专利汇可以提供Bill processing system专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a bill processing system capable of further stably sandwiching, loading and storing a bill, without damaging the bill by applying a load more than necessary to the bill when pushing out the bill, by easily carrying and standing by the taken-in bill to a bill standby part. SOLUTION: This bill processing system has a bill guiding mechanism for carrying the bill taken in via a bill taking-in mechanism up to a storage standby part, a mechanism storage part for arranging a bill pushing-out mechanism for pushing out the bill made to stand by in the storage standby part to a bill storage part, the bill storage part having a bill sandwiching mechanism for layering and sandwiching the bill pushed out by the bill pushing-out mechanism, and a partition part of a mechanism storage part and the bill storage part for forming a passing port of the bill. The partition part is constituted so that any of the upper edge or the lower edge is pushed out first on the bill storage part side from the passing port to the bill when pushing out the bill by overhanging and forming at least one side of the upper side and the lower side of the passing port to and on the storage standby part side. COPYRIGHT: (C)2006,JPO&NCIPI,下面是Bill processing system专利的具体信息内容。
本発明は、起立状態で搬送された紙幣を収納する紙幣処理装置、特に、パチンコ玉貸機、メタル貸機などに起立状態で投入された紙幣を紙幣搬送装置にて搬送した後に同状態で収納部に収納した紙幣処理装置に関する。
一般にパチンコ機、スロットマシンなどの遊技機と、隣設した遊技機の間に配設された遊技媒体貸機とを複数並設した所謂遊技機島には、遊技媒体貸機あるいはそれらに付設された紙幣識別装置に投入された紙幣を遊技機島の端部に配設した紙幣処理装置に紙幣搬送装置を介して取り込み収納する方法が取られていた。 この方法に於いては、遊技機島のスペースの関係上、遊技機島の奥行が大きく取れないこともあって、投入された紙幣を倒立した状態で搬送するもことが望まれ、このために紙幣搬送装置を遊技機島の頭上に配設することが多かった。 従って、遊技機島の端部に配設された紙幣処理装置にも倒立した状態で取り込み収納する構造が取られていた。
たとえば、特許第3278318号公報では、搬送されてきた紙幣類の後端と当接する位置に設けられた紙幣類後端回避機構の動作によって紙幣類待機部に導き、紙幣類待機部に一時待機した紙幣類を出入自在の紙幣類押出部の押出動作により紙幣類収納部へ起立積層状態に順次収納させる構成を具備した紙幣類収納装置に於いて、前記紙幣類後端回避機構は、前記紙幣類移送部に連接して設けられた回避軸と前記回避軸の上下端2ヶ所に設けられた回避ローラから成り、前記回避ローラには外周面に複数のU字型湾曲形状の案内部が形成され、前記紙幣類待機部内に一時待機させた紙幣類を長手方向の姿勢状態で維持させると共に、前記回避ローラが搬送方向と同方向に回動することにより待機した紙幣類の後端のみを前記U字型湾曲形状の案内部と面接触させて湾曲姿勢と成し、次位の紙幣類を挿入案内し、順次起立積層していく構成と、紙幣類収納部に積層方向に付勢部材により往復摺動する摺動機構を備えた紙幣類挟持板と、該紙幣類挟持板は下部に支持部を固着し、該支持部の中央に摺動軸を挿通し、且つ両側には底面より僅かに浮遊した状態の回動ローラが転動自在に取付けられた紙幣類挟持板の支持部が回動ローラ及び摺動軸により支えられている構成が開示されている。
このような従来の技術にあっては、紙幣類待機部内に一時待機させた紙幣類を長手方向の姿勢状態で維持させた後に、紙幣類の後端のみを前記U字型湾曲形状の案内部と面接触させて湾曲姿勢を得る構成のため、紙幣が長手方向に移動しないように一定の保持力で維持する必要があり紙幣の位置制御が微妙でしかも紙幣類後端回避機構の負荷が増加し、且つ、紙幣を一定の保持力で保持している関係上、紙幣の痛み具合によっては、紙幣類押出部の押出動作時に紙幣を損傷するという問題点もあった。
更に、紙幣類挟持板を摺動可能に支持する支持部を一本の摺動軸上で摺動させるため、支持部を安定に保つ必要上、回動ローラ等の別部品を設けるため、部品点数が多く、コスト的に不利であるなどの問題点があった。
この出願の発明に関連する先行技術文献としては次のものがある。
なし
本発明は、上記の従来の技術が有する問題を解決するためになされたものであり、その目的は、取り込んだ紙幣を容易に紙幣待機部に搬送待機させることができ、しかも紙幣の押出の際に紙幣に必要以上の負荷を加えて紙幣を損傷することもなく、さらに紙幣挟持機構の作動が安定し、部品点数が少なくコンパクトでしかも安定的に紙幣を挟持積載収容可能な紙幣処理装置を提供するものである。
上記課題を解決するため、本発明においては、遊技機島に配設された紙幣搬送装置を介して起立状態で搬送された紙幣を筐体内部に取り込む為の紙幣取り込機構と前記紙幣取り込機構を介して取り込まれた紙幣を収納待機部まで搬送する紙幣誘導機構と前記収納待機部に待機されている紙幣を紙幣収納部に押し出す紙幣押出機構等を配設した機構収納部と、前記紙幣押出機構により押し出された紙幣を積層挟持する紙幣挟持機構を有する紙幣収納部と、前記紙幣の通過口を形成した機構収納部と紙幣収納部との仕切り部を備えた紙幣処理装置において、
前記仕切り部は、前記通過口の上辺と下辺の少なくとも一方の辺を前記収納待機部側に張り出して形成することにより、前記紙幣の押し出しの際に前記紙幣に上縁あるいは下縁のいずれかが先に前記通過口より紙幣収納部側に押し出されるように構成したものである。
上記のように構成することにより、紙幣を押し出す際に紙幣に上縁あるいは下縁のいずれかが先に通過口を通過して紙幣収納部側に押し出されるために、紙幣に加わる押し出し力が軽減され、紙幣を損傷する恐れが少なく、しかも、紙幣が通過口を通過した直後に押出力によって弾かれ収納位置がずれるような事態が生ずることも少なくなる。
次の発明は、前記紙幣挟持機構は、前記機構収納部の後板と紙幣収納部の前板間に架設された一対の摺動竿と、前記摺動竿上を摺動する紙幣挟持体と、前記一対の摺動竿の間に配設された該紙幣挟持体を付勢する渦巻ばね(ぜんまい)を用いたものである。
上記のように構成することにより、特に、紙幣挟持体を安定させるための部品を必要とせず、一対の摺動竿で紙幣挟持体を安定的に摺動させることができ、しかも渦巻ばね(ぜんまい)を用いることによって、紙幣を挟持する力を一定に保つことが可能となり、紙幣の積載量が増加しても紙幣の挟持力によって、紙幣の取り出しがやり難くなるようなことがない。
以上のように、本発明によれば、紙幣の通過口を形成した機構収納部と紙幣収納部との仕切り部の通過口の上辺と下辺の少なくとも一方の辺を前記収納待機部側に張り出して形成することにより、紙幣の押し出しの際に紙幣に上縁あるいは下縁のいずれかが先に通過口より紙幣収納部側に押し出されるため、紙幣に加わる押し出し力が軽減され、紙幣を損傷する恐れが少なく、しかも、紙幣が通過口を通過した直後に押出力によって弾かれ収納位置がずれるような事態が生ずることも少なくなる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面に基づいて説明する。 図1は、本発明の紙幣処理装置の正面図、図2は、本発明の上面図、図3は、図1のA−A矢視図、図4は、本発明の紙幣処理装置の取付け状態を示した概略説明図である。
本発明の紙幣処理装置100は、図4に示すように、遊技機80と遊技媒体貸80とを交互に多数並設するとともに、それらの遊技機80と遊技媒体貸機81の上方に架設されている紙幣搬送装置90とを備えた遊技機島の端部に配設されている。 即ち、遊技媒体貸機81、あるいは紙幣搬送装置90に設けられたビルバリ91から投入された紙幣Mを紙幣搬送装置90で搬送して紙幣処理装置100に積載収容している。
この紙幣処理装置100は、全体として略長矩形の箱状に形成された筐体10と、この筐体10の内部に画成された機構収納部11に配設された紙幣引込機構20と、紙幣誘導機構30と、紙幣押出機構40並びに機構収納部11と直交方向に画成された紙幣収納部12に配設された紙幣挟持機構50と、機構収納部11と紙幣収納部12を仕切っている仕切り部60を備えている。 尚、筐体10は、一般的には、図に示すように紙幣搬送装置90の端部に配設されたカバー92の内部に収納されている。
筐体10は、全体として略長矩形の箱形状に構成されており、前板14、後板15、側板16、上板17、底板18を有し、中板19で上段と下段に仕切られている。 尚、後板とは、島側を示す。 以下、方向は、紙幣処理装置100を遊技機島(紙幣搬送装置90)に取付けた状態を基準とする。 そして、この筐体10の内部には、仕切り部60と後板15と側板16と中板19の上段に画成された機構収納部11と、仕切り部60と前板14と側板16と中板19に画成された上段部分並びに前板14と後板15と側板16と中板19に画成されている下段部分より成る紙幣収納部12が形成されている。 そして、この機構収納部11と紙幣収納部12は、仕切り部60を介して直交方向に配置されている。
機構収納部11には、以下に詳述する紙幣引込機構20と紙幣誘導機構30と紙幣押出機構40とが配設されている。 また、紙幣収納部12には、紙幣挟持機構50の紙幣挟持体51と位置センサ54が配設されている。
紙幣引込機構20は、搬送部21と紙幣通路22とを備えており、搬送部21は、引込回転軸22と駆動回転軸23と回転送出し軸25と張設回転軸26と紙幣誘導機構30の第1搬送軸31に固着されたプーリ31bと無端丸ベルト27で構成されている。 そして、引込回転軸23は、機構収納部11を画成している後板15にブラケット(図示しない)を介して軸止され、中央にプーリ23aを固着している。 また、駆動回転軸24は、上板17と中板19の両端を軸止され、中央にプーリ24aを取付けるとともに、中板19を貫通した軸部に伝動プーリ24bを固着している。 更に、回転送出し軸25は、駆動回転軸24と同様に上板17と中板19に両端が軸止されていて、機構収納部11側の両端部に回転羽車25aを固着するとともに、中央にプーリ25bを取付けている。 そして、張設回転軸26も駆動回転軸24と同様に上板17と中板19に両端が軸止されていて中央にプーリ26aが固着されている。
これらの駆動回転軸24と回転送出し軸25と張設回転軸26とは、図2に示すように平面上三角形の頂点に相当する位置に配設されている。 そして、無端丸ベルト27は、それらの軸に固着されたプーリ24aとプーリ25bとプーリ26aの外周に巻架されていて、張設回転軸26と駆動回転軸24の間を引込回転軸23のプーリ23aで外側から内側に圧接し、駆動回転軸24とプーリ31bの間を回転送出し軸25のプーリ25bで外側から内側に圧接している。
紙幣通路22は、機構収納部11側の後板15外側に取付けられ、前述の紙幣搬送装置90と連通する紙幣取入口22aと、後板1bの内側に固定された第1ガイド部材22bと第2ガイド部材22cと第1ガイド部材51と第2ガイド部材52とを備えている。 この第1ガイド部材22bと第2ガイド部材22c間に紙幣挿通路22dが形成されている。
第1ガイド部材22bは、各プーリ間に巻架された無端丸ベルト27の外側をプーリ24aとプーリ25bの範囲で覆った湾曲部凸22eを有していて、該湾曲部凸22eの内側と無端丸ベルト27の間に紙幣Mを挟持して取り込み搬送する。 また、第2ガイド部材22bは、プーリ23aに巻架された無端丸ベルト27の外側を覆う湾曲凹部22fを有していて、プーリ23aと無端丸ベルト27の間に紙幣Mを挟持して取り込み搬送する。 即ち、紙幣搬送装置90によって搬送された紙幣Mは、紙幣取入口22aから紙幣引込機構20内に送り込まれ、伝動プーリ24bを介して伝達された回転を駆動回転軸24に伝達することによって無端丸ベルト27を回転させ、プーリ23aと無端丸ベルト27の間に挟持された紙幣Mをプーリ24aとプーリ25bを介して回転送出し軸25まで搬送される。 ここまで搬送された紙幣Mは、回転羽車25aによって紙幣誘導機構30まで搬送される。
紙幣誘導機構30は、仕切り部60の両端に配置され、各々上板17と中板19に両端が軸止された第1搬送軸31と第2搬送軸32とそれらの軸間に巻架された搬送ベルト33とで構成されている。 そして、第1搬送軸31の両端には、プーリ31aが固着され、中央には、プーリ31bが取付けられている。 また、第2搬送軸32の両端には、プーリ31aと対応するプーリ32aが固着されている。 前述の搬送ベルト33は、プーリ31aと対応するプーリ32aとの間に巻架されている。
収納待機部13は、前記の第1搬送軸31と第2搬送軸32の間に巻架された搬送ベルト33の仕切り部60側と仕切り部60との間に画成されている。 そして、収納待機部13に搬送され待機状態にある紙幣Mは、紙幣押出機構40によって、仕切り部60に形成された通過口61から紙幣収納部12側の押し出される。
紙幣押出機構40は、紙幣収納部12方向に往復動する紙幣押出板41と該紙幣押出板41を往復動させるクランク42とクランク42に動力を付与する駆動モータ43とより構成されている
紙幣押出板41は、前述した機構収納部11と紙幣収納部12との境界に形成された仕切り部60に設けられている紙幣Mの通過口61を紙幣Mが通過することができるような大きさの長矩形に形成されている。
クランク42は、紙幣押出板41の裏面に接続されたクランクプレート42aと該クランクプレート42aに往復動力を伝達するクランクアーム42bと該クランクアーム42bに回転動力を付与する駆動モータ43を備えている。
クランクプレート42aは、矩形の板状を成し、一側面の後端側に逆く字形状の長溝42cを形成している。 一方、クランクアーム42bは、長矩形の幅狭の板状を成し、一側面の上端部にクランクプレート42aに形成されている長溝42cに嵌合する突起42dを形成するとともに、他方の下端部側面に駆動モータ43との連結部42eを形成している。 これらの突起42dを長溝42cに嵌合するとともに連結部42eを駆動モータ43に接続している。 この接続により、駆動モータ43が回転するとクランクアーム42bが回転し、突起42dが長溝42c内を摺動し、その摺動によって、クランクプレート42aを前進させ、突起42dが逆く字形状の山を越えると逆にクランクプレート42aを後退させる。 この往復動によって紙幣押出板41が機構収納部11と紙幣収納部12との間を往復動する。 即ち、仕切り部60に形成された紙幣Mの通過口61から出没する。 この紙幣押出板41の往復動により、紙幣引込機構30に搬送された紙幣Mを紙幣収納部12の内部に送り出し、紙幣収納部12に配設されている紙幣挟持機構50に積層挟持させる。
紙幣収納部12は、前述したように仕切り部60と前板14と側板16と中板19に画成された上段部分並びに前板14と後板15と側板16と中板19に画成されている下段部分より構成されている。 そして、上段部分と下段部分を仕切っている中板19には、仕切り部60から前板14に至る摺動溝12aが形成されている。 この紙幣収納部12は、機構収納部11に対して仕切り部60を境にして直交方向に配置されている。
紙幣挟持機構50は、仕切り部60との間に紙幣Mを挟持するための紙幣挟持板51と、該紙幣挟持板51を前述の摺動溝12a内に摺動可能に配設するための摺動体52と、前板14と後板15に両端を支持され、摺動体52を摺動可能に支持する一対の摺動竿53と、一対の摺動竿53の間で後板15に近設された摺動体52を付勢するための渦巻ばね(ぜんまい)54と、紙幣Mの挟持限界量を検出する位置センサ55とを備えている。
紙幣挟持板51は、紙幣収納部12の上段部分に配置され、前記の仕切り部60と平行に立設され、該仕切り部60との間に紙幣Mを挟持する挟持片本体51aと、挟持片本体51aより幅狭で前述の摺動溝12aから紙幣収納部12の下段部分に挿入された取付け片51bを形成している。 また、この取付け片51bには、先端側を後板15方向に直角に折曲して形成された摺動体52への当接片51cと渦巻ばね(ぜんまい)54の固定部51dが設けられている。 一方挟持片本体51aの両側縁には、前板14方向に拡開して耳片51eが設けられている。 この耳片51eは、仕切り部60と挟持片本体51aとの間に挟持された紙幣Mを取り出し易くするものである。 即ち、紙幣Mと前板14方向に拡開した耳片51eとの間に拡開分の隙間が形成されるため指が挿入し易くなっている。
摺動体52は、樹脂の角材で成型され、前後方向に貫通した一対の貫通孔52aが形成されている。 この貫通孔52aを摺動竿53に貫通させ、摺動竿53に対して摺動可能に保持している。 尚、摺動体52の上面には、紙幣挟持板51に形成された当接片51cが当接固定されている。
摺動竿53は、筐体10に画成された紙幣収納部12に形成された摺動溝12aを臨むようにして両端が前板14と後板15に固定されている。 ここでは、一対の金属製丸棒で形成されている。
渦巻ばね(ぜんまい)54は、巻き取り部を一対の摺動竿53の間で後板15に近設して配置するとともに、帯状のばね体の先端を取付け片51bに形成された固定部51dに接続している。 この時、渦巻ばね(ぜんまい)54の特性であるところのばね体を一定量引き出した後の付勢力が一定となることを利用して付勢力が一定となる範囲で紙幣Mを挟持するように巻き取り部を筐体10に取付けている。 従って、紙幣Mの挟持量が増加しても挟持力が増し引き出し難くなるようなことはない。
位置センサ55は、筐体10の下段部分の前板14近傍で摺動竿53を摺動してきた摺動体52が摺動範囲限界に達する位置(紙幣Mの挟持量が満杯となる範囲)に配設されていて、紙幣Mが満杯になったことを外部に任意な手段(例えば、表示灯の点灯、音声)で知らせるように設定されている。
本発明の特徴の一つである仕切り部60は、機構収納部11と紙幣収納部12の接続部分に形成され、紙幣Mの通過口61を形成している。 この通過口61は、正面から見て、横長の長矩形を成し、紙幣Mを起立した(長手が底辺となる方向)状態に対して、少なくとも、上下寸法が紙幣Mの上下寸法(以下、高さと称する)より低く形成されている。 即ち、紙幣誘導機構30の第1搬送軸31に固着されたプーリ31aと第2搬送軸32に固着されたプーリ32a間に巻架された上下の搬送ベルト33の間隔より大きい寸法に形成されている。 そして、収納待機部13が、上下の搬送ベルト33と通過口61の上下の縁壁61a、縁壁61bとの間に画成され、紙幣Mを搬入、待機させるようにしている。
前述の上下の縁壁61a、縁壁61bのいずれか一方の縁壁を他の縁壁より後壁15側に張り出すように形成している。 即ち、本実施例では、図3に示すように、上の縁壁61aの厚みを下の縁壁61bより厚く形成することによって、上の縁壁61aが後壁15側に張り出している。 尚、これらの上下の縁壁61a、61bの紙幣収納部12側は、紙幣Mを垂直に挟持するために同一垂直面上に位置するよう形成されている。
一方、紙幣引込機構20に設けられた回転送出し軸25の近傍には、紙幣Mの通過確認センサ70が配設されている。 この通過確認センサ70は、紙幣Mが回転送出し軸25を通過したか否かを確認するもので、紙幣Mの枚数、機構の作動状態などを検出した結果を外部に知らせる装置である。 そして、通過後一定時間経過した時に紙幣押出機構40を作動させるように設定してある。
次に、本発明の紙幣処理装置100における紙幣Mの流れについて説明する。 まず、紙幣搬送装置90が作動すると、紙幣引込機構20の駆動用モータ(図示しない)が回転してその回転力をベルト(図示しない)を介して伝動プーリ24bに伝達する。 この伝動プーリ24bの回転によって駆動回転軸24が回転して、その結果、プーリ24aとプーリ25bとプーリ26aと第4プーリ21aに巻架された無端丸ベルト27が駆動回転する。 この無端丸ベルト27の回転によって、紙幣搬送装置90によって搬送された紙幣Mは、紙幣取入口22aから紙幣引込機構20内に送り込まれ、無端丸ベルト27と各プーリの間或いは無端丸ベルト27と第2ガイド部材との間で挟持されて搬送される。 搬送された紙幣Mが回転送出し軸25を通過すると通過確認センサ70でその通過が確認され、搬送が正常な場合には、回転羽車25aによって紙幣誘導機構30へ押し出される。 そして、通過確認センサ70で検出された信号が紙幣誘導機構30に送信され、一定時間経過後に紙幣押出機構40が作動する。 この一定時間とは、紙幣誘導機構30に引き込まれた紙幣が第1搬送軸31と第2搬送軸32の間に到達する時間である。 言い換えれば、紙幣Mが紙幣押出機構40の紙幣押出板41の前方に画成されている収納待機部13に到達するまでの時間である。 そして、紙幣Mが紙幣押出板31の前方に画成されている収納待機部13に到達すると紙幣押出機構40の駆動モータ43が回転してクランクアーム42bを回動させる。 このクランクアーム42bの回動により突起42dが長溝42cを摺動してクランクプレート42aを往復動させる。 そして、クランクプレート42aが押し出された紙幣押出板41が収納待機部13に搬送待機している紙幣Mを、仕切り部60(機構収納部11と紙幣収納部12の境界)に形成された通過口61から通過させ紙幣収納部12内に押し出す。
このとき、仕切り部60に形成された通過口61の上下の縁壁61a、縁壁61bは、図3に示すように、上の縁壁61aの厚みを下の縁壁61bより厚く形成することによって、上の縁壁61aが後壁15側に張り出すように形成されているので、紙幣Mの下縁側が上縁側を支点として回転し、先に通過口61の下の縁壁61bを乗り越え、その後に紙幣Mの上縁側が通過口61の上の縁壁61aを越えて通過する。
このように、紙幣Mが仕切り部60に形成された通過口61を通過する際に、紙幣Mの上下の縁が同時に通過するようなことがないので、紙幣Mが通過口61を通過した後ではねて、紙幣収納部12内で不揃いとなることが少なく、しかも紙幣Mに過大な押し出し力が加わることがないので紙幣Mを損傷する恐れも少ない。
紙幣収納部12内の押し込まれた紙幣Mは、紙幣挟持機構50の紙幣挟持板51と通過口61周囲の上の縁壁61a、下の縁壁61bを含む周囲の壁との間に挟持される。 この動作を繰り返すことによって、紙幣Mが順次、紙幣挟持板51と通過口の周囲の壁との間に積層されていく。 しかしながら、紙幣挟持板51を付勢しているばねが渦巻ばね(ぜんまい)54で構成されているため紙幣Mの積層量が増加しても付勢力に変化が生じないので、紙幣Mが満杯となり店員が取り出そうとしたときに紙幣Mに過大な付勢力が加わっていないので容易に取り出すことができる。
100 紙幣処理装置10 筐体11 機構収納部12 紙幣収納部12a 摺動溝13 収納待機部14 前板15 後板16 側板17 上板18 底板19 中板20 紙幣引込機構21 搬送部22 紙幣通路22a 紙幣取入口22b 第1ガイド部材22c 第2ガイド部材22d 紙幣挿通路22e 湾曲凸部22f 湾曲凹部23 引込回転軸23a プーリ24 駆動回転軸24a プーリ24b 伝動プーリ25 回転送出し軸25a 回転羽車25b プーリ26 張設回転軸26a プーリ20
27 無端丸ベルト21a 第4プーリ22 第2搬送軸30 紙幣誘導機構31 第1搬送軸31a プーリ31b プーリ30 紙幣押出機構32 第2搬送軸32a プーリ33 搬送ベルト40 紙幣押出機構41 紙幣押出板42 クランク42a クランクプレート42c 長溝42d 突起42e 連結部43 駆動モータ50 紙幣挟持機構51 紙幣挟持板51a 挟持片本体51b 取付け片51c 当接片51d 固定部51e 耳片52 摺動体53 摺動竿54 渦巻ばね(ぜんまい)
55 位置センサ60 仕切り61 通過口61a 上の縁壁61b 下の縁壁70 通過確認センサ80 遊技機81 遊技媒体貸出機90 紙幣搬送装置91 ビルバリ92 カバー
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