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Vehicular sliding roof device

阅读:114发布:2024-02-23

专利汇可以提供Vehicular sliding roof device专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a vehicular sliding roof device with a movable panel and a sunshade panel to be movable with one driving mechanism.
SOLUTION: The vehicular sliding roof device comprises a first clutch mechanism 2 for putting the driving mechanism 8 in engagement with and disengagement from the movable panel 5 and a second clutch mechanism 7 for putting the driving mechanism 8 in engagement with and disengagement from the sunshade panel 6. In the closed condition of an opening portion, the movable panel engages the driving mechanism 8 via the first clutch mechanism 2 with the drive of the driving mechanism 8 in one direction and the sunshade panel 6 engages the driving mechanism 8 via the second clutch mechanism 7 with the drive of the driving mechanism in another direction.
COPYRIGHT: (C)2002,JPO,下面是Vehicular sliding roof device专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 車両のルーフパネルに形成された開口部を開閉する可動パネルと、該可動パネルの車両室内側において前記可動パネルを車両室内側から被覆又は露呈させるサンシェードパネルと、前記可動パネル及び前記サンシェードパネルに連係され前記可動パネル及び前記サンシェードパネルをスライド動作させる駆動機構と、前記駆動機構と前記可動パネルとの連係を係脱する第1のクラッチ機構と、前記駆動機構と前記サンシェードパネルとの連係を係脱する第2のクラッチ機構とを有し、前記開口部の閉状態において、前記駆動機構の一方向の駆動で前記第1のクラッチ機構を介して前記可動パネルと前記駆動機構とを連係し、前記駆動機構の他方向の駆動で前記第2のクラッチ機構を介して前記サンシェードパネルと前記駆動機構とを連係する車両用スライディングルーフ装置。
  • 【請求項2】 前記駆動機構に連係され一端が前記第1
    クラッチ機構を介して前記可動パネルと係脱自在であって且つ他端が前記第2クラッチ機構を介して前記サンシェードパネルと係脱自在なケーブルを有し、該ケーブルの摺動動作により前記駆動機構の駆動力を前記第1のクラッチ機構及び前記第2のクラッチ機構を介して前記可動パネル及び前記サンシェードパネルに伝達して前記可動パネル及び前記サンシェードパネルをスライド動作させる、請求項1記載の車両用スライディングルーフ装置。
  • 【請求項3】 前記ルーフパネルに固定され前記可動パネル及び前記サンシェードパネルをスライド自在に支持する対のガイドレールと、該ガイドレールに摺動時自在に支持されリンク機構を介して前記可動パネルに連係されると共に前記ケーブルの摺動動作によって前記ケーブルの一端と係脱する第1の係脱部材と、前記ガイドレールに摺動自在に支持され前記サンシェードパネルに連係されると共に前記ケーブルの摺動動作によって前記ケーブルの他端と係脱する第2の係脱部材とを有する、請求項2記載の車両用スライディングルーフ装置。
  • 【請求項4】 前記サンシェードパネルと前記可動パネルとの間に配設され前記サンシェードパネルと前記可動パネルとを係脱させる第3の係脱部材を有し、前記可動パネルのスライド動作を前記第3の係脱部材を介して前記サンシェードパネルに伝達して前記可動パネル及び前記サンシェードパネルをスライド動作させる、請求項3
    記載の車両用スライディングルーフ装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、可動パネルとサンシェードパネルとを電動でスライド動作させる車両用スライディングルーフ装置に関するものである。

    【0002】

    【従来の技術】従来、この種の車両用スライディングルーフ装置としては、特開平5−4521号公報に示されるものが知られている。 これは、車両のルーフパネルに形成された開口部を開閉する可動パネルと、可動パネルの車両室内側において可動パネルを車両室内側から被覆又は露呈させるサンシェードパネルと、可動パネルに連係され可動パネルをスライド動作させる第1の駆動機構と、サンシェードパネルに連係されサンシェードパネルをスライド動作させる第2の駆動機構とを有するものである。

    【0003】この装置においては、第1の駆動機構を駆動することで可動パネルをスライド動作させ、又、第2
    の駆動機構を駆動することでサンシェードパネルをスライド動作させていた。

    【0004】

    【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来装置であると、可動パネルをスライド動作させるための第1の駆動機構とサンシェードパネルをスライド動作させるための第2の駆動機構の独立した二つの駆動機構を必要としている。 このため、駆動機構の増加に伴い、部品点数が増え、装置自体のコストアップを招くと共に、
    第1の駆動機構と第2の駆動機構とを制御するための制御回路も複雑化するものである。

    【0005】故に、本発明は、一つの駆動機構で可動パネルとサンシェードパネルを可動させるよう構成した車両用スライディングルーフ装置を提供することを、その技術的課題とするものである。

    【0006】

    【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決するために本発明において講じた技術的手段は、車両のルーフパネルに形成された開口部を開閉する可動パネルと、該可動パネルの車両室内側において前記可動パネルを車両室内側から被覆又は露呈させるサンシェードパネルと、前記可動パネル及び前記サンシェードパネルに連係され前記可動パネル及び前記サンシェードパネルをスライド動作させる駆動機構と、前記駆動機構と前記可動パネルとの連係を係脱する第1のクラッチ機構と、前記駆動機構と前記サンシェードパネルとの連係を係脱する第2のクラッチ機構とを有し、前記開口部の閉状態において、前記駆動機構の一方向の駆動で前記第1のクラッチ機構を介して前記可動パネルと前記駆動機構とを連係し、前記駆動機構の他方向の駆動で前記第2のクラッチ機構を介して前記サンシェードパネルと前記駆動機構とを連係した、ことである。

    【0007】この技術的手段によれば、駆動機構を一方向に駆動することで第1のクラッチ機構を介して可動パネルがスライド動作させられ、駆動機構を他方向に駆動することで第2のクラッチ機構を介してサンシェードパネルがスライド動作させられる。 よって、一つの駆動機構で可動パネル及びサンシェードパネルを可動させ得る。

    【0008】より好ましくは、前記駆動機構に連係され一端が前記第1クラッチ機構を介して前記可動パネルと係脱自在であって且つ他端が前記第2クラッチ機構を介して前記サンシェードパネルと係脱自在なケーブルを有し、該ケーブルの摺動動作により前記駆動機構の駆動を前記第1のクラッチ機構及び前記第2のクラッチ機構を介して前記可動パネル及び前記サンシェードパネルに伝達して前記可動パネル及び前記サンシェードパネルをスライド動作させる、と良い。

    【0009】より好ましくは、前記ルーフパネルに固定され前記可動パネル及び前記サンシェードパネルをスライド自在に支持する対のガイドレールと、該ガイドレールに摺動時自在に支持されリンク機構を介して前記可動パネルに連係されると共に前記ケーブルの摺動動作によって前記ケーブルの一端と係脱する第1の係脱部材と、
    前記ガイドレールに摺動自在に支持され前記サンシェードパネルに連係されると共に前記ケーブルの摺動動作によって前記ケーブルの他端と係脱する第2の係脱部材とを有する、と良い。

    【0010】より好ましくは、前記サンシェードパネルと前記可動パネルとの間に配設され前記サンシェードパネルと前記可動パネルとを係脱させる第3の係脱部材を有し、前記可動パネルのスライド動作を前記第3の係脱部材を介して前記サンシェードパネルに伝達して前記可動パネル及び前記サンシェードパネルをスライド動作させる、と良い。

    【0011】

    【発明の実施の形態】図1に示すように、車両のルーフパネルに形成された開口部の車両左右方向(図1示左右方向)の縁に沿って延びる対のガイドレール1には、それぞれ、後述するクラッチプレート2を備えた駆動シュー3(図2ないし図7示)が摺動自在に支持されている。 この駆動シュー3には、周知のリンク機構4(図3
    示)を介して可動パネル5が支持されている。 可動パネル5は、駆動シュー3がクラッチプレート2と共にガイドレール1に沿って摺動することで車両前後方向(図1
    示上下方向)にスライド動作してルーフパネル1の開口部を開閉する。 可動パネル5がルーフパネルの開口部を閉状態から開状態とする際には、スライド動作の開始前にリンク機構4の作用により可動パネル5の後端を下降させる。 又、ルーフパネルの開口部を開状態から閉状態とする際には、スライド動作の終了後にリンク機構4の作用により可動パネル5の後端を上昇させる。 これにより、ルーフパネルの開口部の閉状態において、ルーフパネルと可動パネル5とが略面一の状態となる。 尚、可動パネル5の後端の上昇及び下降と共に前端も上昇及び下降させてもよい。

    【0012】ガイドレール1には、サンシェードパネル6がその左右縁で後述するクラッチブロック7を介して摺動自在に支持されている。 このサンシェードパネル6
    は、可動パネル5の車両室内側に配置されており、クラッチブロック7がガイドレール1に沿って摺動することで車両前後方向にスライド動作して可動パネル5を室内側から被覆したり露呈させたりする。

    【0013】可動パネル5及びサンシェードパネル6に連係される駆動機構8は、モータ及び減速ギヤ構造よりなるもので、出力ピニオンギヤ9を備えている。 この出力ピニオンギヤ9には、表面に螺旋歯10a、11aを備える対のケーブル10、11が螺旋歯10a、11a
    で噛合している。 この対のケーブル10、11は、駆動機構8の駆動による出力ピニオンギヤ9の回転で、互い相対する方向に移動する。 そして、ケーブル10、11
    の両端に固着された端末ピース10b、11bがクラッチプレート2及びクラッチブロック7と係合することで、駆動機構8の駆動力を可動パネル5及びサンシェードパネル6に伝達し、これにより、可動パネル5及びサンシェードパネル6をスライド動作させる。

    【0014】図2ないし図12に示すように、ガイドレール1は、長尺状のもので、所定の間隔をもって互いに平行な対の縦壁12、13及びこの縦壁12、13を連結する底壁14よりなる断面U字形状を呈している。 この縦壁12、13には、その内面側に開口したシュー溝12a、13aが形成されており、さらに、縦壁12には、その外面側に開口したシュー溝12bが形成されている。 又、縦壁12には、シュー溝12bと連続するケーブル溝12cが形成されており、縦壁13には、シュー溝13aと連続するケーブル溝13bが形成されている。 そして、このケーブル溝12cには、ケーブル10
    の一端(図1示右側)の端末ピース10bがケーブル溝12cに案内されながら移動自在に挿通されており、ケーブル溝13bには、ケーブル11の一端(図1示右側)の端末ピース11bがケーブル溝13bに案内されながら移動自在に挿通されている。 ケーブル11の一端の端末ピース11bには、シュー溝13a内に突出する係合フランジ11cが形成されている。 又、壁部12には、シュー溝12aと同じ方向に開口する切欠12dが所定部位に形成されている。 更に、壁部12には、シュー溝12cを貫通する押圧ピン12eが所定部位に固着されている。

    【0015】図2ないし図7に示されるように、駆動シュー3は、その両側縁がシュー溝12a、13aに嵌挿されてガイドレール1に摺動自在に支持されており、リンク機構4の揺動リンク15をピン16にて揺動自在に支持している。 駆動シュー3には、ブラケット17がボルト18にて締結固定されており、このブラケット17
    には、クラッチプレート2がピン19により回転自在に支持されている。 クラッチプレート2は、その両側縁がガイドレール1のシュー溝12a、13a内に位置するようにガイドレール1内に配置されている。 クラッチプレート2の縦壁13側の側縁には、ケーブル11の一端の端末ピース11bの係合フランジ11cと係合可能な係合切欠21が形成されている。 又、クラッチプレート2の縦壁13側の側縁には、係合フランジ11cの端面と当接可能な当接壁22が係合フランジ11cの端面と対向するように係合切欠21から連続して形成されている。 クラッチプレート2の縦壁12側の側縁には、ガイドレール1の切欠12dに没入可能な係合突起23が形成されている。 クラッチプレート2とブラケット17a
    との間には、一端がクラッチプレート2に形成された係止部25に係止され且つ他端がブラケット6に形成された係止部6aに係止されたスプリング24が張設されており、クラッチプレート12は、このスプリング24の付勢力を受けて係合切欠21が係合フランジ11cから外れ且つ係合突起23が切欠12dに没入するように図2示反時計方向に常時回転付勢されている。 尚、駆動シュー3には、シュー溝13a内に突出したケーブル11
    の一端の端末ピース11bの係合フランジ11cが通過するための通路3aが形成されている。

    【0016】図8ないし図12に示されるように、クラッチブロック7は、ガイドレール1のシュー溝12b内に嵌挿されてガイドレール1に摺動自在に支持されている。 クラッチブロック7のガイドレール1のケーブル溝12cと対向する縁(図8示上縁)には、ケーブル10
    の一端側の螺旋歯10aと噛合可能な噛合歯部71が形成されている。 この噛合歯部71の歯は、ケーブル10
    がサンシェードパネル6を開方向にスライド動作させるように移動する(図8示右方向)際には、ケーブル10
    の螺旋歯10aが順次乗り越えていき且つケーブル10
    がサンシェードパネル6を閉方向にスライド動作させるように移動する(図8示左方向)際には、ケーブル10
    の螺旋歯10aと噛合するような形状を呈している。 クラッチブロック7のケーブル溝12cと対向する縁には、ケーブル溝12c内に突出するように当接壁72が突出形成されている。 この当接壁72は、ケーブル10
    の一端の端末ピース10bと対向するように位置して、
    この端末ピース10bと当接可能となっている。 クラッチブロック7の前方(図8示左方)の端部には、押圧ピン12eと当接可能な傾斜面73及び傾斜面73から連続して押圧ピン12eと係合可能な係合溝74が形成されている。 傾斜面73は、クラッチブロック7の後方(図8示右方)に向かってクラッチブロック7のガイドレール1のケーブル溝12cと対向する縁へと徐々にその厚みを増すような傾斜となっている。 クラッチブロック7とサンシェードパネル6との間には、両端75aがクラッチブロック7のガイドレール1のケーブル溝12
    cと対向する縁とは反対側の縁(図8示下縁)に係止され且つ中央部に形成されたフランジ75bでネジ76によりサンシェードパネル6に固定された板バネ75が配設されている。 この板バネ75は、クラッチブロック7
    とサンシェードパネル6を連結すると共にクラッチブロック7をその噛合歯部71がガイドレール1のケーブル溝12c内に突出するようにネジ76を中心として図8
    示時計方向に常時回動付勢している。 そして、ガイドレール1の押圧ピン12eと係合溝74とが係合することでガイドブロック7の板バネ75の付勢力による回動を規制して、噛合歯部71とケーブル10の螺旋歯10a
    とが噛合しないようにクラッチブロック7が保持される。

    【0017】図1及び図13に示されるように、可動パネル5の後方(図1示下方)には、周知の構造で可動パネル6と連動するレインチャンネル20がサンシェードパネル6と重合するように配設されており、このレインチャンネル20には、サンシェードパネル6に向かって突出する係合ピン20aが固着されている。 サンシェードパネル6には、係合ピン20aが嵌挿可能な係合孔6
    1aを備えた係合ブロック62がピン62により固定されている。

    【0018】尚、図1に概略を示し、詳細には説明しないが、ケーブル10の他端(図1示左側)の端末ピース10cは、前述したクラッチプレート2と同様なクラッチプレート2と係脱自在で、ケーブル11の他端(図1
    示左側)の端末ピース11dは、前述したクラッチブロック7と同様なクラッチブロック7と係脱自在である。

    【0019】次に作動について説明する。

    【0020】図1は、ルーフパネルの開口部の閉状態を示し、このルーフパネルの開口部は、可動パネル5により閉じられ且つ可動パネル5はサンシェードパネル6により車両室内側から被覆されている。 図2、図8、図1
    3は、この図1の状態でのクラッチプレート2、クラッチブロック7、レインチャンネル20の状態を示す。 クラッチプレート2は、係合突起23がガイドレール1の切欠12dに没入し且つ係合切欠21とケーブル10、
    11の係合フランジ10c、11cとの係合が解除された状態にあって、ケーブル10、11と駆動シュー3
    (可動パネル5)との連結を解除している。 クラッチブロック7は、係合溝74がガイドレール1の押圧ピン1
    2eと係合し且つ噛合歯部71とケーブル10、11の螺旋歯10a、11aとの噛合が解除された状態にあって、ケーブル10、11とサンシェードパネル6との連結を解除している。 レインチャンネル20は、その係合ピン20aと係合ブロック62の係合孔61aとの嵌挿が解除された状態にあって、レインチャンネル20(可動パネル5)とサンシェードパネル6との連結を解除している。

    【0021】図1、図2、図8、図13の状態において、駆動機構8を駆動して出力ピニオンギヤ9を一方向に回転させると、ケーブル10が図1示A方向に且つケーブル11が図1示B方向に移動する。 ケーブル10がA方向に、ケーブル11がB方向に移動すると、その端末ピース10c、11bがクラッチプレート2の当接壁22と当接してクラッチプレート2をスプリング24の付勢力に抗して図2示時計方向に回転させる。 これにより、図14に示されるように、係合突起23が切欠12
    dから外れ且つ係合切欠21が係合フランジ11cと係合して、ケーブル10、11と駆動シュー3とがクラッチプレート2を介して連結される。 これにより、駆動機構8の駆動力がケーブル10、11及びラッチプレート2を介して駆動シュー3に伝達され、駆動シュー3がラッチプレート2と共にガイドレール1に沿って摺動する。 尚、ケーブル10、11の端末ピース10b、11
    dは、クラッチブロック7から離れていくので、駆動機構8の駆動力は、サンシェードパネル6には伝達されない。

    【0022】出力ピニオンギヤ9の一方向の回転が続くと、駆動シュー3の摺動によるリンク機構4の作用で可動パネル5が下降する。 すると、この可動パネル5の後端の下降に連動してレインチャンネル20が揺動してその係合ピン20aがサンシェードパネル6に固定された係合ブロック61の係合孔61aに嵌挿する。 これにより、可動パネル5とサンシェードパネル6とがレインチャンネル20を介して連結される。

    【0023】出力ピニオンギヤ9の一方向の回転がさらに続くと、駆動シュー3の摺動により可動パネル5がレインチャンネル20と共に車両後方向(開方向)にスライド動作し、可動パネル5の開方向のスライド動作がサンシェードパネル6にレインチャンネル20から伝達されてサンシェードパネル6も車両後方向(開方向)にスライド動作する。 これにより、ルーフパネルの開口部が開状態となる。

    【0024】図1、図2、図8、図13の状態において、駆動機構8を駆動して出力ピニオンギヤ9を前述とは逆に他方向に回転させると、ケーブル10が図1示B
    方向に且つケーブル11が図1示A方向に移動する。 ケーブル10がB方向に、ケーブル11がA方向に移動すると、その端末ピース10b、11dがクラッチブロック7の当接壁72と当接してクラッチブロック7を押圧し、クラッチブロック7をガイドレール1に沿って摺動させる。 これにより、図15に示されるように、ガイドレール1の押圧ピン12eと係合溝74との係合が外れ、クラッチブロック7が板バネ75の付勢力により図8示時計方向に回動して噛合歯部71がケーブル10、
    11の螺旋歯10a、11aと噛合する。 この結果、ケーブル10、11とサンシェードパネル6とがクラッチブロック7を介して連結される。 これにより、駆動機構8の駆動力がケーブル10、11及びクラッチブロック7を介してサンシェードパネル6に伝達され、サンシェードパネル6がクラッチブロック7と共にガイドレール1に沿って摺動する。 尚、ケーブル10、11の端末ピース10c、11bは、クラッチプレート2から離れていくので、駆動機構8の駆動力は、駆動シュー3(可動パネル5)には伝達されない。

    【0025】出力ピニオンギヤ9の他方向の回転が続くと、サンシェードパネル6が車両後方向(開方向)にスライド動作する。 これにより、ルーフパネルの開口部を可動パネル5にて閉状態としたままで、サンシェードパネル6のみを開状態として可動パネル5を車両室内側から露呈させ、車両室内に採光を得ることができる。

    【0026】ルーフパネルの開口部を開状態から閉状態とするには、駆動機構8を駆動して出力ピニオンギヤ9
    を他方向に回転させればよい。 ルーフパネルの開口部の開状態においては、ケーブル10、11がクラッチプレート2を介して可動パネル5に連結され、しかも、可動パネル5とサンシェードパネル6とがレインチャンネル20を介して連結されているで、駆動機構8からの駆動力は、可動パネル5に伝達されて可動パネル5が車両前方向(閉方向)にスライド動作すると共に、可動パネル5からサンシェードパネル6に伝達されサンシェードパネル6が車両前方向(閉方向)にスライド動作する。 ルーフパネルの開口部が閉状態となると、クラッチプレート2の係合突起23がガイドレール1の切欠12dと対向し、クラッチプレート2がスプリング24の付勢力により回転することで、係合突起23が切欠12dと再び係合してクラッチプレート2の係合切欠21とケーブル10、11の係合フランジ10c、11cとの係合が解除される。 これにより、ケーブル10、11と駆動シュー3(可動パネル5)との連結が解除される。 又、ルーフパネルの開口部が閉状態となると、クラッチブロック7の傾斜面73が押圧ピン12eと当接しつつクラッチブロック7の係合溝74が押圧ピン12eと係合し、クラッチブロック7を板バネ75の付勢力に抗して回動させることで、クラッチブロック7の噛合歯部71とケーブル10、11の螺旋歯10a、11aとの噛合が解除される。 これにより、ケーブル10、11とサンシェードパネル6との連結が解除される。 可動パネル5とサンシェードパネル6との連結の解除は、可動パネル5がルーフパネルの開口部を閉状態とする際の可動パネル5の後端の上昇に連動してレインチャンネル20が揺動してレインチャンネル20の係合ピン20aがサンシェードパネル6に固定された係合ブロック62の係合孔61a
    から外れることで成される。

    【0027】サンシェードパネル6のみの開状態からサンシェードパネル6を閉方向にスライド動作させるには、サンシェードパネル6のみの開状態においては、ケーブル10、11がクラッチブロック7を介してサンシェードパネル6に連結されているので、駆動機構8を駆動して出力ピニオンギヤ9を一方向に回転させればよい。

    【0028】尚、本実施の形態においては、可動パネル5とケーブル10、11とを係脱させる機能を有するクラッチプレート2と可動パネル5をスライド自在に支持する機能を有する駆動シュー3とを別体構成としているが、これらの機能を一体構成のもので成しても良い。
    又、サンシェードパネル6とケーブル10、11とを係脱させる機能及びサンシェードパネル6をスライド自在に支持する機能をクラッチブロック7で一体としているが、これらの機能を別体構成のもので成しても良い。

    【0029】

    【発明の効果】本発明によれば、駆動機構と可動パネルとの連係を係脱する第1のクラッチ機構と駆動機構と可動パネルとの連係を係脱する第2のクラッチ機構とを設けたので、一つの駆動機構で可動パネル及びサンシェードパネルを可動させることができる。 これにより、従来に比べて駆動機構を減らし、部品点数の削減による装置自体のコストダウン及び制御回路の簡素化を図ることができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明に係る車両用スライディングルーフ装置の概略を示す正面図である。

    【図2】図1のC部を詳細に示す正面図である。

    【図3】図2のD−D線断面図である。

    【図4】図2のE−E線断面図である。

    【図5】図2のF−F線断面図である。

    【図6】図2のG−G線断面図である。

    【図7】図2のH−H線断面図である。

    【図8】図1のI部を詳細に示す正面図である。

    【図9】図8のJ−J線断面図である。

    【図10】図8のK−K線断面図である。

    【図11】図8のL−L線断面図である。

    【図12】図8のM−M線断面図である。

    【図13】図1のN部を詳細に示す正面図である。

    【図14】本発明に係る車両用スライディングルーフ装置の第1のクラッチ機構の作動を示す正面図である。

    【図15】本発明に係る車両用スライディングルーフ装置の第2のクラッチ機構の作動を示す正面図である。

    【符号の説明】

    1 ガイドレール 2 クラッチプレート(第1のクラッチ機構、第1の係脱部材) 4 リンク機構 5 可動パネル 6 サンシェードパネル 7 クラッチブロック(第2のクラッチ機構、第2の係脱部材) 8 駆動機構 10、11 ケーブル 20 レインチャンネル(第3の係脱部材)

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