Integrated adjustable backrest and the storage unit

（関連出願の相互参照）
本出願は、２０１０年６月２９日に出願され、本明細書に参照によって組み込まれる米国仮特許出願番号６１／３５９５４５の利益を主張する。

本発明は、一体型調整可能背もたれ及び収納ユニットに関する。

オートバイ及びスクータのような現存の自動二輪車は、運転者用の背もたれと独立した収納ユニットを備える。 運転者用の背もたれは、一般的には調整可能ではなく、十分な支持を提供していない。 さらに、独立した収納ユニットは、十分な収納空間を提供せず、さらに美学的見地からすると満足できるものではない。

本発明の具現化例に係る自動二輪車用調整可能背もたれ及び収納ユニットの具体例を示す図である。

後方向に移動された図１の自動二輪車用調整可能背もたれ及び収納ユニットの具体例を示す図である。

図１の自動二輪車用調整可能背もたれ及び収納ユニットの具体例に取り付けられる付加的な収納コンパートメントの具体例を示す図である。

図１は、本発明の具現化例に係る、オートバイ又はスクータのような自動二輪車１００用の調整可能背もたれ及び収納ユニットの具体例を示す。

ユニット１１０は、背もたれ及び収納ユニットの役割を果たす一体化ユニットである。 ユニット１１０は、いかなる大きさでも形状でもよいし、いくつかの具現化例にあっては、ユニット１１０は機能的さらには美学的見地から満足されるように設計される（例えば、ユニット１１０は自動二輪車の一体化部品とされる）。 ユニット１１０は調整可能とされる。 例えば、ユニット１１０は、運転者に快適な位置となるように、前方方向１２０或いは後方方向１４０に、例えばスライディンブ機構（図示せず）を介して移動可能とされるように、座席領域に係合する。 例えば、ユニット１１０の前面部１３０は、運転者用の背もたれとしての役割を果たす。

図２に示すように、運転者が自動二輪車１００に同乗者を乗せるとき、同乗者用の場所を確保するためにユニット１１０は後方方向１４０に運転者から離されて移動される。 この構成にあって、前面部１３０は、同乗者用の背もたれとして機能する。

図３に示すように、いくつかの具現化例にあって、付加的な収納コンパートメント３１０がユニット１１０に取り付けられる。

本発明の開示の後であれば、当業者は、前述したように機能させるために、ユニット１１０をどのように製造し、使用するのかを理解できるであろう。

ユニット１１０は、ブレーキライト、テールライト、方向指示器（すなわち、ターン信号器）、他の目的のための他のいかなるライト、或いはそれらのいかなる組み合わせを備えてもよい。

ユニット１１０は、典型的な収納ユニット１２０より大きいので、ユニット１１０の内側領域は収納領域として機能するだけでなく、数多くの他の機能を果たす。 例えば、ユニット１１０は、ステレオスピーカ及び／又は電力源を収納してもよい。 ユニット１１０は、有線の装置を収納するのにも用いられてもよい。 有線の装置が運転者／同乗者の背後のユニット１１０に収納されているので、有線の装置から運転者／同乗者（例えば、運転者／同乗者のヘルメット或いは服装）への線（コード）は、運転者／同乗者を邪魔することはない。 ユニット１１０は、無線装置を収納するのに用いられてもよい。 ユニット１１０は、電気的な接続にあって使用できる、アクセスしやすい様々なアイテムを容易に収納できる。

ユニット１１０は、さらに電気部品用の保護収納空間としての役割を果たすこともできる。 ユニット１１０は、ＧＰＳ及びBluetooth（登録商標）技術、衛星技術、及びアラームシステムを含む無線技術のような様々な技術及び／又は装置の自動二輪車上での使用を可能とする通信システムとして機能することもできる。

既存の収納ユニットとは異なり、本発明の具現化例に係る自動二輪車用の収納ユニットは、自動二輪車の外観を美学的な方法にて変形するため、自動二輪車の製造時に一緒に製造される。 例えば、図１及び２に示されるように、ユニット１１０は、自動二輪車１００の外観を美学的に変形する。

本発明の具現化例は、オリジナルイクイップメントマニュファクチャ（Original equipment manufacturer:ＯＥＭ（オー・イー・エム））又はアフターマーケットのいずれかによって自動二輪車に取り付けられてもよい。

本発明の具現化例は、プラスチック、金属、木、及び、制限されるものではないが、軽量、高強度、及び耐候性材料のいかなる組み合わせ、及び／又は自動二輪車の部品にて用いられるのと同一の材料も含む他の材料によって、製造される。 本発明の具現化例は、自動二輪車の外観に似るように塗装或いは色付けされる。

本発明の多数の変形及び他の具現化例が、発明が前述した説明及びその図面に示された教示の利益を持つのに関係する当業者によって想到されるであろう。 したがって、本発明は、開示された具体的な具現化例によって制限されるものでなく、さらに変形及び他の具現化例は、添付の特許請求の範囲内に含まれることを意図されていることを理解されたい。 専門用語が本明細書にて用いられるが、それらは一般的な描写の感覚のみにて用いられ、制限を目的としたものではない。

本明細書を通しての「具現化例」、「一具現化例」、或いは類似した趣旨への言及は、詳しい説明された特徴、構造、或いは特性が本発明の少なくとも一つの具現化例に含まれることを意味する。 したがって、フレーズ「一具現化例における」或いは本明細書を通して様々な場所に見られる同様の趣旨は、同一の具現化例を必ずしも言及するものではない。

さらに、説明された特徴、構造、或いは特性は、一つ以上の具現化例にあって適切な方法にて組み合わされてもよい。 前記の記述にあって、数多くの特有の詳細が、本発明の具現化例の理解のために提供されている。 当業者は、本発明の具現化例が、一つ以上の特有の詳細がなくとも、或いは他の方法、部品、材料などを用いて実行できることを認めるであろう。 他の具体例における、周知の構造、材料、或いは動作は、詳細の説明では図示或いは説明が省略されている。