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Method for controlling blight and promoting growth of solution-culture plant

阅读:407发布:2021-10-19

专利汇可以提供Method for controlling blight and promoting growth of solution-culture plant专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE:To control the blight of a plant in solution culture caused by phytopathogens propagated by the culture solution by incorporating the culture solution with a microorganism and the living microbial cells of the microorganism belonging to the genus Fusarium free from pathogenicity to the plant. CONSTITUTION:A microbial strain belonging to the genus Fusarium [e.g. Fusarium oxysporum K-102 (FERM P-12965)] and its living cell is added to a culture solution in such a manner as to survive the >=10 CFU (preferably >=10 CFU) of the living cells in the culture solution. The microorganisms added to the culture solution are quickly fixed to the rhizosphere of the plant and, thereafter, transferred to the plant tissue, especially in the vessel to exhibit the blight-controlling effect or the growth-promoting effect.,下面是Method for controlling blight and promoting growth of solution-culture plant专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 フザリウム(Fusarium)属に属する非病原菌菌体を養液に添加することを特徴とする、
    養液伝搬性の植物病原菌に原因する養液栽培植物の病害を防除し、且つ/または、生育を促進させ、健全な植物を栽培する方法。
  • 【請求項2】 フザリウム(Fusarium)属に属し、養液栽培植物に病原性を有さない微生物。
  • 【請求項3】 微生物がフザリウム オキシスポラム(Fusariumoxysporum)SK−102
    菌であることを特徴とする請求項2に記載の微生物。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、養液栽培植物に病原性を示さないフザリウム属に属する生物およびその生菌体を養液に添加することにより、養液により伝搬される植物病原菌に起因する養液栽培植物の病害を防除し、且つ/または生育を促進させ、健全な植物を栽培する方法に関するものである。

    【0002】

    【従来の技術】養液栽培は、(1)土壌と切り離すことにより連作障害が回避される、(2)省栽培が可能である、(3)生育速度の向上や栽培密度の増加等により総生産量の増加が期待できる、(4)栽培環境が清浄であり、マイコン制御等最近のハイテク技術の導入が容易である、などの利点から、近年、特にトマト、キュウリなどの果菜類、ミツバ、葉ネギ、カイワレダイコン、サラダナなどの葉菜類の栽培法として広く普及しつつある。 しかしながら、養液栽培においても土耕栽培の場合と同じように、病原菌が存在してその生育に適した環境条件下にあれば病害が発生するのは当然のことであり、
    そのうえ、養液栽培では養液が循環しているので、ひとたび培養液に病原菌が侵入すると、短期間に病気が広まり、場合によっては全滅する危険性がある。 これに対して、これら養液を媒体としてまん延する病害に対しては現在使用できる農薬が存在しないのが現状であり、わずかにごく近年になってオゾン(O 3 )や紫外線を使って養液を殺菌しようとする物理的防除手法が考案されているものの、広範に普及していないのが現状である。

    【0003】他方、土耕栽培においては、土壌伝染性病害の防除法として、植物に病原性を持たない有用微生物を施用することにより病害を回避する、いわゆる生物的防除法の研究が進められている。 特に、非病原のフザリウム菌を作物に前感染させることにより病害抵抗性を誘導し、その結果、フザリウム病(小川奎、駒田旦:日植病報、50、1984年、手塚信夫、牧野孝宏:植物防疫、42、1988年)や、バーチシリウム病(雨富良幹、平野和弥、飯田格:千葉大園芸学報、36、198
    5年)を防除した例が広く知られている。

    【0004】このようにフザリウム属菌については、土耕栽培において動物におけるワクチンと同様の様式で植物を処理して植物に耐病性を付与することが知られてはいるが、フザリウム属菌を通常の農園芸用殺菌剤として使用することは、圃場に施用するには莫大な量のフザリウム属菌が必要であるだけでなく土壌中で菌自体が死滅することも予想されるため、従来行われたことはない。
    ましてや、土耕栽培ではなく本発明のような養液栽培においては、養液栽培自体が実験室規模ならばともかく大規模に行われるようになったのでごく近年になってからであることからしても、養液栽培においてフザリウム属菌を養液に添加して養液栽培植物の病害防除に用いること、つまり養液栽培における病害防除剤としてフザリウム属菌を用いることは、従来全く知られておらず新規であるし、その示唆すら見当らないのが技術の現状である。

    【0005】

    【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、土壌伝染性病害における非病原フザリウムを利用した防除研究の例に着目して鋭意研究した結果、養液栽培植物に病原性を示さないフザリウム菌を養液に投入することにより病害を回避し、且つ/または生育を促進することをみいだした。 本発明の目的は、農薬使用のできない養液栽培植物の病害の防除方法を確立し、健全な植物を栽培することにある。

    【0006】

    【課題を解決するための手段】本発明は、養液栽培植物に病原性を示さないフザリウム属に属する微生物およびその生菌体を養液に添加することにより養液により伝搬される植物病原菌に原因する養液栽培植物の病害を防除し、健全な植物を栽培する方法に関するものである。 以下、本発明について詳細に説明する。

    【0007】本発明の微生物としては、フザリウム(F
    usarium)属に属し、養液栽培植物に病原性を有さない微生物であればすべての微生物が使用できる。 特に、フザリウム オキシスボラム(Fusarium
    oxysporum)の菌株が望ましい。 そのうちでも特に好ましい菌株としては、発明者らはサラダナ根圏から分離したFusorium oxysporum S
    K−102(微工研菌寄第12965号)菌株が例示される。 本菌株は、隔壁を有する菌糸とそこから側方にできる短い小梗(phialide)上に擬頭状をなして形成される小型分生胞子とまれに形成される大型分生胞子、更に菌糸上或は大型分生胞子上に頂生または間生される厚膜胞子からなる不完全菌類に属する糸状菌である。 小型分生胞子は0隔膜、無色、卵形で、大きさは6
    〜12×2.0〜4.0μmである。 大型分生胞子は3
    〜5隔膜、無色、三日月形で、大きさは25〜60×3
    〜5μmである。 厚膜胞子は無色、円形で表面は平滑または粗面であり、大きさは直径6〜10μmである。 ポテトデキストロース(PDA)寒天培地、ツアペック寒天培地上でよく生育し、気中菌糸は白色綿毛状、培養子座は軟質で白色〜サーモンピンク色を呈し、特にポテトデキストロース培地では寒天中が紫色の色素で着色される。 以上のような形態学的特徴および生育状況から、この菌株はフザリウム オキシスポラム(Fusariu
    m oxysporum)であると同定された。

    【0008】次に本発明における養液栽培野菜の病害防除の方法について述べる。

    【0009】本発明に適用できる養液栽培装置は、養液がベット或は固形培地耕を一定期間内に循環する方式であれば特に問題はない。 本発明で用いる非病原フザリウム属菌としては、フザリウム属菌自体のほか、その懸濁液ないし培養液、又はその処理物(濃縮物、ペースト状物、乾燥物、希釈物等)を広く包含するものである。 また、本発明で用いる非病原フザリウム属菌としては、生存させ保証されていれば、ウェットケーキのほか凍結乾燥法あるいは鉱物吸着により製造した生菌製剤も広く包含するものである。

    【0010】本発明で用いる非病原フザリウム属菌としては、液体培養等の公知の手段で増殖させたものを用いればよく、生存細胞(bud cell)が増殖するのであれば、特に培地の種類、培養条件等に制限されることはない。 菌懸濁液あるいは生菌製剤の場合とも、植物の移植時に生菌体が養液中に10 3 CFU以上、好ましくは10 5 CFU以上存在するように養液に添加する。
    養液中に添加された菌は速やかに植物根圏に着生し、その後植物組織内、特に導管部に移行して病害防除効果あるいは生育促進効果を発現する。 なお、作物によっては、栽培期間中に複数回連用することにより、一層効果が高まる。

    【0011】以下に実施例により本発明を説明するが、
    これらにより本発明の範囲が何等制限されるものではない。

    【0012】

    【実施例】

    実施例1 土耕サラダナの根圏より分離した非病原のフザリウム
    オキシスポラム(Fusarium oxysporu
    m)SK−102菌をポテトデキストロース液体培地(PD broth;Difco社製)でジャーファーメンターを用いて28℃、200rpm、エアー量2.
    5kg/cm 2の条件下で72時間培養し、菌懸濁液(1.2×10 5 CFU/ml)を得た。 この懸濁液をサラダナ(品種;夏用パターヘッド)定植時に耕養液500リットルに500ml或は1リットル添加した。
    養液のpHを6.0〜6.5、ECを1.0〜2.0m
    S/cmに保ち、20〜28℃の温度条件下で定植から30日栽培した後に、1区あたり250株について以下の地上部と根部の生重量を測定した。 調査結果を表1に示した。

    【0013】

    【表1】

    【0014】実施例2 実施例1の方法で得られたフザリウム オキシスポラム(Fusariumoxysporum)SK−102
    菌の懸濁液(1.2×10 5 CFU/ml)をサラダナ(品種;夏用パターヘッド)定植時に水耕養液500リットルに500ml或は1リットル添加し、更に5日後にサラダナ根腐病菌の菌懸濁液(5.0×10 5 CFU
    /ml)を1リットル接種した。 養液のpHを6.0〜
    6.5、ECを1.0〜2.0mS/cmに保ち、15
    〜25℃の温度条件下で定植から30日栽培した後に、
    1区あたり250株について以下の基準に従って指数調査し、罹病度および防除価を数1により算出した。 調査結果を表2に示した。

    【0015】罹病指数 0:発病が認められない。 1:導管部がやや褐変し地上部がやや萎ちょう 2:導管部が褐変し地上部が明かに萎ちょう 3:枯死

    【0016】

    【数1】

    【0017】

    【表2】

    【0018】実施例3 実施例1の方法で得られたフザリウム オキシスポラム(Fusariumoxysporum)SK−102
    菌の懸濁液(1.2×10 5 CFU/ml)をトマト(品種;桃太郎)定植時に水耕養液500リットルに5
    00ml或は1リットル添加し、更に5日後にトマト青枯病菌の菌懸濁液(4.8×10 5 CFU/ml)を1
    リットル接種した。 養液のpHを5.8〜6.3、EC
    を1.0〜1.5mS/cmに保ち、15〜25℃の温度条件下で青枯病菌接種から30日栽培した後に、1区あたり50株について以下の基準に従って指数調査し、
    罹病度および防除価を数1により算出した。 調査結果を表3に示した。

    【0019】罹病指数 0:発病が認められない。 1:導管部がやや褐変し地上部がやや萎ちょう 2:導管部が褐変し地上部が明かに萎ちょう 3:枯死

    【0020】

    【表3】

    【0021】

    【発明の効果】トマト、キュウリなどの果菜類、ミツバ、葉ネギ、カイワレダイコン、サラダナなどの葉菜類の養液栽培において、植物に病原性を示さないフザリウム属に属する微生物およびその生菌体を養液に添加することによって、養液により伝搬される植物病原菌に起因する養液栽培植物の病害を防除し、健全な植物を栽培することができる。

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