Drug derivatives |
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申请号 | JP2013538278 | 申请日 | 2011-11-11 | 公开(公告)号 | JP2013542245A | 公开(公告)日 | 2013-11-21 |
申请人 | レッドエックス ファーマ リミテッド; | 发明人 | クレーグヘッド マーク; ペイリン ロナルド; マレー ネイル; リンゼイ ディレック; | ||||
摘要 | The present invention relates to derivatives of known active pharmaceutical compounds. These derivatives are differentiated from the parent active compound by virtue of being redox derivatives of the active compound. This means that one or more of the functional groups in the active compound has been converted to another group in one or more reactions which may be considered to represent a change of oxidation state. We refer to these compounds generally as redox derivatives. The derivatives of the invention may be related to the original parent active pharmaceutical compound by only a single step transformation, or may be related via several synthetic steps including one or more changes of oxidation state. In certain cases, the functional group obtained after two or more transformations may be in the same oxidation state as the parent active compound (and we include these compounds in our definition of redox derivatives). In other cases, the oxidation state of the derivative of the invention may be regarded as being different from that of the parent compound. In many cases, the compounds of the invention have inherent therapeutic activity on their own account. In some cases, this activity relative to the same target or targets of the parent compound is as good as or better than the activity which the parent compound has against the target or targets. | ||||||
权利要求 | 以下の式1〜161: 式中: Z、Z 1およびZ 2は独立して、各出現で: Wは独立して、各出現で: Jは独立して、各出現で:−NO 2 ;および−NHR 1を含む群から選択され; Q、Q 1およびQ 2は独立して各出現で: Uは独立して各出現で: T、T 1およびT 2は独立して各出現で:NおよびNOを含む群から選択され; Lは独立して各出現で: R aはHまたはAcであり; R 1は独立して各出現でHまたはAcであり; R 2は独立して各出現でH、C 1アルキル、C 2アルキル、C 3アルキルまたはC 4アルキルであり; R 3およびR 4は独立して、各出現で:HおよびC 1〜4アルキルを含む群から選択され、またはあるいはR 3およびR 4は、それらが付着するX原子およびX原子を有する炭素原子とともに、飽和または不飽和である5、6または7員環を形成し; R 5は独立して各出現で:H、Ac、およびC 1〜4アルキルを含む群から選択され; R 6は独立して各出現で:H、C 1〜4アルキル、およびC 1〜2ハロアルキルを含む群から選択され; R 7は独立して各出現で:H、C 1〜2アルキル、C 1〜2ハロアルキルおよびNR 6 R 6を含む群から選択され; Xは独立して、各出現で、−O−または−S−である; ただし: カフェドロキシル、セファゾリン、セファセトリル、セファログリシン、セファロニウム、セファロリジン、セファロチン、セファピリン、セファトリジン、セファゼドン、セファザフルール、セフラジン、セフロキサジン、セフテゾール、セファクロール、セファマンドール、セフミノクス、セフォニシド、セフォラニド、セフォチアム、セフブペラゾン、セフロキシム、セフゾナム、セフォキシチン、セフォテタン、セフメタゾール、フロモキセフ、ロラカルベフ、セフィキシム、セフタジジム、セフトリアキソン、セフカペン、セフダロキシム、セフェタメト、セフメノキシム、セフォジジム、セフォペラゾン、セフォタキシム、セフピミゾール、セフピラミド、セフポドキシム、セフスロジン、セフテラム、セフチブテン、セフチオレン、セフチゾキシム、モキサラクタム、セフェピム、セフォゾプラン、セフピロム、セフキノム、セフトビプロール、セフタロリン、ファロペネム、ビアペネム、ドリペネム、エルタペネム、イミペネム、メロペネム、パニペネム、セフジニル、セフプロジル、セファレキシン、エノキサシン、フレロキサシン、ロメフロキサシン、ナジフロキサシン、ノルフロキサシン、ルフロキサシン、バロフロキサシン、グレパフロキサシン、パズフロキサシン、スパルフロキサシン、テマフロキサシン、トスフロキサシン、ベシフロキサシン、クリナフロキサシン、ガレノキサシン、ゲミフロキサシン、ガチフロキサシン、シタフロキサシン、トロバフロキサシン、プルリフロキサシン、シプロフロキサシン、クリンダマイシン、メトロニダゾール、ムピロシン、ベラパミル、アリトレチノイン、アリスキレン、エプロサルタン、ドキソルビシン、エトポシド、ラロキシフェン、フルべストラント、ゲムシタビン、イマチニブ、クロラムブシル、メゲストロール、ベキサロテン、BIBF−1120、エプロチローム、レミキレン、アカデシン、アレグリタザル、ニフェジピン、アルボシジブ、アムルビシン、アパジキオン、アジルサルタン、ベンダムスチン、カナグリフロジン、クラドリビン、ダビガトランエテキシラート、フルオシノロンアセトニド、フォロデシン、ナブメトン、ラニナミビル、リキシバプタン、ミラベグロン、モテサニブ、ネラチニブ、オタミキサバン、ペメトレキセド、リバロキサバン、サフィナミド、サパシタビン、サレデュタント、セマガセスタット、テリフルノミド、トラベクテジン、ラメルテオン、オムブラブリン(AVE8062)、PD0332991、スニチニブ、アダパレン、アリピプラゾール、ビマトプロスト、カンデサルタンシレキセチル、エゼチミブ、フェノフィブラート、ラタノプロスト、ロサルタン、クロピドグレル、オロパタジン、ケチアピン、シタグリプチン、テルミサルタン、バラシクロビル、バルサルタン、アシクロビル、アムロジピンベシレート、オマセタキシンメペスクシネート、ボレロキシン、ABT−263、ジルチアゼム、エトドラク、フェロジピン、フェキソフェナジン、ゲムフィブロジル、ヒドロキシジン、アズトレオナム、アピキサバンおよびインドメタシンを含む群からは選択されない、化合物。 式1〜161の前記化合物のいずれかの2〜20個から選択される、請求項1に記載の化合物。 Wが存在する場合独立して各出現で R aが存在する場合HまたはAcであり、好適にはHである、いずれかの前請求項に記載の化合物。 R 1が存在する場合HまたはAcであり、好適にはHまたはメチルである、いずれかの前請求項に記載の化合物。 R 2が存在する場合HまたはC 1〜4アルキルであり、好適にはHまたはメチルである、いずれかの前請求項に記載の化合物。 存在する場合、R 3およびR 4が独立して、各出現で:HおよびC 1〜4アルキルを含む群から選択され、またはあるいはR 3およびR 4が、それらが結合したX原子およびX原子を有する炭素原子とともに、飽和または不飽和である5、6または7員環を形成する、いずれかの前請求項に記載の化合物。 存在する場合、R 5が独立して各出現で:H、Ac、およびC 1〜4アルキルを含む群から選択され、好適にはHである、いずれかの前請求項に記載の化合物。 存在する場合、R 6が独立して各出現で:H、C 1〜4アルキル、およびC 1〜2ハロアルキルを含む群から選択され、好適にはHである、いずれかの前請求項に記載の化合物。 存在する場合、R 7が独立して各出現で:H、C 1〜2アルキル、C 1〜2ハロアルキルおよびNR 6 R 6を含む群から選択され、好適にはHである、いずれかの前請求項に記載の化合物。 存在する場合、Xが独立して各出現で−O−である、いずれかの前請求項に記載の化合物。 存在する場合、Xが独立して各出現で−S−である、請求項1〜10のいずれかに記載の化合物。 Z、Z 1またはZ 2が存在する場合独立して、各出現で: T、T 1またはT 2が独立して各出現でNであってもよい、いずれかの前請求項に記載の化合物。 T、T 1またはT 2が独立して各出現でNOであってもよい、請求項1〜15のいずれかに記載の化合物。 存在する場合、 存在する場合、Q、Q 1またはQ 2を独立して各出現で: 存在する場合、Lが 存在する場合、近接配置で存在する2つの隣接するG、VまたはY基が、任意でオキソ基で置換された、5、6または7員環を形成してもよい、いずれかの前請求項に記載の化合物。 2つの隣接するG、VまたはY基が5員環を形成してもよい、請求項21に記載の化合物。 ヒト用薬剤として用いられる、請求項1〜22のいずれかに記載の化合物。 獣医用薬剤として用いられる、請求項1〜22のいずれかに記載の化合物。 1種または複数種の医薬賦形剤とともに、請求項1〜22のいずれかに記載の化合物を含む医薬組成物。 1種または複数種の医薬賦形剤とともに、請求項1〜22のいずれかに記載の化合物を含む経口投与剤。 1種または複数種の医薬賦形剤とともに、請求項1〜22のいずれかに記載の化合物を含む静脈内投与剤。 糖尿病、細菌性感染症、ウィルス性感染症または癌の治療に用いられる、請求項23または24に記載の化合物。 |
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说明书全文 | 本発明は既知の活性医薬化合物の誘導体に関する。 これらの誘導体は、活性化合物のレドックス誘導体であることにより、親活性化合物とは異なる。 これは活性化合物中の官能基の1つ以上が1つ以上の反応において別の基に変換されたことを意味し、これは酸化状態の変化を表すと考えられ得る。 我々はこれらの化合物を一般的にレドックス誘導体と称する。 多くの既知の薬物は理想より安定でない。 例えば、カルボン酸を含有する薬物分子には末端酸の脱カルボキシル化が起こり得る。 これは主要活性物質の製造中または薬局におけるその長期保存中に顕著な問題を提示する。 同様に、アミドにはカルボン酸誘導体への加水分解が起こり得る。 得られる分解生成物は、親活性と比較した場合、低減した活性および潜在的に増加した毒性を有し得る。 従って、本発明の目的は、親活性化合物と同じまたはより良好な寿命を示すことができる、活性化合物の還元または酸化誘導体を提供することである。 また、本発明の目的は、親活性と同等またはより良好なIC50値を有する化合物を提供することである。 理想的には、これらの還元または酸化誘導体は、親活性化合物に対して良好な安定性および/または生物学的利用能を有するだろう。 よって、目的は向上した安定性を有する還元または酸化誘導体を提供することである。 本発明の別の目的は、向上した生物学的利用能を有する化合物を提供することである。 理想的には、還元または酸化誘導体は長期保存寿命を有するだろう。 本発明の誘導体は、単一ステップ変換のみによりもとの親活性医薬化合物に関連し得、または酸化状態の1つ以上の変化を含むいくつかの合成ステップによって関連し得る。 特定の場合では、2つ以上の変換後に得られる官能基は親活性化合物と同じ酸化状態であり得る(我々はこれらの化合物を我々のレドックス誘導体の定義に含める)。 他の場合では、本発明の誘導体の酸化状態は親化合物とは異なっていると考えられ得る。 多くの場合、本発明の化合物は、それらそのもので固有の治療活性を有する。 いくつかの場合、親化合物の同じ標的に対するこの活性は、親化合物が標的に対して有する活性と同じまたはより良好である。 しかしながら、本発明は、親化合物のそれに対して低レベルの活性しか有さないが、親活性化合物そのものを含む活性医薬化合物に容易にインビボで代謝することができる、活性化合物のこうしたレドックス誘導体にも関する。 これらの化合物は活性化合物のプロドラッグとして有用な作用を行う。 一般的には、本発明はよって、既知の親活性医薬化合物そのものと同じタイプの、すなわち同じ標的に対する活性を有するレドックス誘導体に関する。 いくつかの例では、化合物は、親のそれに加えて、異なる標的に対する新規活性も有し得、または親のそれより好ましい異なる標的に対する活性を有し得る。 一般的には、しかしながら、本発明の化合物の活性がそのタイプに関してそれぞれの究極的な親化合物、すなわち本発明のレドックス化合物が究極的に基づく既知の医薬活性化合物と同じであることを意図している。 本発明は、上記目的の1つ以上を達成する化合物を提供する。 化合物はそれらそのもので活性であり得、または水性培地において代謝もしくは反応し、親活性化合物を得ることができる。 究極的には、親活性分子の全体的な骨格、すなわち全体構造は保持されるが、各種官能基は修飾され、我々はこれらの新規化合物における「活性の島」を同定した。 阻害剤の有効性の変化は阻害剤のタンパク質との結合に依存するので、本発明のこれらの化合物の活性は、各親化合物の知識に基づき経験的に予測することができない。 一般的に、正しい形状および電子特性を有する分子のみがタンパク質上の関連部位での結合に適しているだろう。 しかしながら、我々は、我々が活性の証拠を有する各親に関連する化合物の小さな群を同定した。 この証拠は、我々の「化合物の島」のそれぞれの場合、すなわち式1〜159により表される個別の属のそれぞれについて、化合物のその群にかけて活性があることを示す。 これは、これらの属のそれぞれが、関連親化合物に対して、置換の変化による異なる形状を有し、新規置換基における異なる電子特性による異なる電子分布を有するにも関わらず、そうである。 各式内の小さいが多様な範囲の化合物にかけてのこの活性はかなり驚異的であるが、すべて活性を示す、以下で後述される各種実施例から見ることができる。 さらに、医薬分野における従来の知識はとくに、予想される不安定性または望ましくない反応性のため、本発明において用いられるもののような、例えば活性分子中に存在するアルデヒドおよびオキシム等のような置換基を有することを回避しようとする。 本発明の化合物は驚くべきことに活性かつ安定であることが見出された。 第1態様によると、本発明は、単独で用いられる以下の式のいずれか1つまたはともに用いられる式1〜161(下記表1に示す):
1およびZ 2は独立して、各出現で:
2 ;および−NHR 1
1およびQ 2は独立して各出現で:
1およびT 2は独立して各出現で:NおよびNOを含む群から選択され;
aはHまたはAcであり;
1は独立して各出現でHまたはAcであり;
2は独立して各出現でH、C 1アルキル、C 2アルキル、C 3アルキルまたはC 4アルキルであり;
3およびR 4は独立して、各出現で:HおよびC 1〜4アルキルを含む群から選択され、またはあるいはR 3およびR 4は、それらが付着するX原子およびX原子を有する炭素原子とともに、飽和または不飽和である5、6または7環を形成し;
5は独立して各出現で:H、Ac、およびC 1アルキル、C 2アルキル、C 3アルキルまたはC 4アルキルを含む群から選択され;
6は独立して各出現で:H、C 1アルキル、C 2アルキル、C 1ハロアルキルおよびC 2ハロアルキルを含む群から選択され;
7は独立して各出現で:H、C 1アルキル、C 2アルキル、C 1ハロアルキル、C 2ハロアルキルおよびNR 6 R 6を含む群から選択され;
化合物は、式161のすべてにより定義される化合物の群から選択することができ、または式1〜161内からの単一の式により定義されるもののようなより小さな群から、もしくは上記式のいずれかの2〜20個からの組み合わせにより定義される化合物の群から選択することができる。 ある実施形態では、Wは独立して各出現で 1およびR 2は上述のとおりである。 ある実施形態では、R aはHである。 ある実施形態では、R 6はHである。 ある実施形態では、R 7はHである。 本発明の化合物は、以下で開示される認可された親医薬活性化合物に基づく。 化合物のそれぞれへの合成経路は文献ならびに関連EMAおよびFDA規制ファイルにおいて入手可能であり、従ってここには複写されない。 合成手順に関するこれらの開示は本発明の開示の一部を形成する。 簡潔さのため、これらの合成手順の詳細はここには複写されないが、この問題は参照によりこれらの文献の開示にとくに組み入れられることを意図している。 同様に、化合物は全または部分合成により調製することができる。 よって、便利に、各親活性の誘導体は、当業者に知られる反応により各親活性そのものから直接調製することができる。 しかしながら、実際に当業者であれば、収束合成を含む、その特定の官能基および酸化状態に応じて所定の誘導体を調製するのに適した合成手順を設計するだろう。 当業者であればこうした手順を知っており、これらはWarren“Organic Synthesis:The disconnection” Approach;Mackie and Smith“Guidebook to Organic Chemistry”;およびClayden,Greeves,Warren and Wothers“Organic Chemistry”のようなテキストブックに記載されるような一般的な知識を表す。 利便性のみのため、本発明の誘導体は、本発明の誘導体の合成における最終段階としてではなく、合成における中間段階で標的官能基の酸化または還元を行うことにより得ることができる。 必要に応じて、当業者であれば、標的官能基の変換中の望ましくない酸化または還元から分子中の他の官能基を保護する適切な保護基を用いる必要性を認識しているだろう。 当業者であれば、当技術分野において知られる方法の適応を本発明の化合物の製造に適用することができることを理解するだろう。 例えば、当業者であれば、“Comprehensive Organic Transformations − A Guide to Functional Group Transformations”,RC Larock,Wiley−VCH(1999 or later editions),“March's Advanced Organic Chemistry − Reactions,Mechanisms and Structure”,MB Smith,J. March,Wiley,(5th edition or later)“Advanced Organic Chemistry,Part B,Reactions and Synthesis”,FA Carey,RJ Sundberg,Kluwer Academic/Plenum Publications,(2001 or later editions),“Organic Synthesis − The Disconnection Approach”,S Warren(Wiley),(1982 or later editions),“Designing Organic Syntheses”S Warren(Wiley)(1983 or later editions),“Guidebook To Organic Synthesis”RK Mackie and DM Smith(Longman)(1982 or later editions)、等、および手引としてのそれらの中の参考文献のような標準的なテキストブックをすぐに認識するだろう。 熟練した化学者であれば、所定の標的化合物の合成のためのもっとも効率的な一連の反応について判断および技術を発揮し、必要に応じて保護基を用いるだろう。 これはとくに特定の基質中に存在する他の官能基の性質のような要素によって決まるだろう。 明らかに、関与する化学反応のタイプは、前記合成ステップにおいて用いられる試薬、用いられる保護基の必要性およびタイプ、ならびに保護/脱保護ステップを達成する順序の選択に影響を及ぼすだろう。 これらおよび他の反応パラメータは、標準的なテキストブックおよび本明細書において提供される実施例への参照により、当業者にとっては明らかであるだろう。 感受性官能基は、本発明の化合物の合成中に保護および脱保護される必要があり得る。 これは従来の方法、例えば“Protective Groups in Organic Synthesis”by TW Greene and PGM Wuts,John Wiley & Sons Inc(1999)、およびその中の参考文献に記載されるものにより達成することができる。 本発明の化合物のそれぞれは薬剤として用いることができる。 本発明の化合物はヒトの体の治療において用いることができる。 それらは動物の体の治療において用いてもよい。 とくに、本発明の化合物は家畜のような商業用の動物を治療するのに用いることができる。 あるいは、本発明の化合物は猫、犬、等のような愛玩用の動物を治療するのに用いることができる。 本発明の化合物および製剤は、糖尿病、細菌性感染症およびウィルス性感染症の治療において用いてもよい。 それらは腫瘍学、泌尿器学、免疫学および眼科学の分野において用いてもよい。 それらは消化器系、中枢神経系、骨関節、および心血管系の疾患および障害を治療するのに用いてもよい。 本発明の化合物および製剤は、インスリン非依存性(成人発症型)糖尿病を含むII型糖尿病を治療するのに、または高血糖症の補助療法として用いることができる。 本発明の化合物および製剤は、尿管、呼吸器官、耳、皮膚、喉、軟部組織、骨関節の感染症(スタッフアウレウスにより引き起こされる感染症を含む)のような、グラム陽性およびグラム陰性両方の細菌性感染症を治療するのに用いることができる。 化合物は、肺炎、副鼻腔炎、急性細菌性副鼻腔炎、気管支炎、慢性気管支炎の急性細菌性増悪、炭疽菌感染症、慢性細菌性前立腺炎、急性腎盂腎炎、咽頭炎、扁桃炎、大腸菌感染症、口腔外科手術前の予防、蜂巣炎、ざ瘡、膀胱炎、感染症下痢症、腸チフス熱、嫌気性細菌により引き起こされる感染症、腹膜炎、マラリア、バべシア症、細菌性膣症、骨盤内炎症性疾患、偽膜性大腸炎、ヘリコバクターピロリ菌感染症、アメーバ症、ジアルジア症、急性歯肉炎、クローン病、酒さ、菌状腫瘍、MRSA、膿痂疹を治療するのに用いることができる。 本発明の化合物および製剤は、HIV、AおよびB型インフルエンザウィルス、B型肝炎、単純疱疹および帯状疱疹を含むウィルス性感染症を治療するのに用いることができる。 本発明の化合物および製剤は、結腸癌、乳癌(ホルモン受容体陽性閉経後転移性乳癌)、前立腺癌、慢性骨髄性白血病、GI間質腫瘍(イマチニブ耐性GI間質腫瘍を含む)、子宮内膜癌、皮膚T細胞リンパ腫、卵巣癌(白金耐性卵巣癌を含む)、急性リンパ芽球性白血病、慢性リンパ球性白血病、肺癌(小細胞性および非小細胞性両方の肺癌を含む)、表在非筋肉浸潤性膀胱癌、有毛細胞白血病、再発B細胞慢性リンパ球性白血病、胸膜中皮腫、固形および血液腫瘍、急性骨髄性白血病、進行した軟部組織肉腫、難治の進行した軟部組織肉腫、卵巣腫瘍、頭頸部癌、膠腫、多発性骨髄腫、腎細胞癌腫、非ホジキンリンパ腫、IIIまたはIV期黒色腫、HER2陰性転移性乳癌、腫瘍性障害およびB細胞悪性腫瘍のような癌を治療するのに用いることができる。 本発明の化合物は、失禁および過活動性膀胱障害を治療するのに用いることができる。 本発明の化合物および製剤は、AIDS関連カポジ肉腫、慢性手湿疹、喘息、鼻ポリープ症、アレルギー性鼻炎、クローン病、臓器移植の拒絶反応の予防、狼瘡、ざ瘡、毛孔性角化症、アレルギー、枯草熱、血管性浮腫、慢性閉塞性肺疾患、特発性血小板減少性紫斑病、アレルギー性結膜炎および他の目のアレルギー(例えばコンタクトレンズによるもの)、気管支痙攣、特発性蕁麻疹、かゆみ、痛覚過敏を有する患者において皮膚傷害を治療するのに用いることができる。 本発明の化合物および製剤は、糖尿病性黄斑浮腫、開放隅角緑内障および高眼圧症を治療するのに用いることができる。 本発明の化合物および製剤は、胃潰瘍、ゾリンジャー・エリソン症候群、胃食道逆流疾患、びらん性食道炎、Hピロリ感染症、機能性消化不良症、潰瘍性大腸炎およびクローン病を治療するのに用いることができる。 本発明の化合物および製剤は、双極性うつ病、精神分裂病(急性再発精神分裂病を含む)、睡眠発作、パーキンソン病(初期段階および進行したパーキンソン病の両方を含む)、アルツハイマー病、下肢静止不能症候群、てんかん、再発多発性硬化症、不眠症、睡眠相後退障害、双極性IおよびII型障害、臨床的うつ病、ADHD、体位性起立性頻拍症候群、吐気、嘔吐(化学療法計画における)、胃不全麻痺を有する患者における胃内容排出、胃食道逆流疾患、偏頭痛、躁病、大うつ病性障害、全般性不安障害、強迫性障害、社会不安障害、パニック障害、更年期顔面潮紅、急性精神病、睡眠時随伴症、急速眼球運動障害、脊髄損傷、痙攣性両側麻痺、筋萎縮性側索硬化症、末梢神経障害、三叉神経および舌咽頭神経痛、アルコール禁断症、禁煙、性機能障害、肥満、季節性情動障害、プロラクチン産出腫瘍、高プロラクチン血症および精神神経症、糖尿病性神経障害による神経因性疼痛、帯状疱疹後神経痛、部分てんかん、線維筋痛症を治療するのに用いることができる。 本発明の化合物および製剤は、更年期における骨粗鬆症、リウマチ性関節炎、骨関節炎、痛風関節炎、反応性関節炎、骨ページェット病、バーター症候群、ならびに偽性痛風および腱炎を治療するのに用いることができる。 本発明の化合物および製剤は、起立性低血圧症、高血圧症、うっ血性心不全、MI、糖尿病性腎および網膜症、頻脈、狭心症、心不全、偏頭痛予防、血管迷走神経性失神、甲状腺機能亢進症の補助的治療、(喘息を有する患者における)QT延長症候群、褐色細胞腫の高血圧症、上室性頻拍性不整脈、群発性頭痛、偏頭痛、胆石の非外科的治療、高コレステロール血症、胆汁性肝硬変症、良性前立腺肥大症(BPH)、心不整脈、うっ血性心不全、冠状動脈疾患、急性冠状動脈症候群胸痛、スタチン治療脂質異常症、(肝硬変症またはうっ血性心不全を伴う)低ナトリウム血症、静脈血栓塞栓症、植物ステロール血症、高コレステロール血症、高トリグリセリド血症、混合型脂質異常症、糖尿病性腎障害、本態性高血圧症、心室細動、心室頻拍、心房細動、末梢血管疾患、脳血管疾患、アテローム性動脈硬化症を有する患者における虚血事象の予防、グレーブス病、子癇前症、食道痙攣、軽度の食道弛緩不全症、心不全に関連する浮腫、肝硬変症、腎機能障害および高脂血症を治療するのに用いることができる。 ある実施形態では、本発明の誘導体の親は、以下の表2において同定される化合物の1つから選択される。 それぞれの場合において、治療クラスおよび標的適応症が本発明の誘導体について同定される。 これはそれぞれ第2および第3列に見ることができる。 本発明の化合物は、適切な受容体を修飾することにより治療可能な他の症状を治療するのに用いることもできる。 本発明の第2態様では、医薬活性化合物の酸化または還元誘導体の製剤の調製方法が提供され、該方法は: ある実施形態では、本方法のステップ(i)は、医薬活性化合物を酸化し、酸化誘導体をもたらすステップを含む。 ある実施形態では、本方法のステップ(i)は、医薬活性化合物を還元し、還元誘導体をもたらすステップを含む。 医薬的使用を意図した本発明の化合物は、結晶または非結晶生成物として投与することができる。 それらは、沈殿、結晶化、凍結乾燥、噴霧乾燥、または蒸発乾燥のような方法により、例えば、固体プラグ、粉末、または膜として得ることができる。 マイクロウェーブまたは高周波乾燥をこの目的に用いてもよい。 上記インシリコ方法は標的受容体に対する活性の予測において示された。 より有望な候補はその後インビトロアッセイに進める。 別の態様では、本発明は式1〜161の化合物から選択される化合物および医薬的に許容可能な賦形剤を含む医薬製剤を提供する。 別の態様では、本発明は式162〜169(下記表3に示す): の化合物から選択される化合物および医薬的に許容可能な賦形剤を含む医薬製剤を提供し、
a 、Z、L、G、WおよびVは上で定義したとおりである;
1つ以上の不斉炭素原子を含有する本発明の化合物は、2つ以上の立体異性体として存在し得る。 本発明の化合物がC=CまたはC=N基のような二重結合を含有する場合、幾何シス/トランス(またはZ/E)異性体が可能である。 構造異性体が低エネルギー障壁によって相互変換可能である場合、互変異性が生じ得る。 これは、例えば、イミノ、ケト、もしくはオキシム基を含有する、本発明の化合物におけるプロトン互変異性、または芳香族部分を含有する化合物におけるいわゆる原子価互変異性の形態をとり得る。 従って、単一の化合物は2つ以上のタイプの異性を示し得る。 2つ以上のタイプの異性を示す化合物、およびそれらの1つ以上の混合物を含む、本発明の化合物のすべての立体異性体、幾何異性体および互変異性形態が本発明の範囲内に含まれる。 対イオンが光学活性、例えば、d−乳酸塩もしくはl−リシン、またはラセミ、例えば、dl−酒石酸塩もしくはdl−アルギニンである酸付加または塩基塩も含まれる。 シス/トランス異性体は、当業者に周知の従来技術、例えばクロマトグラフィーおよび分別結晶化により分離することができる。 必要な場合の個別の鏡像異性体の調製/分離のための従来技術としては、適切な光学的に純粋な前駆体からのキラル合成、または、例えば、キラル高圧液体クロマトグラフィー(HPLC)を用いる、ラセミ体(または塩もしくは誘導体のラセミ体)の分割が挙げられる。 あるいは、ラセミ体(またはラセミ前駆体)は適切な光学活性化合物、例えば、アルコール、または本発明の化合物が酸性もしくは塩基性部分を含有する場合、1−フェニルエチルアミンもしくは酒石酸のような塩基もしくは酸と反応させることができる。 得られるジアステレオ異性体混合物は、クロマトグラフィーおよび/または分別結晶化により分離し、ジアステレオ異性体の一方または両方を当業者に周知の手段により対応する純粋な鏡像異性体に変換することができる。 本発明のキラル化合物(およびそのキラル前駆体)は、0〜50体積%、一般的には2体積%〜20体積%のイソプロパノール、および0〜5体積%のアルキルアミン、一般的には0.1体積%のジエチルアミンを含有する炭化水素、一般的にはヘプタンまたはヘキサンで構成される移動相を有する不斉樹脂上でクロマトグラフィー、一般的にはHPLCを用い、光学異性的に富化された形態で得ることができる。 溶出液の濃縮は富化された混合物をもたらす。 いずれかのラセミ体が結晶化する場合、2つの異なるタイプの結晶が可能である。 第1のタイプは、両方の鏡像異性体を等モル量で含有する結晶の1つの均質形態が生成される、上で記載したラセミ化合物(真のラセミ体)である。 第2のタイプは、それぞれ単一の鏡像異性体を含む結晶の2つの形態が等モル量で生成される、ラセミ混合物または集合体である。 ラセミ混合物に存在する結晶形態の両方は同じ物理特性を有するが、それらは真のラセミ化合物と比較して異なる物理特性を有し得る。 ラセミ混合物は当業者に知られる従来技術により分離することができる―例えば、“Stereochemistry of Organic Compounds”by E. L. Eliel and S. H. Wilen(Wiley,1994)参照。 本発明の化合物の活性は、さまざまなインシリコ、インビトロおよびインビボアッセイにより評価することができる。 さまざまな化合物のインシリコ分析は究極的なインビトロおよびさらにインビボ活性を予測するものであることが示され、これは以下の実施例において示される。 本発明の化合物の活性は、インビトロ試験の前駆体として以下で記載されるインシリコ技術の1つ以上を用いて予測することができる。 構造に基づく薬物設計は、データベースからの化合物または化合物のフラグメントを標的構造の選択される領域へ位置づけることにより行われる。 これらの化合物または化合物のフラグメントは、標的部位との立体および静電相互作用に基づきスコアリングおよびランキングされる。 もっとも良好なスコアおよびランクの化合物はその後、生化学アッセイ(Anderson,A.C.,Chemistry & Biology,Vol.10,787−797)で試験される。 標的構造はまず、生物および生化学特性に基づき選択される。 理想的には、標的構造は、(i)ヒトの疾患に関連する、(ii)機能を行うために結合し、(iii)明確な結合ポケットを有するものである。 標的構造が同定されると、正確な構造情報を得ることが必要である。 これはX線結晶学、NMRおよび/またはホモロジーモデリングを用いて達成することができる。 これらの技術によって構造情報が得られると、例えば、存在せず、互変異性構造を正確に画定することができる、水素原子を添加することにより、標的の構造を薬物設計コンピュータプログラムのために調製することができる。 あるいは、標的構造の構造情報は商業的に入手することもできる。 標的構造の構造情報を得た後、標的構造上の潜在的なリガンド結合部位を次に同定しなければならない。 標的部位は理想的には、多数の考えられる水素結合供与体および受容体ならびに特定の疎水/親水特性を有するポケットまたは突出部である。 また、標的構造上のリガンド結合部位に関連する情報は容易に商業的に入手することができる。 標的構造結合部位の同定後、小分子のデータベースを、興味のある標的部位にインシリコでドッキングするため、バーチャルスクリーニングすることができる。 データベースの各小分子は、標的部位との予測される相互作用に基づきスコアリングすることができる。 標的結合部位に対して小分子および/またはフラグメントをドッキングするためのアルゴリズムの例としては: 小分子が標的分子に潜在的に結合するものとして同定されると、さらなる段階に進める前に評価しなければならない。 通常、ドッキングラン中に良好にスコアリングされたいくつかの分子はさらなる試験において、例えば、コンピュータグラフィックスで目視により、または良好なリードが一般的には5未満の水素結合供与体および10未満の水素結合受容体、500未満の分子量ならびに5未満の分配係数の計算ログを有するといういわゆる「5の法則」を用いてそれらが経口的に生物学的に利用可能である可能性が評価される。 多くの場合、ドッキングされた実験に基づく立体配座は、構造に基づく薬物設計法を用いて2Å平均平方根偏差(rmsd)以内である。 構造に基づく設計方法の代替方法としては、リガンドに基づくモデルを誘導して新規化合物の活性を予測するための3次元定量的構造活性相関(3D−QSAR)方法が挙げられる。 いくつかの方法は、立体容積、部分電荷、疎水性、または水素結合供与/受容能のような物理特性を修飾することにより親和性の増加が予想され得る領域を示すグラフィック出力も提供する。 比較分子フィールド分析(CoMFA)および比較分子類似性指数分析(CoMSIA)は、これらの技術の周知の例である。 これらの方法は、分子をグリッドに基づくフィールドエネルギーまたは類似性指数について比較し、部分最小二乗の統計値を用い、医薬品化学の問題に広く適用されているモデルを生成する。 しかしながら、特定の受容体アンタゴニストは広範囲の構造を含み得る。 例えば、コレシストキニン2受容体アンタゴニストは、異なる構造の分子を含む(C.M.R.,J.Med.Chem.,2008,51,565−573)。 これにより特定の受容体アンタゴニストは3D−QSARの候補には不適切となり得る。 QSAR方法の代替としては、分子フィールドに基づく類似性分析が挙げられる。 これらの方法は、類似するフィールドパターンであれば、それらの基本構造に関わらず、同じ標的部位で結合するだろうという事実に依存する。 実際、リガンド類似性と生物活性との間には線形相関があり得ることが報告されている。 分子はそれらの電子特性:静電気およびファンデルワールス力によって相互作用する。 異なる構造を有する2つの分子が酵素または受容体と同様に相互作用する場合、それらの結合立体配座は同様の特性を有するだろうが、これはそれらの構造を単独で考慮してもすぐに明らかにはなり得ない。 リガンドの周りのフィールドパターンの考え方は結合認識の主な基準として直感的に魅力的であり、長年認められている。 3次元における分子の類似性比較を可能にする形態で分子フィールドを定義し、分子フィールドを類似する生物学的挙動を定義するための非構造テンプレートとしてどのように用いることができるかを定義するためのインシリコ方法が存在する。 フィールドテンプレーティングおよびフィールドスクリーニングは、そのフィールドパターンが活性検索分子ともっとも類似する分子が同じパターンの生物活性を示す可能性がもっとも高く、さらなる研究のために選択されるべきであるという認識に依存する。 C. M. R. ,J. Med. Chem. ,2008,51,565−573では、3つの強力な選択的CCK2アンタゴニストのフィールドパターンを組み合わせ、フィールド点について受容体の活性部位のリガンドに基づく図をもたらすことができることが報告される。 化合物の試験セットはCCK2受容体−リガンドの非常に多様な群から選択することができ、それぞれ「受容体テンプレート」と比較することができる。 モデルシステムのフィールドオーバーレイスコアはその後、機能的インビトロCCK2バイオアッセイにおいて化合物の実験的に決定された親和性推定値(pKB値)と比較することができる。 上記インシリコ方法は、標的受容体に対する活性の予測において示された。 より有望な候補はその後インビトロアッセイに進める。 以下の実施形態は独立して、式1〜169のいずれか1つ、または2つ以上のいずれかの組み合わせによる化合物を表す。 ある実施形態では、ZがCO 2 Hである場合、Gは=Oではない。 ある実施形態では、Gが=Oである場合、ZはCO 2 Hではない。 ある実施形態では、Z、Z 1またはZ 2は独立して各出現で 1またはZ 2は独立して各出現で であってもよく、あるいはZ、Z 1またはZ 2は独立して各出現で ある代替実施形態では、Z、Z 1またはZ 2は独立して各出現で 1またはZ 2は独立して各出現で さらなる代替実施形態では、Z、Z 1またはZ 2は独立して各出現で 2はHであってもよい。 あるいは、R 2はC 1アルキル、C 2アルキル、C 3アルキルまたはC 4アルキルから選択されてもよい。 例えば、R 2はメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチルまたはtert−ブチルであってもよい。 特定の実施形態では、R 2はメチルである。 さらなる代替実施形態では、Z、Z 1またはZ 2は独立して各出現で 1およびZ 2は独立して各出現で である。 これらの実施形態では、R 2はHであってもよい。 あるいは、R 2はC 1アルキル、C 2アルキル、C 3アルキルまたはC 4アルキルから選択されてもよい。 例えば、R 2はメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチルまたはtert−ブチルであってもよい。 特定の実施形態では、R 2はメチルである。 さらなる代替実施形態では、Z、Z 1またはZ 2は独立して各出現で 1またはZ 2は独立して各出現で である。 好適にはXはOである。 これらの実施形態では、R 3およびR 4は両方C 1アルキル、C 2アルキル、C 3アルキルまたはC 4アルキルであってもよい。 R 3およびR 4は同じまたは異なってもよい。 例えば、R 3およびR 4は両方メチルであってもよく、または両方エチルであってもよい。 あるいは、R 3およびR 4は、それらが結合したX原子およびX原子を有する炭素原子とともに、5員環を形成する。 例えば、Z、Z 1およびZ 2は独立して各出現でCH−エチレングリコールアセタールであってもよい、すなわち、Z、Z 1またはZ 2は独立して である。 ある実施形態では、 である。 あるいは、 ある代替実施形態では、 である。 この実施形態では、R 2はHであってもよい。 あるいは、R 2はC 1アルキル、C 2アルキル、C 3アルキルまたはC 4アルキルから選択されてもよい。 例えば、R 2はメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチルまたはtert−ブチルであってもよい。 特定の実施形態では、R 2はメチルである。 さらなる代替実施形態では、 である。 好適にはXはOである。 ある実施形態では、R 3およびR 4は両方C 1アルキル、C 2アルキル、C 3アルキルまたはC 4アルキルであってもよい。 R 3およびR 4は同じまたは異なってもよい。 例えば、R 3およびR 4は両方メチルであってもよく、または両方エチルであってもよい。 あるいは、R 3およびR 4は、それらが結合したX原子およびX原子を有する炭素原子とともに、5員環を形成する。 例えば、G、G 1 、G 2 、G 3およびG 4は独立して各出現でエチレングリコールアセタールであってもよい、すなわち は独立して各出現で ある実施形態では、 2はHであってもよい。 あるいは、R 2はC 1アルキル、C 2アルキル、C 3アルキルまたはC 4アルキルから選択されてもよい。 例えば、R 2はメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチルまたはtert−ブチルであってもよい。 特定の実施形態では、R 2はメチルである。 代替実施形態では、 ある実施形態では、Q、Q 1またはQ 2は独立して各出現で 1またはQ 2は独立して各出現で 1またはQ 2は独立して各出現で ある実施形態では、Wは 代替実施形態では、Wは さらなる代替実施形態では、Wは さらなる代替実施形態では、Wは である。 これらの実施形態では、R 2はHであってもよい。 あるいは、R 2はC 1アルキル、C 2アルキル、C 3アルキルまたはC 4アルキルから選択されてもよい。 例えば、R 2はメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチルまたはtert−ブチルであってもよい。 特定の実施形態では、R 2はメチルである。 ある実施形態では、T、T 1またはT 2は独立して各出現でNであってもよい。 あるいは、T、T 1またはT 2は独立して各出現でNOであってもよい。 ある実施形態では、Lは ある実施形態では、2つの隣接するG、VまたはY基は、近接配置で存在する場合、任意でオキソ基で置換された、5または6員環を形成することができる。 特定の実施形態では、2つの隣接するG、VまたはY基は、近接配置で存在する場合、任意でオキソ基で置換された、5員環を形成することができる。 本発明は、1つ以上の原子を、同じ原子番号を有するが、通常本質的に見出される原子量または質量数とは異なる原子量または質量数を有する原子に置き換える、式(I)〜(VI)のすべての医薬的に許容可能な同位体標識化合物の合成も含む。 本発明の化合物に含めるのに適した同位体の例としては、 2 Hおよび3 Hのような水素、 11 C、 13 Cおよび14 Cのような炭素、 36 Clのような塩素、 18 Fのようなフッ素、 123 Iおよび125 Iのようなヨウ素、 13 Nおよび15 Nのような窒素、 15 O、 17 Oおよび18 Oのような酸素、 32 Pのようなリン、ならびに35 Sのような硫黄の同位体が挙げられる。 特定の同位体標識化合物、例えば放射性同位体を組み入れるものは、薬物および/または基質組織分布研究において有用である。 放射性同位体トリチウム、すなわち3 Hおよび炭素−14、すなわち14 Cは、それらの組み入れやすさおよび容易な検出手段の点から、この目的にとくに有用である。 重水素、すなわち2 Hのようなより重い同位体での置換は、より大きな代謝安定性からもたらされる特定の治療上の利点、例えば、インビボ半減期の増加または用量要件の減少をもたらすことができ、従って、いくつかの状況で好適であり得る。 11 C、 18 F、 15 Oおよび13 Nのような陽電子放出同位体での置換は、基質受容体占有率を調べるための陽電子放出トポグラフィー(PET)研究において有用であり得る。 同位体標識化合物は、一般的には当業者に知られる従来技術により、または既に用いられた非標識試薬の代わりに適切な同位体標識試薬を用いて記載されているものに類似するプロセスにより、調製することができる。 本明細書の記述および特許請求の範囲を通して、「含む(comprise)」および「含有する(contain)」の語ならびにこれらの語の変形、例えば「comprising」および「comprises」は、「〜を含むが、これに限定されない」を意味し、他の部分、添加剤、成分、整数またはステップを除外することを意図していない(除外しない)。 本明細書の記述および特許請求の範囲を通して、単数は、文脈上他の必要性がない限り、複数を含む。 とくに、不定冠詞が用いられる場合、本明細書は、文脈上他の必要性がない限り、単数だけでなく複数も考慮するものと理解すべきである。 本発明の特定の態様、実施形態または実施例と併せて記載される特性、整数、特徴、化合物、化学部分または群は、これらと矛盾しない限り、本明細書において記載されるその他の態様、実施形態または実施例に適用可能であると理解すべきである。 この実施例は、インシリコ方法により誘導される本発明の化合物の活性が究極的なインビトロおよびさらにインビボ活性を予測するものであり得ることを示すのに役立つ。 [インシリコ] [インビトロ] もっとも良好な阻害作用を示す化合物は、吸光度をもっとも少ししか低減しないものである。 [アッセイ溶液の調製] まず、アッセイバッファ溶液を以下の方法を用いて調製した:0.2mlのアッセイバッファ、5x(カタログ番号A5981)を0.8mlの超純水で希釈した。 得られたバッファ溶液を氷上に保持、またはさらなる使用のため−20℃で保存した。 次に、25mgのNADPH(カタログ番号N6505)を1.5mlのバッファ溶液で再構成した。 再構成したNADPHを−20℃の作業用アリコートに保存した。 HMG−CoA基質溶液(カタログ番号S7447)、HMG−CoAレダクターゼ(カタログ番号H8789)および阻害剤溶液(例えば、プラバスタチン、カタログ番号I5909)は手順を通して氷上に保持した。 1. 開始前、分光光度計を37℃および340nmに設定し、動力学プログラム:1ml試料で、20秒毎に10分間まで読み取った。 2. 適切な体積の反応溶液を表5に従って添加した(1mlアッセイ)。 試薬を以下の順で反応物に添加した: 3. 動力学プログラムをすぐに開始した。 生成物の活性を以下の式:
mM −340nmでのNADPHの吸光係数は6.22mM −1 cm −1である。 12.44は反応において消費される2NADPHを表す。
特定のロスバスタチン類似体のIC 50値は以下の表において提供される。 ロスバスタチン類似体がロスバスタチンそのものに相当するIC 50値を有することは明らかである。 これはインシリコデータから誘導される結論を確認する。 [インビボ] 112匹のオスSDラット(Harlan)を、6つの群で、12時間の明暗サイクル(07時00分に点灯)下、食餌(通常の飼料)および水に自由に摂取させて収容した。 148〜183gの動物を体重によりバランスよく8つの治療群に割り当て、ケージ間で治療のバランスをとった。 ロスバスタチン類似体は10%PEG300/10%クレモフォル/80%メチルセルロース(0.5%)(担体1)中で構成され、5mg/mLの溶液を生成した。 用いられたロスバスタチン化合物は: ロスバスタチンは0.5%メチルセルロース中の0.5%Tween(担体2)において5mg/kgで懸濁液として製剤した。 ラットに担体1、担体1中のロスバスタチン類似体の1つ(25mg/kg)、担体2または担体2中のロスバスタチン(25mg/kg経口投与)を、1日2回、3または5日間経口投与した。 最後の治療の16時間後、末端血漿試料を取り、−20℃で保存し、トリグリセリドレベルの分析のためにドライアイス上で輸送した。 各時間−点のデータは一方向ANOVAおよび事後ダネット検定により分析した。 結果は図1において提供され、これから1日2回、3または5日間のロスバスタチンの投与(25mg/kg経口投与)が、血漿トリグリセリドの著しい低減をもたらすことを推測することができる。 すべてのロスバスタチン類似体も、3および5日の1日2回の治療後に血漿トリグリセリドを顕著に低減させた。 すべての動物はロスバスタチン治療によく耐え、いずれの有害事象の証拠もなかった。 ロスバスタチン類似体の効果の大きさはロスバスタチンと同等だった(下記表6参照)。 この実施例は、インシリコ方法により誘導される本発明の化合物の活性が究極的なインビトロおよびさらにインビボ活性を予測するものであり得ることを示すのに役立つ。 [インシリコ] [インビトロ] 特定のロスバスタチンおよびアトルバスタチン類似体のIC 50値は以下の表において提供される。 類似体がロスバスタチンおよびアトルバスタチンそのものに相当するIC 50値を有することは明らかである。 これはインシリコデータから誘導される結論を確認する。 [合成実施例]
2. MS:Micromass QZ、TIC:100〜900m/z、イオン源:ES、キャピラリー:3kV、コーン:3V、抽出器:3V、乾燥ガス流:600L/時間、コーン:50L/時間、脱溶媒和温度:300℃、供給源温度:100℃
[化合物合成] [定義] [式1−化合物3aおよび3b] [2−(2−メチル−5−ニトロ−1H−イミダゾール−1−イル)アセトアルデヒド] LC−MS(Agilent):R t 2.61分;C 6 H 7 N 3 Oについての計算値m/z[M+MeOH+H] + 202.2、実測値202.1。 [化合物3a:1−(2,2−ジメトキシエチル)−2−メチル−5−ニトロ−1H−イミダゾール] LC−MS(Agilent):R t 2.86分;C 8 H 13 N 3 O 4についての計算値m/z[M+H] + 216.2、実測値216.1。 1 H NMR:(400MHz、CDCl 3 )δ(ppm):7.97(s、1H)、4.57(t、J=5.2Hz、1H)、4.39(d、J=5.2Hz、2H)、3.45(s、6H)、2.53(s、3H)。 [化合物3b:2−(2−メチル−5−ニトロ−1H−イミダゾール−1−イル)アセトアルデヒドO−メチルオキシム] LC−MS(Agilent):R t 2.87分;C 7 H 10 N 4 O 3についての計算値m/z[M+H] + 199.2、実測値199.1。 1 H NMR:(400MHz、CDCl 3 )δ(ppm):7.98(s、0.4H)、7.97(s、0.6H)、7.52(t、J=4.8Hz、0.6H)、6.75(t、J=4.4Hz、0.4H)、5.16(d、J=4.4Hz、0.8H)、5.05(d、J=4.8Hz、1.2H)、4.0(s、1.2H)、3.85(s、1.8H)、2.53(s、1.8H)、2.50(s、1.2H)。 [式141−化合物4aおよび4b] [中間体B:1−((2'−(2H−テトラゾール−5−イル)−[1,1'−ビフェニル]−4−イル)メチル)−2−ブチル−4−クロロ−1H−イミダゾール−5−カルボアルデヒド] LC−MS(Agilent):R t 3.23分;C 22 H 21 ClN 6 Oについての計算値m/z[M+H] + 420.9、[M+Na] + 442.9、実測値421.1、443.1。 1 H NMR:(400MHz、CD 3 OD)δ(ppm):9.77(s、1H)、7.71〜7.67(m、2H)、7.60〜7.55(m、2H)、5.65(s、2H)、2.53(s、3H)、2.69(t、J=7.8Hz、2H)、1.64〜1.56(m、2H)、1.31〜1.39(m、2H)、0.90(t、J=7.4Hz、3H)。 方法2:t−BuOH(20mL)中の化合物A(2.31g、5.0mmol)の溶液に、MnO 2 (2.17mg、25.0mmol、5.0eq)およびMeSO 3 H(238mg、2.5mmol、0.5eq)を添加し、得られた混合物を還流で16時間加熱した。 混合物を室温まで冷却し、MeOH(50mL)を添加した。 MnO 2を吸引ろ過により除去し、ろ液を減圧下で濃縮した。 残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(MeOH/CH 2 Cl 2 、0〜1/50、v/v)により精製し、1−((2'−(2H−テトラゾール−5−イル)−[1,1'−ビフェニル]−4−イル)メチル)−2−ブチル−4−クロロ−1H−イミダゾール−5−カルボアルデヒド(1.27g、60%)を褐色の固体として得た。 LC−MS(Agilent):R t 3.23分;C 22 H 21 ClN 6 Oについての計算値m/z[M+H] + 420.9、[M+Na] + 442.9、実測値421.1、443.1。 [化合物4a:1−((2'−(2H−テトラゾール−5−イル)−[1,1'−ビフェニル]−4−イル)メチル)−2−ブチル−4−クロロ−1H−イミダゾール−5−カルボアルデヒドオキシム] LC−MS(Agilent):R t 3.20分;C 22 H 22 ClN 7 Oについての計算値m/z[M+H] + 435.9、実測値436。 1 H NMR:(400MHz、DMSO−d 6 )δ(ppm):11.39(s、1H)、8.01(s、1H)、7.66〜7.50(m、2H)、7.09(d、J=8.0Hz、2H)、6.97(d、J=8.4Hz、2H)、5.56(s、2H)、2.50(t、J=7.6Hz、2H)、1.48(クイント、2H)、1.28〜1.19(m、2H)、0.80(t、J=7.4Hz、3H)。 [化合物4b:1−((2'−(2H−テトラゾール−5−イル)−[1,1'−ビフェニル]−4−イル)メチル)−2−ブチル−4−クロロ−1H−イミダゾール−5−カルボアルデヒドO−メチルオキシム] LC−MS(Agilent):R t 3.34分;C 23 H 24 ClN 7 Oについての計算値m/z[M+H] + 449.9、実測値450.1。 1 H NMR:(400MHz、DMSO−d 6 )δ(ppm):8.02(s、0.92H)、7.70〜7.52(m、4H)、7.46(s、0.08H)、7.09(d、J=8.4Hz、2H)、6.97(d、J=8.0Hz、2H)、5.51(s、1.84H)、5.23(s、0.16H)、3.80(s、0.24H)、3.76(s、2.76H)、2.60(t、J=7.6Hz、2H)、1.52(クイント、2H)、1.33〜1.24(m、2H)、0.83(t、J=7.2Hz、3H)。 [式135−実施例5aおよび5b] [中間体B:(6−(3−(アダマンタン−1−イル)−4−メトキシフェニル)ナフタレン−2−イル)メタノール] LC−MS(Agilent):R t 4.11分;C 28 H 30 O 2についての計算値m/z[M+Na] + 421.5、実測値[M+Na] + 421.2。 1 H NMR:(400MHz、CDCl 3 )δ(ppm):8.00(s、1H)、7.92〜7.75(m、4H)、7.62(d、J=2.4Hz、1H)、7.57〜7.51(m、2H)、7.01(d、J=8.4Hz、1H)、4.90(s、2H)、3.93(s、3H)、2.21(s、6H)、2.13(s、3H)、1.83(m、6H)。 [中間体C:6−(3−(アダマンタン−1−イル)−4−メトキシフェニル)−2−ナフトアルデヒド] 1 H NMR:(400MHz、CDCl 3 )δ(ppm):10.18(s、1H)、8.37(s、1H)、8.07(m、2H)、7.99(s、1H)、7.87(dd、J=7.2,1.6Hz、1H)、7.63(d、J=2.0Hz、1H)、7.58(dd、J=6.0、2.0Hz、1H)、7.03(d、J=8.8Hz、1H)、3.94(s、3H)、2.21(d、J=2.8Hz、6H)、2.13(s、3H)、1.83(s、6H)。 [5a:6−(3−(アダマンタン−1−イル)−4−メトキシフェニル)−2−ナフトアルデヒドオキシム] 1 H NMR:(400MHz、CDCl 3 )δ(ppm):8.32(s、1H)、8.00(s、1H)、7.92〜7.84(m、4H)、7.77(dd、J=6.8,2.0Hz、1H)、7.67(s、1H)、7.61(d、J=2.4Hz、1H)、7.55(dd、J=6.4、2.0Hz、1H)、7.01(d、J=8.4Hz、1H)、3.93(s、3H)、2.21(d、J=2.8Hz、6H)、2.13(br s、3H)、1.82(s、6H)。 [5b:6−(3−(アダマンタン−1−イル)−4−メトキシフェニル)−2−ナフトアルデヒドO−メチルオキシム] 1 H NMR:(400MHz、CDCl 3 )δ(ppm):8.24(s、1H)、7.99(d、J=1.6Hz、1H)、7.89(m、4H)、7.77(dd、J=6.8、2.0Hz、1H)、7.61(d、J=2.4Hz、1H)、7.55(dd、J=6.0、2.4Hz、1H)、7.01(d、J=8.4Hz、1H)、4.05(s、3H)、3.92(s、3H)、2.21(d、J=2.8Hz、6H)、2.12(s、3H)、1.82(s、6H)。 [式113−化合物6aおよび6b] [中間体B:4−(5−(ビス(2−クロロエチル)アミノ)−1−メチル−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−イル)ブタン−1−オル] LC−MS(Agilent):R t 2.84分;C 16 H 23 Cl 2 N 3 Oについての計算値m/z[M+H] + 344.28、実測値[M+H] + 344.1。 [実施例6a:4−(5−(ビス(2−クロロエチル)アミノ)−1−メチル−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−イル)ブタナール] LC−MS(Agilent):R t 2.74分;C 16 H 21 Cl 2 N 3 Oについての計算値m/z[M+H] + 342.26、実測値[M+H] + 342.1。 1 H NMR:(400MHz、CDCl 3 )δ(ppm):8.46(br s、1H)、7.94(br s、1H)、7.35(d、J=1.6Hz、1H)、6.93(dd、J=7.6、1.6Hz、1H)、3.98(m、4H)、3.89(s、3H)、3.82(t、J=6.0Hz、4H)、3.33(m、1H)、2.89(m、1H)、1.96〜2.10(m、4H)。 [実施例6b:4−(5−(ビス(2−クロロエチル)アミノ)−1−メチル−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−イル)ブタナールオキシム] LC−MS(Agilent):R t 2.79分;C 16 H 22 Cl 2 N 4 Oについての計算値m/z[M+H] + 357.28、実測値[M+H] + 357.1。 1 H NMR:(400MHz、CDCl 3 )δ(ppm):7.48(t、J=6.0Hz、0.65H)、7.20(dd、J=8.8、1.6Hz、1H)、7.11(t、J=1.6Hz、1H)、6.79(m、1.35H)、3.76〜3.64(m、11H)、2.89(t、J=7.6Hz、2H)、2.55(m、1H)、2.40(m、1H)、2.11(m、2H)。 [式99−7aおよび7b] [中間体B:5−(2,5−ジメチルフェノキシ)−2,2−ジメチルペンタン−1−オル] LC−MS(Agilent):R t 3.51分;C 15 H 24 O 2についての計算値m/z[M+H] + 237.35、実測値237.2。 [中間体C:5−(2,5−ジメチルフェノキシ)−2,2−ジメチルペンタナール] LC−MS(Agilent):R t 3.51分;C 15 H 22 O 2についての計算値m/z[M+Na] + 257.33、[M+MeOH+Na] + 289.33、実測値[M+Na] + 257.2、実測値[M+MeOH+Na] + 289.2。 [実施例7a:2−((5,5−ジメトキシ−4,4−ジメチルペンチル)オキシ)−1,4−ジメチルベンゼン] LC−MS(Agilent):R t 3.70分;C 17 H 28 O 3についての計算値m/z[M+Na] + 303.4、実測値303.2。 1 H NMR:(400MHz、CDCl 3 )δ(ppm):7.02(d、J=7.6Hz、1H)、6.67(d、J=7.6Hz、1H)、6.64(s、1H)、3.94(t、J=6.4Hz、2H)、3.89(s、1H)、3.54(s、6H)、2.33(s、3H)、2.22(s、3H)、1.81〜1.76(m、2H)、1.50〜1.46(m、2H)、0.94(s、6H)。 [実施例7b:5−(2,5−ジメチルフェノキシ)−2,2−ジメチルペンタナールオキシム] LC−MS(Agilent):R t 3.45分;C 15 H 23 NO 2についての計算値m/z[M+H] + 250.35、[M+Na] + 272.35、実測値[M+H] + 250.2、実測値[M+Na] + 272.2。 1 H NMR:(400MHz、CDCl 3 )δ(ppm):7.45(br s、1H)、7.36(s、1H)、7.02(d、J=7.6Hz、1H)、6.89(d、J=7.6Hz、1H)、6.63(s、1H)、3.94(t、J=6.4Hz、2H)、2.33(s、3H)、2.20(s、3H)、1.81〜1.77(m、2H)、1.63〜1.59(m、2H)、1.15(s、6H)。 [式138−化合物8aおよび8b] [中間体B:(3S,4R)−1−(4−フルオロフェニル)−3−(3−(4−フルオロフェニル)−3−オキソプロピル)−4−(4−ヒドロキシフェニル)アゼチジン−2−オン] LC−MS(Agilent):R t 3.21分;C 24 H 19 F 2 NO 3についての計算値m/z[M+H] + 408.41、[M+Na] + 430.41、実測値[M+H] + 408.0、[M+Na] + 430.1。 [8a:(3S,4R)−1−(4−フルオロフェニル)−3−(3−(4−フルオロフェニル)−3−(ヒドロキシイミノ)プロピル)−4−(4−ヒドロキシフェニル)アゼチジン−2−オン] LC−MS(Agilent):R t 2.70分;C 24 H 20 F 2 N 2 O 3についての計算値m/z[M+H] + 423.14、[M+Na] + 445.14、実測値[M+H] + 423.1、[M+Na] + 445.1。 1 H NMR:(400MHz、DMSO−d 6 )δ(ppm):11.3(s、1H)、9.55(s、1H)、7.69(dd、J=8.8、5.6Hz、2H)、7.21(m、8H)、6.76(d、J=8.4Hz、2H)、4.89(d、J=2.0Hz、1H)、3.15(m、1H)、2.87(m、2H)、2.22(m、2H)。 [8b:(3S,4R)−1−(4−フルオロフェニル)−3−(3−(4−フルオロフェニル)−3−(メトキシイミノ)プロピル)−4−(4−ヒドロキシフェニル)アゼチジン−2−オン] LC−MS(Agilent):R t 3.33分;C 25 H 22 F 2 N 2 O 3についての計算値m/z[M+H] + 437.16、[M+Na] + 459.15、実測値[M+H] + 437.2、実測値[M+Na] + 459.1。 1 H NMR:(400MHz、CDCl 3 )δ(ppm):7.63(m、2H)、7.25(m、4H)、7.05(app t、J=8.8Hz、2H)、6.93(app t、J=8.8Hz、2H)、6.86(d、J=8.4Hz、2H)、5.85(s、1H)、4.62(d、J=2.4Hz、1H)、3.89(s、3H)、3.14(m、1H)、2.93(m、2H)、2.13(m、2H)。 [式133−化合物9a] [9a:塩酸(S)−N−(2−(2,6,7,8−テトラヒドロ−1H−インデノ[5,4−b]フラン−8−イル)エチル)プロパン−1−アミン] LC−MS(Agilent):R t 2.84分;C 16 H 23 NOについての計算値m/z[M+H] + 246.36、実測値246.2。 1 H NMR:(400MHz、CDCl 3 )δ(ppm):9.56(br s、2H)、6.94(d、J=8.0Hz、1H)、6.62(d、J=8.0Hz、1H)、4.62〜4.50(m、2H)、3.36(m、1H)、3.24〜3.16(m、2H)、3.13〜2.75(m、6H)、2.48(m、1H)、2.29(m、1H)、2.12(m、1H)、1.89(m、2H)、1.81〜1.71(m、1H)、0.92(t、J=7.6Hz、3H)。 [式137−化合物10aおよび10b] [中間体B:(1−((2'−(1H−テトラゾール−5−イル)−[1,1'−ビフェニル]−4−イル)メチル)−2−エトキシ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−7−イル)メタノール] LC−MS(Agilent):R t 3.15分;C 24 H 22 N 6 O 2についての計算値m/z[M+H] + 427.18、[M+Na] + 449.18、実測値[M+H] + 427.2、[M+Na] + 449.2。 [中間体C:1−((2'−(1H−テトラゾール−5−イル)−[1,1'−ビフェニル]−4−イル)メチル)−2−エトキシ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−7−カルボアルデヒド] LC−MS(Agilent):R t 3.26分;C 24 H 20 N 6 O 2についての計算値m/z[M+H] + 425.16、[M+Na] + 447.16、実測値[M+H] + 425.2、[M+Na] + 447.1。 [実施例10a:1−((2'−(1H−テトラゾール−5−イル)−[1,1'−ビフェニル]−4−イル)メチル)−2−エトキシ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−7−カルボアルデヒドオキシム] LC−MS(Agilent):R t 3.23分;C 24 H 21 N 7 O 2についての計算値m/z[M+H] + 440.47、[M+Na] + 462.47、実測値[M+H] + 440.2、[M+Na] + 462.2。 1 H NMR:(400MHz、DMSO−d 6 )δ(ppm):11.3(br s、1H)、8.30(s、1H)、7.47〜7.63(m、5H)、7.29(d、J=7.6Hz、1H)、7.12(t、J=8.0Hz、1H)、7.03(d、J=8.0Hz、2H)、6.95(d、J=8.0Hz、2H)、5.48(s、2H)、4.58(q、J=7.2Hz、2H)、1.38(t、J=7.2Hz、3H)。 [実施例10b:1−((2'−(1H−テトラゾール−5−イル)−[1,1'−ビフェニル]−4−イル)メチル)−2−エトキシ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−7−カルボアルデヒドO−メチルオキシム] LC−MS(Agilent):R t 3.30分;C 25 H 23 N 7 O 2についての計算値m/z[M+H] + 454.50、[M+Na] + 476.50、実測値[M+H] + 454.2、[M+Na] + 476.2。 1 H NMR:(400MHz、DMSO−d 6 )δ(ppm):8.36(s、1H)、7.48〜7.64(m、5H)、7.30(d、J=8.0Hz、1H)、7.15(t、J=8.0Hz、1H)、7.04(d、J=8.0Hz、2H)、6.92(d、J=8.0Hz、2H)、5.49(s、2H)、4.58(q、J=7.2Hz、2H)、3.81(s、3H)、1.38(t、J=7.2Hz、3H)。 [式147−化合物11a] [中間体B:4−ブロモ−3−オキソブタン酸エチル] LC−MS(Agilent):R t 3.06分;C 6 H 9 BrO 3についての計算値m/z[M+H] + 208.97、実測値209.1。 [中間体C:4−アセトキシ−3−オキソブタン酸エチル] LC−MS(Agilent):R t 3.12分;C 9 H 12 O 5についての計算値m/z[M+H] + 189.07、実測値189.1。 [中間体D:2−(アセトキシメチル)−4−(2−クロロフェニル)−1,4−ジヒドロ−6−メチルピリジン−3,5−ジカルボン酸3−エチル5−メチル] LC−MS(Agilent):R t 3.20分;C 20 H 22 ClNO 6についての計算値m/z[M+H] + 408.11、実測値408.1。 [中間体E:4−(2−クロロフェニル)−2−(ヒドロキシメチル)−6−メチル−1,4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボン酸3−エチル5−メチル] LC−MS(Agilent):R t 3.28分;C 18 H 20 ClNO 5についての計算値m/z[M+H] + 366.1、[M+Na] + 388.1、実測値[M+H] + 366.1、[M+Na] + 388.1。 1 H NMR:(400MHz、CDCl 3 )δ(ppm):7.39(m、1H)、7.25(m、1H)、7.13(m、1H)、7.05(m、1H)、5.41(s、1H)、4.75(d、J=4.4Hz、2H)、4.06(m、2H)、3.63(s、3H)、2.33(s、3H)、1.20(t、J=7.2Hz、3H)。 [中間体F:4−(2−クロロフェニル)−2−((シアノメトキシ)メチル)−6−メチル−1,4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボン酸3−エチル5−メチル] LC−MS(Agilent):R t 3.30分;C 20 H 21 ClN 2 O 5についての計算値m/z[M+H] + 405.1、[M+Na] + 427.1、実測値[M+H] + 405.1、[M+Na] + 427.1。 1 H NMR:(400MHz、CDCl 3 )δ(ppm):7.38(m、1H)、7.25(m、1H)、7.16(m、1H)、7.10(m、1H)、6.71(br s、1H)、5.43(s、1H)、4.95(d、J=16.0Hz、1H)、4.88(d、J=14.8Hz、1H)、4.41(s、2H)、4.08(m、2H)、3.64(s、3H)、2.36(s、3H)、1.21(t、J=7.2Hz、3H)。 [11a:2−((アミジノメトキシ)メチル)−4−(2−クロロフェニル)−1,4−ジヒドロ−6−メチルピリジン−3,5−ジカルボン酸3−エチル5−メチル] LC−MS(Agilent):R t 3.00分;C 20 H 24 ClN 3 O 5についての計算値m/z[M+H] + 422.1、実測値422.1。 1 H NMR:(400MHz、CDCl 3 )δ(ppm):8.38(br s、3H)、8.21(s、1H)、7.36〜7.39(m、1H)、7.21(d、J=8.0Hz、1H)、7.11(t、J=7.6Hz、1H)、7.00(t、J=7.2Hz、1H)、5.38(s、1H)、4.56〜4.84(m、4H)、3.93〜4.06(m、2H)、3.58(s、3H)、2.37(s、3H)、1.14(t、J=6.8Hz、3H)。 [式139−化合物12aおよび12b] [中間体B:2−(4−(4−クロロベンゾイル)フェノキシ)−2−メチルプロパン酸] LC−MS(Agilent):R t 3.00分;C 17 H 15 ClO 4についての計算値m/z[M+H] + 319.07、実測値319.1。 [中間体C:2−(4−((4−クロロフェニル)(ヒドロキシ)メチル)フェノキシ)−2−メチルプロパン−1−オル] LC−MS(Agilent):R t 3.00分;C 17 H 19 ClO 3についての計算値m/z[M+Na] + 329.1、実測値329.0。 [12a:2−(4−(4−クロロベンゾイル)フェノキシ)−2−メチルプロパナール] LC−MS(Agilent):R t 3.37分;C 17 H 15 ClO 3についての計算値m/z[M+MeOH+H] + 335.1、実測値335.1。 1 H−NMR:(400MHz、CDCl 3 )δ(ppm):9.82(s、1H)、7.74(d、J=9.2Hz、2H)、7.71(d、J=8.4Hz、2H)、7.45(d、J=8.4Hz、2H)、6.89(d、J=8.8Hz、2H)、1.52(s、6H)。 [12b:(E)−2−(4−(4−クロロベンゾイル)フェノキシ)−2−メチルプロパナールオキシム] LC−MS(Agilent):R t 3.32分;C 17 H 16 ClNO 3についての計算値m/z[M+H] + 318.08、[M+Na] + 340.1、実測値[M+H] + 318.1、[M+Na] + 340.1。 1 H−NMR:(400MHz、DMSO−d 6 )δ(ppm):11.1(s、1H)、7.70(m、4H)、7.62〜7.59(m、3H)、7.06(d、J=8.8Hz、2H)、1.53(s、6H)。 [式102−化合物13aおよび13b] [中間体B:(4−(1−(3,5,5,8,8−ペンタメチル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル)ビニル)フェニル)メタノール] LC−MS(Agilent):R t 3.77分;C 24 H 30 Oについての計算値m/z[M+Na] + 357.2、実測値357.2。 [中間体C:4−(1−(3,5,5,8,8−ペンタメチル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル)ビニル)ベンズアルデヒド] LC−MS(Agilent):R t 3.93分;C 20 H 28 Oについての計算値m/z[M+H] + 333.5、[M+Na] + 355.5、実測値[M+H] + 333.2、[M+Na] + 355.2。 [13a:4−(1−(3,5,5,8,8−ペンタメチル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル)ビニル)ベンズアルデヒドオキシム] LC−MS(Agilent):R t 3.93分;C 24 H 29 NOについての計算値m/z[M+H] + 348.2、[M+Na] + 370.5、実測値[M+H] + 348.2、[M+Na] + 370.2。 1 H NMR:(400MHz、CDCl 3 )δ(ppm):8.12(s、1H)、7.51(d、J=8.4Hz、2H)、7.31(d、J=8.4Hz、2H)、7.12(s、1H)、7.07(s、1H)、5.77(d、J=1.2Hz、1H)、5.25(d、J=1.2Hz、1H)、1.96(s、3H)、1.70(s、4H)、1.30(s、6H)、1.27(s、6H)。 [13b:4−(1−(3,5,5,8,8−ペンタメチル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル)ビニル)ベンズアルデヒドO−メチルオキシム] LC−MS(Agilent):R t 4.42分;C 25 H 31 NOについての計算値m/z[M+H] + 362.2、[M+Na] + 384.5、実測値[M+H] + 362.3、[M+Na] + 384.2。 1 H NMR:(400MHz、CDCl 3 )δ(ppm):8.04(s、1H)、7.51(d、J=8.4Hz、2H)、7.29(d、J=10.8Hz、2H)、7.12(s、1H)、7.07(s、1H)、5.76(s、1H)、2.25(s、1H)、3.97(s、3H)、1.95(s、3H)、1.69(s、4H)、1.30(s、6H)、1.27(s、6H)。 [式151−化合物14aおよび14b] [中間体B:2−(2−クロロフェニル)−2−(6,7−ジヒドロチエノ[3,2−c]ピリジン−5(4H)−イル)酢酸メチル] [中間体C:2−(2−クロロフェニル)−2−(6,7−ジヒドロチエノ[3,2−c]ピリジン−5(4H)−イル)エタノール] LC−MS(Agilent):R t 2.88分;C 15 H 16 ClNOSについての計算値m/z[M+H] + 294.06、実測値294.1。 1 H NMR:(400MHz、CDCl 3 )δ(ppm):7.49(m、2H)、7.28(m、2H)、7.10(d、J=5.2Hz、1H)、6.75(d、J=5.2Hz、1H)、4.55(dd、J=4.8、4.4Hz、1H)、4.00(dd、J=11.2、7.6Hz、1H)、3.84(dd、J=11.2、4.8Hz、1H)、3.80(d、J=14.4Hz、1H)、3.68(d、J=14.4Hz、1H)、3.06(m、1H)、2.90(m、2H)、2.80(m、1H)。 [中間体D:2−(2−クロロフェニル)−2−(6,7−ジヒドロチエノ[3,2−c]ピリジン−5(4H)−イル)アセトアルデヒド] [14a:酢酸2−(2−クロロフェニル)−2−(6,7−ジヒドロチエノ[3,2−c]ピリジン−5(4H)−イル)エチル] LC−MS(Agilent):R t 3.15分;C 17 H 18 ClNO 2 Sについての計算値m/z[M+H] + 336.07、実測値336.1。 1 H NMR:(400MHz、CDCl 3 )δ(ppm):7.61(m、1H)、7.38(m、1H)、7.26(m、2H)、7.09(d、J=4.8Hz、1H)、6.97(d、J=4.8Hz、1H)、4.55(m、1H)、4.41(t、J=5.6Hz、1H)、4.37(m、1H)、3.83(d、J=14.4Hz、1H)、3.62(d、J=14.8Hz、1H)、2.76〜2.93(m、4H)、2.00(s、3H)。 [14b:(E)−2−(2−クロロフェニル)−2−(6,7−ジヒドロチエノ[3,2−c]ピリジン−5(4H)−イル)アセトアルデヒドO−メチルオキシム] LC−MS(Agilent):R t 2.88分;C 16 H 17 ClNO 2 OSについての計算値m/z[M+H 2 O+H] + 339.08、実測値339.1。 1 H NMR:(400MHz、CDCl 3 )δ(ppm):8.15(s、1H)、7.22〜7.39(m、5H)、7.14(d、J=5.2Hz、1H)、4.35(dd、J=8.4、4.0Hz、1H)、3.95(s、3H)、3.79(dd、J=10.8、4.0Hz、1H)、3.50(dd、J=10.8、8.4Hz、1H)、3.08(m、2H)、2.83(m、2H)。 [式121−化合物15aおよび15b] [中間体E:(4−アミノ−2−クロロフェニル)(5H−ベンゾ[e]ピロロ[1,2−a][1,4]ジアゼピン−10(11H)−イル)メタノン] [中間体F:4−((5H−ベンゾ[e]ピロロ[1,2−a][1,4]ジアゼピン−10(11H)−イル)メチル)−3−クロロアニリン] LC−MS(Agilent):R t 3.41分;C 19 H 18 ClN 3についての計算値m/z[M+H] + 324.12、実測値324.1。 [15a:N−(4−((5H−ベンゾ[e]ピロロ[1,2−a][1,4]ジアゼピン−10(11H)−イル)メチル)−3−クロロフェニル)−5−フルオロ−2−メチルベンズアミド] LC−MS(Agilent):R t 3.69分;C 27 H 23 ClFN 3 Oについての計算値m/z[M+H] + 460.15、実測値460.1。 1 H NMR:(400MHz、DMSO−d 6 )δ(ppm):10.5(s、1H)、8.01(d、J=2.0Hz、1H)、7.57(dd、J=8.4、2.0Hz、1H)、7.37〜7.31(m、3H)、7.25(m、1H)、7.15(dd、J=7.6、1.6Hz、1H)、7.08(m、1H)、6.82(m、1H)、6.70(m、1H)、6.63(d、J=8.4Hz、1H)、5.89〜5.92(m、2H)、5.29(s、2H)、4.48(d、J=3.6Hz、4H)、2.35(s、3H)。 [15b:(5H−ベンゾ[e]ピロロ[1,2−a][1,4]ジアゼピン−10(11H)−イル)(2−クロロ−4−(5−フルオロ−2−メチルベンジルアミノ)フェニル)メタノン] LC−MS(Agilent):R t 3.49分;C 27 H 23 ClFN 3 Oについての計算値m/z[M+H] + 460.15、実測値460.1。 1 H NMR:(400MHz、CDCl 3 )δ(ppm):7.25(m、1H)、7.19〜6.79(m、7H)、6.65(m、1H)、6.43(m、1H)、6.24(m、1H)、6.10〜5.98(m、2H)、5.38〜4.77(m、4H)、4.17(m、2H)、2.26(s、3H)。 [式158−化合物16aおよび16b] [中間体B:(4−クロロフェニル)(3−(ヒドロキシメチル)−5−メトキシ−2−メチル−1H−インドール−1−イル)メタノン] LC−MS(Agilent):R t 3.45分;C 19 H 18 ClNO 3についての計算値m/z[M+Na] + 366.1、実測値366.1。 1 H NMR:(400MHz、CDCl 3 )δ(ppm):7.66(dd、J=6.8、2.0Hz、2H)、7.48(dd、J=6.8、2.0Hz、2H)、6.97(d、J=2.4Hz、1H)、6.89(d、J=8.8Hz、1H)、6.68(dd、J=8.8Hz、2.4Hz、1H)、3.88(t、J=6.8Hz、2H)、3.87(s、3H)、2.96(t、J=6.8Hz、2H)、2.39(s、3H)。 [中間体C:2−(1−(4−クロロベンゾイル)−5−メトキシ−2−メチル−1H−インドール−3−イル)アセトアルデヒド] LC−MS(Agilent):R t 3.47分;C 19 H 16 ClNO 3についての計算値m/z[M+MeOH+Na] + 396.08、実測値369.1。 1 H NMR:(400MHz、CDCl 3 )δ(ppm):9.73(s、1H)、7.70(d、J=8.4Hz、2H)、7.50(d、J=8.4Hz、2H)、7.29(s、1H)、6.87(m、1H)、6.71(m、1H)、3.85(s、3H)、3.75(d、J=1.6Hz、2H)、2.40(s、3H)。 [16a:2−(1−(4−クロロベンゾイル)−5−メトキシ−2−メチル−1H−インドール−3−イル)アセトアルデヒドオキシム] LC−MS(Agilent):R t 3.40分;C 19 H 17 ClN 2 O 3についての計算値m/z[M+H] + 357.09、[M+Na] + 379.09、実測値[M+H] + 357.1、[M+Na] + 379.1。 1 H NMR:(400MHz、DMSO−d 6 )δ(ppm):11.2(s、0.5H)、10.6(s、0.5H)、7.70〜7.63(m、4H)、7.38(t、J=6.0Hz、0.5H)、7.08(m、1H)、6.94(dd、J=9.2、4.8Hz、1H)、6.73〜6.70(m、1.5H)、3.77(s、3H)、3.67(d、J=5.6Hz、1H)、3.54(d、J=6.0Hz、1H)、2.23(s、3H)。 [16b:2−(1−(4−クロロベンゾイル)−5−メトキシ−2−メチル−1H−インドール−3−イル)アセトアルデヒドO−メチルオキシム] LC−MS(Agilent):R t 3.55分;C 20 H 19 ClN 2 O 3についての計算値m/z[M+H] + 371.11、[M+Na] + 393.11、実測値[M+H] + 371.1、[M+Na] + 393.1。 1 H NMR:(400MHz、DMSO−d 6 )δ(ppm):7.69(AB、J=8.4Hz、2H)、7.65(AB、J=8.8Hz、2H)、7.45(t、J=6.4Hz、0.5H)、7.10(d、J=2.8Hz、0.5H)、7.05(d、J=2.4Hz、0.5H)、6.94(dd、J=9.2、2.8Hz、1H)、6.82(t、J=5.6Hz、0.5H)、6.73(dd、J=9.2、2.4Hz、1H)、3.89(s、1.5H)、3.77(s、3H)、3.74(s、1.5H)、3.66(d、J=5.6Hz、1H)、3.56(d、J=6.0Hz、1H)、2.24(s、1.5H)、2.22(s、1.5H)。 [式154−化合物17a] [中間体B:2−(2,3−ジクロロベンジリデン)−3−オキソブタン酸(Z)−メチル] LC−MS(Agilent):R t 3.62分;C 12 H 10 Cl 2 O 3についての計算値m/z[M+H] + 273.1、[M+Na] + 295.0、実測値[M+H] + 273.0、[M+Na] + 294.9。 [中間体C:3−(2,3−ジクロロフェニル)−2−(2−メチル−1,3−ジオキソラン−2−イル)アクリル酸(Z)−メチル] LC−MS(Waters):R t 7.46分;C 14 H 14 Cl 2 O 4についての計算値m/z[M+Na] + 339.03、実測値338.9。 [中間体D:(E)−3−(2,3−ジクロロフェニル)−2−(2−メチル−1,3−ジオキソラン−2−イル)プロプ−2−エン−1−オル] LC−MS(Waters):R t 6.88分;C 13 H 14 Cl 2 O 3についての計算値m/z[M+Na] + 311.03、実測値311.0。 [中間体E:(E)−3−(2,3−ジクロロフェニル)−2−(2−メチル−1,3−ジオキソラン−2−イル)アクリルアルデヒド] [中間体F:(1E,2E)−3−(2,3−ジクロロフェニル)−2−(2−メチル−1,3−ジオキソラン−2−イル)アクリルアルデヒドオキシム] LC−MS(Waters):R t 8.03分;C 13 H 13 Cl 2 NO 3についての計算値m/z[M+H] + 302.03、[M+Na] + 324.03、実測値[M+H] + 302.0、[M+Na] + 324.0。 [中間体G:(1E,2E)−3−(2,3−ジクロロフェニル)−2−(2−メチル−1,3−ジオキソラン−2−イル)アクリルアルデヒドO−アリルオキシム] [中間体H:(1E,2E)−2−(2,3−ジクロロベンジリデン)−3−オキソブタナールO−アリルオキシム] LC−MS(Waters):R t 4.28分;C 14 H 13 Cl 2 NO 2についての計算値m/z[M+H] + 298.03、[M+Na] + 320.03、実測値[M+H] + 297.9、[M+Na] + 319.9。 [中間体I:3−イミノブタン酸エチル] [中間体J:5−((アリルオキシイミノ)メチル)−4−(2,3−ジクロロフェニル)−2,6−ジメチル−1,4−ジヒドロピリジン−3−カルボン酸(E)−エチル] LC−MS(Waters):R t 6.67分;C 20 H 22 Cl 2 N 2 O 3についての計算値m/z[M+H] + 409.1、実測値409.0。 [17a:4−(2,3−ジクロロフェニル)−5−((ヒドロキシイミノ)メチル)−2,6−ジメチル−1,4−ジヒドロピリジン−3−カルボン酸(E)−エチル] LC−MS(Agilent):R t 3.35分;C 17 H 18 Cl 2 N 2 O 3についての計算値m/z[M+H] + 369.07、実測値369.1。 1 H NMR:(400MHz、DMSO−d 6 )δ(ppm):10.3(s、1H)、8.74(s、1H)、7.84(s、1H)、7.35(dd、J=7.6、1.6Hz、1H)、7.27(dd、J=8.0、1.6Hz、1H)、7.22(m、1H)、5.28(s、1H)、3.94(qd、J=7.2、1.2Hz、2H)、2.22(s、3H)、1.99(s、3H)、1.09(t、J=7.2Hz、3H)。 [式98−化合物18aおよび18b] [18a:6−(((5S,5aR,8R,8aR,9R)−8−ヒドロキシ−9−(4−ヒドロキシ−3,5−ジメトキシフェニル)−5,5a,6,8,8a,9−ヘキサヒドロフロ[3',4':6,7]ナフト[2,3−d][1,3]ジオキソール−5−イル)オキシ)−2−メチルヘキサヒドロピラノ[3,2−d][1,3]ジオキシン−7,8−ジオール] LC−MS(Agilent):R t 3.07分;C 29 H 34 O 13についての計算値m/z[M+Na] + 613.2、実測値613.1。 1 H NMR:(400MHz、CDCl 3 )δ(ppm):6.76(s、1H)、6.51(s、1H)、6.09(s、2H)、5.98(d、J=3.6Hz、2H)、5.50(s、1H)、4.95(d、J=2.8Hz、1H)、4.70(m、2H)、4.32(m、2H)、4.20(m、2H)、3.82(t、J=7.6Hz、1H)、3.77(s、6H)、3.60(m、2H)、3.41(m、1H)、3.31〜3.21(m、2H)、2.75(m、1H)、2.53(m、1H)、1.39(d、J=4.8Hz、3H)。 [中間体B:(5R,5aR,8aR,9S)−5−(4−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−3,5−ジメトキシフェニル)−9−((7−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−8−ヒドロキシ−2−メチルヘキサヒドロピラノ[3,2−d][1,3]ジオキシン−6−イル)オキシ)−5,5a,8a,9−テトラヒドロフロ[3',4':6,7]ナフト[2,3−d][1,3]ジオキソール−6(8H)−オン] LC−MS(Agilent):R t 3.99分;C 41 H 60 O 13 Si 2についての計算値m/z[M+Na] + 839.36、実測値840.0。 1 H NMR:(400MHz、CDCl 3 )δ(ppm):6.85(s、1H)、6.58(s、1H)、6.22(s、2H)、6.01(dd、J=10.8、1.2Hz、2H)、4.91(d、J=3.6Hz、1H)、4.69(m、1H)、4.63(d、J=8.0Hz、1H)、4.59(d、J=5.2Hz、1H)、4.41(dd、J=10.4、8.8Hz、1H)、4.22〜4.13(m、2H)、3.67(s、6H)、3.66(t、J=8.4Hz、1H)、3.56(t、J=6.0Hz、1H)、3.40(t、J=8.0Hz、1H)、3.30〜3.20(m、3H)、2.87(m、1H)、1.36(d、J=4.8Hz、3H)、0.99(s、9H)、0.90(s、9H)、0.11(m、12H)。 [中間体C:(5R,5aR,6R,8aR,9S)−5−(4−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−3,5−ジメトキシフェニル)−9−((7−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−8−ヒドロキシ−2−メチルヘキサヒドロピラノ[3,2−d][1,3]ジオキシン−6−イル)オキシ)−5,5a,6,8,8a,9−ヘキサヒドロフロ[3',4':6,7]ナフト[2,3−d][1,3]ジオキソール−6−オル] [中間体D:7−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−6−(((5S,5aR,8R,8aR,9R)−9−(4−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−3,5−ジメトキシフェニル)−8−メトキシ−5,5a,6,8,8a,9−ヘキサヒドロフロ[3',4':6,7]ナフト[2,3−d][1,3]ジオキソール−5−イル)オキシ)−2−メチルヘキサヒドロピラノ[3,2−d][1,3]ジオキシン−8−オル] LC−MS(Waters):R t 3.43分;C 42 H 64 O 13 Si 2についての計算値m/z[M−2TBS+Na] + 627.22、実測値627.1。 [18b:6−(((5S,5aR,8R,8aR,9R)−9−(4−ヒドロキシ−3,5−ジメトキシフェニル)−8−メトキシ−5,5a,6,8,8a,9−ヘキサヒドロフロ[3',4':6,7]ナフト[2,3−d][1,3]ジオキソール−5−イル)オキシ)−2−メチルヘキサヒドロピラノ[3,2−d][1,3]ジオキシン−7,8−ジオール] LC−MS(Agilent):R t 3.26分;C 30 H 36 O 13についての計算値m/z[M+Na] + 627.22、実測値627.3。 1 H NMR:(400MHz、CDCl 3 )δ(ppm):6.75(s、1H)、6.52(s、1H)、6.12(s、2H)、5.98(d、J=10.0Hz、2H)、5.47(s、1H)、4.90(d、J=3.2Hz、1H)、4.75(m、1H)、4.52(d、J=7.6Hz、1H)、4.33(m、2H)、4.18(m、1H)、4.11(m、1H)、3.88(t、J=7.6Hz、1H)、3.78(s、6H)、3.72(m、1H)、3.59(m、1H)、3.42(m、1H)、3.40(s、3H)、3.36(m、2H)、2.80〜2.75(m、1H)、2.55〜2.47(m、1H)、1.40(d、J=4.8Hz、3H)。 [式57−化合物19a] [19a:酸化(E)−4−((4−((3−クロロ−4−(ピリジン−2−イルメトキシ)フェニル)アミノ)−3−シアノ−7−エトキシキノリン−6−イル)アミノ)−N,N−ジメチル−4−オキソブト−2−エン−1−アミン] LC−MS(Agilent):R t 3.03分;C 30 H 29 ClN 6 O 4についての計算値m/z[M+H] + 573.19、実測値573.2。 1 H NMR:(400MHz、CD 3 OD)δ(ppm):8.98(s、1H)、8.57(m、1H)、8.39(s、1H)、7.92(td、J=7.2、1.6Hz、1H)、7.72(d、J=8.0Hz、1H)、7.39(m、1H)、7.36(d、J=2.4Hz、1H)、7.28(s、1H)、7.24〜7.13(m、3H)、6.74(d、J=15.6Hz、1H)、5.29(s、2H)、4.32(q、J=6.8Hz、2H)、4.20(d、J=7.2Hz、2H)、3.28(s、6H)、1.57(t、J=6.8Hz、3H)。 [式153−化合物20aおよび20b] [中間体B:(R)−2−(1,8−ジエチル−1,3,4,9−テトラヒドロピラノ[3,4−b]インドール−1−イル)エタノール] LC−MS(Waters):R t 5.89分;C 17 H 23 NO 2についての計算値m/z[M+Na] + 296.17、実測値296.1。 [中間体C:(R)−2−(1,8−ジエチル−1,3,4,9−テトラヒドロピラノ[3,4−b]インドール−1−イル)アセトアルデヒド] LC−MS(Waters):R t 6.03分;C 17 H 21 NO 2についての計算値m/z[M+MeOH+Na] + 326.3、実測値326.1。 [20a:(R)−2−(1,8−ジエチル−1,3,4,9−テトラヒドロピラノ[3,4−b]インドール−1−イル)アセトアルデヒドオキシム] LC−MS(Agilent):R t 3.48分;C 17 H 22 N 2 O 2についての計算値m/z[M+H] + 287.17、実測値287.2。 1 H−NMR:(400MHz、DMSO−d 6 )δ(ppm):10.8(s、0.5H)、10.5(s、1H)、10.4(s、0.5H)、7.25〜7.22(m、1H)、7.16(dd、J=6.8、5.2Hz、0.5H)、6.94〜6.87(m、2H)、6.58(app t、J=4.4Hz、0.5H)、3.92(m、2H)、2.96〜2.81(m、3.5H)、2.70〜2.62(m、2.5H)、2.0(m、1H)、1.83(m、1H)、1.25(m、3H)、0.75(t、J=7.2Hz、1.5H)、0.71(t、J=7.2Hz、1.5H)。 [20b:(R)−2−(1,8−ジエチル−1,3,4,9−テトラヒドロピラノ[3,4−b]インドール−1−イル)アセトアルデヒドO−メチルオキシム] LC−MS(Agilent):R t 3.52分;C 18 H 24 N 2 O 2についての計算値m/z[M+H] + 301.18、[M+Na] + 323.4、実測値[M+H] + 301.2、[M+Na] + 323.2。 1 H−NMR(400MHz、DMSO−d 6 )δ(ppm):10.5(m、1H)、7.25〜7.20(m、1.5H)、6.94〜6.88(m、2H)、6.62(t、J=4.8Hz、0.5H)、3.91(m、2H)、3.77(s、1.5H)、3.67(s、1.5H)、2.96〜2.82(m、3.5H)、2.73〜2.63(m、2.5H)、1.96〜2.05(m、1H)、1.90〜1.75(m、1H)、1.25(m、3H)、0.75(t、J=7.2Hz、1.5H)、0.71(t、J=7.2Hz、1.5H)。 [式123−化合物21aおよび21b] [中間体C:1−酸化4−(((3−((1−アセチル−3,3−ジメチルインドリン−6−イル)カルバモイル)ピリジン−2−イル)アミノ)メチル)ピリジン] LC−MS(Agilent):R t 3.24分;C 24 H 25 N 5 O 3についての計算値m/z[M+H] + 432.49、実測値432.2。 1 H NMR:(400MHz、DMSO−d 6 )δ(ppm):10.3(s、1H)、8.48(t、J=6.0Hz、1H)、8.35(s、1H)、8.16〜8.08(m、4H)、7.45(dd、J=8.0、1.2Hz、1H)、7.33(d、J=6.8Hz、2H)、7.20(d、J=8.0Hz、1H)、6.70(m、1H)、4.62(d、J=6.0Hz、2H)、3.87(s、2H)、2.17(s、3H)、1.30(s、6H)。 [21a:3,3−ジメチル−N−((2−(ピリジン−4−イルメチルアミノ)ピリジン−3−イル)メチル)インドリン−6−アミン] LC−MS(Agilent):R t 3.19分;C 22 H 25 N 5についての計算値m/z[M+H] + 360.47、実測値360.2。 1 H NMR:(400MHz、DMSO−d 6 )δ(ppm):8.93(br s、3H)、8.09(br s、2H)、7.84(m、2H)、7.14(d、J=8.0Hz、1H)、6.91(m、1H)、6.69(d、J=8.0Hz、1H)、6.61(s、1H)、5.18(s、2H)、4.37(s、2H)、3.38(s、3H)、3.17(s、1H)、1.29(s、6H)。 [21b:1−酸化4−(((3−((3,3−ジメチルインドリン−6−イル)カルバモイル)ピリジン−2−イル)アミノ)メチル)ピリジン] LC−MS(Agilent):R t 2.85分;C 22 H 23 N 5 O 2についての計算値m/z[M+H] + 390.45、実測値390.2。 1 H NMR:(400MHz、DMSO−d 6 )δ(ppm):9.98(s、1H)、8.42(t、J=6.0Hz、1H)、8.14(m、3H)、8.03(d、J=6.8Hz、1H)、7.31(d、J=6.4Hz、2H)、6.97〜6.87(m、3H)、6.68(dd、J=4.8、2.4Hz、1H)、5.55(s、1H)、4.62(d、J=6.0Hz、2H)、3.19(s、2H)、1.22(s、6H)。 [式152−化合物22a] [中間体C:2−(4−メトキシフェニル)ベンゾ[b][1,4]チアゼピン−3,4(2H,5H)−ジオン] [中間体D:2−(4−メトキシフェニル)−2H−スピロ[ベンゾ[b][1,4]チアゼピン−3,2'−[1,3]ジオキソラン]−4(5H)−オン] LC−MS(Agilent):R t 2.83分;C 18 H 17 NO 4 Sについての計算値m/z[M+H] + 344.09、実測値344.1。 [22a:5−(2−(ジメチルアミノ)エチル)−2−(4−メトキシフェニル)−2H−スピロ[ベンゾ[b][1,4]チアゼピン−3,2'−[1,3]ジオキソラン]−4(5H)―オン] LC−MS(Agilent):R t 2.91分;C 22 H 26 N 2 O 4 Sについての計算値m/z[M+H] + 415.16、実測値415.2。 1 H NMR:(400MHz、DMSO−d 6 )δ(ppm):7.51(d、J=8.8Hz、2H)、7.44(d、J=7.2Hz、1H)、7.33(m、2H)、7.07(m、1H)、6.88(d、J=8.8Hz、2H)、5.41(s、1H)、3.82〜4.13(m、6H)、3.70(s、3H)、2.30〜2.46(m、2H)、2.17(s、6H)。 [式104−化合物23aおよび23b] [23a:3−(3,5−ジブロモ−4−(4−ヒドロキシ−3−イソプロピルフェノキシ)フェニルアミノ)プロパン酸] LC−MS(Agilent):R t 3.40分;C 18 H 19 Br 2 NO 4についての計算値m/z[M+H] + 473.97、実測値474.0。 1 H NMR:(400MHz、DMSO−d 6 )δ(ppm):8.95(s、1H)、6.88(s、2H)、6.65〜6.62(m、2H)、6.26〜6.23(dd、J=8.4、2.8Hz、1H)、6.16〜6.13(m、1H)、3.24(m、2H)、3.17(sept、J=7.2Hz、1H)、2.49(t、J=6.8Hz、2H)、1.10(d、J=7.2Hz、6H)。 [23b:N−(4−(4−ヒドロキシ−3−イソプロピルフェノキシ)−3,5−ジブロモフェニル)−3,3−ジエトキシプロパンアミド] LC−MS(Agilent):R t 3.69分;C 22 H 27 Br 2 NO 5についての計算値m/z[M+Na] + 566.0、568.0、実測値566.0、568.0。 1 H NMR:(400MHz、DMSO−d 6 )δ(ppm):10.3(s、1H)、9.05(s、1H)、7.98(s、2H)、6.66(m、2H)、6.27(dd、J=8.8、3.2Hz、1H)、4.92(t、J=5.6Hz、1H)、3.66〜3.59(m、2H)、3.54〜3.46(m、2H)、3.15(pent、J=7.2Hz、1H)、2.65〜2.64(d、J=5.6Hz、2H)、1.13〜1.10(m、12H)。 [式3−化合物24aおよび24b] [中間体B:1−(3−(トリフルオロメチル)−5,6−ジヒドロ−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−7(8H)−イル)−4−(2,4,5−トリフルオロフェニル)ブタン−1,3−ジオン] [24a:(R)−4−(3−(トリフルオロメチル)−5,6−ジヒドロ−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−7(8H)−イル)−1−(2,4,5−トリフルオロフェニル)ブタン−2−アミン] LC−MS(Agilent):R t 2.98分;C 16 H 17 F 6 N 5についての計算値m/z[M+H] + 394.14、実測値394.1。 1 H NMR:(400MHz、CD 3 OD)δ(ppm):7.35(m、1H)、7.24(m、1H)、4.26(t、J=5.6Hz、2H)、3.94(AB、J=15.2Hz、1H)、3.87(AB、J=15.6Hz、1H)、3.68(m、1H)、3.12〜2.93(m、4H)、2.82(m、2H)、1.89(m、2H)。 [24b:3−(メトキシイミノ)−1−(3−(トリフルオロメチル)−5,6−ジヒドロ−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−7(8H)−イル)−4−(2,4,5−トリフルオロフェニル)ブタン−1−オン] LC−MS(Agilent):R t 3.36分;C 17 H 15 F 6 N 5 O 2についての計算値m/z[M+H] + 436.11、[M+Na] + 458.1、実測値[M+H] + 436.1、[M+Na] + 458.1。 1 H NMR:(400MHz、CDCl 3 )δ(ppm):7.14〜7.07(m、1H)、6.94〜6.90(m、1H)、5.04〜4.90(m、2H)、4.18(m、2H)、4.12〜3.94(m、2H)、3.91(br s、1H)、3.82(br s、1H)、3.78〜3.70(m、1H)、3.65(m、2H)、3.49〜3.40(m、1H)、3.37〜3.31(m、1H)。 [式2−化合物25a] [25a:8−シクロペンチル−6−(1−ヒドロキシエチル)−5−メチル−2−(5−(ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イルアミノ)ピリド[2,3−d]ピリミジン−7(8H)−オン] LC−MS(Agilent):R t 3.02分;C 24 H 31 N 7 O 2についての計算値m/z[M+H] + 450.25、実測値450.3。 1 H NMR:(400MHz、DMSO−d 6 )δ(ppm):9.86(s、1H)、8.91(s、1H)、8.02(d、J=2.8Hz、1H)、7.87(d、J=9.2Hz、1H)、7.44(dd、J=8.8、2.8Hz、1H)、5.86(m、1H)、5.23(m、1H)、5.15(d、J=5.6Hz、1H)、3.06(m、4H)、2.86(m、4H)、2.55(s、3H)、2.25(m、2H)、1.91(m、2H)、1.75(m、2H)、1.59(m、2H)、1.35(d、J=6.4Hz、3H)。 [式142−化合物26aおよび26b] [中間体B:(Z)−2−(11−(3−(ジメチルアミノ)プロピリデン)−6,11−ジヒドロジベンゾ[b,e]オキセピン−2−イル)−N−メトキシ−N−メチルアセトアミド] LC−MS(Waters):R t 4.57分;C 23 H 28 N 2 O 3についての計算値m/z[M+H] + 381.21、実測値381.1。 [26a:(Z)−2−(11−(3−(ジメチルアミノ)プロピリデン)−6,11−ジヒドロジベンゾ[b,e]オキセピン−2−イル)アセトアルデヒドオキシム] LC−MS(Agilent):R t 3.04分;C 21 H 24 N 2 O 2についての計算値m/z[M+H] + 337.18、実測値337.2。 1 H NMR:(400MHz、DMSO−d 6 )δ(ppm):11.0(s、0.5H)、10.6(s、0.5H)、7.40〜7.25(m、4.5H)、7.04(m、2H)、6.78(m、1.5H)、5.68(t、J=6.8Hz、1H)、5.20(m、2H)、3.53(d、J=5.2Hz、1H)、3.18(d、J=4.4Hz、0.5H)、2.48〜2.39(m、4H)、2.11(s、6H)。 [26b:(Z)−2−(11−(3−(ジメチルアミノ)プロピリデン)−6,11−ジヒドロジベンゾ[b,e]オキセピン−2−イル)アセトアルデヒドO−メチルオキシム] LC−MS(Agilent):R t 3.22分;C 22 H 26 N 2 O 2についての計算値m/z[M+H] + 351.2、実測値351.2。 1 H NMR:(400MHz、DMSO−d 6 )δ(ppm):7.49(t、J=6.4Hz、0.5H)、7.38〜7.25(m、4H)、7.02(m、2H)、6.87(t、J=5.6Hz、0.5H)、6.80(dd、J=8.0、2.4Hz、1H)、5.67(t、J=6.4Hz、1H)、5.15(br s、2H)、3.83(s、1.3H)、3.73(s、1.7H)、3.55(d、J=5.6Hz、1H)、3.41(d、J=6.4Hz、1H)、2.54(m、4H)、2.23(s、6H)。 [式29−化合物27a] [中間体B:塩化(6R,7S)−7−(2−(シアノメチルチオ)アセトアミド)−7−メトキシ−3−((1−メチル−1H−テトラゾール−5−イルチオ)メチル)−8−オキソ−5−チア−1−アザ−ビシクロ[4.2.0]オクト−2−エン−2−カルボニル] LC−MS(Agilent):R t 1.25分;C 22 H 27 Br 2 NO 5についての計算値m/z[M−Cl − +HOCH 3 ] + 486.06、実測値485.9。 [実施例27a:2−(シアノメチルチオ)−N−((6R,7S)−2−(ヒドロキシメチル)−7−メトキシ−3−((1−メチル−1H−テトラゾール−5−イルチオ)メチル)−8−オキソ−5−チア−1−アザ−ビシクロ[4.2.0]オクト−2−エン−7−イル)アセトアミド] LC−MS(Agilent):R t 0.91分;C 15 H 19 N 7 O 4 S 3についての計算値m/z[M+Na] + 480.07、実測値479.9。 1 H NMR:(400MHz、DMSO−d 6 )δ(ppm):9.52(s、1H)、5.15(t、J=5.6Hz、1H)、5.09(s、1H)、4.30(m、2H)、4.25(d、J=13.6Hz、1H)、4.04(d、J=13.6Hz、1H)、3.93(s、3H)、3.76(m、2H)、3.63(d、J=17.6Hz、1H)、3.48(br s、2H)、3.42(s、3H)、3.31(d、J=17.6Hz、1H)。 [式125−化合物28a] [中間体B:(S)−5−(ベンジルオキシ)−2−(tert−ブトキシカルボニル)−5−オキソペンタン酸] LC−MS(Agilent):R t 3.40分;C 17 H 23 NO 6についての計算値m/z[M+Na] + 360.15、実測値360.1。 [中間体C:4−(tert−ブトキシカルボニル)−5−ヒドロキシペンタン酸(S)−ベンジル] LC−MS(Waters):R t 5.54分;C 17 H 25 NO 5についての計算値m/z[M+Na] + 346.17、実測値346.0。 [中間体D:5−アセトキシ−4−(tert−ブトキシカルボニル)ペンタン酸(S)−ベンジル] LC−MS(Waters):R t 5.72分;C 19 H 27 NO 6についての計算値m/z[M+Na] + 388.17、実測値388.0。 1 H NMR:(400MHz、CDCl 3 )δ(ppm):7.38(m、5H)、5.15(s、2H)、4.61(d、J=8.4Hz、1H)、4.09(m、2H)、3.92(m、1H)、2.49(t、J=7.6Hz、2H)、2.09(s、3H)、1.94(m、1H)、1.73(m、1H)、1.45(s、9H)。 [中間体E:5−アセトキシ−4−アミノペンタン酸(S)−ベンジル] [中間体G:4−(2−(2−アミノ−4−オキソ−4,7−ジヒドロ−3H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−イル)エチル)安息香酸] LC−MS(Waters):R t 5.10分;C 15 H 14 N 4 O 3についての計算値m/z[M+H] + 299.11、実測値299.1。 1 H−NMR:(400MHz、DMSO−d 6 )δ(ppm):11.6(br s、1H)、11.5(s、1H)、7.84(d、J=8.0Hz、2H)、7.30(d、J=8.0Hz、2H)、6.49(s、1H)、2.85〜2.97(m、4H)。 [中間体H:5−アセトキシ−4−(4−(2−(2−アミノ−4−オキソ−4,7−ジヒドロ−3H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−イル)エチル)ベンズアミド)ペンタン酸(S)−ベンジル] LC−MS(Waters):R t 6.14分;C 29 H 31 N 5 O 6についての計算値m/z[M+H] + 546.23、実測値546.0。 [実施例28a:(S)−5−アセトキシ−4−(4−(2−(2−アミノ−4−オキソ−4,7−ジヒドロ−3H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−イル)エチル)ベンズアミド)ペンタン酸] LC−MS(Waters):R t 4.13分;C 22 H 25 N 5 O 6についての計算値m/z[M+H] + 456.18、実測値456.0。 1 H NMR:(400MHz、DMSO−d 6 )δ(ppm):10.9(s、1H)、10.6(br s、1H)、8.17(d、J=8.4Hz、1H)、7.74(d、J=8.0Hz、2H)、7.29(d、J=8.0Hz、2H)、6.57(br s、2H)、6.40(s、1H)、4.24〜3.90(m、3H)、2.97(m、2H)、2.86(m、2H)、2.28(m、2H)、2.0(s、3H)、1.91〜1.65(m、2H)。 [式101−化合物29aおよび29b] [29a:(3S,10R,13S,17R)−17−((R)−1−ヒドロキシエチル)−6,10,13−トリメチル−2,3,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17−ドデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]フェナンスレン−3,17−ジオール29b:(3S,10R,13S,17R)−17−((S)−1−ヒドロキシエチル)−6,10,13−トリメチル−2,3,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17−ドデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]フェナンスレン−3,17−ジオール] LC−MS(Agilent):R t 3.69分;C 22 H 34 O 3についての計算値m/z[M+Na] + 369.25、実測値369.2。 1 H NMR:(400MHz、DMSO−d 6 )δ(ppm):5.47(s、1H)、5.43(s、1H)、4.72(d、J=5.6Hz、1H)、4.12(d、J=6.4Hz、1H)、4.07(m、1H)、3.61(m、1H)、3.54(s、1H)、1.96(m、2H)、1.90〜1.65(m、6H)、1.65〜1.35(m、6H)、1.20(m、3H)、1.02(d、J=6.4Hz、3H)、0.89(s、3H)、0.85(m、1H)、0.69(s、3H)。 他の異性体(40mg、20%)は白色の固体として得られ、(3S,10R,13S,17R)−17−((S)−1−ヒドロキシエチル)−6,10,13−トリメチル−2,3,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17−ドデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]フェナンスレン−3,17−ジオールと表示された。 LC−MS(Agilent):R t 3.66分;C 22 H 34 O 3についての計算値m/z[M+Na] + 369.25、実測値369.2。 1 H NMR:(400MHz、DMSO−d 6 )δ(ppm):5.46(s、1H)、5.43(s、1H)、4.72(d、J=5.6Hz、1H)、4.07(m、1H)、4.01(d、J=6.8Hz、1H)、3.75(クイント、J=6.8Hz、1H)、3.43(s、1H)、2.01(m、1H)、1.85(m、1H)、1.75〜1.65(m、6H)、1.60〜1.40(m、5H)、1.40〜1.10(m、4H)、1.01(d、J=6.0Hz、3H)、0.90(s、3H)、0.86(m、1H)、0.78(s、3H)。 [式93−化合物30a] [中間体B:N1−(3,4−ジメトキシフェネチル)−4−(3,4−ジメトキシフェニル)−4−イソプロピル−N1−メチルペンタン−1,5−ジアミン] LC−MS(Agilent):R t 3.24分;C 27 H 42 N 2 O 4についての計算値m/z[M+H] + 459.31、実測値459.3。 [30a:N−(5−((3,4−ジメトキシフェネチル)(メチル)アミノ)−2−(3,4−ジメトキシフェニル)−2−イソプロピルペンチル)アセトアミド] LC−MS(Agilent):R t 3.24分;C 29 H 44 N 2 O 5についての計算値m/z[M+H] + 501.33、実測値501.3。 1 H NMR:(400MHz、CDCl 3 )δ(ppm):6.84〜6.73(m、6H)、6.07(m、1H)、3.88(s、3H)、3.87(s、3H)、3.86(s、3H)、3.85(s、3H)、3.60(dd、J=13.6、4.4Hz、1H)、2.75(m、2H)、2.63(m、2H)、2.43(m、2H)、2.31(s、3H)、1.91(s、3H)、1.83(m、2H)、1.45〜1.28(m、4H)、0.80(d、J=6.8Hz、3H)、0.76(d、J=6.8Hz、3H)。 [式127−化合物31aおよび31b] [中間体B:(S)−2−(4−(3−フルオロベンジルオキシ)ベンジルアミノ)プロパン−1−オル] LC−MS(Agilent):R t 3.04分;C 17 H 20 FNO 2についての計算値m/z[M+H] + 290.15、実測値290.1。 [中間体C:4−(3−フルオロベンジルオキシ)ベンジル(1−ヒドロキシプロパン−2−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル] LC−MS(Agilent):R t 3.74分;C 22 H 28 FNO 4についての計算値m/z[M+Na] + 412.2、実測値412.2。 [中間体D:4−(3−フルオロベンジルオキシ)ベンジル(1−オキソプロパン−2−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル] [中間体E:4−(3−フルオロベンジルオキシ)ベンジル(1−(ヒドロキシイミノ)プロパン−2−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル] LC−MS(Agilent):R t 3.85分;C 22 H 27 FN 2 O 4についての計算値m/z[M+Na] + 425.2、実測値425.2。 [31a:(S)−2−(4−(3−フルオロベンジルオキシ)ベンジルアミノ)プロパナールオキシム] LC−MS(Agilent):R t 3.24分;C 17 H 19 FN 2 O 2についての計算値m/z[M+H] + 303.14、実測値303.1。 1 H NMR:(400MHz、CDCl 3 )δ(ppm):7.33(m、2H)、7.24(m、2H)、7.18〜7.12(m、2H)、7.03(m、1H)、6.91(m、2H)、5.05(s、2H)、3.82(dd、J=12.8、4.8Hz、1H)、3.75(m、1H)、3.53(クイント、J=6.4Hz、1H)、1.27(d、J=6.8Hz、3H)。 [中間体F:4−(3−フルオロベンジルオキシ)ベンジル(1−(メトキシイミノ)プロパン−2−イル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル] LC−MS(Agilent):R t 3.97分;C 23 H 29 FN 2 O 4についての計算値m/z[M+Na] + 439.21、実測値439.2。 [31b:(S)−2−(4−(3−フルオロベンジルオキシ)ベンジルアミノ)プロパナールO−メチルオキシム] LC−MS(Agilent):R t 3.21分;C 18 H 21 FN 2 O 2についての計算値m/z[M+Na] + 317.16、実測値317.2。 1 H NMR:(400MHz、CDCl 3 )δ(ppm):7.40〜7.28(m、4H)、7.21〜7.10(m、2H)、7.03(m、1H)、6.93(m、2H)、5.06(s、2H)、3.88(s、3H)、3.83〜3.71(m、2H)、3.51(クイント、J=6.4Hz、1H)、1.31(d、J=6.8Hz、3H)。 [式122−化合物32a] [32a:(R)−2−(4−(2−(2−アミノチアゾール−4−イル)エチルアミノ)フェネチルアミノ)−1−フェニルエタノール] LC−MS(Agilent):R t 3.07分;C 21 H 26 N 4 OSについての計算値m/z[M+H] + 383.18、実測値383.2。 1 H NMR:(400MHz、CDCl 3 /CD 3 OD、〜20:1)δ(ppm):7.29(m、4H)、7.22(m、1H)、6.95(d、J=8.4Hz、2H)、6.53(d、J=8.4Hz、2H)、6.10(s、1H)、4.66(dd、J=9.2、4.0Hz、1H)、3.32(t、J=6.8Hz、2H)、2.80〜2.61(m、8H)。 [式131−化合物33a] [33a:3−(ジメチルカルバモイル)−4−オキソ−4−(4−(トリフルオロメチル)フェニルアミノ)ブト−2−エン−2−オレイン酸ナトリウム] LC−MS(Agilent):R t 3.40分;C 14 H 14 F 3 N 2 NaO 3についての計算値m/z[M+H] + 339.09、実測値339.1。 1 H NMR:(400MHz、DMSO−d 6 )δ(ppm):13.5(s、1H)、7.65(d、J=8.8Hz、2H)、7.45(d、J=8.4Hz、2H)、2.90(s、3H)、2.85(s、3H)、1.69(s、3H)。 [セマガセスタット−式130−化合物34a、34bおよび34c] [中間体B:(S)−2−アミノ−N−(3−メチル−2−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[d]アゼピン−1−イル)プロパンアミド] LC−MS(Agilent):R t 3.90分;C 14 H 19 N 3 O 2についての計算値m/z[M+H] + 262.15、実測値262.1。 [34a:(S)−3−メチル−N−(1−(3−メチル−2−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[d]アゼピン−1−イルアミノ)−1−オキソプロパン−2−イル)−2−オキソブタンアミド] LC−MS(Agilent):R t 3.40分;C 19 H 25 N 3 O 4についての計算値m/z[M+H] + 360.18、実測値360.2。 1 H−NMR:(400MHz、DMSO−d 6 )δ(ppm):8.88(d、J=8.0Hz、0.66H)、8.82(d、J=8.0Hz、0.33H)、8.44(d、J=7.6Hz、0.33H)、8.36(d、J=7.6Hz、0.66H)、7.26〜7.13(m、4H)、6.26〜6.21(m、1H)、4.60(m、1H)、4.25(m、1H)、3.39(m、1H)、3.22〜3.15(m、2H)、2.93(m、1H)、2.92(m、3H)、1.40(m、3H)、1.06(d、J=6.8Hz、6H)。 [34b:2−(ヒドロキシイミノ)−3−メチル−N−((S)−1−((R)−3−メチル−2−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[d]アゼピン−1−イルアミノ)−1−オキソプロパン−2−イル)ブタンアミド34c:2−(ヒドロキシイミノ)−3−メチル−N−((S)−1−((S)−3−メチル−2−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[d]アゼピン−1−イルアミノ)−1−オキソプロパン−2−イル)ブタンアミド] LC−MS(Agilent):R t 3.43分;C 19 H 26 N 4 O 4についての計算値m/z[M+H] + 375.2、実測値375.2。 1 H−NMR:(400MHz、DMSO−d 6 )δ(ppm):11.6(s、0.5H)、11.5(s、0.5H)、8.30(m、1H)、8.22(m、1H)、7.25〜7.13(m、4H)、6.21(m、1H)、4.55(m、1H)、4.24(m、1H)、3.42〜3.38(m、1H)、3.32〜3.28(m、1H)、3.22〜3.16(m、2H)、2.91(s、1.5H)、2.90(s、1.5H)、1.37(m、3H)、1.15(m、6H)。 メジャーなジアステレオ異性体(45mg、43%)は無色の油として得られ、2−(ヒドロキシイミノ)−3−メチル−N−((S)−1−((S)−3−メチル−2−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[d]アゼピン−1−イルアミノ)−1−オキソプロパン−2−イル)ブタンアミドと表示され、 1 H−NMR分光分析はオキシム異性体の〜1:1混合物を示した。 LC−MS(Agilent):R t 3.41分;C 19 H 26 N 4 O 4についての計算値m/z[M+H] + 375.2、実測値375.2。 1 H−NMR:(400MHz、DMSO−d 6 )δ(ppm):11.1(s、0.5H)、11.06(s、0.5H)、8.80(d、J=6.8Hz、0.5H)、8.68(d、J=7.6Hz、0.5H)、8.27(d、J=7.2Hz、0.5H)、8.23(d、J=7.6Hz、0.5H)、7.31〜7.11(m、4H)、6.23(m、1H)、4.62(m、0.5H)、4.50(m、0.5H)、4.24(m、1H)、3.41〜3.36(m、1H)、3.18(m、2H)、2.92(s、3H)、2.68(m、1H)、1.33(m、3H)、1.15(m、6H)。 [式95−比較例35a] [中間体B:(3S,5S,6S,8S)−3−(4−メトキシ−3−(3−メトキシプロポキシ)ベンジル)−8−((3−アミノ−2,2−ジメチル−3−オキソプロピル)カルバモイル)−6−ヒドロキシ−2,9−ジメチルデカン−5−イルカルバミン酸ベンジル] [中間体C:(3S,5S,6S,8S)−8−(4−メトキシ−3−(3−メトキシプロポキシ)ベンジル)−3−((3−アミノ−2,2−ジメチル−3−オキソプロピル)カルバモイル)−6−(ベンジルオキシカルボニル)−2,9−ジメチルデカン−5−イルアセテート] [中間体D:酢酸(3S,5S,6S,8S)−8−(4−メトキシ−3−(3−メトキシプロポキシ)ベンジル)−6−(ベンジルオキシカルボニル−3−((2−シアノ−2−メチルプロピル)カルバモイル)−2,9−ジメチルデカン−5−イル] LC−MS(Waters):R t 6.52分;C 40 H 59 N 3 O 8についての計算値m/z[M+H] + 710.43、実測値710.5。 [実施例35a:(S)−2−(((4S,5S)−4−((S)−2−(4−メトキシ−3−(3−メトキシプロポキシ)ベンジル)−3−メチルブチル)−2−オキソオキサゾリジン−5−イル)メチル)−N−(2−シアノ−2−メチルプロピル)−3−メチルブタンアミド] LC−MS(Agilent):R t 3.55分;C 31 H 49 N 3 O 6についての計算値m/z[M+H] + 560.36、実測値560.4。 1 H NMR:(400MHz、DMSO−d 6 )δ(ppm):6.80(d、J=1.6Hz、1H)、6.77(d、J=8.4Hz、1H)、6.68(dd、J=8.0、1.6Hz、1H)、6.56(app t、J=6.4Hz、1H)、6.36(br s、1H)、4.18(t、J=6.4Hz、2H)、3.94(ddd、J=11.6、6.0、2.0Hz、1H)、3.86(s、3H)、3.65(t、J=6.4Hz、2H)、3.54(dd、J=14.0、7.2Hz、1H)、3.41(s、3H)、3.36(dd、J=13.6、6.0Hz、1H)、3.22(m、1H)、2.49(m、2H)、2.26(m、1H)、2.13(m、2H)、1.95〜1.73(m、4H)、1.71〜1.48(m、3H)、1.35(s、3H)、1.34(s、3H)、0.97〜0.93(m、6H)、0.85〜0.82(m、6H)。 [式117−化合物36aおよび36b] [中間体B:2−((2S,6aS,6bR,7S,8aS,8bS,11aR,12aS,12bS)−2,6b−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6a,8a,10,10−テトラメチル−4−オキソ−2,4,6a,6b,7,8,8a,8b,11a,12,12a,12b−ドデカヒドロ−1H−ナフト[2',1':4,5]インデノ[1,2−d][1,3]ジオキソール−8b−イル)−2−オキソアセトアルデヒド] LC−MS(Agilent):R t 3.11分;C 24 H 29 O 6についての計算値m/z[M+MeOH+H] + 483.2、実測値483.2。 [36a:2−((2S,6aS,6bR,7S,8aS,8bS,11aR,12aS,12bS)−2,6b−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6a,8a,10,10−テトラメチル−4−オキソ−2,4,6a,6b,7,8,8a,8b,11a,12,12a,12b−ドデカヒドロ−1H−ナフト[2',1':4,5]インデノ[1,2−d][1,3]ジオキソール−8b−イル)−2−オキソアセトアルデヒドオキシム] LC−MS(Agilent):R t 3.22分;C 24 H 29 NO 6についての計算値m/z[M+H] + 466.2、実測値466.1。 1 H NMR:(400MHz、CD 3 OD)δ(ppm):8.02(s、1H)、7.33(d、J=10.0Hz、1H)、6.39(d、J=10.0Hz、1H)、6.32(s、1H)、5.51(m、1H)、5.15(d、J=3.6Hz、1H)、4.32(d、J=8.8Hz、1H)、2.71(m、1H)、2.26(m、3H)、1.69(m、4H)、1.59(s、3H)、1.45(s、3H)、1.14(s、3H)、0.95(s、3H)。 [36b:2−((2S,6aS,6bR,7S,8aS,8bS,11aR,12aS,12bS)−2,6b−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6a,8a,10,10−テトラメチル−4−オキソ−2,4,6a,6b,7,8,8a,8b,11a,12,12a,12b−ドデカヒドロ−1H−ナフト[2',1':4,5]インデノ[1,2−d][1,3]ジオキソール−8b−イル)−2−オキソアセトアルデヒドO−メチルオキシム] LC−MS(Agilent):R t 3.31分;C 25 H 31 NO 6についての計算値m/z[M+H] + 480.2、実測値480.2。 1 H NMR:(400MHz、CD 3 OD)δ(ppm):8.00(s、1H)、7.35(d、J=10.0Hz、1H)、6.36(d、J=10.0Hz、1H)、6.32(s、1H)、5.51(m、1H)、5.13(d、J=4.8Hz、1H)、4.31(d、J=9.2Hz、1H)、4.08(s、3H)、2.64(m、1H)、2.36(m、1H)、2.29(m、2H)、1.71(m、4H)、1.59(s、3H)、1.45(s、3H)、1.14(s、3H)、0.95(s、3H)。 [方法論−Cresset] 以下の実施例に記載されるいずれかの群のステレオ異性体同定(RvsSまたはEvsZ)は、他に示されない限り、親活性を有するものである。 以下の実施例において分析される化合物は、その化合物の分析において得られる結果に応じて、バンドにまとめられる。 本発明のある実施形態では、化合物は特定の式の特定の分析のバンドAに該当するいずれかである。 別の実施形態では、化合物は、特定の式の特定の分析のバンドAまたはバンドBに該当するいずれかである。 さらなる実施形態では、化合物は特定の式の特定の分析のバンドA、バンドBまたはバンドCに該当するいずれかである。 さまざまな構造をオセルタミビルの類似体としてのそれらの可能性について評価した(表11参照)。 オセルタミビルはインフルエンザを治療するのに用いられるノイラミニダーゼ阻害剤である。 これは、感染した細胞の表面から新規ウィルス粒子を放出する際ノイラミニダーゼの作用を阻害することにより作用する。 結合阻害剤を有するいくつかを含む、ノイラミニダーゼの多くのX線結晶構造がある。 分析のテンプレートは、ウィルス性ノイラミニダーゼに結合したオセルタミビルの2HU4構造に基づいた。 さまざまな構造を、シプロフロキサシンのようなフルオロキノロン抗生物質の類似体としてのそれらの可能性について試験した。 フルオロキノン抗生物質は、細菌性DNAギラーゼおよび/またはトポイソメラーゼIIと相互作用するそれらの能力のため活性である。 DNAギラーゼ(または略して「ギラーゼ」)は、細菌内のDNA複製に関与する重要なタンパク質であり;機構的に、ギラーゼは、(DNAポリメラーゼによる)複製の時点より前に形成されるDNA鎖内の「スーパーコイル」の緩和に関与する。 フルオロキノロンはDNAにインターカレートし、ギラーゼからの複製されたDNAの脱連環を防止する。 これらの相互作用の複雑さは、正確な結論を引き出すこと、または適切な結合活性の定量的予測を行うことが困難であることを意味した。 これらの化合物の1つの駆動要素は、ギラーゼの活性部位に存在する触媒金属イオンであるマンガンをキレートする能力であるだろう。 この能力は、マンガン位置での負の静電場の強度を測定することにより評価された;このプロキシはいずれかの所定の類似体により生成される負のフィールド点の大きさを調べるものだった。 いくつかの既知のフルオロキノロン抗生物質の環カルボニル上の負のフィールド点は以下のとおりである(表12参照): 類似体について、値は以下のとおりである(表13参照):負のフィールド点が−20〜−15である場合はA;負のフィールド点が−10〜−15である場合はB;負のフィールド点が−5〜−10である場合はCである。 さまざまな構造を、プレガバリンの類似体としてのそれらの可能性について評価した(表14参照)。 プレガバリンは、神経シナプス内での多数のプロセスを媒介する主要な神経シグナル伝達分子である。 その主要活性は抑制性神経伝達物質であり、中枢神経系における特定のCa 2+イオンチャネルとの結合によって作用すると考えられる。 プレガバリンはX線分析により特徴づけられていないイオンチャネルの細胞外ドメインに結合するため、関連する構造生物情報はない。 分析は、既知の活性化合物のセットに対する類似体の定量的フィールド類似性を測定すること、およびまた分子により示されるフィールドパターンのより定量的な評価の両方に基づいた。 [レポート4](表15参照) さまざまな構造を、メトロニダゾールの類似体としてのそれらの可能性について評価した(表16参照)。 メトロニダゾールは、嫌気性細菌および寄生虫感染症を治療するのに用いられる抗生物質である。 作用のメカニズムは、ニトロ芳香族系の還元活性化を含む。 直接的に関連する構造生物情報はない。 メトロニダゾールはトリコマンスフェレドキシンの結晶構造(1L5P)にドッキングされ、2電子還元によりニトロイミダゾールに耐性があると考えられるNimAタンパク質と複合したメトロニダゾールの結晶構造がある。 分析に用いられるテンプレートは薬物:ジメトリダゾール;ニモラゾール;メトロニダゾール;オルニダゾール;セクニダゾール、およびチニダゾールの組み合わせから誘導される。 さまざまな構造を、アンジオテンシン受容体でのそれらの活性について評価した(表17参照)。 アンジオテンシンは、血管拡張/収縮を制御する際に重要なペプチドホルモンである。 アンジオテンシン受容体遮断剤は、アンジオテンシン1受容体を遮断することにより、血圧を低下させる。 第1フィールド類似性評価は、構造をPBDコード1ZV0におけるモデルから抽出されるアンジオテンシンII分子にアラインすることに基づいた(アラインメントはモデル受容体構造の存在下で行われた)。 第2フィールド類似性評価は、カンデサルタンを含む一連の既知のアンジオテンシン受容体遮断剤の構造から誘導されるテンプレートに対する構造の単純なフィールドに基づくアラインメントに基づく。 アンジオテンシン受容体にドッキングするための結合エネルギーも計算された。 さまざまな構造を、カルシウムチャネル遮断剤としてのそれらの活性について評価した(表18参照)。 カルシウムチャネル遮断剤は、狭心症、偏頭痛、高血圧症および心不整脈のような、血管拡張が重要な役割を果たす各種症状のための選択される治療法である。 L型カルシウムチャネル上の異なる結合部位に結合する3つのクラスのカルシウムチャネル遮断剤:ベラパミルのようなフェニルアルキルアミン;ジルチアゼムのようなベンゾチアゼピン;ならびにアムロジピン、フェロピジンおよびニフェジピンのような1,4−ジヒドロピリジンがある。 評価は、構造を適切な活性立体配座の関連親分子にアラインすることにより行われた。 適切な活性立体配座は、同じクラスからの他の既知のCaチャネル活性物質とともに親化合物の比較および分析により誘導された。 ベラパミルの場合、活性立体配座は、Caチャネルの相同体モデルの使用によりもたらされた、結合態様の従来知識から誘導された。 さまざまな構造を、腸の下方においてコレステロール吸収を遮断することにより作用すると考えられる、エゼチミブの類似体としてのそれらの可能性について試験した(表19参照)。 作用のメカニズムは、腸の下方の上皮を覆う刷子境界細胞において発現するニーマンピックC1様(NPC1L1)タンパク質との結合であると考えられる。 近い類似体、NPC1およびNPC1L1そのものの短い配列のX線構造が入手可能であるが、これらは十分に正確ではない。 代わりに、リガンドに基づくアプローチを用い、エゼチミブの活性立体配座のテンプレートを生成した。 さまざまな構造を、オタミキサバンおよびアピキサバンの類似体としてのそれらの可能性について試験した(表20参照)。 オタミキサバンおよびアピキサバンは抗凝血剤として用いられる因子Xa阻害剤である。 さまざまな構造を、クロピドグレル、ADP起因性血小板凝集阻害剤の類似体としてのそれらの可能性について試験した(表21参照)。 クロピドグレルの作用のメカニズムは、ADP受容体P2Y 12の可逆的アンタゴニストである、活性抗血栓症試薬を生成するためのチオフェン開環をもたらす酸化活性化を必要とする。 相同体モデルは構成されたが、P2Y 12受容体の結晶構造は知られていない。 構造のクロピドグレルとのアラインメントが行われ、クロピドグレルの活性代謝物質および活性代謝物質のアニオンの両方とのアラインメントも同様に行われた。 さまざまな構造を、ヒト標的タンパク質レニンの阻害剤である、レミキレンおよびアリスキレンの類似体としてのそれらの可能性について試験した(表22参照)。 さまざまな構造を、ペメトレキセド類似体としてのそれらの可能性について試験した(表23)。 葉酸誘導体は、DNA/RNA生成および1つの炭素の移動をもたらす非生合成経路に用いられるそれらを処理および輸送する酵素のホストを有する。 抗葉酸剤の作用の態様は、それらの葉酸との分子類似性により複雑であり、それらは結果として複数の葉酸関連酵素と同じ活性輸送メカニズムおよび結合部位に用いることができる。 これらの薬物の作用において示される3つの主なタンパク質標的は、ジヒドロ葉酸レダクターゼ(DHFR)、チミジル酸シンターゼ(TS)、およびグリシンアミドリボヌクレオチドホルミルトランスフェラーゼ(GARFT)である。 提案されるPMTの類似体の薬理活性は、これらの4つの標的との相互作用および各種輸送体の全体的なバランスによって決まるだろう。 DHFR、TSおよびGARFTのヒト形態のX線構造は、PDBからPMTそのものまたは近い類似体の複合体として入手可能である。
さまざまな構造を、非ホジキンリンパ腫、慢性リンパ性白血病、多発性骨髄腫およびいくつかの固形腫瘍を含む、さまざまな癌に対する臨床活性を有する窒素マスタード抗癌剤である、ベンダムスチンの類似体としてのそれらの可能性について試験した。 窒素マスタードベンダムスチンはDNAをアルキル化することにより作用すると推定される。 関連する構造情報の非存在下で、ブタン酸側鎖の低エネルギー拡張立体配座を選択した。 ベンズイミダゾール基のプロトン化および非プロトン化形態の両方について分析を行った。 さまざまな構造を、フルオシノロンアセトニド、皮膚障害ならびに目、耳および鼻の炎症症状の局所治療に用いられる低〜中程度の有効性のコルチコステロイドの類似体としてのそれらの可能性について試験した。 作用のメカニズムは複雑であり、サイトゾルグルココルチコイド受容体との初期結合を含む。 さまざまな構造を、ネラチニブ、乳癌および他の固形腫瘍の治療のための研究中のチロシンキナーゼ阻害剤の類似体としてのそれらの可能性について試験した(表27参照)。 これはヒト上皮成長因子受容体2(her2)および上皮成長因子受容体(EGFR)キナーゼの二重阻害剤である。 ネラチニブの上皮成長因子変異体(T790M)のキナーゼドメインとの共有複合体の立体配座は結晶構造(2JIV)で示され、この立体配座はこの分析のテンプレートの基本として用いられた。 W部位で異なるネラチニブ類似体の場合、ネラチニブそのものではなく、2JIV結合部位におけるネラチニブコアを用いた以外は、同じことを繰り返した。 予測結合エネルギーを計算するため、ネラチニブテンプレートを用いた。
さまざまな構造を、ゲムフィブロジル、フェノフィブラートおよびアレグリタザルの類似体としてのそれらの可能性について試験した(表28参照)。 ゲムフィブロジルおよびフェノフィブラートは、アテローム性動脈硬化症のような心血管障害における脂質異常症および高コレステロール血症の治療のため、HMG−CoAレダクダーゼ阻害剤と組み合わせて用いられる。 作用の態様は、トリグリセリドのレベルを低減すること、およびコレステロール排泄を増加させることであり、これはペルオキシソーム増殖剤活性化受容体(PPAR)により媒介される効果である。 αサブタイプのリガンド結合ドメインはフィブラートの標的であり、フィブラートに関連した化合物に結合したPPARのリガンド結合ドメインの多くのX線形態が入手可能である。 フィールド類似性は、PDB:3DKTからの構造である親の立体配座モデルに対して測定された。 フェノフィブラートはエステルプロドラッグであり、活性フェノフィブリン酸形態に代謝するので、提案されるエステル類似体の酸変異体も評価した。 さまざまな構造を、シタグリプチン、DPP−4阻害剤の類似体としてのそれらの可能性について試験した(表29参照)。 アポタンパク質としての、およびまた結合阻害剤を有する、DPP−4酵素を示す、多数のX線構造が入手可能である。 分析は、類似体の親構造とのアラインメントにより行われた。 DPP−4結晶構造における構造のそれぞれの結合エネルギー予測も行われた。 さまざまな構造を、アダパレン、アリトレチノインおよびベキサロテンの類似体としてのそれらの可能性について試験した(表30参照)。 アダパレンはざ瘡の局所治療に用いられるレチノイドである。 その作用の態様は知られていない。 アリトレチノインはカポジ肉腫における皮膚障害の抗増殖性局所治療および慢性手湿疹の経口治療に用いられる。 アリトレチノインは、遺伝子複製に関与する核レチノイン酸受容体およびレチノイドX受容体(RXR)の両方を活性化することができる。 ベキサロテンは皮膚T細胞リンパ腫の経口抗腫瘍剤として用いられ、RXRについて選択的である。 アリトレチノインのRXR−α核受容体との複合体の多数の結晶構造が入手可能である。 これらのうち、もっとも有望なものは3OAPである。 アリトレチノインおよびアダパレンのテンプレートを生成するため、FieldTemplaterを用い、アリトレチノインとアダパレンとの間の可能なアラインメントを見出した。 もっともスコアの高いアラインメント2つのうちの1つは、PDBエントリー3OAPからのものに類似する立体配座を有し、これをアリトレチノインおよびアダパレンのフィールド類似性分析に用いた。 アダパレンではなくベキサロテンを用いて同じプロセスを行い、ベキサロテンのテンプレートを生成した。 さまざまな構造を、エプロチロームの類似体としてのそれらの可能性について試験した(表31参照)。 エプロチロームは核甲状腺ホルモン受容体β1(TRβ1)の肝臓選択的アゴニストであり、ヒトにおける血清総コレステロールおよびLDLコレステロールならびにアポリポタンパク質Bのレベルを低減することがに示されている。 TRβ1のリガンド結合ドメインのアゴニストおよびアンタゴニストとの複合体のいくつかの結晶構造(例えば3JZC、3IMY、3GWX、2PIN、SJ4A、1R6G、1Q4X、1NAX、1N46)がある。 さまざまな構造を、オマセタキシンメペスクシネート、タンパク質合成の阻害によるアポトーシスの誘導剤(とくにアポトーシスを阻害するMcl−1)の類似体としてのそれらの可能性について試験した(表32参照)。 作用のメカニズムは、ぺプチジルトランスフェラーゼ中心において切断されたリボソームのA部位との結合を含む。 ハロアーキュラ・マリスモルツイ(高度好塩古細菌)のリボソームの大サブユニットに結合したオマセタキシンの結晶構造(PDBエントリー3G6E)が発表されている。 この立体配座をフィールド類似性分析に用いられるテンプレート構造の基本として用いた。 さまざまな構造を、サフィナミド、同様にドーパミン摂取を阻害し、電圧依存Naチャネルを遮断し、Caチャネルを調節し、異常な神経細胞活性により誘発されるグルタミン放出を阻害する、モノアミンオキシダーゼB阻害剤の類似体としてのそれらの可能性について試験した(表33参照)。 ヒトモノアミンオキシダーゼB(PDBエントリー2V5Z)に結合したサフィナミドの結晶構造(PDBエントリー3G6E)が発表されている。 この立体配座をフィールド類似性分析に用いられるテンプレート構造の基本として用いた。 この結晶構造を親に対する結合エネルギーを予測するのにも用いた。 さまざまな構造を、トポイソメラーゼII阻害剤である、エトポシドおよびボレロキシンの類似体としてのそれらの可能性について試験した(表34参照)。 エトポシド類似体のフィールド類似性分析は、エトポシドがDNAライゲーションをいかに阻害するかについての特定の情報の非存在下で行われ;ボレロキシンについて、フィールド類似性分析はボレロキシンの作用のメカニズム、すなわち複製の阻害をもたらすDNAインターカレーションの評価に基づいて行われた。 さまざまな構造を、ドキソルビシン、さまざまな癌の化学療法に用いられる抗生物質の類似体としてのそれらの可能性について試験した(表35参照)。 その作用の第1態様は、DNAインターカレーションによる。 DNAにインターカレートしたドキソルビシンまたはドキソルビシン類似体を含有するいくつかの結晶構造がある。 この分析に用いられるドキソルビシンの参照立体配座は1P20に基づいた。 分析は2回、構造全体を分子全体のリジッドアラインメント、および対応するコア構造のフレキシブルアラインメントを、ドキソルビシンコアテンプレートと比較して行った。 さまざまな構造を、クラドリビン類似体としてのそれらの可能性について試験した(表36参照)。 クラドリビンは、有毛細胞白血病の治療に用いられる2−デオキシアデノシン類似体である。 クラドリビンは、デオキシシチジンキナーゼ(基質/競合阻害剤)およびアデノシンデアミナーゼ(阻害剤)両方との潜在的に重要な相互作用を有する。 これらの2つの構造におけるデオキシリボース環の立体配座には顕著な違いがある。 類似体のアラインメントは、デオキシシチジンキナーゼテンプレートにおけるクラドリビン(2ZIA;C4SのUDPとの複合体であるクラドリビンに基づく)に対して、およびアデノシンデアミナーゼテンプレートにおけるクラドリビン(3IAR;ヒトアデノシンデアミナーゼにおける2−デオキシアデノシンに基づく)に対して決定した。 さまざまな構造を、エトドラクおよびインドメタシン、シクロオキシゲナーゼ(COX)の阻害剤の類似体としてのそれらの可能性について試験した(表37参照)。 エトドラクは骨関節痛およびリウマチ性関節痛により引き起こされる炎症および痛みの治療において用いられる。 インドメタシンは、熱、痛み、凝りおよび腫れの治療に用いられる。 COXに結合したエトドラクの結晶構造は発表されていない。 テンプレート構造を生成するため、エトドラクの3つの既知のCOX−2阻害剤とのアラインメントを行った。 選択されたテンプレートは、PDBエントリー3NTGとのアラインメントにより生成されたものだった。 インドメタシンテンプレートは、インドメタシンがCOX−2イソ型に結合した、PDBエントリー4COXから抽出されたインドメタシンの立体配座を用いて生成された。 さまざまな構造を、オロパタジン、ヒスタミンH1受容体の逆アゴニストの類似体としてのそれらの可能性について試験した(表38参照)。 H 1受容体(PDBエントリー:3RZE)と結合したオロパタジンのX線構造を用い、フィールド類似性評価のためのテンプレートを生成した。 さまざまな構造を、ダビガトランエテキシラート、ヒト標的トロンビンの阻害剤の類似体としてのそれらの可能性について試験した(表39参照)。 これは、生物学的利用能を確保するためにへキシルカルバメートおよびエチルエステルが存在する、プロドラッグである。 ダビガトランの「自由アミジン」エチルエステル誘導体に結合したトロンビンのヒト形態のX線構造が入手可能であり(PDB:1KTS)、フィールドアラインメント分析のテンプレートはそれに基づいた。 ダビガトランエステルは、ダビガトランの固有の柔軟性のため、および結合立体配座が異常であり、複製するのに問題となると考えられることから、メチルベンズイミダゾールフラグメントまでトランケートした。 さまざまな構造を、セマガセスタット、ヒト標的γセクレターゼの阻害剤の類似体としてのそれらの可能性について試験した(表40参照)。 γセクレターゼは、1:1:1:1比のニカストリン、pen−2、プレセニリンおよびaph1で構成される多タンパク質複合体であり、これらはすべて複数のαヘリカルドメインを含有する。 プレセニリンはアスパルチルプロテアーゼである。 例となるアスパルチルプロテアーゼを用い、γセクレターゼにより処理されるAPP(アミロイドβ前駆体ペプチド)により形成されると考えられるβ鎖立体配座をマッピングした。 APP切断部位についてモデリングして得られた構造を用い、セマガセスタットのルートテンプレートを誘導した。 この立体配座は文献からの多数の構造的に関連した阻害剤と一致した。 さまざまな構造を、メゲストロールの類似体としてのそれらの可能性について試験した(表41参照)。 酢酸メゲストロールは薬物のステロイドファミリーの1メンバーであり、プロゲステロンおよびコルチゾールに構造的に関連する。 さまざまな構造を、とくに腫瘍脈管構造における上皮細胞を標的とし、腫瘍を弱体化させることにより、癌細胞に対して細胞毒性である、オンブラブリンの類似体としてのそれらの可能性について試験した(表42参照)。 作用の態様は、コルチシン部位に結合することによりチューブリン重合を阻害することである。 オンブラブリンは、セリン単位をインビボで加水分解し、活性剤を生成する、プロドラッグである。 フィールド類似性評価を、3つの異なる酵素部位に関して行った。 アスパルチルアミノぺプチダーゼ(APP;結晶構造3L6Sから誘導されるテンプレート)およびカスパーゼ1(casp1;結晶構造1RWVから誘導されるテンプレート)を、セリン残基の除去のためのもっとも代表的なプロテアーゼ候補として選択した。 チューブリン(1SA1から誘導されるテンプレート)のコルチシン結合部位も、セリン残基がオンブラブリン類似体からインビボで除去されない事象における評価に用いた。 さまざまな構造を、クエチアピン類似体としてのそれらの可能性について試験した(表43参照)。 クエチアピンは、ドーパミン(D1およびD2)、アドレナリン(α1およびα2)、セロトニン(5−HT2)およびヒスタミン(H1)を含む、多数の受容体でアンタゴニストとして作用する、抗精神病薬である。 ドーパミンD3およびヒスチジンH1受容体のX線構造が入手可能だった。 これらは標的受容体でクエチアピン類似体の活性をプローブするための適切な代替物である。 D2/D3アンタゴニストエチクロプリドおよび構造的に関連したH1アンタゴニストの結合に基づき、2つのテンプレート結合態様を誘導した。 さまざまな構造を、ムピロシン類似体としてのそれらの可能性について試験した(表44参照)。 ムピロシンは、タンパク質およびRNA合成の両方を強く阻害する抗生物質である。 ムピロシン活性はイソロイシル転移RNAシンテターゼ(IIeRS)の可逆阻害によると考えられる。 酵素のアポ形態の、およびまた結合阻害剤を有する、IIeRSの結晶構造が入手可能である。 ムピロシン類似体を、1JZS IIeRS構造とのフィールド類似性および予測結合エネルギーの両方に基づいて評価した。 フィールドアラインメントの場合、スコアは長く柔軟なアルキル鎖のため比較的低いことが予想される。 さまざまな構造を、クリンダマイシン類似体としてのそれらの可能性について試験した(表45参照)。 クリンダマイシンは細菌リボソームのサブユニットに結合し、リボソームからのペプチジル−tRNAの早期分離を引き起こす。 細菌リボソームに結合したクリンダマイシンの結晶構造が入手可能である。 ムピロシン類似体を30FZ構造とのフィールド類似性および予測結合エネルギーの両方に基づいて評価した。 さまざまな構造を、カナグリフロジン類似体としてのそれらの可能性について試験した。 カナグリフロジンは、肝臓におけるグルコース再吸収のほとんどを引き起こすサブタイプ2のナトリウム−グルコース輸送タンパク質(SGLT2)の阻害剤である。 確信をもって結合態様を提案するのに十分な情報を有する結晶構造を見出すことはできなかった。 フィールドアラインメントは、離れた芳香族環が除去され、極性基の配向をより効果的にサンプリングすることを可能にする、コア構造を用いて行った。 さまざまな構造を、ビマトプロストおよびラタノプロスト類似体としてのそれらの可能性について試験した(表47参照)。 ビマトプロストおよびラタノプロストは、緑内障の進行を制御するのにおよび高眼圧症の管理のために局所的に用いられるプロスタグランジン類似体である。 それらはプロスタグランジンF 2αの類似体であり、それらはおそらくF型プロスタグランジン(FP)受容体のアゴニストとして作用する。 プロスタグランジンF受容体の構造はないが、プロスタグランジンFシンテターゼに結合したビマトプロストの構造(PDBエントリー2F38)はある。 この構造を用い、XED力場を用いて構造を最小化し、フィールド類似性分析のためのビマトプロストおよびラタノプロストのテンプレートをもたらすことにより、参照立体配座をもたらした。 さまざまな構造を、ゲムシタビン類似体としてのそれらの可能性について試験した(表48参照)。 ゲムシタビンは多数の癌に対する化学療法に用いられる。 ゲムシタビンは、デオキシシチジンキナーゼによる活性化を必要とするプロドラッグである。 変異体(C4S)ヒトデオキシシチジンキナーゼに結合したゲムシタビンの結晶構造(PDBエントリー2NO0)がある。 複合体は結合ADPも含む。 ゲムシタビンテンプレートとのアラインメントはこの結晶構造からのタンパク質の存在下で行った。 さまざまな構造を、m3ムスカリン受容体の逆アゴニストである、ダリフェナシンの類似体としてのそれらの可能性について試験した(表49参照)。 フィールド分析を、既知のm3活性物質、チオトロピウム、ダリフェナシンおよびチオトロピウムの2つの類似体をモデリングすることにより構成されたコンセンサステンプレートとのアラインメントにより行った。 さまざまな構造を、アシクロビル、単純疱疹、水痘および帯状疱疹感染症の治療に主に用いられる抗ウィルス剤の類似体としてのそれらの可能性について試験した(表50参照)。 アシクロビルはウィルス性チミジンキナーゼによる活性化を必要とするプロドラッグである。 単純疱疹1型チミジンキナーゼに結合したアシクロビルの結晶構造がある。 結晶構造は、Aサブユニットにおける「アシクロシュガー」フラグメントの2つの異なる配向を示す。 Bサブユニットは、Aにおけるそれらのうちの1つと類似する、1つの配向のみを有する。 これをこの分析におけるテンプレート構造の基本として用いた。 さまざまな構造を、血管内皮成長因子受容体(VEGFR)、線維芽細胞成長因子受容体(FGFR)および血小板由来成長因子受容体(PDGFR)の阻害剤である、BIBF−1120の類似体としてのそれらの可能性について試験した(表51参照)。 ヒトVEGFR2のキナーゼドメインに結合したBIBF−1120の結晶構造(PDBエントリー3C7Q)がある。 PDBエントリー3C7QであるBIBF−1120の構造は、いくつかのやや歪んだ結合角を有する。 テンプレート立体配座は従って、3C7Qタンパク質の存在下でのBIBF−1120のX線構造とのフレキシブルアラインメントにより生成された。 さまざまな構造を、Bcl−2、Bcl−x LおよびBcl−wならびにMcl−1およびBclA1のようなBcl−2タンパク質の抗アポトーシスメンバーのアゴニストである、ABT−263の類似体としてのそれらの可能性について試験した(表52参照)。 ABT−263そのものを含有する結晶構造はないが、Bcl−x Lに結合した類似体ABT−737(2YXJ)およびW119542(3INQ)を含有する構造は発表されている。 タンパク質−タンパク質相互作用阻害剤について予想できるように、ABT−263は大きく柔軟な分子である。 結果として、分子全体の立体配座空間を適切にサンプリングすることは不可能である。 フィールド類似性分析は従ってコア構造の類似体について行われた。 対応するテンプレートはABT−263コアのPDBエントリー2YXJからのABT−737とのマニュアルアラインメントにより生成した。 さまざまな構造を、アカデシン、AMP活性化タンパク質キナーゼ活性剤の類似体としてのそれらの可能性について試験した(表53参照)。 フィールド類似性分析および結合エネルギーの決定のためのテンプレートは、アカデシンのアデノシンモノリン酸活性化タンパク質キナーゼのアデニレートセンサーとの複合体の結晶構造(PDBエントリー2QRE)から誘導した。 さまざまな構造を、アムルビシン、DNA複合体の塩基対間へのインターカレーションにより作用するトポイソメラーゼIIの阻害剤の類似体としてのそれらの可能性について試験した(表54参照)。 アムルビシンを含有する結晶構造はないが、DNAにインターカレートした他のアントラサイクリン抗生物質(例えばダウノマイシン、ドキソルビシンおよび類似体)を含有するいくつか(PDBエントリー1P20、151D、1DA9、1D12)がある。 構造1P20を用い、この分析のためのアントラサイクリンの参照立体配座をもたらした。 アラインメントはコア構造について行った。 さまざまな構造を、いくつかのホスホキナーゼ、主にサイクリン依存性キナーゼcdk−1〜cdk9の用量依存性阻害を示す、アルボシジブの類似体としてのそれらの可能性について試験した(表55参照)。 ヒトcdk−9におけるアルボシジブの結晶構造(PDBエントリー3BLR)が発表されている。 グリコゲンホスホリラーゼにおけるアルボシジブの3つの構造もある。 フィールド類似性分析に用いられるテンプレートを、ピぺリジン窒素構造がプロトン化形態に修正された、アルボシジブの構造PDBエントリー3BLRから生成した。 さまざまな構造を、PD0332991の類似体としてのそれらの可能性について試験した(表56参照)。 PD0332991は、36個の他のキナーゼのパネルに対して活性を示さない、サイクリン依存性キナーゼ4(cdk4)およびcdk6の非常に特異的な阻害剤である。 これは、網膜芽細胞腫陽性原発性骨髄腫およびエストロゲン受容体陽性乳癌細胞を含むさまざまな細胞株において抗増殖活性を示し、さまざまな癌に対するヒト試験において試験されている。 さまざまな構造を、アパジコンの類似体としてのそれらの可能性について試験した(表57参照)。 アパジコンは、表在(非浸潤)膀胱癌の治療の試験が行われている抗癌剤である。 これは、マイトマイシンのような、同様の作用のメカニズムを有する他のキノン剤とは違い、顕著な骨髄毒性を示さない。 さまざまな構造を、フォロデシン、再発B細胞慢性リンパ性白血病の治療のために開発下のプリンヌクレオシドホスホリラーゼ(PNPase)の経口的に生物学的に利用可能な阻害剤の類似体としてのそれらの可能性について試験した(表58参照)。 PNPaseにおけるフォロデシンのいくつかの構造(2Q7O;1PF7;IB80)がある。 IB80構造を分析の基本として用いた。 用いられるテンプレート構造は、XED力場を用いるIB80からのフォロデシンの構造の単純な最小化により生成された。 さまざまな構造を、多発性硬化症(MS)の患者の治療として開発された、テリフルノミドの類似体としてのそれらの可能性について試験した(表59参照)。 作用のメカニズムは、主にジヒドロオロテートデヒドロゲナーゼ(DHODH)を阻害することによる、ピリミジン合成の阻害である。 多数の結合阻害剤を含む、DHODHの多数の高分解能X線構造が知られる。 この分析はテリフルノミドが結合したヒト酵素(PDBエントリー1D3H)に基づく。 フィールド類似性分析は、X線構造からのリガンド立体配座とのアラインメントにより行った。 結合エネルギー予測は、FieldAlignから上位3つのスコアのアラインメントポーズをとり、フレキシブルリガンド最適化を行いながらCHARMmを用いて1D3H結晶構造に対してスコアリングすることにより、行った。 さまざまな構造を、ミラベグロン、経口活性β 3アドレナリン受容体アゴニストの類似体としてのそれらの可能性について試験した(表60参照)。 β 3アドレナリン受容体そのものの結晶構造はないが、いくつかは結合リガンドを有する、相同β 2およびβ 1受容体のいくつかの構造がある。 もっとも適切なものは、ミラベグロンと同様のサイズである結合リガンドを有するβ 2のPDBエントリー3PDSである。 これに基づくテンプレートをフィールド類似性分析に用いた。 エタノールアミン窒素はすべての類似体についてプロトン化したものとみなした。 さまざまな構造を、サパシタビンの類似体としてのそれらの可能性について試験した(表61参照)。 サパシタビンはヌクレオシド類似体プロドラッグである。 これは経口生物学的利用能を示すパルミトイル側鎖を有する活性主体で構成される。 パルミトイル基は各種アミダーゼにより除去され、活性分子CNDAC(2'−C−シアノ−2'−デオキシ−1−β−D−アラビノ−ペントフラノシルシトシン)を示すが、いくつかの分析はサパシタビンそのものが特定の腫瘍に対する抗増殖活性も有することを示した。 CNDACの作用のメカニズムは多段階である:1)ヌクレオシド類似体として、(デオキシシチジンキナーゼ−dCkにより)リン酸化した後、合成されるDNA鎖中に組み入れるが、組み入れ後、分子にβ脱離を行い、一本鎖DNA切断をもたらし、2)主にG 2 /M期における細胞のアポトーシスおよび蓄積をもたらす細胞シグナル伝達作用のカスケードをもたらす。 これらの結果の両方は、細胞死または細胞分裂の停止のいずれかによる抗増殖活性をもたらす。 さまざまな構造を、トラベクテジンの類似体としてのそれらの可能性について試験した(表62参照)。 トラベクテジンは癌を治療するのに用いられ、その作用の態様は二本鎖DNAにおける特定のヌクレオチド配列の認識およびアルキル化によるものと考えられる。 これは特定の腫瘍遺伝子の転写を遮断し、最終的にはこれにおいてDNA損傷を引き起こす。 作用の部位は、化合物が中間イミニウム種によってグアニンN2原子をアルキル化する、二本鎖DNAの副溝であると考えられる。 同様のグアニンアルキル化剤(アントラマイシン)のX線構造とともに、標的の相互作用の文献モデルの複製を用い、類似体のフィールド類似性分析のテンプレートをもたらした。 さまざまな構造を、モテサニブ、経口的に生物学的に利用可能な抗癌剤候補の類似体としてのそれらの可能性について試験した(表63参照)。 これは血管内皮成長因子受容体1、2および3(VEGFR1〜3)、血小板由来成長因子受容体(PDGFR)および幹細胞増殖因子受容体(c−kit)を阻害する。 モテサニブのヒトVEGFR2のキナーゼドメインとの複合体の結晶構造(PDBエントリー3EFL)が発表され、これからのモテサニブの構造を分析のテンプレート構造としてそのまま用いた。 さまざまな構造を、サレデュタント、抗うつ剤および抗不安剤の類似体としてのそれらの可能性について試験した(表64参照)。 サレデュタントは、その通常の基質が物質K(タキキニンA)である、NK2受容体の阻害剤である。 入手可能なNK2受容体のX線構造はなく、よって類似体はフィールド分析のみにより評価した。 さまざまな構造を、不眠症、とくに入眠遅延の治療に用いられる、ラメルテオンの類似体としてのそれらの可能性について試験した(表65参照)。 これはメラトニンMT 1およびMT 2受容体の選択的アゴニストである。 ラメルテオンの参照形立体配座を5つのメラトニンMT 1 /MT 2アゴニスト(アゴメラチン、LY−156735、メラトニン、ラメルテオンおよびタシメルテオン)から生成し、これを用いて類似体のフィールド類似性スコアを決定した。 さまざまな構造を、リキシバプタン、心不全における一般的な低ナトリウム血症(低血中ナトリウムレベル)の治療として用いられているV2サブタイプのバソプレシン受容体の非ペプチドアンタゴニストの類似体としてのそれらの可能性について試験した(表66参照)。 とくにバソプレシンの入手可能なX線構造はない。 フィールド類似性分析のテンプレートは、文献からのいくつかのより大きな誘導体およびアンタゴニストの分析に基づいた。 [実施例90〜92の方法論] 細胞が健康かつ正常に増殖していることが確認されると、細胞をフラスコから細胞分離試薬を用いて移し、化合物のプロファイリングのため壁が白く底が透明な384ウェルマイクロプレートに播種した。 プロファイリングのため、細胞を1ウェル当たり細胞10000個の密度、20μLの総体積で播種し、化合物添加前に一晩付着および回収した。 培地はチャコール−デキストランでろ過した血清を含有し、存在するホルモンのレベルを低減した。 [アゴニストフォーマット] アゴニストモードで化合物をプロファイリングするため、細胞を化合物の存在下37℃で5時間インキュベートした。 [アンタゴニストフォーマット] EC80アゴニスト濃度をアゴニスト用量曲線から直接決定した。 アンタゴニスト決定のため、細胞をアンタゴニストでプレインキュベートした後、EC80濃度でアゴニストチャレンジを行った。 5μLの5X化合物を細胞に添加し、37℃で30分間インキュベートした。 5μLの6XEC80アゴニストを細胞に添加し、37℃で90分(EDG2およびEDG8については180分)間インキュベートした。 [シグナル検出] シグナル生成後、化学発光シグナル検出のためのPerkinElmer Envision(商標)装置でマイクロプレートを読み取った。 [データ分析] アゴニストモードについて、活性割合を以下の式を用いて計算した: [実施例93〜95の方法論] [プロトコル要約] [アッセイ感度] [細胞消失] [ミトコンドリア活性] 細胞に0.04、0.1、0.4、1、4、10、40および100μMの濃度で投与した。 アッセイを各濃度で3回繰り返した。 結果は以下のとおりだった: 両方の化合物が活性を示した。 化合物6aは化合物6bより高い活性を示した。 これは実施例48におけるインシリコ分析の予測に対応する。 細胞に0.02、0.05、0.2、0.5、2、5、20および50μMの濃度で投与した。 アッセイを各濃度で3回繰り返した。 結果は以下のとおりだった: 細胞にベキサロテンおよびZがCH=NOHである式102の化合物(化合物13a)を0.04、0.1、0.4、1、4、10、40および100μMの濃度で投与した。 細胞にZがCH=NOMeである式102の化合物(化合物13b)を0.02、0.05、0.2、0.5、2、5、20および50μMの濃度で投与した。 アッセイを各濃度で3回繰り返した。 結果は以下のとおりだった: 一連の化合物のインビトロ有効性をさまざまな菌株に対する活性について評価した。 すべての試験品を、輸送後、暗所に4℃で保存した。 使用の直前、約1mgの各化合物を正確に計量し、適切な体積のDMSOに溶解し、1.28g/Lのストック濃度にした。 [株] [株の再生および増殖] [接種源の調製] [MICアッセイ条件] [ステップ1:試験品の添加] [ステップ2:菌株の添加] [ステップ3:アッセイプレートのインキュベーション] [ステップ4:プレートの読み取り] [実施例97および比較例98の方法論] [方法] データをPHEARstar PLUSにより記録した。 データ取得および分析をExcel 2003およびGraphPad Prism 4を用いて行った。 各アッセイを各化合物について10回繰り返した。 シタグリプチン類似体をDPPIVの阻害剤としてのそれらの能力について試験した。 既知の阻害剤KR−62436も陽性対照として試験した。 試験した化合物のIC 50値は以下のとおりだった。 化合物24aはこのアッセイにおいて活性を示した。 化合物24bはこのアッセイでは顕著な活性を示さなかった。 これは上記実施例52において記載されるインシリコ分析における予測に対応する。 [比較例] 既知のレニン阻害剤Ac−HPFV−(Sta)−LF−NH 2を陽性対照として用いた。 試験した化合物のIC50値は以下のとおりだった: 8つの試験化合物濃度(0.001〜10μM;最終DMSO濃度0.5%)を組み換えヒトMAO−B(2μg/mL)でプローブ基質キヌラミン(25μM)の存在下25分間37℃でインキュベートした。 各試験化合物濃度を繰り返して評価した。 非選択的MAO阻害剤、トラニルシプロミンを陽性対照として試験化合物と一緒にスクリーニングした。 分析の定量化のための内部標準を含有するメタノールの添加により、反応を停止した。 クエンチした試料を4℃で10分間インキュベートし、4℃で10分間遠心分離した。 浮遊物を除去し、LC−MS/MSによりプローブ代謝物質4−ヒドロキシキノリンについて分析した。 一般的なCyprotex LC−MS/MS分析条件を用いた。 [試験化合物および陽性対照によるMAO−B活性の阻害(IC 50 、基質=キヌラミン25μM)] 6つの化合物を抗インフルエンザノイラミニダーゼ活性について評価した。 オセルタミビル感受性インフルエンザウィルスを、ノイラミニダーゼの化学発光基質(NA−XTD、Applied Biosystems)の存在下、化合物(8つの濃度、繰り返し)とインキュベートした。 反応を照度計で測定した。 対照として、ウィルスを化合物の非存在下、およびまた異なる濃度のオセルタミビル(オセルタミビルカルボン酸形態)の存在下でインキュベートした。 すべての試験化合物およびオセルタミビルを平行してアッセイした。 EC 50およびEC 90値は以下のとおりだった: 比較例について活性はみられなかった。 この化合物はインシリコ分析により不十分な活性を有すると予測された(実施例37参照)。 |