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Game board of pachinko game machine and its manufacture

阅读:1发布:2022-08-16

专利汇可以提供Game board of pachinko game machine and its manufacture专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE: To simplify manufacturing processes and wiring works utilizing effectively resources by molding a game board material capable of planting and holding obstacle nails out of a resin material.
CONSTITUTION: Since openings 36, 39 for mounting generators or the like to a game board body 20 are previously molded by molding a resin material to form a game board material 20B, works for drilling the openings are dispensed with the simplify the manufacturing process and reduce works for cleaning chips. Also, when the molded board material 20B is drilled, it provides general usability applicable to various game boards, and produced chips can be reused for the resin material. Since the board material 20B made of resin material is contracted less than plywood, the working accuracy is improved, the members to be mounted on the board can be disposed without deviation and the quality of the game board can be uniformed. Also, electronic connecting means such as a wiring pattern, respective connecting terminals, etc., are previously formed in the inside or rear surface of surface decorating members such as cell plate 16 or the like before they are applied to the surface of the game board body 20, so that troubles due to wiring are eliminated.
COPYRIGHT: (C)1993,JPO&Japio,下面是Game board of pachinko game machine and its manufacture专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】樹脂材料を成型して形成され、障害釘の植設および保持が可能な遊技盤板材と、 当該成型された遊技盤板材の表面に貼付され、その表面を保護し、かつその表面を装飾する表面装飾部材と、 前記遊技盤板材に当該表面装飾部材が貼付されて形成された遊技盤本体の表面上に植設され、遊技球の流下方向に変化を与える複数の障害釘と、 を備えたことを特徴とするパチンコ遊技機の遊技盤。
  • 【請求項2】前記遊技盤板材には、その成型形成時に、
    前記遊技盤本体の表面上に配設されるとともに前記遊技球が入賞可能な入賞手段を含む遊技装置を前記遊技盤本体に取り付けるための板材開口が成型されることを特徴とする請求項1に記載したパチンコ遊技機の遊技盤。
  • 【請求項3】前記遊技盤本体には、前記遊技盤板材に当該表面装飾部材が貼付された後、前記遊技盤本体の表面上に配設されるとともに前記遊技球が入賞可能な入賞手段を含む遊技装置を前記遊技盤本体に取り付けるための本体開口が開設されることを特徴とする請求項1に記載したパチンコ遊技機の遊技盤。
  • 【請求項4】前記遊技盤板材には、その成型形成時に、
    前記障害釘を遊技盤本体の表面上に植設するための板材孔が成型されることを特徴とする請求項1に記載したパチンコ遊技機の遊技盤。
  • 【請求項5】前記遊技盤板材には、その成型形成後、前記障害釘を遊技盤本体の表面上に植設するための板材孔が開設されることを特徴とする請求項1に記載したパチンコ遊技機の遊技盤。
  • 【請求項6】前記遊技盤本体の表面上には、前記遊技盤板材に前記表面装飾部材が貼付された後、前記障害釘の植設位置を指示するための位置指示凹部が形成されることを特徴とする請求項4または請求項5に記載したパチンコ遊技機の遊技盤。
  • 【請求項7】前記表面装飾部材には、前記遊技盤本体の表面上に配設されるとともに前記遊技球が入賞可能な入賞手段を含む遊技装置を前記遊技盤本体に取り付けるための部材開口が、前記表面装飾部材が前記成型された遊技盤板材の表面に貼付される以前に予め開設されることを特徴とする請求項1に記載したパチンコ遊技機の遊技盤。
  • 【請求項8】前記表面装飾部材には、前記遊技盤本体の表面上に配設されるとともに前記遊技球が入賞可能な入賞手段を含む遊技装置と当該遊技装置を制御するための制御回路とを電気的に接続するための電気的接続手段が、前記表面装飾部材が前記成型された遊技盤板材の表面に貼付される以前に予め形成されることを特徴とする請求項1に記載したパチンコ遊技機の遊技盤。
  • 【請求項9】前記障害釘は、前記遊技盤本体の表面側から前記板材孔に向けて圧入されることを特徴とする請求項4乃至請求項6に記載したパチンコ遊技機の遊技盤。
  • 【請求項10】前記遊技盤板材は、複数の異なる樹脂材料による部分板材を積層して形成されることを特徴とする請求項1に記載したパチンコ遊技機の遊技盤。
  • 【請求項11】樹脂材料を成型して障害釘の植設および保持が可能な遊技盤板材の外形を形成する板材成型工程と、 当該成型された遊技盤板材の表面に、その表面を保護し、かつその表面を装飾する表面装飾部材を貼付する表面加工工程と、 前記遊技盤板材に当該表面装飾部材が貼付されて形成された遊技盤本体の表面上に、遊技球の流下方向に変化を与える複数の障害釘を植設する釘植設工程と、 を有することを特徴とするパチンコ遊技機の遊技盤の製造方法。
  • 【請求項12】前記板材成型工程は、前記遊技盤本体の表面上に配設されるとともに前記遊技球が入賞可能な入賞手段を含む遊技装置を前記遊技盤本体に取り付けるために前記遊技盤板材に設けられる板材開口を成型する板材開口成型工程を含むことを特徴とする請求項11に記載したパチンコ遊技機の遊技盤の製造方法。
  • 【請求項13】前記表面加工工程は、前記遊技盤本体の表面上に配設されるとともに前記遊技球が入賞可能な入賞手段を含む遊技装置を前記遊技盤本体に取り付けるために前記遊技盤本体に設けられる本体開口を開設する本体開口開設工程を含むことを特徴とする請求項11に記載したパチンコ遊技機の遊技盤の製造方法。
  • 【請求項14】前記板材成型工程は、前記障害釘を遊技盤本体の表面上に植設するために前記遊技盤板材に設けられる板材孔を成型する板材孔成型工程を含むことを特徴とする請求項11に記載したパチンコ遊技機の遊技盤の製造方法。
  • 【請求項15】前記釘植設工程は、前記障害釘を遊技盤本体の表面上に植設するために前記遊技盤板材に設けられる板材孔を予め開設しておくための板材孔開設工程を含むことを特徴とする請求項11に記載したパチンコ遊技機の遊技盤の製造方法。
  • 【請求項16】前記釘植設工程は、前記障害釘の植設位置を指示するために前記遊技盤本体表面上に設けられる位置指示凹部を予め形成しておくための凹部形成工程を含むことを特徴とする請求項14または請求項15に記載したパチンコ遊技機の遊技盤の製造方法。
  • 【請求項17】前記表面加工工程は、前記遊技盤本体の表面上に配設されるとともに前記遊技球が入賞可能な入賞手段を含む遊技装置を前記遊技盤本体に取り付けるために前記表面装飾部材に設けられる部材開口を、前記表面装飾部材が前記成型された遊技盤板材の表面に貼付される以前に予め開設しておくための部材開口開設工程を含むことを特徴とする請求項11に記載したパチンコ遊技機の遊技盤の製造方法。
  • 【請求項18】前記表面加工工程は、前記遊技盤本体の表面上に配設されるとともに前記遊技球が入賞可能な入賞手段を含む遊技装置と当該遊技装置を制御するための制御回路とを電気的に接続するために前記表面装飾部材に設けられる電気的接続手段を、前記表面装飾部材が前記成型された遊技盤板材の表面に貼付される以前に予め形成しておくための接続手段形成工程を含むことを特徴とする請求項11に記載したパチンコ遊技機の遊技盤の製造方法。
  • 【請求項19】前記釘植設工程は、前記障害釘を前記遊技盤本体の表面側から前記板材孔に向けて圧入する釘圧入工程を含むことを特徴とする請求項14乃至請求項1
    6に記載したパチンコ遊技機の遊技盤の製造方法。
  • 【請求項20】前記板材成型工程は、複数の異なる樹脂材料による部分板材を積層する積層形成工程を含むことを特徴とする請求項11に記載したパチンコ遊技機の遊技盤の製造方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ遊技機の遊技盤に係り、特に、遊技盤本体やセル板の材料および製造方法、制御回路と各種入賞具等(いわゆる「役物」)とを接続する配線の構成等を改良したパチンコ遊技機の遊技盤に関する。

    【0002】

    【従来の技術】従来、パチンコ機は、機枠の一側に前面枠をヒンジ等により開閉可能に蝶着し、この前面枠の裏面に遊技盤収納フレームを設けて構成される。 遊技盤収納フレームの上方には、遊技盤が収納される。 遊技盤は、ベニヤ合板等を所定の寸法に切断した遊技盤本体の表面に適宜に装飾的な模様等を描いたセル板を貼った後、その表面の所定位置にアウト穴や各種の取付穴等を設け、その表面にガイドレールをほぼ円形に止着して遊技領域を構成し、この遊技領域内に多数の障害釘を圧入等によって植設するとともに上記の取付穴に各役物を取り付けて構成されていた。 そして、上記の遊技盤本体の裏面側で各役物と各役物を制御する制御回路等との電気的接続を行なっていた。

    【0003】

    【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の遊技盤では、取付穴を開口する際に発生する切削屑が遊技盤本体とセル板との間に入り込み、セル板を遊技盤本体から浮かしてしまい役物等の遊技装置が遊技盤本体に対して平に取り付けられなくなる、という事態が発生するため、遊技盤の製造過程においては、この遊技盤本体とセル板との間に入り込んだ切削屑を除去する作業がしばしば行なわれていた。 この切削屑は、細かい木屑等であり、利用価値もないため、廃棄する以外に方法がなく、資源活用の観点からは無駄が多い。 また、遊技盤の製造過程においてこの切削屑を清掃する作業はかなりの比重を占めており、製造工程の簡素化の点からもその改善が望まれていた。 さらに、遊技盤上に設けられる各役物と制御回路との電気的接続は、配線コード等によって行なわれていたが、現在では遊技盤上に配設される役物に小型モータ、各種センサ、各種発光源、および各種表示器等が付加されるようになったため、配線自体が非常に複雑となり、誤配線、誤接続のおそれが高くなってきた。 特に、遊技機を工場から出荷後、遊技店等における役物交換の際に誤接続がおきやすく、最悪の場合には制御回路の破損に至る。 したがって、この面から、役物の配線作業の簡素化が要請されていた。 また、配線コード等が遊技盤本体の裏面側に設けられているため、入賞口から遊技盤裏面側に入ったパチンコ球が、これらの配線等によって途中で止まってしまう場合もある。 そして、
    配線コード等が遊技盤本体の裏面表面から外部後方に突出していると、パチンコ遊技機の運搬時や前面枠開閉時に配線コード等が何かに引っ掛かり断線する、といった事故や、他の電気機器から配線内にノイズが飛び込み、
    制御回路が誤動作を起こし、最悪の場合には、制御回路が破壊される、といった事態も生じることがある。 本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものであり、製造工程の簡素化、資源の有効利用、配線作業の簡素化等の課題を解決しうるように、遊技盤本体やセル板の材料および製造方法、制御回路と各役物とを接続する配線の構成等を改良したパチンコ遊技機の遊技盤を提供することを目的とする。

    【0004】

    【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するため、本発明に係るパチンコ遊技機の遊技盤は、樹脂材料を成型して形成され、障害釘の植設および保持が可能な遊技盤板材と、当該成型された遊技盤板材の表面に貼付され、その表面を保護し、かつその表面を装飾する表面装飾部材と、前記遊技盤板材に当該表面装飾部材が貼付されて形成された遊技盤本体の表面上に植設され、遊技球の流下方向に変化を与える複数の障害釘と、を備えて構成される。 また、本発明に係るパチンコ遊技機の遊技盤の製造方法は、樹脂材料を成型して障害釘の植設および保持が可能な遊技盤板材の外形を形成する板材成型工程と、当該成型された遊技盤板材の表面に、その表面を保護し、かつその表面を装飾する表面装飾部材を貼付する表面加工工程と、前記遊技盤板材に当該表面装飾部材が貼付されて形成された遊技盤本体の表面上に、遊技球の流下方向に変化を与える複数の障害釘を植設する釘植設工程と、を有して構成される。

    【0005】

    【作用】上記構成を有する本発明によれば、樹脂材料を成型することにより、役物等の遊技装置の取付用の開口を予め成型した遊技盤板材を形成することができるので、従来の木材合板の場合のように遊技装置取付用開口の穴開け加工が不要となり、製造工程の簡素化および切削屑の清掃作業の削減が図れる。 また、木材合板と同様に穴開け加工を遊技盤板材の形成後に行なう方式を採用することもでき、その場合には、多種類の遊技盤に応用できる汎用性を有する。 そして、この場合に発生する切削屑は樹脂材料として再生利用が可能であり、資源の節約となるうえ、遊技盤板材全体としても、遊技装置等を除去した後は樹脂原料として再生(リサイクル)利用が可能であり、木材合板の場合と異なりこれは積極的に環境保護につながる。 さらに、樹脂材料による遊技盤板材は、木材合板のそれに比べ収縮が少ないため加工精度が向上するうえ、各遊技装置の配設位置のズレもなくなるため遊技盤の品質の均一化が図れる。 また、本発明によれば、セル板等の表面装飾部材に各遊技装置に対応した開口を予め開けておき、その表面装飾部材を上記の遊技盤板材に張り付けることができるので、従来のように、
    木材合板にセル板を貼付した後に穴開け加工を行った際に発生する切削屑が木材合板とセル板との間に入り込みセル板を浮かしてしまう、という事態が防止でき、このセル板の「浮き」による遊技装置の「傾き」が防止できるので、遊技盤の品質の均一化が図れる。 そして、本発明によれば、遊技装置とその制御回路とを接続する配線パターンや各接続端子等の電気的接続手段をセル板等の表面装飾部材の内部あるいは裏面等に表面装飾部材が成型された遊技盤板材の表面に貼付される以前に予め形成しておくことができるので、従来のような遊技盤裏面側の配線がなくなり、入賞口から遊技盤裏面側の入賞球集合樋に入ったパチンコ球が、これらの配線等によって途中で止まってしまう、という事態も防止できる。 そして、配線コード等が遊技盤本体の裏面表面から外部後方に突出することがなくなるため、パチンコ遊技機の運搬時や前面枠開閉時に配線コード等が何かに引っ掛かり断線する、といった事故や、他の電気機器から配線内にノイズが飛び込み、制御回路が誤動作を起こし、最悪の場合には、制御回路が破壊される、といった事態も回避することができる。 さらに、従来の木製合板による遊技盤の場合には、湿度による遊技盤板材に生じる「そり」等の変形が入賞率に影響を与えることがあったが、本発明のように遊技盤板材を樹脂化すれば、湿度による変形がほとんどなくなり入賞率が一定の遊技盤を提供することができる。 しかも、樹脂材料は、単一の材料を用いるだけでなく、複数の材料を積層して用いることにより、遊技盤板材として十分な釘保持強度を持ち、かつ軽量で廉価なものを提供することができる。

    【0006】

    【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。 図1及び図2に、本発明の一実施例である遊技盤を用いたパチンコ遊技機の一例の構成を示す。 図1
    は、本発明の一実施例である遊技盤を設けたパチンコ遊技機の一例であるパチンコ機1のガラス収納枠を開放した状態における全体構成を示す正面図である。 また、図2は、図1に示すパチンコ機における前面枠と飾枠、及び遊技盤との関係を示す斜視図である。

    【0007】図1に示すように、このパチンコ機1は、
    窓部2を有する額縁状の前面枠3を機枠4の一側にヒンジ5、5により開閉可能に蝶着し、この前面枠3の窓部2の縁に金属製の飾枠6をネジ等により固定し、飾枠6
    内の上部にガラス収納枠を、飾枠6内の下部に上皿8を有する開閉パネル9を各々開閉可能に取付、前面枠3の表面下方部分に下皿10と発射操作部11とを並べて設け、前面枠3の裏面には窓部2を囲むようにして図示しない遊技盤収納フレームを設けるとともに、前面枠3の裏面下方部分には打球発射部14を取り付けて構成される。 遊技盤収納フレームには、その内部の下方に遊技盤12を載置するフレームボード13を取付け、フレームボード13の上方を遊技盤収納空間としている。

    【0008】次に、図1における遊技盤12の構成について説明する。 図3は、図1における遊技盤12の表面のさらに詳細な構成を示す正面図である。 図3に示すように、この遊技盤12は、プラスチック材料等の樹脂材料を所定の寸法に成型し所定位置に各種の開口を設けた遊技盤本体20の表面に適宜に装飾的な模様等を描いたシート板状のセル板16を貼設し、このセル板16の表面に帯板状のガイドレール21をほぼ円形に止着して遊技領域22を形成し、この遊技領域22の内部に多数の障害釘23を植設するとともに、遊技球(パチンコ球)
    の方向や速度を変化させる風車27、一般入賞具(いわゆる「役物」、通称チャッカー)24,25、変動入賞装置26(いわゆる電動式役物)、通過ゲート28等の入賞具や、可変表示装置29等を配設し、ガイドレール21の最下辺中央部にはアウト口32を設け、遊技領域22の内外にはサイドランプ30やサイドケース31等を設け、その裏面には各入賞具から排出された入賞球を回収するための入賞球集合樋等を備えている。

    【0009】ここに、セル板16は、表面装飾部材に相当し、一般入賞具24,25と変動入賞装置26とは入賞手段に相当し、この入賞手段と可変表示装置29、通過ゲート28等は遊技装置を構成している。 そして、各入賞具や各装飾部材には、図示しないセンサやランプ類が設けられている。

    【0010】以上の遊技盤の構成により、遊技者がパチンコ球を打球すると、パチンコ球は、ある確率で、遊技盤上の一般入賞具の入賞口に入賞し、それにより一定数の賞球を受け取ることができる。 また、変動入賞装置2
    6は、一般入賞具のうち予め定められたものに入賞した球、または通過ゲート28を通過した球に基づき、一定時間だけ開成する入賞具である。 可変表示装置29は、
    複数の発光ダイオード等を備え、発光表示個数あるいは数字表示により表示を行なう。

    【0011】次に、図4に、図3における遊技盤本体2
    0と変動入賞装置26、可変表示装置29等との関係を遊技盤板材の表面側から見た斜視図として示す。 図4に示すように、遊技盤本体20には、上記の一般入賞具等のための入賞口用の開口および取付用の開口の他、変動入賞装置26を取り付けるための変動入賞装置取付開口36Aおよび嵌合穴34C,34D,34Eと、可変表示装置29を取り付けるための可変表示装置取付開口3
    9Aおよび嵌合穴34A,34Bと、変動入賞装置26
    や可変表示装置29と後述する配線パターンとを接続する役物接続端子16Tと、配線パターンと後述する制御回路とを接続する制御回路接続端子16Sとが設けられている。 ここに、一般入賞具等のための入賞口用の開口および取付用の開口と、変動入賞装置取付開口36Aおよび可変表示装置取付開口39Aは、本体開口を構成している。

    【0012】次に、図5に、図4における遊技盤本体2
    0のさらに詳細な構成を遊技盤板材の表面側から見た斜視図として示す。 図5に示すように、遊技盤本体20
    は、遊技盤板材20Bの表面にセル板16を貼付して形成される。 この場合は、セル板16および遊技盤板材2
    0Bの各役物等の配設位置と対応する位置に、取り付けおよび入賞球の通過等のための開口が予め設けられている例を示している。

    【0013】次に、図6に、図5におけるセル板16のさらに詳細な構成を遊技盤板材の表面側から見た斜視図として示す。 図6に示すように、セル板16は、フィルム基板16Bの表面に絶縁被膜16Cが貼付されて形成され、上記の一般入賞具等のための入賞口用の開口および取付用の開口の他、変動入賞装置26を取り付けるための変動入賞装置取付開口36Bおよび嵌合穴34C,
    34D,34Eと、可変表示装置29を取り付けるための可変表示装置取付開口39Bおよび嵌合穴34A,3
    4Bと、変動入賞装置26や可変表示装置29と後述する配線パターンとを接続する役物接続端子16Tと、配線パターンと後述する制御回路とを接続する制御回路接続端子16Sとが設けられている。 ここに、一般入賞具等のための入賞口用の開口および取付用の開口と、変動入賞装置取付開口36Bおよび可変表示装置取付開口3
    9Bは、部材開口を構成している。

    【0014】次に、図7に、図6におけるフィルム基板16Bのさらに詳細な構成を遊技盤板材の表面側から見た斜視図として示す。 図7に示すように、フィルム基板16Bは、上記の一般入賞具等のための入賞口用の開口および取付用の開口の他、変動入賞装置26を取り付けるための変動入賞装置取付開口36Bおよび嵌合穴34
    C,34D,34Eと、可変表示装置29を取り付けるための可変表示装置取付開口39Bおよび嵌合穴34
    A,34Bと、配線パターン16Wと、変動入賞装置2
    6や可変表示装置29と配線パターン16Wとを接続する役物接続端子16Tと、配線パターン16Wと後述する制御回路とを接続する制御回路接続端子16Sとが設けられている。 ここに、配線パターン16Wと、役物接続端子16Tと、制御回路接続端子16Sとは、電気的接続手段を構成している。

    【0015】次に、図8に、遊技盤板材20Bの表面側の構成を斜視図として示す。 図8に示すように、この遊技盤板材20Bは、樹脂材料の射出成型等により形成され、その成型時に、上記の一般入賞具等のための入賞口用の開口および取付用の開口の他、変動入賞装置26を取り付けるための変動入賞装置取付開口36Cおよび可変表示装置29を取り付けるための可変表示装置取付開口39Cも予め形成されている。 ここに、一般入賞具等のための入賞口用の開口および取付用の開口と、変動入賞装置取付開口36Cおよび可変表示装置取付開口39
    Cは、板材開口を構成している。 この遊技盤板材20B
    用の樹脂材料としては、低発泡性樹脂等が用いられる。

    【0016】次に、図9に、遊技盤板材20Bの裏面側の構成を斜視図として示す。 図9に示すように、この遊技盤板材20Bは、上記の一般入賞具等のための入賞口用の開口および取付用の開口、変動入賞装置26を取り付けるための変動入賞装置取付開口36、および可変表示装置29を取り付けるための可変表示装置取付開口3
    9以外の部分については、いわゆる「ムク材」となっている。 この遊技盤板材20Bは、上記のムク材のように構成する方式と、開口部周辺および板材の強度確保上必要な凸部以外は除去して、いわゆる「肉抜き材」とする方式も考えられる。 ムク材方式の場合は、金型の加工が容易であり、かつ板材成型後の金型からの取り出し作業が容易である、という長所がある。

    【0017】図10は、遊技盤板材の他の例80Bの表面側の構成を斜視図として示したものである。 図10に示すように、この遊技盤板材80Bは、樹脂材料の射出成型等により形成され、その成型時には、多種類の遊技盤に応用できる範囲での最小限の開口のみが形成され、
    上記の一般入賞具等のための入賞口用の開口および取付用の開口の他、変動入賞装置26を取り付けるための変動入賞装置取付開口36Cおよび可変表示装置29を取り付けるための可変表示装置取付開口39Cは形成されてはいない。 これらの開口は、遊技盤板材80Bの成型後に開設されることになる。

    【0018】この場合において、セル板16も予め部材開口が設けられていないものを用いる場合には、特に、
    後からの穴開けにより配線パターン16Wが切断されたりすることのないように配線パターン16Wを配設しておく必要がある。 また、予め遊技装置等の取付用の部材開口が設けられているセル板16を用い、セル板を遊技盤板材80Bに貼付した後に板材開口を開設する場合には、セル板16に予め設ける部材開口を上記の板材開口より若干大きく開設しておく。 このように構成すれば、
    遊技盤板材80Bの切削により発生する切削屑が遊技盤板材80Bとセル板16との間に入り込むことを防止することができる。

    【0019】次に、図11に、図3における変動入賞装置26のさらに詳細な構成を斜視図で示す。 図11に示すように、変動入賞装置26は、上記の遊技盤本体20
    の嵌合穴34C,34D,34Eにそれぞれ嵌合するよう構成された嵌合突起42C,42D,42Eと、変動入賞装置取付開口36の左右の端側面に正確に係止するよう構成された一対の係止部材43と、後述する役物接続端子と接続可能な配線接続端子41と、を備えている。

    【0020】次に、図12に、図3における可変表示装置29のさらに詳細な構成を斜視図で示す。 図12に示すように、可変表示装置29は、上記の遊技盤本体20
    の嵌合穴34A,34Bにそれぞれ嵌合するよう構成された嵌合突起46A,46Bと、可変表示装置取付開口39の内側面に正確に係止するよう構成された一対の係止部材49A,49Bおよび嵌合枠部材47,48と、
    後述する役物接続端子と接続可能な配線接続端子45
    と、を備えている。

    【0021】次に、図13に、図12に示した可変表示装置29の電気的接続部分のさらに詳細な構成を斜視図として示す。 図13に示すように、この可変表示装置2
    9は、その内部に表示装置本体53を有し、表示装置本体53の外側前部は表示装置前部筺体51により覆われ、表示装置本体53の外側後部は表示装置後部筺体5
    0により覆われている。 表示装置後部筺体50と表示装置前部筺体51とは筺体取付部50Gと筺体取付用ネジ穴51Gをネジ止めするなどして固定可能である。 また、表示装置後部筺体50には、上記の049A,49
    Bが設けられている。

    【0022】表示装置本体53には、その内部および外部の電気的接続用のフィルム基板54が設けられており、配線接続部54Sの部分が表示装置前部筺体51に設けられた接続端子用凹部52内に収められるように構成されている。 配線接続部54Sにおいては、フィルム基板54の端部が図示のように膨出するように膨出部5
    4Mが形成され、この膨出部54Mの部分に配線接続端子45が形成される。

    【0023】次に、図14に、図4に示した役物接続端子16Tの付近の電気的接続部分のさらに詳細な構成を断面図として示す。 図13に示すように、遊技盤板材2
    0Bの表面にはセル板16が貼付されるが、セル板16
    は、フィルム基板16Bをベースとして、このフィルム基板16Bの表面に配線パターン16Wが設けられ、役物接続端子16T以外の部分は絶縁被膜16Cにより被覆される。 この配線パターン16Wは、金属の薄い導線をフィルム基板16B上に貼付してもよいし、導電性塗料を用いて特殊印刷により形成してもよい。

    【0024】また、役物接続端子16Tが設けられる部分は、上記の膨出部54Mと同様に膨出加工により膨出部16Mとして形成される。 このように構成されることにより、役物接続端子16Tと配線接続端子45とは、
    相互に当接させるだけで各膨出部の弾性復元により離れることなく互いに密着する。 したがって、遊技装置が取付不良により遊技盤本体から浮いた状態となったときや、パチンコ球の衝撃による遊技装置の振動等により各接続端子が接触不良をおこすことを防止することができる。

    【0025】さらに、各役物を遊技盤本体20の表側から役物取付用開口部(例えば36や39)へ差込み挿入するだけで、役物接続端子16Tと配線接続端子45とが自動的に接続されるので、役物の取付けおよび電気的接続が同時にかつ容易に行なえ、配線の誤接続が生じることがない。 上記の配線接続端子45の構成とその作用・効果は、配線接続端子41についても同様である。

    【0026】本実施例では、役物接続端子16Tと配線接続端子45等の両方に膨出部を設ける例について説明したが、これは、いずれか一方に設けるだけでもかまわない。 また、弾性復元力を有する端子部の構造としては、上記の例のように膨出させるだけでなく、液晶パネルの電気的接続に用いられるラバーコネクタ等を設けてもよい。

    【0027】次に、図15ないし図17に、図8ないし図10に示した遊技盤板材20Bまたは遊技盤板材80
    Bのさらに詳細な構成を断面図として示す。 図15
    (A)は、遊技盤板材の構成の一例を示したものであり、釘保持力として十分な強度を備えた硬質の樹脂材料71を遊技盤の表面側に配し、この樹脂材料71の裏面側に樹脂材料72を積層形成して遊技盤板材61Bを形成する。

    【0028】この場合、樹脂材料72については、樹脂材料71と同様な釘保持力を有する材料でもさしつかえはないが、釘を挿入するのに十分な厚さを有してさえいれば、障害釘23の保持には特に支障はなく、それよりも樹脂材料72として軽量性や価格の低廉性を有する材料を用いれば、遊技盤全体の軽量化やローコスト化に大きく寄与する。

    【0029】また、ここで、障害釘23の引き抜き力を増強するため、釘の周面にローレット(粗面)加工あるいは螺旋状のねじり加工を施してもよい。 そのほか、障害釘23に、遊技盤板材内に挿入されるべき長さを規制するカラー部(凸部)を設ければ、障害釘23の遊技盤板材への植設寸法の統一化が図れる。

    【0030】図15(B)は、遊技盤板材の構成の他の例を示したものであり、釘保持力として十分な強度を備えた硬質の樹脂材料71を遊技盤の表面側に配し、この樹脂材料71の裏面側に軽量で廉価な樹脂材料72を積層形成し、さらに樹脂材料72の裏面側に硬質な樹脂材料73を積層形成し、その裏面側に軽量で廉価な樹脂材料74を積層形成して遊技盤板材62Bを形成する。 このように構成すると、釘保持力がさらに増強されるほか、釘保持力の強弱を調整することも可能となる。

    【0031】また、ここで、障害釘23の引き抜き力を増強するため、釘の周面にローレット加工あるいは螺旋状のねじり加工を施してもよい。 そのほか、障害釘23
    に、遊技盤板材内に挿入されるべき長さを規制するカラー部(凸部)を設ければ、障害釘23の遊技盤板材への植設寸法の統一化が図れる。

    【0032】また、図16は、遊技盤板材の構成の他の例、特に遊技装置等の取付用の開口部の付近の例を示したものであり、変動入賞装置取付開口36Aの周囲の外表面および開口内壁面に硬質な樹脂材料71を配し、この樹脂材料71の裏面側に軽量で廉価な樹脂材料72を積層形成して遊技盤板材63Bを形成する。

    【0033】このように構成すると、変動入賞装置取付開口36Aの内壁面に比較的軟質な樹脂材料72が露出している場合に比べ、係止部材43が挿入され係止部材43の先端部が変動入賞装置取付開口36Aの開口内壁面を擦った場合でも、変動入賞装置取付開口36Aの開口内壁面は硬質な樹脂材料71で被覆されているので損傷されることがなくなる。 この場合、仮に、係止部材4
    3の挿入により、変動入賞装置取付開口36Aの開口内壁面が損傷されると、変動入賞装置26の取り付け後、
    時間の経過に伴い、変動入賞装置26の取付部がぐらついたり、傾斜するおそれもある。

    【0034】図17(A)は、遊技盤板材の構成のさらに他の例を示したものであり、釘保持力として十分な厚さを有する樹脂材料72で遊技盤板材64Bを形成し、
    この樹脂材料72には予め障害釘23を植設するための板材孔である釘植設孔64Hを設け、この遊技盤板材の表面側にセル板16を貼付して遊技盤本体64を形成する。

    【0035】この場合、釘植設孔64Hの直径bは障害釘23の直径aよりも小さく設定され、各釘植設孔64
    Hは上記の配線パターン16Wの配設されていない位置に設けられる。 また、加工精度を考慮し、セル板16には釘穴は開けず、障害釘23の植設位置を指示するためのポンチ穴等の位置指示凹部16Vを設けてもよい。 この釘植設孔64Hの内部には、障害釘23の植設前に接着剤や充填材を充填してもよいし、あるいは障害釘23
    の圧入後に接着剤や充填材を充填してもよい。 このように構成すると、釘保持力がさらに増強されるほか、釘保持力の強弱を調整することも可能となる。

    【0036】また、ここで、障害釘23の引き抜き力を増強するため、釘の周面にローレット加工あるいは螺旋状のねじり加工を施してもよい。 そのほか、障害釘23
    に、遊技盤板材内に挿入されるべき長さを規制するカラー部(凸部)を設ければ、障害釘23の遊技盤板材への植設寸法の統一化が図れる。

    【0037】図17(B)は、遊技盤板材の構成のさらに他の例を示したものであり、釘保持力として十分な強度を備えた硬質の樹脂材料71を遊技盤の表面側に配するとともに障害釘23の周囲を囲繞するように設け、この樹脂材料71の裏面側に軽量で廉価な樹脂材料72を積層形成して遊技盤板材65Bを形成し、この樹脂材料72には予め障害釘23を植設するための板材孔である釘植設孔65Hを設け、この遊技盤板材の表面側にセル板16を貼付して遊技盤本体65を形成する。

    【0038】この場合、釘植設孔65Hの直径bは障害釘23の直径aよりも小さく設定され、各釘植設孔65
    Hは上記の配線パターン16Wの配設されていない位置に設けられる。 また、加工精度を考慮し、セル板16には釘穴は開けず、障害釘23の植設位置を指示するためのポンチ穴等の位置指示凹部16Vを設けてもよい。 この釘植設孔65Hの内部には、障害釘23の植設前に接着剤や充填材を充填してもよいし、あるいは障害釘23
    の圧入後に接着剤や充填材を充填してもよい。 このように構成すると、釘保持力がさらに増強されるほか、釘保持力の強弱を調整することも可能となる。

    【0039】また、ここで、障害釘23の引き抜き力を増強するため、釘の周面にローレット加工あるいは螺旋状のねじり加工を施してもよい。 そのほか、障害釘23
    に、遊技盤板材内に挿入されるべき長さを規制するカラー部(凸部)を設ければ、障害釘23の遊技盤板材への植設寸法の統一化が図れる。

    【0040】上記の例において、一の樹脂材料と他の樹脂材料とは、積層して同時成型(一方の層が硬化しないうちに他方の層を射出または流出させて一緒に硬化させる)させて遊技盤板材を形成してもよいし、各々の層を各別に硬化させて成型した後に各々を接着して遊技盤板材を形成してもよい。

    【0041】なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではない。 上記実施例は、例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。

    【0042】例えば、上記実施例においては、表面装飾部材として、セル板等を貼付する例について説明したが、これは、絵等の装飾を遊技盤板材に直接印刷してもかまわない。 この場合には、電気的接続手段としては、
    絵等を印刷する前に遊技盤板材の表面に導電性塗料等により配線パターンを印刷しておく。

    【0043】遊技装置等の電気的負荷が大きな場合には、配線パターンの幅や厚さの大きなものが必要となるが、この場合には、配線パターンを厚くし、それに対応する遊技盤板材の表面に凹部を設けて配線パターンを収納してもよい。

    【0044】また、上記実施例においては、遊技盤板材を成型形成した後に障害釘を圧入する例について説明したが、これは、遊技盤板材を形成する際に障害釘の周囲を樹脂材料等で被覆することにより遊技盤板材と障害釘を一体成型するようにしてもかまわない。

    【0045】

    【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
    樹脂材料を成型することにより、役物等の遊技装置の取付用の開口を予め成型した遊技盤板材を形成することができるので、従来の木材合板の場合のように遊技装置取付用開口の穴開け加工が不要となり、製造工程の簡素化および切削屑の清掃作業の削減が図れる。 また、木材合板と同様に穴開け加工を遊技盤板材の形成後に行なう方式を採用することもでき、その場合には、多種類の遊技盤に応用できる汎用性を有する。 そして、この場合に発生する切削屑は樹脂材料として再生利用が可能であり、
    資源の節約となるうえ、遊技盤板材全体としても、遊技装置等を除去した後は樹脂原料として再生(リサイクル)利用が可能であり、木材合板の場合と異なりこれは積極的に環境保護につながる。 さらに、樹脂材料による遊技盤板材は、木材合板のそれに比べ収縮が少ないため加工精度が向上するうえ、各遊技装置の配設位置のズレもなくなるため遊技盤の品質の均一化が図れる。 また、
    本発明によれば、セル板等の表面装飾部材に各遊技装置に対応した開口を予め開けておき、その表面装飾部材を上記の遊技盤板材に張り付けることができるので、従来のように、木材合板にセル板を貼付した後に穴開け加工を行った際に発生する切削屑が木材合板とセル板との間に入り込みセル板を浮かしてしまう、という事態が防止でき、このセル板の「浮き」による取り付けられた後の遊技装置の「傾き」が防止できるので、遊技盤の品質の均一化が図れる、という利点を有している。 そして、本発明によれば、遊技装置とその制御回路とを接続する配線パターンや各接続端子等の電気的接続手段をセル板等の表面装飾部材の内部あるいは裏面等に表面装飾部材が成型された遊技盤板材の表面に貼付される以前に予め形成しておくことができるので、従来のような遊技盤裏面側の配線がなくなり、入賞口から遊技盤裏面側の入賞球集合樋に入ったパチンコ球が、これらの配線等によって途中で止まってしまう、という事態も防止できる。 そして、配線コード等が遊技盤本体の裏面表面から外部後方に突出することがなくなるため、パチンコ遊技機の運搬時や前面枠開閉時に配線コード等が何かに引っ掛かり断線する、といった事故や、他の電気機器から配線内にノイズが飛び込み、制御回路が誤動作を起こし、最悪の場合には、制御回路が破壊される、といった事態も回避することができる。 さらに、従来の木製合板による遊技盤の場合には、湿度による遊技盤板材に生じる「そり」等の変形が入賞率に影響を与えることがあったが、本発明のように遊技盤板材を樹脂化すれば、湿度による変形が皆無となり入賞率が一定の遊技盤を提供することができる。 しかも、樹脂材料は、単一の材料を用いるだけでなく、複数の材料を積層して用いることにより、遊技盤板材として十分な釘保持強度を持ち、かつ軽量で廉価なものを提供することができる、という利点をも有している。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の一実施例である遊技盤を設けたパチンコ機のガラス収納枠を開放した状態における全体構成を示す正面図である。

    【図2】図1に示すパチンコ機における前面枠と飾枠、
    及び遊技盤との関係を示す斜視図である。

    【図3】図1における遊技盤の表面のさらに詳細な構成を示す正面図である。

    【図4】図3における遊技盤板材とセル板、変動入賞装置、可変表示装置等との関係を遊技盤板材の表面側から示した斜視図である。

    【図5】図4における遊技盤板材とセル板との関係を遊技盤板材の表面側から示した斜視図である。

    【図6】図4におけるセル板の表面のさらに詳細な構成をその表面側から示した斜視図である。

    【図7】図6におけるセル板を構成するフィルム基板のさらに詳細な構成をその表面側から示した斜視図である。

    【図8】図4における遊技盤板材の一例の構成をその表面側から示した斜視図である。

    【図9】図4における遊技盤板材の一例の構成をその裏面側から示した斜視図である。

    【図10】図4における遊技盤板材の他の例の構成をその表面側から示した斜視図である。

    【図11】図3における変動入賞装置のさらに詳細な構成を示す斜視図である。

    【図12】図3における可変表示装置のさらに詳細な構成を示す斜視図である。

    【図13】図12における可変表示装置におけるフィルム基板等のさらに詳細な構成を示す斜視図である。

    【図14】図7におけるセル板のさらに詳細な構成を示す断面図である。

    【図15】図8ないし図10における遊技盤本体のさらに詳細な構成の例を示す断面図(1)である。

    【図16】図8ないし図10における遊技盤本体のさらに詳細な構成の例を示す断面図(2)である。

    【図17】図8ないし図10における遊技盤本体のさらに詳細な構成の例を示す断面図(3)である。

    【符号の説明】

    1 パチンコ機 2 窓部 3 前面枠 4 機枠 5 ヒンジ 6 飾枠 7 ガラス収納枠 8 上皿 9 開閉パネル 10 下皿 11 発射操作部 12 遊技盤 13 フレームボード 14 打球発射部 15 制御回路 16 セル板 16B フィルム基板 16C 絶縁被膜 16M 膨出部 16S 制御回路接続端子 16T 役物接続端子 16V 位置指示凹部 16W 配線パターン 20 遊技盤本体 20B 遊技盤板材 21 ガイドレール 22 遊技領域 23 障害釘 24 一般入賞具 25 一般入賞具 26 変動入賞装置 27 風車 28 通過ゲート 29 可変表示装置 30 サイドランプ 31 サイドケース 32 アウト口 34A〜34E 嵌合穴 36A〜36C 変動入賞装置取付開口 39A〜39C 可変表示装置取付開口 41 配線接続端子 42C〜42E 嵌合突起 43 係止部材 45 配線接続端子 46A,46B 嵌合突起 47 嵌合枠部材 48 嵌合枠部材 49A,49B 係止部材 50 表示装置後部筺体 51 表示装置前部筺体 50G 筺体取付部 51G 筺体取付用ネジ穴 52 接続端子用凹部 53 表示装置本体 54 フィルム基板 54M 膨出部 54S 配線接続部 61〜65 遊技盤本体 61B〜65B 遊技盤板材 64H 釘植設孔 65H 釘植設孔 71〜74 樹脂材料 80B 遊技盤板材

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