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Riding mobile farm machine

阅读:1020发布:2020-09-20

专利汇可以提供Riding mobile farm machine专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To obtain a riding mobile farm machine improving running behavior by constituting the transmitting shaft of a transmission of an inputting shaft for inputting engine power and a traveling and working power transmitting shaft so as to reduce the number of points of components to miniaturize. SOLUTION: In order to integrally arrange the transmission 8 at a front axle case 4, the transmitting shaft of the transmission 8 consists of the three of the inputting shaft 23 for inputting engine power, a traveling power transmitting shaft 26 transmitting the power of the shaft 23 to the case 4 and a rear wheel power fetching shaft 21 and a working power transmitting shaft for transmitting the power of the shaft 23 to a working power fetching shaft 22. In addition, it is desirable to the shaft 23 behind the case 4 and to arrange the working power transmitting shaft and a traveling power transmitting shaft 26 between the axis 23 and the case 4 in the state of vertically sorting.,下面是Riding mobile farm machine专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 前後輪をそれぞれ駆動させるフロントアクスルケースおよびリヤアクスルケースに、トランスミッションを介してエンジン動力を入力し、さらに、トランスミッションで分配したエンジン動力を作業機に入力する乗用移動農機において、前記フロントアクスルケースにトランスミッションを一体的に配設するにあたり、
    該トランスミッションの伝動軸を、エンジン動力を入力する入力軸と、該入力軸の動力をフロントアクスルケースおよび後輪動力取出軸に伝動する走行動力伝動軸と、
    入力軸の動力を作業動力取出軸に伝動する作業動力伝動軸との3本で構成した乗用移動農機。
  • 【請求項2】 請求項1において、フロントアクスルケースの後方に入力軸を配置すると共に、該入力軸とフロントアクスルケースとの間に、作業動力伝動軸および走行動力伝動軸を上下振分け状に配置した乗用移動農機。
  • 【請求項3】 請求項1または請求項2において、入力軸に走行変速用固定ギヤを設けると共に、走行動力伝動軸に走行変速用可動ギヤを設け、さらに、作業動力伝動軸に走行変速用バックギヤを設けた乗用移動農機。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、乗用田植機等の乗用移動農機の技術分野に属するものである。

    【0002】

    【従来の技術】一般に、この種乗用移動農機においては、トランスミッションに入したエンジン動力を、前輪を駆動させるフロントアクスルケース、後輪を駆動させるリヤアクスルケース、各種の作業を行う作業機等に分配状に伝動するように構成されている。

    【0003】

    【発明が解決しようとする課題】しかるに従来では、多数の伝動軸(四本以上の伝動軸)を用いてトランスミッションを構成しているため、部品点数が増加する許りでなく、トランスミッションが大型化して機体重量を増加させる不都合があった。

    【0004】

    【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することができる乗用移動農機を提供することを目的として創作されたものであって、前後輪をそれぞれ駆動させるフロントアクスルケースおよびリヤアクスルケースに、トランスミッションを介してエンジン動力を入力し、さらに、トランスミッションで分配したエンジン動力を作業機に入力する乗用移動農機において、前記フロントアクスルケースにトランスミッションを一体的に配設するにあたり、該トランスミッションの伝動軸を、エンジン動力を入力する入力軸と、該入力軸の動力をフロントアクスルケースおよび後輪動力取出軸に伝動する走行動力伝動軸と、入力軸の動力を作業動力取出軸に伝動する作業動力伝動軸との3本で構成したものである。 つまり、必要最小限の伝動軸でトランスミッションを構成しているため、部品点数を削減できる許りでなく、トランスミッションの小型化を可能にし、延ては機体の軽量化やコストダウンを計ることができる。 また、上記のものにおいて、フロントアクスルケースの後方に入力軸を配置すると共に、該入力軸とフロントアクスルケースとの間に、作業動力伝動軸および走行動力伝動軸を上下振分け状に配置したものである。 つまり、作業動力伝動軸および走行動力伝動軸の動力を、入力軸の上下を通して後方に取り出すことができるため、トランスミッションの上下厚さ寸法を可及的に小さくすることができ、その結果、機体の軽量化やコストダウンを計ることができる許りでなく、機体地上高を可及的に高くして湿田等での走行性を向上させることができる。 また、上記のものにおいて、入力軸に走行変速用固定ギヤを設けると共に、走行動力伝動軸に走行変速用可動ギヤを設け、さらに、作業動力伝動軸に走行変速用バックギヤを設けたものである。 つまり、作業動力伝動軸を走行用バック変速軸に兼用しているため、3本の伝動軸でトランスミッションを構成したものでありながら、走行用バック変速軸を追加することなくバック変速を行うことができる。

    【0005】

    【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態の一つを図面に基づいて説明する。 図面において、1は乗用田植機の走行機体であって、該走行機体1は、走行動力、
    作業動力および油圧ポンプ駆動力を得るためのエンジン2、前輪3を駆動させる左右分割型のフロントアクスルケース4、後輪5を駆動させる一体型のリヤアクスルケース6、上記エンジン2から入力した動力を変速した後、フロントアクスルケース4、リヤアクスルケース6
    および植付作業機7に分配状に伝動するトランスミッション8、ステアリングホイール9の操作に応じて前輪3
    を操するステアリング機構10等を備えており、さらに、走行機体1の後部には、前記植付作業機7を昇降自在に支持する昇降リンク機構11が上下揺動自在に連結されているが、前記エンジン2の搭載位置は、フロントアクスルケース4よりも後側で、かつリヤアクスルケース6よりも前側の位置に設定されている。

    【0006】12は前記走行機体1のメインフレームであって、該メインフレーム12は、所定間隔を存して並列する左右一対のフレーム部材12aと、該フレーム部材12aの前端部同志および後端部同志をそれぞれ一体的に連結する前後一対の連結ブラケット12b、12c
    とで形成され、前記フロントアクスルケース(トランスミッション)4とリヤアクスルケース6との間に一体的に介設されるが、さらに、フレーム部材12aの後部には、昇降リンク機構11の基端部を支持するリンクフレーム13が一体的に立設されている。

    【0007】14はステップ15等を支持するためのサブフレームであって、該サブフレーム14は、枠状に形成されるループフレーム部材14aと、該ループフレーム部材14aの左右両側部同志を一体的に連結する連結フレーム部材14bとで形成されている。 そして、ループフレーム部材14aの前端部は、後述するトランスミッションケース16の前端部にステー17を介して一体的に連結される一方、ループフレーム部材14aの後端部は、前記リンクフレーム13に一体的に連結され、さらに、連結フレーム部材14bは、メインフレーム12
    の前側連結フレーム部材12bに一体的に連結されているが、前記ループフレーム部材14aは、ステップ15
    の外周部に沿うループ形状の一体フレームに形成されているため、フレーム構造を単純化して部品点数の削減や組立性の向上を計ることができる許りでなく、ステップ15の支持強度を高めることができるようになっている。

    【0008】18は走行機体1側と昇降リンク機構11
    との間に前高後低状の傾斜姿勢で介設される昇降用油圧シリンダであって、該昇降用油圧シリンダ18の上端部は、昇降リンク機構11を構成するアッパリンク11a
    のシリンダ連結部11bに連結される一方、昇降用油圧シリンダ18の下端部は、前記後側連結ブラケット12
    cに一体的に形成したシリンダ連結部12dに連結されるが、該シリンダ連結部12dのシリンダ連結位置は、
    後輪5の車軸位置もしくは該位置よりも前側位置に設定されている。 つまり、昇降用油圧シリンダ18自身の重量、植付作業機7の吊持荷重および上昇作動時の反力を、後輪5の車軸位置もしくは該位置よりも前側位置に作用させるようになっている。 尚、昇降用油圧シリンダ18の下端側連結位置を後輪5の車軸位置よりも前側に設定するにあたり、本実施形態では、昇降用油圧シリンダ18の中心線が後輪車軸の略中心を通るように前記連結位置を選定している。

    【0009】ところで、前述の様に左右に分割形成されたフロントアクスルケース4は、前記トランスミッション8を内装するトランスミッションケース16の左右両側面部に一体的に組み付けられると共に、トランスミッション8から供給される動力を前輪差動機構19を介して左右の前輪3に伝動するが、前輪3が組付けられる下側ファイナルケース部4aは、フロントアクスルケース4に固設される上側ファイナルケース部4bに対して回動自在に支持されるため、ステアリング機構10を介して連動連結されるステアリングホイール9の操作に応じて前輪3を操舵させるようになっている。

    【0010】前記トランスミッション8は、エンジン2
    からベルト伝動機構20を介して入力した動力を変速すると共に、該変速済みの動力を、前輪差動機構19、後輪動力取出軸21および作業動力取出軸22に伝動すべく構成されるが、このトランスミッション8(伝動部)
    を、フロントアクスルケース4の後部に配設すると共に、フロントアクスルケース4の後方でエンジン動力を入力するようになっている。 つまり、フロントアクスルケース4の後方に搭載されるエンジン2の動力を、フロントアクスルケース4の上方を経由しない比較的短い動力伝動機構(ベルト伝動機構20)を用いてトランスミッション8およびフロントアクスルケース4(前輪差動装置19)に伝動することができる許りでなく、トランスミッション8の出力を、フロントアクスルケース4の上方や下方を経由しない比較的短い動力伝動機構を用いてリヤアクスルケース6および植付作業機7に伝動することができるようになっている。

    【0011】また、前記トランスミッション8を構成する伝動軸(動力取出軸を除く)は、前記ベルト伝動機構20を介してエンジン動力を入力する入力軸23と、該入力軸23の動力を、固定ギヤ24を介して前輪差動機構19に伝動し、かつベベルギヤ機構25を介して後輪動力取出軸21に伝動する走行動力伝動軸26と、入力軸23の動力を、ベベルギヤ機構27を介して作業動力取出軸22に伝動する作業動力伝動軸28との3本で構成されており、そのため、トランスミッション8の伝動部を構成する伝動軸の本数を必要最小限に抑えて部品点数を削減できる許りでなく、トランスミッションケース16の小型化を計ることができるようになっている。

    【0012】ところで、前記入力軸23は、フロントアクスルケース4(前輪差動機構19)の後方に所定間隔を存して配置されるが、作業動力伝動軸28および走行動力伝動軸26は、入力軸23と前輪差動機構19との間に上下振分け状に配置されている。 即ち、トランスミッション8の前後幅を小さくできることは勿論であるが、作業動力伝動軸28および走行動力伝動軸26の動力を入力軸23の上下を振り分け状に通して後方に取り出すことができるため、トランスミッション8の上下幅を、フロントアクスルケース4の上下幅内に略収めることができようになっている。

    【0013】さらに、29はトランスミッションケース16内に構成される走行変速機構であって、該走行変速機構29は、入力軸23に一体的に設けられる走行変速用固定ギヤ30、走行動力伝動軸26にスプライン嵌合する走行変速用可動ギヤ31、作業動力伝動軸28に回動自在に設けられる走行変速用バックギヤ32等で構成されている。 そして、走行変速機構29においては、走行変速用固定ギヤ30の大径ギヤ部30aに走行変速用可動ギヤ31の小径ギヤ部31aを噛合させた高速走行状態と、走行変速用固定ギヤ30の小径ギヤ部30bに走行変速用可動ギヤ31の大径ギヤ部31bを噛合させた低速走行状態と、大径ギヤ部32aが走行変速用固定ギヤ30の小径ギヤ部30bに常時噛合される走行変速用バックギヤ32の小径ギヤ部32bに走行変速用可動ギヤ31の大径ギヤ部31bを噛合させた低速走行状態と、走行変速用可動ギヤ31を何れのギヤ部にも噛合させないニュートラル状態とに変速操作することが可能であるが、作業動力伝動軸28が走行変速用バックギヤ軸に兼用されているため、3本の伝動軸でトランスミッション8の伝動部を構成するものでありながら、殊更走行変速用バックギヤ軸を設けることなくバック変速(後進変速)を行うことができるようになっている。

    【0014】33、34はトランスミッションケース1
    6の外側面部に配設される一対の株間変換ギヤであって、該株間変換ギヤ33、34は、入力軸23および作業動力伝動軸28の一端部にそれぞれ着脱自在に装着されている。 そして、互いに噛合する株間変換ギヤ33、
    34は、入力軸23の動力を変速して作業動力伝動軸2
    8に伝動するが、株間変換ギヤ33、34を変速比の異なるギヤに交換した場合には、走行速度に対する植付作業速度の相対的な変化に基づいて植付作業機7の植付株間が変更されるようになっている。

    【0015】また、35は前記作業動力伝動軸28上に構成されるトルクリミッタであって、該トルクリミッタ35は、作業動力伝動軸28にスプライン嵌合するクラッチ36と、作業動力伝動軸28に回転自在に支持されるベベルギヤ37(前記ベベルギヤ機構27を構成する従動側ベベルギヤ)との対向面に、傾斜面同志で噛合するクラッチ爪を形成すると共に、クラッチ36を弾機3
    8の付勢力で噛合側に常時付勢して構成されている。 つまり、植付作業機7の作業負荷が設定負荷を越えると、
    クラッチ36が弾機38に抗してベベルギヤ37から離間し、植付作業機7に対する動力伝動を断つように構成されているが、本実施形態では、トランスミッションケース16内の空きスペースを利用してトルクリミッタ3
    5を配置しているため、トランスミッションケース16
    の外側面部にトルクリミッタ35を突出状に配置していた従来の様に、トルクリミッタ35用のカバー部材が不要になる許りでなく、突出部の無いコンパクトなトランスミッションケース16を構成することができるようになっている。 尚、39は作業動力取出軸22上に構成される植付作業クラッチである。

    【0016】一方、前記ステアリング機構10は、ステアリングホイール軸40の回転操作力を、第一伝動ギヤ41、第二伝動ギヤ42、中間軸43、第三伝動ギヤ4
    4および第四伝動ギヤ45を介してピットマンアーム軸46に伝動すべく構成されているが、上記の伝動ギヤ機構は、フロントアクスルケース4の前側でトランスミッションケース16に内装されている。 即ち、フロントアクスルケース4の前後に、ステアリング機構10の伝動ギヤ機構とトランスミッション8の伝動部とを互いに干渉するすることなく振分け状に配置しているため、トランスミッションケース16を可及的に小型化することができるようになっている。

    【0017】また、前記ステアリング機構10は、トランスミッションを構成する何れの伝動軸23、26、2
    8よりも上側に位置するように配置されており、そのため、トランスミッションケース16の底位置よりも上側にピットマンアーム47を配置して機体地上高を可及的に高くすることができる許りでなく、トランスミッションケース16に充填されるオイル量を削減して軽量化やコストダウンにも貢献することができるようになっている。

    【0018】48は左右一対のサイドブレーキペダル4
    9L、49Rおよびクラッチペダル50を支持するペダル軸であって、該ペダル軸48の右端部に回動自在に設けられる右側サイドブレーキペダル49Rを踏込み操作した場合には、右側連結ロッド51Rを介して右側サイドブレーキ機構(右側サイドクラッチ機構の切り作動を含む)を作動させる一方、ペダル軸48の右端部に一体的に設けられる左側サイドブレーキペダル49Lを踏込み操作した場合には、ペダル軸48および左側連結ロッド51Lを介して左側サイドブレーキ機構(左側サイドクラッチ機構の切り作動を含む)を作動させ、さらに、
    ペダル軸48の左端部に回動自在に設けられるクラッチペダル50を踏込み操作した場合には、クラッチロッド52を介してメインクラッチ機構を切り作動させるように構成されるが、前記ペダル軸48は、ステップ15とトランスミッションケース16と間に配置されている。
    つまり、本実施形態では、前述の様にトランスミッションケース16の上下幅を可及的に小さく構成することができるため、ステップ15とトランスミッションケース16との間にスペースを確保し、該スペースを利用してペダル軸48等を配置することができるようになっている。

    【0019】一方、前記植付作業機7は、昇降リンク機構11の後端部にローリング支軸53を介して連結されるれるドライブケースアッシー54、該ドライブケースアッシー54の上方に左右往復動自在に設けられる苗載台55、ドライブケースアッシー54の下方に上下揺動自在に設けられるフロート56等を備えており、また、
    上記ドライブケースアッシー54は、入力軸57を備えるドライブケース58、該ドライブケース58の左右両端部から後方に突出する複数の植付伝動ケース59、ドライブケース58の一端部に設けられる横送り変換ケース60等を一体的に組み付けて構成されている。 そして、前記トランスミッション8から入力軸57に伝動された動力は、ベベルギヤ機構61を介してドライブケース58内の動力分配軸62に伝動された後、横送り変換ケース60内のチェン伝動機構63を介して横送り軸6
    4に伝動されると共に、各植付伝動ケース59内のチェン伝動機構65を介して植付駆動軸66に伝動されるようになっている。 つまり、マット状の植付苗が載置される苗載台55を横送り軸64の回転に伴って往復移動させつつ、植付駆動軸66に組付けられる植付爪機構67
    で苗載台55から植付苗を掻取り、これを田面に植付けるように構成されている。

    【0020】前記植付伝動ケース59は、同一断面が連続するアルミ引抜材等の汎用筒状部材を所定寸法に切断すると共に、切断した筒状部材に、動力分配軸用の貫通孔59aや植付駆動軸用の貫通孔59bを加工して形成されている。 そして、各植付伝動ケース59の基端部は、ドライブケース58の右側フランジ部58aと横送り変換ケース60との間、もしくはドライブケース58
    の左側フランジ部58bとキャップ部材68との間に挟装されると共に、スルーボルト69で締付け状に固定されるが、さらに、右側植付伝動ケース59と横送り変換ケース60との間、および左側植付伝動ケース59と左側フランジ部58bとの間には、軸受70を介して動力分配軸62(もしくはチェンスプロケット65a)を支持する基端側ボス部材71が介設されている。 つまり、
    各植付伝動ケース59の左右何れかに動力分配軸62を支持する基端側ボス部材71を設けるにあたり、各植付伝動ケース59の横送り変換ケース60側に基端側ボス部材71を設けるようにしたため、横送り変換ケース6
    0に別途軸受を設ける必要がない許りでなく、各植付伝動ケース59に対する基端側ボス部材71の組付方向を統一して組立管理を容易にすることができるようになっている。

    【0021】ところで、前記植付爪機構67には、単一の植付アーム72を備えるクランク式植付爪機構67A
    と、一対の植付アーム73を備えるロータリ式植付爪機構67Bとがあり、何れかの植付爪機構67を機種等に応じて選択的に組み付けている。 つまり、クランク式植付爪機構67Aを組付ける場合には、植付アーム72の中間部をクランクアーム74を介して植付駆動軸66に連結すると共に、植付アーム72の基端部をベルクランク75を介して植付伝動ケース59側に連結するようになっている。 そして、植付作業を行うべく植付駆動軸6
    6を回転させた場合には、クランク運動する植付アーム72がベルクランク75の作用で複合的に上下揺動して所定の運動軌跡を描き、その過程で植付苗の掻取りおよび植付けを行うが、クランク式植付爪機構67Aでは、
    植付駆動軸66が一回転する毎に一回の植付けを行うようになっている。

    【0022】一方、ロータリ式植付爪機構67Bを組付ける場合には、ケース両端部に一対の植付アーム73を備え、かつケース内に遊星ギヤ機構76が組込まれたロータリケース77の中間部を植付駆動軸66に連結するようになっている。 そして、植付作業を行うべく植付駆動軸66を回転させた場合には、ロータリケース77の回転に伴って円運動する一対の植付アーム73が遊星ギヤ機構76の作用で複合的に回動して所定の運動軌跡を描き、その過程で植付苗の掻取りおよび植付けを行うが、ロータリ式植付爪機構67Bでは、植付駆動軸66
    が一回転する毎に二回の植付けを行うようになっている。

    【0023】78は軸受79を介して前記植付駆動軸6
    6(もしくはチェンスプロケット65b)を支持する左右一対の先端側ボス部材であって、該先端側ボス部材7
    8は、植付駆動軸用の貫通孔59bを左右から塞ぐように植付伝動ケース59に組み付けられるが、ボス部材としてのみ機能するBタイプと、前記ベルクランク75の支持アームとしても機能するAタイプとが用意されている。 つまり、後者の先端側ボス部材78Aには、後方に延出するアーム部78aが一体形成されると共に、その先端部には回動自在なピン80が組み付けられている。
    そして、ロータリ式植付爪機構67Bを組付ける場合には、ボス部材としてのみ機能するBタイプの先端側ボス部材78Bを予め組付ける一方、クランク式植付爪機構67Aを組付ける場合には、アーム部78aを備えるA
    タイプの先端側ボス部材78Aを予め組付け、しかる後、クランク式植付爪機構67Aのベルクランク75をピン80に連結するようになっている。

    【0024】叙述の如く構成されたものにおいて、トランスミッション8を経由してフロントアクスルケース4、リヤアクスルケース6および植付作業機7にエンジン動力を分配するものであるが、前記トランスミッション8を構成する伝動軸を、エンジン動力を入力する入力軸23と、該入力軸23の動力を前輪差動機構19に伝動し、かつ後輪動力取出軸21に伝動する走行動力伝動軸26と、入力軸23の動力を作業動力取出軸22に伝動する作業動力伝動軸28との3本で構成したため、トランスミッション8の伝動部を構成する伝動軸の本数を必要最小限に抑えて部品点数を削減できる許りでなく、
    トランスミッションケース16の小型化を計ることができる。

    【0025】また、前記作業動力伝動軸28および走行動力伝動軸26を、入力軸23と前輪差動機構19との間に上下振分け状に配置しているため、トランスミッション8の前後幅を小さくできることができ、しかも、作業動力伝動軸28および走行動力伝動軸26の動力を入力軸23の上下を振り分け状に通して後方に取り出すことができるため、トランスミッション8の上下幅を、フロントアクスルケース4の上下幅内に略収めることができ、その結果、機体の軽量化やコストダウンを計ることができる許りでなく、機体地上高を可及的に高くして湿田等での走行性を向上させることができる。

    【0026】また、前記作業動力伝動軸28を走行変速用バックギヤ32が設けられる走行変速用バックギヤ軸に兼用しているため、3本の伝動軸でトランスミッション8の伝動部を構成したものでありながら、殊更走行変速用バックギヤ軸を設けることなくバック変速(後進変速)を行うことができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】乗用田植機の側面図である。

    【図2】同上平面図である。

    【図3】昇降用油圧シリンダの連結ブラケットを示す要部斜視図である。

    【図4】トランスミッションケースの側面断面図である。

    【図5】同上平面展開断面図である。

    【図6】クランク式植付爪機構が組み付けられた植付作業機の平面展開断面図である。

    【図7】植付伝動ケースの側面図および正面断面図である。

    【図8】同上平面断面図である。

    【図9】ロータリ式植付爪機構の組付状態を示す要部平面断面図である。

    【符号の説明】

    1 走行機体 2 エンジン 4 フロントアクスルケース 6 リヤアクスルケース 7 植付作業機 8 トランスミッション 10 ステアリング機構 16 トランスミッションケース 20 ベルト伝動機構 23 入力軸 26 走行動力伝動軸 28 作業動力伝動軸 29 走行変速機構 30 走行変速用固定ギヤ 31 走行変速用可動ギヤ 32 走行変速用バックギヤ

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