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Double-applying cosmetic, use thereof, and makeup kit containing the same

阅读:644发布:2021-04-12

专利汇可以提供Double-applying cosmetic, use thereof, and makeup kit containing the same专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a cosmetic of such a type as to comprise two compositions to be applied successively, particularly to provide a new course for compounding a makeup product.
SOLUTION: The cosmetic comprises a first composition and a second composition and is intended to apply to keratinous matter. In this cosmetic, the first composition contains at least one resin selected from rosins, rosin derivatives, hydrocarbon-based resins and mixtures thereof, wherein the number-average molecular weight of the resin is 10,000 g/mol or less; and the second composition is different from the first, containing at least one nonvolatile fatty substance. Advantageously, this cosmetic has good gloss and/or sustainable properties.
COPYRIGHT: (C)2007,JPO&INPIT,下面是Double-applying cosmetic, use thereof, and makeup kit containing the same专利的具体信息内容。

  • 第一の組成物および第二の組成物を含む化粧品であり、前記第一の組成物が、ロジン、ロジン誘導体および炭化水素系樹脂、ならびにそれらの混合物から選択される少なくとも1つの樹脂を含み、前記樹脂が、10000g/mol以下の数平均分子量を有し、前記第二の組成物が、前記第一の組成物とは異なり、少なくとも1つの不揮発性脂肪物質を含む化粧品。
  • 前記炭化水素系樹脂が、
    -主比率のインデンモノマーと、スチレン、メチルインデンおよびメチルスチレン、ならびにそれらの混合物から選択される副比率のモノマーとの重合に由来するポリマーなどのインデンポリマー;
    -ペンタジエンモノマーとインデンモノマーの混合物の重合に由来するペンタジエンおよびインデンの樹脂などのインデンポリマー;
    -イソプレン、ブテン、2-メチル-2-ブテン、ペンテンおよび1,4-ペンタジエン、ならびにそれらの混合物から選択される小量のモノマーと、主に1,3-ペンタジエン(トランスまたはシス-ピペリレン)モノマーとの重合に由来する樹脂などのペンタジエン樹脂;
    -インデンおよびスチレンから選択される第一のモノマーと、ジシクロペンタジエンなどのシクロペンタジエン二量体、メチルジシクロペンタジエンおよび他のペンタジエン二量体、ならびに、それらの混合物から選択される第二のモノマーとの重合に由来する樹脂などのシクロペンタジエン二量体樹脂;
    -α-ピネン、β-ピネンおよびリモネンならびにそれらの混合物から選択される少なくとも1つのモノマーの重合に由来するテルペン樹脂;
    から選択されることを特徴とする、請求項1に記載の化粧品。
  • 炭化水素系インデン樹脂もしくはポリマーが、水添インデン/メチルスチレン/スチレンコポリマーから選択されることを特徴とする、請求項1または2に記載の化粧品。
  • 前記第一の組成物が、液体脂肪相、および、前記液体脂肪相に可溶性である炭化水素系ブロックコポリマーを含むことを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の化粧品。
  • 前記樹脂と炭化水素系ブロックコポリマーの質量比が、80/20から40/60、好ましくは75/25から50/50であることを特徴とする、請求項4に記載の化粧品。
  • 前記第一の組成物の液体脂肪相が、少なくとも1つの炭化水素系揮発油を含むことを特徴とする、請求項5に記載の化粧品。
  • 前記第一の組成物の液体脂肪相が、脂肪族アルコールを含むことを特徴とする、請求項5または6に記載の化粧品。
  • 前記第二の組成物が、5%未満の、好ましくは2%未満の、より好ましくは1%未満の顔料を含むことを特徴とする、請求項1から7のいずれか一項に記載の化粧品。
  • 前記不揮発性脂肪物質が、ポリアルキルシロキサン油、ポリアリールシロキサンおよびポリアルキルアリールシロキサン、ならびにそれらの混合物から選択されることを特徴とする、請求項8に記載の化粧品。
  • 说明书全文

    本発明は、続けざまに、顔または身体のいずれかの皮膚に、下瞼および上瞼に、唇に、および、外皮、例えば爪、眉毛、睫、または髪に適用することができる少なくとも2つの組成物を含む化粧品に関する。 本発明は、また、これら2つの組成物を用いた、顔および身体をメイクアップする方法に関する。

    それぞれの組成物は、ファンデーション、メイクアップルージュ、アイシャドー、コンシーラー製品、頬紅、ルースまたはコンパクトパウダー、口紅、リップクリーム、リップグロス、リップペンシル、アイペンシル、マスカラ、アイライナー、マニキュア、ボディメイクアップ製品または皮膚着色製品とすることができる。

    本発明の目的は、順々に続けざまに塗布する2つの組成物を含むタイプの化粧品、特にメイクアップ製品を配合するための新規の経路を提案することである。 この化粧品は、有利には、良好な光沢および/または持続特性を有する。

    欧州特許公開第847752号

    欧州特許第1396259号

    欧州特許出願公開第1068854号

    欧州特許出願公開第1068945号

    国際公開第02/47031号

    米国特許第5874069号

    米国特許第5919441号

    米国特許第6051216号

    米国特許第5981680号

    米国特許第152416号

    欧州特許出願0667146号

    Handbook of Pressure Sensitive Adhesive、Donatas Satas編纂、第3版、1989年、609〜619頁 Polymer Handbook、第3版、1989年、John Wiley D. Robb編纂の「Specialist Surfactants」1997年におけるP. Terech、8章、209〜263ページ

    光沢および非-光沢外観と同時に満たされるこれらの保持、耐色移りおよび耐移動特性によって、口紅およびリップグロスなどの唇メイクアップ製品、マスカラ、アイライナーおよびアイシャドーなどのアイメイクアップ製品、および爪または髪メイクアップ製品を製造するのに特に適している製品とすることができる。

    それゆえ、本発明の一主題は、第一の組成物および第二の組成物を含む、ケラチン物質に塗布することを意図した化粧品であって、前記第一の組成物が、ロジン、ロジン誘導体および炭化素系樹脂、ならびにそれらの混合物から選択される少なくとも1つの樹脂を含み、前記樹脂が、10000g/mol以下の数平均分子量を有し、前記第二の組成物が、前記第一の組成物とは異なって、少なくとも1つの高粘性油を含む化粧品である。

    本発明の製品は、特に、皮膚、爪または髪用のメイクアップ製品である。

    用語「メイクアップ組成物」は、ケラチン物質に、口紅、メイクアップルージュ、アイライナー、ファンデーション、セルフ-タンニング製品または半永久的メイクアップ製品(タトゥ)などの製品を塗布することによって、ヒトのケラチン物質(皮膚または外皮)上に色を堆積できる着色剤を含む製品を意味する。

    本発明による製品は、同じパッケージ製品または少なくとも2つの別々のパッケージ製品に、別々にまたは一緒にパッケージされた、化粧品として許容できる少なくとも2つの組成物を含む。

    好ましくは、これらの組成物は、別々に、有利には別々にパッケージされた製品に梱包されている。

    それゆえ、本発明の一主題は、特に、口紅、ファンデーション、マスカラ、メイクアップルージュ、アイライナー、口紅、マニキュア、特にケア特性を有する製品、マスカラ、アイライナー、コンシーラー製品または身体(タトゥなど)または髪のメイクアップ製品の形態のメイクアップ化粧品である。

    本発明の一主題は、また、前記したメイクアップ化粧品を含むメイクアップキットであり、様々な組成物が別々にパッケージされ、有利には適した塗布手段が付属しているキットである。 これら手段は、細いブラシ、粗いブラシ、ペン、ペンシル、フェルト、フェザー、スポンジ、チューブおよび/またはフォームチップとすることができる。

    本発明による製品の第一の組成物は、ケラチン物質上に塗布される下塗りを構成することができ、第二の組成物は、上塗りを構成することができる。 しかしながら、第一のコートの下に、第二のコートの構成を有するか、または有しない下塗りを塗布することも可能である。

    また、第二のコートの上に、第一のコートの構成と同じか、または異なる構成を有する上塗りを堆積することも可能である。 好ましくは、得られるメイクアップは、二度塗りメイクアップである。

    第二の組成物は、また、ケラチン物質に塗布する下塗りを構成することができ、第一の組成物は、上塗りを構成することができる。

    特に、下塗りは、口紅、ファンデーション、マスカラ、リップグロス、アイライナー、マニキュア、ネイルケア製品またはボディメイクアップ製品であり、上塗りは、ケアまたは保護製品である。

    本発明は、また、前記した化粧品を皮膚および/または唇および/または外皮に塗布することからなる、皮膚および/または唇および/または外皮をメイクアップする方法に関する。

    本発明の一主題は、また、ヒトの皮膚および/または唇および/または外皮をケアまたはメイクアップするための、皮膚、唇および/または外皮に、ロジン、ロジン誘導体および炭化水素系樹脂、ならびにそれらの混合物から選択される少なくとも1つの樹脂を含む第一の組成物の第一のコートを塗布し、その後に、第一のコートの全体または一部に、少なくとも1つの高粘性油を含む第二の組成物の第二のコートを塗布することからなる化粧方法であって、前記樹脂が、10000g/mol以下の数平均分子量を有する化粧方法。

    本発明による組成物は、顔または頭皮のいずれかの、および、身体の皮膚、唇、下瞼の内側、ならびに外皮、例えば爪、睫、髪、眉毛に、または体毛にさえも塗布することができる。 第二の組成物は、模様を形成することができ、ペン、ペンシルまたは任意の他の道具(スポンジ、指、細いブラシ、粗いブラシまたはフェザー)を用いて塗布することができる。 このメイクアップは、また、メイクアップアクセサリ、例えば付け爪、付け睫もしくはカツラの上に、または、代替的に、皮膚もしくは唇に付いた点もしくは継ぎ接ぎ(例えばホクロ)の上に塗布することができる。

    最後に、本発明の一主題は、皮膚および/または唇および/または外皮に、快適さおよび/または光沢および/または耐色移りおよび/または耐移動性および/または良好な保持である化粧効果を付与するための、第一の組成物および第二の組成物を含む化粧品の使用であって、前記第一の組成物が、ロジン、ロジン誘導体および炭化水素系樹脂、ならびにそれらの混合物から選択される少なくとも1つの樹脂を含み、前記樹脂が、10000g/mol以下の数平均分子量を有し、前記第二の組成物が、少なくとも1つの高粘性油を含む使用である。

    (第一の組成物)
    本発明による第一の組成物は、ロジン、ロジン誘導体および炭化水素系樹脂、ならびにそれらの混合物から選択され、10000g/mol以下の数平均分子量を有する、少なくとも1つの樹脂を含む。

    第一の組成物は有利には、50%以上の耐油性を有する。

    前記組成物は有利には、耐油性が50%以上、例えば55%、60%または65%にもなる付着物をもたらすフィルムを形成することができる。

    耐油性は、以下の方法に従って測定することができる。

    3枚のガラススライドを準備し、以下のようにそれぞれをコラーゲンのシートによって覆う。

    側長5cm×10cmを有するコラーゲンのシート(naturin artificial gut、厚さ0.06mm、a.0.10mm、d.120mm)を温度28℃で調製し、相対湿度(RH)90%で少なくとも2時間養生する。

    コラーゲンのシートを再び空気に開放し、直ちに4.6cm×7.6cmのガラススライドにしっかりと完全に貼り付ける。 3Mのスコッチテープによってコラーゲンのシートをガラススライドの裏側に貼り付ける。 コラーゲンの表面は、平滑で、しわなしであるべきである。 試験を実施する前に、各スライドを周囲条件下に24時間放置する。

    ナイフと定規を使用して5cm×10cmの長方形を、スタイロフォーム板(Amoco Selectables Plastics DL Tableware type)からガラススライドの外形に従って切り出す。 本発明による生成物を、下記のようにして各スライドガラスおよび長方形のスタイロフォームに塗布する。 この組成物を、25μmの機械的塗布機(バーコータ)を使用して塗布する。

    プレートを周囲条件下に24時間放置する。

    ブラシによって拡げられたオリブ油3滴(約0.075g)を、コラーゲンおよび組成物によって覆われた3枚のスライドそれぞれに塗布する。 キムワイプの紙タオルを使用して過剰分を乾燥させ、スライドを室温で30分間放置する。 直径4cmの白色のスタイロフォームディスク3枚を切り出す。

    白色のスタイロフォームディスクを両面テープによって2kgの物体の端部にしっかりと貼り付け、その重しをプレートの表面(生成物側)上に静かに置くことによって175g/cm 2の圧をかけ、当初の圧力を保持しながらその重しをそれ自体のまわりに3〜5秒かけて1回転半させる。 重しを持ち上げ、スタイロフォームディスクを回収する。 各ガラススライドについて清浄なスタイロフォームディスクを用いて測定を実施する。

    次いで、反射率の百分率を・長方形のスタイロフォーム試料に塗布された生成物の付着物(参照A)、
    ・清浄な白色のスタイロフォームディスク(参照B)、
    ・化粧用生成物が塗布されたスライドに圧力をかけた後、重しから離されたディスク(参照C)
    について測定する。 反射率は、D65/10°の光源を有するスペクトル分析計(開口部の直径25mm)を使用して400〜700nmの波長範囲にわたって測定する。 「汚れた」ディスクについて反射率最小の波長を選ぶ。 この波長において、耐油性を次式
    100*(1-[(CB)/(AB)])
    に従って計算する。 耐油性は、3つの測定の平均値に等しい。

    (樹脂)
    本発明による組成物において使用する樹脂は、好ましくは、10000g/mol以下、特に250〜10000g/molの範囲、好ましくは5000g/mol以下、特に250〜5000g/molの範囲、さらによりよくは2000g/mol以下、特に250〜2000g/molの範囲、さらによりよくは1000g/mol以下、特に250〜1000g/molの範囲の数平均分子量を有する。

    数平均分子量(Mn)は、ゲルパーミエーション液体クロマトグラフィー(THF溶媒、直鎖ポリスチレンを標準として定められた較正曲線、屈折率検出器)によって求められる。

    本発明による組成物の樹脂は、有利には粘着性樹脂である。 そうした樹脂は特に、Handbook of Pressure Sensitive Adhesive、Donatas Satas編纂、第3版、1989年、609〜619頁に記載されている。

    本発明による組成物の樹脂は、ロジンもしくはその誘導体および炭化水素系樹脂、ならびにそれらの混合物から選択することができる。

    用語「炭化水素系」とは、主として炭素および水素、場合により酸素、窒素、硫黄などのヘテロ原子を含む化合物を意味する。 炭化水素系化合物は、好ましくは、炭素および水素からなる。

    ロジンは、ロジン酸(主にアビエチン型およびピマル型の酸)と呼ばれる有機酸を主として含む混合物である。 3つの型のロジン、すなわち生きている樹木に対する切込みによって得られるロジン(「ガムロジン」)、マツ材またはマツの切り株から抽出されるウッドロジンおよび紙の製造から発生する副産物から得られるトール油(「トール油ロジン」)が存在する。

    ロジン誘導体は、具体的には、ロジン酸の重合、水添および/またはエステル化(例えば、エチレングリコール、グリセロール、ペンタエリスリトールなどの多価アルコールとの)から得ることができる。 挙げることができる例には、Hercules社からの照会記号Foral 85、Pentalyn HおよびStaybelite Ester 10; Arizona Chemical社からの照会記号Sylvatac 95およびZonester 85;またはUnion Camp社からの照会記号Unirez 3013で販売されているロジンエステルが含まれる。

    炭化水素系樹脂は、含むモノマーの型に従ってインデンポリマー、ペンタジエン樹脂、シクロペンタジエン二量体樹脂およびテルペン樹脂として分類することができる、低分子量のオレフィンポリマーから選択することができる。

    インデンポリマーは、主比率のインデンモノマーと、スチレン、メチルインデンおよびメチルスチレン、ならびにそれらの混合物から選択される副比率のモノマーとの重合に由来するポリマーから選択することができる。 こうしたポリマーは、場合によっては水添することができ、200〜1500g/molの範囲の分子量を有することができる。

    炭化水素系インデンポリマーは、好ましくは、インデンおよびスチレンもしくはスチレン誘導体から得られるブロックコポリマーである。

    好ましい一実施形態によれば、樹脂は、インデン樹脂、具体的には、Regalite R 1100、Regalite R 1090、Regalite R-7100、Regalite R 1010 Hydrocarbon Resin、Regalite R 1125 Hydrocarbon Resinなどの名称「Regalite」でEastman Chemical社から販売されている水添インデン/メチルスチレン/スチレンコポリマーから選択される。

    挙げることができるインデンポリマーの例には、Exxon Chem社から照会記号Escorez 7105、Neville Chem.社から照会記号Nevchem 100およびNevex 100、Sartomer社から照会記号Norsolene S105、Hercules社から照会記号Picco 6100およびResinall Corp.社から照会記号Resinallで販売されているものが含まれる。

    挙げることができるインデンポリマーの他の例には、ペンタジエンモノマーと、上述のモノマーなどのインデンモノマーとの混合物の重合に由来する、ペンタジエン-インデン樹脂、例えば、Exxon Chemicals社から名称Escorez 2101、Neville Chem.社から名称Nevpene 9500、Hercules社から名称Hercotac 1148、Sartomer社から名称Norsolene A 100、ならびにGoodyear社から名称Wingtack 86、Wingtack ExtraおよびWingtack Plusで販売されている樹脂が含まれる。

    ペンタジエン樹脂は、主比率の1,3-ペンタジエン(トランスまたはシス-ピペリレン)モノマーと、イソプレン、ブテン、2-メチル-2-ブテン、ペンテンおよび1,4-ペンタジエン、ならびにそれらの混合物から選択される少量のモノマーとの重合に由来する樹脂から選択することができる。 こうした樹脂は、1000〜2500g/molの範囲の分子量を有することができる。

    そうした1,3-ペンタジエン樹脂は、例えば、Eastman Chemical社から照会記号Piccotac 95、Exxon Chemicals社から照会記号Escorez 1304、Neville Chem.社から照会記号Nevtac 100またはGoodyear社から照会記号Wingtack 95で販売されている。

    シクロペンタジエン二量体樹脂は、インデンおよびスチレンから選択される第一のモノマーと、ジシクロペンタジエンなどのシクロペンタジエン二量体、メチルジシクロペンタジエン、他のペンタジエン二量体、およびそれらの混合物から選択される第二のモノマーとの重合に由来する樹脂から選択することができる。 こうした樹脂は、一般に、500〜800g/molの範囲の分子量を有し、例えばArizona Chemical Co.社から照会記号Betaprene BR 100、Neville Chem.社から照会記号Neville LX-685-125およびNeville LX-1000、Hercules社から照会記号Piccodiene 2215、Lawter社から照会記号Petro-Rez 200、またはResinall Corp.社から照会記号Resinall 760で販売されているものである。

    テルペン樹脂は、α-ピネン、β-ピネンおよびリモネン、ならびにそれらの混合物から選択される少なくとも1つのモノマーの重合に由来する樹脂から選択することができる。 こうした樹脂は、300〜2000g/molの範囲の分子量を有することができる。 そうした樹脂は、例えばHercules社から名称Piccolyte A115およびS125、ならびにArizona Chem.社から名称Zonarez 7100またはZonatac 105 Liteで販売されている。

    同様に、挙げることができる炭化水素系樹脂には、Eastman Chemical Co.社から名称Eastotac C6-C20 Polyolefin、Exxon Chemicals社から照会記号Escorez 5300で販売されているいくつかの樹脂、またはNeville Chem.社から販売されている樹脂Nevillac HardもしくはNevroz、Hercules社から販売されている樹脂Piccofyn A-100、Piccotex 100またはPiccovar AP 25、あるいはSchenectady Chemical Co.社から販売されている樹脂SP-553が含まれる。

    本発明の主題の1つは、10000g/mol以下の数平均分子量を有する少なくとも1つの炭化水素系インデンポリマーを含む化粧用の唇用メイクアップ組成物である。 この組成物は、有利に50%以上の耐油性を有するフィルムを形成することができる。 本実施形態では、インデンポリマーは既に説明したインデンポリマーの1つでよい。 炭化水素系インデンポリマーは、好ましくは、インデンおよびスチレンもしくはスチレン誘導体から得られるブロックコポリマーである。

    本発明による組成物において、樹脂は、組成物の全重量に対して0.1〜40重量%、好ましくは0.5〜30重量%、さらによりよくは1〜20重量%、例えば2〜15重量%の範囲の含有量において存在することができる。

    樹脂は、好ましくは20℃以上、好ましくは30℃以上、好ましくは約40℃の少なくとも1つのガラス転移温度を有することができる。 ガラス転移温度は有利には、20℃〜300℃、例えば30℃〜100℃である。

    本願明細書に示されたガラス転移温度は、Foxの法則(Fox's law)と呼ばれる以下の関係:

    [式中、

    は、対象とするブロック中のモノマーiの質量分率であり、Tg iは、モノマーiのホモポリマーのガラス転移温度である。 ]
    に従ってPolymer Handbook、第3版、1989年、John Wileyなどの参考マニュアルにおいて知ることができる各ブロックの構成モノマーの理論Tg値から求められる理論Tg値であり得る。

    ガラス転移温度(Tg)は、標準規格ASTM D3418-97に従って、150μlのアルミニウムのるつぼ中、加熱速度10℃/分で-100℃〜+150℃の温度範囲にわたる熱量計での示差熱分析(DSC、「Differential Scanning Calorimeter」)によって測定することができる。

    (液体脂肪相)
    本発明による組成物は、有機溶媒または油とも呼ばれる、室温において液体である1つまたは複数の相溶性の非水性脂肪物質からなる、室温(25℃)および大気圧(760mmHg)において液体である脂肪相を含むことができる。

    油は、揮発油および/または不揮発油、およびそれらの混合物から選択することができる。

    本発明の目的上、用語「揮発油」とは、皮膚またはケラチン繊維と接触すると室温および大気圧において1時間未満で蒸発することができる油を意味する。 本発明の揮発性有機溶媒(溶媒類)および揮発油は、室温および大気圧において、詳細には0.13Pa〜40000Pa(10 -3 〜300mmHg)の範囲、詳細には1.3Pa〜13000Pa(0.01〜100mmHg)の範囲、より詳細には1.3Pa〜1300Pa(0.01〜10mmHg)の範囲のノンゼロ蒸気圧を有する、室温において液体である揮発性有機溶媒および美容用油である。 用語「不揮発油」とは、室温および大気圧において少なくとも数時間、皮膚またはケラチン繊維上に残り、特に蒸気圧が10 -3 mmHg(0.13Pa)未満である油を意味する。

    こうした油は、炭化水素系油、シリコーン油またはフッ素油、あるいはそれらの混合物でよい。

    用語「炭化水素系油」とは、主として水素および炭素原子、場合によっては酸素、窒素、硫黄またはリン原子を含む油を意味する。 炭化水素系揮発油は、炭素原子8〜16個を含む炭化水素系油、特に分枝のC8〜C16アルカン、例えば石油起源のC8〜C16イソアルカン(イソパラフィンとも呼ばれる)、例えばイソドデカン(2,2,4,4,6-ペンタメチルヘプタンとも呼ばれる)、イソデカンおよびイソヘキサデカン、例えば取引名IsoparまたはPermethylで販売される油、分枝のC8〜C16エステルおよびネオペンタノン酸イソヘキシル、ならびにそれらの混合物から選択することができる。 他の揮発性の炭化水素系油、例えば石油蒸留物、特にShell社からShell Soltという名称で販売されている蒸留物も使用することができる。 揮発性溶媒は好ましくは、炭素原子8〜16個を含む揮発性の炭化水素系油およびそれらの混合物から選択される。

    同様に使用することができる揮発性の油には、揮発性シリコーン、例えば直鎖または環式の揮発性シリコーン油、特に粘度が≦8センチストークス(8×10 -6 m 2 /s)で、特にケイ素原子2〜7個を含むシリコーンが含まれ、場合によってはこうしたシリコーンは炭素原子1〜10個を含むアルキルまたはアルコキシ基を含む。 本発明において使用することができる揮発性シリコーン油として、特にオクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、ヘプタメチルヘキシルトリシロキサン、ヘプタメチルオクチルトリシロキサン、ヘキサメチルジシロキサン、オクタメチルトリシロキサン、デカメチルテトラシロキサンおよびドデカメチルペンタシロキサン、ならびにそれらの混合物を挙げることができる。

    一般式(I):

    [式中、Rは、炭素原子2〜4個を含むアルキル基を表し、1つまたは複数の水素原子は、1つまたは複数のフッ素または塩素原子によって置換されていてもよい。 ]
    の直鎖アルキルトリシロキサン揮発油をも挙げることができる。

    挙げることができる一般式(I)の油の中には、Rがそれぞれ、ブチル基、プロピル基またはエチル基である式(I)の油に対応する、3-ブチル-1,1,1,3,5,5,5-ヘプタメチルトリシロキサン、3-プロピル-1,1,1,3,5,5,5-ヘプタメチルトリシロキサン、3-エチル-1,1,1,3,5,5,5-ヘプタメチルトリシロキサンがある。

    ノナフルオロメトキシブタンやパーフルオロメチルシクロペンタンなどの揮発性フッ素化溶媒も使用することができる。

    本発明による組成物は、特に炭化水素系不揮発油および/またはシリコーン油および/またはフッ素油から選択される少なくとも1つの不揮発油をも含むことができる。

    特に挙げることができる炭化水素系不揮発油には:
    -その脂肪酸がC4〜C24の様々な鎖長を有し、その鎖が直鎖でも分枝でもよく、かつ飽和でも不飽和でもよい、脂肪酸およびグリセロールのトリエステルなど植物起源の炭化水素系油(こうした油としては、特に、小麦はい芽油、ひまわり油、ぶどう種子油、ごま油、コーン油、杏仁油、ヒマシ油、シア油、アボカド油、オリブ油、大豆油、扁桃油、パーム油、なたね油、綿実油、ヘーゼルナッツ油、マカデミア油、ホホバ油、アルファルファ油、けし油、パンプキン油、マロー油、ブラックカラント油、月見草油、キビ油、おおむぎ油、キノア油、ライ油、サフラワー油、ククイ油、トケイソウ油またはヤマイバラ油がある);あるいは、カプリル酸/カプリン酸トリグリセリド、例えばStearineries Dubois社から販売されているものまたはDynamit Nobel社から名称Miglyol 810、812および818で販売されているもの、
    -炭素原子10〜40個を含む合成エーテル、
    -ワセリン、ポリデセン、パーリーム(parleam)などの水添ポリイソブテン、スクワレン、それらの混合物など、鉱物または合成起源の直鎖または分枝の炭化水素、
    -炭素原子12〜26個を含む分枝および/または不飽和の炭素系鎖を有する室温において液体である脂肪族アルコール、例えばオクチルドデカノール、イソステアリルアルコール、オレイルアルコール、2-ヘキシルデカノール、2-ブチルオクタノールまたは2-ウンデシルペンタデカノール、
    -オレイン酸、リノール酸、リノレン酸などの高級脂肪酸、
    -およびそれらの混合物が含まれる。

    本発明の一実施形態によれば、組成物は、極性の油、例えば炭素原子12〜26個を含む分枝および/または不飽和の炭素系鎖を有する室温において液体である脂肪族アルコールから選択されるアルコール、例えばオクチルドデカノール、イソステアリルアルコール、オレイルアルコール、2-ヘキシルデカノール、2-ブチルオクタノールおよび2-ウンデシルペンタデカノールを含む。

    本発明による組成物において使用することのできる不揮発性シリコーン油は、不揮発性ポリジメチルシロキサン(PDMS);シリコーン鎖からの懸垂および/またはシリコーン鎖の末端であり、それぞれの基が炭素原子2〜24個を含むアルキルまたはアルコキシ基を含むポリジメチルシロキサン;フェニルシリコーン、例えばフェニルトリメチコン、フェニルジメチコン、フェニルトリメチルシロキシジフェニルシロキサン、ジフェニルジメチコン、ジフェニルメチルジフェニルトリシロキサンおよび2-フェニルエチルトリメチルシロキシシリカートでよい。

    本発明において使用することができるフッ素油は特に、フルオロシリコーン油、フルオロポリエーテル、および文書、欧州特許公開第847752号に記載のフルオロシリコーンである。

    一実施形態によれば、脂肪相は、エステル油を含む。 このエステル油は、モノカルボン酸と、モノアルコールおよびポリアルコールとのエステルから選択することができる。

    有利には、前記エステルは、以下の式(I):
    R 1 -CO-OR 2 (I)
    [式中、R 1は、炭素原子1〜40個、好ましくは炭素原子7〜19個の直鎖または分枝のアルキル基を表し、場合によっては1つまたは複数のエチレン性二重結合を含み、場合によっては置換されており、
    R 2は、炭素原子1〜40個、好ましくは炭素原子3〜30個、さらによりよくは炭素原子3〜20個の直鎖または分枝のアルキル基を表し、場合によっては1つまたは複数のエチレン性二重結合を含み、場合によっては置換されている]
    に対応する。

    用語「場合によっては置換されている」とは、R 1および/またはR 2が、例えば、アミノ、アミン、アルコキシ、ヒドロキシルなど、O、NおよびSから選択される1つまたは複数のヘテロ原子を含む基から選択される1つまたは複数の基を有することができることを意味する。

    好ましくは、R 1 +R 2の炭素原子の総数が≧9である。

    R 1は、直鎖または好ましくは分枝の脂肪酸、好ましくは、炭素原子1〜40個、さらによりよくは7〜19個を含む高級脂肪酸の残基を表すことができ、R 2は、炭素原子1〜40個、好ましくは3〜30個、さらによりよくは3〜20個を含む直鎖または好ましくは分枝の炭化水素系鎖を表すことができる。 今回もまた、好ましくは、R 1 +R 2の炭素原子の数が≧9である。

    基R 1の例は、酢酸、プロピオン酸、酪酸、カプロン酸、カプリル酸、ペラルゴン酸、カプリン酸、ウンデカン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、アラキジン酸、ベヘン酸、オレイン酸、リノレン酸、リノール酸、オレオステアリン酸、アラキドン酸、エルカ酸およびそれらの混合物からなる群から選択される脂肪酸由来の基である。

    エステルの例には、パーセリン(purcellin)油(オクタン酸セトステアリル)、イソノナン酸イソノニル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸2-エチルヘキシル、ステアリン酸2-オクチルドデシル、エルカ酸2-オクチルドデシル、イソステアリン酸イソステアリル;ならびにアルコールまたはポリアルコール、例えば脂肪族アルコールのヘプタン酸エステル、オクタン酸エステル、デカン酸エステルまたはリシノール酸エステルが含まれる。

    有利には、エステルは、R 1が、炭素原子1〜40個、好ましくは炭素原子7〜19個の直鎖または分枝の非置換のアルキル基を表し、場合によっては1つまたは複数のエチレン性二重結合を含み、R 2が、炭素原子1〜40個、好ましくは炭素原子3〜30個、さらによりよくは炭素原子3〜20個の直鎖または分枝の非置換のアルキル基を表し、場合によっては1つまたは複数のエチレン性二重結合を含む上の式(I)の化合物から選択される。

    好ましくは、R 1は、炭素原子4〜14個、好ましくは炭素原子8〜10個の非置換の分枝アルキル基であり、R 2は、炭素原子5〜15個、好ましくは炭素原子9〜11個の非置換の分枝アルキル基である。 好ましくは、式(I)では、R 1 -CO-およびR 2は、同数の炭素原子を有し、同じ基、好ましくは非置換の分枝アルキル、例えばイソノニルに由来する、すなわちエステル油分子は、有利には対称である。

    エステル油は、好ましくは、以下の化合物:
    -イソノナン酸イソノニル、
    -オクタン酸セトステアリル、
    -ミリスチン酸イソプロピル、
    -パルミチン酸2-エチルヘキシル、
    -ステアリン酸2-オクチルドデシル、
    -エルカ酸2-オクチルドデシル、
    -イソステアリン酸イソステアリルから選択される。

    液体脂肪相は、組成物の全重量に対して0.5〜90重量%、好ましくは1〜60重量%、さらにより好ましくは2〜40重量%でさえあることができる。

    (炭化水素系ブロックコポリマー)
    本発明の一実施形態によれば、組成物は、樹脂の他に、ブロックコポリマーとも呼ばれる炭化水素系ブロックコポリマー、好ましくは先に定義したように液体脂肪相に可溶性であるブロックコポリマーを含む。

    コポリマーは、好ましくは20℃未満、好ましくは0℃以下、好ましくは-20℃以下、より好ましくは-40℃以下のガラス転移温度を有する少なくとも1つのブロックを含むことができる。 前記ブロックのガラス転移温度は、-150℃〜20℃、特に-100℃〜0℃であり得る。

    この場合、樹脂が少なくとも1つのガラス転移温度を有する場合、樹脂とコポリマーのガラス転移温度の差は一般に、20℃を超え、好ましくは40℃を超え、さらによりよくは60℃を超える。 樹脂が少なくとも1つのガラス転移温度を有する場合、ブロックコポリマーは、有利には既に記載した樹脂用の可塑剤である。 用語「樹脂用の可塑剤」とは、十分な量において樹脂と一緒にした場合、既に定義している樹脂のガラス転移温度を下げる化合物を意味する。 可塑剤化合物は、特に、ポリマーのガラス転移温度を、少なくとも2、3または4℃、好ましくは5〜20℃下げる。 好ましい実施形態では、可塑剤化合物は、特に、ポリマーのガラス転移温度を、少なくとも2、3または4℃、好ましくは5〜20℃下げる。

    ブロックコポリマーは、場合によっては水添されたジブロック、トリブロック、マルチブロックまたはラジカルブロックコポリマーおよびそれらの混合物から選択することができる。

    少なくとも1つのスチレンブロックと、ブタジエン、エチレン、プロピレン、ブチレンおよびイソプレン、ならびにそれらの混合物から選択される単位を含む少なくとも1つのブロックとを含むブロックコポリマーが特に好ましい。

    挙げることができるジブロックコポリマーには、スチレン/エチレン-プロピレンコポリマー(スチレンブロック、ならびにエチレンおよびプロピレンから得られるブロックからなる)、スチレン/エチレン-ブチレンコポリマー、スチレン/ブタジエンコポリマーおよびスチレン/イソプレンコポリマーが含まれる。 そうしたコポリマーは特に、Kraton Polymers社から名称Kraton(登録商標)G1701Eで販売されている。

    挙げることができるトリブロックコポリマーには、スチレン/エチレン-プロピレン/スチレンコポリマー、スチレン/エチレン-ブチレン/スチレンコポリマー、スチレン/エチレン-ブタジエン/スチレンコポリマー、スチレン/イソプレン/スチレンコポリマーおよびスチレン/ブタジエン/スチレンコポリマーが含まれる。 トリブロックコポリマーは特に、Kraton Polymers社から名称Kraton(登録商標)G1650、Kraton(登録商標)G1652、Kraton(登録商標)D1101、Kraton(登録商標)D1102およびKraton(登録商標)D1160で販売されている。

    ジブロックコポリマーとトリブロックコポリマーの混合物は、特に、ブロックコポリマーとして使用することができる。 この実施形態では、ジブロックコポリマーおよびトリブロックコポリマーは、有利に、少なくとも1つのスチレンブロックと、ブタジエン、エチレン、プロピレン、ブチレンおよびイソプレンから選択される単位を含む少なくとも1つのブロックとを含むブロックコポリマーから選択される。

    挙げることができる例は、照会記号Kraton G 1657 Mで販売されている製品であり、その製品は、スチレン/エチレン-ブチレンジブロックコポリマーとスチレン/エチレン-ブチレン/スチレントリブロックコポリマーが30/70の割合の混合物であり、エチレン-ブチレンブロックのガラス転移温度は約-60℃に等しい。

    水添スチレン/ブチレン-エチレン/スチレントリブロックコポリマーと水添エチレン/プロピレン/スチレン星形ポリマーの混合物を使用することも可能である。 そうした混合物は、例えばPenreco社から商標名Versagel(登録商標)M5960およびVersagel(登録商標)M5670で販売されている。

    炭化水素系ブロックコポリマーは、組成物の重量に対して0.1〜25重量%、特に0.5〜15重量%の量において存在することができる。

    炭化水素系樹脂と炭化水素系ブロックコポリマーの質量比は、好ましくは80/20〜40/60、特に75/25〜50/50である。

    組成物は、水および/または少なくとも1つの水溶性溶媒を含む水相を含むことができる。

    本発明では、用語「水溶性溶媒」とは、室温において液体であり、水混和性(25℃および大気圧において水との混和性が50重量%を超える)である化合物を意味する。

    本発明による組成物において使用することができる水溶性溶媒は揮発性でもよい。

    本発明による組成物において使用することができる水溶性溶媒の中で、特に、エタノールやイソプロパノールなど、炭素原子1〜5個を含むより低級なモノアルコール;エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、ジプロピレングリコールなど、炭素原子2〜8個を含むグリコール;C 3およびC 4ケトン;およびC 2 〜C 4アルデヒドを挙げることができる。

    水相(水および場合によっては水混和性溶媒)は、組成物の全重量に対して5〜95重量%の範囲、好ましくは10〜80重量%の範囲、優先的に15〜60重量%の範囲の含有量において存在することができる。

    本発明による組成物は、特に組成物の全重量に対して0.1〜30重量%、さらによりよくは1〜15重量%、さらによりよくは2〜10重量%の範囲の割合において存在する乳化用の界面活性剤を含むことができる。

    本発明による組成物は、油相を構築するための少なくとも1つの剤を含むことができ、その剤を以下から選択することができる:
    -例えば文書、欧州特許第1396259号に記載の半結晶性ポリマー;
    -脂溶性の鉱物質ゲル化剤、例えば場合によっては改変されたクレー、例えばC 10 〜C 22脂肪酸-塩化アンモニウムによって改変されたヘクトライト、例えばジステアリルジメチルアンモニウムクロライドによって改変されたヘクトライト、例えばElementis社から名称Bentone 38V(登録商標)で販売されている製品(場合によっては疎水性の表面処理がされ、粒子サイズが1μm未満である焼成シリカを挙げることもできる);
    -分子性の有機ゲル化剤、特に文書、D. Robb編纂の「Specialist Surfactants」1997年におけるP. Terech、8章、209〜263ページ、欧州特許出願公開第1068854号、同第1068945号、または国際公開第02/47031号において記載された剤;
    -Shin-Etsu社から名称KSG6(登録商標)、KSG16(登録商標)およびKSG18(登録商標)で販売されているオルガノポリシロキサンなど、部分または全体が架橋された3次元構造のエラストマー性オルガノポリシロキサン;
    -直鎖および飽和の炭素原子12〜30個を含む少なくとも1つのモノアルコールまたは1つのモノアミンによってエステル化またはアミド化された少なくとも1つのカルボン酸末端基を含むポリアミド型の重縮合体、および特にArizona Chemical社から名称Uniclear 100 VG(登録商標)で販売されている製品などのエチレンジアミン/ジリノレン酸ステアリルコポリマー;
    -文書、米国特許第5874069号、同第5919441号、同第6051216号および同第5981680号において記載されているシリコーンポリアミドなどのポリオルガノシロキサン型のシリコーンポリアミド、例えばDow Corning社から照会記号Dow Corning 2-8179 Gellantで販売されている製品;
    -サッカライドあたり水酸基1〜6個、特に2〜4個を含み、飽和もしくは不飽和のアルキル鎖によって置換されているガラクトマンナン、例えばC 1 〜C 6 、特にC 1 〜C 3アルキル鎖およびそれらの混合物によってアルキル化されたグアーガム。

    本発明による組成物は、有利に少なくとも1つのロウを含む。

    本発明の文脈において対象とするは、一般に室温(25℃)において固体であり、固体/液体の可逆変化状態であり、30℃以上、最高200℃、特に最高120℃の融点を有する脂溶性化合物である。

    ワックスを液体形態(溶融)にすることによって、ワックスが油と混和することが可能であり、顕微鏡的に均一な混合物の形成が可能であるが、混合物を室温まで冷却すると、混合物の油中でワックスの再結晶が実現される。

    特に、本発明用として適切であるワックスは、45℃以上、特に55℃以上の融点を有することができる。

    本発明による組成物において使用することができるワックスは、動物、植物、鉱物または合成起源、およびそれらの混合物である室温において固体であるワックスから選択される。

    本発明用として適切であるワックスの例示として、特に炭化水素系ワックス、例えばミツロウ、ラノリンワックス、虫白ワックス、米ヌカワックス、カルナバワックス、カンデリラワックス、ウーリカリーワックス(ouricurry wax)、エスパルトグラスワックス、ベリーワックス、セラックワックス、木ロウおよびスマックワックス;モンタンワックス、オレンジワックスおよびレモンワックス、マイクロクリスタリンワックス、パラフィンおよびオゾケライト;ポリエチレンワックス、フィッシャートロプシュ合成によって得られるワックスおよびワックス性コポリマー、およびそのエステルをも挙げることができる。

    直鎖または分枝のC 8 〜C 32脂肪族鎖を含む動物または植物油の接触水添によって得られるワックスも挙げることができる。 特に挙げることができるこうしたワックスのなかで、Desert Whale社から取引照会用登録商標Iso-Jojoba-50で製造または販売されているトランス異性化された部分水添ホホバ油などの異性化ホホバ油、水添ヒマワリ油、水添ヒマシ油、水添ココナツ油、水添ラノリン油、およびHeterene社から名称Hest 2T-4S(登録商標)で販売されているテトラステアリン酸ビス(1,1,1-トリメチロールプロパン)がある。

    シリコーンワックスおよびフッ素ワックスも挙げることができる。

    本発明による組成物は、組成物の全重量に対して、5〜20重量%の範囲の含有量でワックスを含むことができ、特に7〜15重量%の範囲の含有量のワックスを含むことができる。

    本発明による組成物は、また、少なくとも1つの脂肪物質を含むことができる。

    用語「ペースト脂肪物質」とは、23℃で、液体画分および固体画分を含む脂溶性の脂肪物質を意味する。 用語「ペースト脂肪物質」は、また、ラウリン酸ポリビニルを意味する。

    前記のペースト化合物は、20℃で、0.001から0.5MPaの、好ましくは0.002から0.4MPaの硬度を有する。

    硬度は、サンプル化合物内へのプローブの侵入による方法に従って、特に直径2mmのステンレス鋼のスピンドルを備えたテクスチャーアナライザー(例えば、Rheo社のTA-XT2i機器)を使用して測定する。 硬度測定は、5つのサンプルの真ん中で、20℃で実施する。 スピンドルを、1mm/sのプレ-スピードに続く、0.1mm/sの測定スピードで、各サンプルに0.3mm侵入深度で挿入する。 表される硬度値は、最大ピークの硬度値である。

    23℃で測定したペースト化合物の液体画分は、好ましくは、化合物の9重量%から97重量%を表す。 23℃でのこの液体画分は、好ましくは15重量%から85重量%、より好ましくは40重量%から85重量%を表す。 23℃でのペースト化合物の重量に対する液体画分は、ペースト化合物の融解熱に対する23℃で消費した融解熱の比率と等しい。

    ペースト化合物の融解熱は、固体状態から液体状態へと変化するために化合物によって消費される熱である。 ペースト化合物は、その塊の全てが固体結晶形態にある場合に、固体状態といわれる。 ペースト化合物は、その塊の全てが液体形態にある場合に、液体状態といわれる。

    ペースト化合物の融解熱は、標準規格ISO 11357-3:1999に従って、加熱速度5または10℃/分で、TA Instrument社によって名称MDSC 2920で販売されている熱量計などの示差走査熱量計(DSC)を用いて得られたサーモグラムカーブの下側の領域に等しい。 ペースト化合物の融解熱は、化合物が固体状態から液体状態へと変化するのに必要なエネルギーの量である。 融解熱は、J/gで表現される。

    23℃で消費される融解熱は、固体状態から、液体画分および固体画分からなる23℃での状態へと変化するのに、サンプルによって吸収されるエネルギーの量である。

    32℃で測定したペースト化合物の液体画分は、好ましくは、化合物の30重量%から100重量%、好ましくは、化合物に対して80重量%から100重量%、より好ましくは90重量%から100重量%を表す。 32℃で測定したペースト化合物の液体画分が、100%に等しい場合、ペースト化合物の融解範囲の末端の温度は32℃以下である。

    32℃で測定したペースト化合物の液体フラクションは、ペースト化合物の融解熱に対する、32℃で消費する融解熱の比率に等しい。 32℃で消費する融解熱は、23℃で消費する融解熱と同じ方法で計算される。

    (第二の組成物)
    本発明による化粧品は、化粧品として許容できる媒体を含む第二の組成物を含む。

    第二の組成物は、有利には、ケラチン物質上に単独で塗布した場合に、第一の組成物の少なくとも1つの化粧特性を改良するように選択される。 第二の組成物は、特に、第一の組成物の快適さを改良することができ、具体的には、べたつく特性を減少することができる。

    第二の組成物は、また、いったんケラチン物質に塗布すると、製品が満足な光沢特性を有するように選択することができる。

    第一の組成物および/または第二の組成物は、いったんケラチン物資に塗布すると、製品が満足な光沢特性を有するように選択することができる。

    (光沢)
    有利には、本発明による製品は、5以上、特に10以上、特に15以上、より特に20以上、特に25以上の、または約30にもなる光沢を有することができる。

    用語「光沢」とは、ゴニオ反射率計タイプの装置、例えばMicromodules社が販売するGRM-2000 machineを使用して以下の方法によって測定することができる光沢を意味する。

    この装置に対して採用されるパラメータは、以下の通り、すなわち、
    -照射:120°
    -検出角:60°
    -出発角:50°
    -終了角:95°
    である。

    大きさ40×70mmの長方形の発泡体タイプの支持体を、赤レンガ色の発泡体、例えば接着面を有する厚さ3mmのネオプレン発泡体、例えばJoint Technique Lyonnais Ind.社が販売する取引照会記号RE40×70 EP3で知られている発泡体を使用して作製する。

    そのコーティングに対して口紅を塗布することは、唇にもたらされる塗布と同様であるような磨耗性状を有する、3M(登録商標)社が取引照会記号Blenderm(登録商標)FH 5000-55113で販売する透明な接着プラスターを支持体の接着面と反対の面に貼り付ける。

    次いで、その接着面による接着によって、大きさ40×70mmの金属プレートに、透明な接着プラスターを有する発泡体の支持体を貼り付ける。 金属プレートに接着された支持体からなるアッセンブリが供試体を形成する。

    オペレータは、上記のものと同一の供試体を合計5つ製造する。

    次に、光沢を評価するための方法の一実施形態を説明する。

    オペレータは、温度38.5℃に設定されたホットプレート、例えばFisher Bioblock社が販売するN81076型のホットプレート上に供試体を置き、接着コーティングを有する支持体の面が温度33±1℃に到達するのを待つ。

    支持体が所望の温度になると、オペレータが厚さ約15μmの第一の組成物のフィルムを接着コーティングに塗布する。 第一の組成物が揮発性溶媒または油を含む場合は、第一の組成物を乾燥させる。 オペレータは、その後、厚さ約15μmの第二の組成物のフィルムを第一の組成物の乾燥フィルムに塗布する。

    例えば口紅である組成物製品を24±2℃で保存した。

    生成物のフィルムを堆積するためにオペレータが実施する動作は、均一な付着物を得るための往復運動からなる。 支持体に対する生成物の塗布は好ましくは、生成物を塗布する実際の条件を可能な限り代表するように実施する。 同じ試験用の生成物は、予め調製しておいた5つの同じ供試体に対して同一の仕方で塗布する。

    支持体が33±1℃に10分間留まるように供試体をホットプレート上に置いて、生成物のフィルムを乾燥させる。

    生成物のフィルムの光沢を5つの供試体それぞれについて測定する。

    測定値から、以下の式に従って光沢の平均値を定める:

    標準偏差:

    信頼性95%の間隔:

    [式中、Nは、測定の数、すなわち本ケースでは5を示す]。

    第二の組成物の化粧品として許容できる媒体は、好ましくは、室温および大気圧で不揮発性である脂肪物質を含む。

    用語「不揮発性脂肪物質」とは、特に、25℃で、1barの、0.02mmHg(2.66Pa)の、より好ましくは10 -3 mmHg(0.13Pa)の大気圧でノンゼロ蒸気圧を有する液体または固体脂肪物質を意味する。

    脂肪物質は、炭化水素系、シリコーンまたはフッ素脂肪物質とすることができ、または、それらの混合物からなることができる。 脂肪物質は、固体または粘性油とすることができる。

    用語「炭化水素系」とは、主として炭素および水素を含む化合物、特に、アルキルまたはアルケニル鎖、例えばアルカンまたはアルケンだけでなく、1つまたは複数のエーテル、エステルもしくはカルボン酸基を含むアルキルまたはアルケニルを有する油も意味する。

    用語「シリコーン」は、ケイ素原子を含む化合物を意味する。

    用語「フッ素」脂肪化合物は、炭素、フッ素および水素原子を主として含む化合物を意味する。

    第二の組成物は、有利には、不-揮発性液体脂肪相を含む。 この脂肪相は、第二の組成物の総重量の1から100%、好ましくは5から95%、より好ましくは20から80%、更により好ましくは40から80%を表すことができる。

    用語「液体脂肪相」は、25℃の周囲温度および1barの周囲気圧で液体である1つまたは複数の脂肪物質を含む相を意味する。

    一実施形態によれば、不-揮発性脂肪物質は、粘性を有する不-揮発油である。

    用語「粘性油」とは、25℃での粘度が有利には100cSt以上、特には500cSt以上、更には1000cSt以上である油を意味する。 粘性油は、有利には、600g/mol以上の、例えば700以上、更には800以上、より更には900g/mol以上の分子量を有する。

    粘性油は、特に、25℃で、100から5000000cSTの、特には500から1000000cStの、例えば1000から700000cStの、例えば10000から500000cStの、例えば350cSt、60000cStまたは300000cStの粘度を有する。

    粘性油は、有利には、600から2500000g/molの、例えば700から2000000g/molの、更に例えば1000から500000g/mol、より更に例えば10000から300000g/molの分子量を有する。

    粘性油の25℃での動的粘度は、cStへと変換するように油の粘度を考慮して、Mettler社のRM 180型回転粘度計により測定することができる。

    油の動的粘度は、Mettler社のRM 180型回転粘度計により測定することができる。 Mettler社のRM 180装置(Rheomat)は、測定されるべき粘度の大きさのオーダーに依存して様々なスピンドルが装備され得る。 0.18から4.02Pa.sの範囲の粘度に対しては、装置にスピンドル3が装備される。 1から24Pa.sの粘度に対しては、装置にスピンドル4が装備され、8から122Pa.sの粘度に対しては、装置にスピンドル5が装備される。 粘度は、該装置において偏差単位(deviation units、DU)で読みとられる。 次に、測定装置と共に与えられた表を参照して、ポアズで対応する値が得られ、その後に、ストークスへと変換する。

    スピンドルの回転速度は200rpmである

    一定の所与の回転速度(この場合は200rpm)においてスピンドルが回転を開始したとき、油の粘度値は時間の経過とともに変化し得る。 測定は規則的な時間間隔で、一定の測定値が得られるまで行われる。 長期にわたり一定になった粘度値が、粘性油の動粘度値として取られる値である。

    第二の組成物における不-揮発性脂肪物質の割合は、第二の組成物の重量に対して2から100重量%、例えば、第二の組成物に対して5から80重量%、または更には10から70重量%、またはより更には20から40重量%とすることができる。

    粘性油は、炭化水素系油、シリコーン油またはフッ素油とすることができる。

    粘性油は、第一の組成物の液体脂肪相に関する段落で記載した油から選択することができる。

    粘性油は、特に、ポリブテンおよびリンゴ酸ジイソステアリルから選択することができる。

    粘性油は、シリコーン油、例えばフェニルシリコーン油、フッ素原子を含むシリコーン油、またはポリジメチルシロキサン油とすることができる。

    不-揮発性粘性シリコーン油は、ポリアルキルシロキサン、ポリアリールシロキサンおよびポリアルキルアリールシロキサン、ならびにこれらの混合物から選択することができる。

    不-揮発性シリコーン油は、以下から選択することができる:
    -直鎖または分枝の不-揮発性ポリジメチルシロキサン(PDMS);
    -シリコーン鎖からの懸垂および/またはシリコーン鎖の末端であり、それぞれの基が炭素原子2〜24個を含むアルキル、アルコキシまたはフェニル基を含むポリジメチルシロキサン;
    -フェニルシリコーン、例えばフェニルトリメチコーン、フェニルジメチコーン、フェニルトリメチルシロキシ-ジフェニルシロキサン、ジフェニルジメチコーン、ジフェニルメチルジフェニルトリシロキサンおよび2-フェニルエチルトリメチルおyび2-フェニルエチルトリメチルシロキシシリカート。

    本発明によるポリアルキルシロキサンは、ポリジメチルシロキサン、(ポリジメチルシロキサン)(メチルビニルシロキサン)コポリマー、ポリ(ジメチルシロキサン)(ジフェニル)シロキサン、ポリ(ジメチルシロキサン)(ジフェニル)(メチルビニルシロキサン)コポリマー、およびそれらの混合物が含まれる。

    フルオロシリコーン油は、以下の式:

    [式中:
    -Rは、1から6の炭素原子を含む直鎖または分枝のアルケニル基、好ましくは二価のメチレン、メチレン、プロピレンまたはブチレン基を表し、
    -Rfは、1から9の炭素原子、好ましくは1から4の炭素原子を含むフルオロアルキル基、特にパーフルオロアルキル基を表し、
    -R 1は、それぞれ独立に、C 1 -C 20好ましくはC 1 -C 4アルキル基、ヒドロキシル基またはフェニル基を表し、
    -mは、0から150好ましくは20から100から選択され、
    -nは、1から300好ましくは1から100から選択される]
    に対応することができる。

    不-揮発性脂肪物質は、固体または液体シリコーンポリマーとすることができる。

    一実地形態によれば、シリコーンポリマーは、200000g/mol以上の、好ましくは200000から2500000 g/molの、より好ましくは200000から2000000g/molの重量平均分子量を有する。

    このポリマーの粘度は、10000から5000000cStから、好ましくは100000から1000000cSt、より好ましくは300000から700000cStとすることができる。

    シリコーンポリマーは、有利には、非-グラフトポリマー、すなわち、他の化学化合物による側鎖の事後的な反応を行うこと無しに、少なくとも1つのモノマーの重合によって得られるポリマーである。 ポリマーは、好ましくは、ジメチコノール、フルオロシリコーンおよびジメチコーン、ならびにそれらの混合物から選択される。 ポリマーは、好ましくは、ホモポリマーである。

    特に、使用されるポリマーは式(A):

    [式中:
    R 1 、R 2 、R 5およびR 6は、同じまたは別々に、1から6の炭素原子を含むアルキル基であり、
    R 3およびR 4は、同じまたは別々に、1から6の炭素原子を含むアルキル基またはアリール基であり、
    Xは、1から6の炭素原子を含むアルキル基、ヒドロキシル基、ビニル基、アリル基または1から6の炭素原子を含むアルコキシ基である、
    Nおよびpは、油に600g/mol以上の重量平均分子量を付与するように選択される]
    に相当することができる。

    R 1からR 6がメチル基を表し、置換基Xがヒドロキシル基を表す式(A)のポリマーは、ジメチコノールである。 前記した例には、p=0でnが2000から40000、好ましくは3000から30000である式(A)のポリマーを含む。 また、1500000から2000000g/molの分子量を有するポリマーを挙げることができる。

    一実施形態によれば、高分子量のポリマーは、Dow Corning社から照会記号D2-9085でポリジメチルシロキサン(5cSt)内で販売されているジメチコノール(混合物の粘度は1550cStである)、またはDow Corning社から照会番号DC1503でポリジメチルシロキサン内で販売されているジメチコノールである。 Dow Corning社から照会番号Q2-1403またはQ2-1401で販売されているジメチコノール(分子量は1770000g/molである)も好ましい(混合物の粘度は4000cStである)。

    本発明により使用することができるシリコーンポリマーとしては、以下のポリマーを挙げることができる:
    ・置換基R 1からR 6およびXがメチル基を表すポリマー、例えばGeneral Electric社から名称SE30で販売されている製品、およびWacher社から名称AK500000で販売されている製品、
    ・置換基R 1からR 6およびXがメチル基を表し、pおよびnが、分子量が250000g/molになるようにするポリマー、例えばRhodia社から名称Silbione70047Vで販売されている製品、
    ・置換基R 1からR 6がメチル基を表し、置換基Xがヒドロキシル基を表すポリマー、例えばDow Corning社から名称Q2-1401またはQ2-1403で販売されている商品、
    ・置換基R 1 、R 2 、R 5 、R 6およびXがメチル基を表し、R 3およびR 4がアリール基を表し、nおよびpが、ポリマーの分子量が600000g/molになるようにするポリマー、例えばRhone-Poulenc社から名称761で販売されている製品。

    シリコーンポリマーは、液体シリコーン(粘度が、0.5から10000cSt、好ましくは0.5から500cSt、より好ましくは1から10cStである)との混合物の形態で、第二の組成物へと導入することができる、

    液体シリコーンは、ポリアルキルシロキサン、ポリアリールシロキサン、ポリアルキルアリールシロキサンおよびそれらの混合物から選択することができる。 液体シリコーンは、3から7の-(CH 3 ) 2 SiO-単位を含む環状ポリジメチルシロキサンなどの揮発性シリコーンとすることができる。

    液体シリコーンは、また、不-揮発性ポリジメチルシロキサンシリコーン、特には、0.5から10000cStの、より好ましくは5cStのオーダーの粘度を有する不-揮発性ポリジメチルシロキサンシリコーン、例えばDow Corning社から照会番号DC200で販売されているシリコーンとすることができる。

    液体シリコーンの粘度は、標準的ASTMD-455にしたがって、本発明を通して測定される。 高分子量ポリマー/液体シリコーン混合物における高分子量ポリマーの割合は、好ましくは、10/90および20/80である。 高分子量ポリマー/液体シリコーン混合物の粘度は、好ましくは、1000から10000cStである。

    本発明による高分子量ジメチコーンは、米国特許第152416号に記載されたジメチコーンを含む。 これらは、例えば、照会番号SE30、SE33、SE54およびSE76で販売されている。

    本発明によるジメチコーンは、例えば、R 1からR 6およびXがメチルでありp=0である式(III)の化合物である。 これらのポリマーの分子量は、好ましくは200000から300000、より好ましくは240000から260000g/molである。

    本発明によるジメチコーンには、ポリジメチルシロキサン、(ポリジメチルシロキサン)(メチルビニルシロキサン)コポリマーおよびポリ(ジメチルシロキサン)(ジフェニル)(メチルビニルシロキサン)コポリマー、ならびにそれらの混合物が含まれる。

    本発明による高分子量フルオロシリコーンは、200000から300000g/molの、好ましくは240000から260000g/molの分子量を有する。

    第二の組成物は、200000から300000g/molの分子量を有するポリジメチルシロキサンと、400から1000g/molの分子量を有するポリジメチルシロキサンの混合物を含むことができる。 この場合、高分子量のシリコーン化合物/低分子量のシリコーン化合物の重量割合は、好ましくは20/80から60/40、より好ましくは35/65から45/55である。

    第二の組成物は、25℃で500cSt未満であり、および/または、600g/mol未満の分子量の難粘性油を含むことができる。 この油は、第一の組成物の液体脂肪相の段落で前記した油の1つとすることができる。

    一実施形態によれば、第二の組成物は透明である。

    用語「透明な組成物」とは、透明から半透明な組成物、すなわち、750nmの波長の光を少なくとも40%、好ましくは、750nmの波長の光を少なくとも50%透過する組成物を意味する。

    透過率は、Varian社のCary 300 Scan 紫外可視光分光光度計を使用して、以下のプロトコールにしたがって測定する:
    組成物を、融点より高い温度で、幅10mmであり断面が正方形の分光光度計用のキュベットへと注ぎ込む。
    その後、サンプル組成物を24時間35℃で冷却し、その後、20℃で維持されたチャンバー内で24時間維持する。
    その後、サンプル組成物を介して透過した光を、700nmから800nmの範囲で波長をスキャンすることによって、分光光度計によって測定する。 測定は、透過モードで行う。
    その後、750nmの波長でのサンプル組成物を介して透過した光の割合を求める。

    第二の組成物が透明である場合、有利には、5%未満の、好ましくは2%未満の、より好ましくは1%の顔料を含む。

    第一または第二の組成物が、爪への塗布を意図する場合、組成物は、好ましくは、以下から選択される溶媒を含む:
    -メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、ジイソブチルケトン、イソホロン、シクロヘキサノンまたはアセトンなどの室温で液体であるケトン;
    -エタノール、イソプロパノール、ジアセトンアルコール、2-ブトキシエタノールまたはシクロヘキサノールなどの室温で液体であるアルコール;
    -エチレングリコール、プロピレングリコール、ペンチレングリコールまたはグリセロールなどの室温で液体であるグリコール;
    -プロピレングリコール モノメチルエーテル、プロピレングリコール モノメチルエーテルアセテートまたはジプロピレングリコール モノ-n-ブチルエーテルなどの室温で液体であるプロピレングリコールエーテル;
    -γ-ブチロラクトンなどの環状エーテル;
    -エチレンアセテート、メチルアセテート、プロピルアセテート、イソプロピルアセテート、n-ブチルアセテート、イソペンチルアセテート、メトキシプロピルアセテートまたはブチルラクテートなどの(合計で3から8の炭素原子を含む)短鎖エステル;
    -ジエチルエーテル、ジメチルエーテルまたはジクロロジエチルエーテルなどの室温で液体であるエーテル;
    -デカン、ヘプタン、ドデカンまたはシクロヘキサンなどの室温で液体であるアルカン;
    -ジメチルスルフォキシドなどのアルキルスルフォキシド;
    -ベンズアルデヒドまたはアセトアルデヒドなどの室温で液体であるアルデヒド;
    -テトラヒドロフランなどの複素環化合物;
    -プロピレンカルボネートまたはエチル 3-エトキシプロピオネート;
    -それらの混合物。

    メチルアセテート、イソプロピルアセテート、メトキシプロピルアセテート、ブチルラクテート、アセトン、メチルエチルケトン、ジアセトンアルコール、γ-ブチロラクトン、テトラヒドロフラン、プロピレンカルボネート、エチル 3-エトキシプロピオネートおよびジメチルスルフォキシド、ならびにそれらの混合物をが、特には好ましい。

    本発明による化粧品の第一および/または第二の組成物は、水溶性染料または脂溶性染料、顔料および真珠光沢剤、ならびにそれらの混合物から選択することができる染料を含むことができる。

    用語「顔料」は、液体有機相に不溶で、かつ第一の組成物を着色および/または不透明にすることを意図された、白色または有色の、無機または有機粒子を意味すると理解されるべきである。

    用語「真珠光沢顔料」は、ある種の軟体動物により貝殻の中で産生されたかまたは他に合成された、第一の組成物の媒体に不溶である虹色粒子を意味すると理解されるべきである。

    用語「染料」は、一般に脂肪物質に可溶である有機化合物、例えば油、または水性アルコール系相に可溶な有機化合物を意味すると理解されるべきである。

    本発明による組成物は、また、水溶性染料、および粉末状染料、例えばこの業界において当業者に良く知られた顔料、真珠光沢剤およびフレークから選択される1つまたは複数の染料を含むことができる。 染料は、組成物中に、組成物の重量に対して、0.01から50重量%の、好ましくは0.01から30重量%の顔料で存在することができる。

    固体顔料、真珠光沢剤またはフィラーは、分散剤の存在する組成物の液体脂肪相に分散されていてもよい。

    分散物は、分散した粒子の凝集またはフロキュレーションを防止するのに役立つ。 この分散物は、分散される粒子表面に対する強力な親和性を有する1つまたは複数の官能基を有する界面活性剤、オリゴマー、ポリマーまたはこれらのいくつかの混合物であってもよい。 具体的には、顔料の表面に物理的にまたは化学的に結合することができる。 これらの分散物はまた、連続媒体に相容するかまたは可溶である少なくとも1つの官能基を有する。 具体的には、12-ヒドロキシステアリン酸エステル、およびグリセロールまたはジグリセロールなどのポリオールのC 8 〜C 20脂肪酸エステルが使用され、例えば、Solsperse 21 000の名称でAvecia社により販売されている製品などの分子量約750g/molのステアリン酸ポリ(12-ヒドロキシステアリン酸)、Dehymyls PGPHの参照記号でHenkel社により販売されているpolyglyceryl-2 dipolyhydroxystearate(CTFA名):ジポリヒドロキシステアリン酸ポリグリセリル-2、またはArlacel P100の参照記号でUniqema社により販売されているポリヒドロキシステアリン酸、およびこれらの混合物である。

    本発明の組成物に使用されてよいもう他の分散物としては、重縮合された脂肪酸の四級アンモニウム誘導体、例えばAvecia社により販売されているSolsperse 17 000、および参照記号DC2-5185およびDC2-5525 CでDow Corning社により販売されているものなどのポリジメチルシロキサン/オキシプロピレン混合物が言及される。

    ポリジヒドロキシステアリン酸および12-ヒドロキシステアリン酸エステルは、好ましくは、炭化水素系またはフッ素化媒体を対象とし、一方オキシエチレン/オキシプロピレンジメチルシロキサンの混合物は、好ましくはシリコーン媒体を対象とする。

    顔料は、白色または有色で、無機および/または有機あってもよい。 言及されてよい無機顔料は、場合によっては表面処理された二酸化チタン、酸化ジルコニウムまたは酸化セリウム、およびまた酸化亜鉛、酸化鉄(黒、黄または赤)または酸化クロム、マンガンバイオレット、グンジョウ、クロム水和物およびコンジョウ、ならびに金属パウダー、例えばアルミニウムパウダーまたは銅パウダーである。

    言及されてよい有機顔料には、カーボンブラック、D&Cタイプの顔料、およびコチニールカルミンまたはバリウム、ストロンチウム、カルシウムまたはアルミニウムベースのレーキがある。

    また、効果を有する顔料、例えば天然または合成の、有機または無機基質、例えばガラス、アクリル樹脂、ポリエステル、ポリウレタン、ポリエチレンテレフタレート、セラミックスまたはアルミナ、を含む粒子であって、前記基質は場合により金属物質、例えばアルミニウム、金、銀、プラチナ、銅、青銅または金属酸化物、例えば二酸化チタン、酸化鉄または酸化クロム、およびこれらの混合物で被覆されている基質を含む粒子なども言及される。

    真珠光沢顔料は、チタンまたはオキシ塩化ビスマスで被覆されたマイカなどの白色真珠光沢顔料、酸化鉄で被覆されたチタンマイカ、具体的にはコンジョウまたは酸化クロムで被覆されたチタンマイカ、前述のタイプの有機顔料で被覆されたチタンマイカなどの夕食真珠光沢顔料、およびまたオキシ塩化ビスマスベースの真珠光沢顔料から選択されてよい。 具体的には液晶または多層を含む干渉顔料もまた使用されてよい。

    水溶性染料は、例えば、ビート根液汁またはメチレンブルーである。

    本発明による組成物は、具体的には組成物の総重量に対して0.01から50重量%の範囲の、好ましくは0.01から30重量%の範囲の含量で、少なくとも1つのフィラーを含みうる。 用語「フィラー」は、組成物が製造される温度に関わらず組成物の媒体に不溶である、有色または白色の、あらゆる形態の無機または有機固体粒子を意味すると理解されるべきである。 これらのフィラーは、具体的には、組成物のレオロジーまたはテクスチャーを改変するように作用する。

    フィラーは、結晶学的形態(例えばラメラ、立方晶、六方晶、斜方晶など)に関わらず、任意の形態(血小板-形態、球状または長方形)の無機質でも有機質でもよい。 タルク、雲母、シリカ、カオリン、ポリアミド(Nylon(登録商標))粉末(Atochem社の商標名Orgasol(登録商標))、ポリ-β-アラニン粉末およびポリエチレン粉末、テトラフルオロエチレンポリマー(テフロン(登録商標))の粉末、ラウロイルリシン、でんぷん、窒化ホウ素、ポリビニリデンクロライド/アクリロニトリルの微小球(例えばExpancel(登録商標)(Nobel Industrie社))またはアクリル酸コポリマーの微小球(Dow Corning社の名称Polytrap(登録商標))およびシリコーン樹脂マイクロビーズ(例えば、Toshiba社のTospearls(登録商標))などの膨張ポリマー中空微小球、ポリオルガノシロキサンエラストマー粒子、沈降性炭酸カルシウム、炭酸マグネシウムおよび炭酸水素マグネシウム、ヒドロキシアパタイト、中空シリカ微小球(MaprecosからのSilica Beads(登録商標))、ガラスもしくはセラミックマイクロカプセル、炭素原子8〜22個、好ましくは炭素原子12〜18個を含む有機カルボン酸由来の金属せっけん、例えばステアリン酸亜鉛、ステアリン酸マグネシウム、またはステアリン酸リチウム、ラウリン酸亜鉛およびミリスチン酸マグネシウムを挙げることができる。

    本発明の第一および/または第二の組成物は、また、慣例的に使用されるような1つまたは複数の美容的または皮膚科学的活性成分を含んでもよい。

    本発明の組成物に使用されてよい美容的、皮膚科学的、衛生的または薬学的活性成分としては、保湿剤、ビタミン、必須脂肪酸、スフィンゴ脂質および日焼け止めが言及される。 これらの活性成分は当業者にとっては通常の量で、具体的には第一および第二の組成物の全重量に対して、0から20重量%、具体的には0.001重量%から15重量%の濃度で使用される。

    組成物は、また、このような組成物に通常使用される他のあらゆる添加剤、例えば水、抗酸化剤、香料、防腐剤および精油をも含んでよい。

    言うまでもなく、当業者であれば、予想される添加により、組成物の有利な特性が全くまたはほとんど悪影響を受けないように、このまたはこれらの任意選択の追加的化合物、および/またはその量を、選択するよう注意するであろう。

    製品の組成物は、キャスト製品、例えばスティックまたは棒状形態、あるいは直接接触またはスポンジにより使用してよいディッシュの形態であってもよい。 具体的には、組成物には、キャストファンデーション、キャストメークアップルージュおよびアイシャドウ、リップスティック、リップケアベースまたはリップケアバーム、コンシーラー製品およびマニキュアとしての用途がある。 組成物はまた、ソフトペーストもしくはゲル、程度の差はあれ液状のクリーム、またはチューブに充填した液体の形態であってもよい。

    本発明の製品の組成物は具体的には、顔、首、手または身体のための化粧用ケア組成物(例えばケアクリーム、日光防御オイルまたはボディゲル)、メークアップ組成物(例えばメークアップゲル、クリームまたはスティック)または人工タンニングまたは皮膚保護のための組成物を構成してよい。

    本発明の製品の組成物は、皮膚および/または外皮のためのケア組成物の形態または日光防御組成物または身体衛生組成物の形態、具体的にはデオドラントの形態であってもよい。 組成物はこの場合、具体的には無着色の形態である。 組成物はこの場合、皮膚、外皮または唇のためのケアベース(唇を寒さおよび/または太陽光線および/または風から保護するためのリップバーム、または皮膚、爪または毛髪のためのケアクリーム)として使用されてよい。

    本発明の目的において、用語「化粧品として許容できる」は、好ましい外観、においまたは感触の組成物を意味する。

    本発明の製品の組成物はそれぞれ、局所適用に通常使用されるあらゆる製剤形態、具体的には油性または水性溶液、油性または水性ゲル、水中油または油中水エマルジョン、多層エマルジョン、ベシクルが油/水界面に位置するベシクルによる水中油分散液、またはパウダーであってもよい。 組成物はそれぞれ、液体または固体であってもよい。

    一実施形態によれば、第一または第二の組成物、あるいはその両方は、連続性脂肪相を有し、かつ好ましくは無水形態であり、かつ第一または第二の組成物の全重量に対して、5%未満の水、さらによりよくは1%未満の水を含んでよい。

    第一および第二の組成物はそれぞれ、ローション、クリーム、軟膏(ointment)、ソフトペースト、軟膏(salve)、キャストもしくは成型固体、具体的にはスティックもしくはディッシュ形態、またはコンパクト固体の外観を有してよい。

    組成物はそれぞれ別個に、同一の包装容器、例えば、2-コンパートメントペンに包装されてよく、ベース組成物はペンの一端からもたらされ、トップ組成物はペンの他の一端からもたらされ、各末端は具体的にはキャップにより耐漏出性に密閉されている。

    代替的には、組成物はそれぞれ異なる包装容器に包装されてよい。

    好ましくは、第一のコートとして塗付される組成物は、液体またはペースト形態であり、このことはリップスティックまたはアイライナーの場合に非常に望ましい。

    本発明の製品は、有利には、使用される成分の性質に応じて、皮膚および/または唇および/または外皮のメークアップのために使用されてよい。 具体的には、本発明の製品は、固体ファンデーション、棒状リップスティックまたはペースト状リップスティック、コンシーラー製品、アイコントアリング製品、アイライナー、マスカラ、アイシャドウ、身体メークアップ製品または皮膚着色製品の形態であってもよい。

    有利には、第二の組成物は、ケア、光沢または透明特性を有する。

    本発明の主題は、また、前述の第一および第二の組成物を含むリップ製品、マニキュア、マスカラ、ファンデーション、タトゥ、メークアップルージュまたはアイシャドウである。

    本発明の製品の組成物は、種々の構成成分を最高融点のワックスの融点まで加熱し、続いて溶融した混合物を型(ディッシュまたはフィンガーストール)に注入することにより得られてよい。 組成物はまた、欧州特許出願0667146号に記載されているような押し出し成型により得られてもよい。

    本発明は、続いての実施例において極めて詳細に例証される。 パーセンテージは、重量パーセントである。

    第一の組成物:リップスティック 本発明による以下の口紅を調製する。 割合はグラム表示である:

    組成物の耐油性および光沢は、詳細な説明において既に示した測定方法に従って測定した。

    耐油性は、68%に等しい。 20℃で測定した組成物の50ミクロン堆積物の平均光沢は51(±1.5)に等しい。 60℃で測定した組成物の50ミクロン堆積物は87(±1)に等しい。

    手順
    1.顔料の粉砕顔料混合物は、スリーロールミル中で混合物を3回粉砕することによって油相において調製する。
    2.コポリマー(コポリマー類)および油を加熱用パン中に導入し、この混合物を、Rayneriブレンダを使用して温度100℃で撹拌する。
    3.透明な液体混合物が観察されたら、粉砕材料および真珠光沢顔料を導入し、混合物の撹拌をRayneriブレンダにおいて温度100℃で20分続ける。
    4.100%にするのに十分な量を油によって補給する。
    5.配合物をイソデカンで密封したジャーに注ぐ。

    第二の組成物:リップグロス

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