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Barrier rib forming method for plasma display panel

阅读:1发布:2023-01-25

专利汇可以提供Barrier rib forming method for plasma display panel专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE: To improve printability of glass paste so as to obtain a barrier rib of good shape by providing constitution such that a lipophilic property high molecular layer is formed in a part of forming the barrier rib on a glass panel.
CONSTITUTION: A substance of forming a lipophilic property high molecular layer 6, which is a radical copolymer of P acid styrene and styrene containing a phenylazide group of optical reaction, is applied onto a glass panel 1 of arranging a transparent conductive film electrode 3. Next, the molecular layer 6 is exposed by using an optomask 7, by irradiation, for instance, of UV (250 to 320nm). Then, this layer is developed. Here as a developer, a general developer of negative resist of xylene or the like is used. A UV-irradiated part is left as a pattern of the lipophilic property high molecular layer 6. On the panel 1 having the pattern of the molecular layer 6, since wettability is improved when glass paste 2 is printed on the pattern, an improper shape due to improper wet and chip of the paste 2 is prevented from being easily generated.
COPYRIGHT: (C)1993,JPO&Japio,下面是Barrier rib forming method for plasma display panel专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 ガラスパネル上のバリアリブを設ける部分に親油性高分子層を設け、上記親油性高分子層の上にガラスペーストを塗布したプラズマディスプレイパネルのバリアリブ形成方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】この発明は、文字・図形等の表示に用いられるプラズマディスプレイパネル(PDP)のバリアリブ形成方法に関するものである。

    【0002】

    【従来の技術】図5は、例えば特開昭58−15024
    8号公報に示された従来のプラズマディスプレイパネル(PDP)のバリアリブ形成方法を示す側面断面図である。 図において、1は一般的なソーダライムガラスから成るガラスパネル、2は放電セルを形成するバリアリブ(隔壁)を作るためのガラスペースト、3は放電を起こすストライプ状の透明導電膜電極(ITO膜)、4はガラスペースト2を印刷するためのステンレスメッシュスクリーン、5はステンレスメッシュスクリーン4からガラスペースト2を転写させるためのスキージである。

    【0003】次に動作について説明する。 一般的にプラズマディスプレイパネルは上下に配された2枚のガラスパネルにそれぞれ互いに直交して形成された複数のストライプ状の電極間にガスを封入して成り、電圧を印加することにより発生するガス放電を利用して数字や文字を表示する素子である。 それぞれの電極が対向してマトリクス形状に形成される交点間の空間にガス放電を起こすことにより発光させる。 この時、放電の拡散(クロストーク)を防ぐためバリアリブ(隔壁)が形成される。 隔壁の形状は、幅が約100μm,高さ(厚み)が100
    μm以上である。

    【0004】従来のバリアリブ形成は、厚膜スクリーン印刷法によって作られるのが主流である。 その技術は、
    ガラス粉末(SiO 2 ,Al 23 ,PbO等)を有機バインダ,溶媒等と混合したガラスペースト2を用いる。

    【0005】図5(a)において、透明導電膜電極(I
    TO膜)3がパターニングされたガラスパネル1上に、
    各電極間の間隙に隔壁を作るようにガラスペースト2の印刷を行う。 ガラスペースト2はステンレスメッシュスクリーン4に乳剤で抜きパターンを作り、スキージ5でガラスペースト2を抜きパターンから押し出すようにして印刷する。 印刷後、乾燥及び焼成を行い、バリアリブ(隔壁)を形成する。 1回の印刷では、形成可能な厚みはせいぜい十数μmであり、100μm以上の厚みをつけるためには、印刷・乾燥工程を数回〜十数回繰り返す必要がある。 図5(b)はバリアリブ形成後の状態を示す。 ガラスペースト2が積層してバリアリブ2Aが形成されている。 また、ガラスパネル1上には

    【0006】

    【化1】

    【0007】に見られるように、シラノール基(−Si
    OH)が存在し、極めて親性なため有機分を多く含むガラスペースト2が印刷しづらくなる。 このため、ガラスペースト2は、厚みを稼ぎ、ガラスパネル1上に載せやすくするために高粘度のタイプのものが用いられている。

    【0008】

    【発明が解決しようとする課題】従来のプラズマディスプレイパネルのバリアリブ形成方法は、以上のように構成されているので、 (1)所定の高さのバリアリブを得るために数回〜十数回の印刷工程が必要であるため、印刷の位置再現性が悪い。 (2)ガラスは表面に親水性のシラノール基(−SiO
    H)を持つため、溶剤等が入ったガラスペーストは印刷しにくく、印刷形状が悪くなる。 (3)ガラスペーストは高粘度のため、スクリーンメッシュを抜けにくく、そのため印刷時にパターンのダレや抜けが発生する。 また、ステンレスメッシュスクリーンの目詰まりも発生しやすい。 等の問題点があった。

    【0009】この発明は、上記のような問題点を解消するためになされたもので、バリアリブを構成するガラスペーストの印刷性を改善し、精度の良い形状にすることができるプラズマディスプレイパネルのバリアリブ形成方法を得ることを目的とする。

    【0010】

    【課題を解決するための手段】この発明に係るプラズマディスプレイパネルのバリアリブ形成方法は、ガラスパネル上の透明導電膜電極間のバリアリブを形成する該当部分に、フォトリソグラフィ(写真製版)等を用いて親油性高分子層を形成し、親水性のシラノール基(−Si
    OH)を持つガラスパネル表面を改質するものである。

    【0011】

    【作用】この発明におけるプラズマディスプレイパネルのバリアリブ形成方法は、バリアリブを形成するガラスパネル上の該当箇所を親水性から親油性に表面改質することにより、ガラスペーストの濡れ性を良くし、印刷の位置再現性の一助を担い、ガラスペーストのダレや濡れ不良を抑えて印刷精度を上げる。 また、表面改質を行うことにより、ガラスペーストの粘度を、ステンレスメッシュスクリーンからの抜けが良好に行えるように下げても、ガラスパネルの該当箇所の印刷性は損なわれず、また、粘度を下げないまでもガラスペーストの溶剤成分をステンレスメッシュスクリーンの抜けが良くなるようにチクソ性を下げる方向に振っていったとしても、同様の印刷性が得られる。 これによりステンレスメッシュスクリーンの目詰まりが防げる。

    【0012】

    【実施例】

    実施例1. 以下、この発明の一実施例を図について説明する。 図1において、1〜5までは図5と共通である。
    6は親油性高分子層で、ガラスパネル1上のバリアリブを作る個所、即ち、ガラスペースト2を印刷する部分に設けられている。

    【0013】ガラスパネル1に親油性高分子層6を形成する方法としては、フェニルアジド基の光反応性を利用する方法がある。 これは、フェニルアジド基がUV(紫外線)(波長250〜320nm)照射によってナイトレンに転化し、ナイトレンが近傍の炭化水素と直ちに反応して共有結合を形成することを利用している。 フェニルアジド基を側鎖に有する親油性の高分子を合成すれば、図2に示されるように炭化水素が表面にあるガラスパネル1に化学的に安定な親油性の高分子層を写真製版法(フォトリソグラフィ)により形成することができる。

    【0014】ここでは化1に示されるように、ガラスパネル1表面にシラノール基(−SiOH)による炭化水素が表面に存在するため、

    【0015】

    【化2】

    【0016】に示されるPアシドスチレンと、

    【0017】

    【化3】

    【0018】に示されるスチレンとをラジカル共重合させた合成高分子を用いて、ガラスパネル1上に親油性高分子層6を形成する。

    【0019】具体的な形成方法の実施例を図3に示す。
    図3(a)に示されるように、透明導電膜電極3を配置したガラスパネル1上に光反応性のフェニルアジド基を含むPアシドスチレンとスチレンとのラジカル共重合体である親油性高分子層6を形成する物質を塗布する。 次に、図3(b)のように、UV(250〜320nm)
    照射により親油性高分子層6をフォトマスク7を用いて露光する。 次に、これを現像することにより、図3
    (c)のような形状が得られる。 現像液としては、キシレン等のネガ型レジストの一般的な現像液を用いる。 そしてUV照射された部分が親油性高分子層6のパターンとして残る。

    【0020】以上のように形成された、親油性高分子層6のパターンを持つガラスパネル1上では、そのパターン上にガラスペースト2を印刷する時に濡れ性が改善されるため、ガラスペースト2の濡れ不良や欠けによる形状不良が発生しにくい。 また、そのパターン上にガラスペースト2が選択的に載りやすいため、印刷の位置精度向上に寄与する。 図1(b)のように、バリアリブ(隔壁)2Aは約100μm以上の厚みをつける必要があるため、数回〜十数回の重ね印刷をする必要があるが、初回印刷の精度が形状及び位置精度に影響を及ぼすため、
    この表面処理の効果は大である。

    【0021】また、ガラスペースト2は先に述べたように厚みを稼ぐためと、印刷形状を安定させるために高粘度,高チクソ性を有する。 そのためステンレスメッシュスクリーン4の目詰まりが起こり、パターンの欠けが発生するという問題があったが、この発明によれば、親油性高分子層6のパターンを持つガラスパネル1上では、
    ガラスペースト2の粘度を下げたり、チクソ性を下げても、ガラスペースト2のダレや濡れ不良による印刷性の低下は起りにくく、ステンレスメッシュスクリーン4の目詰まりやパターンの欠け等も軽減される。 以上により、品質改善と共に歩留向上をも図れる。 なお、印刷後、焼成(450℃〜600℃)を行うと親油性高分子層6は分解して燃焼される。

    【0022】実施例2. なお、上記実施例1ではガラスパネル1上の表面改質後のバリアリブ形成にガラスペースト2の厚膜スクリーン印刷法を用いたが、図4に示されるようにローラ8を用いて印刷しても良い。

    【0023】その場合、親油性高分子層6は厚みを20
    〜30μm以上にして、ガラスペースト2は厚膜スクリーン印刷法で用いたものより粘度を下げたものを用いる。 ローラ8とガラスパネル1とのギャップをガラスペースト粘度や室温に応じて調整し、接触する程度の距離で塗布すると、親油性高分子層6にガラスペースト2は選択的に載るため、バリアリブを容易に形成できる。 また、この場合はガラスペースト2の粘度が低く、1回当たりの印刷膜厚は薄いが、重ね塗り工程が厚膜スクリーン印刷法より簡略なため作業性が良い。

    【0024】実施例3. 上記実施例1では親油性高分子層6にPアシドスチレンとスチレンのラジカル共重合体を用いたが、さらに親油性を増すためには、Pアシドスチレンとパーフルオロメタクリレートからラジカル共重合体を生成して用いることもできる。

    【0025】実施例4. さらに、親油性高分子層6には、膜厚が薄く効果が落ちるが、一般的なネガタイプフォトレジスト(環化ゴム系)やポジタイプフォトレジスト(キノン,ジアザイド系)を用いても良い。

    【0026】

    【発明の効果】以上のように、この発明によればガラスパネル上のバリアリブを形成する該当部分に親油性高分子層を形成するように構成したので、ガラスペーストの印刷性が向上し、良好な形状のバリアリブが得られる。
    このため、放電の拡散(クロストーク)がなく画面のコントラストが良いプラズマディスプレイパネルが得られる。 また、印刷したガラスペーストの濡れ不良や欠けを低減できるため、歩留りを向上させることができる等の効果がある。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】この発明の一実施例によるプラズマディスプレイパネルのバリアリブ形成方法を示す側面断面図である。

    【図2】この発明の原理を示す構成図である。

    【図3】この発明の一実施例による親油性高分子層の形成工程を示す側面断面図である。

    【図4】この発明の他の実施例によるプラズマディスプレイパネルのバリアリブ形成方法を示す側面断面図である。

    【図5】従来のプラズマディスプレイパネルのバリアリブ形成方法を示す側面断面図である。

    【符号の説明】

    1 ガラスパネル 2 ガラスペースト 2A バリアリブ 6 親油性高分子層

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