首页 / 专利库 / 酸,碱,盐,酸酐和碱 / 超强酸 / Solid super strong acid catalyst and its production

Solid super strong acid catalyst and its production

阅读:777发布:2021-07-13

专利汇可以提供Solid super strong acid catalyst and its production专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE: To provide a cheap solid super strong acid catalyst which can maintain the super strong acidity during reaction for a long time and has high activity for reaction of oil refining or oil chemical reaction having noncorroding property to equipments.
CONSTITUTION: This solid super strong acid catalyst consists of a supporting carrier consisting of tin (IV) oxide, titania or iron (III) oxide and tungsten oxide deposited thereon. This solid super strong acid catalyst is obtd. by drying and pulverizing tin (IV) hydroxide, titanium hydroxide or iron (III) hydroxide and impregnating the pulverized material in a tungsten compound soln. (preferably, ammonia metatungstate), drying and baking preferably at 650-1200°C. These hydroxides are obtd. preferably by hydrolysis of tin (IV) chloride, titaium tetrachloride or iron (III) nitride.
COPYRIGHT: (C)1993,JPO&Japio,下面是Solid super strong acid catalyst and its production专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 酸化第二錫、チタニア又は酸化第二鉄から成る担体に、酸化タングステンが担持されてなる固体超強酸触媒。
  • 【請求項2】 水酸化第二錫、水酸化チタン、又は水酸化第二鉄を乾燥粉砕し、タングステン化合物水溶液に含浸させた後、乾燥、焼成して請求項1記載の固体超強酸触媒を得ることを特徴とする固体超強酸触媒の製造方法。
  • 【請求項3】 塩化第二錫、四塩化チタン又は硝酸第二鉄の加水分解によって得られる水酸化第二錫、水酸化チタン、又は水酸化第二鉄を乾燥粉砕し、メタタングステン酸アンモニウム塩水溶液に含浸させた後、乾燥、焼成することを特徴とする請求項2に記載の固体超強酸触媒の製造方法。
  • 【請求項4】 焼成を650〜1200℃の温度で行なうことを特徴とする請求項2または3に記載の固体超強酸触媒の製造方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は金属酸化物のみから成る固体超強酸触媒およびその製法に関する。 より詳しくは酸化第二錫、チタニア又は酸化第二鉄等を担体とし、これに酸化タングステンが担持されてなる固体超強酸触媒、および上記担体を構成する金属の酸化物を原料とする固体超強酸触媒の製造方法である。

    【0002】

    【従来の技術】固体酸触媒は、石油精製、石油化学工業における反応、即ち接触分解、接触改質、水添脱硫、異性化、脂肪族炭化水素および芳香族炭化水素のアルキル化、重合、環化、脱水あるいは脱水素反応などに使用される。

    【0003】これらの石油精製および石油化学工業における反応には、硫酸、塩化アルミニウム、三塩化アンチモン、フッ化水素、リン酸等の酸触媒が多く使用されている。 しかし、これらの酸触媒は金属を腐食させるため、反応装置等の材料に高価な耐蝕材料の使用あるいは耐蝕処理を施す必要があり、また排ガスあるいは生成物に同伴する酸の除去のためアルカリ洗浄を行わなければならないし、廃酸の処理は昨今の環境規制の強化にともない廃棄等も含めて厳しく規制される方向にある。 また、これらの触媒は反応物質と均一、あるいは分離相を形成しても、液状であるため反応後の分離が困難である。

    【0004】このような状況に鑑み、従来の酸触媒の持つ欠点がなく、さらに上記酸触媒に比し活性の高い、即ち酸強度の強い触媒が望まれていた。 金属酸化物あるいは金属硫酸塩等は酸性質を有することが知られているが、金属硫酸塩あるいはこれらの焼成物では酸強度(H
    O )が−3より強いものは見出だされておらず、また金属酸化物の場合は、一元系あるいは多元系によって異なるが、一元系の金属酸化物では酸強度(H O )が−8程度のものしか得られていない。 さらに酸強度の強い強酸触媒を得るためには二元系以上、例えばAl 23 /S
    iO 2 ,TiO 2 /ZrO 2 ,TiO 2 /SiO 2 ,T
    iO 2 /MgOのような混合系にする必要があるが、この場合でも酸強度は、濃硫酸程度(−10.6)にしかならない。 またこれよりさらに強い固体の酸触媒、酸強度(H O )−11以下を得るためには金属酸化物に5フッ化アンチモン(SbF 5 )、フッ化水素(HF)等の酸を担持する方法が採られているが、SbF 5あるいはHFは揮発性のため、装置の腐食、触媒活性の低下等の問題を有している。

    【0005】本発明の発明者らは以前よりこれらの問題点を解決するために、触媒と反応物との分離が容易で、
    装置の腐食の恐れがなく、H 2 SO 4 ,AlCl 3 ,S
    bCl 3 ,HF等の強酸触媒に匹敵する固体強酸触媒を提供すべく研究を重ねた結果、これまでにいくつかの、
    濃硫酸より強い酸強度を有する固体酸触媒、いわゆる超強酸固体触媒を見出した。

    【0006】例えば 周期律表IV族金属の水酸化物もしくは酸化物を比較的多量の低濃度硫酸根含有溶液と接触させ、次いで過剰の硫酸根溶液を除去した後、さらに焼成して活性化することによって得られる超強酸固体触媒(特公昭59−6
    181,特公昭59−40056) 酸化タングステン(WO 3 )または酸化モリブデン(MoO 3 )とジルコニア(ZrO 2 )とから成る固体酸触媒(特開平1−288339)などである。

    【0007】

    【発明が解決しようとする課題】上記の超強酸固体触媒のうち、の硫酸担持超強酸触媒は650℃を越える温度あるいは還元雰囲気にさらすと硫酸根(SO 4 2- )が飛散したり分解してしまい、超強酸性を失ってしまうという欠点がある。 また、の酸化タングステンまたは酸化モリブデンとジルコニアからなる金属酸化物担持超強酸は、ジルコニアをベースとするため、非常に高価である。

    【0008】そこで発明者らは、反応期間中安定で超強酸性が長時間維持でき、しかも安価で工業用触媒として使用できる触媒を開発すべく、更に検討を続けた結果、
    金属酸化物のみから成る優れた固体超強酸触媒を見出し、本発明に到達した。

    【0009】

    【課題を解決するための手段】即ち本発明は酸化第二錫(SnO 2 )、チタニア(TiO 2 )又は酸化第二鉄(Fe 23 )から成る担体に、酸化タングステン(W
    3 )が担持されてなる固体超強酸触媒およびその製造方法である。

    【0010】本発明の固体超強酸触媒を製造するにはS
    n(OH) 4 、H 4 TiO 4 、Fe(OH) 3等の錫、
    チタン、鉄の水酸化物を乾燥粉砕し、メタタングステン酸アンモニウム塩[(NH 46 (H 21240 )]等のタングステン化合物水溶液に含浸させた後、乾燥、焼成することにより得られる。

    【0011】本発明の原料として用いられる水酸化物である水酸化第二錫(Sn(OH 4 )、水酸化チタン(H
    4 TiO 4 )、又は水酸化第二鉄(Fe(OH) 3
    は、市販品をそのまま用いてもよいが、塩化第二錫(S
    nCl 4 )、四塩化チタン(TiCl 4 )又は硝酸第二鉄(Fe(NO 33 )の加水分解によって得られる水酸化物を乾燥して用いてもよい。

    【0012】酸化タングステンを担持させる段階ではこれら金属の水酸化物は無定形であることが望ましく、無定形の金属水酸化物に酸化タングステンを担持させた後、高温で焼成することにより、酸化タングステンが担体に良く分散し、しかも表面積が大きく、優れた触媒が得られる。 このため、水酸化物は350℃以下の温度で乾燥するのが好ましい。 乾燥温度が350℃を越えると酸化物が結晶化し始め、このような原料を用いると超強酸性が発現しなくなったり、酸強度を十分に強くすることができず好ましくない。

    【0013】本発明では、上記金属水酸化物Sn(O
    H) 4 、H 4 TiO 4又はFe(OH) 3にタングステン化合物を添加、または担持するが、これは、前記水酸化物にタングステン化合物をそのままあるいは溶液の形態で添加するか、前記金属水酸化物を所定の形態に成型し、タングステン化合物の溶液に浸漬して担持する方法が簡便で好ましい。

    【0014】なお、この時のタングステン化合物の添加又は担持量は、当該化合物の金属量、即ち、タングステン元素として、1〜40重量%とする必要がある。 タングステンの量が1重量%以下であれば、酸強度が十分強くならず、また40重量%以上としても酸強度が弱くなる。

    【0015】上記タングステン化合物としては、タングステン酸やメタタングステン酸アンモニウム、酸化タングステン等を用いることができるが、メタタングステン酸アンモニウムが特に好ましい。

    【0016】このようにしてタングステン化合物を添加または担持した金属水酸化物を焼成することにより固体超強酸触媒が得られるが、焼成温度は650〜1200
    ℃が好ましい。 焼成温度が650℃以下あるいは120
    0℃以上であると、酸強度(H O )が弱く、超強酸触媒を得るのが困難となる。

    【0017】以上の方法で製造することにより、酸強度(H O )が、−11.99より強い酸強度の触媒を得ることができる。 尚、ここに言う酸強度(H O )とは、触媒表面の酸点が塩基にプロトンを与える能あるいは塩基から電子対を受け取る能力で定義され、pk、値で表されるものであり、既知の指示薬法あるいは気体塩基吸着法等の方法で測定することができる。

    【0018】本発明で得られる固体超強酸触媒は、炭化水素などの分解、異性化、アルキル化、重合、アシル化、脱水、脱水素等の反応において、より穏やかな反応条件で用いることができる。

    【0019】以下に、実施例により本発明を具体的に説明する。 実施例1塩化第二錫(SnCl 4 )をアンモニア水により加水分解し、水洗した後、300℃で乾燥して得られた水酸化物の沈殿物を30〜62meshに粉砕する。 この水酸化物をメタタングステン酸アンモニウム塩[(NH 4
    6 (H 21240 )]水溶液に、タングステンとして水酸化物に対して15wt%になるように含浸させ、水分を除去した後、焼成した。 焼成温度を、900,100
    0,1100,1200℃として4種の酸化第二錫担体に酸化タングステンが担持された固体超強酸触媒を調製した。 マイクロ触媒パルス反応器を用い、前述の各焼成温度で得られた触媒それぞれを0.5g充填して、イソペンタンの異性化反応を行った。 反応温度は250℃とし、キャリヤーガスとしてヘリウムを10ml/min
    の流量で流し、サンプル量0.05ml(ガス)を注入し、直接ガスクロマトグラフィーに導入して分析した。
    結果を表1に示す。

    【0020】 実施例2触媒原料として塩化第二錫の代わりに四塩化チタン(T
    iCl 4 )を用い、焼成温度を700℃とした以外は実施例1と同様の操作を行い、チタニア担体に酸化タングステンが担持された固体超強酸触媒が得られた。 この触媒を用い、実施例1と同様の操作でイソペンタンの異性化反応を行った。 結果を表1に示す。

    【0021】 実施例3触媒原料として塩化第二錫の代わりに硝酸第二鉄(Fe
    (NO 33 )を用い、焼成温度を700℃とした以外は実施例1と同様の操作を行い、酸化第二鉄担体に酸化タングステンが担持された固体超強酸触媒が得られた。
    この触媒を用い、実施例1と同様の操作でイソペンタンの異性化反応を行った。 結果を表1に示す。

    【0022】

    【表1】

    【0023】 比較例1触媒として、市販のシリカ−アルミナ(SiO 2 −Al
    23 )触媒を500℃で焼成したものを用い、実施例1と同様の操作でイソペンタンの異性化反応を行った。
    その結果、シリカ−アルミナ触媒は全く不活性であった。

    【0024】

    【発明の効果】本発明は金属酸化物のみから成る固体超強酸触媒であるため、高温反応においても安定で、強酸性が長時間維持でき、触媒の失活が少なく、また安価な触媒で、反応装置の腐食の問題もなく、マイルドな反応条件により石油精製、石油化学工業における諸反応等、
    各種の反応に応用することができる。

    【0025】また金属水酸化物を原料とし、これを乾燥粉砕し、タングステン化合物水溶液に含浸させた後、乾燥、焼成することにより、高活性の固体超強酸触媒を得ることができる。

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl. 5識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C10G 47/12 2115−4H 49/04 2115−4H

    高效检索全球专利

    专利汇是专利免费检索,专利查询,专利分析-国家发明专利查询检索分析平台,是提供专利分析,专利查询,专利检索等数据服务功能的知识产权数据服务商。

    我们的产品包含105个国家的1.26亿组数据,免费查、免费专利分析。

    申请试用

    分析报告

    专利汇分析报告产品可以对行业情报数据进行梳理分析,涉及维度包括行业专利基本状况分析、地域分析、技术分析、发明人分析、申请人分析、专利权人分析、失效分析、核心专利分析、法律分析、研发重点分析、企业专利处境分析、技术处境分析、专利寿命分析、企业定位分析、引证分析等超过60个分析角度,系统通过AI智能系统对图表进行解读,只需1分钟,一键生成行业专利分析报告。

    申请试用

    QQ群二维码
    意见反馈