Vinegar liquid

阅读:937发布:2022-09-03

专利汇可以提供Vinegar liquid专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE:To obtain a vinegar liquid obtainable from brewed lees and soybean lees without pollution and effectively utilizable as a growth promoter for plants, especially vegetables or horticultural plants. CONSTITUTION:Brewed lees such as soy sauce lees, beer lees, whiskey lees or sake lees and soybean lees such as soybean seed skin or beancurd refuse are dried into the lees having 5-20wt.% water content and thermally decomposed under high temperature conditions reduced in oxygen to carbonize these lees and gases generated in carbonization are captured and liquefied by cooling and the resultant product is allowed to stand for several times and water- insoluble portion floated to the upper part and separated is removed to provide the objective vinegar liquid. The vinegar liquid can be utilized as a growth promoter having market value as similarly as conventional pyroligneous acid.,下面是Vinegar liquid专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 醸造粕又は豆粕を炭化する際に発生する乾留ガスを冷却液化してなる酢液。
  • 【請求項2】 醸造粕が、醤油粕、ビ−ル粕、ウイスキ−粕及び酒粕からなる群より選ばれた少なくとも一種である請求項1記載の酢液。
  • 【請求項3】 豆粕が大豆種皮又はオカラである請求項1又は2記載の酢液。
  • 【請求項4】 請求項1,2又は3記載の酢液を主成分とする植物生長促進剤。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、醤油粕、ビール粕、ウイスキー粕等の醸造粕、又は豆粕を原料として得られる酢液に関し、植物、特に野菜、園芸植物等の生長促進剤として好適な酢液に関する。

    【0002】

    【従来の技術】従来、醤油粕などの醸造粕、およびオカラなどの豆粕は、一部を家畜の飼料や肥料として使用する他は殆ど焼却や埋立地への投棄等により処分されているが、これらの処分方法は、大気、河川及び地下等の汚染に結びつき、資源回収の観点からも好ましいものではなかった。 しかも、一方では生産性の向上から工場は大型化し、そこで排出される量も大きくなってきている。

    【0003】

    【発明が解決しようとする課題】今日、こうして大量に排出される醸造粕および豆粕を資源として有効に活用し、且つ無公害状態で処理することが求められている。
    一方、従来より木酢液は、広葉樹、針葉樹などの樹木を原料として作られており、樹木以外の草本性植物を原料として木酢液に類似した液を採取することができることは知られているものの、いずれも木酢液としての効能は期待できないこと〔「木酢・炭で減農業−使い方とつくり方−」財団法人農山漁村文化協会刊、(1992年1
    月20日発行)参照〕から、醸造粕および豆粕から市場性を有する酢液を製造することなど全く考えられないことであった。

    【0004】

    【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らは、
    醸造粕および豆粕を無公害状態で処理し、これらを原料として市場性を有する物質を得る技術を開発すべく、醤油粕、ビ−ル粕等の醸造粕および豆粕を炭化する際に発生する乾留ガスを冷却液化して得られる酢液の農業場面への応用について検討したところ、驚くべきことに、該酢液は従来の木酢液と同様に市場性を有する植物の生長促進剤等として利用できるものであることを知見した。
    本発明は、上記知見に基づいてなされたもので、醸造粕又は豆粕を炭化する際に発生する乾留ガスを冷却液化してなる酢液を提供するものである。

    【0005】以下、本発明の酢液について詳細に説明する。 本発明の酢液の原料として用いられる醸造粕としては、醤油粕、ビ−ル粕、ウイスキ−粕及び酒粕(清酒粕等)等の少なくとも一種が挙げられる。 また、本発明の酢液の原料として用いられる豆粕としては、豆腐製造に際して副生する大豆の種皮、オカラ等が挙げられる。 上記醸造粕又は豆粕は、そのまま用いてもよいが、水分が多いので5〜20%(重量)に乾燥し、目開き1cm以下に粉砕した後に使用することが望ましい。

    【0006】本発明の酢液は、醸造粕又は豆粕を炭化する際に発生する乾留ガスを冷却液化することにより得られるものであれば、その製造法には制限されないが、通常、原料となる上記醸造粕又は豆粕を〔図1〕に示すような密閉された容器(窯)に入れ、酸素が少ない高温条件下において熱分解し、原料を炭化させ、その際に発生するガスを補集し、冷却液化することにより得られる生成物を、数時間(一晩)静置して上部に浮上分離する水不溶性区分を取り除くことにより製造できる。

    【0007】補集するガスの温度は100℃〜400
    ℃、特に150〜250℃が好ましい。

    【0008】本発明の酢液は、従来の木酢液と同様に、
    植物の生長促進剤等として有効に利用することができ、
    特に、野菜、園芸植物等の生長促進剤として有用であり、その使用法等は、従来の木酢液と同様である。

    【0009】

    【実施例】以下実施例を挙げて本発明の酢液をより具体的に説明する。 尚、下記実施例1においては、〔図1〕
    に示す酢液製造装置を用いた。 〔図1〕に示す酢液製造装置は、上端開口部に鍔部1を有するステンレス製容器2(直径12cm、長さ12cm)に、上部にガス補集のための分岐管3を有し且つ下部に鍔部4を有する円錐形の蓋5を、該鍔部1と該鍔部4とをパッキン(図示せず)
    を介して合わせることにより被せ、ボルト6により該鍔部1と該鍔部4との合わせ目部分を密閉することにより構成されており、また、上記分岐管3は、冷却水(水道水)が通流するジャケット7(長さ20cm)が設置され、更に該分岐管の先端にガラス管8(内径0.8cm、
    長さ100cm)がゴム管9で連結されている。 尚、10
    は電熱器、11は測温体、12は酢液、また、13は主としてタ−ルなどを含む水不溶性区分である。

    【0010】〔実施例1〕 (酢液の製造)乾燥醤油粕(水分10%)30gを採取し、上記酢液製造装置の容器2内に投入し、密閉した後600wの電熱器10により該容器2の底部を加熱し、
    ガスの発生を認めてからそれぞれ30分間酢液を採取し、醤油粕酢液7mlを得た。 この間補集したガスの温度は、測温体11で測定したところ150〜200℃であった。 また、乾燥オカラ(水分6%)及び大豆の種皮それぞれ30gを採取し、それぞれ上記と同様にして、オカラ酢液5ml及び大豆種皮酢液4mlを得た。

    【0011】〔実施例2〕 (醤油粕酢液を使用した大豆栽培試験)直径9cm、深さ1.5cmのプラスチックシャ−レに、厚さ約1mmのペ−
    パ−タオル(十篠キンバリ−社製)を敷き詰め、実施例1で得られた醤油粕酢液の下記〔表1〕に記載の各濃度の水希釈液(培養液)を20ml加えて湿潤させた後、大豆種子(品種、マ−ブル)30粒を均一に播種し、次いでこの上部を通気のため多少の隙間を有するようにしてシャ−レの蓋を被せ、発芽を認めたらこのシャ−レ(蓋)を取り除き、代りに前記シャ−レより少し大きい外径を有するビ−カ−を被せ、20℃のグロスチャンバ−にて播種後9日間培養した各区分について発芽率、草丈及び根長を測定した。 また、対照例として、醤油粕酢液の希釈液に代えて水道水を20ml加える以外は上記と全く同様にして培養した区分について発芽率、草丈及び根長を測定した。 その結果を下記〔表1〕に示す。 尚、
    表中の値は平均値を示す。

    【0012】

    【表1】

    【0013】上記〔表1〕の結果から、醤油粕酢液の1
    000〜10000倍水希釈液を用いた区分は、水道水を使用した対照区分に比べて発芽率が高く、また、草丈及び根長が著しく長いことが判る。 このことから、本発明の醤油粕酢液は、発芽促進作用および生育促進作用を有していることが判る。

    【0014】〔実施例3〕 (オカラ酢液を使用した大豆栽培試験)醤油粕酢液に代えて実施例1で得られたオカラ酢液を用いた以外は、実施例2と同様にして培養した区分について発芽率、草丈及び根長の長さを測定した。 その結果を下記〔表2〕に示す。 尚、表中の値は平均値を示す。

    【0015】

    【表2】

    【0016】上記〔表2〕の結果から、オカラ酢液の1
    000〜10000倍水希釈液を用いた区分は、水道水を用いた対照区分に比べて発芽率が高く、また、草丈及び根長が著しく長いことが判る。 このことから、本発明のオカラ酢液は、発芽促進作用および生育促進作用を有していることが判る。

    【0017】〔実施例4〕 (醤油粕酢液を使用した小松菜の栽培試験)5号鉢(上部内径13cm、下部内径8cm、深さ11cm)に、赤玉土7、堆肥3の混合用土を約900ml充填し、栽培用土壌を調製した。 実施例1で得られた醤油粕酢液、市販の木酢液及びモミガラ酢液(醤油粕に代えてモミガラを用いた以外は、実施例1と同様にして得られたもの)のそれぞれ1000倍水希釈液を、約700ml灌注した後、小松菜種子30粒を播種し、18〜25℃のガラス製のハウスにて栽培した。 播種後6日目に均一な15株を残して間引きを行い、これをさらに栽培した。 各区分とも、
    毎日各酢液の1000倍水希釈液を噴霧器により1鉢当たり約100ml灌水し播種後23日間栽培し、生育の経過を観察した。 また、対照例として、上記酢液の希釈液に代えて、水道水を使用した以外は全く同様にして培養した区分について生育の経過を観察した。 その結果を〔図2〕〜〔図5〕に示す。 ここで、〔図2〕は、水道水を用いて行なった小松菜の栽培試験結果(成育状況)
    を示す平面図、〔図3〕は、本発明の醤油粕酢液の10
    00倍水希釈液を用いて行なった小松菜の栽培試験結果(成育状況)を示す平面図、〔図4〕は、モミガラ酢液の1000倍水希釈液を用いて行なった小松菜の栽培試験結果(成育状況)を示す平面図、〔図5〕は、市販の木酢液の1000倍水希釈液を用いて行なった小松菜の栽培試験結果(成育状況)を示す平面図であり、何れも平面写真を模写したものである。

    【0018】栽培試験の結果、播種後12日前後にいずれの区分も本葉が出現したが、14日前後から生長に差が認められた。 〔図2〕〜〔図5〕に示されるように、
    播種後23日目の観察では、醤油粕酢液を用いて栽培した区分が最も旺盛な生育を示した。 この結果より、醤油粕酢液は、市販の木酢液に比べてより効果的な生長促進作用を有していることが判る。

    【0019】〔実施例5〕 (醤油粕酢液を使用したイネの水耕栽培試験)上部内径11cm、下部内径10cm、深さ14cmのプラスチック製ポットに、上から2cmの深さの位置に目開き1mmのステンレス製網を水平に置き、この上に催芽したイネ種子(品種コシヒカリ)15粒を置床した。 この上から、実施例1で得られた醤油粕酢液、市販の木酢液及び水道水を入れ(下記〔表3〕参照)、その水面を種子が約2分の1浸る程度に保持した。 これを、20〜30℃で18
    日間育成し、1ポット当たり10個体について草丈、根長を測定した。 また、「イネの生長」〔星川清親著、農文協刊(昭和54年12月25日発行)〕第58〜59
    頁に記載された方法により葉齢(葉の枚数)を測定した。 その結果を〔表3〕に示す。 尚、表中の値は平均値を示す。

    【0020】

    【表3】

    【0021】上記〔表3〕の結果より、実施例1で得られた本発明の醤油粕酢液は、市販の木酢液に比べて、より低濃度でイネの生育促進作用を示すことが判る。

    【0022】

    【発明の効果】本発明の酢液は、従来殆ど焼却、埋立地への投棄等が行なわれていた醸造粕及び豆粕から無公害に得ることができ、従来の木酢液と同様に植物の生長促進剤等として有効に利用することができ、市場性を有するものである。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】図1は、本発明の酢液の製造に使用する酢液製造装置の概略を示す斜視図である。

    【図2】図2は、水道水を用いて行なった小松菜の栽培試験結果を示す平面図(平面写真の模写)である。

    【図3】図3は、本発明の醤油粕酢液の1000倍水希釈液を用いて行なった小松菜の栽培試験結果を示す平面図(平面写真の模写)である。

    【図4】図4は、モミガラ酢液の1000倍水希釈液を用いて行なった小松菜の栽培試験結果を示す平面図(平面写真の模写)である。

    【図5】図5は、市販の木酢液の1000倍水希釈液を用いて行なった小松菜の栽培試験結果を示す平面図(平面写真の模写)である。

    【符号の説明】

    1 鍔部 2 容器 3 分岐管 4 鍔部 5 円錐形の蓋 6 ボルト 7 ジャケット 8 ガラス管 9 ゴム管 10 電熱器 11 測温体 12 酢液 13 水不溶性区分

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 則和 千葉県野田市野田339番地 キッコーマン 株式会社内 (72)発明者 谷口 裕巳 東京都新宿区西新宿1−21−1 中外製薬 株式会社内 (72)発明者 白川 憲夫 静岡県藤枝市高柳2500 中外製薬株式会社 内 (72)発明者 深澤 正徳 静岡県藤枝市高柳2500 中外製薬株式会社 内

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