Membrane module unit for water treatment

申请号 JP2012066435 申请日 2012-03-22 公开(公告)号 JP2013193070A 公开(公告)日 2013-09-30
申请人 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd; 三井造船株式会社; 发明人 CHO TAKUJI; ONISHI IZUMI; OGAWA KAZUHIRO;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a membrane module unit for water treatment, which can be installed compactly by suppressing a height while increasing in a membrane area.SOLUTION: A plurality of spiral membrane modules 2, which is structured by housing a water collection pipe and a plurality of envelope-like membranes wound around an outer periphery of the water collection pipe in an outer cylinder and forming a raw water flow channel between the adjacent envelope-like membranes, are arranged side by side. The plurality of spiral membrane modules 2 arranged side by side are made as a set, and two sets 2A, 2B of the spiral membrane modules 2 are formed. A manifold connected to an inlet side or an outlet side of the raw water flow channels on one end sides of the spiral membrane modules 2 in the respective sets 2A, 2B serves as one common manifold 4 common to the respective sets, and the spiral membrane modules 2 of the respective sets 2A, 2B are connected to surfaces of the common manifold 4 opposite to each other, and other end sides of the respective sets 2A, 2B of the spiral membrane modules 2 are connected to manifolds 3, 3 for individual sets.
权利要求
  • 外筒内に、集水管と、該集水管の外周に巻回された複数の封筒状膜とを収容し、隣接する前記封筒状膜の間を原水流路としてなる複数のスパイラル膜モジュールと、前記スパイラル膜モジュールの両端部にそれぞれ接続され、それぞれ外部との間で原水の流出入を行うマニホールドとを備え、前記スパイラル膜モジュールの前記原水流路と前記マニホールドの内部との間で原水の流出入を可能とした水処理用膜モジュールユニットにおいて、
    複数並設された前記スパイラル膜モジュールを一組とし、該スパイラル膜モジュールの組を2組設け、
    各組における前記スパイラル膜モジュールの一端側の前記原水流路の入口側又は出口側に接続される前記マニホールドを各組で共通の1つの共通マニホールドとし、該共通マニホールドの相反する面に各組の前記スパイラル膜モジュールを接続すると共に、各組の前記スパイラル膜モジュールの他端側にそれぞれ組別マニホールドを接続してなることを特徴とする水処理用膜モジュールユニット。
  • 前記集水管の端部が開口する前記共通マニホールドと前記組別マニホールドの少なくともいずれかの内部に、配管によって形成された1つの処理水流路を設け、前記集水管の端部をそれぞれ前記処理水流路に接続したことを特徴とする請求項1記載の水処理用膜モジュールユニット。
  • 说明书全文

    本発明は処理用膜モジュールユニットに関し、詳しくは、膜面積を増大化しながらも高さを抑えてコンパクトに設置することができる水処理用膜モジュールユニットに関する。

    従来、船舶バラスト水中の生物を膜処理することによって除去する試みがなされている。 特にタンカーのような巨大船舶では、バラストタンクの容量も巨大となるため、バラスト水を膜処理する場合は膨大な量のバラスト水を短時間で処理する必要があり、このため船舶内に膨大な数の膜を備える必要がある。

    このため、本願出願人は、原水の流路を構成するマニホールドに対して複数本のスパイラル膜モジュールを接続した構造の水処理用膜モジュールユニットを提案している(特許文献1)。

    スパイラル膜モジュールは、集水管の外周に複数の封筒状膜が巻回されてなる構造体の外周を外筒で被覆した構造を有しており、複数本のスパイラル膜モジュールの両端部をマニホールドに原水の流出入が可能となるようにそれぞれ接続することで、一つの水処理用膜モジュールユニットを構成している。

    このような水処理用膜モジュールユニットによれば、大量の原水の膜処理を並列して行うことができて極めて効率的であり、省スペース化を図ることができる等の数々の利点を有している。

    特開2011−92824号公報

    膜モジュールユニットによって大量の原水を膜処理できるようにするには膜面積を増やすことが必要である。 このためには、膜モジュールユニットを多数ユニット設置する必要があり、膜モジュールユニットを横方向に並設することに加えて、図7に示すように、膜モジュールユニットを上下方向にも多段状に設置することによって、限られたスペースに可能な限りの膜モジュールユニットを設置することが求められている。

    なお、図7において、100は膜モジュールユニット、101は膜モジュールであり、複数本(図7では6本)の膜モジュール101が、原水側のマニホールド102と濃縮水側のマニホールド103との間に並設されている。 膜モジュールユニット100は、図7における紙面に垂直な方向にも多数並設されるので、多数の各マニホールド102、103との間で原水、濃縮水及び処理水の配管を集約できるようにするために、各モジュールユニット100は、膜モジュール101の長さ方向が上下方向に沿うように配置させて多段状に設置されている。

    しかしながら、膜モジュールユニットを多段状に設置する場合、当然のことながら設置高さが高くなり、例えば船舶内に設置してバラスト水を処理する場合には、船舶によっては天井壁との間のスペースが極めて狭小とならざるを得ない場合が発生する。 膜モジュールユニットは例えば膜モジュールの交換や補修等の定期的なメンテナンスが必要であり、メンテナンス作業員が膜モジュールユニットの上部からも作業を行わなくてはならない場合がある。 従って、膜モジュールユニットと天井壁との間のスペースが確保できないと、メンテナンス作業が困難となり、場合によってはメンテナンス作業が不可能となる問題がある。

    また、膜モジュールユニットを横向きに設置して使用する場合であっても、船舶内等の限られたスペースに設置する以上、横方向の寸法が小さく抑えられることが望ましいことはいうまでもない。

    よって、膜面積を増大化しながらもコンパクトに設置することができる膜モジュールユニットが望まれている。

    そこで、本発明は、膜面積を増大化しながらもコンパクトに設置することができる水処理用膜モジュールユニットを提供することを課題とする。

    本発明の他の課題は、以下の記載によって明らかとなる。

    上記課題は、以下の各発明によって解決される。

    (請求項1)
    外筒内に、集水管と、該集水管の外周に巻回された複数の封筒状膜とを収容し、隣接する前記封筒状膜の間を原水流路としてなる複数のスパイラル膜モジュールと、前記スパイラル膜モジュールの両端部にそれぞれ接続され、それぞれ外部との間で原水の流出入を行うマニホールドとを備え、前記スパイラル膜モジュールの前記原水流路と前記マニホールドの内部との間で原水の流出入を可能とした水処理用膜モジュールユニットにおいて、
    複数並設された前記スパイラル膜モジュールを一組とし、該スパイラル膜モジュールの組を2組設け、
    各組における前記スパイラル膜モジュールの一端側の前記原水流路の入口側又は出口側に接続される前記マニホールドを各組で共通の1つの共通マニホールドとし、該共通マニホールドの相反する面に各組の前記スパイラル膜モジュールを接続すると共に、各組の前記スパイラル膜モジュールの他端側にそれぞれ組別マニホールドを接続してなることを特徴とする水処理用膜モジュールユニット。

    (請求項2)
    前記集水管の端部が開口する前記共通マニホールドと前記組別マニホールドの少なくともいずれかの内部に、配管によって形成された1つの処理水流路を設け、前記集水管の端部をそれぞれ前記処理水流路に接続したことを特徴とする請求項1記載の水処理用膜モジュールユニット。

    本発明によれば、膜面積を増大化しながらもコンパクトに設置することができる水処理用膜モジュールユニットを提供することができる。

    一つの水処理用膜モジュールユニットの斜視図

    スパイラル膜モジュールの軸方向に沿う断面図

    図2の(iii)-(iii)線に沿う断面図

    水処理用膜モジュールユニットの縦断面図

    一つの水処理用膜モジュールユニットの別の実施形態を示す斜視図

    一つの水処理用膜モジュールユニットの更に別の実施形態を示す斜視図

    従来の水処理用膜モジュールユニットを多段状に設置した状態を示す図

    以下、本発明を実施するための形態について説明する。

    図1は、一つの水処理用膜モジュールユニットの斜視図、図2は、スパイラル膜モジュールの軸方向に沿う断面図、図3は、図2の(iii)-(iii)線に沿う断面図、図4は、水処理用膜モジュールユニットの縦断面図である。 ここでは水処理用膜モジュールユニットによってバラスト水を処理する場合について説明する。

    水処理用膜モジュールユニット(以下、単にユニットという。)1は、1列に並設された複数本のスパイラル膜モジュール(以下、単に膜モジュールという。)2と、これら膜モジュール2の両端部にそれぞれ接続されたマニホールド3、4とを有している。

    膜モジュール2は、処理水を集める集水管21と、該集水管21の外周に巻回状態で設けられた多数の封筒状膜22と、この集水管21の外周に封筒状膜22が巻回された構造体の外周を被覆する外筒23とを有している。 外筒23は、両端が開口する円筒形状のFRP製の筒状体であり、集水管21の長さ方向が外筒23の長さ方向と一致するように上記構造体を内部に収容している。

    各封筒状膜22内には、それぞれ封筒状膜22の張設状態を維持し、該封筒状膜22の内側に透過した処理水のためのスペースを形成する透過側スペーサ22aが設けられている。 封筒状膜22の内部は集水管21の内部と連通しており、該封筒状膜22を透過した処理水を集水管21に移送可能としている。 この封筒状膜22は、集水管21の外周面に放射状に取り付けられており、これらが集水管21に巻回されて該集水管21の外周に高密度に巻き付けられることによって、全体として集水管21を軸とする略円柱状を呈している。

    隣接する封筒状膜22の間には、封筒状膜22同士が密着して膜面積が狭くなることを防止すると共に集水管21と外筒23の間の隣接する封筒状膜22間に原水流路24を形成するためのスペーサ25が挿設されている。 原水流路24は、外筒23のいずれか一方端の開口が入口、他方端の開口が出口とされる。

    集水管21は、図2に示すように、一方端が閉鎖された閉鎖端部21aであり、他方端がバラスト処理水を排出するために開口した開口端部21bとされている。

    膜モジュール2は、複数本が並設されることによって一つの膜モジュール2の組を構成しており、この組が2A、2Bの2組設けられている。 ここでは各組2A、2Bがそれぞれ6本の膜モジュール2によって構成されているが、各組2A、2Bの並設本数は特に問わない。 好ましくは3〜20本の範囲であり、より好ましくは4〜15本であり、さらに好ましくは5〜10本である。 但し、効率的な処理を行う上で、膜モジュール2の並設本数は各組2A、2Bで同数とすることが好ましい。

    膜モジュール2の組2A、2Bは、各組2A、2B間の各膜モジュール2が長さ方向に直列するように配置されており、各組2A、2Bの相反する外側端部にそれぞれ組別マニホールド3、3が接続されていると共に、各組2A、2Bの対向する内側端部に一つの共通マニホールド4が接続されている。

    組別マニホールド3は、一側面が開放した直方体状の箱型を呈する本体31と、本体31の一側面を不図示のシール部材を挟んで開閉可能に被蓋する蓋体32とによって構成されている。 この組別マニホールド3は、ここではそれぞれ原水が供給されるマニホールドとして機能しており、内部は複数の膜モジュール2に共通の一つの原水室33を形成している。 本体31の長手方向に沿う一つの側壁面は、各膜モジュール2との接続面であり、該側壁面から円筒状に突出形成された膜モジュール2と同数の接続開口部34が並設されている。

    各組2A、2Bの各膜モジュール2のそれぞれ外側端部は、この接続開口部34に対して外筒23が水密状に接続される。 これにより、各膜モジュール2の内部の原水流路24は、外側端部において組別マニホールド3内の原水室33と連通している。 従って、各膜モジュール2の原水流路24における組別マニホールド3の原水室33に臨む側が原水の入口側とされる。

    なお、ここでは集水管21の閉鎖端部21a側が組別マニホールド3側となるように各膜モジュール2が配向されている。

    組別マニホールド3の本体31の長手方向の一方端部には、原水室33に対して原水を供給するための供給口35が形成されており、不図示の供給管と接続されることで、原水室33に原水を供給可能とされている。

    組別マニホールド3は、必要に応じて蓋体32を取り外すことにより、原水室33を開放することができ、内部の状態、例えば各膜モジュール2の外筒23との接続状態及びシール状態を直接確認することができるようになっている。 また、蓋体32は、蓋体32を取り外すことなく直接確認することが出来得る素材を用いることも好ましいことである。

    共通マニホールド4も、一側面が開放した直方体状の箱型を呈する本体41と、本体41の一側面を不図示のシール部材を挟んで開閉可能に被蓋する蓋体42とによって構成されている。 この共通マニホールド4は、ここでは各膜モジュール2によってろ過された後の濃縮水を受け入れるためのマニホールドとして機能しており、内部は各組2A、2Bの各膜モジュール2に共通の一つの濃縮水室43を形成している。 本体41の長手方向に沿う相反する側壁面は、各組2A、2Bの各膜モジュール2との接続面であり、各側壁面から円筒状に突出形成された膜モジュール2と同数の接続開口部44がそれぞれ並設されている。

    各組2A、2Bの各膜モジュール2の内側端部は、この接続開口部44に対して外筒23が水密状に接続される。 これにより、各膜モジュール2の内部の原水流路24は、内側端部において共通マニホールド4内の濃縮水室43と連通している。 従って、各膜モジュール2の原水流路24における共通マニホールド4の濃縮水室43に臨む側が原水の出口側とされる。

    なお、ここでは集水管21の開口端部21b側が共通マニホールド4側となるように各膜モジュール2が配向されている。

    共通マニホールド4の本体41の長手方向の一方端部には、濃縮水室43からの濃縮水を排出するための排出口45が形成されており、不図示の排出管と接続されることで、濃縮水室43から濃縮水を外部に排出可能とされている。

    各膜モジュール2の集水管21の開口端部2bは、共通マニホールド4の濃縮水室43に全て臨んでいる。 そして、この濃縮水室43内において、各集水管21の開口端部21bは、共通の1本の処理水流路5にそれぞれ接続されている。

    処理水流路5は、複数の配管を接続することによって形成されており、各集水管21の開口端部21bとそれぞれ接続することで、各集水管21内の処理水を各組2A、2Bで共通の一つの流路にまとめ、共通マニホールド4の他方端部に設けられた処理水出口46から外部に取り出すようになっている。

    共通マニホールド4は、必要に応じて蓋体42を取り外すことにより、濃縮水室43を開放することができ、内部の状態、例えば各膜モジュール2の外筒23との接続状態及びシール状態、更には、処理水流路5の接続状態及びシール状態を直接確認することができるようになっている。 また、蓋体42は、蓋体42を取り外すことなく直接確認することが出来得る素材を用いることも好ましいことである。

    このような構成からなるユニット1は、膜モジュール2の長さ方向が床面に対して上下方向に沿うように組別マニホールド3、3がそれぞれ上下に配置され、同一構成のユニット1が床面に対して横方向に多数並設される。 そして、各組別マニホールド3の供給口35からそれぞれ原水を供給すると、各組2A、2Bの各膜モジュール2内の原水流路24を流れる過程でろ過され、濃縮水が原水流路24を通って各組2A、2B共に共通マニホールド4の濃縮水室43に流入し、排出口45から排出される一方、処理水は各集水管21から濃縮水室43内の共通の処理水流路5に集められ、処理水出口46からユニット1外に取り出される。

    ユニット1は、各組2A、2B間のマニホールドを1つの共通マニホールド4で共用しているため、図7に示すように同一構成のユニットを上下方向に多段状に設置する場合に比べて、上下の膜モジュールの間に配置される1つのマニホールドの分だけユニット1全体のサイズ(高さ)はコンパクトになる。 このため、各組別マニホールド3、3間の寸法が小さく抑えられ、設置高さを縮小することができる。

    例えば、図7に示す上下2段のユニット構造とした場合、全体の高さhは3270mmとなったが、本発明によれば、これと同一長さの膜モジュール2を使用した場合でも、全体の高さHは2930mmで済むようになり、高さ寸法を抑えることができた。

    これは、単にマニホールドが1つ分減っただけではなく、各マニホールドに対して接続される配管類も簡素化できることにもよる効果である。 すなわち、図7のようにユニット100、100を上下に2段に設置した場合、間に配置されるマニホールド103、103に対してそれぞれ接続される配管同士の干渉を避けるため、上下のマニホールド103、103間にスペースが必要となる。 しかし、本発明によれば、上下の膜モジュール2の間に配置されるマニホールドは共通マニホールド4の1つだけであり、この1つの共通マニホールド4に対して配管を接続するだけで済むようになるため、図7の場合のようにマニホールド103、103にそれぞれ接続される配管同士の干渉を考慮する必要はなくなる。 このため、共通マニホールド4を図7のマニホールド103と同一サイズとしても、高さ寸法をマニホールド103の1つ分以上縮小することが可能となる。

    また、船舶内の高さスペースに余裕がある場合、本発明によれば、図7の場合に比べて1つのマニホールドが不要となった分だけ各膜モジュール2の長さを長くすることもできる。 膜モジュール2の長さを長くできることにより、各膜モジュール2の個々の膜面積を増大させることが可能となり、図7の場合に比べて膜処理量を増大させることができるようになる。

    以上説明したユニット1は、組別マニホールド3内に原水室33を形成し、共通マニホールド4内に濃縮水室43を形成し、この濃縮水室43内に処理水流路5を形成するようにしたが、図5に示すユニット10のように、組別マニホールド3、3内にそれぞれ濃縮水室33a、33aを形成し、共通マニホールド4内に原水室43aを形成するようにしても、全く同様の効果を得ることができる。

    ここでは、各膜モジュール2の集水管21の開口端部21bを、それぞれ組別マニホールド3、3側に配向させ、その各濃縮水室33a内にそれぞれ処理水流路5、5(図5においては図示せず)を配置している。 各組別マニホールド3、3における符号36は処理水出口であり、符号37は濃縮水の排出口である。 また、共通マニホールド4における符号47は原水の供給口である。

    なお、いずれのユニット1、10においても、集水管21の開口端部21bは、組別マニホールド3と共通マニホールド4のいずれに配向されていてもよく、処理水流路5は、集水管21の開口端部21bが配向された組別マニホールド3内、共通マニホールド4内又はその両方に形成すればよい。

    更に、図6に示すユニット11のように、原水の供給口35をいずれか一方の組別マニホールド3(図示下側)のみに設け、他方の組別マニホールド3(図示上側)のみに濃縮水の排出口37を設けるようにしてもよい。 この態様では、図示上側の組別マニホールド3内が濃縮水室43となり、図示下側の組別マニホールド3内が原水室33となり、共通マニホールド4内は図示下側の組別マニホールド3から供給されて図示下側の膜モジュール2を通過した濃縮水を更に図示上側の膜モジュール2に供給するための流路となる。 これによれば、原水の供給口35、濃縮水の排出口37及び処理水出口46をユニット11内にそれぞれ1つずつ設けるだけで済むため、配管接続数やバルブ数が減少し、設置作業も簡素化できる利点がある。

    以上の説明では、いずれのユニット1、10、11を縦に設置する場合を例示したが、これらを横向きに設置して使用してもよいことはもちろんである。 ユニット1、10、11を横向きに設置することで横方向の寸法が小さく抑えられ、横方向の設置スペースの低減を図ることができる。

    また、膜モジュール2による原水の処理は、膜面平行流を形成したいわゆるクロスフローによるろ過を行うものに限らず、濃縮水室側の流路を弁で閉鎖することによってデッドエンド方式による全量ろ過を行うようにしてもよい。

    1、10、11:バラスト処理用膜モジュールユニット(ユニット)
    2:スパイラル膜モジュール(膜モジュール)
    21:集水管 21a:閉鎖端部 21b:開口端部 22:封筒状膜 22a:透過側スペーサ 23:外筒 24:原水流路 25:スペーサ 3:組別マニホールド 31:本体 32:蓋体 33:原水室 33a:濃縮水室 34:接続開口部 35:供給口 36:処理水出口 37:排出口 4:共通マニホールド 41:本体 42:蓋体 43:濃縮水室 43a:原水室 44:接続開口部 45:排出口 46:処理水出口 47:供給口 5:処理水流路

    QQ群二维码
    意见反馈