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Large-size plasma display panel

阅读:936发布:2020-09-14

专利汇可以提供Large-size plasma display panel专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE: To provide a large-size plasma display panel having a fine screen having no joint at low cost by flatly connecting a plurality of partition plates for separating adjacent cell spaces to each other, and arranging the whole display screen in a specified manner.
CONSTITUTION: A linear positive electrode A is vertically adhered to the inner surface of a front glass plate FG, and a phosphor PH of three colors of red, green and blue is adhered to a cell hole 4 part leaving a part of the positive electrode. On the inner surface of a back plate BP, a linear negative electrode K is horizontally adhered. Positioning is conducted so that the cell hole is situated in the part where the negative electrode crosses the positive electrode, and a partition plate 3 is nipped by the front and back plates. The circumference of the partition plate is sealed by two plates and a seal glass SG to form an airtight vessel. After vacuuming, Ne-Ze(5%) gas 350Torr is sealed, and chipping-off is conducted to complete a plasma display panel(PDP). The whole display screen has display picture elements of the same form arranged at equal pitches, the minimum pitch is less than 2mm, and the diagonal dimension of the screen is 40 inches or more.
COPYRIGHT: (C)1993,JPO&Japio,下面是Large-size plasma display panel专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 ライン状第1電極群とライン状第2電極群とが交差する位置に複数の放電表示セルが形成され、
    隣合うセル空間を分離する隔壁板が有孔金属板から形成されるプラズマディスプレイパネルにおいて、前記隔壁板が平面的に複数枚連結され、かつ全体の表示画面が同一形状の表示画素の等ピッチ配列で構成され、その最少ピッチが2mm以下、画面の対角寸法が40インチ以上であることを特徴とする大型プラズマディスプレイパネル。
  • 【請求項2】 前記隔壁板における連結部の枠が切り放し可能である請求項1に記載の大型プラズマディスプレイパネル。
  • 【請求項3】 前記隔壁板における連結部の少なくとも一部で有孔金属板が溶接あるいはロー接され、該有孔金属板のほぼ全表面がガラスおよびガラスを含む無機誘電体で被覆されている請求項1あるいは2に記載の大型プラズマディスプレイパネル。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、大型プラズマディスプレイパネルに関する。

    【0002】

    【従来の技術】プラズマディスプレイパネル(以下、P
    DPと略記する)には、直流型(DC型)および交流型(AC型)が知られている。

    【0003】PDPの構成には各種方法が知られているが、薄型にするため、対向する前面ガラス板と背面板の周囲をシールガラスで封じて、放電ガスを収容する気密容器を構成するものが多く採用されている。 通常、前、
    背面板とも低価格の窓用ソーダライムガラスが使用される。

    【0004】画像表示が可能な微細で多数の放電表示セルを有するカラーPDPでは、通常、放電表示セルや電極形成が容易な方形セル配列が採用される。 多数セルは、放電用電極を行と列に分け、各々平行するライン状の行および列電極群の交差部分に形成するのが便利である。

    【0005】微細で多数の放電表示セルを有するPDP
    では、隣接するセル間の誤放電やカラーPDPにおいては色滲みを防ぐため、あるいはパネル内外の圧差を支えたり、また放電用電極間距離を規定するためのスペーサーとして、前、背面板間には隔壁が形成される。 この隔壁と前、背面板で周囲を囲まれた空間が一つの放電表示セルとなる。

    【0006】この隔壁の形成には、 前面板や背面板にガラス等の誘電体ペーストを印刷焼成する方法、 有孔金属板を用いる方法、 ガラス薄板をエッチング加工する方法、 等が知られている。 また、これらを組み合わせたものも可能である。

    【0007】対が40インチを越えるような大型PD
    Pにおいて、幅が狭く高い隔壁の形成が最も困難である。 大型隔壁形成法の問題点は以下のようである。

    【0008】先ず、上記の方法では、精密で大きなスクリーン版の作成が困難である。 また作成できても、パターニングのための大型露光装置が非常に高価である。
    さらに大きいため、印刷時の版歪が大きく正確な印刷も難しい。 複雑な寸法補正が必要であったり、版が永久歪をすれば補正も不可能になる。 特に隔壁形成では、10
    回程度の重ね印刷が必要なので、その困難さは著しいものとなる。

    【0009】そこで、PDP画面を分割して印刷する方法が考えられる。 しかし、印刷回数が多い隔壁形成では、労力の負担は相当なものである。 また、トータルの印刷歪もそれほど小さくならず、補正の負担軽減も大きくない。 さらに、分割したパターン継目の高さの問題がある。 継目でパターンをオーバーラップさせると、そこだけ高さが大きくなり幅も広がってしまう。 オーバーラップさせないと、隙間ができたり、高さが小さくなる傾向がある。 つまり、スムーズな継目を形成するには位置ずれがない印刷が必要で、これは非常に困難な技術である。

    【0010】また、上記の方法では、大型の金属薄板形成が困難である。 一般に金属薄板はロール成形されるが、大型の高価な設備が必要である。 また大型になると、加工性がよい金属といえども厚み精度が悪くなる。
    例えば、厚み0.2mmで公差±10μm以下とするには、ロール幅600mm程度が限度とされる。

    【0011】金属薄板を隔壁とするため、穴開け加工としてエッチングが賞用される。 このため大型PDPでは、高価な露光装置とエッチング装置の大型化が必要である。 一般に、精度を維持したまま装置を大型にするのは非常に困難である。

    【0012】そこで、複数の小型隔壁板を並べて大型画面を形成することが考えられる。 しかし、一般に隔壁板端部には枠が必要である。 細くて数の多い隔壁部の変形防止や全体の操作性を向上するためである。 この枠幅によって、全体の画面には継目ができたり、継目をなくすには粗いドットの表示しかできなくなる。

    【0013】上記の方法では大型装置の困難性や継目の問題は上記の方法と同様である。 さらに、材質が脆いガラスであるため、加工性や操作性が金属と比べ著しく悪い。

    【0014】このように、従来技術では継目のない画面で、対角寸法が40インチ以上のPDPを作成することが困難である。 特に難しい隔壁形成においてそのようである。 また、作成できても精度が悪いため微細なPDP
    とすることができなかったり、非常に高価なものとなっている。

    【0015】

    【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的は、これら従来技術の課題を解消し、大型の隔壁を容易に形成することにより、微細で継目のない画面を有する大型PDPを安価に提供することである。

    【0016】

    【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、有孔金属板から形成される隔壁板を複数枚平面的に連結し、全体の画面に継目が生じないようにすることによって達成される。

    【0017】すなわち、本発明の大型PDPは、ライン状第1電極群とライン状第2電極群とが交差する位置に複数の放電表示セルが形成され、隣合うセル空間を分離する隔壁板が有孔金属板から形成されるPDPにおいて、前記隔壁板が平面的に複数枚連結され、かつ全体の表示画面が同一形状の表示画素の等ピッチ配列で構成され、その最少ピッチが2mm以下、画面の対角寸法40
    インチ以上であることを特徴とする。

    【0018】以下、本発明をさらに詳しく説明する。 一般に、画素の等ピッチ配列とは、画面が不連続に見えないことをいい、本発明では、連結された隔壁板の継目を越えて画素が連続に並べられることをいう。 厳密に等ピッチ画素で構成された画面では、画面周辺で違和感が感じられることが指摘されている。 これを解消するため、
    画素ピッチを微妙に不等ピッチとするものがある。 本発明でいう等ピッチ配列は、上記画面構成上施される不等ピッチ配列を排除するものではない。

    【0019】画素の最少配列ピッチとは、配列された画素を計測して得られる最小の画素ピットである。 隣接方向が幾つかある場合、最も間隔の短い方向を採る。 これによって、画面の精細度を表す。

    【0020】本発明では、有孔金属板から形成される隔壁板を複数枚平面的に連結し、全体の画面に継目が生じないようにする以外は、公知のPDP技術が適用できる。 例えば各種構成方法、形成材料や形成技術等である。

    【0021】有孔金属板を用いた隔壁板の形成は、特開平3−152830号公報、特開平3−205738号公報、特開平4−19942号等で詳述されている。

    【0022】以下では、PDPのもっとも一般的な縦横比3:4の長方形画面で、同一形状の表示画素が方形配列され、そのピッチが縦横同一であるものについて説明する。

    【0023】一つの表示画素は、一色表示の場合一つの放電表示セルで構成することができ、多色表示では複数のセルで構成される。 フルカラー表示では、通常、赤、
    緑、青の三色のセルで構成されるが、その配列はいわゆる田の字配列や三色旗配列が用いられる。

    【0024】図1に、隔壁板の模式平面図を示す。 同図において、1は画面部、2(2a〜2b)は枠をそれぞれ示す。 なお、以下で使用する各図の符号は共通であり、同一の番号は同様のものを示す。

    【0025】画面部1は枠2で囲まれている。 枠の作用は、従来技術で説明したように操作性の向上と、細くて数が多い隔壁の変形防止である。 これは有孔金属板を形成するときばかりでなく、隔壁板としてPDPに組み立てるときにも必要である。 必要な枠幅は画面の大きさや金属板厚みで変わる。 所要の放電空間を確保するため、
    厚みは0.075〜0.2mm程度が使用される。 この厚みに対して、変形防止には0.5mm以上が、操作性には3mm以上の枠幅があれば充分である。

    【0026】次に、複数の隔壁板を平面的に並べて、継目のない画面を構成することについて考える。 勿論、連結された隔壁板の厚みは、画面部で一定でなければならない。 二つの隔壁板を密着して並べても、枠幅の和が表示画素の間隔幅でなければならない。 変形防止が可能な上記0.5mmの枠幅を採用すれば、隔壁幅は1mmである。 隔壁幅が大きいと開口率が減少するので、通常、
    隔壁幅はセルピッチの1/3以下とされる。 従って、上記例でセルピッチ3mm以下とするのは難しい。 このようなセルピッチの画面は、大型表示であっても精細なものとはいい難い。

    【0027】対角寸法が40インチの画面の場合、画面の縦寸法はおよそ600mmである。 一般に精細な画面では、横方向で400本以上の画素ラインが必要とされる。 従って、縦ピッチは1.5mmが要求される。 高精細なPDPでは、1000本以上の画素ラインで構成される。 この場合、画素ピッチは0.6mmとなる。 60
    インチでも400ラインで2.25mm、1000ラインで0.9mmピッチが必要である。 これらは、画素が一つのセルで構成される場合であって、カラーPDPでは複数の放電表示セルで構成されるので、ピッチセルとしてはさらに小さなものが要求される。

    【0028】上記要請から、本発明では最少画素ピッチは2mm以下に限定する。 従って、カラーPDPにおいて画素が正方形であると、最少セルピッチは田の字配列の場合、1mm、三色旗配列の場合0.67mm以下である。

    【0029】これら複数の隔壁板は、組立の際、基板
    例えばガラス板等に並べられる。 回路との位置合わせや位置ずれ防止のため、基板と隔壁板は固定するとよい。
    固定材料は、有機または無機の各種接着剤が利用できる。 有機接着剤は熱工程中に消失するので、無機接着剤と併用するとよい。 固定部は、表示画面外部が好ましい。 画面内部は接着代が少ないので、接着剤がはみ出して放電表示セルを埋めてしまうことがある。 画面外部は枠部であるが、枠部は放電表示セルを直接囲むもの以外に、これらにつながる任意の位置のものでもよい。

    【0030】次に、隔壁板枠部の処理について説明する。 隔壁板は、位置合わせのため前面ガラス板あるいは背面板に載置される。 この状態では、枠部の保護作用は殆ど必要がない。 何故ならば、位置合わせのための移動距離や速度は小さなものでよいし、その方向は基板の面内に限定されているからである。 従って、このような作業に対して隔壁板の変形は無視できる。 そこで、平面基体に載置後の隔壁板には、固定用および移動用の枠があればよいことが判る。 これら目的の枠部は、画面全周にある必要はない。 画面が長方形の場合、少なくとも一辺あるいはその一部にあれば充分である。

    【0031】本発明では、画面の継目となる部分の枠部を切離し可能とすることが好ましい。 有孔金属板に溝を形成し、この溝部で数回折り曲げを繰り返せば、容易に切離しが可能であり、金属板の変形も発生しない。 溝形状を直線にすると折り曲げが容易である。 溝は、有孔金属板形成時にハーフエッチングすることで、同時に加工できる。 また、枠と隔壁は全ラインでつながっていてもよいし、数カ所の腕で連結されてもよい。

    【0032】本発明における代表的な画面の連結位置を図面によって例示する。 図2は、隔壁板の部分模式平面図である。 同図において、3(3a〜3b)は隔壁板、
    4はセル穴、5は隔壁、6(6a〜6c)は連結位置をそれぞれ示す。

    【0033】隔壁板3は、セル穴4と隔壁5で構成される。 連結位置6は各種場所が可能である。 例えば、6a
    は穴を通らない連結位置で、隔壁を二分する直線である。 6bは穴と隔壁の境界を通るものであり、6cは穴を二分するものである。 6aでは、隔壁が直線状であるので変形の危険が少ない。 6bや6cは、セルピッチを小さくするのに便利である。 また、連結部は同図のように直線状である必要はなく、凹凸状等の任意の形状が可能である。

    【0034】平面基体上に複数の隔壁板を並べ、位置合わせすると大型PDPが得られる。 図3(a)〜(b)
    は、このようにして得られたPDP隔壁部の模式平面図である。

    【0035】図3(a)は4枚の隔壁板から構成され、
    各々の隔壁板は二辺の枠を有している。 一つの隔壁板の画面が30インチで、4枚の隔壁板が同じであると、連結された画面は60インチとなる。

    【0036】図3(b)では、図3(a)と同様の隔壁板8枚が連結されている。 4枚は二辺に、4枚は一辺に枠を有しており、86インチ以上の画面が得られている。 連結された画面の縦横比は2:3である。

    【0037】上述のように、複数の隔壁板を前面ガラス板や背面板上に並べて大型画面が形成できる。 PDPの組立工程では、前、背面板に位置合わせする時に、隔壁板が連結されていると都合がよい場合がある。 例えば、
    有孔金属板をガラス等の誘電体で被覆する場合、工程が一度で済む。 あるいは、隔壁板上に回路を形成する場合、回路を接続しなくてもよい等である。 この時、各々の隔壁板をロー接や溶接するとよい。 隔壁板は薄いので、突き当て接続をすると強度が不足することがある。
    この場合、次のような工夫が良好な結果を得る。

    【0038】すなわち、図4は隔壁板連結部の一例を示す部分模式断面図である。 これは図2のA部断面に相当する。 隔壁板3aの連結部6の下面は凹部加工され、これと相対する位置の隔壁板3bの上面も凹部加工される。 重ね合わされた二つの隔壁板の厚みは、加工されない隔壁板の厚みより薄くされる。 加工にエッチングを採用すれば、有孔金属板加工と同時に凹部が形成できる。
    この時、残された厚みは1/2以下であり、通常、1/
    3〜1/4程度である。 こうした連結部にできる隙間は、放電隔壁として支障がない程度である。 必要であれば、隙間にはロー材を充填することができる。 さらに、
    有孔金属板をガラス等で被覆して使用するものでは、被覆材料で隙間を埋めることもできる。 同図から判るように、このような連結部は接合面積も大きくできるので、
    接合強度も高くできる。

    【0039】また突き当て接続であっても、前述したように連結部の平面形状を凹凸状等にすれば、接合強度を向上できる。 このようにして、微細で継目のない画面を有する大型PDPが得られる。

    【0040】

    【実施例】以下、本発明を実施例によりさらに具体的に説明する。 実施例図5に、本実施例で採用した画素の部分模式平面図を示す。 一つの画素は、略正方形セルが田の字配列されて構成される。 さらに、画素が方形配列して長方形画面を形成する。 画素ピッチは縦横共0.68mm、セルサイズは0.22mmである。 画素間の隔壁幅は0.18m
    m、セル間は0.06mmで、表示開口率は約40%が確保されている。 連結部は画素間の隔壁中央部で直線とした。 従って、画面部の連結は突き当て接続である。

    【0041】このような画素を有する隔壁板の模式平面図を図6に示す。 同図において7は腕を示す。 画面部1
    は、縦2000画素、横1780画素であり、枠部幅は6mmとした。

    【0042】切り放し枠2aは、画面部1および枠2と複数の腕7で連結されている。 各腕と画面側の境界には、画面側のやや内側でハーフエッチングしたラインを施している。 これは、折り曲げて切り放す際、折り残りが画面外部に突きでないための処置である。 上述の腕やハーフエッチングラインにより、隔壁部の変形を防止すると共に枠の切り放しを容易にしている。

    【0043】枠2で画面連結線の延長部には、重ね合わせ連結用の枠部2bが形成される。 この部分は、ハーフエッチングで凹部とされる。 二枚の枠部2bが重ねられても厚くならないためであり、この部分で隔壁板の連結を強固にできる。

    【0044】使用した有孔金属板材質は、50wt%N
    i−2.5wt%Cr−Fe合金で、厚み0.15mm
    である。 この合金の熱膨張係数は前面ガラス板に用いる窓用ソーダライムガラスとほぼ一致している。

    【0045】この有孔金属板2枚を、裏表で平面板に載置する。 腕のハーフエッチングラインを折り曲げ、枠部2aを切り放した後、連結部を位置合わせする。 この時、枠部2bは重ね合わされ、その他は突き当て状態となる。 枠部2bは縦方向に溶接する。 面積を大きくできるので接続は強固である。 他の突き当て連結部は、大きくずれない程度の間隔でスポット溶接している。

    【0046】連結された有孔金属板を吊り下げた状態で、ガラス粉体を電着後、ガラスを加熱溶融して、有孔金属板のほぼ全表面を緻密な誘電体で被覆した。 誘電体厚みは約10μmで均一であり、ガラスは突き当て部等の不可避的な隙間を充填している。 これにより隔壁作用が確実になると共に、接合強度も増大されている。

    【0047】このようにして完成された隔壁板の画面サイズは、縦680mm、横1210.4mmであり、縦横比約9:16、対角寸法約55インチである。

    【0048】この隔壁板を用いてPDPを組み立てた。
    隔壁板の連結部を含む部分模式断面を図7に示す。 同図において、FGは前面ガラス板、BPは背面板、Kは陰極、Aは陽極、PHは蛍光体、SGはシールガラスをそれぞれ示す。

    【0049】前面ガラス板FGの内面には、垂直方向に向かってライン状の陽極Aが被着され、陽極の一部を残したセル穴4部には、赤、緑、青の三色の蛍光体PHが被着される。 背面板BPの内面には、平行方行に向かってライン状の陰極Kを被着している。 陰極と陽極が交差する部分にセル穴がくるよう位置合わせし、隔壁板3を前、背面板で挟んだ。 隔壁板の周囲は、二枚の板とシールガラスSGで封じて気密容器を構成し、真空排気後、
    Ne−Xe(5%)ガス350Torrを封入し、チップオフしてPDPを完成した。 この構成は、いわゆる透過型でDC型カラーPDPの一般的なものである。

    【0050】なお、隔壁板の金属をいわゆるトリガー電極として用いた。 緻密な誘電体で被覆されているので、
    正常なトリガー動作が確認された。 2枚の隔壁板が、溶接によって電気的にも接続されているので、新たな接続は不要である。

    【0051】この実施例によって、本発明の具体的な製造方法を説明したが、同様の方法で大型の隔壁板を形成しこれを用いれば、各種従来のPDPに適用できることは明らかである。

    【0052】

    【発明の効果】以上のような本発明によって次の効果が奏される。 高価な大型金属圧延装置が不要である。 幅が小さいほど金属板厚みの精度が高く、従って高精細な隔壁板が形成できる。 高価な露光装置やエッチング装置が不要である。 また、加工精度も高い。 複数の隔壁板を連結する以外は、通常のPDP技術が利用でき工程が容易である。

    【0053】従って、本発明によって、微細で継目のない画面を有する大型PDPを安価に製造できる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】 隔壁板の構成の一例を示す模式平面図。

    【図2】 隔壁板の一例を示すを示す部分模式平面図。

    【図3】 隔壁板の連結方法を説明する平面略図。

    【図4】 重ね合わせ連結を説明する隔壁板の部分断面図。

    【図5】 実施例における有孔金属板で、連結部を含む画面部の詳細を示す部分平面図。

    【図6】 実施例における一枚の有孔金属板の模式平面図。

    【図7】 本発明のPDPの構成の一例を示す部分断面図。

    【符号の説明】

    1:画面部、2(2a〜2b):枠、3(3a,3
    b):隔壁板、4:セル穴、5:隔壁、6(6a〜6
    c):連結部、7:腕、FG:前面ガラス板、BP:背面板、K:陰極、A:陽極、PH:蛍光体、SG:シールガラス。

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