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Tack-welding jig for through column of structural steelwork

阅读:300发布:2021-07-03

专利汇可以提供Tack-welding jig for through column of structural steelwork专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE: To finely adjust the position of a joint block and a column on the jig and also, to utilize the jig as a measuring instrument of stair height dimensions of the through column after regular welding in the jig to position the column and the joint block of the through column of the structural steelwork.
CONSTITUTION: Column receivers 7 and 8 laid on beams 6 in the longitudinal direction are supported by wheels 39 and 40 on rails provided parallel to the beams 6. In addition, a roller 47 to rotate around a horizontal axis to orthogonally cross beams 6 is provided on the upper surfaces of the column receivers 7 and 8 to support the column. Driving means 44 and 50 are provided on the wheels 39 and 40 and the roller 47, as necessary. When a stopper in the vertical direction to regulate the position of the joint block is provided on the column receiver 7 or a joint receiver, the stopper in the vertical direction is provided freely movably in the parallel direction to the beams 6 and a measuring means for the quantity of movement thereof is provided. When the column receiver 7 is moved and the stopper in the vertical direction is moved, a measuring means to measure the quantity of movement of the column receiver 7 is provided.
COPYRIGHT: (C)1994,JPO&Japio,下面是Tack-welding jig for through column of structural steelwork专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 長手方向に配置した2本のビーム(6) とその間に掛け渡される複数のコラム受け(7),(8) とを備え、コラム受け(7),(8) 上で位置決めされたコラム(2)
    とビーム(6) またはこれに装着された仕口受け(12)上で位置決めされた仕口ブロック(3) とを仮溶接して通し柱
    (1) を組み立てる通し柱の仮組溶接用治具において、ビーム(6) と平行に設けたレール(37),(38) 上を転動する車輪(39),(40) を介してビーム(6) に支持されたコラム受け(7),(8) を備えていることを特徴とする、鉄骨構造物の通し柱の仮組溶接用治具。
  • 【請求項2】 長手方向に配置した2本のビーム(6) とその間に掛け渡される複数のコラム受け(7),(8) とを備え、コラム受け(7),(8) 上で位置決めされたコラム(2)
    とビーム(6) またはこれに装着された仕口受け(12)上で位置決めされた仕口ブロック(3) とを仮溶接して通し柱
    (1) を組み立てる通し柱の仮組溶接用治具において、上面にビーム(6) と直交する水平軸まわりに回転可能に軸支されたローラ(47)を備え、このローラでコラム(2) を支持するコラム受け(7),(8) を備えていることを特徴とする、鉄骨構造物の通し柱の仮組溶接用治具。
  • 【請求項3】 請求項1の車輪(39),(40) または請求項2のローラ(47)を回転駆動する手動または自動の回転駆動手段(44),(50) を備えていることを特徴とする、請求項1または請求項2記載の仮組溶接用治具。
  • 【請求項4】 ビーム(6) と平行な方向の仕口ブロック
    (3) の位置を位置決めする縦方向ストッパ(18)を有するコラム受け(7) にローラ(47)が設けられている、請求項2記載の仮組溶接用治具において、縦方向ストッパ(18)
    がそのコラム受け(7) にビーム(6) と平行な方向に移動自在に設けられ、かつその設定位置からの移動量を計測する計測手段(68)が設けられていることを特徴とする、
    請求項2記載の仮組溶接用治具。
  • 【請求項5】 ビーム(6) と平行な方向の仕口ブロックの位置を位置決めする縦方向ストッパ(15)を有する仕口受け(12)を備え、この仕口受けの縦方向ストッパ(15)はビーム(6) と平行な方向に移動自在に仕口受け(12)に装着されており、かつその設定位置からの移動量を計測する計測手段(71)が設けられていることを特徴とする、請求項1または2記載の仮組溶接用治具。
  • 【請求項6】 長手方向に配置された2本のビーム(6)
    とその間に掛け渡される複数のコラム受け(7),(8) とを備え、当該コラム受けのいくつか(7) は仕口ブロックをビーム(6) に沿う方向に位置決めする縦方向ストッパ(1
    8)を備えており、コラム受け(7),(8) 上で位置決めされたコラム(2) とビーム(6) またはこれに装着された仕口受け(12)上で位置決めされた仕口ブロック(3) とを仮溶接して通し柱を組み立てる通し柱の仮組溶接用治具において、縦方向ストッパ(18)を備えたコラム受け(7) のいくつかは、ビーム(6) と平行に設けたレール(37),(38)
    上を転動する車輪(39),(40) を介してビーム(6) に支持されるとともに、上面にビーム(6) と直交する水平軸まわりに回転可能に軸支されたローラ(47)を備え、かつこのコラム受け(7) の設定位置からの移動量を計測する計測手段(55,56,57)が設けられていることを特徴とする、
    鉄骨構造物の通し柱の仮組溶接用治具。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】この発明は鉄骨構造物の通し柱を溶接によって組み立てる際の治具に関するもので、通し柱を構成するコラムと仕口ブロックとを位置決めするための治具に関するものである。

    【0002】

    【従来の技術】鉄骨構造物の通し柱1は、図7に示すようにコラム2と仕口ブロック3とを交互に溶接することによって組み立てられる。 図示の仕口ブロック3は、コア4に2ないし4本の羽根5を溶接したもので、各羽根5の先端に梁が接続されてラーメン構造の鉄骨構造物の骨組みが構築される。 最近の仕口ブロックでは、羽根5
    を設ける代わりに、コア4を梁の接続方向にわずかに突出させた形状にしたものも用いられている。

    【0003】通し柱1を組み立てる際には、仕口ブロック3とコラム2との軸心を正確に一致させて仮溶接する必要があり、そのための位置決め治具が必要になる。

    【0004】図8はこの目的のために使用される治具の一例を示した部分斜視図で、この発明の出願人の出願になる実開平4−108985号(考案の名称「鉄骨構造物の通し柱の溶接用治具」)に開示されているものである。 この治具は、平行に配置された2本のビーム6とその間に掛け渡される複数対のコラム受け7、8とを備えており、コラム受け7、8の受け面9、10とビーム6
    の上面11とを同一平面とし、受け面9、10でコラム2の両端を支え、ビームの上面11で仕口ブロック3の羽根5を支持して、両者2、3の位置決めを行うようになっている。

    【0005】羽根5を有しない仕口ブロックや、羽根5
    が両側に延びていないためにビーム6上に載置することができない仕口ブロックは、図10に示すような構造の仕口受け12をビーム6に掛け渡し、当該仕口受け12
    に設けた縦方向ストッパ15によって仕口ブロックのビーム6に沿う方向の位置を位置決めして支持するようにしている。 コラム2や仕口ブロック3のビーム6と直交する横方向の位置は、コラム受け7、8や仕口受け12
    に設けた横方向ストッパ13、14によって規制している。

    【0006】図8に示した一対のコラム受け7、8は、
    仕口ブロック3を挟んで配置され、その一方7に羽根5
    と当接して仕口ブロック3のビーム6に沿う方向の位置を規制する縦方向ストッパ18を設けるとともに、対向する他方のコラム受け8にこのストッパ18に向けて羽根5を押接する押接具19を設けている。 上記一方のコラム受け7は、縦方向ストッパ18の受け面20が組み立てようとする通し柱1の仕口ブロック3相互の間隔H
    に等しい間隔となるようにビーム6上に載置され、コラム受け7、8側の係合孔21、22とビーム6側の係合孔23とをピン24、25等を用いて係合させることにより、位置決めされた状態でビーム6上にセットされる。

    【0007】図9に示した構造では、コラム受け7側の係合孔21は、コラム受け本体とは別体となった係合部26に設けられ、コラム受け7本体からビーム6の延在方向に延びる案内杆27が係合部26に形成した下方が開放されたガイド溝28に挿通され、かつ案内杆27の先端に固定したブラケット29と係合部26に固定したブラケット30との間に矯正摘み31を設けたネジ杆3
    2が螺合されて、コラム受け7本体と係合部26とを連結している。 コラム受け7本体と係合部26のネジ杆3
    2による矯正量は、両者7、26に設けた指針33と目盛34とによって読み取られるようになっており、本溶接後の縮み量に合わせて縦方向ストッパ18の位置を微細に調整できる構造となっている。

    【0008】

    【発明が解決しようとする課題】縦方向ストッパ18を設けたコラム受け7は、通し柱の仕口ブロックの間隔(階高寸法)Hに合わせてビーム6上で位置決めされ、
    その後コラム2や仕口ブロック3を治具上に載置して仮溶接が行われるのであるが、図11に示す仕口ブロック3やコラム2の縦方向寸法L 1 、L 2の加工ばらつきのために、仕口ブロック3とコラム2との接続部に隙間が開いて溶接欠陥の原因となる場合や、L 1とL 2の寸法が大きくて位置決めした仕口ブロック3の間にコラム2
    が入らない場合などが生じる。 このような場合には、通し柱の階高寸法Hには若干の寸法差が許容されるので、
    本溶接時における縮み代も考慮して、仕上がり寸法がその許容誤差内に入るように治具上で仕口ブロック3やコラム2を若干移動して仮溶接を行う。 この場合従来の装置では、治具上に降ろしたコラム2を再度吊り上げ、縦方向ストッパ18を設けたコラム受け7の位置を調整した後、コラム2を再度治具上に降ろすという作業が必要で、作業に時間がかかり、また仕口ブロック3とコラム2との間の溶接隙間を微細に調整することも困難であった。

    【0009】また本溶接された後の通し柱の階高寸法H
    が許容誤差内に納まっているかどうかを検査することも必要になるが、従来の治具ではそのような検査を行うことができず、別の計測手段が必要であるという問題があった。

    【0010】この発明は、以上の問題を解決するためになされたもので、治具上での仕口ブロックやコラムの位置を微細に調整することが可能で、さらに本溶接後の通し柱の階高寸法を計測する計測装置としても用いることが可能な、通し柱の仮組溶接用治具を得ることを課題としている。

    【0011】

    【課題を解決するための手段】本発明では、長手方向に配置した2本のビーム6の間に掛け渡される複数のコラム受け7、8を、ビーム6と平行に設けたレール37、
    38上を転動する車輪39、40を介してビーム6に支持すること、及び/又は、コラム受け7、8の上面にビーム6と直交する平軸まわりに回転可能に軸支されたローラ47を設けて当該ローラ47でコラム2を支持することによって上記課題を解決している。 車輪39、4
    0またはローラ47には、これらを積極的に回転駆動する手動または自動の回転駆動手段44、50を設けることができる。

    【0012】仕口ブロック3のビーム6に沿う方向の位置を規制する縦方向ストッパ18や15をコラム受け7
    や仕口受け12に設けたときは、その縦方向ストッパ1
    8、15をコラム受け7や仕口受け12にビーム6と平行な方向に移動自在に設け、かつその設定位置からの移動量を計測する計測手段68、71を設けることにより、治具上で溶接後の通し柱の階高寸法Hを計測することが可能になる。

    【0013】この発明の最も好ましい実施態様の一つは、コラム受け7、8の上面にビーム6と直交する水平軸まわりに自由回転可能なローラ47を設け、縦方向ストッパ18を備えたコラム受け7をビーム6と平行に設けたレール37、38上を転動する車輪39、40を介してビーム6に支持し、かつこの縦方向ストッパを備えたコラム受け7の設定位置からの移動量を計測する計測手段55、56、57を設けた構造である。 なおこの場合、縦方向ストッパを設けたコラム受け7の内の一つは、車輪39、40を介さずにビーム6に支持することができる。

    【0014】

    【作用】この発明の治具では、治具上のコラム2がローラ47および車輪39、40を介して支持されるから、
    治具上におけるコラム2の柱軸方向の位置をコラム2を吊り上げることなく微細にかつ正確に調整することができる。

    【0015】なお仕口受け12を設けたものにおいて、
    当該仕口受けをコラム受け7、8と同様にビーム6の長手方向のレール37、38に沿って転動する車輪を介して支持する構造を採用することにより、治具上での仕口ブロックの位置調整も容易に可能となる。 このようなレールと車輪を備えた仕口受けの構造の一例は、この発明の出願人の出願になる実願昭4−108985号で提唱されている。

    【0016】ローラ47や車輪39、40を設けたコラム受け7、8は、そのうちのいくつかまたは全部にこれらのローラ47または車輪39、40を回転駆動するためのハンドル44やモータなどの回転駆動手段を設けることにより、治具上でのコラム2や本溶接後の通し柱1
    の軸方向移動をより容易かつ正確に行うことができるようになる。

    【0017】この発明の治具上で本溶接後の通し柱の階高寸法Hの計測を行うときは、縦方向ストッパ18を設けたコラム受け7の基準となる1個をビーム6上にピン24(図3参照)などで固定して、その縦方向ストッパ18の位置を位置決めし、これを基準として他の縦方向ストッパ18を設けたコラム受け7または仕口受け12
    を、計測しようとする階高寸法Hの寸法より若干広い間隔で配置し、その後本溶接した通し柱1を治具上に載置し、基準となる仕口ブロックを上記位置決めした縦方向ストッパ18に当接するまで治具上で移動して位置決めし、その後その他の仕口ブロック3に対応する縦方向ストッパ18を設けたコラム受け7をビーム6に沿って移動させてその縦方向ストッパ18をそれぞれの仕口ブロック3に当接させ、そのときの各コラム受け7の移動量ないし移動後の位置を計測手段55、56、57で計測することにより、階高寸法Hを計測する。

    【0018】このような方法による計測を可能にするためには、基準となるコラム受け以外の縦方向ストッパ1
    8を設けたコラム受け7が、ビーム6とコラム2との両者に対して相対的に容易に移動可能であり、また縦方向ストッパを有しないコラム受け8がビーム6に対して容易に移動できるか或いはコラム受け8上でコラム2が容易に移動できるのが望ましく、従って縦方向ストッパを有するコラム受け7には車輪39、40及びローラ47
    を設け、縦方向ストッパを有しないコラム受け8にはローラ47または車輪39、40を設ける構造が好ましい構造として提唱できる。

    【0019】また上記の計測方法において、コラム受け7自体を移動させる代わりに、コラム受け7にビーム6
    の長手方向に沿って移動可能に縦方向ストッパ18を設け、その移動量を計測することによって階高寸法Hの計測を行うことも可能である。 この場合は通し柱1を載置した状態でコラム受け7をビーム6上で移動させる必要はないが、治具上に搭載した通し柱1を基準となる縦方向ストッパに当接させるために移動させる必要があるから、各コラム受け7にはコラム2を移動自在に支持するローラ47を設ける。 なおこの後者の構造の場合、縦方向ストッパ18をコラム受け7に設ける代わりに縦方向ストッパ15を仕口受け12に設けて上記の計測を行うようにすることもでき、そのようにした場合でも各コラム受け7、8のローラ47は有効である。

    【0020】

    【実施例】図1ないし図4はこの発明の第1実施例を示したものである。 この第1実施例のものにおいては、コラム受け7、8や仕口受け12上におけるコラム2や仕口ブロック3の位置決め部材は、図8や図10に示す従来構造のものと同一のものを用いることができる。 図8
    や図10に示された構造自体は公知のものであり、またこれらの構造の概略については前述したのでここでは説明を省略する。

    【0021】縦方向ストッパを設けたコラム受け7、8
    は、図1および2に示すようにH形鋼で製作されたビーム6の内側にビーム6と平行に設けたレール37、38
    の上を転動する車輪39、40によって支持されている。 レールの一方37はそのレール面を山形としており、またこのレール37上を転動する車輪39は、V溝車輪としてコラム受け7、8のビーム幅方向の位置が規制されている。 レール37、38の内側にはビーム6と平行な方向のラック41が固定されており、コラム受け7、8の下面に軸着されたピニオン軸42の両端に固定したピニオン43がこれらのラック41に噛合している。 コラム受け7、8の上面にはハンドル44を設けた操作軸45が軸着されており、この操作軸45とピニオン軸42とがチェーン伝動装置46によって連結され、
    ハンドル44を回動させることによってピニオン43が回転し、コラム受け7をレール37、38に沿ってすなわちビーム6に沿って移動させることができるようになっている。

    【0022】コラム受け7、8の上面中央のコラム2を載置する部分には、ビーム6と直交する方向のローラ4
    7が軸受48、48で軸支されており、そのローラ軸4
    9と第2ハンドル50を設けた第2操作軸51とがチェン伝動装置52で連結されている。 すなわち第2ハンドル50を回動することによりローラ47が回転し、このローラ47の上に搭載されたコラム2を軸方向に移動させる。

    【0023】図3に示すように、レール面が山形となったレール37に設けたラック41の前記ピニオン43が噛合する位置と異なる位置には、コラム受け7の底部に自由回転状態で軸支した検出ピニオン53が噛合しており、この検出ピニオンの軸54にロータリエンコーダ5
    5が連結されている。 このロータリエンコーダはインクリメンタル型のものが用いられ、出のA相とB相の位相差によりアップ/ダウンをカウントし、7セグメント5桁の表示器56にコラム受け7、8の位置をデジタル量で表示させるようになっている。

    【0024】図4はロータリエンコーダ55を含む計測装置のブロック図を示したもので、アップ/ダウンカウンタ57にロータリエンコーダ55のA相とB相の出力が波形整形器59を介して入力され、デジタルスイッチ58による初期値が入力されるようになっており、アップ/ダウンカウンタの出力が7セグメント5桁の表示器56に与えられる。 61はドライバ、62はAVRである。 このようなコラム受け7、8の位置の計測装置は、
    図7に示すような3個の仕口ブロックを有する通し柱の場合、中央基準で階高寸法Hを計測する場合には両側の仕口ブロックに対応する縦方向ストッパを設けたコラム受け7に設け、また通し柱の下端基準で階高寸法Hを測定するときには、3個の仕口ブロックのすべてに対応する縦方向ストッパを設けたコラム受け7に設ける必要がある。

    【0025】計測装置を設けたコラム受け7の位置設定ないし計測は、次のような手順で行われる。 まずコラム受け7をピン24(図3参照)などにより、ビーム6の所望の係合孔23に位置決めした状態で、そのときのコラム受けの縦方向ストッパ18の位置をデジタルスイッチ58に入力して、プリセットスイッチ60でカウンタを初期設定し、次いでハンドル44でコラム受け7を移動させて、表示器56の表示値が所望の寸法になるまでコラム受け7を移動して設定する。 また計測をする場合には治具上の通し柱の対応する仕口ブロックに縦方向ストッパ18が当接するまでコラム受け7を移動させ、そのときの表示器56の表示を読むことにより、実際の仕口ブロックの位置を計測する。

    【0026】なお溶接済みの通し柱を計測するときの基準となる仕口ブロックに対応する縦方向ストッパ18に近接センサを設け、そのオンオフをLEDの点滅等によって表示することにより、治具上の通し柱が基準となる縦方向ストッパで位置決めされたかどうかを容易に判別することができるようになる。 このように縦方向ストッパを設けたコラム受け7をビーム6に沿って移動可能に設け、かつその位置をデジタル表示させることにより、
    通し柱の組み立て時における階高寸法の容易化を図り、
    また設定ミスをなくすことができ、また治具上にセットした仕口ブロックやコラムの寸法誤差を補正するために、コラムや仕口ブロックを微少移動させるときの移動量の読み取りを正確にかつ容易に行うことができ、また本溶接した後の階高寸法を正確に計測することが可能になる。

    【0027】車輪39、40によってコラム受け7の移動を容易にしたものやローラ47によってコラム受け8
    上での通し柱の移動を容易にしたものでは、図5および6に示すような構造で本溶接後の階高寸法の計測を行うことも可能である。 図5に示したものは、コラム受け7
    上に設けたレール65に沿って縦方向ストッパ18を移動自在に設け、かつコラム受け7と一体のブラケット6
    6に螺合した摘み付ネジ67により、縦方向ストッパ1
    8を進退できるようにするとともに、縦方向ストッパ1
    8の移動位置をリニアスケール68とセンサ69とで電気的に読み取ることができるようにしたものである。 また図6に示す構造は仕口受け12に設けた縦方向ストッパ15を図5と同様な構造でビーム6に沿って進退可能にかつその移動位置をリニアスケール71とセンサ72
    とによって電気的に読み取ることができるようにしたものであり、いずれの場合にも図4に示したような電気回路を用いて縦方向ストッパ15の移動量を表示器56にデジタル表示することが可能で、基準位置からのずれを縦方向ストッパ18、15の移動量で読み取ることにより、仕口ブロックの実際の位置を計測することが可能である。

    【0028】

    【発明の効果】以上説明したこの発明によれば、治具上での仕口ブロックおよびコラムの位置を微細にかつ正確に設定することができる治具を得ることができ、材料の加工誤差に応じて最適な溶接間隔を設定することも容易に可能になる。 また仮組時における材料相互の位置関係をより正確に設定することが可能になるとともに、本溶接後の通し柱の階高寸法を計測する機能を備えた治具を提供できるという効果がある。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】第1実施例のコラム受けの平面図

    【図2】第1実施例のコラム受けの側面図

    【図3】第1実施例のコラム受けの位置検出部を示す部分側面図

    【図4】計測装置の電気回路の一例を示すブロック図

    【図5】第2実施例のコラム受けを示す斜視図

    【図6】第3実施例の仕口受けを示す斜視図

    【図7】通し柱の斜視図

    【図8】コラム受けの位置決め部材を示す斜視図

    【図9】従来装置の一例を示す図8と同様の図

    【図10】公知の仕口受けの一例を示す斜視図

    【図11】仮組溶接時の仕口ブロックとコラムの位置関係を示す模式図

    【符号の説明】

    1 通し柱 2 コラム 3 仕口ブロック 6 ビーム 7 コラム受け 8 コラム受け 12 仕口受け 15 縦方向ストッパ 18 縦方向ストッパ 37 レール 38 レール 39 車輪 40 車輪 44 ハンドル 47 ローラ 50 第2ハンドル 68 リニアスケール

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