Applicator

阅读:524发布:2020-09-14

专利汇可以提供Applicator专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an applicator having simplified structure, precise without any effect by the applying amount, enabling rapid chemical spray, enhancing the workability and the reliability by installing a specific combined shutter device in a shutter storing part.
SOLUTION: This applicator is installed with a combined shutter device 46 composed of multiple type shutter parts 47, 48 suitable for various spraying amounts at a shutter storing part formed between a chemical tank and a blower case. The combined shutter device 46 preferably comprises a small shutter upper plate 15a partly having a small opening 57, a rotary shutter 49 contacting to the lower side of the upper plate 15a, a rotary shutter part 47 adjusting the spraying amount by the rotation of the shutter 49, a large shutter upper plate 15b partly having a large opening 58, a dumper shutter 52 laterally pivoted at the lower face of this upper plate 15b, and a dumper shutter part 48 adjusting the spraying amount by the opening of this shutter 52.
COPYRIGHT: (C)2000,JPO,下面是Applicator专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 薬剤タンクとブロワーケースとの間にシャッター収納部を形成し、該シャッター収納部には散布量の多少に適した複数タイプのシャッター部から構成される複合シャッター装置を設けたことを特徴とする散布機。
  • 【請求項2】 前記複合シャッター装置が、散布量を調節するロータリーシャッター部と、ダンパーシャッター部とから構成されたことを特徴とする請求項1記載の散布機。
  • 【請求項3】 前記複合シャッター装置が、小開口部を一部に有する小開口部シャッター上板と該小開口部シャッター上板の下面に当接させたロータリーシャッターを配置し、該ロータリーシャッターの回動によって散布量を調節するロータリーシャッター部と、大開口部を一部に有する大開口部シャッター上板と該大開口部シャッター上板の下面に水平に軸支されたダンパーシャッターを配置し、該ダンパーシャッターの開度によって散布量を調節するダンパーシャッター部とから構成されたことを特徴とする請求項2記載の散布機。
  • 【請求項4】 前記ロータリーシャッターの回動軸と前記ダンパーシャッターの回動軸のいずれか一方のみを回動可能とした一軸駆動部を設けたことを特徴とする請求項3記載の散布機。
  • 【請求項5】 前記ロータリーシャッターの回動軸と前記ダンパーシャッターの回動軸を各々単独に回動可能とした二軸駆動部を設けたことを特徴とする請求項3記載の散布機。
  • 【請求項6】 前記ロータリーシャッターの回動軸と前記ダンパーシャッターの回動軸の回動に連動したシャッター開度表示装置を設けたことを特徴とする請求項4または5記載の散布機。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、少量散布時の散布量の設定精度を向上させた背負式動散布機における複合シャッター装置に関する。

    【0002】

    【従来の技術】従来から、背負式動力散布機には薬剤タンクからブロワーケース内へ落下させる薬剤の量を調節するために、薬剤タンクとブロワーケースの間には円板状のスライドシャッターが配設され、該スライドシャッターは調量レバーと連動連結されて、該調量レバーの回動によってスライドシャッターも回動して開度が変更され、該スライドシャッターの開口部による開口重複部の面積が変更されるようにしていた。

    【0003】また、機構を簡単にして部品点数を減らすことでコストダウンを図るため、曲面開口部の下に円筒側面を当接させた半円筒を平軸に軸支して回動させ、
    ブロワーケース内への薬剤落下量を調節するロータリーシャッターも採用されていた。

    【0004】更に、近年になると、多量散布にも対応できるように、スライドシャッターの代わりに、平板開口部の下に設けた板を水平軸に軸支して上下に回動させるダンパーシャッターが採用されるようになってきた。

    【0005】

    【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スライドシャッターの場合は、少量散布から多量散布まで対応するために、前記開口重複部を小面積、かつ多数として、調量レバーのわずかな回動で総散布量が容易に変化できるようにしていた。

    【0006】このため、散布量が少ない際には、開口重複部1個当たりの隙間を狭くする必要があり、肥料・大粒の薬剤では、その隙間に引っかかって落下しなくなる恐れがあった。 また、微粉の薬剤等では、薬剤等が新しい場合には流動性が良好なため、開口重複部が狭くても滑らかに落下するが、保存状態が悪い場合や作業が長い場合には、湿気や不純物によって開口落下部の縁への微粉の固着が進みやすく、目詰まりを起こして落下しなくなるという問題があった。

    【0007】一方、ロータリーシャッターの場合には、
    多量散布のため開口部を大きくすると、長時間散布時にはシャッターとその上板との間の摩擦が部材の劣化や薬剤等の詰まり等により過大となり、シャッターが回動しにくくなる、という問題があった。

    【0008】また、ダンパーシャッターの場合には、多量散布が容易な反面、少量散布時には側方からこぼれた薬剤のために、散布量調節の精度が悪く微妙な調節が困難なため、薬剤の種類によっては効きすぎたり、弱すぎたりして、所望の薬効が得られないことがある、という問題があった。

    【0009】本発明は、前記の点に鑑み、各散布量に適したタイプのシャッターを複数適正配置することにより、少量散布から多量散布まで高精度の散布が可能な散布機を提供することを目的とする。

    【0010】

    【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するための手段を説明する。 すなわち、請求項1においては、薬剤タンクとブロワーケースとの間にシャッター収納部を形成し、該シャッター収納部には散布量の多少に適した複数タイプのシャッター部から構成される複合シャッター装置を設けたものである。

    【0011】請求項2においては、前記複合シャッター装置が、散布量を調節するロータリーシャッター部と、
    ダンパーシャッター部とから構成されたものである。

    【0012】請求項3においては、前記複合シャッター装置が、小開口部を一部に有する小開口部シャッター上板と該小開口部シャッター上板の下面に当接させたロータリーシャッターを配置し、該ロータリーシャッターの回動によって散布量を調節するロータリーシャッター部と、大開口部を一部に有する大開口部シャッター上板と該大開口部シャッター上板の下面に水平に軸支されたダンパーシャッターを配置し、該ダンパーシャッターの開度によって散布量を調節するダンパーシャッター部とから構成されたものである。

    【0013】請求項4においては、前記ロータリーシャッターの回動軸と前記ダンパーシャッターの回動軸のいずれか一方のみを回動可能とした一軸駆動部を設けたものである。

    【0014】請求項5においては、前記ロータリーシャッターの回動軸と前記ダンパーシャッターの回動軸を各々単独に回動可能とした二軸駆動部を設けたものである。

    【0015】請求項6においては、前記ロータリーシャッターの回動軸と前記ダンパーシャッターの回動軸の回動に連動したシャッター開度表示装置を設けたものである。

    【0016】

    【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を説明する。 図1は背負式動力散布機の正面図、図2は同じく側面一部断面図、図3はシャッター部分の側面断面図、図4は本発明の複合シャッター装置の側面断面図、図5は同じく上面からの斜視図、図6は同じく下面からの平面図、図7は各シャッターの回動軸の一軸駆動装置の平面図、図8は各シャッターの回動軸の二軸駆動装置の平面図、図9はシャッター開度表示装置の全体斜視図である。

    【0017】まず、本発明に係わる散布機の全体構成を図1、図2、図3により説明する。 上部には薬剤タンク1が、その下部にはブロワーケース2を配置し、これら薬剤タンク1及びブロワーケース2は、樹脂をブロー成形することによって一体的に構成されている。

    【0018】ブロワーケース2の前面にはエンジン26
    が、また該ブロワーケース2内には送風ファンが配置され、エンジン26の出力軸上に送風ファンが固設されている。 この薬剤タンク1やブロワーケース2やエンジン26等は、側面視L形状に形成した背負枠3上に載置されている。 7は燃料タンク、8はエアクリーナーである。 尚、燃料タンク7はエンジン26よりも下方に位置させてある為に燃料を上方のエンジン26まで強制的に送り出すために、燃料タンク7上部にパルスポンプ9を設けている。

    【0019】そして、前記ブロワーケース2と薬剤タンク1の間にはシャッター収納部25が形成されており、
    薬剤タンク1の下部も兼ねている収納ケース10内にはロータリーシャッター部47とダンパーシャッター部4
    8等を収納し、ブロワーケース2の一端(図1右側)に設けた噴出口には噴管5の一端が連結されている。 また、ブロワーケース2側部にはレバーガイド4を設けて、アクセルレバー及び薬剤の調量レバー33が後方へ突出されて、レバーガイド4により回動がガイドされるようにしている。

    【0020】従って、圃場内では、背負式動力散布機を背負いつつ、エンジン26の駆動によりブロワーケース2内の送風ファンを駆動させ、該送風の大小の調節をアクセルレバーで行い、これにより発生した送風力を用いて、調量レバー33の操作により散布量を調整し、薬剤を薬剤タンク1内から噴管5を通じて散布することが出来るのである。

    【0021】以上のような全体構成から成る散布機おけるシャッター収納部25について、図3、図4により説明する。

    【0022】薬剤タンク1とブロワーケース2の間の収納ケース10内の内面部には、シャッター上板15と一体となったシャッター枠11とその上に本発明のロータリーシャッター部47とダンパーシャッター部48を対向させた複合シャッター装置46を形成し、両シャッター部の上面を構成するシャッター上板15には安定具1
    7を固定して、締結金具19の両側を収納ケース10上部内面で図示せぬ部分に引っかけて、締結金具19の円周上に螺装した締結ネジ21を締め込むことによって前記安定具17を下方へ押し付けて、複合シャッター装置46がガタつかないように固定している。

    【0023】次に、本発明の複合シャッター装置46について、図4乃至図6により説明する。

    【0024】複合シャッター装置46の上面を被覆するシャッター上板15は、各シャッターの回動軸間の略中央にあたる直径部分が最も低くなるように傾斜されており、該直径部分を境にし、一方に小開口部シャッター上板15aを有するロータリーシャッター部47、他方に大開口部シャッター上板15bを有するダンパーシャッター部48が配置されている。

    【0025】該小開口部シャッター上板15aの下半分は、ロータリーシャッター回動軸51を中心軸とした円柱の側面形状を呈する曲面部15eからなり、該曲面部15eの最も低い位置から上方に向かって長方形の小開口部57が開口されている。

    【0026】該小開口部57周囲からはガイド枠15c
    が垂下され、該ガイド枠15cの両側板によりロータリーシャッター回動軸51が軸支されている。 該ロータリーシャッター回動軸51上には両側にガイド側板50を設けたバネ支持板60が固定され、該バネ支持板60上には他端にロータリーシャッター49を付けたバネ59
    が固定支持されており、小開口部57に当接したロータリーシャッター49を常に付勢した状態で回動させることができ、小開口部シャッター上板15aとロータリーシャッター49との間には、隙間が生じない構成としている。

    【0027】すなわち、ロータリーシャッター部47で少量散布する場合、小開口部57の隙間から薬剤がこぼれ落ちることがないため、精度良く散布量の制御をすることができるのである。

    【0028】また、ダンパーシャッター部48では、大開口部シャッター上板15bの最も低い部分から上方に向かって幅広の長方形の大開口部58が開口されている。 該大開口部58周囲からはガイド枠15dが垂下され、該ガイド枠15dの両側板にはダンパーシャッター回動軸53が軸支されている。

    【0029】該ダンパーシャッター回動軸53にはダンパーシャッター52が上下に回動可能に軸支され、大開口部58を開閉して、薬剤タンク1から落下する薬剤の量を調整できる構成としている。

    【0030】従って、通常以上の量の薬剤を扱う場合には、該ダンパーシャッター部48を使用し、少量散布時には、ロータリーシャッター部47を使用するといった具合に、扱う量に応じた適切なシャッター構造を適用することができるのである。

    【0031】次に、ロータリーシャッターとダンパーシャッターの回動軸の駆動方法について、図7、図8、図9により説明する。

    【0032】図7は一軸で両回動軸を駆動する一軸駆動の場合である。 前記ロータリーシャッター回動軸51上には止めネジ62でロータリーシャッター用歯車67が固定され、該ロータリーシャッター用歯車67と軸方向位置で重複しない位置にダンパーシャッター用歯車68
    が配置され、該ダンパーシャッター用歯車68もダンパーシャッター回動軸53上に止めネジ63で固定されている。

    【0033】前記ロータリーシャッター回動軸51とダンパーシャッター回動軸53の間の収納ケース10には、シャッター駆動軸64が固定され、該シャッター駆動軸64にはシャッター切り換え用歯車20が遊嵌されている。

    【0034】該シャッター切り換え用歯車20は、半径の異なる二種類の歯車から成るものであり、その軸受け部内面には、バネ66で軸心方向に付勢されたスライド用ボール65が設けられ、また、シャッター駆動軸64
    の外周上には、該スライド用ボール65を係止するための二本のボール溝64a、64bが設けられている。

    【0035】このような構成において、シャッター切り換え用歯車20を機体内方に押し込み、機体内側のボール溝64aにスライド用ボール65を係止させると、該シャッター切り換え用歯車20のうちの長い半径の歯車20dがロータリーシャッター用歯車67に噛合し、逆に、シャッター切り換え用歯車20を機体外方に引き出すと、機体外側のボール溝64bにスライド用ボール6
    5を係止され、該シャッター切り換え用歯車20のうちの短い半径の歯車20eがダンパーシャッター用歯車6
    8と噛合する。

    【0036】すなわち、シャッター切り換え用歯車20
    をシャッター駆動軸64上で機体前後方向にスライドさせることにより、回動可能なシャッター回動軸を変更し、開閉するシャッター部をロータリーシャッター部4
    7かダンパーシャッター部48かに切り換えることができるのである。

    【0037】更に、シャッター切り換え用歯車20には揺動リンク20aが一体的に固設され、該揺動リンク2
    0aは図1に示す連結リンク22と枢結され、該連結リンク22の他端は前記調量レバー33と連結されており、該調量レバー33を回動することによって、連結リンク22、シャッター駆動軸64を介して各シャッター軸を回動できるようにしている。

    【0038】なお、連結リンク22の上端と揺動リンク20aとの連結位置を変更することにより、調量レバー33が同じ回動量であっても、各シャッターの回動度が異なるようにすることができる。

    【0039】例えば、ダンパーシャッター部48を使用する場合、連結位置を連結孔20cとすることで、シャッターの回動角度の変化が大きくでき、多量散布に適したものとなり、また、連結位置を連結孔20bとすることで、逆に、シャッターの回動角度の変化を小さくして、通常量の散布に適したものとなるのである。

    【0040】図8、図9は、ロータリーシャッター回動軸51とダンパーシャッター回動軸53の駆動をそれぞれの軸で行う二軸駆動の場合である。

    【0041】図8(a)では、ロータリーシャッター回動軸51上にはロータリーシャッター揺動リンク70が固定され、該ロータリーシャッター揺動リンク70には連結孔70aが穿孔されている。 また、ダンパーシャッター回動軸53上には、干渉を避けるためにロータリーシャッター揺動リンク70と同じ側に固定されたダンパーシャッター揺動リンク71を設け、、該ダンパーシャッター揺動リンク71には連結孔71a、71bが穿孔されている。

    【0042】この場合、使用するシャッター部の切り換え、すなわちロータリーシャッター部47とダンパーシャッター部48との切り換えは、前記連結リンク22と連結する揺動リンク70、71を変更することによって行うことができる。

    【0043】揺動リンクを更に操作しやすくしたのが図8(b)である。 ロータリーシャッター回動側は図8
    (a)と同じであるが、ダンパーシャッター回動側は異なる。

    【0044】すなわち、ロータリーシャッター回動軸5
    1とダンパーシャッター回動軸53の間の収納ケース1
    0には回動軸72が枢支され、該回動軸72からはロータリーシャッター揺動リンク70と同じ側にダンパーシャッター揺動リンク75が延設されている。 さらに、該回動軸72には中間リンク73の一端が固定され、該中間リンク73の他端は、回動自在な中間リンク74を介した後、ダンパーシャッター回動軸53から延出されたダンパー開度用針77などのリンクと連結されている。

    【0045】この場合の揺動リンクの回動軸間の距離(51と72間)は、図8(a)の揺動リンクの回動軸間の距離(51と53間)の略半分であるため、揺動リンクの回動に必要な力が小さくて済む。

    【0046】いずれの二軸駆動の場合も、シャッター切り換え用歯車20をスライドさせる一軸駆動の場合と同様に、連結する揺動リンク70、71の変更という一操作で、使用するシャッター部を変更することができるのである。

    【0047】なお、二軸駆動の場合には、一軸駆動のように、操作ミスや部品寸法のばらつきなどによる軸間での干渉、例えば少量散布でロータリーシャッター部47
    使用中にダンパーシャッター52が誤操作で開口する、
    といった恐れが全くなく、散布量設定に対する信頼性の面からはより好ましい駆動法といえる。

    【0048】このような構成において、調量レバー33
    を回動すると、連結リンク22を介して、一軸駆動では揺動リンク20aが、二軸駆動では揺動リンク70又は71が回動され、ロータリーシャッター部47又はダンパーシャッター部48のいずれかを開閉することができる。

    【0049】従って、小開口部57を有するロータリーシャッター部47を使う場合には、少量の薬剤の落下が開口面積に応じて精度良く調節することができるため、
    高精度の少量散布が可能となり、大開口部58を有するダンパーシャッター部48を使う場合には、通常量以上の薬剤の落下が詰まることなく効率よく行えるため、多量散布にも追従することができるのである。

    【0050】最後に、シャッター開度表示装置について、図9により説明する。

    【0051】前記図8(b)に示す二軸駆動において、
    薬剤タンク1の外側表面にはロータリー開度目盛り78
    を設け、該ロータリー開度目盛り78上には、ロータリーシャッター回動軸51端部から延出させたロータリー開度針76を配置する。

    【0052】同様に、薬剤タンク1の外側表面にはダンパー開度目盛り79を設け、該ダンパー開度目盛り79
    上には、ダンパーシャッター回動軸53端部から延出させたダンパー開度針77を配置する。

    【0053】これにより、シャッター開度を連続的に確認することができるため、従来のような、調量レバー3
    3のみによる数段階の大まかな開度調節に比べて、より細かな散布量の調節が可能となったのである。

    【0054】

    【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を奏するのである。 すなわち、請求項1の如く、薬剤タンクとブロワーケースとの間にシャッター収納部を形成し、該シャッター収納部には散布量の多少に適した複数タイプのシャッター部から構成される複合シャッター装置を設けたので、散布量にかかわらず高精度かつ迅速な薬剤散布を実施することができる。

    【0055】請求項2の如く、前記複合シャッター装置が、散布量を調節するロータリーシャッター部と、ダンパーシャッター部とから構成されたので、設定精度の高いロータリーシャッター部と開度の大きなダンパーシャッター部の特徴を生かした散布が可能となる。

    【0056】請求項3の如く、前記複合シャッター装置が、小開口部を一部に有する小開口部シャッター上板と該小開口部シャッター上板の下面に当接させたロータリーシャッターを配置し、該ロータリーシャッターの回動によって散布量を調節するロータリーシャッター部と、
    大開口部を一部に有する大開口部シャッター上板と該大開口部シャッター上板の下面に水平に軸支されたダンパーシャッターを配置し、該ダンパーシャッターの開度によって散布量を調節するダンパーシャッター部とから構成されたので、少量散布時には、横漏れや目詰まりの少ないロータリーシャッター部を使用することで、設定散布量に対するばらつきの小さい精度良い散布を行うことができ、多量散布時には、十分に大きな開度が得られるダンパーシャッター部に切り換えることで、設定散布量への散布量の変更を迅速に行うことができる。

    【0057】請求項4の如く、前記ロータリーシャッターの回動軸と前記ダンパーシャッターの回動軸のいずれか一方のみを回動可能とした一軸駆動部を設けたので、
    部品点数を減らしコストダウンを図ることができる。

    【0058】請求項5の如く、前記ロータリーシャッターの回動軸と前記ダンパーシャッターの回動軸を各々単独に回動可能とした二軸駆動部を設けたので、散布量設定に対する信頼性をより向上させることができる。

    【0059】請求項6の如く、前記ロータリーシャッターの回動軸と前記ダンパーシャッターの回動軸の回動に連動したシャッター開度表示装置を設けたので、実際の開度を目で見ながら、しかも細かな単位まで確認できるので、より高い精度の要求される少量散布時の作業を容易にすることができるのである。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】背負式動力散布機の正面図である。

    【図2】側面一部断面図である。

    【図3】シャッター部分の側面断面図である。

    【図4】本発明の複合シャッター装置の側面断面図である。

    【図5】同じく上面からの斜視図である。

    【図6】同じく下面からの平面図である。

    【図7】各シャッターの回動軸の一軸駆動装置の平面図である。

    【図8】各シャッターの回動軸の二軸駆動装置の平面図である。

    【図9】シャッター開度表示装置の全体斜視図である。

    【符号の説明】

    1 薬剤タンク 2 ブロワーケース 15 シャッター上板 15a 小開口部シャッター上板 15b 大開口部シャッター上板 25 シャッター収納部 46 複合シャッター装置 47 ロータリーシャッター部 48 ダンパーシャッター部 49 ロータリーシャッター 51 ロータリーシャッター回動軸 52 ダンパーシャッター 53 ダンパーシャッター回動軸 54 一軸駆動部 55 二軸駆動部 56 シャッター開度表示装置 57 小開口部 58 大開口部

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川口 ▲きよ▼久 静岡県三島市梅名767番地 ニューデルタ 工業株式会社内 Fターム(参考) 2B121 CB09 CB24 CB45 CB61 CB67 CB69 4F033 QA05 QB02Y QB03X QB12Y QB17 QD03 QD14 QE02 QF21X QF21Y QK16X QK16Y

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