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Picture data recording device and its method

阅读:479发布:2020-08-24

专利汇可以提供Picture data recording device and its method专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE: To record a still picture with high quality and a moving picture matching the conventional standard by a device capable of executing both of still recording and movie recording.
CONSTITUTION: Picture data including 1280 picture elements in the horizontal direction and 960 picture elements in the vertical direction are obtained by a CCD11. IN a still recording mode, the picture data are compressed and recorded on a memory card(MC) to obtain a still picture with high quality. In a movie recording mode, the picture data including 1280 horizontal picture elements and 960 vertical picture elements are resampled by a resampling circuit 14 to obtain picture data having 720 horizontal picture elements and 480 vertical picture elements. The obtained picture data are compressed and recorded on a magnetic tape 8 matching the conventional standard. Since the band of picture data obtained by image pickup is wider than that of picture data to be recorded, resolution is not impaired even when filtering processing is executed for preventing the generation of folding distortion caused due to resampling processing.
COPYRIGHT: (C)1996,JPO,下面是Picture data recording device and its method专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 基準静止画像の画素数のn倍の画素数をもつ画像を表わす画像データであって,かつ上記基準静止画像の画素数と異なる画素数をもつ基準動画像の画像データよりも多いデータ量をもつ撮像画像データを生成して出力する撮像手段,スチル記録モードとムービ記録モードとの設定が選択的に可能なモード設定手段,上記モード設定手段によるスチル記録モードの設定に応じて,上記撮像手段から出力される撮像画像データを静止画用記録媒体に記録する第1の記録制御手段,上記モード設定手段によるムービ記録モードの設定に応じて,上記撮像手段から出力される撮像画像データを,そのデータ量が上記基準動画像の画像データのデータ量となるように変換する動画基準画像データ変換手段,ならびに上記動画基準画像データ変換手段によって変換された画像データを,動画用記録媒体に記録する第2の記録制御手段,を備えた画像データ記録装置。
  • 【請求項2】 上記静止画用記録媒体と上記動画用記録媒体とが同一の記録媒体であり,上記第1の記録制御手段が,上記撮像画像データを,それぞれが上記基準動画像を表わす画像データのデータ量以下の上記基準静止画像を表わす画像データのデータ量となるようにn個に分割する分割手段,上記分割手段によりn個に分割された上記画像データを,上記記録媒体のn個の記録領域にわたって記録する手段を備えている,請求項1に記載の画像データ記録装置。
  • 【請求項3】 基準静止画像の画素数のn倍の画素数をもつ画像を表わす画像データであって,かつ上記基準静止画像の画素数と異なる画素数をもつ基準動画像の画像データよりも多いデータ量をもつ撮像画像データを生成し,スチル記録モードおよびムービ記録モードの設定を選択的に可能としておき,スチル記録モードの設定に応じて,撮像により得られる撮像画像データを静止画用記録媒体に記録し,ムービ記録モードの設定に応じて,上記撮像により得られる撮像画像データをそのデータ量が上記基準動画像の画像データのデータ量となるように変換し,変換により得られた画像データを,動画用記録媒体に記録する,画像データ記録方法。
  • 【請求項4】 上記静止画用記録媒体と上記動画用記録媒体とが同一の記録媒体であり,上記静止画用記録媒体への記録制御処理が,上記撮像画像データを,それぞれが上記基準動画像を表わす画像データのデータ量以下の上記基準静止画像を表わす画像データのデータ量となるようにn個に分割し,n個に分割された上記画像データを,上記記録媒体のn個の記録領域にわたって記録するものである,請求項3に記載の画像データ記録方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【技術分野】この発明は,動画記録と静止画記録とが可能な画像データ記録装置および方法に関する。

    【0002】

    【発明の背景】ディジタル・ムービ・ビデオ・テープ・
    レコーダ(DVTR)は,CCDのような固体電子撮像素子を用いて被写体を撮像し,撮像により得られた被写体像を表わす映像信号をディジタル画像データに変換して磁気テープに記録するものである。 ディジタル・ムービ・ビデオ・テープ・レコーダの撮像部に用いられるC
    CDは平方向720 画素×垂直方向480 画素=約35万画素のものが一般的である。

    【0003】ディジタル・ビデオ・テープ・レコーダにおいては,35万画素のCCDを用いて被写体を撮影して得られるディジタル画像データのうち1フレーム分の画像データを1/30秒かけて10トラックに記録するのが一般的であり,この記録方式が業界における標準的な規格となっている(たとえば,NIKKEI ELECTRONICS BOOKS
    「データ圧縮とディジタル変調」第137 頁〜第152 頁,
    日経BP社,1993年を参照)。

    【0004】ディジタル・ビデオ・テープ・レコーダのような画像データの記録装置においては動画記録に加えて静止画記録も要請されている。 静止画像は水平方向64
    0 画素,垂直方向480 画素の画素数をもつものが一般的である。

    【0005】静止画記録と動画記録との両方が可能な記録装置の一例としては水平方向640画素,垂直方向480
    画素の画素数をもつCCDによって被写体を撮像し,水平方向640 画素,垂直方向480 画素の画像を表わす画像データを静止画用記録媒体に記録し,水平方向640 画素,垂直方向480 画素の画像を表わす画像データについてリサンプリング処理を行ない,水平方向720 画素,垂直方向480 画素の画像データを得,この画像データを動画用として動画用記録媒体に記録するものがある。 このような記録装置では,水平方向の画像データについては内挿処理がされているため静止画の水平方向の解像度が低くなる。

    【0006】また静止画記録と動画記録との両方が可能な記録装置の他の一例としては水平方向720 画素,垂直方向480 画素の画素数をもつCCDによって被写体を撮像し,水平方向720 画素,垂直方向480 画素の画像を表わす画像データを静止画用記録媒体に記録し,水平方向
    720 画素,垂直方向480 画素の画像を表わす画像データについてリサンプリング処理を行ない,水平方向640 画素,垂直方向480 画素の画像データを得,この画像データを静止画用として静止画用記録媒体に記録するものがある。 このような記録装置では,リサンプリング処理により高周波成分に擬似信号が生じ(折り返し歪),再生画像において目立つこととなる。 折り返し歪を減少させるためにはフィルタ処理が必要であるが,解像度が悪くなる。

    【0007】

    【発明の開示】静止画記録と動画記録とが可能な記録装置において,解像度の良好な静止画を得ることができ,
    かつ規格に沿った動画の記録も可能とすることを目的とする。

    【0008】この発明による画像データ記録装置は,基準静止画像の画素数のn倍の画素数をもつ画像を表わす画像データであって,かつ上記基準静止画像の画素数と異なる画素数をもつ基準動画像の画像データよりも多いデータ量をもつ撮像画像データを生成して出する撮像手段,スチル記録モードとムービ記録モードとの設定が選択的に可能なモード設定手段,上記モード設定手段によるスチル記録モードの設定に応じて,上記撮像手段から出力される撮像画像データを静止画用記録媒体に記録する第1の記録制御手段,上記モード設定手段によるムービ記録モードの設定に応じて,上記撮像手段から出力される撮像画像データを,そのデータ量が上記基準動画像の画像データのデータ量となるように変換する動画基準画像データ変換手段,ならびに上記動画基準画像データ変換手段によって変換された画像データを,動画用記録媒体に記録する第2の記録制御手段を備えていることを特徴とする。

    【0009】この発明は上記記録装置に好適な画像データ記録方法も提供している。 すなわち,基準静止画像の画素数のn倍の画素数をもつ画像を表わす画像データであって,かつ上記基準静止画像の画素数と異なる画素数をもつ基準動画像の画像データよりも多いデータ量をもつ撮像画像データを生成し,スチル記録モードおよびムービ記録モードの設定を選択的に可能としておき,スチル記録モードの設定に応じて,撮像により得られる撮像画像データを静止画用記録媒体に記録し,ムービ記録モードの設定に応じて,上記撮像により得られる撮像画像データをそのデータ量が上記基準動画像の画像データのデータ量となるように変換し,変換により得られた画像データを,動画用記録媒体に記録することを特徴とする。

    【0010】上記基準静止画像を表わす画像データはたとえば,水平方向640 画素,垂直方向480 画素の画素数をもつ静止画像を表わすものであり,上記基準動画像を表わす画像データはたとえば,水平方向720 画素,垂直方向480 画素の画素数をもつ動画像を表わすものである。

    【0011】この発明によると,撮像によって得られる上記撮像画像データは上記基準静止画像を表わす画像データのn倍のデータ量であり,かつ上記基準動画像の画像データのデータ量よりも多いデータ量とされている。
    スチル記録モードが設定されているときには,上記撮像画像データが上記静止画用記録媒体に記録される。 上記撮像画像データによって表わされる画像は,上記静止画基準画像データによって表わされる画像の水平方向および垂直方向ともn倍の画素数をもつ画像を表わしているから高解像度の静止画像が得られる。 ムービ記録モードが設定されているときには上記撮像画像データのデータ量が上記動画基準画像データのデータ量とされる。 上記動画基準画像データのデータ量とされた撮像画像データが動画用記録媒体に記録される。 動画の記録の規格に合った記録が可能となる。 また動画記録において,折り返し歪みが生じないようにフィルタリング処理を行なっても解像度を損なうことなく,高画質の動画を得ることができる。

    【0012】上記静止画用記録媒体と上記動画用記録媒体とを同一の記録媒体で兼用してもよい。 この場合上記静止画用記録媒体への記録制御処理は,上記撮像画像データを,それぞれが上記基準動画像を表わす画像データのデータ量以下の上記基準静止画像を表わす画像データのデータ量となるようにn個に分割し,n個に分割された上記画像データを,上記記録媒体のn個の記録領域にわたって記録することとなろう。

    【0013】この場合においても従来の規格に合致して,動画および静止画の記録が可能となろう。

    【0014】

    【実施例の説明】ディジタル・ビデオ・テープ・レコーダの構成および動作の説明に先だち,ディジタル・ビデオ・テープ・レコーダによる磁気テープへの記録方式に関する既存の標準的な業界規格について説明しておく。

    【0015】磁気テープの記録フォーマットが図3(A)
    および(B) に示されている。 図3(A) は磁気テープ8のトラックTrを示すもので,磁気テープ8の長手方向に対して斜め方向に一定の度で多数のトラックTrが形成される。 これらの多数のトラックTrのうち連続する
    10個のトラックを用いて1フレーム分のディジタル画像データが記録される。

    【0016】図3(B) にトラック・フォーマットが示されている。 1つのトラックTrには,サブコード記録領域,ビデオ記録領域,補助記録領域,オーディオ記録領域およびトラック情報記録領域が含まれている。 サブコード記録領域には高速検索のためのタイムコードや絶対トラック番号などの情報が記録される。 ビデオ記録領域には被写体像を表わすディジタル画像データが記録される。 オーディオ記録領域には音を表わすデータが記録される。 トラック情報記録領域には磁気ヘッドがトラックTrの中心をトレースするための,トラックTrの基準となる情報が記録される。 補助記録領域は飛び飛びに設けられ,この補助記録領域には付加情報が記録される。
    後に詳述するこの発明の実施例においては,補助記録領域には,1駒分の画像を4つのフィールドに分けたときに,これらの4つのフィールドを表わす画像データが磁気テープ8のどこのトラックに記録されたかどうかを表わす記録領域データが記録される。 各領域の間に設けられるギャップは図示が省略されている。

    【0017】ディジタル・ビデオ・テープ・レコーダの撮像部に用いられるCCDは一般的には(従来)水平C
    CD転送クロック周波数13.5MHzである,水平方向72
    0 画素,垂直方向480 画素の約35万画素の画素数をもつものが用いられる。 このようなCCDを用いて得られた1フレーム分のディジタル画像データが,磁気テープ8
    の10トラックに記録される。 これが既存の規格である。

    【0018】図1はこの発明の実施例を示すもので,ディジタル・ビデオ・テープ・レコーダ(DVTR)の記録系の電気的構成を示すブロック図である。 ディジタル・ビデオ・テープ・レコータの全体の動作はシステム・
    コントローラ10によって統括される(制御線は図示略)。

    【0019】図1に示すディジタル・ビデオ・テープ・
    レコーダはムービ記録とスチル記録とが可能である。 ムービ記録モードの設定のためにムービ記録モード設定ボタン2,スチル記録モードの設定のためにスチル記録モード設定ボタン3が設けられている。 ボタン2および3
    の押下げを表わす信号はシステム・コントローラ10に与えられる。

    【0020】このディジタル・ビデオ・テープ・レコーダの撮像部で用いられるCCD11は,図2の左側に示されているように水平方向1280画素,垂直方向960 画素の約120 万画素の画素数をもつものであり,35万画素CC
    Dの4倍の量の画像データが得られる。 このような120
    万画素CCD11から得られる1フレーム分の画像データのデータ量は,35万画素CCDの4フレーム分近くの画像データのデータ量に相当する。

    【0021】またCCD11における各画素は図2左側に示すようにスチル記録に適した,水平方向と垂直方向との比率が同じの正方画素である。 スチル記録で得られるスチル画は,コンピュータ装置,プリンタ装置との親和性が求められるため各画素は正方であることが好ましいからである。

    【0022】ムービ記録モードにおいては1/30秒の周期で,スチル記録モードにおいてはモード設定ボタン3
    が押されることにより,CCD11から,水平方向1280画素,垂直方向960 画素の約120 万画素の画像信号が出力される。

    【0023】ムービ記録モード,スチル記録モードのいずれにおいてもCCD11から出力される画像信号は増幅回路12において増幅され信号処理回路13に与えられる。
    信号処理回路13において画像信号はディジタル画像データに変換され,色分離,ホワイト・バランス調整,ガンマ補正などの処理が行なわれる。

    【0024】スチル記録モードが設定されているときには,信号処理回路13から出力される,水平方向1280画素,垂直方向960 画素の画像データはデータ圧縮回路15
    Aに与えられ,DCT(Discrete Cosine Transform )
    を利用したデータ圧縮が行なわれる。 データ圧縮が施された画像データは誤り訂正符号付加回路16Aにおいて誤り訂正符号が付加され,出力される。 画像データはつづいて符号化回路17Aにおいて符号化され,メモリ・カードMCに記録される。 このようにしてメモリ・カードM
    Cに記録されたスチル画の画像データは,一般的なスチル画の再生装置を用いて再生することができる。 もちろん表示装置において表示するときには高画質の表示装置が用いられる。

    【0025】スチル画を表わす画像データは,水平方向
    1280画素,垂直方向960 画素の高画質のものであるため,再生されるスチル画像は高精細なものとなる(従来のスチル画は水平方向640 画素,垂直方向480 画素)。
    さらにスチル画像データを記録する際にはリサンプリング処理などが不要である。 撮像によりCCD11から得られるオリジナルの画像データがそのまま記録される。

    【0026】ムービ記録モードが設定されているときには,信号処理回路13から出力される水平方向1280画素,
    垂直方向960 画素の画像データはリサンプリング回路14
    に与えられる。 リサンプリング回路14において,図2に示すように,水平方向1280画素,垂直方向960 画素の画像データが,水平方向720 画素,垂直方向480 画素の画像データとなるようにリサンプリング処理が行なわれる。 これによりディジタル・ビデオ・テープ・レコーダにおける磁気テープ8への記録の規格に合致した画像データとなる。 水平方向720 画素,垂直方向480 画素の画像データは,データ圧縮回路15Bにおいてデータ圧縮が行なわれ,誤り訂正符号付加回路16Bにおいて誤り訂正符号が付加される。 誤り訂正符号が付加された画像データは符号化回路17Bにおいて符号化され,増幅回路18において増幅される。 増幅された画像データが磁気ヘッド
    19に与えられ,磁気ヘッド19により,水平方向720 画素,垂直方向480 画素の画像データが磁気テープ8の連続する10トラックにわたって記録される。

    【0027】ムービ記録モードにおいては,リサンプリング処理が行なわれているため折り返し歪が生じることがある。 この折り返し歪を低減させるためにフィルタ処理を行なうことがあるが,図1に示す実施例では,リサンプリング処理のムービ記録のための画像データの記録帯域よりも撮像によってCCD11から得られる画像データの帯域の方が多いのでフィルタ処理を行なっても解像度を損なうことを防止できる。

    【0028】図4は他の実施例を示すもので,ディジタル・ビデオ・テープ・レコーダの記録系の電気的構成を示すブロック図である。 この図において図1に示すものと同一物には同一符号を付して説明を省略する。

    【0029】図1に示すディジタル・ビデオ・テープ・
    レコーダが,スチル画像とムービ画像とを異なる記録媒体(メモリ・カードMCと磁気テープ8)に記録するものであるのに対し,図4に示すディジタル・ビデオ・テープ・レコーダはスチル画像とムービ画像とを同一の記録媒体(磁気テープ8)に記録するものである。

    【0030】スチル記録モードが設定されると,信号処理回路13から出力される,水平方向1280画素,垂直方向
    960 画素の画像データは分割回路5に与えられる。 分割回路5は,図5に示すように与えられる水平方向1280画素,垂直方向960 画素の画像データを,この画像データによって表わされる画像がn個の分割画像領域に分割され,かつ各分割画像領域が,水平方向640 画素,垂直方向480 画素の画像データのデータ量をもつように4個の分割画像データに分けて出力する回路である。

    【0031】ディジタル・ビデオ・テープ・レコーダにおける磁気テープ8への記録の規格は,水平方向720 画素,垂直方向480 画素の画像データを連続する10トラックに分けて記録するものであり,水平方向1280画素,垂直方向960 画素の画像データはそのままの形態ではディジタル・ビデオ・テープ・レコーダの記録の規格に合致しないが,水平方向1280画素,垂直方向960 画素の画像データを,水平方向640 画素,垂直方向480 画素の4個の画像データに分けて記録しているので,従来の記録の規格に合致した記録が可能である。 もちろん,水平方向
    640 画素,垂直方向480 画素の4個の画像データは,連続する10トラック4個分,すなわち40トラックに分けて記録される。

    【0032】分割回路5から出力される,水平方向640
    画素,垂直方向480 画素の4個の画像データはデータ圧縮回路15において,順次DCTを利用したデータ圧縮が施される。 データ圧縮回路15から出力される画像データは誤り訂正符号付加回路16において誤り訂正符号が付加される。 また,システム・コントローラ10から誤り訂正符号付加回路16に識別データが与えられる。 この識別データは図5の右上に示すように4つに分割された画像を表わす,分割画像データが,どの分割画像を表わすかを示すものである。 再生時においてはこの識別データを利用して,画像が復元される。 識別データはたとえば磁気テープのトラックの補助記録領域A 3 (図3(B) 参照)
    に記録されるように,誤り訂正符号付加回路16においてデータが付加される。

    【0033】誤り訂正符号付加回路16から出力される画像データは符号化回路17において符号化され,増幅回路
    18を介して磁気ヘッド19に与えられる。 これにより磁気テープ8の連続する10トラックの4個分にわたって,水平方向640 画素,垂直方向480 画素の4個分の画像データが記録されることとなる。 再生時にはこれらの画像データが合成され,もとの水平方向1280画素,垂直方向96
    0 画素の画像が復元される。

    【0034】図4に示すディジタル・ビデオ・テープ・
    レコーダにおいても,スチル画を表わす画像データは,
    水平方向1280画素,垂直方向960 画素の高画質のものであるため,再生されるスチル画像は高精細なものとなる。 さらにスチル画像データを記録する際にはリサンプリング処理などが不要である。 撮像によりCCD11から得られるオリジナルの画像データがそのまま記録される。

    【0035】ムービ記録モードにおいては,図1に示すディジタル・ビデオ・テープ・レコーダの処理と同様に水平方向1280画素,垂直方向960 画素の画像データが1
    /30秒周期で得られ,水平方向720 画素,垂直方向480
    画素の画像データとなるように,リサンプリング回路14
    においてリサンプリングされる。 水平方向720 画素,垂直方向480 画素の画像データは,データ圧縮回路15,誤り訂正符号付加回路16,符号化回路17および増幅回路18
    を経て磁気ヘッド19に与えられ,磁気テープ8に記録される。

    【0036】ムービ記録モードにおいては,リサンプリング処理が行なわれているため折り返し歪が生じることがある。 この折り返し歪を低減させるためにフィルタ処理を行なうことがあるが,図4に示す実施例においてもリサンプリング処理のムービ記録のための画像データの記録帯域よりも撮像によってCCD11から得られる画像データの帯域の方が多いのでフィルタ処理を行なっても解像度を損なうことを防止できる。

    【0037】図6はディジタル・ビデオ・テープ・レコーダヘの再生系の電気的構成を示すブロック図である。

    【0038】図6に示すディジタル・ビデオ・テープ・
    レコーダにおいて,図4に示すディジタル・ビデオ・テープ・レコーダを用いてスチル・モード記録により記録された分割画像データを探し出し,図5に示すもとの画像を復元して再生する場合について述べる。

    【0039】磁気テープ8の早送りまたは巻戻しが行なわれ,磁気テープ8に記録されたデータが磁気ヘッド31
    により読取られ,増幅回路32において増幅される。 増幅回路32において増幅されたデータは復調回路33に与えられ,復調される。 復調されたデータは誤り訂正回路34に与えられ,誤り訂正符号にもとづいて誤り訂正が行なわれる。 また誤り訂正回路34に与えられたデータは識別データ検出回路39にも与えられ,この回路39において,磁気テープ8のトラックの補助記録領域A 3に記録されている識別データの検出処理が行なわれる。

    【0040】この分割画像データはデータ伸長回路35において,データ圧縮時における圧縮率に応じた伸長率でデータ伸長が施される。 これにより,図5に示すように分割された画像が復元された分割復元画像を表わす,水平方向640 画素,垂直方向480 画素の4つの分割画像データが得られる。 これらの4つの分割画像データは順次フィルタ回路36を介してメモリ・コントローラ40によって制御されるフレーム・メモリ37に与えられる。

    【0041】4つの約35万画素の画像データによって表わされる分割画像を合成することにより,もとの水平方向1280画素,垂直方向960 画素の画像を復元するように,フレーム・メモリ37において4つの分割画像データが合成される。 この合成は,識別データ検出回路39において検出された識別データにもとづいて行なわれる。 これによりフレーム・メモリ37から出力される画像データは図5の左側に示すように復元後の画像を表わすこととなる。

    【0042】フレーム・メモリ38から出力される画像データは信号処理回路38に与えられ,ビデオ信号の生成など再生処理が行なわれる。 信号処理回路38から出力されるビデオ信号はプリンタ51および表示装置52に与えられ,プリント処理および表示処理が行なわれる。

    【0043】ムービ記録モードで記録された場合には通常のムービ再生装置で再生することができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】ディジタル・ビデオ・テープ・レコーダの記録系の電気的構成を示すブロック図である。

    【図2】リサンプリング処理の様子を示している。

    【図3】(A) は磁気テープのフォーマットを示し,(B)
    はトラック・フォーマットを示している。

    【図4】他の実施例を示すものでディジタル・ビデオ・
    テープ・レコーダの記録系の電気的構成を示すブロック図である。

    【図5】画像データの分割処理およびリサンプリング処理の様子を示している。

    【図6】ディジタル・ビデオ・テープ・レコーダの再生系の電気的構成を示すブロック図である。

    【符号の説明】

    2 ムービ記録モード設定ボタン 3 スチル記録モード設定ボタン 8 磁気テープ 10 システム・コントローラ 11 CCD 14 リサンプリング回路 MC メモリ・カード

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