Combustor moisture ceramic igniter

申请号 JP11489294 申请日 1994-05-27 公开(公告)号 JP2641699B2 公开(公告)日 1997-08-20
申请人 インガーソル・ランド・カンパニー; 发明人 DEBITSUDO AARU SARUTSUMAN; JEIMUSU SHII PURINTON;
摘要
权利要求 (57)【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 a. 前端に一つの孔と後端に一つの孔を形成する細長い中空の耐火多孔性セラミックシエルと、 b. 前記シエルの中に伸び込んでおり、少なくとも一つの電気信号を伝え、前記シエルの前記前端に隣接して端子の端を有する電線機構と、 c. 前記電線の端子の端に接続されて前記シエルの前記前端から伸び出ている外部端を有する耐熱点火器チップと、 d. 前記シエルの内部で前記電線機構と前記点火器チップを固定し、前記前方端の孔を事実上密封する耐火セメントと、 e. 前記シエル内にあって前記後端に隣接して前記電線機構と前記セメントに接触し、前記後端の孔を事実上密封する耐火埋込み材料の柔軟な層と、 f. 事実上水分を透過させず、前記シエルの外表面をおおい、乾燥した水ガラスから成る無機質の非金属被膜と、 g. 前記電線機構を電気信号の源に接続する手段とを備える燃焼器用の耐湿点火器。
  • 【請求項2】 前記シエルがMg、Al、K、Ca、及びTi並びにそれらの混合物のシリケートから本質的に成る材料である請求項1に記載の点火器。
  • 【請求項3】 前記シエルが菫青石から本質的に成る請求項1に記載の点火器。
  • 【請求項4】 前記点火器チップがシリコンカーバイドであり、前記チップが前記外部端において接続された第1と第2の脚を持ったU形である請求項1に記載の点火器。
  • 【請求項5】 前記電線機構が a. 前記シエル内に伸び込んでおり、第1のろう付けパッドに接続された端子の端を備える第1の電線と、 b. 前記シエル内に伸び込んでいて第2のろう付けパツドに接続された端子の端を有する第2の電線とを備え、 c. 前記第1のろう付けパッドが前記点火器チップの前記第1の脚に接続されており、 d. 前記第2のろう付けパッドが前記点火器チップの前記第2の脚に接続されていることを特徴とする請求項4
    に記載の点火器。
  • 【請求項6】 前記電線機構が前記電線機構を高圧低電流の直流の第1の信号と低圧低電流の交流の第2の信号を前記点火器チップに交互に与える電力回路に電気的に接続する手段を備えている請求項5に記載の点火器。
  • 【請求項7】 前記耐湿被膜が前記シエルの前記前端及び前記後端並びに前記前端の孔にある前記セメントをおおっている請求項1に記載の点火器。
  • 【請求項8】 a. 前端に一つの孔と後端に一つの孔を形成する細長い中空の耐火セラミックシエルと、 b. 前記シエル内に伸び込んでおり、前記シエルの前記前端に隣接した端子の端を有する第1の電線機構と、 c. 前記シエル内に伸び込んでおり、前記シエルの前記前端に隣接した端子の端を有する第2の電線機構と、 d. 高圧低電流交流電気信号と低圧低電流直流電気信号を交互に送る前記第1及び第2の電線機構と、 e. 前記シエル内の第1の電線端子の端に接続された第1の脚と、前記シエル内の第2の電線端子の端に接続された第2の脚と前記シエルの前記前端から伸び出ている外部端を有するシリコンカーバイド耐熱点火器チップと、 f. 前記第1及び第2の電線機構と前記点火器チップを前記シエルの内部に固定し、前記前方端の孔を事実上密封する耐火セメントと、 g. 前記シエル内にあって、前記第1及び第2の電線機構と前記セメントに前記後端に近接して接触し、前記後端の孔を事実上密封する耐火埋込み材料の柔軟な層と、 h. 水分に事実上不透過性であり、前記シエルの外面をおおい、乾燥水ガラスから生じたカリウムシリケートから成る無機質非金属性被膜と、 i. 前記第1及び第2の電線機構を電気信号の源に接続する手段とを備える燃焼器用の耐湿点火器。
  • 【請求項9】 事実上水分を通さず無機質で非金属性の被膜を多孔質のセラミック基板に作る方法であり、 a. 多孔質のセラミック基板を用意する工程と、 b. 前記基板から水分を除去する工程と、 c. 前記基板に水ガラスの第1の液体被膜を塗布する工程と、 d. 前記基板から過剰な液体水ガラスを除去する工程と、 e. 前記基板に第1の事実上接触するシリケート被膜を与える ために イ. 空気雰囲気の電気炉内で約66〜82℃で約45分
    間の低温脱水工程とロ. 約104〜121℃で約45分間の中温脱水工程
    ハ. 約177〜204℃の少なくとも30分間の高温脱
    水工程とからなる前記液体水ガラス の硬化工程を含む被膜製作方法。
  • 【請求項10】 前記水ガラスが水に溶解性のカルシウムシリケートである請求項9に記載の方法。
  • 【請求項11】 前記基板がMg、Al、K、Ca、及びTiのシリケートから本質的になっている材料である請求項10に記載の方法。
  • 【請求項12】 前記基板が菫青石から本質的になっている請求項10に記載の方法。
  • 【請求項13】 a. 前記硬化工程によって生じたすべての気泡を前記シリケート被膜から除去する工程と、 b. 前記第1のシリケート被膜の上に水ガラスの第2の液体被膜を塗布する工程と、 c. 前記基板から過剰な液体水ガラスを除去する工程と、 d. 前記基板に第2の事実上接触しているシリケート被膜を与えるために液体水ガラスの前記第2の被膜を硬化させる工程とをさらに含む請求項12に記載の方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】セラミック材料で作られ、アスファルト舗装機械に付いているスクリードのような移動建設装置に付いている燃焼器において用いられる点火器に関し、さらに詳しくいえば、セラミック材料の分又は水による浸透に対する高い耐性をセラミック材料に与える被膜を上記のセラミック材料に与えることに関する。

    【0002】

    【従来の技術】アスファルト舗装機械が舗装機械のスクリードにおけるプロパンの点火を制御して燃焼を監視する自動点火及び安全停止装置を用いる。 従来の装置は、
    セラミック本体の中に入れられている(数ある構成要素の中の)シリコンカーバイド点火器要素を用い、リード線及び点火器要素を適所に保持するためにセラミック本体の中に耐火充填物を詰めている。 点火器は、装置の中で二つの機能を果たす。 それはプロパン燃料を点火するための抵抗加熱器として及び燃焼器における炎の存在を検出するために用いられる高圧信号の送信と受信のための手段として作用する。

    【0003】従来のセラミック材料は、非常に多孔性で水分を容易に吸収する。 装置の中の水分が、高圧検出信号を妨害する原因となり、燃焼器の熱と共同してシリコンカーバイドとリード線との間の電気的接続の腐蝕と早期の破損の原因となる。

    【0004】

    【発明が解決すべき課題】前述のことは、舗装機械のためのスクリードにある点火器のための現在のセラミック材料にあると知られている制限事項を例示している。 従って、上述の制限事項の一つ以上を解消することを目的とした代替品を提供することが有益であることは明らかである。 それ故に、あとでさらに完全に開示する特徴を備える適当な代替品を提供する。

    【0005】

    【課題を解決するための手段】本発明の一つの面において、これはセラミックシエルと、中にセラミックセメントを入れた電線と、シエルの一端に隣接して電線に接続された点火器チップと、シエルのもう一つの端において電線を止める柔軟な耐火埋込用樹脂と、シエルの表面に付けて水分に事実上不透過性である無機質の非金属シリケイト被膜と、電線に取付けられ点火器を電源に接続する電気コネクタとを備える点火器を提供することによって達成される。

    【0006】前述及びその他の面は、添付図面と併せて考慮するとき本発明の以下の詳細な説明から明らかになる。

    【0007】

    【実施例】図1は燃焼器3を取付けた従来のスクリード1を示している。 燃焼器3が作動しているとき、炎(図示なし)がスロート5の中にあって、スクリード1に付いている内部室7の中に入ってそれを加熱する。 スクリード1の詳細は周知であって、本発明の一部分を形成していない。

    【0008】燃焼器3は、点火器9に付いているシリコンカーバイドチップ13がスロート5の中に伸び込んでいる場所で入口11に取付けられている点火器9によってスロート5に最初に点火される。 プロパンと空気の混合物がスロート5を通って流れ、チップ13の抵抗加熱によって点火される。 抵抗加熱は、第1のリード線15
    によって電源から点火器9に運ばれる12V、1.8〜
    2.4A直流の電気信号によって生じる。 この電源のための回路は周知であり、本発明の一部分を形成していない。 一たん炎がつくと、炎は自動的に継続し、それ以上の点火は、点火器から必要としない。 点火後しばらくして(約8秒)、点火器9は、電気回路へ自動的に切替えられ、それによって点火器9が炎検知及び監視装置として使われる。 これは、高圧低電流(50〜100V、1
    〜2mA交流)の電気炎検知信号が電源からの第2のリード線17によって点火器9へ連続的に送られるということの理由で達成される。 スロート5に炎のあるときに、この検知信号は、点火器チップ13から炎を通ってスクリード1に衝突して接地に送られて、点火器9を通って戻されるが、検知信号は炎によって識別可能な形又は形状に整流される。 適当な検知装置と回路がこの整流された信号を受けて検出するために与えられる。 スロート5の中に炎がないときには、整流信号が受けられず、
    検知装置は「フレームアウト」信号を送って燃料を装置に送るのを自動的に停止する。 そのあとで、作業者は、
    燃焼器を再び始動させるために炎開始シーケンスを始めなければならない。 検知信号を発生して検出し、停止信号を送る電気回路は、周知であって本発明の一部分を形成していない。 点火器9における水分の存在は、炎検知信号の伝達を妨げ、「フレームアウト」信号が繰返し送り出されることになる。 この事情は、点火器9が水分を蒸発温度まで加熱するまで続く。

    【0009】次に図2を参照すると、点火器9は第1及び第2の絶縁されたリード線15、17が伸び込んでいる細長い中空の円筒形管状セラミックシエル20を備えているとして示されている。 シエル20は、Mg、A
    l、K、Ca、及びTiの耐火シリケート(又はそれらの混合物)を含むセラミック材料で構成されている。 その他の耐火材料は、シエル20が用途に対して必要な温
    度範囲で動作できる限り 、役に立つであろう。 シエル2
    0は、名称「モデル301Tミニ・イグナイタ」としてノートン・カンパニーによって耐火シエルとして供給される菫青石耐火材料であるのが好ましい。

    【0010】リード線15、17は、シエル20に軸方向に沿って伸びて、シエル20の前端22に隣接して端子の端16、18において終わっている。 各リード線の端子の端16、18は、それぞれろう付けパット24、
    26の一端にろう付けすることによるなどで接続されている。 U字形シリコーンカーバイドチップ13がろう付けなどによってろう付けパッド24、26の他方の端に接続されている。 チップ13の一方の脚25は、ろう付けパッド24にろう付けされ、チップ13の他方の脚2
    7は、ろう付けパッド26にろう付けされている。 脚2
    5、27は、チップ13の端子の端シエル20の外側で結合されている。

    【0011】リード線15、17、ろう付けパッド2
    4、26及び脚25、27は、シエル20の中で適当な温度抵抗特性を持った耐火セメント30によって固定されている。 セメント30は「ザウアアイゼン・エレクトロテンプ・セメント#8」の材料商品名を持っている米国ペンシルバニア州ピッッバーグのザウアアイゼン・セメント・カンパニーによって供給される耐火材料であるのが好ましい。 セメント30は、前端22において穴3
    1を密封し、前端22からシエル20の後端32に隣接しているが、 少し手前の位置まで伸びており、それによってくぼみ(又はウエル)34が後端32に設けられる。 くぼみ34は、適当な温度抵抗特性を有する柔軟な埋込樹脂の層36で満たされている。 層36は、孔33
    を後端32で密封する。 材料商品名「RTV 116」
    でGEカンパニーによって売られているシリコーン接着シーラントが好ましい。 埋込樹脂は、リード線15、1
    7に柔軟性を与えて、リード線がシエル20の中で動くようなときに、リード線にしわをよらせないようにする。 リード線15、17はテフロンで絶縁され、シエル20の外側でリード線は、なお、適当なフアイバグラスのスリーブ40の中に納められる。 リード線15、17
    は、適当な電気コネクタ42まで伸びている。

    【0012】次に図3を参照すると、本発明の防湿被膜52を付けているシエル20のセラミック基材50を示すシエル20を通る部分断面の倍率58倍の顕微鏡写真が示されている。 被膜52は、シエル20全体、前端2
    2とそこにあるセメント30及び後端32の上に殆ど接触している表面層を形成する。 埋込樹脂層36は後述のように被膜52を付けたのちに、くぼみ34に加えられる。 耐火セメント30も示されている。 ボイド53がシエル全体にわたって分布しており、シエル20を水分が浸透し易くしている。 被膜52は、母材50に結合された耐火、耐熱不透明層であるという特性を有するアルカリシリケート被膜である。 図4に見られるように、被膜52は、区分されている、すなわち母材50の表面58
    にほぼ垂直な方向に伸びる複数の極めて小さいき裂56
    を持っている。 これらのき裂56は、被膜52を円柱形にして、被膜52にある量の柔軟性を与えてシリケート材料の固有のもろさによるフレーキングとスポーリングを避けている。 表面58に平行である縦に伸びるき裂6
    0は、試料、調製によって機械的に生じさせられる。 母材50と層52の間の結合は、主に化学的であるが、幾らかの機械的結合が起こる可能性がある。

    【0013】被膜52を付ける本発明の方法を次に説明する。 当該技術で知られており、本明細書において「水ガラス」という水溶性アルカリシリケート溶液が種材料である。 登録商標「カジル #1」として米国ペンシルバニア州バレーフオージュのザ・ピー・キュー・コーポレーションの産業化学部によって売られているカリウムシリケート材料が好ましい。 この材料は以下の分析値を持っている。

    【0014】

    水ガラスは所望の粘度に水によって重量で50%薄められる。 図5に見られるように、この方法の好ましいモードが示されている。 シエル20は水分を取除くために1


    00℃以上に加熱される。 シエル20は、水ガラスの液体被膜を付けるた

    に浸される。 表面は圧縮空気によって過剰の水ガラスを吹き飛ばされて空気ふん囲気内の電気オーブンの中で硬化される。 硬化は、三つの段階、すなわち、約66〜82℃で約45分間の低温段階と、約104〜121℃で約45分間の中間温度段階と、約1


    77℃〜204℃で少なくとも30分間の高温段階で行われるのが好ましい。

    【0015】シエル20は、取扱いのため49℃以下に冷却され被膜があまり速く粘度が高くなり過ぎないように、最後の硬化作用を遅らせるようにする。 この点で粘度の高過ぎる被膜がシリケート被膜内の気泡を捕える。
    このような捕えられた気泡は、本明細書において「ガスアウト」という。 ガスアウトは研磨材料で研磨又はこすることによって取除かれる。 多孔性基板がシーラントを不均等に吸収する可能性があるので、被膜付けと硬化の過程は、完全な被膜を確実にするために、二つの被膜を表面に与えるように繰返されるのが好ましい。 しかし、
    この第2の被膜付け工程は被膜を付けられた部分の必要条件に従って選択的である。

    【0016】本明細書における好ましい水ガラスが水溶性カリウムシリケートであるが、カリウムシリケート水ガラスと同様の性質と組成を有する水溶性ナトリウムシリケート水ガラスを用いることが等価であろう。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】 本発明の点火器が付いている舗装用スクリードの一部分断面の略図である。

    【図2】 本発明の点火器の一部分断面の略図である。

    【図3】 本発明の被膜を付けた点火器の断面の倍率5
    8に拡大した顕微鏡写真である。

    【図4】 倍率511の図3と同様の図である。

    【図5】 本発明の被膜を付ける好ましい方法を示す流れ図である。

    【符号の説明】

    9 点火器 13 点火器チップ 15,17 リード線 20 シエル 24,26 ろう付けパッド 30 耐火セメント 36 埋込樹脂の層 40 フアイバガラス・スリーブ 50 被膜

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−20929(JP,A) 特開 昭55−98492(JP,A)

    QQ群二维码
    意见反馈