Significant compression resistance and the breaking energy and a method for producing a concrete member having the composition, and thereby obtain members

申请号 JP50331995 申请日 1994-06-30 公开(公告)号 JPH08500814A 公开(公告)日 1996-01-30
申请人 ブイゲ; 发明人 ウベール シェレジィ,マルセル; アントワーヌ ドュガ,ジェローム; エミール フェリックス リシャール,ピエール;
摘要 (57)【要約】 本発明は少なくとも400MPaの圧縮抵抗値と少なくとも1000J/m
2 の破壊エネルギーとを有するコンクリートの製造に関する。 実質的にセメント、細砂、不定形シリカ、粉砕 石英 、スチールウール、流動化剤および 水 を特定の割合で含む混合物を混練し、 固化 後に、このコンクリートを少なくとも250℃の 温度 で焼成する。 図面は本発明に従うコンクリートの微細構造を示す顕微鏡写真である。 本発明は、特に鋼鉄の代替となるコンクリート部材、例えばプレストレスドケーブルのアンカーヘッド部材を製造するためのものを提供する。
权利要求
  • 【特許請求の範囲】 1. 400MPa以上の圧縮抵抗値と1,000J/m 2以上の破壊エネルギーとを有するコンクリートを製造するに際して、重量部(p)で表す下記の割合で下記の成分: a)100pのポルトランドセメント; b)30pないし100p、好ましくは40pないし70pの、少なくとも1 50μmの粒径を有する紬砂; c)10pないし40p、好ましくは20pないし30pの、0.5μm未満の粒径を有する不定形シリカ; d)20pないし60p、好ましくは30pないし50pの、10μm未満の粒径を有する粉砕石英; e)25pないし100pN好ましくは45pないし80pの、スチールウール; f)流動化剤; g)任意的な他の添加剤; h)13pないし26p、好ましくは15pないし22pの水;を含む組成物を混合する過程と、固化後のコンクリートを、ほとんど全ての遊離水と吸着水および化学的結合水の少なくとも大部分を除去するために、少なくとも250℃の温度において、セメント水和生成物がゾノトライト(xonotlite)型の結晶性水和物に転化するに十分な時間をかけて硬化する過程とからなる方法。 2. 細砂が最大でも800μmの粒径を有するものである請求項1に記載の方法。 3. 細砂が150−400μmの範囲内の粒径を有するものである請求項2に記載の方法。 4. スチールウールが1mmないし5mm(粉砕機の切断格子の寸法)に粉砕された鋼鉄削り屑である請求項1ないし3のいずれか1項に記載の方法。 5. ステンレス鋼ウールを用いる請求項1および4のいずれかに記載の方法。 6. 上記組成物が重量で少なくとも0.6p、好ましくは少なくとも1.4p のスーパー可塑剤を含むものである請求項5に記載の方法。 7. 砂組成物が更に4mm−20mmの範囲、好ましくは10mm−14mm の範囲内の長さと、約500μmより小さく、好ましくは100−200μmの範囲内の直径を有する円筒状でかつ平滑な金属繊維からなり、この繊維の容量が固化後のコンクリートの容量の1ないし4%、好ましくは2ないし3%である請求項1ないし6のいずれか1項に記載の方法。 8. 前記組成物が実質的に重量でポルトランドセメントの100p当り:50 pの砂、23pのシリカ、39pの石英、2pのスーパー可塑剤、63pのスチールウール、および18pの水を含むものである請求項1ないし7のいずれか1 項に記載の方法。 9. コンクリートを、大気圧および大気湿度において250℃以上または好ましくは400℃以上の温度で硬化する請求項1ないし8のいずれか1項に記載の方法。 10.生コンクリートに、固化中に、5MPa以上、または好ましくは50M Pa以上の圧力を施す請求項1ないし9のいずれか1項に記載の方法。 11. 前記請求項1ないし8のいずれかl項に記載のコンクリートを製造するための組成物。 12. 前記請求項1ないし10のいずれか1項に記載の方法により製造されたコンクリート部材。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 著しい圧縮抵抗性と破壊エネルギーとを有するコンクリート部材を製造する方法 と組成物、およびそれにより得られる部材本発明は400MPa以上の圧縮強度と1,000J/m 2以上の破壊エネルギーを有し、予備成形または現場成形されたコンクリート部材の製造に関する。 本発明によれば、上記の成果を得るために、重量部をpで表す下記の成分: a)100pのポルトランドセメント; b)30pないし100pの、または好ましくは40pないし70pの、少なくとも150μmの粒径を有する紬砂; c)10pないし40pの、または好ましくは20pないし30pの、0.5 μm未満の粒径を有する不定形シリコン; d)20pないし60pの、または好ましくは30pないし50pの、10μ m未満の粒径を有する粉砕石英; e)25pないし100pの、または好ましくは45pないし80pの、スチールウール; f)流動化剤; g)任意的な他の添加剤; h)13pないし26pの、または好ましくは15pないし22pの;からなる組成物を混合により調製し、次いで固化の後、このコンクリートを250℃ またはそれ以上の温度において十分な時間硬化してセメント水和生成物をゾノトライト(xonotlite)型の結晶性水和物に転化し;これにより実質的に全ての遊離水と吸着水および化学的結合水の少なくとも大部分を除去する。 砂骨材、特にケイ酸質の砂の使用は、骨材/セメント、シリカおよび水のぺースト界面に高い結合強度を与える。 コンクリートはオートクレーブ中で硬化すると、(CaO SiO 2 ,H 2 O) 型のコンクリートの不定形水和物が(CaO) 5 (SiO2) 6 ,(H 2 O) 5の式で表されるトベルモライト(tobermorite)として知られる結晶性水和物に転化し得ることが知られている。 しかしこの技術は、トベルモライトが(CaO) 6 (SiO 26 (H 2 O) 1の式で表されるゾノトライトより5倍も多くの水を含むために上記課題を満足に解決するものとなっていない。 これに加えて本発明は、セメントの水和生成物の転化が圧と湿度とが大気条件下にありながら単に加熱するだけで達成される方法を提供しようとするものである。 本発明の好ましい具体例においては、(水銀多孔率計で測定して)0.01c m 3 /g未満の積算多孔率を有し、粉砕石英と、鋼鉄削り屑を粉砕して構成されたスチールウールを含みかつ固化後に、圧力と湿度が大気条件下において、十分な時間を要して250℃以上、そして好ましくは400℃以上の温度で硬化され、セメント水相生成物がゾノトライト型の結晶性水和物に転化したコンクリートが製造される。 加熱の間に発生する水蒸気は、コンクリートの多孔率が低いためにその中に残留する。 粉砕石英は、不定形水相物よりCaOに富んだ結晶性水和物の生成を促し、またスチールウールは、多孔中の水蒸気圧が最高になったとき変性過程にあるマトリクスに十分な強度を付与する。 上記の条件下に、捕捉された水蒸気は、コンクリートの中で不定形または半結晶性水和物をゾノトライトの結晶に転化するのに必要な水熱条件に達する。 硬化は一般に数時間を要して終了する。 熱硬化の典型的な進行状況を図1に示す。 実際上、硬化の進行はより高い温度を用いることによって促進することができる。 好ましい具体例において、本発明の方法は更に以下の1またはそれ以上の特徴を提供する: −重量で0.6pまたは好ましくは少なくとも1.4pのスーパー可塑剤を組成物に加えること。 −スチールウールとして、1mmないし5mm(粉砕機の切断格子の寸法)に粉砕した鋼鉄削り屑から製造したものを用いること。 −CPA、PMESまたはHTS(高シリカモジュラスセメント)型のポルトランドセメントを用いること。 −用いる細砂の粒径が800μm未満、更に好ましくは150−400μmの範囲内であること。 −コンクリートが固化中に5MPa以上の、好ましくは50MPa以上の圧縮圧で加圧されること。 直径が約500μmより小さく、長さが4mm−20mmの範囲である円筒状のかつ平滑な金属繊維がこの組成物に加えられたときは、相当程度に曲げ抵抗性と破壊エネルギーが改善される。 すなわち、141MPaの曲げ強度と3000 0J/m 2の破壊エネルギーが得られている。 この値は、通常のコンクリートで得られる値より200倍以上高く、また本発明に従いただし金属繊維を含まないコンクリートについて得られる値より15倍以上高い。 この高い破壊エネルギー値は、素材に重要な柔軟性(ductility)を付与する。 以下に図面を用いて本発明の実施例を示す。 添付の図面において: −図1は、硬化進行状況のグラフである; −図2は、本発明に従うコンクリート部材の水の減量の、硬化温度の関数としての曲線である; −図3は、本発明に従うコンクリート部材の圧縮抵抗の、残留水比の関数としての曲線である; −図4は、本発明に従うコンクリートの微細構造の走査型電子顕微鏡写真図である、また−図5は、ケーブルをプレストレスするための、本発明に従って得られるアンカーヘッド部材の外観図である。 実施例1 100重量部(p)のポルトランドセメント当り、以下の割合で成分を混合し実施例のコンクリートを調製した; 50pの細砂(粒径150μmないし400μm); 23pの不定形シリカ(粒径0.5μm未満); 39pの粉砕石英(粒径10μm未満); 2pのスーパー可塑剤(乾燥抽出物); 63pの3mm(粉砕機における切断格子の寸法)に粉砕されたAISI43 0ステンレス鋼削り屑(ジェルボア(Gervois)社販売);および 18pの水。 上記のスーパー可塑剤は例えばポリアクリレート、メラミン、またはナフタレン型のものであった。 これらの試料を異なる温度で硬化し、種々の試験片の乾燥度を測定した。 図2 の結果から、220℃まで、および250℃以上の硬化温度では乾燥度の増加が僅かであることがわかる。 一方、230℃ないし240℃の範囲では乾燥が急激である。 この温度は、不定形、半結晶性およびトベルモライト水和物がゾノトライトに転化したことに対応している。 従って転化が完全に起こることを可能にするためには、試料を250℃以上の温度で硬化させるべきである。 硬化条件は、鋼鉄削り屑が高水準の湿度を伴う高温度条件に曝される結果をもたらす。 セメントのマトリクス中に閉じ込められているにもかかわらず、カーボン鋼削り屑は激しく腐食される。 このような腐食がもたらす酸化鉄は試料の表面からも観察できる。 しかし、ステンレス鋼削り屑を用いれば腐食は著しく抑制され錆の痕跡が表面に全く現れない。 本発明のコンクリートの機械的性能は、型の中での固化の前または途中に、5 MPaないし50MPaの範囲内にある圧縮圧力を施すことによって改善することができる。 この加圧の目的は、空気を含むことによる試料の多孔性を排除し、また圧縮によって生コンクリートの含水率を低減することにある。 例えば、下表の結果が観察された。

    円筒を用いる測定で、市販のコンクリートの28日目における抵抗値を評価した。 普通コンクリートの圧縮強度は25MPaないし45MPaの範囲内にある。 いわゆる「高性能」コンクリートは50MPaないし60MPaの範囲内の強度を有する。 いわゆる「超高性能」コンクリートは100MPaを僅かに越えるか越えないか程度の強度を有する。 本発明のコンクリートについて得られた抵抗値は、400MPaないし680 MPaの範囲内にある。 ノッチ付きの4cm×4cm×16cm試験片についての3点曲げ試験では、 1,200J/m

    2ないし1,800J/m

    2の範囲内にある破壊エネルギーを測定することができる。 これに対して、普通コンクリート、高性能コンクリート、 および超高性能コンクリートはいずれも150J/m

    2未満の破壊エネルギーを有する。 直径7cm、高さ14cmの円筒状試料について試験したところ、加圧され4 00℃で硬化された試料は下記の結果を与えた。 図4は本発明の破壊されたコンクリートの微細構造の走査型電子顕微鏡写真である。 破壊はペースト−骨材界面からある距離を隔てて起こっていることが観察できる。 これは、この界面における高い結合強度を示している。 本発明に従って得られたコンクリートは、鋼鉄の代替として:ケーブルをプレストレスするためのアンカーへッド部材、発射体からの衝撃に対する防御板、… に用いることができる。

    実施例II破裂の機構に関する評価。 本発明のコンクリートの非常に高い引張強度は鋼鉄繊維の添加によって、また熱処理によって得られる。 破裂の機構に関して素材を評価するために、曲げ試験にかける元試料が必要である。 下記重量割合で成分を混合してコンクリートの各試料を調製した。 ポルトランドセメント、V型 1 シリカ(平均直径0.5μm) ジルコニウム工場で得られたもの 0.23 粉砕石英(平均直径4μm) 0.39 砂(最大平均直径0.5mm) 0.5 スチールウール(実施例Iと同様のもの) 0.25 鋼鉄繊維(長さ12.5mm、直径0.15mm) 0.4 スーパー可塑剤(乾燥抽出物) 0.02 水 0.2L スーパー可塑剤はポリアクリレートである。 混合物は高性能実験室混合機で調製する。 繊維とスチールウールの添加は注意深く行われなければならない。 繊維の凝集物は素材に構造破壊を起こす主な欠陥をもたらす。 コンクリートは、50Hzの周波数で振動しながらプリズム状の型に充填する。 曲げによる引張強度の評価に必要な無圧縮試料は、4×4×16cmの標準寸法を有する。 破壊エネルギー評価のための試料は、7×7×28の寸法を有する。 固化中に圧縮されたプリズム状試料の寸法は3×3×12cmである。 581 バールの圧力が施される。 離型後、各試料は90℃で硬化され次いで250℃で硬化される。 引張抵抗値は3点曲げ試験で測定される。 破壊エネルギーは、ノッチ付き試片について測定される。 この試験は、偏差の測定と、破壊エネルギーに対応する応力−変形曲線の下での表面の計測を可能にする適用強度の測定を必要とする。 結果を下に示す。

    実施例IIIケーブルをプレストレスするためのアンカーヘッド部材。 本発明に従うコンクリートを、型枠として用いる鋼鉄製の外側が円錐形の環状の型に注入して、22T15をプレストレスするのためのコンクリートアンカーヘッド部材を形成した(図5)。 アンカーヘッド部材に用いるコンクリートは下記の成分からなるものである。 ポルトランドセメントV型 1 シリカ微粉(平均直径0.7μm) 0.23 粉砕石英(平均直径10μm) 0.39 砂(平均直0.25mm) 0.5 スチールウール(実施例Iと同様のもの) 0.63 スーパー可塑剤(乾燥抽出物) 0.26 水 0.2L スーパー可塑剤はポリアクリレートである。 高性能混合機が最も微紬な添加素材の脱凝集を促進する。 この混合は以下の手順に従って6分間行われ、これは四つの主な過程に分割される。 0分 乾燥成分(繊維を除く)の混合開始 1分30秒 水と半量のスーパー可塑剤の添加 2分30秒 残り半量のスーパー可塑剤の添加 4分 繊維の添加 6分 混合終了 鋼鉄製円錐状円筒と型底とケーブルの通路のための切り取られた円錐状の保持部とからなる金属製の型が振動下にコンクリートで充される。 型の充填後、混合物はコンクリートが固化するまで圧縮される。 施こす圧力は約500バールである。 型底と保持部に用いた円錐状部材を取り外してアンカー部材を離型する。 離型されたアンカー部材は、90℃の中間過程からなる硬化サイクルと次いで250 ℃におけるサイクルにもたらされる。 対応する対照試料について測定した圧縮抵抗値は600MPa以上、最大67 3MPaの結果を与えた。 ケーブルをプレストレスするためのコンクリートアンカー部材は多くの改善をもたらす: −伝統的な鋼鉄製部材の成形加工に関して重要な節減がなされる、 −従来技術に比べ挟持チャックの接触が改善される、 −ある種の伝統的な鋼鉄製アンカー部材よりアンカーヘッド部材の合計重量がかなり軽減され、作業現場での使用に好適となる。 本発明は上記実施例に限定されるものではない。

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl. 6識別記号 庁内整理番号 FI C04B 14:48 A 7:24) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),AU,CA,FI,JP,K R,NO,RU (72)発明者 ドュガ,ジェローム アントワーヌ フランス国 78180 モンテニィ‐ル‐ブ レトーニュ リュ アルフレ ノベル 1

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