Trawler

阅读:829发布:2020-07-25

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SOLUTION: When a rope is to be rewound, a traverser 4 is disengaged from the drum main shaft of a trawl winch 1b by a clutch, and it is interlocked with the drum main shaft of a rewinding reel 2. The final tip of the rope wound on the trawl winch 1b is fitted to the main shaft of the rewinding reel 2, and a drum is rotated for rewinding. When a trawl net is to be again put into the sea, the rope wound on the drum of the rewinding reel 2 is unwound and put into the sea. The traverser 4 does not exist in the front (stern direction) of the rewinding reel 2, and the rope to be unwound is unwound with no trouble and guided from a guide roller 19.
COPYRIGHT: (C)1998,JPO,下面是Trawler专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 船尾に底曳き網を繋いで魚を捕獲する為の底曳き船において、該底曳き船の船尾部にはロープを規則正しくドラムに巻き付ける為のトランバーサーを備えた2基のトロールウインチを載置し、一方側のトロールウインチの前方(船尾側)には巻き直し用のリールを配置し、ロープを巻き直しする場合に上記巻き取り用トロールウインチのトランバーサーを兼用することが出来る構造としたものであり、トロールウイント及び巻き直しリールのドラム主軸に設けたスプロケットとトランバーサーのトランバース軸に設けたスプロケット間にはチェーンを巻き掛けし、上記ドラム主軸にはトランバーサーへの動力を遮断する為のクラッチを取り付けしたことを特徴とする底曳き網船。
  • 【請求項2】 船尾に底曳き網を繋いで魚を捕獲する為の底曳き船において、該底曳き船の船尾部にはロープを規則正しくドラムに巻き付ける為のトランバーサーを備えた2基のトロールウインチを載置し、一方側のトロールウインチの前方(船尾側)には巻き直し用のリールを配置し、ロープを巻き直しする場合に上記巻き取り用トロールウインチのトランバーサーを兼用することが出来る構造としたものであり、トロールウイント及び巻き直しリールのドラム主軸に設けたスプロケットとトランバーサーのトランバース軸に設けたスプロケット間にはチェーンを巻き掛けし、上記トランバース軸にはクラッチを取り付けしてトロールウインチ及び巻き直しリールからの動力を遮断するようにしたことを特徴とする底曳き網船。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は底曳き船であって、船尾の一方側に1基のトロールウインチを配置し、他方側には2基のトロールウインチを配置した底曳き網船に関するものである。

    【0002】

    【従来の技術】底曳き船は底曳き網を曳くことで魚を捕獲するものであり、その為に該船には底曳き網を海に投入すると共に、投入した網を引っ張り、更に引き揚げる為の装置が載置されている。 この底曳き網の投入、並びに引き揚げる為の装置としてトロールウインチが使用される。 図5は一般の底曳き船に載置されているトロールウインチ(イ) 、(ロ) 、(ハ) の配置を表している。 このように片側には1基のトロールウインチ(イ) が、他方には2基のトロールウインチ(ロ) 、(ハ) が載置され、トロールウインチ(ロ) 又は(ハ) の何れか一方はロープの巻き直し用として使用される。 すなわち巻き直しリールとして機能する。

    【0003】図6は底曳き網の概略図であるが、ロープを従来のように船首側から巻き取る場合にはトロールウインチ(ハ) に巻き取ったロープを巻き直してリール(ロ)
    に巻きつけ、そしてリール(ロ) に巻いてあるロープ先端Aを浮きと共に海に投入し、リール(ロ) を巻き戻しながら船(ニ)はBへ移動する。 この場合、船の速度は約30
    0〜400m/分で移動する為に、リール(ロ) から巻き戻しされるロープ(ホ)の速度も同じく300〜400m
    /分となる。 そしてBからCへと船は別の太さのロープをリール(ロ) から巻き戻しながら移動し、CからD間は底曳き網が投入される。 すなわちロープ(ヘ) 先端には底曳き網(ト) が繋れて海へ投入される。

    【0004】更に同じようにDからEへ、又EからFへとロープ(ヘ) 、(ホ) を投入しながら船は移動することになるが、D−E間のロープ(ヘ) は隣のトロールウインチ
    (イ)に巻き付いているロープが巻き戻しされる。 同じくE−F間のロープ(ホ) もトロールウインチ(イ) から巻き戻しされ、図6のように投入された底曳き網(ト) を両側のロープ(ホ) 、(ホ) 、(ヘ) 、(ヘ) にて先端A、Fを船で引っ張ることで魚を捕獲する。

    【0005】網に捕獲された魚を船に引き揚げる為に、
    両ロープ(ホ) 、(ホ) 及び(ヘ) 、(ヘ)をトロールウインチ
    (イ) 、(ハ) に巻き付けて底曳き網(ト) を引き寄せることになるが、片側のロープ(ホ) 、(ヘ) の全長が約3000
    mにも及ぶ為に、ドラムには規則正しく巻かねばならず、その為にトロールウインチ(イ) 、(ハ) にはトランバーサー(リ) 、(リ) が船首側に装着されている。

    【0006】図7はトランバーサーを装着したトロールウインチを表している。 平に配置された主軸には大きなドラム(チ) が取付けられて回転し、該ドラム(チ) に隣接してトランバーサー(リ) が装着されている。 このトランバーサー(リ) は2本のガイド棒(ヌ) 、(ヌ) を垂直に起立し、ドラム(チ) の主軸に平行して設けているトランバース軸(ル) に沿って往復動する。 すなわち、ドラム主軸のスプロケット(オ) とトランバース軸(ル) のスプロケット(ワ) 間にはチェーン(カ) が巻き掛けられていて、ドラム(チ) と共にトランバース軸(ル) は回転することが出来る。

    【0007】トランバース軸(ル) の外周には往復動するようにネジ溝が形成されており、該ネジ溝にはスライダーが遊嵌している為に、トランバース軸(ル) が回転することで該トランバーサー(リ) は往復動する。 ところで、
    底曳き網(ト) を引っ張っているロープ(ホ) 、(ヘ) は2本のガイド棒(ヌ) 、(ヌ) の間を通過してドラム(チ) に巻き取られ、同じくドラム(チ) から巻き戻しされる。 この場合、トランバーサー(リ) は往復動しながらドラム(チ) が回転してロープ(ホ) 、(ヘ) を巻き取る為に、規則正しく巻かれる。

    【0008】底曳き網(ト) を引き寄せる為に該ドラム
    (チ) に巻き取られる場合は低速で巻き付くが、底曳き網
    (ト) を海へ投入する場合には上記ロープ(ホ) 、(ヘ) は約300〜400m/分の高速で巻き戻しされ、ガイド棒
    (ヌ) 、(ヌ) を通過することになる。 ところで、ロープ
    (ホ) 、(ヘ) は非常に太くて外径は40mm〜50mmもあり、又所々には繋ぎ部となる金具が設けられていることから、ガイド棒(ヌ) には大きな衝撃負荷が作用する。
    勿論、ロープ(ホ) 、(ヘ) も早期に摩耗する。

    【0009】ところで、底曳き網(ト) は両側のロープ
    (ホ) 、(ホ) 、及び(ヘ) 、(ヘ) をトロールウインチ(イ) 、
    (ハ) に巻き付けながら引き寄せられる訳であるが、両ドラム(チ) 、(チ) に巻き付いたロープはA端、F端が下になり、C端、D端は上になる。 片方のロープはD端から引き出す為にこのままでよいが、他方のドラム(チ) に巻き付いているロープはC端を下にしてA端を上側になるように巻き直しをしなくてはならない。 その為に、底曳き船の船尾にはトロールウインチ(ハ) と巻き直しリール
    (ロ) が載置され、トロールウインチ(ハ) で巻き取ったロープ(ホ) 、(ヘ) は別のリール(ロ) によって巻き直しされる。

    【0010】従って、ロープを海へ投入する場合にはリール(ロ) 該ロープは巻き戻しされることになるが、このようにロープを船首側から巻き取る場合には作業性が悪く、船尾側から巻き取る用に配置する方が便利である。
    図8(a)は船首側からロープを巻き取る場合であるが、巻き取り及び巻き直しする際にトランバーサーはよく機能する。 同図(b)は船尾側からロープを巻き取る場合を表しているが、このようにトロールウインチ(ハ)
    と巻き直しリール(ロ) を配置するならば、両ドラム間に2基のトランバーサーが位置することになり、通過するロープは大きく湾曲するとともに、両トランバーサーが邪魔になる。 そして該トランバーサーは衝撃的な負荷の作用で破損してしまう。

    【0011】トロールウインチ(ハ) と巻き直しリール
    (ロ) 間の距離は小さい為に、巻き直し時のロープの屈曲が大きくなって、巻き直し用リール(ロ) の前に設けているトランバーサー(リ) には大きな負荷が作用する。 従って、単に巻き直しとして機能するに過ぎないトランバーサー(リ) であっても丈夫で強固なものでなくてはならない。 一方、底引き網(ト) を引き揚げる場合にロープ(ホ)
    、(ホ) 、(ヘ) 、(ヘ) を巻き取るトロールウインチ(イ)
    、(ハ) には大きな負荷が作用することから、これらトロールウインチ(イ) 、(ハ) は大きくて頑丈な構造と成っている。 その為に、必然的にその重量は大きくなり、重たいトロールウインチが対を成して船尾に載置されることで船全体のバランスが崩れてしまう。 すなわち、図5
    の(ロ) の位置に巻き取り用のトロールウインチを配置するならば巻き直し時の問題は起きないが、非常に重い巻き取り用トロールウインチを最船尾に配置することでバランスが悪くなる。 特に小型船の場合にはその影響が著しい。

    【0012】

    【本発明が解決しようとする課題】このように、従来の底曳き網船には上記のごとき問題がある。 本発明が解決しようとする課題はこの問題点であって、別のリールにロープを簡単に巻き直し出来ると共に全体構造を簡素化し、該トロールウインチからロープを高速で巻き戻しして海へ投入することが出来るようにした底曳き網船を提供する。 又一方では船全体のバランスを考慮してトロールウインチを配置した底曳き網船を提供する。

    【0013】

    【課題を解決するための手段】本発明の底曳き網船は船尾に2基のロープ巻き取り用トロールウインチを載置し、片方のトロールウインチの前方(船尾側)にはロープ巻き直し用のリールを配置している。 勿論、巻き取り用トロールウインチの前にはトランバーサーが設けられ、該トランバーサーを介してロープは規則正しく巻き取られる。 トランバーサーはトロールウインチのドラムフランジ間を往復動して、該ドラムに巻き付くロープを均等に割り振りして巻き付けする。

    【0014】このように上記トランバーサーを巻き取り用トロールウインチの前に配置することで、巻き直し用リールとの間にトランバーサーが位置することになり、
    該トランバーサーはロープの巻き直しをする場合にも使用され、すなわち同じトランバーサーがトロールウインチとリールに兼用することが出来る構造と成っている。
    該トランバーサーはあくまでもロープ巻き取り用トロールウインチのものである為に、強度は高くて丈夫な構造と成っている。

    【0015】そこで、ロープを巻き取る場合には、巻き取り用トロールウインチのドラム回転に追従してトランバーサーは作動し、ロープを巻き直しする場合には巻き直し用リールのドラム回転に同調して作動するように成っている。 すなわち間にクラッチを介在してトロールウインチとリールのドラム回転に同調するように成っている。 ただし、該クラッチを設ける箇所はドラム主軸であったり、トランバーサーのトランバース軸であったりする。

    【0016】このように、同じトランバーサーを用いてロープを規則正しくドラムに巻き取り、同じく巻き直しされる。 正しく巻き直しされたロープは底曳き網を引く為に海へ投入されることになるが、巻き直し専用リールから最初にロープが巻き戻しされて海へ投入され、その後別のトロールウインチから巻き戻しされてロープが投入される。 以下、本発明に係る実施例を図面に基づいて詳細に説明する。

    【0017】

    【実施例】図1は本発明の底曳き網船の船尾部分を表している実施例であり、船尾には対を成して載置しているトロールウインチ1a、1bと、別の巻き直しリール2
    が配置されている。 両トロールウインチ1a、1bは大きなドラム3とトランバーサー4を有し、底曳き網を引き寄せる場合には網の両側を引っ張っているロープを両トロールウインチ1a、1bのドラム3、3に巻き付ける。 上記トランバーサー4はロープが規則正しくドラムに巻き付くようにロープを拘束した状態でドラムフランジ間を往復動する。 図1(c)は本発明のトロールウインチ1bと巻き直しリール2におけるロープの巻き取り、巻き直し、巻き戻し状態を表している概略図である。

    【0018】図2は上記トロールウインチ1を表している実施例である。 基本構造は従来のものと同じであり、
    ロープを巻き付けるドラム3、該ドラム3に規則正しくロープが巻き付くようにするトランバーサー4から構成している。 該ドラム3は主軸5に両フランジ6a、6b
    を所定の間隔を隔てて取り付けしており、ロープは該主軸に規則正しく巻き付く。 この場合、ドラムの回転と共にトランバーサー4は両フランジ6a、6b間を往復動することにより該ロープは規則正しく巻き付くことが出来る。

    【0019】又主軸5には一方のフランジ外側に大きなギヤ7が取着され、ギヤ7は小さなピニオンと噛み合って減速回転し、同時にドラム3を滑らかに回すことになる。 そして他方のフランジ外側にはブレーキドラム8が設けられ、該ブレーキドラム8の外周にはバンド9が巻き付いてドラムブレーキを構成している。 更に主軸5の先端にはスプロケット10が取付けられ、トランバーサー4のトランバース軸11に取着しているスプロケット12とチェーン13を介して連結されている。

    【0020】従って、ドラム3が回転すると同時にトランバース軸11は回転し、その結果トランバーサー4は両フランジ6a、6b間で往復動することになる。 トランバーサー4には2本のガイド棒14a、14bが所定の距離をおいて垂直に起立し、ドラム3に巻き付くロープは両ガイド棒14a、14b間を通過する。 すなわち、ロープの位置が両ガイド棒14a、14bによって拘束され、トランバーサー4が往復動しながら回転するドラム3にロープが巻き付くことで規則正しく巻かれる。

    【0021】ここで、トランバーサー4の具体的な往復動機構は限定しないが、一般的にはトランバース軸11
    の外周にネジ溝を形成し、該ネジ溝に遊嵌するスライダーを備えた構造としている。 従ってトランバース軸11
    が回転することで、スライダーはネジ溝に沿って移動することになり、トランバーサー4は往復動することが出来る。 上記のごとく、ドラム主軸5とトランバース軸1
    1は連動しているが、必要に応じて連動状態を遮断する為に該主軸端にはクラッチ15を取り付けしている。

    【0022】そしてトロールウインチ1bの前方(船尾側)には別の巻き直しリール2が載置されており、上記トロールウインチ1bのドラム3に巻き付いたロープはこのリール2に巻き直しされる。 ロープの巻き直しの際に上記トランバーサー4が使用され、この場合には巻き直しリール2のドラム3の回転に連動するように、上記クラッチ15によってトロールウインチ1bのドラム主軸5と遮断する。 その代わり、巻き直しリール2のドラム主軸5と連動するようにクラッチを作動させる。

    【0023】図3はトロールウインチ1b、巻き直しリール2のドラム主軸5a、5bに連動しているトランバーサー4を表している概略図である。 ドラム主軸5a、
    5bにはクラッチ15a、15bが取付けられており、
    従って必要に応じてトランバーサー4と連動するように作動させることが出来る。 トロールウインチ1bのドラム主軸5aの端にはスプロケット10aが取付けられ、
    該スプロケット10aはチェーン13aを介してトランバース軸11のスプロケット12aと連結している。 しかしクラッチ15aを遮断するならばトランバース軸1
    1へ動を伝達することは出来ない。

    【0024】同じく、巻き直しリール2のドラム主軸5
    bの端にはスプロケット10bが取付けられ、該スプロケット10bはチェーン13bを介してトランバース軸11のスプロケット12bと連結している。 しかしクラッチ15bを遮断するならばトランバース軸11へ動力を伝達することは出来ない。 従って、ロープを巻き取る場合にはクラッチ15aを作動して、トロールウインチ1bと共にトランバーサー4を駆動する。 一方、ロープを巻き直しする場合にはクラッチ15bを作動してリール2と共にトランバース軸11を駆動する。

    【0025】そこで前記図6に示している底曳き網(ト)
    の両側から延びるロープ(ホ) 、(ホ)先端A、Fは船尾に連結されて船で引っ張られる。 そして底曳き網(ト) に魚が捕獲されたところで船尾に取着されているガイドローラ20、20にロープ(ホ) 、(ホ) 、(ヘ) 、(ヘ) を導いて両トロールウインチ1a、1bのドラム3、3に巻き取られる。 両ロープ(ホ) 、(ホ) 、(ヘ) 、(ヘ) が巻き取られたところで、底曳き網(ト) は船に引き揚げられる。

    【0026】この場合、上記ロープ(ホ) 、(ホ) 、及び
    (ヘ) 、(ヘ) はトランバーサー4、4に導かれてドラム3、3に規則正しく巻き付くことになる。 本発明ではこのトランバーサー4の構造は限定しないことにする。 例えば外周にクロスしたネジ溝を形成したトランバース軸を用い、該ネジ溝にはスライダーを遊嵌してトランバース軸の回転によってトランバーサー4を往復動するように構成することが出来る。 又、トランバーサーをシリンダーにて往復スライドさせることも可能である。

    【0027】図4はトランバーサー4を往復動させる具体例であり、クロスしたネジ溝16を外周に形成したトランバース軸11の詳細を表している。 該ネジ溝16にはトランバーサー4に内蔵しているスライダー17が遊嵌している。 そしてトランバーサー4はガイド棒14
    a、14bを垂直に起立した状態で往復動することになるが、トランバース軸11が回転することでネジ溝16
    に遊嵌しているスライダー17が該ネジ溝16に沿って移動することになる。 同図において矢印方向へトランバース軸11が回転するならば、トランバーサー4は左方向(矢印方向)へ移動する。

    【0028】スライダー17の形状はネジ溝16に遊嵌する幅と長さを有し、底は凹状に湾曲したもので、円柱体の下端に形成されている為に該円柱体18は回転してスライダー17の向きを変えることが出来る。 そこでスライダー17がAまで到達するならば円柱体18は回転してスライダー17は向きを変えることになる。 すなわち、トランバーサー4はA地点より左側へ移動することがないように、右方向へ延びるネジ溝16bを連続して形成している。

    【0029】左方向へ延びるネジ溝16aはA地点からB地点にかけて方向を変え、右方向へ延びるネジ溝16
    bを形成し、ネジ溝16aと所々で交差する。 従って、
    AからBにかけて向きを変えたスライダー17はネジ溝16bに沿って移動し、トランバーサー4は右方向へ移動する。 このようにトランバース軸を同一方向に回転するだけでトランバーサー4はドラム3の両フランジ6
    a、6b間を往復動することになる。

    【0030】このように、ロープは両トロールウインチ1a、1bのドラム3、3に規則正しく巻かれることになるが、一方のトロールウインチ1bに巻かれたロープは前方(船尾側)に隣接して載置されている巻き直しリール2に巻き直しされる。 すなわち、底曳き網(ト) を引っ張っている片方のロープ先端A、又はFが何れも下側に巻かれてはならず、再び海へ投入される場合には、ロープ先端であるA、又はFの何れかが最初に投入されなくてはならない。

    【0031】従って、トロールウインチ1bに巻かれたロープの最後の先端を巻き直しリール2の主軸5に止着し、ドラム3を回転することで巻き直しが出来る。 この場合、巻き直しリール2には上記トロールウインチ1b
    のトランバーサー4が兼用される。 そして再び底曳き網
    (ト) を海へ投入する場合には、巻き直しリール2のドラムに巻き付いているロープを巻き戻して海へ投入する。
    この場合、該巻き直しリール2の前方(船尾方向)にはトランバーサーが存在しない為に、巻き戻しされるロープは何ら支障なく巻き戻しされ、ガイドローラ19から導き出される。

    【0032】ロープ(ホ) 、(ヘ) が海へ投入された後は底曳き網(ト) の先端を連結して投入し、その後はトロールウインチ1aのドラム3のロープを連結して巻き戻しする。 そして再び、両ロープ端を船尾に連結して船の走行と共に底曳き網を引っ張る。 以上述べたように、本発明の底曳き網船は船尾に一対のトロールウインチを載置し、片方のトロールウインチの船尾側には別の巻き直し用リールを配置すると共に、上記トロールウインチのトランバーサーを兼用可能としたものであり、次のような効果を得ることが出来る。

    【0033】

    【発明の効果】本発明の底曳き網船は船尾に一対のトロールウインチを載置し、片方のトロールウインチの船尾側には別の巻き直しリールを配置して、ロープの巻き直しが簡単に出来る。 そしてこの場合、強固で丈夫な巻き取り用のトロールウインチのトランバーサーを兼用して巻き直しが出来る為に、巻き直し時にトランバーサーが破損するようなことはない。 そして、頑丈な巻き取り用トロールウインチを船の中央側に配置することで船全体のバランスがとれ、特に小型船の場合には好ましい配置となる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】船尾に載置しているトロールウインチで本発明の実施例。

    【図2】トロールウインチを表している実施例。

    【図3】クラッチを介在してトランバーサーを駆動する具体例。

    【図4】トランバース軸の詳細図。

    【図5】トロールウインチを載置した底曳き船の概要。

    【図6】底曳き網の概要。

    【図7】従来のトロールウインチ。

    【図8】トロールウインチ及び巻き直しリールにロープを巻き取り、巻き直し、更に巻き戻しする場合の従来例。

    【符号の説明】

    1 トロールウインチ 2 巻き直しリール 3 ドラム 4 トランバーサー 5 主軸 6 フランジ 7 ギヤ 8 ブレーキドラム 9 バンド 10 スプロケット 11 トランバース軸 12 スプロケット 13 チェーン 14 ガイド棒 15 クラッチ 16 ネジ溝 17 スライダー 18 円柱体 19 ガイドローラ

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