Mortar composition

申请号 JP52221795 申请日 1995-02-27 公开(公告)号 JPH10500093A 公开(公告)日 1998-01-06
申请人 トゥルーストーン・リミテッド; 发明人 スミス・トーマス・フレドリック; スミス・ロバート・ジョン; パリッシュ・ジョン・アンソニー・マイケル;
摘要 (57)【要約】 体積比で多数の砕石と少量の雲母粒子とを含む混合物、およびそれらの結合剤からなるモルタル組成物を提供する。 混合物は、なるべく体積比で1部の雲母に対し1.5〜8部、好ましくは2〜6部、さらに好ましくは2.5〜4部の砕石を含む。 石はサンドグレードが適しており、硬化時の表面が滑らかになるようにダストやフラウアグレードからなるさらに細かいものが好ましい。 例えば100μm粒径あるいはそれ以下のものが用いられる。 雲母は20〜100メッシュ粉末が適しており、膨張雲母からなるものが好ましい。 60メッシュ粉末のものが特に良い。
权利要求
  • 【特許請求の範囲】 1. 体積比で多量の砕石と少量の雲母とを含む混合物と、それらの結合剤とからなることを特徴とするモルタル組成物。 2. 前記混合物は、体積比で砕石1.5〜8部と雲母1部とからなることを特徴とする請求項1に記載のモルタル組成物。 3. 前記混合物は、体積比で砕石2〜6部と雲母1部とからなることを特徴とする請求項2に記載のモルタル組成物。 4. 前記混合物は、体積比で採石2.5〜4部と雲母1部とからなることを特徴とする請求項3に記載のモルタル組成物。 5. 前記砕石は、ダストあるいはフラウアグレードからなることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載のモルタル組成物。 6. 前記結合剤は、水硬性セメントであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載のモルタル組成物。 7. 前記水硬性セメントは、ポルトランドセメントであることを特徴とする請求項6記載のモルタル組成物。 8. 体積比で前記混合物2.5〜5部に対してセメント1部からなることを特徴とする請求項6または7記載のモルタル組成物。 9. 体積比で各雲母の部数に対してセメント2部以上からなることを特徴とする請求項7記載のモルタル組成物。 10. 体積比で各雲母の部数に対してセメント1部からなることを特徴とする請求項9記載のモルタル組成物。 11. 前記雲母は、20〜100メッシュ粒径であることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項記載のモルタル組成物。 12. 請求項1〜11のいずれか1項記載のモルタル組成物により成型されることを特徴とする人工石像。 13. 請求項1〜11のいずれか1項記載のモルタル組成物により基板にコーティングされることを特徴とする人工石像。 14. 請求項1〜11のいずれか1項記載のモルタル組成物により型の表面がコーティングされ、型の他の部分がコンクリート混合物あるいは他の充填剤により充填されることを特徴とする人工石像。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 発明の名称モルタル組成物 発明の分野 本発明は模造石材の製造に使用されるモルタル組成物に関し、特に型あるいは成形、および外側の漆喰として用いられるモルタル組成物に関する。 発明の背景 従来の砂および他の粗骨材を含むセメントモルタルおよびコンクリート混合物は2つの欠点を有する。 第1に、表面仕上げが粗く、そして表面を細かく型仕上げすることが困難である。 第2に、表面が風化し、セメント結合剤が浸食されると骨材が表面に現れ、表面がさらに荒れ、見栄えが悪くなる。 表面仕上げは石膏を用いて行うことができるが、しかし、すぐに雨により外観が悪くなる。 セメントに混ぜる粗骨材を細かいものに置き換えると硬化時に収縮を起こしクラックが発生する。 さらに、そのような材料は機械強度が低い。 高アルミナセメントと珪酸ナトリウムからなるレンガセメントにおける膨張雲母を含む絶縁材料がGB−A−1447591に開示されている。 この混合物は、体積比でレンガセメントの約2倍という高い比率で雲母が含まれている。 そして、その目的は、表面仕上げよりもむしろ絶縁性である。 顆粒の骨材と、レンガに光沢と輝きを与えるシリカ粉末と少量の微粉砕雲母とを含む結合剤との硬化した混合物からなるレンガがGB−A−1091766に開示されている。 石膏、含水石灰、微粉砕チョーク、石灰石、ドロマイトおよび骨材からなる仕上げ漆喰は、パーライトやバミキュライトを含み、最終的に構造や密度が変化することがGB−A−874280に開示されている。 骨材は、通常微粉砕あるいは繊維状材料であっても粗くなる。 発明の概要 本発明は、体積比で多数の砕石と少量の雲母粒子とを含む混合物、およびそれらの結合剤からなるモルタル組成物を提供する。 混合物は、なるべく体積比で1部の雲母に対し1.5〜8部、好ましくは2〜 6部、さらに好ましくは2.5〜4部の砕石を含む。 石はサンドグレードが適しており、硬化時の表面が滑らかになるようにダストやフラウアグレードからなるさらに細かいものが好ましい。 例えば100μm粒径あるいはそれ以下のものが用いられる。 雲母は20〜100メッシュ粉末が適しており、膨張雲母からなるものが好ましい。 60メッシュ粉末のものが特に良い。 モルタル組成物は重量比で砕石を70%以上含む。 結合剤は水硬化性セメントが好ましく、その組成は体積比で混合物1〜5部、 少なくとも2.5部に対し、水硬化性セメント約1部含むのが好ましい。 さらに好ましくは雲母の各部数に対し、水硬化性セメントが体積比で約1部含むのが適しており、2部以上含むのがさらに好ましい。 水硬化性セメントはポルトランドセメントが適しており、硬化剤の中の石の色が見えるように英国のブルーサークルセメントリミテッドから商標名“スノークリート”で売られているような白色ポルトランドセメントがさらに好ましい。 他には高分子結合剤が単独あるいは複合で用いられ、セメント結合剤として高分子材料の複合物が用いられている。 水が過剰な場合、成形体が乾く前にモルタルに対して1%の塩化カルシウムを加えると良い。 モルタルに可塑剤を加えると、高可塑性がシリコンの浸透性を減ずる。 混合物は乾燥硬化する。 このとき、圧縮し、こすることによって層のはがれを防ぐことができる。 この組成物は外装あるいは内装の漆喰に適用される。 例えば床面、タイル成形、ブロックやレンガの積み重ね、石造物の修理、型成形や表面飾り、墓石や壁飾りの成形などに用いられる。 最後の場合、型表面に逆様の文字を付け、個々の文字を集めることによって、繰り返して字を書くことができる。 これにより高品質で耐久性のある墓石や壁飾りができる。 したがって、熟練した石彫り職人や高価な石彫り機械が必要でなくなる。 同じように彫像は本発明の材料からなる型により得られる。 例えば石灰石、花崗岩、あるいは大理石のような異なるタイプの砕石を用いることにより、異なるタイプの石を模倣することができる。 これは石の修繕には非常に重要である。 硬化組成物は自然石と同じように正確に彫ったり、機械で切断したりすることができる。 微細砂あるいは微細石を用いることが可能である。 砂は下砂あるいは仕上砂であって、本発明の組成物に用いられる骨材はどのように解砕、粉砕されてもよい。 この組成物は染料や絵の具を加えることにより色を付けることができる。 そして例えば通常のレンガや土器のような異なる材料を模倣するのに適している。 本発明の組成物は特に屋根、壁、床のタイルに用いると良い。 屋根タイルに用いたとき、この組成物は使用において、粘土タイルと同じように風化する。 粘土タイルに勝る利点は焼かないので省エネルギーであること、そして所望の形状が得られることである。 この組成物からなるタイルはコンクリートタイルより外観がよいばかりでなく、さらに軽量である。 この組成物を切り出し、石タイルや粘土タイルに見せた手作り床タイルに用いると、焼かなくていいので製造費が下がる。 複合体の組成物はブラシやこてを用いてコーティングすることができる。 本発明の硬化後の組成物は耐火性を有し、装飾的である。 型や成形のとき、この組成物は型の内面に薄い層として用いたり、型の塊の場合には軽量充填物、あるいは例えばコンクリート複合体の他の充填剤と用いることができる。 その結果、成型は微細であり表面仕上げが繊細である。 結果として、この組成物は軽量建造ブロックのコートとして用いたり、安価な材料で高級平滑内装あるいは高質仕上げの外装が得られる。 この組成物は内装漆喰と同じように扱い、適用できる。 そして、適当な表面となる。 この組成物は硬化すると、自然石と同じように水に対する耐浸食性と耐腐食性を有する。 従って、石膏仕上げに比べて非常に硬度が高い。 この組成物の正確な組成比は使用目的に応じて選ばれる。 例えばセメント粉末の比率を変えることにより、材料の硬度は高くなりまた低くなる。 本発明は当分野の通常の知識を持つ者により適用可能である。 本発明の実施例を説明する。 (実施例1) 本実施例は体積比で粉末石灰石4部に雲母1部および白色ポルトランドセメント1部からなる。 あるいは、体積比で粉末石灰石3部に雲母1部および白色ポルトランドセメント1部からなる。 そして、水を加えることにより扱いやすいモルタルとなる。 本実施例は、レンガの上にこてによる通常の漆喰による方法で平坦仕上げと平滑な表面を得ることができる。 硬化後、石灰石のような平滑な表面になる。 材料はクラックや目立つ収縮がないので、レンガからはがれることはない。 石膏より機械的なダメージを受けにくいので、水蒸気や霜にさらされることによる影響は少ない。 本実施例では4部の石よりも3部の石の方が高硬度が得られた。 (実施例2) 実施例1で作製した成形物を12カ月大気にさらし、比較のために自然バスストーンも同じように試験した。 自然バスストーンは吸水性があるためカビおよびコケが生えるのが見られた。 本実施例の成形物は吸水性が低いためカビやコケの発生はほとんど見られなかった。 さらに、軽量コンクリートブロックの表面5m mを本実施例のモルタルで覆い、硬化後に彫ったところ、12カ月後に悪化は見られなかった。 (実施例3) 体積比で粉末ポルトランドストーン3部に雲母1部および白色ポルトランドセメント1部を含む組成物を硬化後24日以上の間、24時間サイクルの冷凍および解凍にさらす冷凍解凍試験を行った。 硬化後の試験片は軽量コンクリートブロックと、砂とセメントとの比が3:1のモルタルとの上に2mmと5〜10mm の層から成る。 最初水に漬け、12時間毎に−20℃で冷凍し、室温で解凍した。 自然バスストーンの試験片を本実施例の試験片に横付けし、冷凍解凍試験を行った。 試験後、本実施例の試験片には悪化は見られなかった。 これに比べて自然石は薄片に裂けた。 (実施例4) 体積比で粉末石灰石3部に対し粉末雲母1部および白色ポルトランドセメント1部からなるモルタルに重量比でセメントと石、雲母混合物と水との比を1.0 :2.79:0.94になるように水を加えた。 そして以下に示す試験結果が得られた。 乾燥収縮(1989、120巻、BS812の方法に基づく) - 0.060%以下 生密度 - 1965kg/m 3 硬化密度- 2005kg/m 3 曲げ強度 N/mm 2 (1987、EN196に基づく) 1日目 - 2.6 3日目 - 3.7 7日目 - 4.0 28日目- 4.4 圧縮強度 N/mm 2 (1987、EN196に基づく) 1日目 - 9.5 3日目 - 15.7 7日目 - 18.4 28日目- 25.7 初期表面吸水率ml/m 2 /s(1970、5巻、BS188 1で与えられたテストに基づく) 10分後 - 0.146 30分後 - 0.100 1時間後 - 0.072 2時間後 - 0.061 接着強度 N/mm 2 (2つの基板の表面に約5mm厚でこてによりモルタルを塗り、試験する。接着強度はエルコメーター接着試験により測定)(“エルコメーター” は商標) レンガに対して - 2.65 成型比に対して - 1.41 この結果から圧縮強度に比べて曲げ強度が高いということがわかる。 モルタルはクラックを生じる前に高いひずみを受ける。 乾燥収縮値は混合物の水分量から見て十分な値である。 水分量を減らせば収縮値は改良できる。 (実施例5) 下記により作製した組成物。 体積比で砕石3部に対し雲母1部およびポルトランドセメント1.5、 体積比で砕石3部に対し雲母1/2部およびセメント1部、 体積比で採石2.5部に対し雲母1部およびセメント1部。 それぞれの場合において、水を加え硬化後可能な限り硬度が高くなる最も少ない水分量を考慮した。 それぞれの混合物において、下塗りや成形の目的で満足が得られ、 硬化後の外観および強度で満足が得られた。

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