸の脂肪酸ナトリウム及び脂肪酸カリウムからなる石けん5〜50質量%、無機アルカリ剤を0.01〜5質量%含む液体石けんからなることを特徴とする野菜・果実のPM2.5洗浄用液体石けん。前記無機アルカリ剤が炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、セスキ炭酸ナトリウム、炭酸素ナトリウム、炭酸水素カリウムの一種または2種以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載の野菜・果実のPM2.5洗浄用液体石けん。前記脂肪酸ナトリウム及び脂肪酸カリウムは、脂肪酸が、中和剤である水酸化ナトリウムおよび水酸化カリウムで中和されたものであり、当該中和剤中の水酸化カリウムの比率が70〜80質量%であることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の野菜・果実のPM2.5洗浄用液体石けん。

说明书全文

本発明は、野菜、果物に付着したPM2.5を洗浄除去する野菜・果実のPM2.5洗浄用液体石けんに関する。

近年、中国における大気汚染が影響して日本のPM2.5(粒径2.5マイクロメートル以下の粒子で、微小粒子状物質と呼ばれている。)の濃度が上昇し、健康に影響を及ぼすのではないかと懸念されている。環境省では、都道府県などの自治体が住民に対して注意喚起をするための「暫定的な指針となる値」を示し、注意喚起のための暫定的な行動指針を定めており、注意喚起が発表された場合には、不必要な外出は控える、換気や窓の開閉を最低限にする、長時間の激しい運動を減らす、マスクを着用するなどの対策を行うことにより、健康への影響を抑えることが推奨されている。

一方、屋外で栽培される野菜、果物については、このPM2.5が多少なりとも付着している。PM2.5には様々な発生源があるが、その中には硫黄酸化物や窒素酸化物、揮発性有機化合物、自動車の排ガスなどに由来するブラックカーボン粒子など健康への影響も懸念される物質も含まれている。このことから、野菜や果物等の食材に付着したPM2.5を効果的に除去できる洗浄剤が望まれている。

食器、野菜・果実などを洗浄する台所用洗剤として安全性や環境に配慮して液体石けんが提案されている(特許文献1、2参照)。

特開2004−307635号公報

特開平9−13094号公報

しかしながら、前記特許文献には、野菜や果物に付着しているPM2.5の洗浄除去については開示されていないことから、本発明者らは、野菜や果物に付着しているPM2.5の洗浄除去効果について実験を重ね、検討した。その結果、PM2.5が十分に除去されないことが確認された。

そこで、本発明は、野菜や果物に付着しているPM2.5の除去効果に優れ、かつ安全性の高いPM2.5洗浄用液体石けんを提供するものである。

本願請求項1の発明は、脂肪酸が、ラウリン酸、ミリスチン酸およびオレイン酸であり、当該オレイン酸の含量は全脂肪酸中の20〜30質量%である脂肪酸の脂肪酸ナトリウム及び脂肪酸カリウムからなる石けん5〜50質量%、無機アルカリ剤を0.01〜5質量%含む液体石けんからなることを特徴とする野菜・果実のPM2.5洗浄除去用液体石けんである。

本願請求項2の発明は、脂肪酸が、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸およびオレイン酸であり、当該オレイン酸の含量は全脂肪酸中の20〜30質量%である脂肪酸の脂肪酸ナトリウム及び脂肪酸カリウムからなる石けん5〜50質量%、無機アルカリ剤を0.01〜5質量%含む液体石けんからなることを特徴とする野菜・果実のPM2.5洗浄用液体石けんである。

本願請求項3の発明は、前記無機アルカリ剤が炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、セスキ炭酸ナトリウム、炭酸素ナトリウム、炭酸水素カリウムの一種または2種以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載の野菜・果実のPM2.5洗浄用液体石けんである。

本願請求項4の発明は、前記脂肪酸ナトリウム及び脂肪酸カリウムは、脂肪酸が、中和剤である水酸化ナトリウムおよび水酸化カリウムで中和されたものであり、当該中和剤中の水酸化カリウムの比率が70〜80質量%であることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の野菜・果実のPM2.5洗浄用液体石けんである。

本発明の野菜・果実のPM2.5洗浄除去用液体石けんは、野菜、果物などの食品に付着したPM2.5の洗浄除去効果に優れ、しかも洗浄後の野菜・果物の風味を損なうことなくまた、天然由来の石けんが洗浄成分であるために安全性の高い液体石けんを得ることが可能となった。

キャベツの洗浄状態を示すマイクロスコープの画像である。

ホウレンソウの洗浄状態を示すマイクロスコープの画像である。

リンゴの洗浄状態を示すマイクロスコープの画像である。

キャベツの洗浄状態を示すレーザー顕微鏡の画像である。

ホウレンソウの洗浄状態を示すレーザー顕微鏡の画像である。

リンゴの洗浄状態を示すレーザー顕微鏡の画像である。

本発明の液体石けんの脂肪酸には、炭素数8〜20の脂肪酸を使用し、飽和脂肪酸及び不飽和脂肪酸を使用し、不飽和脂肪酸は全脂肪酸中の20〜30質量%が適している。脂肪酸ナトリウム石けん、脂肪酸カリウム石けん5〜50質量% 好ましくは20〜40質量%であり、5質量%未満では、十分な洗浄が期待できない。また、50質量%を超えると液体の状態を保つことが困難なため、商品形態として好ましくない。

飽和脂肪酸としては、特にラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、不飽和脂肪酸としては、特にオレイン酸が適している。液体石けん全体に対する割合で、ラウリン酸12.2〜13.0質量%、ミリスチン酸5.2〜7.0質量%、パルミチン酸0.1〜1.0質量%、オレイン酸6.0〜6.9質量%が好ましい。

脂肪酸の中和のためにアルカリ剤を使用するが、無機アルカリ剤として水酸化ナトリウムおよび水酸化カリウムを使用し、アルカリ剤中の水酸化カリウムの比率は70〜80%が適している。

洗浄力を向上させるための無機アルカリ剤として、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、セスキ炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウムの一種または2種以上を0.01〜5質量%配合する。0.01質量%未満では、洗浄力向上が期待できない。また、5質量%を超えると石けんの析出、固化を生じ、商品形態として好ましくない。中でも、特に炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、セスキ炭酸ナトリウムが好ましい。

その他に従来の石けんに使用されている添加剤として、例えば、石けんの溶解度を向上させ低温でも液状を維持するための添加剤として、低級アルコールとしてエタノール、n−プロパノール、イソプロパノールなど、多価アルコールとしてグリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン、1,3ブチレングリコール、1,3プロパンジオール、プロピレングリコール、ペンチレングリコールなど、糖アルコールとしてソルビトール、マルチトールなど、有機酸、有機酸塩としてクエン酸、クエン酸ナトリウム、クエン酸カリウムの一種または2種以上の混合物、香料、その他に目的に応じて添加剤を適宜に添加することができる。

本発明の液体石けんの製造方法の一例について説明する。

イオン交換水62.1質量部に、97%の水酸化ナトリウム1.41質量部、95.5%の水酸化カリウム4.59質量部、濃グリセリン5質量部を加え、溶解した。この水溶液に60℃〜80℃の温度で、ラウリン酸12.2質量部、ミリスチン酸7質量部、オレイン酸6.8質量部を加え、ついで、炭酸ナトリウム0.9質量部を加え、得られた石けん液を40℃以下まで冷却し、液体石けん組成物を得た。

本発明の液体石けんおよび本発明の液体石けんと成分、成分範囲の異なる石けんについて行ったPM2.5の洗浄試験の結果について説明する。

(1)キャベツ、ホウレンソウ、リンゴを1cmにカットし(リンゴは皮の部分)、1cm角ごとに約0.0005gの都市大気粉塵(CRM NO.28 都市大気粉塵、国立環境研究所、PM2.5を40〜60%を含む)を付着させた。

(2)ボウルに水を溜め、水道水1Lに対し液体石けん10g投入し、よく泡立てる。その後、都市大気粉塵を付着した野菜、果物を浸漬し、2分間ボウルの中でやさしくかき混ぜ、流水で30秒以上すすいだ。

(3)マイクロスコープ(KEYNCE社製、VHX−1000, KEYNCE社製、VH−Z100UR)とレーザー顕微鏡(KEYNCE社製、VK−9510)を用いて表面状態の観察を行った。

(4)洗浄後に付着している都市大気粉塵の状態を評価した。本発明の実施例、比較例の結果は表1及び表2のとおりである。

本発明の液体石けんに比べて、配合、配合割合が異なる比較例においては、PM2.5を確実に除去することができなかった。

野菜(キャベツ、ホウレンソウ)と果物(リンゴ)の洗浄に本発明の液体石けんを使用した場合と水洗いのみの場合について比較した。

図1〜図6に示すマイクロスコープの画像、レーザー顕微鏡の画像から、キャベツとホウレンソウの表面は凹凸が多く、この凹凸に入り込んだ大気粉塵は、水洗いでは除去できていないが、果物・野菜洗い石けんでは除去できていた。

多くの植物の表面は、一つ一つの細胞から形成されおり、さらに、空気に触れる表面部分はワックスと呼ばれる水となじみにくい脂質層を形成している。このため、水洗いでは、表面部分の脂質層とのなじみが悪く、細かな部分に入り込んだ汚れは十分な洗浄ができない。しかし、果物・野菜洗い石けんを使用することにより、石けんが脂質層となじむことで有効的に働き、野菜や果物の細かな部分に入り込んだ汚れまで洗浄できることが明らかとなった。

リンゴの水洗い画像では、他のキャベツやホウレンソウと比べて大気粉塵が多く残っていることが分かる。リンゴの表面には、ブルームと呼ばれる自身を守るために作り出すろう物質の層が存在する。水洗いではこのブルームの影響で汚れが非常に除去しにくくなっていた。一方、果物・野菜洗い石けんを使用するときれいに除去されていることから、ブルーム表面に付着した大気粉塵も果物・野菜洗い石けんでは除去できることが明らかとなった。ブルームを形成する野菜や果物として、ブドウ、リンゴ、スモモ、ブルーベリー、キュウリ、スイカ、ブロッコリーがあるが、これらのブルーム表面の洗浄においても果物・野菜洗い石けんが有効である。

矢印で示す黒く粒がPM2.5を含む都市大気粉塵である。

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