专利汇可以提供New nourishing auxiliary food专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To obtain a new nourishing auxiliary food capable of improving obesity, proportion, skin roughening and skin dullness and administrable for a long period without any effort by formulating dried and vinegared Glycine max Merrill prepared by dipping seeds of Glycine max Merrill in a vinegar for a prescribed period and then drying the dipped seeds and a soyasaponin. SOLUTION: This auxiliary food is obtained by formulating (A) dried and vinegared Glycine max Merrill prepared by dipping seeds of Glycine max Merrill subjected to a defatting treatment in a vinegar for 2-30 days and then drying the dipped seeds and (B) preferably >=0.01 wt.% of a soyasaponin such as 3-O-[β- D-galactopyranosyl-(1→2)-β-D-glucuronopyranosyl]-22-O-[β-D-glucopyranosyl(1→3)-α-L-arabinopyranosyl]-soyasapogenol A. A food obtained by formulating the dried vine vinegared soybeans with the soyasaponin so as to provide 20-3,000 mg daily intake of both is preferably prepared.,下面是New nourishing auxiliary food专利的具体信息内容。
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規栄養補助食品に係り、その目的は、肥満を改善する効果やプロポーションを改善する効果とともに肌あれ、肌のくすみなどを改善する効果を有し、しかも安全性が高く、長期間無理なく摂取することができるダイエットや美容のための新規栄養補助食品の提供にある。
【0002】
【従来の技術】近年、食生活の多様化や運動不足を原因とする肥満が増加する傾向にあり、特に女性には大きな問題である。 肥満は日常生活と密接な関係があり、肥満の解消は、恒常的な生活の改善が必要である。 しかしながら、日常の生活習慣の改善は容易ではなく、しかも長期間持続し続けることは困難である。
【0003】そこで、手軽にダイエット効果や美容効果を得ることができる健康食品が多数創出されている。 そのような健康食品として、特公平3−52449号において、血中コレステロール量を減少させ肥満防止効果を有する乾燥酢大豆を用いた肥満防止用組成物が開示されている。 また、特開昭59−88064号において、プロポーションや化粧のりを改善する効果を有する大豆サポニンを用いた美容食品が開示されている。 しかしながら、特公平3−52449号に記載の発明は、肥満防止効果を有するものの、その効果は十分と言えるものではなかった。 また、特開昭59−88064号に記載の発明もその効果は満足できるものではなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した実情に鑑み、
本発明者らは鋭意研究を続けたところ、乾燥酢大豆に大豆サポニンを配合することにより、それぞれ別々に摂取した場合と比較して、肥満防止効果、プロポーションの改善や肌あれ、肌のくすみの改善などの美容効果が大幅に向上することを見いだし本発明の完成に至った。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち請求項1に係る発明は、ダイズ(Glycine max Merrill )の種子を酢に一定期間浸漬した後、乾燥して得られた乾燥酢大豆と大豆サポニンが配合されてなることを特徴とする新規栄養補助食品に関し、請求項2に係る発明は、前記ダイズ(Glyc
ine max Merrill )の種子が脱脂処理されてなることを特徴とする請求項1記載の新規栄養補助食品に関し、請求項3に係る発明は、前記食品中の大豆サポニン配合量が0.01重量%以上であることを特徴とする請求項1
記載の新規栄養補助食品に関し、請求項4に係る発明は、前記大豆サポニンが、3−O−〔β−D−ガラクトピラノシル−(1→2)−β−D−グルクロノピラノシル〕−22−O−〔β−D−グルコピラノシル(1→
3)−α−L−アラビノピラノシル〕−ソーヤサポゲノールA、3−O−〔β−D−グルコピラノシル(1→
2)−β−D−ガラクトピラノシル−(1→2)−β−
D−グルクロノピラノシル〕−22−O−〔β−D−グルコピラノシル(1→3)−α−L−アラビノピラノシル〕−ソーヤサポゲノールA、3−O−〔α−L−ラムノピラノシル(1→2)−β−D−ガラクトピラノシル(1→2)−β−D−グルクロノピラノシル〕−ソーヤサポゲノールB、3−O−〔α−L−ラムノピラノシル(1→2)−α−L−アラビノピラノシル(1→2)−
β−D−グルクロノピラノシル〕−ソーヤサポゲノールB、3−O−〔β−D−ガラクトピラノシル(1→2)
−β−D−グルクロノピラノシル〕−ソーヤサポゲノールB、加水分解によりソーヤサポゲノールCを生じるソーヤサポニンC、加水分解によりソーヤサポゲノールD
を生じるソーヤサポニンD、加水分解によりソーヤサポゲノールEを生じるソーヤサポニンEのうち少なくとも1種以上からなることを特徴とする請求項1乃至3記載の新規栄養補助食品に関する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明に係る新規栄養補助食品は、乾燥酢大豆と大豆サポニンを配合することにより得ることができる。
【0007】本発明において用いることができる乾燥酢大豆は以下のような方法により得ることができる。 まず、ダイズ(Glycine max Merrill )の種子である大豆と酢を混和させ、大豆に酢を吸収させる。 大豆に酢を吸収させるには、通常、酢中に大豆を浸漬させておけば良く、また必要に応じて大豆が吸収して減少した酢を逐次追加するとよい。 大豆は乾燥したもの、非乾燥のものいずれも好適に用いることができる。 特に大豆の乾燥粉砕物は好ましく用いることができる。 また、脱脂処理した大豆を用いることも可能であり、脱脂処理は通常、n−
ヘキサンやエーテルなどの有機溶媒に常温又は加熱下にて浸漬することにより行う。
【0008】用いることができる酢としては日本農林規格に規定される食酢や合成酢、或いは1〜10重量%程度の酢酸溶液を例示することができ、特に純米酢や酒酢などの醸造酢を好ましい例として挙げることができる。
酢の吸収量は特には限定されないが、通常、大豆1部に対して酢1.5〜3.0部吸収させると良い。 また、酢中に大豆を浸漬させておく時間は特には限定されないが、常温で2日〜30日程度浸漬させれば良い。
【0009】次に、酢から大豆を取り出して、酢酸臭のなくなるまで大豆を乾燥させる。 このとき必要に応じて粉砕すると酢酸臭が蒸発し易くなり、短時間で乾燥させることができるため好ましい。 乾燥させる方法としては、自然乾燥、凍結乾燥、熱風乾燥などを例示することができるが、特に限定はされない。 最後に、必要に応じて粉砕することにより、乾燥酢大豆を得ることができる。
【0010】本発明において用いられる大豆サポニンを得る方法として、以下のような方法を例示することができる。 まず、脱脂処理した大豆粉末を水や低級アルコール或いは含水低級アルコールを用いて抽出する。 次に抽出液を濃縮して得られた残渣を水又は含水低級アルコールに溶解した後、架橋ポリスチレン系樹脂吸着剤と接触させ、樹脂に吸着させる。 最後に低級アルコール又は含水低級アルコールを用いて溶出することにより大豆サポニンを得ることができる。 また、前記した以外の公知の方法、例えば脱脂処理した大豆粉末を低級脂肪族アルコール等の有機溶媒を用いて抽出、減圧濃縮して得た残渣をn−ブタノール−水(1:1)混合懸濁液に溶解した後、n−ブタノール層を分離して減圧濃縮する。 得られた残渣を低級脂肪族アルコールに溶解した後、エーテル中に攪拌しながら注ぎ、生成した析出物を濾取して得ることも可能である。 更には、大豆サポニン含有粉末を用いることも可能である。
【0011】得られた大豆サポニンは原料大豆の種類によって構成される成分の種類や含有量に若干の差が見られるが、次式6(化6)で示される、3−O−〔β−D
−ガラクトピラノシル−(1→2)−β−D−グルクロノピラノシル〕−22−O−〔β−D−グルコピラノシル(1→3)−α−L−アラビノピラノシル〕−ソーヤサポゲノールA、又は3−O−〔β−D−グルコピラノシル(1→2)−β−D−ガラクトピラノシル−(1→
2)−β−D−グルクロノピラノシル〕−22−O−
〔β−D−グルコピラノシル(1→3)−α−L−アラビノピラノシル〕−ソーヤサポゲノールA、次式7(化7)で示される、3−O−〔α−L−ラムノピラノシル(1→2)−β−D−ガラクトピラノシル(1→2)−
β−D−グルクロノピラノシル〕−ソーヤサポゲノールB、又は3−O−〔α−L−ラムノピラノシル(1→
2)−α−L−アラビノピラノシル(1→2)−β−D
−グルクロノピラノシル〕−ソーヤサポゲノールB、或いは3−O−〔β−D−ガラクトピラノシル(1→2)
−β−D−グルクロノピラノシル〕−ソーヤサポゲノールB、加水分解により次式8(化8)で示されるソーヤサポゲノールCを生じるソーヤサポニンC、加水分解により次式9(化9)で示されるソーヤサポゲノールDを生じるソーヤサポニンD、加水分解により次式10(化10)で示されるソーヤサポゲノールEを生じるソーヤサポニンEなどのサポニン物質が含有されている。 (但し、式中R 1は、α−L−ラムノピラノシル(1→2)
−β−D−ガラクトピラノシル(1→2)−β−D−グルクロノピラノシル基、又はα−L−ラムノピラノシル(1→2)−α−L−アラビノピラノシル(1→2)−
β−D−グルクロノピラノシル基、或いはβ−D−ガラクトピラノシル(1→2)−β−D−グルクロノピラノシル基、R 2は、水素原子又はD−グルコピラノシル基を示す。 )
【化6】
【化7】
【化8】
【化9】
【化10】
【0012】また、大豆サポニン含有物は概ね以下のような性質を有する。 (1)メタノールに容溶、水、エタノールに可溶、クロロホルム、エーテル、ヘキサン、四塩化炭素に難溶。 (2)1%水溶液は中性。 (3)酸加水分解により、水可溶部からグルクロン酸、
ガラクトース、グルコース、アラビノース、ラムノース、キシロースが得られる。 水不溶部からサポゲノールA、ソーヤサポゲノールBが得られ、その他微量のソーヤサポゲノールC、D、Eが確認される。 (4)リーベルマン反応及びザルコウスキー反応陽性。 (5)水に添加して振盪させると、持続性の小発泡を生じる。
【0013】上記したような方法により調製した乾燥酢大豆と大豆サポニンを用いることにより、本発明に係る新規栄養補助食品を得ることができる。 本発明に係る新規栄養補助食品に配合される、上記したような方法により調製した大豆サポニンの配合量は特に限定されないが、0.01重量%以上とするとよい。 これは、0.0
1重量%未満では、大豆サポニン配合による効果を十分発揮することができないからである。
【0014】乾燥酢大豆と大豆サポニンを用いて、本発明に係る新規栄養補助食品とするには、通常、乾燥酢大豆と大豆サポニンの摂取量が一日に20mg〜3000
mgとなるように配合した食品を調整すればよい。 また、食品の形態は特には限定されず、通常の食品として長期間摂取することができる形状としたものが良く、例えば、錠剤、顆粒状、散剤、清涼飲料水、菓子、パン等を例示することができる。 また、通常食品に用いられている添加物、増量剤、香料、甘味料、増粘剤等を本発明の効果が損なわれない範囲で適宜混合することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づき詳細に説明する。 但し、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。 (実施例1)破砕した乾燥大豆10kgに純米酢20L
を加え浸漬させた。 純米酢を追加することにより、常に酢が不足しないように注意しながら2週間純米酢に浸漬させた。 2週間後に酢から取り出し、48時間自然乾燥した後に、更に24時間凍結乾燥した。 その乾燥物を再粉砕して60メッシュの粉末とし、乾燥酢大豆粉末を得た。 次に、脱脂処理した大豆の粉砕物を99%エタノールを用いて60℃で、1時間抽出した。 抽出液を減圧濃縮した後、残渣を水に溶解し、合成樹脂吸着剤を用いて大豆サポニンを樹脂に吸着させた。 次に99%エタノールを用いて溶出させた後、減圧濃縮して大豆サポニンの粉末を得た。 この大豆サポニンの粉末をその配合量が1
重量%となるように乾燥酢大豆粉末に配合することにより実施例1を得た。
【0016】(比較例1)実施例1で用いた乾燥酢大豆粉末を比較例1の試料とした。
【0017】(比較例2)実施例1で用いた大豆サポニンの粉末を比較例2の試料とした。
【0018】(試験例1)実施例1及び比較例1〜2を用いて、表1に示す組成により3種類の散剤を調整した。
【表1】
【0019】体重が標準値前後10%以内にある女性6
0人を20人づつ3つのグループに分けた。 3つのグループをそれぞれ前記調整した3種の散剤(1包2.1
g)を服用するグループとし、朝昼晩一包ずつ服用させた。 3ヶ月後のウエスト及び体重の増減について表2に示す4段階で採点した。
【表2】
【0020】20名の点の平均値を算出した結果を表3
に示す。
【表3】
【0021】(試験例2)女性20人を10人づつ2つのグループに分けた。 2つのグループを一方は肌あれ、
もう一方は肌のくすみの改善の程度を観察するグループとし、前記調整した実施例1の試料を用いた散剤(1包2.1g)を朝昼晩一包ずつ服用させた。 服用する前の肌あれ、肌のくすみの程度と服用して4週間後の肌あれ、肌のくすみの程度について、表4に示す5段階で採点した。 また、比較例1及び2についても、全く同様の方法で試験を行った。
【表4】
【0022】結果を表5及び6に示す。 尚、表5及び6
中の著効とは服用する前と服用後の評価が3段階以上上昇したものであり、有効とは評価が2段階上昇したものである。 また、やや有効とは評価が1段階上昇したものであり、無効とは評価が全く上昇しなかったものであり、改善率とは著効と有効の合計(有効群)が全体に占める割合である。
【表5】
【表6】
【0023】表3,5,6の結果より、乾燥酢大豆粉末に大豆サポニンを配合した新規栄養補助食品は、乾燥酢大豆或いは大豆サポニンをそれぞれ単独で用いた場合と比較して、ダイエット効果及び肌荒れや肌のくすみを改善する美容効果が大幅に向上することが分かる。 しかも、そのダイエット効果に着目すると、大幅な体重の減少が無いために、体に無理なく効果を発揮することができる。
【0024】以下、本発明に係る新規栄養補助食品の配合例を示す。 (配合例1)
【表7】
【0025】(配合例2)
【表8】
【0026】
【発明の効果】 以上詳述した如く、請求項1に係る発明は、ダイズ(Glycine max Merrill )の種子を酢に一定期間浸漬した後、乾燥して得られた乾燥酢大豆と大豆サポニンが配合されてなることを特徴とする新規栄養補助食品に関し、請求項2に係る発明は、前記ダイズ(Gl
ycine max Merrill )の種子が脱脂処理されてなることを特徴とする請求項1記載の新規栄養補助食品に関し、
請求項3に係る発明は、前記食品中の大豆サポニン配合量が0.01重量%以上であることを特徴とする請求項1記載の新規栄養補助食品に関し、請求項4に係る発明は、前記大豆サポニンが、3−O−〔β−D−ガラクトピラノシル−(1→2)−β−D−グルクロノピラノシル〕−22−O−〔β−D−グルコピラノシル(1→
3)−α−L−アラビノピラノシル〕−ソーヤサポゲノールA、3−O−〔β−D−グルコピラノシル(1→
2)−β−D−ガラクトピラノシル−(1→2)−β−
D−グルクロノピラノシル〕−22−O−〔β−D−グルコピラノシル(1→3)−α−L−アラビノピラノシル〕−ソーヤサポゲノールA、3−O−〔α−L−ラムノピラノシル(1→2)−β−D−ガラクトピラノシル(1→2)−β−D−グルクロノピラノシル〕−ソーヤサポゲノールB、3−O−〔α−L−ラムノピラノシル(1→2)−α−L−アラビノピラノシル(1→2)−
β−D−グルクロノピラノシル〕−ソーヤサポゲノールB、3−O−〔β−D−ガラクトピラノシル(1→2)
−β−D−グルクロノピラノシル〕−ソーヤサポゲノールB、加水分解によりソーヤサポゲノールCを生じるソーヤサポニンC、加水分解によりソーヤサポゲノールD
を生じるソーヤサポニンD、加水分解によりソーヤサポゲノールEを生じるソーヤサポニンEのうち少なくとも1種以上からなることを特徴とする請求項1乃至3記載の新規栄養補助食品に関するものであるから、優れたダイエット効果や肌あれ、肌のくすみなどを改善する美容効果を有し、しかも服用による体力の低下や連用による副作用は無く、無理なく長期間服用することができるという優れた効果を奏することができる。
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