Airless spray gun
专利汇可以提供Airless spray gun专利检索，专利查询，专利分析的服务。并且PURPOSE: To add a function eliminating tailing to an airless spray gun equipped with a nozzle free in the adjustment of a pattern.
CONSTITUTION: An annular air jet adaptor 14 is fitted to the periphery of the main body part 2 of a nozzle 1 having a pattern adjusting function and fixed to the leading end surface of a gun main body 23 by a hub nut 29. Two air jet orifices 15 are formed to the adaptor 14 at a 180°-interval and, by the mutual fitting of the fitting hole 20 fitting an oval cross section of the adaptor 14 and two parallel surfaces 21 of the nozzle 1, the air jet orifices 15 are always positioned on both sides of the jet position corresponding to both ends of the pattern of the coating compound jet orifice 8 of the nozzle 1. When an opening and closing valve 25 is opened, coating compound is ejected from the jet orifice 8 in a fan-shaped pattern (a) while finely pulverized and, at this time, tailings (b) of coarse particles are ejected from both sides of the pattern (a) but air is ejected from the respective air jet orifices 15 through an air supply passage 27 to collide with the tailings (b) and finely pulverizes the tailings to eliminate the same.
COPYRIGHT: (C)1995,JPO，下面是Airless spray gun专利的具体信息内容。
前記塗料噴出孔の開度を変えることによりパターンを調整するようにしたエアレススプレイガンにおいて、 前記ガン本体にエア供給路を形成するとともに、該エア供給路と連通して前方に向けてエアを噴出し得るエア噴出孔を前面の中心を挟む対称位置に２個形成した環形のエア噴出アダプタを設け、該エア噴出アダプタの内周と前記ノズルの外周とに互いに嵌合する非円形断面の嵌合部を設けて、前記エア噴出アダプタを前記ノズルの外周に、前記２個のエア噴出孔が前記塗料噴出孔の前記パターンの両端と対応する噴出位置の両側に位置する姿勢で嵌合し、前記エア噴出アダプタを前記ノズルとともに前記ガン本体の先端に取り付けたことを特徴とするエアレススプレイガン。
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ノズルの塗料噴出孔の開度を調整して塗料の噴出パターンを自由に調整し得るエアレススプレイガンにおいて、粒子の粗い塗料の副流であるテールを消滅させる機能を付加したものに関する。
【０００２】
【従来の技術】エアレススプレイガンは、塗料噴出孔をＶ形溝内に開口したノズルを、開閉弁の介設された塗料供給路を形成したガン本体の先端にハブナットで締め付けて取り付け、その塗料噴出孔から高圧に加圧された塗料を扇形のパターンにより微粒化して噴出するのが一般的であるが、近年、そのパターンを簡単に変えられるものとして、ノズルの塗料噴出孔内に、その噴出孔の軸線方向に対して斜めの方向からピンをつまみの回転操作等による進退可能に臨ませ、そのピンの進退により塗料噴出孔の開度を変えてパターンを調整するようにしたものが開発され、市場に供されるようになった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のような機能を備えたエアレススプレイガンは、パターンを変えるのにいちいちノズルチップを交換する必要がなく、手元で操作できて作業能率の向上が大いに図られるのであるが、これまでのものは、パターンの両側から粒子の粗い副流が分離してテールと呼ばれる部分を生じ、これが塗装面に縞模様となって現れるのを防止する対策については講じられておらず、その早急な対応が切望されていた。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような要望に基づいて完成されたものであって、塗料噴出孔を開口するとともにその塗料噴出孔内に開度調整用のピンを進退可能に臨ませたノズルを、開閉弁の介設された塗料供給路を形成したガン本体の先端にハブナットで締め付けて取り付け、塗料噴出孔から高圧の塗料を扇形のパターンで噴出し、また、塗料噴出孔の開度を変えることによりパターンを調整するようにしたエアレススプレイガンにおいて、ガン本体にエア供給路を形成するとともに、
そのエア供給路と連通して前方に向けてエアを噴出し得るエア噴出孔を前面の中心を挟む対称位置に２個形成した環形のエア噴出アダプタを設け、そのエア噴出アダプタの内周とノズルの外周とに互いに嵌合する非円形断面の嵌合部を設けて、エア噴出アダプタをノズルの外周に、２個のエア噴出孔が塗料噴出孔のパターンの両端と対応する噴出位置の両側に位置する姿勢で嵌合し、エア噴出アダプタをノズルとともにガン本体の先端に取り付けた構成とした。
【０００５】
【作用】本発明の作用は以下のとおりである。 エア噴出アダプタをノズルの外周に、それぞれの嵌合部同士を合わせて嵌めると、エア噴出アダプタの２個のエア噴出孔が、ノズルの塗料噴出孔の塗料の噴出パターンの両端と対応する噴出位置の両側に位置した姿勢で組み付けられ、そのエア噴出アダプタをノズルとともにガン本体の先端にハブナットで締め付けて取り付ける。
【０００６】塗装に際しては開閉弁を開いて塗料供給路から高圧の塗料をノズルに供給するとともに、エア供給路を通してエア噴出アダプタにエアを供給する。 ノズルに供給された塗料は、その塗料噴出孔から扇形のパターンで微粒化されて噴出され、そのときそのパターンの両側から粒子の粗いテールが分離して噴出されるが、エア噴出アダプタのエア噴出孔からそのテールに向かってエアが噴出されて衝突することによって、テールが微粒化される。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１〜図５に基づいて説明する。 図１〜３において、符号１は、塗料噴出のパターン調整機能付きのノズルであって、後端に鍔３
を設けた円形の本体部２の前面に、先端が斜め下方を向いて延出した延出部４が連成されている。 本体部３の後面の中心には塗料導入孔６が開口されているとともに、
延出部４の付根部分の表面上に、Ｖ形溝７が、延出部４
の軸線と直交する向きで形成され、そのＶ形溝７の底部の長さ方向の中央部に、上記の塗料導入孔６に連通した塗料噴出孔８が開口されている。
【０００８】延出部４内には、一端が上記の塗料噴出孔８内に開口した挿通孔１０が軸線方向に沿って形成され、その中に、ピン１１が延出部４の延出端に設けたつまみ１２の回動操作による進退自由に嵌装され、図４に示すように、塗料噴出孔８内へのピン１１の先端の進出量を変えることによって、塗料噴出孔８の開口範囲ｘを変え得るようになっている。
【０００９】このノズル１の本体部２の外周に、エア噴出アダプタ１４が嵌合されるようになっている。 このエア噴出アダプタ１４は環形をなし、外周面が後端側が拡径した段付き形状であり、内周面は後端側から４段階にわたって順次に縮径されている。
【００１０】このエア噴出アダプタ１４の前面には、図１、５に示すように、アダプタ１４の中心を挟んだ対称位置において、２個のエア噴出孔１５がアダプタ１４の軸線方向と平行に形成され、後ろから１番目の段付き面１６から後面側に開口している。
【００１１】このアダプタ１５の後ろから２番目の嵌合孔１８の奥端側と３番目の嵌合孔１９にわたっては、上記したノズル１の本体部２が嵌合されるようになっている。 最前方の嵌合孔２０は、図５に示すように、上記したエア噴出孔１５の形成位置と対応する左右方向が短径となった縦長の楕円形断面に形成されている。 これに対応して、上記したノズル１の延出部４のＶ形溝７の長さ方向の両端部と対応する左右の側面が平行二面２１となっている。
【００１２】図１において、ガン本体２３の内部の中心には先端面に開口する塗料供給路２４が形成され、その途中に、図示しないトリガ部材に連動して開閉される開閉弁２５が設けられている。 その塗料供給路２４の側方にはエア供給路２７が形成されて、同じく先端面に開口されており、そのエア供給路２７も図示しない開閉弁によって塗料供給路２４と連動して開閉されるようになっている。 また、ガン本体２３の先端部の外周には、ハブナット２９の螺合用の雄ねじ３０が形成されている。
【００１３】続いて、本実施例の作動を説明する。 まず、ノズル１をそのつまみ１２の方からエア噴出アダプタ１４の内周に後面側から相対的に嵌入し、延出部４の付根部分の平行二面２１をアダプタ１４の最前方の楕円形断面の嵌合孔２０の短径部に合わせつつ、ノズル１の本体部２をアダプタ１４の後ろから２番目の嵌合孔１８
の奥端側と３番目の嵌合孔１９にわたって嵌める。 そうすると、ノズル１の平行二面２１を設けた延出部４の付根部分と、アダプタ１４の楕円形断面の嵌合孔２０との嵌め合わせによって、ノズル１とアダプタ１４とが軸線回りの回転不能に組み付けられ、そのとき、エア噴出アダプタ１４は、図２の鎖線に示すように、２個のエア噴出孔１５がノズル１のＶ形溝７の長さ方向の両側に位置する回転姿勢を取る。
【００１４】続いて、図１に示すように、ノズル１の本体部２の後面側に環形のパッキン３２を嵌めて、上記のように組み付けられたノズル１とエア噴出アダプタ１４
とを、真っすぐ前方を向いた姿勢のガン本体２３の先端面に、ノズル１の延出部４が下を向いてＶ形溝７が横向きとなった姿勢で当て、ノズル１の延出部４を通してアダプタ１４の外周に嵌めたハブナット２９を、ガン本体２３の外周部に形成された雄ねじ３０に螺合して締め付けると、アダプタ１４がガン本体２３の先端面の外周部に押し付けられ、また、ノズル１の本体部２がパッキン３２を介してガン本体２３の先端面の中央部に押し付けられて固定される。 そのとき、ガン本体２３の先端面とエア噴出アダプタ１４の後面との間に、エア供給路２７
をアダプタ１４に形成された２個のエア噴出孔１５に連通する環形のエア室３４が構成される。
【００１５】そして、エア噴出アダプタ１４の２個のエア噴出孔１５は、上記の図２に示すように、ノズル１の塗料噴出孔８の左右両側に位置する。
【００１６】塗装に際しては、トリガを引いて開閉弁２
５を開くと、塗料供給路２４に高圧の塗料が圧送されてノズル１の塗料導入孔６を通して塗料噴出孔８に供給され、そこから塗料が、図１のａに示すように、水平方向を向いた扇形のパターンで微粒化されて噴出され、また、ノズル１に設けたつまみ１２を回動させて塗料噴出孔８の開度を変えることによりパターンが調整される。
【００１７】その塗料噴出時に、パターンの両端部から粒子の粗い副流であるテールｂが併せて噴出されるおそれがあり、それがそのまま塗装面に塗着されると縞模様ができるのであるが、本実施例では、上記のトリガを引くのに伴いエア供給路２７が開けられて、エア室３４を介してエア噴出アダプタ１４の２個のエア噴出孔１５から前方に向かってエアが噴出され、その２個のエア噴出孔１５は塗料噴出孔８の左右両側に位置していて、それぞれ塗料の噴出パターンの両側に対応しているから、エアがテールｂに向かって噴出されて衝突し、テールｂが微粒化される。 それにより、縞のない均一な塗装面が得られる。
【００１８】
【発明の効果】このように本発明によれば、テールを確実に消滅させて均一な塗装面を得ることができ、しかも、エア噴出アダプタとノズルとに非円形断面の嵌合部を設けて、エア噴出アダプタの２個のエア噴出孔がノズルの塗料噴出孔の回りのテールを消すのに必要な位置を取って常に嵌合されるようにしたから、ガン本体に組み付ける際にエア噴出アダプタの位置調節をいちいち行う必要がなくて、簡単に組み付けることができる効果がある。
【図１】本発明の一実施例の一部切欠平面図である。
【図２】ノズルの正面図である。
【図３】ノズルの部分側面図である。
【図４】ノズルの塗料噴出孔の開度調整の説明図である。
【図５】エア噴出アダプタの正面図である。
１：ノズル ８：塗料噴出孔 １１：ピン １４：エア噴出アダプタ １５：エア噴出孔 ２０：楕円形の嵌合孔 ２１：平行二面 ２３：ガン本体 ２４：塗料供給路 ２５：開閉弁 ２７：エア供給路 ２９：ハブナット ａ：噴出塗料のパターン ｂ：テール
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